JP2006088869A - 車両用収納ボックス - Google Patents

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Hiroshi Yamashita
弘 山下
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Abstract

【課題】 トレイの跳ね上げをなくし、蓋を開けた状態で上のトレイと下の収納部の両方に収納物を容易に出し入れできる、車両用収納ボックスの提供。
【解決手段】 収納部21を備える収納装置本体20と、収納部21の開口22を開閉する蓋30と、収納部21内に入り込む収納位置と収納部21内から出る突出位置40bとに移動可能なトレイ40と、蓋30とトレイ40とを連結するリンク50と、を有する。収納装置本体20はガイド24を備えガイド24に沿ってトレイ40が移動する。リンク50は、蓋30が閉状態にあるときにトレイ40が収納位置に位置し、蓋30が開くときにトレイ40が収納装置本体20に対して蓋30の開動方向と反対方向に移動し、蓋30が開状態にあるときにトレイ40が突出位置40bに位置するように、蓋30とトレイ40とを連結する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、収納部の開口部にトレイが設けられた、車両用コンソールボックス等の車両用収納ボックスに関する。
従来の、収納部の開口部にトレイが設けられた車両用収納ボックスは、たとえば、(a)実開昭58−115444号公報、(b)特開2000−135950号公報に開示されている。
(a)実開昭58−115444号公報
蓋とトレイが、後端部に設けられる同じ回動軸芯周りに回動可動とされている。
(b)特開2000−135950号公報
収納部から物を取出す際にトレイが跳ね上がらないように、トレイが蓋の回動に連動して後方にスライドする。
しかし、従来の車両用収納ボックスには、つぎの問題点がある。
(a)実開昭58−115444号公報
収納部から物を取出す際にトレイを跳ね上げなければならないため、トレイを跳ね上げた際にトレイの収納物がトレイと蓋との間で下に移動し、乱雑になってしまう。
(b)特開2000−135950号公報
公報に開示された車両用収納ボックスが車両用コンソールボックスである場合、トレイが後方にスライドするため、運転席や助手席から後方にスライドしたトレイまで手をもっていくことが困難である。また、体をねじる必要も生じる。とくにシートを車両前方に移動させているときには、車両後方に移動しているトレイまで手をもっていくことは極めて困難である。
実開昭58−115444号公報 特開2000−135950号公報 特開2003−95022号公報
本発明が解決しようとする第1の問題点は、トレイの収納物が乱雑になることである。
本発明が解決しようとする第2の問題点は、トレイを使用し難いことである。
本発明の目的は、トレイの跳ね上げをなくし、蓋を開けた状態で上のトレイと下の収納部の両方に収納物を容易に出し入れできる、車両用収納ボックスを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 収納部を備える収納装置本体と、
前記収納部の開口を開閉する蓋と、
前記収納部内に入り込む収納位置と前記収納部内から出る突出位置とに前記収納装置本体に対して移動可能なトレイと、
前記蓋と前記トレイとを連結するリンクと、
を有し、
前記収納装置本体はガイドを備え該ガイドに沿って前記トレイが移動し、
前記リンクは、前記蓋が閉状態にあるときに前記トレイが前記収納位置に位置し、前記蓋が開くときに前記トレイが前記収納装置本体に対して前記蓋の開動方向と反対方向に移動し、前記蓋が開状態にあるときに前記トレイが前記突出位置に位置するように、前記蓋と前記トレイとを連結する、
車両用収納ボックス。
(2) 前記収納装置本体に回動可能に連結されるアームをさらに有しており、前記リンクは前記アームを介して前記トレイと連結されている、(1)記載の車両用収納ボックス。
上記(1)の車両用収納ボックスでは、トレイが収納装置本体に設けられるガイドに沿って動く。そのため、ガイドの形状を直線またはほぼ直線とすることにより、トレイの動きを平行動またはほぼ平行動にすることができる。したがって、トレイが収納装置本体に対して跳ね上がることを防止できる。
また、トレイが収納部内に入り込む収納位置と収納部内から出る突出位置とに収納装置本体に対して可動であり、蓋が開状態にあるときにトレイが突出位置に位置するように蓋とトレイとがリンクで連結されているので、蓋を開けたときトレイと収納部の両方に収納物を出し入れできる。
また、蓋が開くときにトレイが収納装置本体に対して蓋の開動方向と反対方向に移動するように、蓋とトレイとがリンクで連結されているので、車両用収納ボックスが車両用コンソールボックスであり蓋が車両後方に開動する場合、トレイが収納装置本体に対して車両前方に移動する。そのため、乗員は楽な姿勢でトレイまで手をもっていくことができる。
上記(2)の車両用収納ボックスでは、リンクの動き量が小であっても、アームで増幅させてトレイの動き量を大にすることができる。
本発明実施例の車両用収納ボックスを、図1〜図5を参照して、説明する。
本発明実施例の車両用収納ボックス10は、車両用コンソールボックスである。ただし、車両用収納ボックス10は、車両用コンソールボックスに限定されるものではなく、たとえば、車両用小物入れボックス等であってもよい。以下、本発明実施例では、車両用収納ボックス10が車両用コンソールボックスである場合を例にとって説明する。
車両用収納ボックス10は、図1に示すように、収納部21を備える収納装置本体20と、収納部21の開口22を開閉する蓋30と、収納部21内に入り込む収納位置40aと収納部21内から出る突出位置40bとに収納装置本体20に対して移動可能なトレイ40と、蓋30とトレイ40とを連結するリンク50と、を有する。車両用収納ボックス10は、さらに収納装置本体20に回動可能に連結されるアーム60を有する。
収納装置本体20は、車両の内装部材であるコンソールパネルと一体に形成されていてもよく、コンソールパネルと別体に形成されてコンソールパネルに固定されていてもよい。収納装置本体20は、ボックス23を有する。
収納部21は鉛直方向上方に開放している。
収納装置本体20は、車両左右方向両側壁の上端部にガイド24を備えている。ガイド24に沿ってトレイ40が移動する。ガイド24は、収納装置本体20の車両左右方向両側壁に設けられる溝からなる。ガイド24は、車両前後方向に延びている。ガイド24は、直線状またはほぼ直線状に延びている。
蓋30は、図2、図3に示すように、収納装置本体20の上側に配置されている。蓋30は、収納装置本体20に回動可能に支持される。蓋30は、収納装置本体20に直接支持されていてもよく、蓋30に固定して設けられる図示略のブラケットで収納装置本体20に支持されていてもよい。蓋30は、収納装置本体20に対し、収納装置本体20の車両前後方向後端部またはその近傍に位置する回動軸芯Pまわりに車両前後方向に回動可能である。
トレイ40は、閉位置にある蓋30の下側に配置される。トレイ40は、収納装置本体20に対し車両前後方向に可動である。トレイ40は、トレイ40の車両前後方向後端部またはその近傍に、ガイド突起41を有する。ガイド突起41は、ガイド24に入り込んで(嵌って)おり、ガイド24に沿ってスライド動する。
トレイ40は、トレイ40の車両前後方向前端部またはその近傍で、アーム60と回動可能に連結されている。
トレイ40は、車両前後方向後端部またはその近傍に設けられるガイド突起41がガイド24に沿って可動であり、車両前後方向前端部またはその近傍でアーム60と回動可能に連結されているので、アーム60が収納装置本体20に対して回動したとき、収納装置本体20に対して前後動する。
リンク50は、車両前後方向に延びている。リンク50は、直線リンクであってもよく、障害物がある場合には該障害物を避けるために湾曲リンクであってもよい。
リンク50の車両前後方向後端部は、蓋30と回動可能に連結されている。リンク50は、蓋30と直接連結されていてもよく、図示略のブラケットを介して蓋30と回動可能に連結されていてもよい。リンク50は、蓋30の回動軸芯Pとは異なる位置で、蓋30と回動可能に連結されている。リンク50が回動軸芯Pとは異なる位置で蓋30と回動可能に連結されているので、蓋30が回動軸芯Pまわりに収納装置本体20に対して回動したとき、リンク50が車両前後方向に動く。
リンク50の車両前後方向前端部は、アーム60と回動可能に連結されている。リンク50は、アーム60のアーム回動軸芯Qとは異なる位置で、アーム60と回動可能に連結されている。リンク50がアーム回動軸芯Qとは異なる位置でアーム60と回動可能に連結されているので、リンク50が車両前後方向に動くとアーム60がアーム回動軸芯Qまわりに収納装置本体20に対して回動する。リンク50は、アーム60のトレイ40との連結部とは異なる位置で、アーム60と回動可能に連結されている。
アーム60は、収納装置本体20にアーム回動軸芯Qまわりに回動可能に連結される。アーム60は、収納装置本体20との当たりを避けるために湾曲している。
ここで、本発明実施例の作動を説明する。
(a)閉じている蓋30を開くとき
蓋30を収納装置本体20に対して開けると(車両後方に回転させると)、蓋30と連結しているリンク50が収納装置本体20に対して車両後方に移動する。リンク50が車両後方に移動するので、アーム60が収納装置本体20に対して回動し、アーム60と連結しているトレイ40が収納装置本体20に対し収納位置40aから車両前方に移動する。蓋30が開状態にあるとき、トレイ40は、図5に示すように、突出位置40bに位置する。
(b)開いている蓋30を閉めるとき
蓋30を収納装置本体20に対して閉めると(車両前方に回転させると)、蓋30と連結しているリンク50が収納装置本体20に対して車両前方に移動する。リンク50が車両前方に移動するので、アーム60が収納装置本体20に対して回動し、アーム60と連結しているトレイ40が収納装置本体20に対し突出位置40bから車両後方に移動する。蓋30が閉状態に達したとき、トレイ40は、図4に示すように、収納位置40aに位置する。
本発明実施例の作用、効果を説明する。
トレイ40がガイド24に沿って動くので、トレイ40の動きを平行動またはほぼ平行動にすることができる。したがって、トレイ40が収納装置本体20に対して跳ね上がることを防止できる。
トレイ40が収納部21内に入り込む収納位置40aと収納部21内から出る突出位置40bとに収納装置本体20に対して可動であり、蓋30が開状態にあるときにトレイ40が突出位置40bに位置するので、蓋30を開けたときトレイ40と収納部21の両方に収納物を出し入れできる。
トレイ40が突出位置40bに位置するとき、トレイ40は収納部21内から出ているので、蓋30が開いているときにトレイ40が収納部21の開口22を狭めることはない。
蓋30を車両後方に回転させるとトレイ40が車両前方に移動するので、乗員は楽な姿勢で突出位置40bにあるトレイ40まで手をもっていくことができる。
リンク50がアーム60を介してトレイ40と連結されているので、リンク50の動き量が小であってもアーム60で増幅させてトレイ40の動き量を大にすることができる。
本発明実施例では、ガイド24が溝からなりトレイ40にガイド24に嵌るガイド突起41を設ける場合を例にとって説明したが、ガイド24がラックからなりトレイ40にピニオンを設け摺動を一定に保てるようにしてもよい。
本発明実施例の車両用収納ボックスの分解斜視図である。 本発明実施例の車両用収納ボックスの、蓋が閉状態にあるときの断面図である。 本発明実施例の車両用収納ボックスの、蓋が開状態にあるときの断面図である。 本発明実施例の車両用収納ボックスの、蓋が閉状態にあるときの、リンクとアームを除いた斜視図である。 本発明実施例の車両用収納ボックスの、蓋が開状態にあるときの、リンクとアームを除いた斜視図である。
符号の説明
10 車両用収納ボックス
20 収納ボックス本体
21 収納部
22 収納部の開口
24 ガイド
30 蓋
40 トレイ
40a 収納位置
40b 突出位置
50 リンク
60 アーム
P 蓋の回動軸芯
Q アームの回動軸芯

Claims (2)

  1. 収納部を備える収納装置本体と、
    前記収納部の開口を開閉する蓋と、
    前記収納部内に入り込む収納位置と前記収納部内から出る突出位置とに前記収納装置本体に対して移動可能なトレイと、
    前記蓋と前記トレイとを連結するリンクと、
    を有し、
    前記収納装置本体はガイドを備え該ガイドに沿って前記トレイが移動し、
    前記リンクは、前記蓋が閉状態にあるときに前記トレイが前記収納位置に位置し、前記蓋が開くときに前記トレイが前記収納装置本体に対して前記蓋の開動方向と反対方向に移動し、前記蓋が開状態にあるときに前記トレイが前記突出位置に位置するように、前記蓋と前記トレイとを連結する、
    車両用収納ボックス。
  2. 前記収納装置本体に回動可能に連結されるアームをさらに有しており、前記リンクは前記アームを介して前記トレイと連結されている、請求項1記載の車両用収納ボックス。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088096A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Kojima Press Industry Co Ltd コンソールボックス
EP3147160A3 (de) * 2015-09-26 2017-06-14 MAN Truck & Bus AG Staufachkonstruktion für ein nutzfahrzeug, insbesondere für einen lastkraftwagen

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