JP5178717B2 - アウトリガー - Google Patents

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    • A61B17/7035Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other
    • A61B17/7037Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other wherein pivoting is blocked when the rod is clamped

Description

本願は、2006年7月27日に出願された米国仮特許出願第60/833,945号及び2007年7月19日に出願された米国仮特許出願第60/950,809号に基づく優先権を主張するものである。出典を明示することにより、これらの出願に開示された全ての内容は本明細書の開示の一部とされる。
本発明はクランプデバイスに関し、更に詳細には、長さ方向脊椎ロッドを骨アンカーからオフセットした所定の位置に固定できるように、骨アンカーの全ての自由度を長さ方向脊椎ロッドに関して同時に固定するためのアウトリガーに関する。
脊椎融合術は、椎骨の互いに関する移動を制限するため、二つ又はそれ以上の隣接した椎骨を骨固定デバイスで接合する工程を含む手術である。多くの周知の理由により、脊椎固定デバイスは、隣接した椎骨体間の所望の関係を整合及び/又は固定するため、脊椎手術で使用される。このようなデバイスは、代表的には、例えば比較的剛性の固定ロッドや動的な又は可撓性の脊椎ロッド等の脊椎固定エレメントを含み、脊椎固定エレメントを、例えばフック、ボルト、ワイヤ、ねじ、等の様々な骨固定エレメントに取り付けることによって、隣接した椎骨に連結される。骨固定エレメントは、一般的には、脊椎固定エレメントが挿入されるチャンネルを持つへッドを含んでいてもよい。これは、次いで、止めねじ又は閉鎖キャップによってクランプされる。外科医は、所与の脊椎疾患を治療するため、一般的には、多数の骨固定エレメント並びに多数の脊椎固定エレメントを設置することを選択する。脊椎固定エレメントは所定の輪郭を備えていてもよく、ひとたび設置されると、所望の治癒即ち脊椎融合がなされるまで、又は比較的長い期間に亘って、椎骨を所望の空間的関係に保持する。
外科医は、多くの場合、このようなデバイスを設置する上で困難に遭遇する。これは、脊椎固定エレメントを骨固定エレメントのへッドのチャンネルと整合するのが困難であるためである。例えば、骨固定エレメントのへッドは、多くの場合、互いに関して垂直方向及び/又は水平方向で整合していない。これは、脊柱の湾曲又は各椎骨の大きさ及び形状のためである。
周知の骨固定エレメントを位置決めし設置するプロセスは、面倒であり、比較的時間がかかり、代表的には、脊椎固定エレメント及び骨固定エレメントを所望の位置にクランプするのに一つ以上の手術器具を必要とする。高度の技術及び注意を以てしても、周知の骨固定エレメント及び脊椎固定エレメントのアッセンブリを位置決めするプロセス及び前記骨固定エレメント及び脊椎固定エレメントを所定の場所でクランプするプロセスは、外科手術中に所望とされるよりも多くの時間を要し、それでも、クランプの完了前に脊椎固定エレメント、骨固定エレメント、又はこれらの両方のエレメントがずれてしまう場合がある。
かくして、脊椎固定エレメント及び骨固定エレメントを、最少の時間及び最少点数の手術器具で所定の場所に固定できる脊椎固定デバイスを提供するのが望ましい。更に、脊椎固定エレメントを骨固定エレメントの軸線からオフセットした軸線のところに固定できる脊椎固定デバイスを提供するのが望ましい。
本発明は、長さ方向脊椎ロッド、好ましくは水平方向にオフセットした長さ方向脊椎ロッドを骨アンカーに関して固定するためのアウトリガーに関する。一実施例では、アウトリガーは、骨アンカーの少なくとも一部を受け入れる大きさ及び形状の第1通穴即ちチャンネル及び脊椎ロッドの少なくとも一部を受け入れる大きさ及び形状の第2通穴即ちチャンネルを持つハウジングと、骨アンカーの一部を取り囲む大きさ及び形状のボアを持ち、少なくとも一部が第1通穴即ちチャンネル内に配置されたカムと、脊椎ロッドの少なくとも一部を取り囲む大きさ及び形状の通路を持ち、少なくとも一部が第2通穴即ちチャンネル内に配置されたコレットとを含む。カムは、好ましくは、第1位置から第2位置まで移動でき、更に好ましくは回転でき、第1位置では、脊椎ロッド及び骨アンカーは、ハウジングに関して自由に移動でき、第2位置では、脊椎ロッド及び骨アンカーは、ハウジングに関して固定される。
変形例では、アウトリガーは、骨アンカーの少なくとも一部を受け入れる大きさ及び形状の第1通穴即ちチャンネル及び脊椎ロッドの少なくとも一部を受け入れる大きさ及び形状の第2通穴即ちチャンネルを持つハウジングと、骨アンカーの少なくとも幾分かを取り囲む大きさ及び形状のボアを有し、少なくとも一部が第1通穴即ちチャンネル内に配置されたカムと、脊椎ロッドの少なくとも一部を取り囲む大きさ及び形状の通路を持ち、少なくとも一部が第2通穴即ちチャンネル内に配置されたコレットとを含む。カムは、好ましくは、第1位置から第2位置まで移動でき、更に好ましくは回転でき、第1位置では、カムは、コレットと接触及び/又は係合せず、第2位置では、カムは、コレットと接触及び/又は係合し、これによりコレットを第2形状から第1形状に移動する。
更に別の変形例では、アウトリガーは、第1形状にある場合に長さ方向脊椎ロッドの移動を許容し、第2形状にある場合に長さ方向脊椎ロッドの移動を阻止する大きさ及び形状のコレットと、カムの移動により、コレットを第1形状から第2形状に移行する大きさ及び形状のカムと、コレット及びカムの少なくとも一部を受け入れる大きさ及び形状のハウジングとを含む。カムは、偏心カムであってもよい。
好ましくは、第2通穴即ちチャンネルは第1通穴即ちチャンネルに対して実質的に横方向にあり、第1通穴即ちチャンネルは第2通穴即ちチャンネルから距離Aだけ離間されている。
更に、カムには、好ましくは、少なくとも一つのローブが形成されており、コレットには少なくとも一つの突出部が形成されている。ローブは、カムが第1位置から第2位置まで移動するとき、突出部と接触及び/又は係合するような大きさ及び形状を有する。端部材は、好ましくは、カムが第1位置から第2位置まで移動するとき、コレットに形成された荒らした表面と係合するための例えば鋸歯状表面や溝付き表面等の荒らした表面を有する。ローブが突出部と接触及び/係合することにより、コレットに形成された荒らした表面を端部材に設けられた荒らした表面と接触及び/又は係合させる。
好ましくは、カムの移動によりカムをコレットと接触させ、これにより、好ましくは、コレットを脊椎ロッドの少なくとも幾分かの周囲で圧縮し、これによって、ハウジングに関する脊椎ロッドの位置を固定する。
コレットは、好ましくは、第1形状と第2形状との間で移動自在であり、第2形状で圧縮される。コレットには、好ましくは、スロットが形成されており、スロットがその第1側から第2側まで延びている。スロットは通路と連通しており、これによりコレットの圧縮を容易にする。第1位置から第2位置までのカムの移動により、好ましくは、カムをコレットと接触させ、これにより、好ましくは、コレットを第1形状から第2形状まで移動し、ハウジングに関する脊椎ロッドの位置を固定する。
ハウジングの側部には、更に、コレットの少なくとも一部を受け入れるための横方向開口部が形成されており、この横方向開口部の少なくとも一部を閉鎖するため、端部材をハウジングに固定できる。端部材は、コレットに形成された荒らした表面と係合するための荒らした表面を備えていてもよい。
アウトリガーは、更に、キー又はキー型構成を備えていてもよい。キーは、好ましくは、ハウジングに関するカムの配向を制限する。キーは、穴及びピンを持つプレートの形態であってもよい。ピンは、ハウジングに形成されたボア及びプレートを通って、カムに形成されたスロットと係合する大きさ及び形状を備えている。ハウジングに関するカムの回転は、好ましくは、カムに形成されたスロットと接触するピン及び/又はキーによって制限される。
好ましくは、カムは、手術器具によってカムを回転したとき、第1位置から第2位置まで移動する。更に好ましくは、カムは、手術器具を360°よりも小さい所定の角度に亘って回転させることによって、第1位置から第2位置まで移動する。
更に、第1位置から第2位置までのカムの移動により、好ましくは、骨アンカーをハウジングと接触させ、これによってハウジングに関する骨アンカーの位置を固定する。
カムは、更に、中間位置まで移動できる。この中間位置では、脊椎ロッドは、ハウジングに関して自由に並進する(例えば、ハウジングに関する、ロッドの長さ方向軸線と実質的に平行なロッドの移動)が、関節連結移動(例えば、ハウジングに関する、第2通穴の長さ方向軸線と実質的に平行な長さ方向軸線を中心としたロッドの枢動)及び/又は回転(例えば、ハウジングに関する、ロッドの長さ方向軸線と平行な軸線を中心としたロッドの回転)が阻止されている。カムは、第1ローブ及び第2ローブを備えていてもよい。第1位置から中間位置までのカムの移動により、第1ローブをコレットと接触させる。中間位置から第2位置までのカムの移動により、第2ローブをコレットと接触させる。コレットは、好ましくは、第1突出部及び第2突出部を含み、第1突出部は、第1ローブと接触するように大きさ及び形状が定められており、第2突出部は、第2ローブと接触するように大きさ及び形状が定められている。第1位置から中間位置までのカムの移動により、第1ローブを第1突出部と接触させ、これによりコレットを端部材と係合する。中間位置から第2位置までのカムの移動により、第2ローブを第2突出部と接触させ、これによりコレットを脊椎ロッドの幾分かの周囲で圧縮する。
添付図面にシステムを更に詳細に説明した。添付図面は単なる例示であり、好ましいデバイスの構造、及び単独で又は他の特徴との組み合わせで使用する特定の特徴を示す。特許請求の範囲は、図示の実施例に限定されるべきではない。
図1は、アウトリガーの例示の実施例の斜視図である。 図1Aは、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図1のアウトリガーの別の斜視図である。 図2は、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図1のアウトリガーの側面図である。 図3Aは、図1のアウトリガーと関連した使用するためのカムの斜視図である。 図3Bは、図1のアウトリガーと関連した使用するためのコレットの斜視図である。 図4は、第1位置の図1のアウトリガーを下方から見た断面図である。 図5は、第2位置の図1のアウトリガーを下方から見た断面図である。 図6は、アウトリガーを第1位置から第2位置まで移動するときにアウトリガーに作用する力を示す、図1のアウトリガーの断面図である。 図7は、アウトリガーの変形例の斜視図である。 図7Aは、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図7のアウトリガーの別の斜視図である。 図8Aは、図7に示すアウトリガーと関連して使用できるカムの斜視図である。 図8Bは、図8Aに示すカムの別の斜視図である。 図9は、図7に示すアウトリガーと関連して使用できるコレットの斜視図である。 図10は、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図7に示すアウトリガーの第1位置での平面図である。 図11は、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図7に示すアウトリガーの第1位置での側面図である。 図12は、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図7に示すアウトリガーの中間位置での平面図である。 図13は、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図7に示すアウトリガーの中間位置での側面図である。 図14は、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図7に示すアウトリガーの第2位置での平面図である。 図15は、内部構成要素を示すために部品を仮想線で示す、図7に示すアウトリガーの第2位置での側面図である。 図16は、図7に示すアウトリガーに関して使用できる、カムのローブについての例示の半径方向輪郭を示すグラフである。
次に、添付図面を参照して特定の例示の実施例を説明する。一般的には、このような実施例は、非限定的例としてクランプデバイス又はアウトリガー(本明細書中、集合的にアウトリガーと呼ぶ)に関する。即ち、後方脊椎固定で骨アンカーを長さ方向脊椎ロッドに関して固定する上で使用するアウトリガーに関する。本発明はこの他にも用途があり、本明細書中に説明し例示した構造又は使用に限定されるべきではない。以下に更に詳細に説明するように、アウトリガーは、カム、コレット、及びハウジングを含んでいてもよい。
更に、アウトリガーを、一般的には脊椎(例えば腰椎領域、胸椎領域、又は頸椎領域)で使用されるものとして説明するが、アウトリガーは、例えば関節、長骨、又は手や顔や脚等の骨等の身体の他の部分の固定に使用してもよいということは当業者には理解されよう。例えば、ロッドを、患者の身体の外側で、例えば患者の長骨や脊椎等に沿って接合される場合等で、アウトリガーを身体の外部固定に使用してもよい。アウトリガーは、更に、基端延長部又は先端延長部を拡張可能な人工肋骨の肋骨フックに連結する上で、トランスコネクタ(例えば脊椎手術中に二つのロッドを互いに連結するデバイス)用のクランプアッセンブリ/機構として使用してもよいし、リトラクターシステムのピースを連結し固定するのに使用してもよいし、又は例えばリトラクターシステム等の構成要素を手術台に取り付けるのに使用してもよい。アウトリガーは、ステンレス鋼、チタニウム、チタニウム合金、等を含むがこれらに限定されない当該技術で周知の任意の生体親和性材料で形成されていてもよい。
図1、図1A、及び図2に示すように、アウトリガー5は、骨アンカー22及び従って椎骨を長さ方向脊椎ロッド36に相互連結するため、カム6と、コレット8と、ハウジング10とを含んでいてもよい。
当業者によって一般的に理解されるように、長さ方向脊椎ロッド36には、中実のロッド、中実でないロッド、可撓性ロッド即ち動的ロッド、等が含まれるがこれらに限定されないということは理解されるべきである。アウトリガーの使用は、任意の特定の種類の長さ方向脊椎ロッド36に限定されないということは理解されるべきである。
骨アンカー22は、骨係合部分23及びシャフト部分24を含む。図示のように、骨係合部分23は、ターゲット椎骨と螺合するためのねじ山23aを含んでいてもよい。当業者に周知のように、骨係合部分23は、例えばフック、インプラント、ワイヤ、等の他の形態を備えていてもよい。アウトリガーの使用は、任意の特定の種類の骨アンカー22に限定されないということは理解されるべきである。
図示のように、ハウジング10は、上端11、下端12、第1側部13、第2側部14、第3側部15、及び第4側部16を含み、ハウジング10は全体に矩形の本体の形態であってもよい。しかしながら、ハウジング10は、例えば立方体や楕円体等の多くの形状のうちの任意の形状であってもよいということは当業者には理解されるべきである。アウトリガー5は、ハウジング10の形状によって限定されるものではないということは理解されるべきである。
ハウジング10は、更に、内キャビティ17、上穴18、及び下穴20を含み、上下の穴18、20は、好ましくは、内キャビティ17と連通し、上端11から下端12まで延びる第1通穴即ちチャンネル21(本明細書中、集合的に第1通穴と呼ぶ)を形成する。この通穴21は、骨アンカー22のシャフト部分24の少なくとも幾分かを受け入れるような大きさ及び形状を備えている。更に、第1通穴21は、カム6の少なくとも幾分か好ましくは全体を受け入れるような大きさ及び形状を備えていてもよい。カム6は、好ましくは、以下に更に詳細に説明するように、骨アンカー22のシャフト部分24の少なくとも幾分かの周囲に配置される。更に好ましくは、上穴18は、カム6を受け入れるような大きさ及び形状を備えていてもよく、これに対し下穴20は、カム6がハウジング10から下穴20を通って出ないような大きさ及び形状を備えていてもよい。かくして、本質的には、ハウジング10は、カム6がハウジング10の下端12を通って出ないようにするストップとして作用する。更に、ハウジング10及びカム6の形状により、以下に更に詳細に説明するように、骨アンカー22とハウジング10との間に接触領域19を形成する。
ハウジング10は、第1側部13に形成された第1横開口部25a及び第3側部15に形成された第2横開口部25bを備えていてもよい。これらの第1及び第2の横開口部25a、25bは、好ましくは内キャビティ17と連通しており、長さ方向脊椎ロッド36の少なくとも幾分かを受け入れるための第2通穴即ちチャンネル25(本明細書中、集合的に第2通穴と呼ぶ)を形成する。図示のように、第2通穴25は、好ましくは、第1通穴21に関して実質的に横方向に配向されている。更に、好ましくは、第2通穴25の長さ方向軸線は、第1通穴21の中心線から距離Aだけ離間されている。そのため、長さ方向脊椎ロッド36を骨アンカー22からずらすことができ、即ちオフセットできる。距離「A」は、約5mm乃至約50mmであり、好ましくは、約8mm乃至約25mmである。当業者によって一般的に理解されるように、オフセットの大きさは、アウトリガーが埋め込まれる身体の領域で決まる。例えば、距離Aは、腰椎領域では、頸椎領域と比較して大きい。アウトリガーは、任意の特定の寸法に限定されない。
ハウジング10は、更に、第2側部又は第4側部のいずれか(ここでは、第2側部14として示してある)に形成された第3開口部27を含んでいてもよい。第3開口部27は、コレット8の少なくとも一部、好ましくは全部をハウジング10の内キャビティ17に挿入できるように及び/又は内キャビティ17内に受け入れられることができるように、好ましくは、内キャビティ17と連通している。その結果、以下に更に詳細に説明するように、コレット8を脊椎ロッド36の少なくとも幾分かの周囲に配置できる。
ハウジング10は、更に、カム6とハウジング10との間にキー又はキー型構成26を備えていてもよい。これにより、キー26をひとたび挿入すると、カム6は、ハウジング10から、ハウジングに形成された上穴18を通って出ないようにされる。更に、上文中に言及したように、ハウジング10の形状は、カム6がハウジング10から下穴20を通って出ないようにする。かくして、ハウジング10の形状とキー26との間から出ないようにするストップとして作用し、カム6は、好ましくは、ハウジング10内に上端11と下端12との間に固定される。キー26は、以下に更に詳細に説明するように、好ましくは、このキーが適正に配向された場合にだけ、カム6をハウジング10に挿入できる。更に、好ましくは、キー26は、以下に更に詳細に論じるように、カム6の回転移動を制限するように作用する。当業者に一般的に理解されるように、任意のキー又はキー型構成26を使用してもよい。例えば、カム6及びハウジング10の一方が、カム6又はハウジング10のうちの他方に形成された溝と係合するための突出部を含んでいてもよい。キー26は、ハウジング10と一体成形されていてもよいし、別体の独立したピースであって、ハウジングに取り付けられていてもよい。この他の例には、カム6が非対称形状又は独特の形状を有し、ハウジング10がカム6の非対称形状又は独特の形状と対応する開口部を持つようにカム6及びハウジング10を形成することが含まれる。
図示のように、キー26は、好ましくは、プレート29及びピン32の形態を備えている。ハウジング10に形成された第1通穴21は、好ましくは、カム6をハウジング10に挿入した後、好ましくは、プレート29をカム6と隣接して受け入れるような大きさ及び形状を備えている。プレート29は、好ましくは、カム6の外輪郭又は周囲と適合する大きさ及び形状を備えている。プレート29は、プレートとして説明したけれども、プレート又はプレート状とは考えられないこの他の形状を備えていてもよい。プレート29は、穴30を持つように大きさ及び形状が定められていてもよい。更に、ハウジング10は、その側部のうちの一つ(第4側部16として示す)から延びるボア28を備えていてもよい。このボア28は、プレート29に形成された穴30と同心であり、そのため、ピン32を、ハウジング10に形成されたボア28を通してプレート29に形成された穴30に挿入できる。このようにして、カム6がハウジング10から上端11を通って出ないようにする。
ハウジング10は、更に、第2側部14又は第4側部16のいずれか(第2側部14として示す)に形成された第3開口部27と隣接してプレート状端部材40を備えていてもよい。このプレート状端部材40は、好ましくは、ハウジング10に形成された第3開口部27の少なくとも一部及び好ましくは全部を覆うように大きさ及び形状が定められている。プレート状として説明したが、端部材40はこの他の形状を備えていてもよい。図1A及び図2に示すように、端部材40は、コレット8と以下に更に詳細に説明するように係合するための荒らした表面42を備えていてもよい。端部材40に形成された荒らした表面42は、鋸歯状形状や溝を備えた表面等の形態を備えていてもよい。当業者には理解されるように、コレット8と端部材40とを互いに押し付けたときに摩擦を増大し、コレット8と端部材40との間の係合を増大する表面の任意の組み合わせを使用してもよい。
端部材40は、ハウジング10と一体成形されていてもよいし、別体の独立したピースであって、ハウジングに取り付けられていてもよい。端部材40は、別に形成されている場合には、機械式ファスニング、接着剤、溶接等を含むがこれらに限定されない当該技術で周知の任意の手段によってハウジング10に連結されていてもよい。好ましくは(以下に更に詳細に説明する図7及び図7Aの変形例に最もよく示すように)、端部材40はその一つ又はそれ以上の側部から延びる突出部144を備えていてもよい。突出部144は、ハウジング10に形成されたスロット146と係合するように、例えばさねはぎ継ぎ連結部をなすように大きさ及び形状が定められている。その結果、端部材40はハウジング10内に摺動自在に受け入れられる。更に、ハウジング10及び端部材40は、端部材40をハウジング10に更にしっかりと固定するため、ピン151を受け入れるための同心のボアを備えていてもよい。
図3Aに示すように、カム6は、上部分52と、中間部分54と、下部分56と、上部分52から下部分56まで延びるボア58とを含む。好ましくは、ボア58は、骨アンカー22のシャフト部分24の少なくとも幾分かを受け入れるように大きさ及び形状が定められている。カム6に形成されたボア58は、実質的に平滑であってもよいし、カム6を通して骨アンカー22を挿入できるように内ねじ(図示せず)を備えていてもよく、骨アンカー22は、カム6に形成されたボア58の内径よりも大径の骨ねじを備えていてもよい。
カム6の上部分52は、以下に更に詳細に説明するように第1位置から第2位置へのカム6の回転を容易にする手術器具と係合するためのファスナ係合機構59を備えていてもよい。ファスナ係合機構59は、ねじ回し、ラチェット、ソケット、等を含むがこれらに限定されない当該技術で周知の任意の機構であってもよい。図示のように、ファスナ係合機構59は、対応する駆動機構62と係合する(図1Aに最もよく示すように)大きさ及び形状のギヤ形状部分60を備えていてもよい。
中間部分54は、好ましくは、好ましくは細長いスロット64を含み、この細長いスロット64は、キー26を受け入れる大きさ及び形状を備えている。当業者に容易に理解されるように、細長いスロット64及びキー26の組み合わせは、ハウジング10に関するカム6の回転移動量を制限し制御するように作用する。好ましくは、細長いスロット64は、カム6をハウジング10に関して回転できるように、キー26よりも広幅であるように大きさ及び形状が定められている。カム6の回転は、キー26、好ましくはピン32が、カム6に形成されたスロット64と接触することによって制限される。好ましくは、キー26及び細長いスロット64は、カム6が360°よりも小さい角度、例えば30°、60°、145°、180°、270°、等の角度に亘って回転できるような大きさ及び形状を備えている。しかしながら、当該技術で一般的に周知であるように、カム6は、任意の角度まで回転するように大きさ及び形状が定められていてもよい。
カム6の下部分56には、好ましくは、ローブ57が形成されている。例えば、カム6は、下側から見たとき、円形でない形状を備えており、ボア58の長さ方向軸線に関するカム6の半径は、その周囲に沿って変化する。このようにして、カム6は偏心カムの形態を備えている。カム6は、デュアル偏心カムと関連して以下に詳細に説明するように、半径が段階的に変化する輪郭(stepped radius profile)を備えていてもよい。
図3Bに示すように、コレット8は、第1側部65、第2側部66、第3側部67、第4側部68、上側69、下側70、及びコレット8の第1側部65から第2側部66まで延びる通路74を含む。この通路74は、好ましくは、長さ方向脊椎ロッド36の少なくとも幾分かを受け入れるように大きさ及び形状が定められており、更に好ましくは、ひとたびコレット8を第3開口部27を介してハウジング10に挿入すると、コレット8に形成された通路74がハウジング10に形成された第2通穴25と整合し、その結果、長さ方向脊椎ロッド36をハウジング10に通すことができるように大きさ及び形状が定められている。図示のように、第1及び第2の側部65、66には、テーパした窪み76が形成されている。このテーパした窪み76により、コレット8を通して脊椎ロッド36を挿入するのが容易になる。コレット8の好ましくは円筒形の外面をハウジング10に形成された第2通穴25の内面と直接的に接触することにより、長さ方向脊椎ロッド36をハウジング10に関して角度移動できる。別の態様では、例えば、脊椎ロッド36及びコレット8は一部品をなして形成されていてもよく、その場合、ハウジング10及び/又はアンカー22に関する脊椎ロッド36の関節連結移動だけが許容される(例えば、コレット8は、脊椎ロッド36に関する回転移動及び/又は並進移動が許容されない)。
図示のように、第3側部67又は第4側部68のうちの一方(第4側部68として示す)は、カム6と接触する表面を備えている。好ましくは、カム6に形成されたローブ57と接触するためのコレット8に形成された突出部77を備えている。この際、第3側部67又は第4側部68のうちの他方(第3側部67として示す)は、端部材40に形成された荒らした表面42と接触するための荒らした表面72を備えている。上文中に言及したように、コレット8に形成された荒らした表面72は、鋸歯状形状の表面や溝を備えた表面等の形態を備えていてもよい。当業者に一般的に理解されるように、コレット8と端部材40とを互いに押し付けたとき、コレット8と端部材40との間の係合を増大する大きな摩擦を発生する表面の任意の組み合わせを使用してもよい。更に好ましくは、図示のように、コレット8は、カム6の下部分56に形成されたローブ57と接触するための突出部77を備えていてもよい。カム6を回転させることによって、好ましくは、ローブ57を、コレット8に形成された突出部77と接触させ及び/又は係合させ、これにより、好ましくは、コレット8に形成された荒らした表面72を端部材40に形成された荒らした表面42と接触させ及び/又は係合させる。
更に、図示のように、コレット8の下側70には、スロット78が形成されていてもよい。このスロット78は、好ましくは、第1側部65から第2側部66まで延びている。スロット78は、更に、好ましくは、当業者に一般的に理解されるように、コレット8が圧縮性であるように、通路74と連通していてもよい。自然の状態では、コレット8の大きさ及び形状は、第1形状において、長さ方向脊椎ロッド36が通路74内で移動(例えば、並進、回転、関節連結移動、等)するように定められていてもよい。その後、例えばカム6の回転により力を加えることにより、好ましくは、コレット8を第2形状に移動する。この形状では、通路74内での長さ方向脊椎ロッド36の移動(例えば、並進、回転、関節連結移動、等)は、実質的に阻止される。好ましくは、カム6の移動により、ローブ57をコレット8と接触及び/又は係合させ、これにより、好ましくは、コレットを脊椎ロッド36の少なくとも幾分かの周囲で圧縮し、これによってハウジング10に関する脊椎ロッド36の位置を固定する。例として、並進は、脊椎ロッドの長さ方向軸線と実質的に平行な、ハウジングに関する脊椎ロッドの移動を意味し、関節連結移動は、第2通穴の長さ方向軸線とほぼ平行な軸線を中心とした、ハウジングに関する脊椎ロッドの枢動を意味し、回転は、ロッドの長さ方向軸線と平行な軸線を中心とした、ハウジングに関する脊椎ロッドの回転を意味する。図示のように通路74は、コレット8が第2形状にある場合に長さ方向脊椎ロッド36が動かないようにするのを更に補助するため、ねじ山を備えた、鋸歯状の、又は荒らした表面80を備えていてもよい。複数のスロット、弱め領域、等を含むがこれらに限定されない当該技術で周知の任意の他の手段によって、コレット8を圧縮可能に形成してもよいということに着目すべきである。
使用に当たっては、製造者及び/又は外科医がアウトリガー5を予備組み立てし、カム6及びコレット8をハウジング10内に固定してもよい。次に、長さ方向脊椎ロッド36を、ハウジング10に形成された通穴25及びコレット8に形成された通路74に通す。次いで、患者の骨、例えば椎骨に予め固定した骨アンカー22にアウトリガー5を連結する。骨アンカー22のシャフト部分24は、ハウジング10の第1通穴24及びカム6に形成されたボア58によって受け入れられる。別の態様では、当業者に一般的に理解されるように、骨アンカー22を患者の骨に固定する前にアウトリガー5を骨アンカー22に固定してもよい。更に、脊椎ロッド36をハウジング10の第2通穴25及びコレット8に形成された通路74に挿入する前に、アウトリガー5及び骨アンカー22を患者の骨に固定してもよい。
図4に最もよく示すように、カム6は、このカム6が、好ましくは、コレット8と接触及び/又は係合しておらず、そのためコレット8が好ましくは第1形状にあり、コレット8が端部材40と接触及び/又は係合していない第1位置でハウジング10に位置決めされる。この位置では、長さ方向脊椎ロッド36はハウジング10に関して自由に移動でき、骨アンカー22はハウジング10に関して自由に移動できる。ひとたび所望の位置に達した後、外科医は、駆動機構62等の手術器具を使用し、カム6の上部分52に形成されたファスナ係合機構50と係合させてもよい。その後、図5に最もよく示すように、好ましくは、手術器具を回転することによりカム6を回転し、これにより、好ましくは、カム6をコレット8と接触及び/又は係合させ、これによりコレット8を端部材40と接触及び/又は係合する。更に、カム6の回転により、好ましくは、コレット8を、脊椎ロッド36がハウジング10に関して自由に移動できる第1形状から、脊椎ロッド36が実質的にハウジング10に関して移動しないようにされた第2位置まで移動及び/又は並進する。
更に詳細には、好ましくは、手術器具を回転することによりカム6を回転し、これにより、好ましくは、カム6に形成されたローブ57をコレット8に形成された突出部77と接触及び/又は係合し、これにより、好ましくは、コレット8を脊椎ロッド36の幾分かの周囲で圧縮し、更に、好ましくは、コレット8に形成された荒らした表面72を端部材40に形成された荒らした表面42と接触/係合する。このようにして、コレット8を、長さ方向脊椎ロッド36の幾分かの周囲に締め付けることに加えて端部材40に関して回転に関して固定し、これによって長さ方向脊椎ロッド36がこれ以上移動(即ち回転、並進、関節連結移動、等)しないようにする。
更に、図6に示すように、カム6でコレット8に力を加えることにより、大きさが同じで方向が逆の力をカム6に加え、これにより骨アンカー22に等しい力を加える。このようにして、骨アンカー22のシャフト部分24をハウジング10に、例えばカム6の下のハウジング10の領域19に押し付け、これによって骨アンカー22をハウジング10に関して固定する。更に、骨アンカー22のシャフト部分24をキー26に押し付け、これによって骨アンカー22をハウジング10に関して更に固定する。
上記文中に言及したアウトリガー5と同様に、アウトリガー105は、図7乃至図15に示すように、骨アンカー22及び従って椎骨を長さ方向脊椎ロッド36に相互連結するため、カム106と、コレット108と、ハウジング110とを含んでいてもよい。上文中に言及したように、このアウトリガーは、任意の特定の種類の長さ方向脊椎ロッド36又は骨アンカー22で使用するように限定されない。
上記文中に説明したハウジング10と同様に、ハウジング110は、上端111と、下端112と、第1側部113と、第2側部114と、第3側部115と、第4側部116とを含み、ハウジング110は、全体として、矩形の本体の形体であってもよい。しかしながら、上文中に言及したように、アウトリガー105は、ハウジング110について、任意の特定の形状に限定されない。
ハウジング110は、更に内キャビティ117と、上穴118と、下穴120とを含み、上下の穴118、120は、好ましくは、内キャビティ117と連通し、上端111から下端112まで延びる第1通穴121を形成する。第1通穴121は、骨アンカー22のシャフト部分24の少なくとも幾分かを受け入れるように大きさ及び形状が定められている。更に、第1通穴121は、更に、カム106の少なくとも一部、好ましくは全部を受け入れるように大きさ及び形状が定められていてもよく、カム106は、好ましくは、少なくとも一部が、骨アンカー22のシャフト部分24の幾分かの周囲に配置されている。更に好ましくは、上穴118は、カム106を受け入れるように大きさ及び形状が定められていてもよく、この際、下穴120は、カム106が下穴120を通ってハウジング110から出ないように大きさ及び形体が定められていてもよい。かくして、本質的には、下端112は、カム106をハウジング110内に保持するストップとして作用する。
ハウジング110は、更に、第1側部113に形成された第1横開口部125aと、第3側部115に形成された第2横開口部125bとを含む。これらの第1及び第2の横開口部125a、125bは、好ましくは内キャビティ117と連通しており、長さ方向脊椎ロッド36の少なくとも一部を受け入れるための第2通穴125を形成する。図示のように、第2通穴125は、好ましくは、第1通穴121に関して実質的に横方向に配向されている。更に、好ましくは、第2通穴125の長さ方向軸線は、第1通穴121の中心線から距離「A」だけ離間されており、そのため、長さ方向脊椎ロッド36を骨アンカー22からオフセットできる。
ハウジング110は、第2側部114又は第4側部116のいずれか(ここでは、第2側部114として示してある)に形成された第3開口部127を含む。この第3開口部127は、好ましくは、内キャビティ117と連通しており、これにより、コレット108をハウジング110の内キャビティ117内に挿入及び/又は受け入れでき、コレット108の少なくとも一部を脊椎ロッド36の幾分かの周囲に配置できる。
ハウジング110は、更に、カム106とハウジング110との間にキー又はキー型構成126を含んでいてもよい。そのため、キー126がひとたび挿入されると、ハウジング110に形成された上穴118を通ってカム106がハウジング110から出ないようにされる。更に、上文中に言及したように、ハウジング110の形状は、カム106がハウジング110から下端112を通って出ることがないようにするストップとして作用し、かくしてハウジング110及びキー126の形状間で、カム106は、好ましくは、ハウジング110内に固定される。更に、好ましくは、キー126は、以下に更に詳細に説明するように、カム106の回転移動を制限するように作用する。当業者により一般的に理解されるように、及び上文中に言及したように、任意のキー又はキー型構成を使用してもよい。
図7Aに最もよく示すように、キー126は、ドエルロッド131の形態であってもよい。このドエルロッドは、好ましくは、カム106に形成された溝153に挿入できる。ハウジング110には、一つ又はそれ以上のドエルロッド131を受け入れるための一つ又はそれ以上の横ボア132が設けられていてもよい。図示のようにボア132は、好ましくは、第1側部113から第3側部115まで延びる。ドエルロッド131は、ひとたび挿入されると、カム106に形成された溝153と係合し、これによって、カム106がハウジング110の上端111を通ってハウジング110から出ないようにする。
ハウジング110は、更に、第2側部114又は第4側部116(ここでは、第2側部114として示してある)のいずれかに形成された第3開口部127と隣接してプレート状端部材140を備えていてもよい。プレート状端部材140は、好ましくは、ハウジング110に形成された第3開口部127の少なくとも一部及び好ましくは全部を覆うような大きさ及び形状を備えている。プレート状として説明したが、端部材140は、この他の形状を備えていてもよい。図7A及び図10に示すように、端部材140は、以下に更に詳細に説明するように、コレット108と係合するための荒らした表面142を備えていてもよい。端部材140は、ハウジング110と一体成形されていてもよいし、別体の独立したピースであって、ハウジング110に取り付けられていてもよい。別に形成されている場合には、端部材140は、機械的ファスニング、接着、溶接、等を含むがこれらに限定されない当該技術分野で周知の任意の手段によってハウジング110に連結されていてもよい。図7及び図7Aに最もよく示すように、好ましくは、端部材140は、その一つ又はそれ以上の側部から延びる突出部144を含んでいてもよい。突出部144は、ハウジング110に形成されたスロット146とさねはぎ継ぎ連結で係合するように大きさ及び形状が定められている。その結果、端部材140は、ハウジング110内に摺動自在に受け入れられる。更に、ハウジング110及び端部材140は、端部材140をハウジング110に更にしっかりと固定するため、ピン151を受け入れるための同心のボアを備えていてもよい。
図8A及び図8Bに示すように、カム106は、上部分152と、中間部分154と、下部分156と、上部分152から下部分156まで延びるボア158とを含む。好ましくは、ボア158は、骨アンカー22のシャフト部分24の少なくとも幾分かを受け入れる大きさ及び形状を備えている。カム106に形成されたボア158は、実質的に滑らかであってもよいし、又は変形例では、カム106を通して骨アンカー22を挿入できるように内ねじ(図示せず)を備えていてもよい。骨アンカー22は、カム106に形成されたボア158の内径よりも大径の骨ねじを含んでいてもよい。
カム106の上部分152は、以下に更に詳細に説明するように、カム106を、第1位置から、一つ又はそれ以上の随意の中間位置を通って第2位置まで容易に回転する手術器具が係合するためのファスナ係合機構159を備えていてもよい。ファスナ係合機構159は、ねじ回し、ラチェット、ソケット、等を含むがこれらに限定されない当該技術で周知の任意の機構であってもよい。図示のように、ファスナ係合機構159は、例えば上文中に言及した駆動機構62等の対応する手術器具と係合する大きさ及び形状のギヤ状部分160であってもよい。
上記文中に言及したように、カム106は、更に、大きさ及び輪郭がドエルロッド131と一致する溝153、更に好ましくは周囲溝を備えている。使用にあたっては、カム106は、ドエルロッド131が、ハウジング110に形成された横ボア132を通って少なくとも一部が、カム106に形成された溝153に挿入され、カム106がハウジング110から抜けないように整合していてもよい。更に、当業者に容易に理解されるように、カム106に形成された溝153と、ハウジング110の横ボア132を通して挿入されたドエルロッド131との組み合わせは、ハウジング110に関するカム106の横方向移動量を制限し又は制御するように作用する。例えば、溝153は、カム106がハウジング110に関して限定された回転しかできないように、カム106の一部の周囲に亘ってしか延びていなくてもよい。別の態様では、以下に更に詳細に説明するように、回転許容量を、ローブの形状によって、好ましくは、カム106に形成された第2ローブ157aの形状、及びこれらのローブとコレット108に形成された突出部との相互作用によって、好ましくは、第2ローブ157aと第2突出部177との相互作用によって制限してもよい。好ましくは、アウトリガー105は、カム106が360°よりも小さい角度、例えば30°、60°、145°、180°、270°、等に亘って回転できるように大きさ及び形状が定められていてもよい。しかしながら、当該技術で一般的に周知であるように、カム106は、任意の角度回転するように大きさ及び形状が定められていてもよい。
カム106には、更に、第1ローブ157及び第2ローブ157aが設けられていてもよい。好ましくは、第2ローブ157aは、第1ローブ157から回転的にオフセットしていてもよい。図示のように、好ましくは、第2ローブ157aはカム106の下部分156に形成されており、これに対し第1ローブ157は第2ローブ157aと上部分152との間に配置されている。例えば、下から見たとき、カム106は、ボア158の長さ方向軸線に関するカム106の半径が異なるように、円形でない直径を持つ二つの部分を備えていてもよい。このようにして、カム106はデュアル偏心カムの形態である。別の態様では及び/又はこれに加えて、カム106は任意の数のローブを備えていてもよく、例えば3個、4個、又はそれ以上のローブを備えていてもよい。これらのローブは、長さ方向脊椎ロッド36を様々な力でクランプできるように、コレット108に様々な力を加えるように大きさ及び形状が定められていてもよい。
図示のように、例えば図16では、第1ローブ157及び第2ローブ157aは、異なるローブ半径輪郭を備えていてもよい。例えば、第1ローブ157は、単一半径の輪郭を備えていてもよく、第2ローブ157aには、好ましくは、図10に161a、161b、161c、161d、161eとして示す一つ又はそれ以上の平らな表面を組み込んだ階段状半径輪郭が形成されていてもよい。これらの平らな表面は、好ましくは、ボア158の長さ方向軸線に関する半径が異なっている。図示のローブ半径輪郭は一例に過ぎず、この他のローブ半径輪郭を使用してもよいということは理解されるべきである。更に、階段状ローブ輪郭は、多かれ少なかれ平らな表面を含むということは理解されるべきである。第1ローブ157は、第2ローブ157aと同様の又は異なる階段状ローブ輪郭を備えていてもよい。第2ローブ157aは、第1ローブ157と同様の又は異なる単一半径の輪郭を備えていてもよい。
好ましくは、第2ローブ157aの半径は第1ローブ157の半径を越えて延び、これにより、包含される全ての部品の許容差に関わらず、アウトリガー105を適正に固定できる。更に、第2ローブ157aに階段状半径輪郭を組み込むことにより、カム106が係合状態から移動して離れる危険を伴わずにアウトリガー105を様々な安定した位置に固定できる。
上記文中に言及したように、許容回転量は、カム106に形成された第2ローブ157aの形状及び第2ローブ157aとコレット108に形成された第2突出部177との相互作用によって制限される。例えば、図10に最も良く示すように、第2ローブ157aが階段状半径輪郭で形成されている場合には、第2ローブ157aの輪郭は、好ましくは、使用時に、第2突出部177と接触する一つ又はそれ以上の階段状半径の係合によってカム106の反時計廻り方向回転が制限されるように大きさ及び形状が定められている。別の態様では及び/又はこれに加えて、第2突出部177と接触する第2ローブ157aの増大する半径によってカム106の時計廻り方向回転が制限されてもよい。
以下に更に詳細に説明するように、カム106を回転させることにより、好ましくは、カム106に形成された第1ローブ157を、コレット108に形成された第1突出部179と接触及び/又は係合させる。この時点で、好ましくは、カム106に形成された第2ローブ157aは、コレット108に形成された第2突出部177と接触及び/又は係合していない。カム106を回転し続けると、カム106に形成された第1ローブ157は、好ましくは、コレット108に形成された第1突出部179から解離及び/又は係合解除する。しかしながら、この時点で、カム106に形成された第2ローブ157aは、好ましくは、コレット108に形成された第2突出部177と接触及び/又は係合する。
図9に示すように、コレット108は、第1側部165と、第2側部166と、第3側部167と、第4側部168と、上側169と、下側170と、コレット108の第1側部165から第2側部166まで延びる通路174とを含む。通路174は、好ましくは、長さ方向脊椎ロッド36の少なくとも幾分かを受け入れる大きさ及び形状を備えており、更に好ましくは、コレット108が第3開口部127を介してハウジング110に挿入されると、コレット108に形成された通路174をハウジング110に形成された第2通穴125と整合し、長さ方向脊椎ロッド36をハウジング110に受け入れることができ及び/又は通すことができる大きさ及び形状を備えている。図示のように、第1側部165及び第2側部166には、テーパした窪み176が形成されている。このテーパした窪み176により、脊椎ロッド36をコレット108を通して挿入するのが容易になる。コレット108の好ましくは円筒形の外面をハウジング110に形成された第2通穴125の内面と接触させることにより、長さ方向脊椎ロッド36をハウジング110に関して角度移動できる。別の態様では、上文中に言及したように、脊椎ロッド36及びコレット108は、一部品として形成されていてもよい。
図示のように、第3側部167及び第4側部168のうちの一方(第4側部168として示す)が、カム106と接触するための第1表面及び第2表面、好ましくは第1ローブ157及び第2ローブ157aの夫々と接触するための第1突出部179及び第2突出部177を備えていてもよく、この際、第3側部167及び第4側部168のうちの他方(第3側部167として示す)が、端部材140に形成された荒らした表面142と接触するための荒らした表面172を備えていてもよい。更に好ましくは、図示のように、コレット108は、カム106に形成された第1ローブ157と接触するための第1突出部179を備えていてもよい。この接触は、カム106の回転により、好ましくは、第1ローブ157を、コレット108に形成された第1突出部179と接触及び/又は係合させ、これにより、好ましくは、コレット108に形成された荒らした表面172を端部材140に形成された荒らした表面142と接触及び/又は係合させるように行われる。コレット108に形成された荒らした表面172と端部材140に形成された荒らした表面142との係合により、好ましくは、コレット108を端部材140に関して回転について固定する。これにより、好ましくは、長さ方向脊椎ロッド36の関節連結移動を、ハウジング110に関して固定する。更に、好ましくは、コレット108は、カム106に形成された第2ローブ157aと接触するための第2突出部177を備えていてもよい。この接触は、カム106を更に回転することにより、好ましくは、第2ローブ157aを、コレット108に形成された第2突出部177と接触及び/又は係合するように行われ、これによって、コレット108を長さ方向脊椎ロッド36の周囲で圧縮し、脊椎ロッド36及び骨アンカー22の位置を、以下に更に詳細に説明するように、ハウジング110に関して固定する。
更に、図示のように、コレット108にはスロット178が設けられている。このスロット178は、好ましくは、第1側部165から第2側部166まで延びる。スロット178は、更に、好ましくは、通路174と連通しており、そのため、当業者に一般的に理解されるように、コレット108は圧縮自在である。その通常の状態では、コレット108は、好ましくは、第1形状において、長さ方向脊椎ロッド36が通路174内で移動(例えば並進、回転、関節連結移動、等)するような大きさ及び形状を備えている。その後、例えばカム106を回転することによって力を加えることにより、好ましくは、コレット108を第2形状に移動する。この第2形状では、長さ方向脊椎ロッド36は、実質的にハウジング110に関して関節連結移動しないようにされる。その後、例えばカム106を更に回転することにより別の及び/又は追加の力を加えると、好ましくは、コレット108を第2形状に移動し、長さ方向脊椎ロッド36が通路74内で実質的に全く移動(例えば並進、回転、関節連結移動、等)しないようにする。このようにして、カムの第1位置からカムの中間位置までのカム106の最初の回転により、第1ローブ157をコレット108と接触及び/又は係合し、これにより、コレット108に形成された荒らした表面172を端部材140に形成された荒らした表面142と係合する。しかしながら、第1ローブ157と第1突出部179との係合は、好ましくは、コレット108を脊椎ロッド36の周囲で圧縮する力を加えない。カム106をカムの中間位置からカムの第2位置まで更に回転することにより、第2ローブ157aをコレット108と接触及び/又は係合し、これによりコレット108に力を加え、コレット108を脊椎ロッド36の幾分かの周囲で圧縮し、ハウジング110に関する脊椎ロッド36の位置(例えば並進)を固定する。図示のように、通路174は、コレット108が第2位置にある場合に長さ方向脊椎ロッド36が移動しないようにするのを更に補助するため、ねじ山を備えた、鋸歯状の、又は荒らした表面180を備えていてもよい。
使用に当たっては、カム106及びコレット108が、好ましくはハウジング110内に固定されるように、製造者及び/又は外科医がアウトリガー105を予備組み立てしてもよい。次に、長さ方向脊椎ロッド36を、ハウジング110に形成された第2通穴125及びコレット108に形成された通路174に通す。次いで、患者の骨、例えば椎骨に予め固定してあってもよい骨アンカー22にアウトリガー105を連結する。骨アンカー22のシャフト部分24は、ハウジング110に形成された第1通穴124及びカム106のボア158によって受け入れられる。別の態様では、当業者に一般的に理解されるように、アウトリガー105は、骨アンカー22を患者の骨に固定する前に骨アンカー22に固定してあってもよい。更に、アウトリガー105及び骨アンカー22は、脊椎ロッド36をハウジング110の第2通穴125及びコレット108の通路174に挿入する前に、患者の骨に固定してあってもよい。
図10及び図11に最もよく示すように、カム106はハウジング110に第1位置で受け入れられる。これによって、カム106は、好ましくは、コレット108と接触及び/又は係合せず、そのため、コレット108は第1形状にあり、コレット108は、好ましくは、端部材140と接触及び/又は係合していない。この位置では、長さ方向脊椎ロッド36はハウジング110に関して自由に移動でき、骨アンカー22はハウジング110に関して自由に移動できる。ひとたび所望の位置に達した後、外科医は、例えば上文中に言及した駆動機構62等の手術器具を使用し、カム106の上部分152に形成されたファスナ係合機構159と係合する。その後、図12及び図13に最もよく示すように、手術器具を回転することにより、好ましくは、カム106を中間位置まで回転させる。この中間位置では、カム106は、コレット108と部分的に接触及び/又は係合しており、これにより、好ましくは、コレット108を端部材140と接触及び/又は係合させる。しかしながら、この時点で、コレット108を脊椎ロッド36の周囲に圧縮するための力は加えられていない。このようにして、コレット108は、端部材140に関して回転について固定されるが長さ方向脊椎ロッド36をハウジング110に関して並進できる。その後、図14及び図15に最もよく示すように、手術器具を更に回転することによりカム106を更に回転させ、これにより、好ましくは、カム106をコレット108と接触及び/又は係合させる。これにより、好ましくは、コレット108を、脊椎ロッド36がハウジング110に関して自由に移動する第1形状から、脊椎ロッド36がハウジング110に関して実質的に移動しないようにされた第2形状まで移動及び/又は並進する。第2形状では、コレット108は、好ましくは、脊椎ロッド36の幾分かの周囲で圧縮され、これによって脊椎ロッド36が並進移動しないようにする。
更に詳細には、好ましくは、手術器具を回転することによりカム106を回転させ、これにより、好ましくは、カム106に形成された第1ローブ157をコレット108に形成された第1突出部179と接触及び/又は係合させ、これにより、好ましくは、コレット108に形成された荒らした表面172を端部材140に形成された荒らした表面142と接触及び/又は係合させる。この時点で、好ましくは、コレット108を圧縮する力は加えられていない。このようにして、コレット108を端部材140に関して回転的に固定するが、それでも、長さ方向脊椎ロッド36はハウジング110に関して並進できる。カム106を更に回転させることにより、カム106に形成された第2ローブ157aをコレット108に形成された第2突出部177と接触及び/又は係合させる。これにより、コレット108を第2形状まで移動及び/又は並進させる。第2形状では、脊椎ロッド36は、ハウジング110に関して実質的に移動(例えば並進)しないようにされる。
更に、上文中に説明したアウトリガー105と同様に、カム106に形成された第2ローブ157aによってコレット108に力を加えることにより、大きさが等しく且つ方向が逆の力がカム106及び従って骨アンカー22に加わる。このようにして、骨アンカー22のシャフト部分24の少なくとも一部が、ハウジング110に、例えばカム106の下のハウジング110の領域119に押し付けられ、これによって、骨アンカー22をハウジング110に関して固定する。
当業者に理解されるように、例えばロッド、アウトリガー、ハウジング、ペディクルねじ(pedicle screw) 、等の本明細書中に説明した任意の構成要素又は全ての構成要素をセット又はキットで提供してもよい。そのため、外科医は、固定手順を行う上で構成要素の様々な組み合わせを選択でき、患者の特定の必要/解剖学的構成について特別に形成された固定システムを形成できる。各構成要素の一つ又はそれ以上をキット又はセットで提供してもよいということに着目すべきである。幾つかのキット又はセットでは、同じデバイスを様々な形状及び/又は大きさ(例えば様々な大きさの多数のロッド、アウトリガー、ハウジング、及び/又はペディクルねじ)で提供してもよい。
以上の説明及び添付図面は本発明の好ましい実施例を示すけれども、添付の特許請求の範囲に定義した本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変形、変更、組み合わせ、及び/又は代替を行ってもよいということは理解されよう。詳細には、本発明は、本発明の精神及び要旨から逸脱することなく、この他の特定の形態、構造、構成、割合で、及びこの他のエレメント、材料、及び構成要素を備えて実施してもよいということは当業者には明らかであろう。本発明は、本発明の原理から逸脱することなく、構造、構成、割合、材料、及び構成要素に、特定の環境及び作動上の要件に特定的に適合した多くの変更を施して使用してもよいということは、当業者には理解されよう。更に、本明細書中に説明した特徴は、単独で使用してもよいし、他の特徴との組み合わせで使用してもよい。従って、本明細書中に開示した実施例は、全ての点に関して例示であって、限定ではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に示してあるのであって、以上の説明に限定されないと考えられるべきである。
5 アウトリガー
6 カム
8 コレット
10 ハウジング
11 上端
12 下端
13 第1側部
14 第2側部
15 第3側部
16 第4側部
17 内キャビティ
18 上穴
19 接触領域
20 下穴
21 第1通穴即ちチャンネル
22 骨アンカー
23 骨係合部分
23a ねじ山
24 シャフト部分
25a 第1横開口部
25b 第2横開口部
26 キー又はキー型構成
27 第3開口部
29 プレート
32 ピン
36 長さ方向脊椎ロッド

Claims (19)

  1. 長さ方向脊椎ロッドを骨アンカーに関して固定するためのアウトリガーにおいて、
    前記骨アンカーの少なくとも一部を受け入れる大きさ及び形状の第1通穴及び前記脊椎ロッドの少なくとも一部を受け入れる大きさ及び形状の第2通穴を持つハウジングと、
    前記骨アンカーの少なくとも一部を少なくとも部分的に取り囲む大きさ及び形状のボアを持ち、少なくとも一部が前記第1通穴内に配置されたカムと、
    前記脊椎ロッドの少なくとも一部を取り囲む大きさ及び形状の通路を持ち、少なくとも一部が前記第2通穴内に配置されたコレットとを含み、
    前記カムは第1位置から第2位置まで移動でき、前記第1位置では、前記脊椎ロッド及び前記骨アンカーは、前記ハウジングに関して自由に移動でき、前記第2位置では、前記脊椎ロッド及び前記骨アンカーは、前記前記ハウジングに関して固定され
    前記第2位置への前記カムの移動により、前記カムを前記コレットと接触させ、これにより前記コレットを前記脊椎ロッドの周囲に圧縮し、これによって前記ハウジングに関する前記脊椎ロッドの位置を固定する、
    アウトリガー。
  2. 請求項1に記載のアウトリガーにおいて、
    前記コレットは第1形状と第2形状との間で移動自在であり、前記コレットは、前記第2形状で圧縮される、アウトリガー。
  3. 請求項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記第1位置から前記第2位置までの前記カムの移動により、前記カムを前記コレットと接触させ、これにより前記コレットを第1形状から第2形状まで移動し、これによって前記ハウジングに関する前記脊椎ロッドの位置を固定する、アウトリガー。
  4. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記コレットにはその第1側部から第2側部まで延びるスロットが形成されており、このスロットは、前記通路と連通している、アウトリガー。
  5. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記カムにはローブが形成されており、前記コレットには突出部が形成されており、前記ローブは、前記カムを前記第1位置から前記第2位置まで移動するとき、前記突出部と接触するように大きさ及び形状が定められている、アウトリガー。
  6. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のアウトリガーにおいて、更に、
    前記カムを前記第1位置から前記第2位置まで移動するとき、前記コレットに形成された荒らした表面と係合するための荒らした表面を持つ端部材を含む、アウトリガー。
  7. 請求項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記突出部と接触した前記ローブにより、前記コレットに形成された前記荒らした表面を、前記端部材に形成された前記荒らした表面と係合する、アウトリガー。
  8. 請求項1に記載のアウトリガーにおいて、
    前記ハウジングは、更に、前記コレットを受け入れるため、その側部に形成された開口部を含む、アウトリガー。
  9. 請求項に記載のアウトリガーにおいて、更に、
    前記開口部を閉鎖するため、前記ハウジングに固定できる端部材を含む、アウトリガー。
  10. 請求項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記端部材は、前記コレットに形成された荒らした表面と係合するための荒らした表面を含む、アウトリガー。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記アウトリガーはキー機構を含み、このキー機構は、前記ハウジングに関する前記カムの配向を制限する、アウトリガー。
  12. 請求項11に記載のアウトリガーにおいて、
    前記キー機構は、開口部が形成されたプレート部材と、ピンと、前記ハウジングに形成されたボアとを含み、前記ボア及び前記開口部は、前記ピンを受け入れるように大きさ及び形状が定められている、アウトリガー。
  13. 請求項1に記載のアウトリガーにおいて、
    前記カムは中間位置まで移動でき、この中間位置では、前記脊椎ロッドは、前記ハウジングに関して自由に並進できるが、前記ハウジングに関して関節連結移動が妨げられる、アウトリガー。
  14. 請求項13に記載のアウトリガーにおいて、
    前記カムは、第1ローブ及び第2ローブを含み、前記第1位置から前記中間位置までの前記カムの移動により、前記第1ローブを、この第1ローブが前記コレットと接触する第1ローブ位置まで移動する、アウトリガー。
  15. 請求項14に記載のアウトリガーにおいて、
    前記中間位置から前記第2位置までの前記カムの移動により、前記第2ローブを、この第2ローブが前記コレットと接触する第2ローブ位置まで移動する、アウトリガー。
  16. 請求項15に記載のアウトリガーにおいて、
    前記コレットは第1突出部及び第2突出部を含み、前記第1突出部は、前記カムを前記中間位置まで回転したとき、前記第1ローブと接触するように大きさ及び形状が定められており、前記第2突出部は、前記カムを前記第2位置まで回転したとき、前記第2ローブと接触するように大きさ及び形状が定められている、アウトリガー。
  17. 請求項16に記載のアウトリガーにおいて、
    前記第1位置から前記中間位置までの前記カムの移動により、前記第1ローブを前記第1突出部と接触させ、これにより前記コレットを端部材と係合させ、前記中間位置から前記第2位置までの前記カムの移動により、前記第2ローブを前記第2突出部と接触し、これにより前記コレットを前記脊椎ロッドの少なくとも一部の周囲に圧縮する、アウトリガー。
  18. 請求項1乃至17のうちのいずれか一項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記カムは、前記カムの回転時に前記第1位置から前記第2位置まで移動する、アウトリガー。
  19. 請求項1乃至18のうちのいずれか一項に記載のアウトリガーにおいて、
    前記第1位置から前記第2位置までの前記カムの移動により、前記骨アンカーを前記ハウジングと接触させ、これによって前記ハウジングに関する前記骨アンカーの位置を固定する、アウトリガー。
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