JP2006087932A - 外科用アンカー器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
口部において外科的牽引素子をアンカーするための取り扱いの容易なアンカー器具を得る。
【解決手段】
口部において外科的牽引素子をアンカー固着する器具において、このアンカー器具10が、骨内又は骨に固定しうる固定器具12と、この固定器具12に結合したクランプ器具18であって、牽引素子用の少なくとも1個の位置決め領域30;32;26;74と、斜めの第1表面52;60とを具え、この斜めの第1表面は、位置決め領域に対して回転可能であるか又は回転素子24と協働するように構成されており、斜めの第1表面52;60と、位置決め領域30;32;26;74又は回転素子24との間を相対回転させると、クランプ力が発生して第1牽引素子が固定されるクランプ器具とを有するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、口部において外科的牽引素子をアンカーするためのアンカー器具に関するものである。この種のアンカー器具は、歯列矯正のために頻繁に用いられる。
歯列矯正の目的は、不揃いな歯を治療することにある。不揃いな歯並びは、しばしば、治療すべき歯を牽引したり、圧迫したりすることにより治療する。このために、牽引力又は圧迫力を加えるための外科的素子(以降、簡便のために牽引素子と称する)の一方の端部を、治療すべき歯に固定する。この牽引素子の他方の端部は、従来ではしばしば他の歯に固定されていた。しかし、この場合には、この他の歯にも反対の力が加わるため、その歯の位置も徐々に変わってしまうという欠点がある。このことは、多くの場合に望ましくない。
このことが、治療すべき歯に固定した牽引素子の遊端を他の歯に固定する必要のないアンカー器具が開発された理由である。一般に、この種のアンカー器具は、骨に対して又はその中に固定しうる固定器具と、この固定器具に連結される、牽引素子用の保持器具とを有する。
この種のアンカー器具は、例えば、国際公開パンフレットWO02/02023の明細書から既知である。この既知のアンカー器具は、直線形の骨プレートの形態の固定器具を有し、この固定器具は、適切な骨用ねじによりあご骨に固定する。この骨プレートは、牽引素子用のフック状保持器具に連結する。
他のアンカー器具は、国際公開パンフレットWO02/091941の明細書に開示されている。このアンカー器具は、同様に、骨プレートの形態の固定器具と、この骨プレートに(L字状中間ピースにより)連結する保持器具とを有する。この保持器具は、2個の貫通開口が設けられた球状ヘッドを有し、これら貫通開口は、互いに直交して延在している。これら貫通開口は、例えば、ワイヤの形状を有する牽引素子に対する位置決め領域として機能する。これら貫通開口内に牽引素子を固定するクランプ力は、これら貫通開口に対して垂直に延在させる締め付けねじにより発生させる。
欧州特許出願公開第0823244号明細書から既知のアンカー器具は、骨に直接固定しうるピン又はねじの形態の固定器具を有する。牽引素子に対する保持器具としてフックが設けられており、このフックは、アームにより固定器具から離間して保持する。
米国特許6575742号明細書には、骨用ねじとして形成された固定器具を備える他のアンカー器具が開示されている。このアンカー器具は、骨用ねじの同一直線上に延在するねじ頭を有し、牽引素子用の保持器具を具える。この保持器具は、ねじ頭を通りねじシャンクまで垂直に通過する貫通開口として形成されている。このねじ頭は、ワイヤループ又はゴムバンドの形態の牽引素子を固定するための周縁窪みも有する。
本発明の主たる目的は、口部において外科的牽引素子をアンカーするための、取り扱いの容易なアンカー器具を得るにある。
この目的を達成するため本発明は、口部において第1外科的牽引素子をアンカー固着する器具において、このアンカー器具が、骨内又は骨に固定しうる固定器具と、この固定器具に結合したクランプ器具であって、前記第1牽引素子用の少なくとも1個の位置決め領域と、斜めの第1表面とを具え、この斜めの第1表面は、前記位置決め領域に対して回転可能であるか又は回転素子と協働するように構成されており、前記斜めの第1表面と、前記位置決め領域又は前記回転素子との間を相対回転させると、クランプ力が発生し第1牽引素子が固定される当該クランプ器具とを有することを特徴とする。
この斜めの第1表面は、固定すべき牽引素子と間接的に(例えば、この斜めの第1表面に対して移動しうる素子を介して)又は直接的に協働しうるようにする。斜めの第1表面は、ほぼ環状、円筒状及び中空円筒状のうちの一つの構造体の端面の領域に形成することができる。端面とは、必ずしも構造体の端面である必要はない。例えば、端面は、中空円筒の構造体のシェル又はマントルにおける開口領域に形成することもできる。本発明の変形例によれば、斜めの第1表面は、構造体の周縁方向において、その端面の最大で約360°又は最大で約270°に亘り延在する。この場合、第1表面は、らせん状に延在しないことを意味する。
クランプ器具は、第1表面を形成した回転素子であって、位置決め領域に対して回転可能な当該回転素子を有しうるものである。この回転素子は、回転素子にトルクを加えやすい適切な構造(例えば外方若しくは内方多角部や、凹所若しくは交差凹所等)にするのが好ましい。
クランプ器具は、斜めの第1表面に加えて、この第1表面に対して斜めに延在し且つこの斜めの第1表面と協働する第2表面を有することができる。これら2個の表面を互いに対して回転させた場合に、クランプ力を生ずる前進移動が行われるようにこれらの表面を協働させることができる。この前進移動は、第1表面又は第2表面を形成した構造体に関連づけることができる。例えば、第2表面を位置決め領域に対して回転不能に支持した場合には、第1表面を形成した構造体を回転させれば、回転軸線に沿って第2表面を設けた構造体が軸線方向に前進移動しうる(その逆の場合もありうる)。
クランプ器具には、斜めの第2表面を形成した別個のクランプ素子を設けることができる。このクランプ素子は、ほぼ環状、円筒状又は中空円筒状の形態を有することができ、第2表面は、このクランプ素子の端面に形成することができる。このクランプ素子は、第1表面と位置決め領域との間で機能するよう配置し、固定すべき牽引素子と間接又は直接に協働させるのが好ましい。
本発明によるアンカー器具は、(例えば固定器具又は中間ピースにより)骨から離間されて保持されたヘッドであって、クランプ器具が形成された当該ヘッドを有することもできる。本発明の第1の変形例によれば、ヘッドは、固定器具の直接の(例えば直線的な)延長部分にあるようにする。第2の変形例によれば、ヘッドは、(一体的又は非一体的な)中間ピースにより固定器具に連結する。この中間ピースは湾曲させることができる。
ヘッドは、骨とほぼ平行に延在し且つ固定すべき牽引素子用の位置決め領域に属する(例えば、円形リング状の)直径拡大部を有することができる。このヘッドの領域には、骨に対してほぼ平行な面内に延在する少なくとも1個の溝を形成することもできる。溝は、ヘッドの周縁方向に延在させてもよいし、ヘッドに対して垂直に延在させてもよい。溝は、第1又は第2牽引素子を保持するのに用いることができる。溝は、位置決め領域の少なくとも一部に形成するのが好ましい。
位置決め領域は、ヘッドを貫通する1個又は複数個の開口を有し、第1牽引素子の取付及び貫通の双方又はいずれか一方を行うことができる。1個又は複数個の開口は、骨に対してほぼ平行又は斜めの面内に延在させることができる。
固定器具は、様々に構成することができる。第1の変形例によれば、固定器具は、固着素子用の少なくとも1個の貫通開口を具える骨プレートを有する。アンカー器具のクランプ器具を設けたヘッドは、この骨プレートに垂直に延在させることができる。この目的のために、ヘッドと骨プレートとの間に、ほぼL字状に湾曲させた中間ピースを設けることができる。この骨プレートは、T字状、Y字状、I字状、V字状又はその他の形態にすることができる。
第2の変形例によれば、固定器具が骨用ねじを有するようにし、これを、米国特許第6575742号明細書に記載されているのと同様の方法により骨内にねじ込むことができる。この骨用ねじは、(位置決め領域と斜めの第1表面との間の)相対回転の回転軸線と同一線上に延在させてクランプ力を発生させることができる。
本発明の他の観点によれば、外科的牽引素子用のアンカーシステムを提供する。このアンカーシステムは、上述したアンカー器具に加えて、第1牽引素子、及び随意的に第2牽引素子を有する。この第1牽引素子は、ワイヤとすることができ、この第2牽引素子は、弾性バンド又は弾性リングにすることができる。
本発明による器具及びシステムの好適な利用分野は、歯列矯正の分野である。但し他の用途(口部の外側)にも用いることができる。
本発明の更なる詳細及び利点は、以下の2個の実施例の説明及び図面から明らかになるであろう。
本発明を、2個の実施例に基づき以下に詳細に説明する。互いに対応する素子には、一致する参照符号を付している。
図1は、本発明によるアンカー器具10の第1の実施例の分解説明図である。このアンカー器具は、骨に固定することができる、骨プレート12の形態の固定器具と、この骨プレート12に対してL字状中間ピース14を介して結合したヘッド16とを有する。このヘッド16に、複数の構成部材からなるクランプ器具18を形成する。より具体的には、このクランプ器具18は、ヘッド16の基部20に形成した(図1では参照符号を付していない)牽引素子を位置決めする複数の位置決め領域と、クランプ素子22と、キャップとして形成した回転素子24と、ロック用ボルト26とを有する。これら構成部材の構造及び動作は、以下に詳細に説明する。
図1から分かるように、骨プレート12は、順次に配置した3個の貫通開口28を具える線形(I字状)の形態にする。これら貫通開口28のそれぞれは、骨プレート12を骨に固定するための骨用ねじ(図示せず)を位置決めするよう作用する。代案として、図1に示す構造の他に、これら骨プレート12の貫通開口28は、所望の他の任意の構成(例えばL、T又はY字状)にすることができる。固定器具を骨プレート12として形成する場合には、(少なくとも2個、好ましくは3個の固着ねじにより)アンカー器具を骨に固定し得るようにするために、少なくとも3個の貫通開口を設けるのが好ましい。骨プレート12の長さは、代表的には約8〜約20mmにする。骨プレート12を骨に固着するのに用いる骨用ねじは、代表的には約1.5〜約2.5mmの範囲のねじ部の径を有し、且つ代表的には約2.7〜5mmの頭部直径を有する。
図2は、L字状ステムとして形成した中間ピース14及びヘッド16の基部20の斜視図である。基部20及び中間ピース14は、単一の機械加工品から形成する。この中間ピース14の長さは、約5〜約15mmの範囲にする。中間ピース14は、L字状であるため、骨から約2〜7mm離れた位置に基部20、従ってアンカー器具10のヘッド16を保持する。中間ピース14の遊端は、アンカー器具10を組立てる際に骨プレート12に溶着する。
図2によれば、基部20は、アンカー器具10に固定すべき牽引素子用の複数の位置決め領域を有する。これらの位置決め領域は、2個の開口30及び32を有し、これら開口は、骨プレート12に対して平行な面内で基部20を貫通して互いに直交して延在する。基部20は、ほぼ円筒状であり、同様に位置決め領域として機能する直径拡大円盤部34も有する。この基部20の平面図である図3から最もよく分かるように、この直径拡大円盤部34内には、(開口30及び32の延長部分として)合計で4個の溝状窪み36を形成する。直径拡大円盤部34と同様に、これらの溝状窪み36は、骨及び骨プレート12に対してほぼ平行に延在する。これらも同様に、固定牽引素子に対する位置決め領域として機能する。
この直径拡大円盤部34の直径は、クランプ器具18を完全に組立てた場合に、当該直径拡大円盤部34がクランプ器具18の他の構成部材(特にクランプ素子22及び回転素子24)から径方向にはみ出すように、即ち外科医がヘッド16を上方から見た場合に溝状窪み36が依然として見えるように選択する。開口30及び32の延長部分を示す溝状窪み36が見えるようにすることにより、外科医がアンカー器具10を見て、牽引素子を導入する開口30及び32を見つけ出すのが容易になる。
基部20は2個の半部40及び42に分かれており、ロック用ボルト26を導入するための軸線開口44を有する。この基部20の端部には、図2の頂部に示される周縁唇状部46を設ける。この周縁唇状部46は、クランプ器具18を組立状態にした場合、即ちロック用ボルト26を開口44内に導入した場合に、回転素子24の内側の相補的構造体に係合する。回転素子24(及び従ってクランプ素子22)は、このようにして基部20に恒久的に連結する。この点についての詳細は、図10を参照して以下に詳細に説明する。
図4は、回転素子24の側面図であり、図5は、回転素子24の断面図である。この回転素子24はキャップとして形成し、図4及び5の底部にある回転素子24の端部にほぼ中空円筒の構造体50を有する。この中空円筒の構造体50は、その遊端面側、斜めに延在する表面52を有する。この斜めの表面52は、中空円筒の構造体50の端面側に約360°に亘ってらせん状に延在している(但しこれはねじ山にはならない)。
図4から分かるように、回転素子24は、外側多角形部54を有し、回転素子24にトルクを加えうるようする。この回転素子24は、その長手方向軸線に沿って延在する開口56も有する。この開口56により、ロック用ボルト26を貫通させることができる。
図6〜8は、クランプ素子22に関する種々の図面である。このクランプ素子22は、環状又は中空円筒の構造体である。このクランプ素子22の、組立状態において回転素子24に面する端面側には斜めの表面60を設けるが、反対側の端面62はほぼ平坦に延在させる。この例において、「斜め」及び「平坦」の用語とは、位置決め領域又は位置決めした牽引素子の向きに関連するものである。
クランプ素子22の平坦端面62に、互いに直交して延在する2本の直線に沿って4個の削り出し部64を設ける。クランプ器具18を組立てた状態では、これら削り出し部64の径方向の位置は、基部20の直径拡大円盤部34の溝状窪み36の位置に対応する。換言すると、組立状態では、削り出し部64も、基部20を貫通する開口30及び32の延長部分を形成する。溝状窪み36並びに開口30及び32に対して削り出し部64を正確に位置決めするため、クランプ素子22は、所定の向きで基部20上に確実に取付けうるようにする。確実な係合を得るために、クランプ素子22及び基部20は、それぞれの対向する2個の面に相補的な平坦部68(図3)及び70(図8)を有する。更に、確実な係合が得られることにより、クランプ素子22(及びその斜めの表面60)が、基部20(及び関連する個々の位置決め領域)に対して回転不能に支持される。それでもなお、クランプ素子22は、基部20の長手方向軸線及び回転素子24の回転軸線に沿って軸方向に変位しうる。これらの状態の意味については、本発明の第1の例によるアンカー器具10の動作を説明する際に、更に詳細に説明する。
図9は、クランプ器具18を組立てる際に用いるロック用ボルト26の斜視図である。図1に示したように、クランプ器具18を組立てるためには、まず、クランプ素子22を、その斜めの表面60が基部20の直径拡大部34の側から離れる側を向くようにして基部上に確実に取付ける。基部20とクランプ素子22との間の結合を確実になすことにより、クランプ素子22は、基部20上に回転不能だが、軸方向に変位可能に支持される。次のステップで、回転素子24を基部20に取付ける。従って、クランプ素子22は、基部20の直径拡大部34と回転素子24との間に配置する。
回転素子24を基部20上に取付けることにより、基部20の周縁唇状部46は、回転素子24の開口56が設けられた頂部側と、中空円筒の回転素子24の内側に延在する唇状部70とにより規定される空間72内に配置される(図5)。回転素子24は、クランプ素子22に対して回転する位置になり、回転素子24のクランプ素子22に面する端面のほぼ全表面が、クランプ素子22の回転素子24に面する端面上に位置する。本例では、このことは、回転素子24の斜めの表面52の傾斜(勾配)が、クランプ素子22の斜めの表面60の傾斜(勾配)と一致させることで達成することができる。
クランプ素子22が、不所望に基部20の直径拡大部34の方向に摺動する(従って開口30及び32を閉じてしまう)のを防止するために、クランプ素子22を、基部20に適度な圧入により連結する。換言すると、牽引素子を固定するためには、このクランプ素子22を、(圧入抵抗に打ち勝ちながら)基部20の直径拡大部34の方向に移動させるよう、まずクランプ素子22に対して(回転素子24により)軸線方向に所定の力を加える必要がある。
回転素子24及びクランプ素子22を、基部20に対して恒久的に結合させるために、最終ステップにおいて、回転素子24の頂部側にある開口56を介して基部20の軸線開口44内にロック用ボルト26を挿入する。このロック用ボルト26を挿入することにより、基部20の2個の半部40及び42と、これらの上に形成した周縁唇状部46の各部とが互いに離間する。周縁唇状部46がこのように径方向外方に移動することにより、基部20の唇状部46が、回転素子24内側の周縁唇状部70の後方に係合し、それにより基部20と回転素子24とが互いに恒久的に結合する。この状態は、一部を断面とした図10から分かる。図10は、工場で組立てて、配送しうる状態にあるアンカー器具10を示す。
本発明の第1の例によるアンカー器具10は、以下のように動作する。第1のステップにおいて、アンカー器具10を口部の骨に固定する。このために、アンカー器具10を適切に位置させ、その後、好ましくは2個又は3個の骨用ねじにより骨に固定する。そして、例えばワイヤのような牽引素子を、基部20の2個の開口30及び32の一方に通す。
開口30及び32の一方に通した牽引素子を固定するために、回転素子24を適切なツールにより本例では時計方向に回転させる。回転素子24を時計方向に回転させることにより、回転素子24の斜めの表面52が、クランプ素子22の対向する斜めの表面60上に作用する。クランプ素子22は回転しないように支持されているため、このクランプ素子22は、回転素子24と共に回転し得ず、代わりに2個の斜めの表面52及び60が協働することにより、直径拡大部34に向かって軸線方向に移動する。従って、クランプ素子22は、開口30及び32の一方に配置した牽引素子まで前進する。この前進動作により、最終的にクランプ素子22(即ちその削り出し部64)が、固定すべき牽引素子に接触する。クランプ素子22と牽引素子との間が接触した後に、更に回転させることにより、牽引素子がクランプされアンカー器具10に対して固定される。
その後、この牽引素子は、例えば歯又は歯に固着した保持素子に対して連結することができる。使用する歯列矯正手法に応じて、第1のステップにおいて牽引素子を治療すべき歯に直接又は間接に結合し、第2のステップにおいて牽引素子をアンカー器具10に固着するだけにすることもできる。
他の使用モードによれば、ループ状に湾曲させた又はバンド状の牽引素子を、図10に示される、基部20の直径拡大部34とクランプ素子22の平坦端面62との間の溝74内に保持させることもできる。その後、直径拡大部34と平坦端面62との間にある牽引素子をクランプさせるために、次のステップで回転素子24を随意に上述したように動作させることができる。ループ状又はバンド状の牽引素子は、回転素子24を動作させる必要なく、即ち牽引素子をクランプ素子22と直径拡大部34との間にクランプさせる必要なく、歯列矯正のためにヘッド16の周縁溝74内に保持させることもできる。
当業者にとって、図1〜10を参照して説明したアンカー器具10は、1個の斜めの面を存在させれば僅かに変更を加えても機能することは明らかであろう。即ち、第1の変形例によれば、クランプ素子22を完全に省略し、回転素子24の中空円筒部50を基部20の直径拡大部34の方向に延長することができる。この場合、回転素子24(即ちより厳密にはその斜めの表面52)は、この回転素子24を回転させるとクランプされる牽引素子の一部と直接協働することになる。
第2の変形例によれば、クランプ素子22はそのままにするが、回転素子24の中空円筒部50を、回転素子24を動作させるとクランプ素子22の斜めの表面60上に作用する1個又は複数個の歯に置き換える。このような歯を複数個設けるのであれば、これら歯の高さを回転素子24の周縁方向で変化させることができる(この場合中空円筒部50に相当する面取りした構造体を、歯の「エンベロープ」として更に設けることができる。)。
本発明によるアンカー器具10の第2実施例を図11〜15に示す。この第2実施例によるアンカー器具10は、第1の例によるアンカー器具と共通する多くの特徴を有する。例えば、固定器具は、この場合も骨プレート12であるが、ここではV字状にする。換言すると、このV字状の形状中に、骨プレート12の貫通開口28を合計5個配置する。この状態は図11及び15に示す。
この骨プレート12は、ステム状の中間ピース14によりヘッド16に連結し、このヘッド16において、クランプ器具18を形成する。このクランプ器具18は、ワイヤ状の牽引素子80を、アンカー器具10のヘッド16に固着するよう作用する。
このクランプ器具18は、牽引素子80を位置決めするためにヘッド16の基部20内に形成した開口30及び32と、回転素子24の領域に形成した斜めの表面52とを有する。この回転素子24の頂部側には、交差凹所82を設ける。牽引素子80をクランプするために、この交差凹所82により回転素子24にトルクを加えることができる。基部20は、L字状に湾曲させた中間ピース14に連結されており、本発明の第1の例によるアンカー器具の基部と同様の構造を有し且つ同様の動作をするが、回転素子24は、構造的にも機能的にも第1の例の回転素子と異なっている。
図13から分かるように、回転素子24は、中空円筒部50を有し、そのシェル又はマントル内には、2個の対向する側面にそれぞれ開口84及び86を形成する。これら2個の開口84及び86のそれぞれは、(らせん状に)斜めに延在するスロット又は細長い孔の形態にする。これら開口84及び86の下方内端により形成した斜めに延在する表面52により、開口30及び32に挿入した牽引素子80をクランプにより固定することができる。
この第2実施例によるアンカー器具10を組立てるためには、第1のステップにおいて、基部20を、L字状に湾曲した(骨プレート12と一体の)中間ピース14に溶着させる。その後この基部20上に回転素子24を取付ける。取付の際には、基部20の径方向に延在する唇状部46を、第1の例で説明したのと同様に、回転素子24内側に配置した(図示せぬ)唇状部の後方に係合させる。このようにして戻り止め連結部を形成する。
牽引素子80を第2実施例のアンカー器具10に固着させるためには、第1のステップにおいて、牽引素子80が開口30及び32の一方を妨害なく通過しうる向きに、回転素子24を基部20の開口30及び32に対して指向させる。この状態を図12に示す。その後、フィリップス型ドライバにより回転素子24に時計方向にトルクを加える。このトルクにより、斜めの表面52が、開口30及び32内に固定した牽引素子80と、基部20の直径拡大部38との間で、それぞれの場合に対応する開口30及び32の対向する側に対する楔のように動く。その結果、牽引素子80は、それぞれの開口30及び32の境界(図12における上端)と、回転素子24の斜めの表面52との間でクランプにより固定される。
前述した例を参照して説明した本発明によるアンカー器具によれば、牽引素子をアンカー器具に容易に固定することができる。少なくとも1個の斜めの表面を設け、これに回転機構を組み合わせることにより、牽引素子を簡単であるが信頼性のある方法で固定することができる。締め付けねじを用いるような従来の技術と比較すると、本発明による手法は、クランプ連結をさせるのに多くの場合90°よりも小さい角度で僅かに回転移動させるだけでよいという利点が得られる。このことにより、口部の外科手術の時間が短くなる。
本発明を種々の例により説明してきたが、無数の変更又は改変及び付加を加えることができる。従って、本発明は、特許請求の範囲によってのみ規定されるものである。
図1は、本発明のアンカー器具の第1の例を示す分解説明図である。 図2は、図1のアンカー器具のヘッド基部及び中間ピースの斜視図である。 図3は、図2による基部の一部を断面とした平面図である。 図4は、図1によるアンカー器具の回転素子の側面図である。 図5は、図4による回転素子の断面説明図である。 図6は、図1によるアンカー器具のクランプ素子の斜視図である。 図7は、図6によるクランプ素子の側面図である。 図8は、図6によるクランプ素子の底面図である。 図9は、図1によるアンカー器具のロック用ボルトである。 図10は、第1の例によるアンカー器具の最終組立状態を一部を断面として示す側面図である。 図11は、本発明の第2の例によるアンカー器具を、牽引素子を位置決めした状態で示す斜視図である。 図12は、図11によるアンカー器具のヘッドの側面図である。 図13は、図11によるアンカー器具の回転素子の斜視図である。 図14は、図11によるアンカー器具のヘッド基部の斜視図である。 図15は、図11によるアンカー器具の骨プレートとして形成した固定器具の斜視図である。
符号の説明
10 アンカー器具10
12 骨プレート
14 L字状中間ピース
16 ヘッド
18 クランプ器具
20 基部
22 クランプ素子
24 回転素子
26 ロック用ボルト
28 貫通開口
30及び32 開口
34 直径拡大円盤部
36 溝状窪み
40及び42 半部
44 軸線開口
46 周縁唇状部
50 中空円筒の構造体
52 斜めの表面
56 開口
60 斜めの表面
62 反対側の端面
64 削り出し部
68及び70 平坦部

Claims (26)

  1. 口部において第1外科的牽引素子をアンカー固着する器具において、このアンカー器具が、
    骨内又は骨に固定しうる固定器具と、
    この固定器具に結合したクランプ器具であって、前記第1牽引素子用の少なくとも1個の位置決め領域と、斜めの第1表面とを具え、この斜めの第1表面は、前記位置決め領域に対して回転可能であるか又は回転素子と協働するように構成されており、前記斜めの第1表面と、前記位置決め領域又は前記回転素子との間を相対回転させると、クランプ力が発生し第1牽引素子が固定される当該クランプ器具と
    を有することを特徴とするアンカー器具。
  2. 前記第1表面は、ほぼ環状、円筒状及び中空円筒状のうちの一つの構造体の端面の領域に形成する請求項1に記載のアンカー器具。
  3. 前記第1表面は、前記構造体の周縁方向において、前記端面の最大で約360°に亘り延在する請求項2に記載のアンカー器具。
  4. 前記クランプ器具は、前記第1表面を形成した回転素子を有し、この回転素子は、前記位置決め領域に対して回転可能である請求項1に記載のアンカー器具。
  5. 前記クランプ器具は、前記第1表面に対して斜めに延在し且つこの第1表面と協働する第2表面を有し、これら第1及び第2表面は互いに対して回転可能であり、クランプ力を発生する前方移動を行わせるようになっている請求項1に記載のアンカー器具。
  6. 前記第2表面は、前記位置決め領域に対して回転不能に支持した請求項5に記載のアンカー器具。
  7. 前記クランプ器具が、前記第2表面を形成したクランプ素子を有する請求項5に記載のアンカー器具。
  8. 前記第1表面と前記位置決め領域との間にクランプ素子を配置した請求項7に記載のアンカー器具。
  9. 前記クランプ素子が、ほぼ環状、円筒状及び中空円筒状のうちの一つの形態を有する請求項7に記載のアンカー器具。
  10. 前記アンカー器具が、更に、前記固定器具により骨から離間して保持したヘッドであって、前記クランプ器具を形成した当該ヘッドを有する請求項1に記載のアンカー器具。
  11. 前記ヘッドが、骨とほぼ平行に延在し且つ前記位置決め領域に属する直径拡大部を有する請求項10に記載のアンカー器具。
  12. 前記ヘッドが、骨とほぼ平行な面内に延在する少なくとも1個の溝を有する請求項10に記載のアンカー器具。
  13. 前記溝が、前記ヘッドの周縁方向に延在しており、前記第1牽引素子及び第2牽引素子の少なくとも1個を保持する請求項12に記載のアンカー器具。
  14. 前記位置決め領域が、少なくとも1個の溝を有する請求項12に記載のアンカー器具。
  15. 前記位置決め領域が、前記ヘッドを貫通する少なくとも1個の開口を有し、前記第1牽引素子の取付及び貫通の少なくとも一方を行うようになっている請求項10に記載のアンカー器具。
  16. 前記固定器具が、固着素子用の少なくとも1個の貫通開口を具える骨プレートを有する請求項1に記載のアンカー器具。
  17. 前記ヘッドが、前記骨プレートに対してほぼ垂直に延在する請求項16に記載のアンカー器具。
  18. 前記骨プレートが、T字状、Y字状及びI字状の少なくとも1個の形態を有する請求項16に記載のアンカー器具。
  19. 前記固定器具が、骨用ねじを有する請求項1に記載のアンカー器具。
  20. 前記骨用ねじが、前記位置決め領域と前記斜めの第1表面との間の相対回転の回転軸線と同一線上に延在する請求項19に記載のアンカー器具。
  21. 第1牽引素子と、
    口部において第1外科的牽引素子をアンカーする器具において、このアンカー器具が、骨内又は骨に固定しうる固定器具と、この固定器具に結合したクランプ器具であって、第1牽引素子用の少なくとも1個の位置決め領域及び斜めの第1表面を具え、この斜めの第1表面が、前記位置決め領域に対して回転可能であるか又は回転素子と協働するように構成されており、前記斜めの第1表面と、前記位置決め領域又は前記回転素子との間を相対回転させるとクランプ力が発生し、前記第1牽引素子が固定される当該クランプ器具とを具える当該アンカー器具と
    を有する骨アンカーシステム。
  22. 前記第1牽引素子がワイヤである請求項21に記載の骨アンカーシステム。
  23. 弾性バンド又は弾性リングの形態の第2牽引素子を設けた請求項21に記載の骨アンカーシステム。
  24. 口部において外科的牽引素子をアンカーする器具において、このアンカー器具が、
    骨内又は骨に固定する固定器具と、
    この固定器具に結合したクランプ器具であって、前記第1牽引素子用の少なくとも1個の位置決め領域と、少なくとも1個の斜めの表面とを具え、この斜めの表面は、前記位置決め領域に対して回転可能であり、前記斜めの表面と、前記位置決め領域との間を相対回転させるとクランプ力が発生し、前記牽引素子が固定される当該クランプ器具と
    を有することを特徴とするアンカー器具。
  25. 口部において外科的牽引素子をアンカーする器具において、このアンカー器具が、
    骨内又は骨に固定する固定器具と、
    この固定器具に結合したクランプ器具であって、前記第1牽引素子用の少なくとも1個の位置決め領域と、斜めの表面と、回転素子とを具え、この斜めの表面は、回転素子と協働するように構成されており、前記斜めの表面と前記回転素子との間を相対回転させると、クランプ力が発生し、前記牽引素子が固定される当該クランプ器具と
    を有することを特徴とするアンカー器具。
  26. 歯列矯正手術を行う方法であって、この方法が、
    口部において外科的牽引素子をアンカーするためのアンカー器具であって、斜めの表面と位置決め表面とを設けた当該アンカー器具を取付けるステップと、
    前記外科的牽引素子の第1の端部を少なくとも1個の歯に固定するステップと、
    前記外科的牽引素子の反対側の第2の端部を、前記斜めの表面と前記位置決め表面との間の領域に配置するステップと、
    前記斜めの表面、前記位置決め表面及び前記斜めの表面と協働する回転素子のうちの1個を回転させて、前記外科的牽引素子の前記第2の端部を、前記斜めの表面と前記位置決め表面との間に固定するステップと
    を有する方法。
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