JP2007033033A - 超音波流量計 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の超音波流量計では、両端が密閉された管体で流量を計測する場合は、管体の側部に計測液体流入口及び流出口を設けるために、流量が変更されるという問題がある。
【解決手段】 計測流体を流す配管7は直線流通部7aと、傾斜部7b及び7cとから構成され、直線流通部7aの直線延長線上に音響伝播媒体8、9が装着され、これらの音響伝播媒体8、9にそれぞれ音響レンズ10、11が装着され、これらの音響レンズ10、11の背部にそれぞれ超音波振動子12、13が装着され、音響レンズ10、11及び超音波振動子12、13はそれぞれ配管7の傾斜部7bとともに装着部材14、15に固定され、これらの装着部材14、15は配管7の直線流通部を保持する保持具16によって固定され、さらに、超音波振動子12、13に流量計測回路17が接続されている。
【選択図】図1
【解決手段】 計測流体を流す配管7は直線流通部7aと、傾斜部7b及び7cとから構成され、直線流通部7aの直線延長線上に音響伝播媒体8、9が装着され、これらの音響伝播媒体8、9にそれぞれ音響レンズ10、11が装着され、これらの音響レンズ10、11の背部にそれぞれ超音波振動子12、13が装着され、音響レンズ10、11及び超音波振動子12、13はそれぞれ配管7の傾斜部7bとともに装着部材14、15に固定され、これらの装着部材14、15は配管7の直線流通部を保持する保持具16によって固定され、さらに、超音波振動子12、13に流量計測回路17が接続されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、計測液体を流す配管の直線流通部を超音波振動子が装着されたレンズの間に装着して、計測流体の流量を計測するようにした超音波流量計に関するものである。
従来のこの種の超音波流量計としては、図2に示すように、管体1の密閉された両端部にそれぞれ圧電体振動子2、3が装着され、計測装置4の端子に圧電体振動子2、3が接続され、管体1の側部に計測液体流入口5及び計測液体流出口6を設け、計測液体流入口5から入れた計測液体が管体1を通って計測液体流出口6から流出し、管体1を流れる計測液体の流量を計測するように構成された装置が提案されている。
このように構成された図2の超音波流量計では、計測液体は計測液体流入口5から計測液体流出口6に流れるために、流量が変更され、又、計測液体が計測液体流入口5から管体1に流入され、計測液体流出口6から流出されるために、圧力損失が生じ、計測液体の正確な流量が計測できないという問題がある。
特願2003−16972
解決しようとする問題点は、従来の超音波流量計では、両端が密閉された管体で流量を計測する場合は、管体の側部に計測液体流入口及び流出口を設けるために、流量が変更されるという問題がある。
本発明では、配管はと計測流体を一方向に流す直線流通部及び直線流通部の端部に傾斜部を設け、音響伝播媒体は配管の直線流通部を挟んで傾斜部の側面にそれぞれ装着され、音響レンズは音響伝播媒体にそれぞれ装着され、超音波振動子は音響レンズの背部にそれぞれ装着され、2つの装着部材と音響レンズ及び超音波振動子をそれぞれ装着し、保持具は2つの装着部材を連結し、配管の直線流通部を保持し、流量計測回路は超音波振動子と電気的に接続されている。
本発明の超音波流量計では、超音波振動子が装着された音響レンズの間に計測流量が一方向に流れる直線流通部を持つ配管を装着し、この直線流通部を流れる計測流体を傾斜部で斜めに流通するように構成することにより、計測流体が直線流通部で流通損失を生じないように構成し、流速及び流量を精度良く計測することができるという利点がある。
本発明では、超音波振動子を装着した音響レンズの間に計測流体を流す配管の直線流通部を装着し、直線流通部の端部から斜めに傾斜部を装着して、計測流体が直線流通部で流通損失が生じないように構成し、音響レンズに音響伝播媒体を装着して、超音波振動子から照射された超音波を有効に送受信することができ、流量計測回路により計測流体の流量を正確に計測することができる。
図1は本発明の実施例の超音波流量計の側面断面図で、計測流体を流す配管7は直線流通部7aと、傾斜部7b及び7cとから構成され、直線流通部7aの直線延長線上に音響伝播媒体8、9が装着され、これらの音響伝播媒体8、9にそれぞれ音響レンズ10、11が装着され、これらの音響レンズ10、11の背部にそれぞれ超音波振動子12、13が装着され、音響レンズ10、11及び超音波振動子12、13はそれぞれ配管7の傾斜部7bとともに装着部材14、15に固定され、これらの装着部材14、15は配管7の直線流通部を保持する保持具16によって固定され、さらに、超音波振動子12、13に流量計測回路17が接続されている。
このように構成された本実施例の超音波流量計では、配管7に計測液体が流されているときに、一方の超音波振動子12に流量計測回路17から発振信号が入力されると、超音波振動子12から照射された超音波は、音響レンズ10によって収束され、音響伝播媒体8を通り、配管7の直線流通部7aを通って他方の音響伝播媒体9から音響レンズ11で収束され、超音波振動子13で受信するとともに、他方の超音波振動子13に流量計測回路17から発振信号が入力されることにより超音波振動子13から超音波が照射され、この超音波は音響レンズ11で収束されて音響伝播媒体9を介して配管7の直線流通部7aを通り、一方の音響伝播媒体8を通り、音響レンズ10で収束されて超音波振動子12に入力されることを交互に繰り返すことにより、一方の超音波振動子12から発生した超音波が他方の超音波振動子13に到達する時間と他方の超音波振動子13から発生した超音波が一方の超音波振動子12に到達する時間との時間差により、配管7の直線流通部7aを流れる計測流体の流量及び流速を流量計測回路17で計測することができる。
なお、上記実施例において、配管7の傾斜部7b、7cを互いに反対方向に流れるように形成しているが、傾斜部7b、7cの角度が開くようにして同じ方向に突出するように構成してもよい。
7 配管
8、9 音響伝播媒体
10、11 音響レンズ
12、13 超音波振動子
14、15 装着部材
16 流量計測回路
8、9 音響伝播媒体
10、11 音響レンズ
12、13 超音波振動子
14、15 装着部材
16 流量計測回路
Claims (3)
- 計測流体を一方向に流す直線流通部及び該直線流通部の端部に傾斜部とを設けた配管と、前記配管の前記直線流通部を挟んで前記傾斜部の側面にそれぞれ装着された音響伝播媒体と、該音響伝播媒体にそれぞれ装着された音響レンズと、該音響レンズの背部にそれぞれ装着された超音波振動子と、前記音響レンズ及び前記超音波振動子をそれぞれ装着する2つの装着部材と、該2つの装着部材を連結し、前記配管の前記直線流通部を保持する保持具と、前記超音波振動子と電気的に接続された流量計測回路とからなることを特徴とする超音波流量計。
- 前記配管の傾斜部は対向する側に突出していることを特徴とする請求項1記載の超音波流量計。
- 前記配管の傾斜部は同方向に突出していることを特徴とする請求項1記載の超音波流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005212041A JP2007033033A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 超音波流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005212041A JP2007033033A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 超音波流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007033033A true JP2007033033A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37792504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005212041A Pending JP2007033033A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 超音波流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007033033A (ja) |
-
2005
- 2005-07-22 JP JP2005212041A patent/JP2007033033A/ja active Pending
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