JP2006088921A - 車両用空調装置 - Google Patents

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嘉徳 荒木
Kazufumi Yomo
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Abstract

【課題】 スライドドアの作動スピードを可変するための構成を簡素化することが可能な車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】 空調ケース21に設けられたフェイス開口部31およびフット開口部32は、2枚のスライドドア40、50により開閉されるようになっている。2枚のスライドドア40、50の係合ピン42、52は、ドアシャフト60の溝ピッチが異なる領域61A、61Bを有する螺旋溝61に係合している。これにより、ドアシャフト60の回転に伴ない2枚のスライドドア40、50を各領域61A、61Bの溝ピッチに対応した速度で個別にスライド動作することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ケースに設けられた開口部をスライドドアによって開閉する車両用空調装置に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された車両用空調装置がある。この車両用空調装置では、ケース内に、加熱用熱交換器を流れる空気を流通する加熱用開口部と加熱用熱交換器をバイパスする空気を流通する冷却用開口部とが並設され、1枚のスライドドアを両開口部に沿ってスライドさせ、両開口部を通過する風量割合を調整するようになっている。
そして、スライドドアの作動スピードをスライド方向の両端部と中央部とで可変するようになっている。最大冷房側の領域および最大暖房側の領域では温調手段の操作量に対してスライドドアの移動量を小さくして(ほぼ零にして)吹出空気温度をほぼ一定に維持し、中間温度領域では温調手段の操作量に対してスライドドアの移動量を略1対1の関係で直線的に変化させて吹出空気温度を良好に変更制御できるようになっている。
特開平8−282247号公報
しかしながら、上記従来技術の車両用空調装置では、スライドドアの作動スピードを可変するためのリンク機構等の構成が複雑になるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、スライドドアの作動スピードを可変するための構成を簡素化することが可能な車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
空気通路を形成するケース(21)に設けられ、空気を流通する開口部(31、32)と、
開口部(31、32)を開閉するスライドドア(40、50)と、
外周面(60a)に螺旋溝(61)を形成したシャフト部材(60)と、
スライドドア(40、50)に設けられ、螺旋溝(61)に係合する係合ピン部材(42、52)とを備え、
シャフト部材(60)の回転に応じてスライドドア(40、50)をスライドし開口部(31、32)を開閉する車両用空調装置であって、
螺旋溝(61)は、シャフト部材(60)の軸方向において異なる複数の溝ピッチ(PA、PB)を有することを特徴としている。
これによると、スライドドア(40、50)の係合ピン部材(42、52)が係合している螺旋溝(61)の溝ピッチにより、シャフト部材(60)の回転に伴なうスライドドア(40、50)の作動スピードを制御できる。したがって、異なる複数の溝ピッチ(PA、PB)を有する螺旋溝(61)を形成したシャフト部材(60)という簡単な構成により、スライドドア(40、50)の作動スピードを可変することができる。
また、請求項2および請求項3に記載の発明は、以下に記す課題を解決するためのものである。
従来技術として、例えば図9に示すような車両用空調装置が知られている。この車両用空調装置では、フェイス吹出口に繋がるフェイス開口部31とフット吹出口に繋がるフット開口部32とが空調ケース21に並設されており、1枚のスライドドア940により両開口部31、32を開閉するようになっている。
しかしながら、上記従来技術の車両用空調装置では、図9に示すように、空調ケース21に設けたフェイス開口部31とフット開口部32とから同時に空気を吹き出すバイレベルモード時には、1枚のスライドドア940の両側においてフェイス開口部31とフット開口部32とが開口する。したがって、フェイス開口部31には主に蒸発器22で冷却された冷風が冷風バイパス通路25を介して流入し易く、フット開口部32には主にヒータコア23で加熱された温風が流入し易い。
このように、並設された2つの開口部の互いに離れた側を開口すると、両開口部を流通する空気を良好に混合し難くなる。したがって、上記従来例の場合には、フェイス開口部(第1開口部)31を流通する空気とフット開口部(第2開口部)32を流通する空気との温度差が大きくなり過ぎる場合がある。
この不具合を解消する方法として、両開口部31、32を、面積が開口部開口面積の半分であるスライドドア2枚を個別にスライドして開閉するという方法がある。ところが、複数枚のスライドドアを個別にスライドするためには、一般的に駆動手段としてのアクチュエータも複数必要であり、コストが増大するという問題がある。
これに対し、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、
開口部(31、32)は、第1開口部(31)と第1開口部(31)に並設された第2開口部(32)とからなるとともに、
スライドドア(40、50)は、複数設けられ、
第1開口部(31)および第2開口部(32)に同時に空気を流通するときには、複数のスライドドア(40、50)は、第1開口部(31)および第2開口部(32)の互いに近接した側を開口することを特徴としている。
これによると、第1開口部(31)および第2開口部(32)に同時に空気を流通するときには、両開口部(31、32)を流通する空気を混合し易く、第1開口部(31)および第2開口部(32)を流通する空気の温度差を抑制することが容易である。
また、請求項3に記載の発明では、
複数のスライドドア(40、50)は、第1開口部(31)および第2開口部(32)の並び方向に並設された2枚のスライドドア(40、50)であり、
シャフト部材(60)は、両開口部(31、32)の並び方向に延設されるとともに、軸方向中央部に形成された第1溝ピッチ領域(61A)と、第1溝ピッチ領域(61A)の軸方向両端部側に形成され第1溝ピッチ領域(61A)より溝ピッチが小さい第2溝ピッチ領域(61B)とを有し、
2枚のスライドドア(40、50)により第1開口部(31)および第2開口部(32)の一方を開口し他方を閉塞した状態から、第1開口部(31)および第2開口部(32)を同時に開口するときには、一方のスライドドア(40)の係合ピン部材(42)を第1溝ピッチ領域(61A)の螺旋溝(60)に係合させて一方のスライドドア(40)をスライドさせ、他方のスライドドア(50)の係合ピン部材(52)を第2溝ピッチ領域(61B)の螺旋溝(60)に係合させて他方のスライドドア(50)を略停止状態とすることを特徴としている。
これによると、共通のシャフト部材(60)の回転に応じて、2枚のスライドドア(40、50)が、第1開口部(31)および第2開口部(32)の一方を開口し他方を閉塞した状態、および両開口部(31、32)の互いに近接した側を開口した状態を容易に形成することができる。したがって、1つの駆動手段(100)により駆動されるシャフト部材(60)により2枚のスライドドア(40、50)を個別にスライド動作することが可能である。
また、請求項4に記載の発明では、第1開口部(31)および第2開口部(32)は、車室内の異なる吹出口から吹き出す空気をそれぞれ流通する開口部(31、32)であることを特徴としている。
これによると、異なる吹出口から吹き出される空気の温度差が大きくなり過ぎることを抑制でき、乗員に不快感を与え難い。
また、請求項5に記載の発明のように、第1開口部(31)および第2開口部(32)が、車室内の乗員の頭部側に向けて吹き出す空気をフェイス開口部(31)および車室内の乗員の足元側に向けて吹き出す空気を流通するフット開口部(32)である場合には、バイレベル吹出モード時に、車室内の乗員の頭部側に向けて吹き出す空気と足元側に向けて吹き出す空気の温度差が大きくなり過ぎることを抑制でき、空調フィーリングの悪化を確実に防止することができる。
また、請求項6に記載の発明では、
ケース(21)内を流通する空気を加熱する加熱用熱交換器(23)と、
ケース(21)内を流通する空気を加熱用熱交換器(23)をバイパスして流すバイパス通路(25)とを備え、
開口部(26、27)は、加熱用熱交換器(23)を流れる空気を流通する加熱用開口部(26)、およびバイパス通路(25)に流れる空気を流通する冷却用開口部(27)であることを特徴としている。
これによると、加熱用開口部(26)および冷却用開口部(27)を開閉するスライドドア(291、292)の作動スピードを容易に可変することができる。したがって、簡単な構成によって所望の冷温風割合調節が可能である。
また、請求項7に記載の発明では、シャフト部材(60)は、スライドドア(40、50)のスライド方向に直交する方向の略中央に配置されていることを特徴としている。
これによると、スライドドア(40、50)のバランスが取りやすく、スライド動作をスムースに行なうことができる。
また、請求項8に記載の発明では、スライドドア(40、50)に立設され、シャフト部材(60)の外周面に沿うように配置されたガイド部材(43、53)を備えることを特徴としている。
これによると、スライドドア(40、50)の係合ピン部材(42、52)がシャフト部材(60)の螺旋溝(61)から脱離することを防止することが可能である。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施形態における車両用空調装置の室内ユニット1の概略構成を示す縦断面図であり、図2は図1における概略上面(A視面)図、図3は図2の側方側から見た要部断面図である。
なお、本実施形態の車両用空調装置は、例えば座席が3列以上設けられて車室内が比較的大きいワンボックス車やRV車等の後席側空間を空調する後席用空調装置に係るものである。
図1に示すように、本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット1は、車両後方部の床面近傍位置において車両外壁と車両内壁との間に図1に示す姿勢で設置され、大別して、送風機ユニット10と空調ユニット20との2つの部分が並設されている。
送風ユニット10は、室内ユニット1内部に車室内後部の内気を吸引するためのものであって、車両幅方向(図1の紙面表裏方向)に図示しない内気吸入口が形成されている。
送風ユニット10には、電動送風機11が備えられている。この送風機11は、遠心多翼ファン12と、ファン駆動用モータ13とを有し、遠心多翼ファン12はスクロールケーシング14内に配置されている。送風ユニット10のスクロールケーシング14の空気流れ下流側には、スクロールケーシング14出口から延びる流路を構成するダクト部15が形成されている。このダクト部15は、送風ユニット10から送風された送風空気を後述する蒸発器22に導入するためのものである。このダクト部15により送風ユニット10の出口部が空調ユニット20の入口部に接続されている。
空調ユニット20は、1つの共通の空調ケース(本発明におけるケースに相当)21内に蒸発器(冷房用熱交換器、冷却用熱交換器)22とヒータコア(暖房用熱交換器、加熱用熱交換器)23とを内蔵するタイプのものである。
空調ケース21はポリプロピレンのような、ある程度弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなり、分割された複数のケースからなる。この分割されたケースは、上記熱交換器22、23、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空調ケース21を構成する。
なお、本実施形態では、空調ケース21は、スクロールケーシング14、ダクト部15とともに一体的に成形されている。
空調ケース21最下方部の前方側の部位には、空気流入口24が設けられ、この空気流入口24には、前述の送風機ユニット10から送風される空気がダクト部15を介して流入する。
空調ケース21内において、空気流入口24直後の部位に蒸発器22が空気通路の全域を横切るように配置されている。この蒸発器22は周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空気から吸収して、空気を冷却するものである。
そして、蒸発器22の空気流れ下流側(車両上方側)に、所定の間隔を開けてヒータコア23が隣接配置されている。このヒータコア23は、蒸発器22を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に高温のエンジン冷却水(温水)が流れ、この冷却水を熱源として空気を加熱するものである。
また、空調ケース21内で、ヒータコア23の図中右方側(車両後方側)部位には、このヒータコア23をバイパスして空気(冷風)が流れるバイパス通路である冷風バイパス通路25が形成されている。そして、ヒータコア23車両下方側においてヒータコア23を通過する空気が流入する加熱用開口部26、および冷風バイパス通路25上流端の冷却用開口部27には、ヒータコア23を通る空気(温風)と冷風バイパス通路25を通る空気(冷風)の風量割合を調整するエアミックスドア28が配置されている。
本実施形態のエアミックスドア28は、加熱用開口部26を開閉するドア28aと冷却用開口部27を開閉するドア28bとからなり、両ドア28a、28bは、それぞれ回転軸の両側に平板状のドア板部を有する所謂バタフライドアとしている。
ヒータコア23および冷風バイパス通路25の下流側(車両上方側)の部位には、冷風バイパス通路25からの冷風とヒータコア23からの温風とを合流させて、冷風と温風とを混合させる冷温風混合空間30が形成されている。
空調ケース21の上面部において、車両後方側の部位には、フェイス開口部(第1開口部に相当)31が開口している。このフェイス開口部31は冷温風混合空間30から温度制御された空気が流入するものである。フェイス開口部21は、図示しないフェイスダクトを介して後席用フェイス吹出口に接続され、この吹出口から車室内後席側の乗員頭部に向けて風を吹き出す。
また、空調ケース21の上面部において、フェイス開口部31の車両前方側には、フェイス開口部31に並んでフット開口部(第2開口部に相当)32が開口している。このフット開口部32も冷温風混合空間30から温度制御された空気が流入するものである。フット開口部32は、図示しないフットダクトを介して後席用フット吹出口に接続され、この吹出口から車室内後席側の乗員足元に向けて風を吹き出す。
フェイス開口部31およびフット開口部32は、2枚のスライドドア(第1スライドドア40および第2スライドドア50)により開閉される。第1スライドドア40および第2スライドドア50は、ドアシャフト(シャフト部材)60を介して、共通の(1つの)駆動手段であるサーボモータ100によりスライド作動するようになっている。
図2に示すように、第1スライドドア40と第2スライドドア50とは同一の構造をなしているので、第1スライドドア40でスライドドア単体の構造を説明する。
図3に示すように、第1スライドドア40は、平板状のドア部41と、ドア部41の下面において幅方向(スライド方向に直交する方向)の中央に突出した係合ピン(係合ピン部材)42と、ドア部41の下面において係合ピン42の幅方向両側に係合ピン42より下方側にまで立設したガイドリブ(ガイド部材)43とにより構成されている。
詳細図示は省略しているが、ドア部41は樹脂製(本例ではポリアミド樹脂製)の枠体をフィルム部材で覆って形成されており、係合ピン42およびガイドリブ43はドア部41の枠体に一体成形されている。
第2スライドドア50は、第1スライドドア40と同様に、ドア部51、係合ピン52、およびガイドリブ53により構成されている。
一方、ドアシャフト60は、樹脂製(本例ではポリアセタール樹脂製)の円柱体をなし、外周面60aには両スライドドア40、50の係合ピン42、52が係合するための螺旋溝61が形成されている。
図2に示すように、螺旋溝61は、ドアシャフト60の軸方向の中央部と両端部とでは異なる溝ピッチで形成されている。具体的には、螺旋溝61は、ドアシャフト60の中央部の第1溝ピッチ領域61Aでは溝ピッチPAで形成され、ドアシャフト60の両端部側の第1溝ピッチ領域61Aに隣接する第2溝ピッチ領域61Bでは溝ピッチPBで形成されている。そして、第1溝ピッチ領域61Aの溝ピッチPAは、第2溝ピッチ領域61Bの溝ピッチPBに対し、約5倍としている。
図2に示すように、前述のフェイス開口部31とフット開口部32とは略同一の矩形状に形成されている。また、ドア部41、51も矩形状に形成され、ドア部41、51はスライド方向の長さがフェイス開口部31もしくはフット開口部32の長さ(並び方向の長さ)に対し半分より若干大きくなっている。すなわち、第1スライドドア40のドア部41と第2スライドドア50のドア部51との面積の総和は各開口部31、32より若干大きくなっており、両ドア部41、51を開口部31、32のいずれかに沿って隣接配置したときには、その開口部を閉塞できるようになっている。
図2、図3に示すように、ドアシャフト60は、空調ケース21上面の幅方向(両開口部31、32の並び方向に直交する方向)の中央に、両開口部31、32の並び方向に延設されている。そして、図2に示すように、両端部は空調ケース21に回転自在に支持されるとともに、一端部(図示右方側端部)は空調ケース21の外側においてサーボモータ100に接続している。
両スライドドア40、50の係合ピン42、52は、ドアシャフト60の螺旋溝61内に先端を挿設され、螺旋溝61に係合している。また、両スライドドア40、50にそれぞれ設けられた一対のガイドリブ43、53は、ドアシャフト60の外周面60aに対し若干の遊びを有しつつ接しており、間にドアシャフト60を遊挿している。
また、図3に示すように、両スライドドア40、50(ドア50は図示省略)のドア部41、51の幅方向(スライド方向に直交する方向、図示左右方向)の両縁部は、空調ケース21の上面211と内方への突出壁212との間に形成されドアスライド方向(図示紙面表裏方向)に延設された溝部213内に配置され、ドアスライド時には溝部213内を摺動するようになっている。
したがって、両スライドドア40、50は、ガイドリブ43、53により幅方向(図3図示左右方向)の位置が規定され、溝部213を形成する空調ケース21の上面211および突出壁212によりドアシャフト60周りの回転が規制される。これにより、両スライドドア40、50のドア部41、51は、常に両開口部31、32の開口面に対し平行を保つようになっている。
次に、上記構成に基づき本実施形態の車両用空調装置の作動について説明する。
車両用空調装置は、周知のように、空調操作パネルに設けられた各種操作部材からの操作信号および空調制御用の各種センサからのセンサ信号が入力される電子制御装置(図示せず)を備えており、この制御装置の出力信号に基づいて、モータ13の駆動、エアミックスドア28の駆動手段やサーボモータ100の駆動が行なわれ、各ドア28(28a、28b)、40、50の位置が制御される。
モータ13が駆動され遠心多翼ファン12が回転すると、スクロールケーシング14内に吸入された車室内空気がダクト部15を介して空気流入口24より空調ユニット20内に流入する。
空気流入口24から流入した送風空気は、蒸発器22にて冷却されて冷風となる。この蒸発器22を通過した冷風は、エアミックスドア28による各開口部26、27の開度により、冷風バイパス通路25を流れる部分と、ヒータコア23で再加熱される部分とに振り分けられる。
ヒータコア23で加熱された温風は、冷温風混合空間30において、冷風バイパス通路25からの冷風と混合され、第1スライドドア40および第2スライドドア50により形成された吹出モードに応じて、フェイス開口部31およびフット開口部32のいずれか、もしくは両者へ向かう。
両スライドドア40、50がフェイス開口部31を開きフット開口部32を閉塞してフェイス吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフェイス開口部31を通って車室内後席側乗員の頭部側へ向かって吹き出される。
両スライドドア40、50がフェイス開口部31を閉じフット開口部32を開いてフット吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフット開口部32を通って車室内後席側乗員の足元へ向かって吹き出される。
両スライドドア40、50がフェイス開口部31およびフット開口部32を共に開いてバイレベル吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフェイス開口部31を通って車室内後席側乗員の頭部側へ向かって吹き出されるとともに、フット開口部32を通って車室内後席側乗員の足元へ向かって吹き出される。
ここで、サーボモータ100がドアシャフト60を回転させて各吹出モードを形成するときの動作について説明する。
図4〜図6は、各吹出モードを示す要部断面図であり、図4はフェイス吹出モード、図5はバイレベル吹出モード、図6はフット吹出モードを示している。なお、図4〜図6では、各スライドドア40、50のガイドリブ43、53、およびサーボモータ100の図示を省略している。
図4に示すように、第1、第2スライドドア40、50のドア部41、51が隣接しフット開口部32を閉塞するとともに、フェイス開口部31を開口してフェイス吹出モードが形成される。このとき、第1スライドドア40の係合ピン42は螺旋溝61の第1溝ピッチ領域61Aに係合しており、第2スライドドア50の係合ピン52は螺旋溝61の図示左方側第2溝ピッチ領域61Bの左方端に係合している。
図4に示す状態からドアシャフト60が回転されると(図3図示時計回り方向に回転されると)、第1スライドドア40の係合ピン42は螺旋溝61の第1溝ピッチ領域61Aに係合しながら移動し、第1スライドドア40をフェイス開口部31側へ大きくスライドさせる。このとき、第2スライドドア50の係合ピン52は螺旋溝61の第2溝ピッチ領域61B内を移動し、第2スライドドア50は図示右方側へ微動する。
第2スライドドア50は、この微動中に図示左方端部がフット開口部32左方端部にまで到達することはなく、フット開口部32を略半分閉塞した状態を継続する。したがって、第2スライドドア50は、第2溝ピッチ領域61Bにより移動されるときには、実質的には略停止状態であると言える。
図5に示すように、第1スライドドア40の係合ピン42が螺旋溝61の図示右方側第2溝ピッチ領域61Bの左方端に到達したときには、第2スライドドア50の係合ピン52は螺旋溝61の図示左方側第2溝ピッチ領域61Bの右方端に係合している。このとき、第1スライドドア40のドア部41はフェイス開口部31の図示右方側略半分を閉塞し、第2スライドドア50のドア部51はフット開口部32の図示左方側略半分を閉塞する。
すなわち、第1、第2スライドドア40、50は、フェイス開口部31およびフット開口部32の互いに近接した側を開口し、バイレベル吹出モードを形成する。
図1に示すように、フェイス開口31へは冷風バイパス通路25からの冷風が流れやすく、フット開口部32へはヒータコア23からの温風が流れやすくなっているが、両開口部31、32は、それぞれ互いに近接した側が開口しているので、両開口部31、32に流れ込む空気の温度差は大きくなり難い。
その結果、フェイス開口部31を通って後席側乗員の上半身に吹き出される吹出空気温度がフット開口部32を通って後席側乗員の足元に吹き出される吹出空気温度より若干低くなり、温度差の拡大が抑制された頭寒足熱型の快適な温度分布が得られる。
図5に示す状態からドアシャフト60がさらに回転されると、第2スライドドア50の係合ピン52は螺旋溝61の第1溝ピッチ領域61Aに移行して第1溝ピッチ領域61Aに係合しながら移動し、第2スライドドア50をフェイス開口部31側へ大きくスライドさせる。このとき、第1スライドドア40の係合ピン42は螺旋溝61の図示右方側第2溝ピッチ領域61B内を移動し、第1スライドドア40は図示右方側へ微動する。
第1スライドドア40は、この微動中、フェイス開口部31を略半分閉塞した状態を継続する。したがって、第1スライドドア40は、第2溝ピッチ領域61Bにより移動されるときには、実質的には略停止状態であると言える。
図6に示すように、第1スライドドア40の係合ピン42が螺旋溝61の図示右方側第2溝ピッチ領域61Bの右方端に到達したときには、第2スライドドア50の係合ピン52は螺旋溝61の第1溝ピッチ領域61Aに係合している。このとき、第1、第2スライドドア40、50のドア部41、51が隣接しフェイス開口部31を閉塞するとともに、フット開口部32を開口してフット吹出モードが形成される。
サーボモータ100がドアシャフト60を逆回転させると、第1、第2スライドドア40、50は、全く逆のスライド動作を行なう。
上述の構成および作動によれば、共通の(1本の)ドアシャフト60の回転に応じて第1、第2スライドドア40、50をスライドしフェイス開口部31およびフット開口部32を開閉することができる。
また、螺旋溝61溝ピッチPAとした第1溝ピッチ領域61Aと、溝ピッチPBとした第2溝ピッチ領域61Bとで、スライドドア40、50のスライド速度を可変することができる。すなわち、第1、第2スライドドア40、50の係合ピン42、52が係合している螺旋溝61の溝ピッチにより、ドアシャフト60の回転に伴なうスライドドア40、50の作動スピードを決定することができる(溝ピッチと回転数の積に相当する長さを移動することができる)。
このように、ドアシャフト60の外周面60aに設けた螺旋溝61に複数の溝ピッチを形成するというシンプルな構成により、両スライドドア40、50の作動スピードを可変することができる。
また、ドアシャフト60は、両スライドドア40、50のスライド方向に直交する方向の略中央に配置されているので、スライドドア40、50のバランスが取り易く、スライド動作をスムースに行なうことができる。
また、両スライドドア40、50は、ガイドリブ43、53により幅方向(図3図示左右方向)の位置が規定され、溝部213を形成する空調ケース21の上面211および突出壁212によりドアシャフト60周りの回転が規制される。これにより、スライドドア40、50の係合ピン42、52がドアシャフト60の螺旋溝61から脱離し難く、ドア部41、51が姿勢を崩すことなく安定したスライド動作することができる。
なお、スライドドア40、50のドアシャフト60周りの回転を規制する手段は、空調ケース21の上面211および突出壁212に限らず、上面211のみであってもかまわない。また、ドアシャフト60の軸線上からオフセットして少なくとも一箇所に設けた部材によって回転を規制してもかまわない。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図7に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、本発明を車両用空調装置エアミックスドアに適用した例である。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。図7は、本実施形態の車両用空調装置の要部断面図である。
図7に示すように、本実施形態では、エアミックスドア29を2枚のスライドドア(第1スライドドア291および第2スライドドア292により構成している。そして、この両スライドドア291、292を、第1の実施形態と同様に、異なる溝ピッチを有する螺旋溝61を形成した1本のドアシャフト60により、個別にスライドするようになっている。
第1、第2スライドドア291、292のドア部291a、292aが隣接し加熱用開口部26を閉塞するとともに冷却用開口部27を開口すると、最大冷房状態が形成される。また、第1、第2スライドドア291、292のドア部291a、292aが隣接し冷却用開口部27を閉塞するとともに加熱用開口部26を開口すると、最大暖房状態が形成される。
最大冷房状態と最大暖房状態との中間状態を形成するときには、第1、第2スライドドア291、292は、第1の実施形態の第1、第2スライドドア40、50と同様に、一方のスライドドアが大きく移動するときには、他方のスライドドアは微動して略停止状態となる。
加熱用開口部26が本実施形態における第1開口部(開口部)であり、冷却用開口部27が本実施形態における第2開口部(開口部)である。
このように、ドアシャフト60に設けた螺旋溝61に複数の溝ピッチを形成し、スライドドア291、292の係合ピン291b、292bを係合するというシンプルな構成により、両スライドドア291、292の作動スピードを可変することができる。したがって、簡単な構成によって所望の冷温風割合調節が可能である。
また、図7に示すように、加熱用開口部26と冷却用開口部27とを同時に開口するときには、第1、第2スライドドア291、292は、加熱用開口部26および冷却用開口部27の互いに近接した側を開口することができる。
並設された2つの開口部26、27の互いに離れた側を開口すると、加熱用開口部26を流通してヒータコア23で加熱された空気と、冷却用開口部27から冷風バイパス通路25を流通した空気とを、冷温風混合空間30で混合することが比較的難しくなる。
したがって、加熱用開口部26および冷却用開口部27の互いに近接した側を開口することにより、冷温風混合空間30における冷風と温風との混合を容易にすることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、スライドドアは2枚であったが、1枚であってもよいし、3枚以上であってもよい。例えば、図8に示すように、ヒータコア23を通過する空気が流入する加熱用開口部26および冷風バイパス通路25上流端の冷却用開口部27を1枚のスライドドア293により開閉し、冷風と温風との風量割合を調節するものであってもよい。
ドアシャフト60に設けた螺旋溝61に複数の溝ピッチを形成するというシンプルな構成により、スライドドア293の作動スピードを可変することができる。これにより、最大冷房側の領域および最大暖房側の領域ではスライドドア293の作動スピードを小さくして吹出空気温度をほぼ一定に維持し、中間温度領域ではスライドドア293の作動スピードを大きくして直線的に変化させて吹出空気温度を良好に変更制御できる。
また、上記各実施形態では、ドアシャフト60の螺旋溝61は、第1溝ピッチ領域61Aと第2溝ピッチ領域61Bとの2段階に溝ピッチを変化させていたが、溝ピッチを3段階以上に変化させるものであってもよいし、連続的に変化させるものであってもよい。
また、上記各実施形態では、スライドドアが開閉する開口部は2つであったが、開口部が1つもしくは3つ以上であってもスライドドアの作動スピードを可変する必要がある場合には、本発明を適用して有効である。
また、上記各実施形態では、係合ピンは樹脂製のピン部材であったが、スプリングピン部材を採用して、スライドドアをケースの開口部側に押圧するものであってもよい。これによれば、低風量時であっても風漏れを防止することができる。
また、上記各実施形態では、スライドドアの係合ピンはドア部に固定(上記各例では一体成形)されていたが、ドア部と係合ピンと間にドアスライド方向の遊びを形成し、一方のスライドドアを大きく移動するときに他方のドアのドア部が停止する(微動しないようにする)ものであってもよい。
また、上記各実施形態では、第1、第2スライドドアは、直線的にスライド動作するものであったが、直線的にスライドするものでなくてもかまわない。例えば、曲面状のドア部を有するスライドドアを採用し、各スライドドアを円弧状にスライドさせるものであってもよい。この場合には、ドアシャフトの螺旋溝の深さを軸方向端部に向かって深くすればよい。
また、上記各実施形態では、本発明をリア空調ユニットの吹出モードドアやエアミックスドアに適用した例について説明したが、これに限定されるものではない。本発明はフロント空調ユニットの吹出モードドアにも適用可能であり、他の空気通路切替部のスライドドアにも適用可能である。
本発明を適用した第1の実施形態における車両用空調装置の室内ユニット1の概略構成を示す縦断面図である。 図1における上面(A視面)の概略構成図である。 図2の側方側から見た要部断面図である。 フェイス吹出モードを示す要部断面図である。 バイレベル吹出モードを示す要部断面図である。 フット吹出モードを示す要部断面図である。 第2の実施形態における車両用空調装置の要部概略構成を示す縦断面図である。 他の実施形態における車両用空調装置の要部概略構成を示す縦断面図である。 従来の車両用空調装置の要部概略構成の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
20 空調ユニット
21 空調ケース(ケース)
23 ヒータコア(加熱用熱交換器)
25 冷風バイパス通路(バイパス通路)
26 加熱用開口部(第2の実施形態における第1開口部、開口部)
27 冷却用開口部(第2の実施形態における第2開口部、開口部)
31 フェイス開口部(第1の実施形態における第1開口部、開口部)
32 フット開口部(第1の実施形態における第2開口部、開口部)
40 第1スライドドア(第1の実施形態におけるスライドドア)
42 係合ピン(係合ピン部材)
43 ガイドリブ(ガイド部材)
50 第2スライドドア(第1の実施形態におけるスライドドア)
52 係合ピン(係合ピン部材)
53 ガイドリブ(ガイド部材)
60 ドアシャフト(シャフト部材)
60a 外周面
61 螺旋溝
61A 第1溝ピッチ領域
61B 第2溝ピッチ領域
100 サーボモータ(駆動手段)
291 第1スライドドア(第2の実施形態におけるスライドドア)
292 第2スライドドア(第2の実施形態におけるスライドドア)

Claims (8)

  1. 空気通路を形成するケース(21)に設けられ、空気を流通する開口部(31、32)と、
    前記開口部(31、32)を開閉するスライドドア(40、50)と、
    外周面(60a)に螺旋溝(61)を形成したシャフト部材(60)と、
    前記スライドドア(40、50)に設けられ、前記螺旋溝(61)に係合する係合ピン部材(42、52)とを備え、
    前記シャフト部材(60)の回転に応じて前記スライドドア(40、50)をスライドし前記開口部(31、32)を開閉する車両用空調装置であって、
    前記螺旋溝(61)は、前記シャフト部材(60)の軸方向において異なる複数の溝ピッチ(PA、PB)を有することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記開口部(31、32)は、第1開口部(31)と前記第1開口部(31)に並設された第2開口部(32)とからなるとともに、
    前記スライドドア(40、50)は、複数設けられ、
    前記第1開口部(31)および前記第2開口部(32)に同時に空気を流通するときには、前記複数のスライドドア(40、50)は、前記第1開口部(31)および前記第2開口部(32)の互いに近接した側を開口することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記複数のスライドドア(40、50)は、前記第1開口部(31)および前記第2開口部(32)の並び方向に並設された2枚のスライドドア(40、50)であり、
    前記シャフト部材(60)は、前記並び方向に延設されるとともに、軸方向中央部に形成された第1溝ピッチ領域(61A)と、前記第1溝ピッチ領域(61A)の軸方向両端部側に形成され前記第1溝ピッチ領域(61A)より溝ピッチが小さい第2溝ピッチ領域(61B)とを有し、
    前記2枚のスライドドア(40、50)により前記第1開口部(31)および前記第2開口部(32)の一方を開口し他方を閉塞した状態から、前記第1開口部(31)および前記第2開口部(32)を同時に開口するときには、一方のスライドドア(40)の係合ピン部材(42)を前記第1溝ピッチ領域(61A)の螺旋溝(60)に係合させて前記一方のスライドドア(40)をスライドさせ、他方のスライドドア(50)の係合ピン部材(52)を前記第2溝ピッチ領域(61B)の螺旋溝(60)に係合させて前記他方のスライドドア(50)を略停止状態とすることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記第1開口部(31)および前記第2開口部(32)は、車室内の異なる吹出口から吹き出す空気をそれぞれ流通する開口部(31、32)であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記第1開口部(31)および前記第2開口部(32)は、車室内の乗員の頭部側に向けて吹き出す空気をフェイス開口部(31)および車室内の乗員の足元側に向けて吹き出す空気を流通するフット開口部(32)であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用空調装置。
  6. 前記ケース(21)内を流通する空気を加熱する加熱用熱交換器(23)と、
    前記ケース(21)内を流通する空気を前記加熱用熱交換器(23)をバイパスして流すバイパス通路(25)とを備え、
    前記開口部(26、27)は、前記加熱用熱交換器(23)を流れる空気を流通する加熱用開口部(26)、および前記バイパス通路(25)に流れる空気を流通する冷却用開口部(27)であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  7. 前記シャフト部材(60)は、前記スライドドア(40、50)のスライド方向に直交する方向の略中央に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  8. 前記スライドドア(40、50)に立設され、前記シャフト部材(60)の外周面に沿うように配置されたガイド部材(43、53)を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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KR20140047881A (ko) * 2012-10-15 2014-04-23 주식회사 두원공조 차량용 공기조화장치
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