JP2006087511A - 放射線画像取得方法、放射線画像取得装置及び放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラム - Google Patents

放射線画像取得方法、放射線画像取得装置及び放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 放射線撮影を行い、無線を用いて放射線画像データを転送する場合、転送先で撮影状態の確認を迅速かつタイムリーに行うことができる放射線画像取得方法、放射線画像取得装置及び放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラムを提供する。
【解決手段】 この放射線画像取得方法は、放射線を被写体に照射しその被写体を透過した放射線を検出し、検出結果に基づいて放射線画像データを得、放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成し、縮小画像データを無線で転送し、転送された縮小画像データを受信し縮小画像を表示する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、放射線画像取得方法、放射線画像取得装置及び放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラムに関するものである。
従来、X線やγ線等の放射線源から放射線を医療検査等のために人体等の被写体に照射し、被写体の透過線量に応じて、蛍光板などの波長変換体で受光部の感光波長域に波長変換し、これを受光素子により電気信号に変換して、電気情報として画像情報を得るようにした撮像装置が公知である(例えば、下記特許文献1参照)。かかる撮像装置は、放射線画像撮影用カセッテと同様のフラットパネル状に構成される場合には、放射線画像検出器であるFPD(フラットパネルディテクタ)とも称される。
また、このような医療検査のための放射線撮影では、撮影後に撮影状態が良好であるかどうかの確認が必要であり、不適と判断された場合には再撮影が実行される。かかる撮影状態の確認には、例えば、画像のぶれや画像位置などの撮影良否の確認がある。
一方、放射線画像検出器を用いた放射線撮影システムでは、放射線画像検出器で読み取って取得した放射線画像データを画像記録や画像表示等のためにパーソナルコンピュータ(PC)に転送するが、この場合、放射線画像検出器とPCとの接続をコードレスとして操作性を向上するために、接続に無線を用いた放射線撮影システムが知られている(例えば、下記特許文献2参照)。
しかし、放射線画像検出器で取得した放射線画像データを無線を用いてPCに転送する場合、データ信号の転送に時間を要するため、PC側において放射線画像を表示して撮影状態を確認することがタイムリーに行うことができないといった問題があった。
特開平11−345956号公報 特開2003−210444公報
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、放射線撮影を行い、無線を用いて放射線画像データを転送する場合、転送先で撮影状態の確認を迅速かつタイムリーに行うことができる放射線画像取得方法、放射線画像取得装置及び放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による放射線画像取得方法は、放射線を被写体に照射しその被写体を透過した放射線を検出するステップと、前記検出結果に基づいて放射線画像データを得るステップと、前記放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成するステップと、前記縮小画像データを無線で転送するステップと、前記転送された縮小画像データを受信し前記縮小画像を表示するステップと、を含むことを特徴とする。
この放射線画像取得方法によれば、放射線撮影で得た放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成し、その容量の比較的小さい縮小画像データを無線で転送先に転送するので、データ転送速度が向上し、転送時間をさほど要せず、放射線撮影後から転送先で縮小画像データを表示するまでの時間を短縮でき、撮影状態の確認を迅速かつタイムリーに行うことができる。
上記放射線画像取得方法において前記放射線画像データの記録中にまたは記録後に前記縮小画像データを作成することが好ましい。例えば、メモリ等に放射線画像データを記録しながら並行的に縮小画像データを作成してよく、また、いったん記録してから作成してもよい。
また、前記縮小画像データは前記放射線画像データについて間引処理を行うことで作成することができる。また、前記縮小画像データは前記放射線画像データの画素数を減少させることで作成することができる。
また、前記縮小画像の縮小率は、データ転送速度の向上と表示画像の視認性等の観点から、原画像の1/2乃至1/160000の範囲内であることが好ましい。放射線撮影後から縮小画像データの表示までの時間は、例えば10秒以内が好ましく、無線によるデータ転送速度を考慮して縮小率の上限が決定される。上述のことを考慮すると、前記縮小画像の縮小率は、原画像の1/100乃至1/10000の範囲内であることが更に好ましい。
また、前記縮小画像データを前記放射線画像データの転送に先立って独立して転送することが好ましい。または、前記縮小画像データを前記放射線画像データの付帯情報として転送するようにしてもよい。この場合、前記付帯情報の内の縮小画像データを受信すると、前記縮小画像を表示することが好ましい。
また、前記縮小画像データを受信しながら前記縮小画像を表示することで、体感的な待ち時間が減少し、好ましい。
また、縮小率が大きいと画面に表示される表示画像が小さくなるので、前記受信した縮小画像データを補間処理することで拡大表示することで、確認がし易くなる。
本発明による放射線画像取得装置は、放射線を被写体に照射しその被写体を透過した放射線を検出する手段と、前記検出結果に基づいて放射線画像データを得る手段と、前記放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成する手段と、前記縮小画像を外部の転送先に表示するために前記縮小画像データを無線で転送する手段と、を備えることを特徴とする。
この放射線画像取得装置によれば、放射線撮影で得た放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成し、その容量の比較的小さい縮小画像データを無線で転送先に転送するので、データ転送速度が向上し、転送時間をさほど要せず、放射線撮影後から転送先で縮小画像データを表示するまでの時間を短縮でき、撮影状態の確認を迅速かつタイムリーに行うことができる。
上記放射線画像取得装置において前記放射線画像データを記録するメモリ手段を更に備え、前記放射線画像データを前記メモリ手段に記録中にまたは記録後に前記縮小画像データを作成するように構成できる。
また、前記縮小画像データは前記放射線画像データについて間引処理を行うことで作成することができる。また、前記縮小画像データは前記放射線画像データの画素数を減少させることで作成することができる。
また、前記縮小画像の縮小率は、データ転送速度の向上と表示画像の視認性等の観点から、原画像の1/2乃至1/160000の範囲内であることが好ましい。放射線撮影後から縮小画像データの表示までの時間は、例えば10秒以内が好ましく、無線によるデータ転送速度を考慮して縮小率の上限が決定される。上述のことを考慮すると、前記縮小画像の縮小率は、原画像の1/100乃至1/10000の範囲内であることが更に好ましい。
また、前記縮小画像データを前記放射線画像データの転送に先立って独立して転送することが好ましい。または、前記縮小画像データを前記放射線画像データの付帯情報として転送することが好ましい。
本発明によるプログラムは、放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラムであって、放射線を被写体に照射しその被写体を透過した放射線を検出して得た放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成する放射線画像取得装置から転送された前記縮小画像データを無線で受信するステップと、前記縮小画像を表示するステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
この放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラムによれば、放射線画像取得装置において放射線撮影による放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成し、その容量の比較的小さい縮小画像データが無線で転送されてくるので、データ転送速度が向上し、転送時間をさほど要せず、放射線撮影後から縮小画像データを表示するまでの時間を短縮でき、撮影状態の確認を迅速かつタイムリーに行うことができる。
上記プログラムにおいて前記縮小画像データを独立して受信することが好ましい。または、前記縮小画像データが前記放射線画像データの付帯情報として転送され、前記付帯情報の内の縮小画像データを受信すると、前記縮小画像を表示することが好ましい。
また、前記縮小画像データを受信しながら前記縮小画像を表示することで、体感的な待ち時間が減少し、好ましい。
また、縮小率が大きいと画面に表示される表示画像が小さくなるので、前記受信した縮小画像データを補間処理することで拡大表示することで、確認がし易くなる。
本発明の放射線画像取得方法、放射線画像取得装置及び放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラムによれば、放射線撮影を行い、無線を用いて放射線画像データを転送する場合、放射線撮影後から転送先での縮小画像データ表示までの時間を短縮できるので、転送先で撮影状態の確認を迅速かつタイムリーに行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。図1は本実施の形態において患者に放射線撮影を行いその放射線画像を取得する放射線画像取得システムを概略的に示す図である。図5は図1の放射線画像取得システムを概略的に示すブロック図である。
図1の放射線画像取得システムは、ベット110上で臥位状態にある放射線撮影の被写体の患者Pに対し、放射線発生制御装置102で制御された放射線源101から放射線(X線)100を照射し、患者Pの撮影対象部位を透過した透過放射線がベット110と患者Pとの間に挟まれるようにして配置されたフラットパネル状の放射線画像検出器5により検出されるようになっている。
なお、放射線源101は、一般に固定陽極あるいは回転陽極X線管が用いられ、X線管は陽極の負荷電圧が医療の場合は、例えば20kVから150kVとされる。
図1,図5のように、放射線画像検出器5は、その透過放射線の検出結果に基づいて放射線画像データを生成し、その生成した放射線画像データをデータ無線信号mとして検出器通信部35から無線で転送先の画像処理装置1に転送するようになっている。
画像処理装置1は、図1,図5のように、制御部6の制御により、放射線画像検出器5からの放射線画像データのデータ無線信号mをPC通信部4で受信し、表示部2の画面3にその放射線画像を表示するとともに、画像処理部7で所定の周波数処理や階調処理等の画像処理を行い、画像処理後の放射線画像データをメモリ部9に保存し、また、出力部8から診察室の表示装置やデータベースサーバやプリンタ等に出力するようになっている。また、図5のように画像処理装置1は、PC通信部4から無線信号nを放射線画像検出器5の検出器通信部35に送信できる。
なお、図1,図5の画像処理装置1は、いわゆるパーソナルコンピュータから構成され、液晶デスプレイやCRT等からなる表示部2に加えて、コンピュータ本体(PC)と、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等の入力装置(図示省略)と、を備える。また、通常、画像処理装置1は撮影室の外に設置され、PC通信部4は撮影室内に設置される。
上述のようにして、図1の放射線画像取得システムでは、放射線撮影による患者Pの放射線画像を放射線画像検出器5で検出し生成し画像処理装置1に転送し、画像処理装置1で画像処理し、診断可能な状態にして出力したり保存することができる。
更に、図1の放射線画像取得システムは、放射線画像検出器5の制御回路30により縮小画像生成部29で放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成し、データ無線信号mとして画像処理装置1に転送し、PC通信部4を介して受信した画像処理装置1で縮小画像を表示部2の画面3に表示し、画像のぶれや画像位置などの撮影良否の確認を行うことができるようになっている。
なお、図1,図5の検出器通信部35とPC通信部4との間の無線通信は、電波を用いるが、本発明はこれに限定されず、赤外線通信や光通信を用いてもよい。
次に、上述の図1の放射線画像検出器5について図2乃至図4を参照して説明する。図2は図1の放射線画像検出器を示すために部分的に破断して内部を見た斜視図である。図3は図2の放射線画像検出器の回路構成を示す図である。図4は図2の撮像パネルの一部断面図である。
放射線画像検出器5は、フラットパネル状に可搬性に構成されたFPD(フラットパネルディテクタ)であり、放射線画像取得装置を構成するが、本出願人が先に特開2003−344545公報で開示した構成例を参照して説明する。
図2に示すように、放射線画像検出器5は、撮像パネル21と、放射線画像検出器5の動作を制御する制御回路30と、フラッシュメモリ等による書き換え可能な読み出し専用メモリを用いて撮像パネル21から出力された画像信号を記憶するメモリ部31と、放射線画像検出器5の動作を切り換えるための操作部32と、放射線画像の撮影準備の完了やメモリ部31に所定量の画像信号が書き込まれたことを示す表示部33と、撮像パネル21を駆動して画像信号を得るために必要とされる電力を供給する電源部34と、放射線画像検出器5と図1のPC通信部4との間で無線により通信を行うための検出器通信部35と、を備え、これらが扁平な矩形状の筐体40内に収容されている。
図3のように、撮像パネル21は、照射された放射線の強度に応じて蓄積された電気エネルギーを読み出す走査駆動回路25と、蓄積された電気エネルギーを画像信号として出力する信号選択回路27と、を有する。
筐体40は、外部からの衝撃に耐えかつ重量ができるだけ軽い素材であるアルミニウムやアルミニウム合金から外形を構成することが好ましく、筐体40の放射線入射面側は、放射線を透過し易い非金属例えばカーボン繊維などを用いて構成する。また、放射線入射面とは逆である背面側においては、放射線が放射線画像検出器5を透過してしまうことを防ぐ目的や放射線画像検出器5を構成する素材が放射線を吸収することで生ずる2次放射線からの影響を防ぐために、放射線を効果的に吸収する材料例えば鉛板などを用いる。また、筐体40の内部では、走査駆動回路25、信号選択回路27、制御回路30、メモリ部31等は、放射線遮蔽部材(図示省略)で覆われており、筐体40の内部で放射線の散乱を生じたり、各回路に放射線が照射されることが防止される。
図3のように、撮像パネル21には照射された放射線の強度に応じて蓄積された電気エネルギーを読み出すための収集電極220が2次元状に配置されており、この収集電極220がコンデンサ221の一方の電極とされて、電気エネルギーがコンデンサ221に蓄えられる。1つの収集電極220は放射線画像の1画素に対応する。
画素間には走査線223-1〜223-mと信号線224-1〜224-nが例えば直交するように配設される。コンデンサ221-(1,1)には、シリコン積層構造あるいは有機半導体で構成されたトランジスタ222-(1,1)が接続されている。このトランジスタ222-(1,1)は、例えば電界効果トランジスタであり、ドレイン電極あるいはソース電極が収集電極220-(1,1)に接続されるとともに、ゲート電極は走査線223-1と接続される。ドレイン電極が収集電極220-(1,1)に接続されるときにはソース電極が信号線224-1と接続され、ソース電極が収集電極220-(1,1)に接続されるときにはドレイン電極が信号線224-1と接続される。また、他の画素の収集電極220やコンデンサ221及びトランジスタ222も同様に走査線223や信号線224が接続される。
図4の撮像パネル21の一部断面図に示すように、放射線の照射面側には、入射された放射線の強度に応じて発光を行うシンチレータ層である第1層211が設けられている。ここで、第1層211には例えば波長が1Å(1×10−10m)程度である人体等を透過する電磁波であるX線(放射線)が図1の放射線源101から照射される。
第1層211は、蛍光体を主たる成分とするものであり、入射した放射線に基づいて、波長が300nmから800nmの電磁波、すなわち、可視光線を中心に紫外光から赤外光にわたる電磁波(光)を出力する。第1層211で用いられる蛍光体は、タングステン酸塩系蛍光体、テルビウム賦活希土類酸硫化物系蛍光体、テルビウム賦活希土類燐酸塩系蛍光体、テルビウム賦活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体、ヨウ化セシウム等から構成できるが、これらに限定されるものではなく、放射線の照射によって可視または紫外または赤外領域などの、受光素子が感度を持つ領域の電磁波を出力する蛍光体であればよい。
次に、第1層211の放射線照射面側とは逆の面側に、第1層から出力された電磁波(光)を電気エネルギーに変換する第2層212が形成される。第2層212は、第1層211側から、隔膜212a、透明電極膜212b、正孔伝導層212c、電荷発生層212d、電子伝導層212e、導電層212fが設けられている。ここで、電荷発生層212dは、光電変換可能な即ち電磁波(光)によって電子や正孔を発生し得る有機化合物を含有し、光電変換を円滑に行うために、いくつかの機能分離された層を有することが好ましく、例えば図4に示すように第2層が構成される。
隔膜212aは、第1層211と他の層を分離するためのものであり、例えばOxi-nitrideなどが用いられる。透明電極膜212bは、例えばインジウムチンオキシド(ITO)、SnO、ZnOなどの導電性透明材料を用いて形成される。透明電極膜212bの形成では、蒸着やスパッタリング等の方法を用いて薄膜を形成できる。また、フォトリソグラフィー法で所望の形状のパターンを形成してもよく、あるいは高いパターン精度を必要としない場合(100μm以上程度)は、上記電極物質の蒸着やスパッタリング時に所望の形状のマスクを介してパターンを形成してもよい。
電荷発生層212dでは、第1層211から出力された電磁波(光)によって電子と正孔を発生される。ここで発生した正孔は正孔伝導層212cに集められ、電子は電子伝導層212eに集められる。なお、本構造において、正孔伝導層212cと電子伝導層212eは必ずしも必須なものではない。
導電層212fは、例えばクロムなどで生成されている。また、一般の金属電極若しくは前記透明電極の中から選択可能であるが、良好な特性を得るためには仕事関数の小さい(4.5eV以下)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが好ましい。このような電極物質の具体例としては、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、マグネシウム、リチウム、アルミニウム等が挙げられるが、これらに限定されない。導電層212fは、これらの電極物質を原料として蒸着やスパッタリング等の方法を用いて生成できる。
次に、電荷発生層212dは、シアニン色素の会合体やJ凝集体を形成する有機化合物を用いて構成する。シアニン色素はハロゲン化銀写真の分光増感剤として広く使用されている。J凝集体は可視光を吸収して色素分子を構成する電子が励起状態となって、その励起電子がハロゲン化銀粒子に移動することで、ハロゲン化銀粒子が感光する。このシアニン色素は一般にハロゲン化銀粒子上では色素分子会合体を形成しているといわれる。色素分子が会合体を形成することにより、色素分子自体が安定化する。
次に、第2層212の放射線照射面側とは逆の面側には、第2層212で得られた電気エネルギーの蓄積および蓄積された電気エネルギーに基づく信号の出力を行う第3層213が形成されている。第3層213は、第2層212で生成された電気エネルギーを画素毎に蓄えるコンデンサ221と、蓄えられた電気エネルギーを信号として出力するためのスイッチング素子であるトランジスタ222を用いて構成されている。なお第3層は、スイッチング素子を用いるものに限られるものではなく、例えば蓄えられた電気エネルギーのエネルギーレベルに応じた信号を生成して出力する構成とすることもできる。
トランジスタ222は、例えばTFT(薄膜トランジスタ)を用いる。このTFTは、液晶ディスプレイ等に使用されている無機半導体系のものでも、有機半導体を用いたものでも良く、好ましくはプラスチックフィルム上に形成されたTFTである。プラスチックフィルム上に形成されたTFTとしては、アモルファスシリコン系のものが知られている。
スイッチング素子であるトランジスタ222には、図3及び図4に示すように、第2層212で生成された電気エネルギーを蓄積するとともに、コンデンサ221の一方の電極となる収集電極220が接続されている。このコンデンサ221には第2層212で生成された電気エネルギーが蓄積されるとともに、この蓄積された電気エネルギーはトランジスタ222を駆動することで読み出される。即ち、スイッチング素子を駆動することで放射線画像を画素毎の信号を生成することができる。なお、図4において、トランジスタ222は、ゲート電極222a、ソース電極(ドレイン電極)222b、ドレイン電極(ソース電極)222c、有機半導体層222d、絶縁層222eで構成されている。
第4層214は、撮像パネル21の基板である。第4層214として好ましく用いられる基板は、プラスチックフィルムであり、プラスチックフィルムとしては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリアリレート、ポリイミド、ボリカーボネート(PC)、セルローストリアセテート(TAC)、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)等からなるフィルム等が挙げられる。このように、プラスチックフィルムを用いることで、ガラス基板を用いる場合に比べて軽量化を図ることができるとともに、衝撃に対する耐性を向上できる。
更に、第4層214の第3層側面とは反対面側に電源部34を設ける構成としてもよく、電源部34は、例えばマンガン電池、ニッケル・カドミウム電池、水銀電池、鉛電池などの一次電池、充電可能なニッケルポリマー二次電池やリチウムイオンポリマー電池等の二次電池であってよく、この電池は、FPDを薄型化できるように平板状の形態が好ましい。
また、図3のように、撮像パネル21では、信号線224-1〜224-nに、例えばドレイン電極が接続された初期化用のトランジスタ232-1〜232-nが設けられている。このトランジスタ232-1〜232-nのソース電極は接地されている。また、ゲート電極はリセット線231と接続される。
撮像パネル21の走査線223-1〜223-mとリセット線231は、図3に示すように、走査駆動回路25と接続されている。走査駆動回路25から走査線223-1〜223-mのうちの1つ走査線223-p(pは1〜mのいずれかの値)に読出信号RSが供給されると、この走査線223-pに接続されたトランジスタ222-(p,1)〜222-(p,n)がオン状態とされて、コンデンサ221-(p,1)〜221-(p,n)に蓄積された電気エネルギーが信号線224-1〜224-nにそれぞれ読み出される。信号線224-1〜224-nは、信号選択回路27の信号変換器271-1〜271-nに接続されており、信号変換器271-1〜271-nでは信号線224-1〜224-n上に読み出された電気エネルギー量に比例する電圧信号SV-1〜SV-nを生成する。この信号変換器271-1〜271-nから出力された電圧信号SV-1〜SV-nはレジスタ272に供給される。
レジスタ272では、供給された電圧信号が順次選択されて、A/D変換器273で(例えば、12ビットないし14ビットの)1つの走査線に対するディジタルの画像信号とされ、制御回路30は、走査線223-1〜223-mの各々に、走査駆動回路25を介して読出信号RSを供給して画像走査を行い、走査線毎のディジタル画像信号を取り込んで、放射線画像の画像信号の生成を行う。この画像信号は制御回路30に供給される。
また、走査駆動回路25からリセット信号RTをリセット線231に供給してトランジスタ232-1〜232-nをオン状態とするとともに、走査線223-1〜223-mに読出信号RSを供給してトランジスタ222-(1,1)〜222-(m,n)をオン状態とすると、コンデンサ221-(1,1)〜221-(m,n)に蓄えられた電気エネルギーがトランジスタ232-1〜232-nを介して放出されることで、撮像パネル21の初期化を行うことができる。
図3のように、制御回路30にはメモリ部31や操作部32や通信部35が接続されており、操作部32からの操作信号PSや画像処理装置1からの無線信号nに基づいて放射線画像検出器5の動作が制御される。
操作部32は複数のスイッチが設けられており、操作部32からのスイッチ操作に応じた操作信号PSまたは画像処理装置1からの無線信号nに基づいて撮像パネル21の初期化や放射線画像の画像信号の生成が行われる。
また、制御回路30は、生成した画像信号をメモリ部31に記憶させる処理を行うとともに、検出器通信部35から図1,図5のPC通信部4に対しデータ無線信号mとして無線で転送する。
上述のように、図2〜図4の放射線画像検出器5は、撮像パネルや電源部やメモリ部等を一体化してフラットパネル型の可搬構造に構成したので、放射線画像の撮影を簡単に行うことができる。
上述の図3,図4の撮像パネル21は有機物による光電変換素子であるが、無機物による光電変換素子であってもよく、かかる構成の撮像パネルについて本出願人が特開2000−250152号公報で開示した構成例を参照して説明する。図7は無機物による光電変換素子を含む撮像パネルから構成された放射線画像検出器の回路構成を示す図である。図8は図7の撮像パネルの一部断面図である。
図7,図8の構成を有する放射線画像検出器5は、図2と同様にフラットパネル状に可搬性に構成されたFPD(フラットパネルディテクタ)であり、放射線画像取得装置を構成する。
図7,図8の放射線画像検出器5は、撮像パネル21と、放射線画像検出器5の動作を制御する制御回路30と、フラッシュメモリ等による書き換え可能な読み出し専用メモリを用いて撮像パネル21から出力された画像信号を記憶するメモリ部31と、撮像パネル21を駆動して画像信号を得るために必要とされる電力を供給する電源部34と、放射線画像検出器5と図1のPC通信部4との間で無線により通信を行うための検出器通信部35と、を備え、これらが扁平な矩形状の筐体40内に収容されている。
図7のように、撮像パネル21は、照射された放射線の強度に応じて蓄積された電気エネルギーを読み出す走査駆動回路25と、蓄積された電気エネルギーを画像信号として出力する信号選択回路27と、を有する。
筐体40は、外部からの衝撃に耐えかつ重量ができるだけ軽い素材であるアルミニウムやアルミニウム合金から外形を構成することが好ましく、筐体40の放射線入射面側は、放射線を透過し易い非金属例えばカーボン繊維などを用いて構成する。また、放射線入射面とは逆である背面側においては、放射線が放射線画像検出器5を透過してしまうことを防ぐ目的や放射線画像検出器5を構成する素材が放射線を吸収することで生ずる2次放射線からの影響を防ぐために、放射線を効果的に吸収する材料例えば鉛板などを用いる。
また、筐体40の内部では、走査駆動回路25、信号選択回路27、制御回路30、メモリ部31等は、放射線遮蔽部材(図示省略)で覆われており、筐体40の内部で放射線の散乱を生じたり、各回路に放射線が照射されることが防止される。電源部34は、例えばマンガン電池、ニッケル・カドミウム電池、水銀電池、鉛電池などの一次電池、充電可能なニッケルポリマー二次電池やリチウムイオンポリマー電池等の二次電池であってよく、この電池は、FPDを薄型化できるように平板状の形態が好ましい。
図7のように、撮像パネル21には、シンチレータにより変換された可視光を検出し、この可視光を被写体の放射線画像を担持する画像信号に光電変換する光電変換素子412-(1,1)〜412-(m,n)が2次元配置されている。光電変換素子412間には走査線421-1〜421-mと信号線422-1〜422-nが例えば直交するように配設される。光電変換素子412-(1,1)には、1つのトランジスタ423-(1,1)が接続されている。このトランジスタ423-(1,1)は、例えば電界効果トランジスタが用いられており、ドレイン電極あるいはソース電極が光電変換素子412-(1,1)に接続されるとともに、ゲート電極は走査線421-1と接続される。ドレイン電極が光電変換素子412-(1,1)に接続されるときにはソース電極が信号線422-1と接続され、ソース電極が光電変換素子412-(1,1)に接続されるときにはドレイン電極が信号線422-1と接続される。このようにして1つの画素が形成される。
他の光電変換素子412にも同様にトランジスタ423が接続されており、トランジスタ423のゲート電極には走査線421が接続されるとともに、ソース電極あるいはドレイン電極には信号線422が接続される。
図8のように、光電変換素子412は、基板411の上にパターン成形した導電膜からなる信号線413とアモルファスシリコン層414と透明電極415とからなるフォトダイオードで構成されている。信号線413は、基板411上に形成された薄膜トランジスタ423のドレイン電極423d(またはソース電極423s)と接続される。また、薄膜トランジスタ423のゲート電極423gは走査線が接続され、ソース電極423s(またはドレイン電極423d)は信号線422と接続される。なお、ソース電極423s及びドレイン電極423dとゲート電極423g間にはゲート絶縁膜424と半導体層425が設けられている。
光電変換素子412上には、蛍光体層(シンチレータ層)430が形成されており、場合によってはその裏面(X線源側)に支持体431が設けられている。なお、蛍光体層430の表面には後述するように保護層432が設けられており、蛍光体層430が光電変換素子412上に貼り付けられたときには、光電変換素子412と蛍光体層430間に保護層432が介在される。
図7に示すように、撮像パネル21の走査線421-1〜421-mは、走査駆動回路25と接続されているとともに、信号線422-1〜422-nは電荷検出器425-1〜425-nと接続されている。ここで、走査駆動回路25から走査線421-1〜421-mのうちの1つ走査線421-p(pは1〜mのいずれかの値)に電荷読出信号RSが供給されると、この走査線421-pに接続されたトランジスタ423-(p,1)〜425-(p,n)がオン状態とされて、光電変換素子412-(p,1)〜412-(p,n)で発生された信号電荷が信号線422-1〜422-nを介して電荷検出器425-1〜425-nに供給される。電荷検出器425-1〜425-nでは信号線422-1〜422-nを介して供給された電荷量に比例する電圧信号SV-1〜SV-nが生成される。この電荷検出器425-1〜425-nから出力された電圧信号SV-1〜SV-nが信号選択回路27に供給される。
信号選択回路27は、レジスタ45aとA/D変換器45bを用いて構成されており、レジスタ45aには電荷検出器425-1〜425-nから電圧信号が供給される。レジスタ45aでは、供給された電圧信号が順次選択されて、A/D変換器45bでディジタルのデータとされる。このデータは制御回路30に供給される。
制御回路30は、画像処理装置1(図1)から通信部35を介して受信した無線信号nに含まれる制御信号CTDに基づいて走査制御信号RCや出力制御信号SCが生成される。この走査制御信号RCが走査駆動回路25に供給されて、走査制御信号RCに基づき走査線421-1〜421-mに対しての電荷読出信号RSの供給が行われる。また、出力制御信号SCが信号選択回路27に供給されて、レジスタ45aに蓄えられている電荷検出器425-1〜425-nからの電圧信号の選択動作が制御されるとともに選択された電圧信号がデータ信号に変換されて、画像データDTとして信号選択回路27から制御回路30に供給される。
制御回路30では、この画像データDTを通信部35を介して画像処理装置1(図1)に無線信号mとして送信される。なお、画像データDTを画像処理装置1に供給する際に画像データの対数変換処理を行うものとすれば、画像処理装置1における画像データの処理を簡単とすることができる。また、上記の対数変換を読み出された電荷量を電荷検出器425で電圧信号SVに変換するときに同時に行っても良い。こうして対数変換後にA/D変換器45bでディジタルデータとすることにより、電圧信号SVが小さい領域での放射線情報の分解能を高くすることができる。
図8の撮像パネル21の蛍光体層430は、蛍光体と結合剤とからなる蛍光体塗料を支持体に塗布して蛍光体層を形成した後、蛍光体層を光電変換素子側にして貼り付ける方法が用いられる。なお、蛍光体塗料を仮支持体に塗布してから乾燥させて剥離することによりシート状の蛍光体層を形成し、それを貼り付けたり、蛍光体塗料を吹き付けて蛍光体層を形成したり、直接または保護層を介して蛍光体塗料を光電変換素子に塗布するものとしてもよい。
この蛍光体層430を形成するためには、まず、適当な有機溶媒中に、結合剤と蛍光体を添加し、ディスパーザーやボールミルを使用し、撹拌混合して結合剤中に蛍光体が均一に分散した蛍光体塗料を調製する。
蛍光体としては、タングステン酸塩系蛍光体(CaWO、MgWO、CaWO:Pb等)、テルビウム賦活希土類酸硫化物系蛍光体[YS:Tb、GdS:Tb、LaS:Tb、(Y,Gd)S:Tb、(Y,Gd)OS:Tb,Tm等]、テルビウム賦活希土類燐酸塩系蛍光体(YPO:Tb、GdPO:Tb、LaPO:Tb等)、テルビウム賦活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:Tb、LaOBr:Tb,Tm、LaOCl:Tb、LaOCl:Tb,Tm、LaOCl:Tb,Tm、LaOBr:Tb、GdOBr:Tb、GdOCl:Tb等)、ツリウム賦活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:Tm、LaOCl:Tm等)、硫酸バリウム系蛍光体[BaSO:Pb、BaSO:Eu2+、(Ba,Sr)SO:Eu2+等]、2価のユーロピウム賦活アルカリ土類金属燐酸塩系蛍光体[(BaPO:Eu2+、(BaPO)2:Eu2+等]、2価のユーロピウム賦活アルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体[BaFCl:Eu2+、BaFBr:Eu2+、BaFCl:Eu2+,Tb、BaFBr:Eu2+,Tb、BaF・BaCl・KCl:Eu2+、(Ba・Mg)F・BaCl・KCl:Eu2+等]、沃化物系蛍光体(CsI:Na、CsI:Tl、NaI、KI:Tl等)、硫化物系蛍光体[ZnS:Ag(Zn,Cd)S:Ag、(Zn,Cd)S:Cu、(Zn,Cd)S:Cu,Al等]、燐酸ハフニウム系蛍光体(HfP:Cu等)、タンタル酸塩系蛍光体(YTaO、YTaO:Tm、YTaO:Nb、[Y,Sr]TaO4−X:Nb、LuTaO、LuTaO:Nb、[Lu,Sr]TaO4−X:Nb、GdTaO:Tm、Gd・Ta・B:Tb等)が用いられ、特に、GdS:Tb、CsI:Tlが望ましい。
ただし、蛍光体は、上述のものに限定されるものではなく、放射線の照射により可視領域の発光を示し、この発光波長に光電変換素子が感度をもつものであれば使用できる。
ここで、蛍光体の平均粒子径は蛍光体層内の蛍光体の充填率を高くして、高精細な発光が可能であるとともに、蛍光体層内での蛍光体の発光の散乱を低減できるように0.5μm以上10μm以下、好ましくは1μm以上5μm以下とする。
蛍光体塗料調製用の溶剤としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノールなどの低級アルコール、メチレンクロライド、エチレンクロライドなどの塩素原子含有炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン、トルエン、ベンゼン、シクロへキサン、シクロヘキサノン、キシレンなどの芳香族化合物、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級アルコールとのエステル、ジオキサン、エチレングリコールモノエチルエステル、エチレングリコールモノメチルエステルなどのエーテル及びそれらの混含物を挙げることができる。
なお、蛍光体塗料には塗料中における蛍光体の分散性を向上させるための分散剤、又は形成後の蛍光体層中における結含剤と蛍光体との間の結合力を向上させるための可塑剤など種々の添加剤が混合されてもよい。
分散剤の例としては、フタル酸、ステアリン酸、カプロン酸、親油性界面活性剤などを挙げることができる。可塑剤の例としては、燐酸トリフェニル、燐酸トリクレジル、燐酸ジフェニルなどの燐酸エステル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジメトキシエチルなどのフタル酸エステル、グリコール酸エチルフタリルエチル、グリコール酸ブチルフタルブチルなどのグリコール酸エステル、トリエチレングリコールとアジピン酸とのポリエステル、ジエチレングリコールと琥珀酸とのポリエステルなどのポリエチレングリコールと脂肪族二塩基酸とのポリエステルなどを挙げることができる。
上記のようにして調整された蛍光体と結合剤とを含有する蛍光体塗料を、支持体若しくはシート形成用の仮支持体の表面に均一に塗布することにより塗料の塗膜を形成する。
蛍光体層430の厚さは、十分な輝尽発光光量を得るとともに、蛍光体層内での光の散乱を少ないものとするため、20〜150μmであることが好ましく、20〜100μmであることが望ましい。
この塗布手段としては、例えばドクターブレード、ロールコーター、ナイフコーター、押し出しコーターなどを用いることにより行うことができる。
図8の支持体431としては、例えばガラス、ウール、コットン、紙、金属などの種々の素材から作られたものが使用され得るが、情報記録材料としての取り扱い上、可撓性のあるシート或いはロールに加工できるものが好ましい。この点から、例えばセルロースアセテートフィルム、ポリエステルフイルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィルム、トリアセテートフィルム、ポリカーボネートフィルム等のプラスティックフィルム、アルミニウム箔、アルミニウム合金箔などの金属シート、一般紙及び例えば写真用原紙、コート紙、若しくはアート紙のような印刷用原紙、バライタ紙、レジンコート紙、べルギー特許784,615号明細書に記載されているようなポリサッカライド等でサイジングされた紙、二酸化チタンなどの顔料を含むピグメント紙、ポリビニールアルコールでサイジングした紙等の加工紙が特に好ましい。
支持体431と蛍光体層430の結合を強化するため支持体表面にポリエステル又はゼラチンなどの高分子物貿を塗布して接着性を付与する下塗り層を設けたり、画質(鮮鋭度、粒状性)を向上せしめるためにカーボンブラックなどの光吸収物質からなる光吸収層などが設けてシンチレータからの発光の少なくとも一部を吸収するものとしてもよい。それらの構成は目的、用途などに応じて任意に選択することができるが、カーボンブラック含有黒色ポリエチレンテレフタレート支持体などが好ましい。
また、蛍光体層430には、前述した支持体431に接する側と反対側表面を物理的、化学的に保護するための保護層432が設けられる。保護層432は、例えば酢酸セルロース、ニトロセルロースなどのセルロース誘導体、或いはポリメチールメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル、酢酸ビニルコポリマーなどの合成高分子物質を適当な溶剤に溶解して調製した溶液を蛍光体層の表面に塗布する方法により形成することができる。これらの高分子物質は、単独でも混合しても使用できる。また、保護層432を塗布で形成する場合は塗布の直前に架橋剤を添加することが望ましい。或いはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミドなどからなるプラスチックシートを接着剤を用いて接着するなどの方法で形成することができる。
また、有機溶媒に可溶性の弗素系樹脂を含む塗布膜により形成されることが好ましい。弗素系樹脂とは、弗素を含むオレフィン(フルオロオレフィン)の重合体、若しくは弗素を含むオレフィンを共重合体成分として含む共重合体をいう。弗素系樹脂の塗布膜により形成された保護層は架橋されていてもよい。また、膜強度の改良等の目的で、弗素系樹脂と他の高分子物質を混合してもよい。
このような保護層432は、厚さ0.5μm以上10μm以下、好ましくは1μm以上3μm以下であることが好ましい。このような薄い保護層432を用いることにより、蛍光体層430と光電変換素子との間隔が小さいものとされることから、蛍光体層430で発光された光が保護層432で散乱されることなく直ちに光電変換素子に入射されるので得られる放射線画像の鮮鋭度の向上に寄与することになる。
ここで、蛍光体層430及び保護層432の少なくとも一方を着色することで、蛍光体層内での蛍光体の発光の散乱による鮮鋭度の低下を低減できる。着色剤としては、蛍光体の発光波長領域の光を少なくとも一部吸収するような着色剤であり、蛍光体の発光波長に吸収がある色として青色乃至赤色の着色剤が適宜使用される。
例えば緑色領域に発光を示す蛍光体に使用される黄色乃至赤色の着色剤(染料及び顔料)の例としては、アゾ染料、アクリジン染料、キノリン染料、チアゾール染料、ニトロ染料などの各種染料;及びモリブデンオレンジ、カドミウム黄、黄鉛(クロムイエロー)、ジンククロメート、カドミウム黄、鉛丹などの各種顔料を挙げることができる。着色剤の含有量は、目的とする蛍光体層の用途、着色される部分、着色剤の種類などによって異なるが、一般的には、着色剤が染料である場合には10:1乃至10:1(蛍光体:着色剤、重量比)の範囲から選ばれる。また着色剤が顔料であるときには1:10乃至10:1(蛍光体:着色剤、重量比)の範囲から選ばれる。
また、緑色領域に発光を示す蛍光体を使用する場合には、420乃至540nmの波長域に吸収スペクトルの主ピークを有する着色剤を用いて着色するものとしてもよい。さらに、蛍光体の発光のピーク波長よりも長波長の発光領域における平均吸収率がピーク波長よりも短波長の発光領域における平均吸収率よりも高い着色剤を用いて着色するものとしてもよい。
ところで、蛍光体層の形成では、蛍光体塗料を支持体に均一に塗布することにより形成するものとしたが、気相法、例えば蒸着による方法でも形成することができる。この蛍光体層を柱状結晶構造とすれば、光ガイド効果により蛍光体の発光の蛍光体層中における散乱を抑制することができる。
図7のように、制御回路30にはメモリ部31や操作部32や表示部33や通信部35が接続されており、操作部32からの操作信号PSや画像処理装置1からの無線信号nに基づいて放射線画像検出器5の動作が制御される。
操作部32は複数のスイッチが設けられており、操作部32からのスイッチ操作に応じた操作信号PSまたは画像処理装置1からの無線信号nに基づいて撮像パネル21の初期化や放射線画像の画像信号の生成が行われる。また、メモリ部31の記憶容量は複数の画像データを保存可能な容量である。
また、制御回路30は、生成した画像信号をメモリ部31に記憶させる処理を行うとともに、検出器通信部35から図1,図5のPC通信部4に対しデータ無線信号mとして無線で転送する。
上述のように、図7,図8の放射線画像検出器5は、図2と同様にして撮像パネルや電源部やメモリ部等を一体化してフラットパネル型の可搬構造に構成したので、放射線画像の撮影を簡単に行うことができる。
なお、図7,図8で説明した放射線画像検出器5の撮像パネル21は、他の構成であってもよく、例えば、特開平9−294229号公報の図16(B)、特開2004−6781号公報、特開2000−61823号公報の図4(B)の各構成を採用してもよい。
また、図2〜図5、図7,図8の放射線画像検出器5は生成した放射線画像の縮小画像データを縮小画像生成部29で次のようにして作成する。即ち、図2,図3,図5の制御回路30は、上述のように放射線画像が生成されると、その放射線画像データに基づいて図5の縮小画像生成部29で放射線画像を所定の縮小率(何分の一)で縮小した縮小画像データを作成する。縮小率は制御回路30に予め設定しておくことができる。作成された縮小画像データは放射線画像データに先立って独立して検出器通信部35から図1,図5のPC通信部4に無線でデータ無線信号mとして転送される。
縮小画像データは、例えば、元の放射線画像データから画素を間引くことによって作成でき、または、元の放射線画像の画像データを公知の平均化処理等により画素数を減少させることで作成できる。
上述の縮小画像の縮小率は、データ転送速度の向上と表示画像の視認性等の観点から、原画像の1/2乃至1/160000の範囲内であることが好ましい。放射線撮影の後から縮小画像データの表示までの時間は、例えば10秒以内が好ましく、無線によるデータ転送速度を考慮して縮小率の上限が決定される。上述のことを考慮すると、縮小画像の縮小率は原画像の1/100乃至1/10000の範囲内であることが更に好ましい。
また、図1,図5の画像処理装置1の補間処理部7aは、PC通信部4を介して受信した上述の縮小画像データを補間処理し、表示部2の画面3に拡大表示するようになっている。この拡大表示された画像で撮影状態の確認がし易くなる。なお、補間処理としては、公知の最近傍法や最近傍法に比べ補間精度の高い線形補間法等を利用できる。
次に、図1〜図5の放射線画像取得システムによる放射線画像取得方法の各ステップS01〜S12について図6のフローチャートを参照して説明する。ステップS01〜S06が放射線画像検出器5における動作であり、ステップS07〜S12が画像処理装置1における動作である。
図6を参照して、図1の患者Pに対し放射線発生制御装置102の制御の下で放射線源101から放射線100を照射し(S01)、患者Pの撮影対象部位を透過した透過放射線をベット110と患者Pとの間に配置された放射線画像検出器5で検出し(S02)、図2〜図4の撮像パネル21に照射された透過放射線の強度に応じて電荷が電気エネルギーとしてコンデンサ221に蓄積される。
なお、放射線照射前に放射線画像検出器5では、図3の走査駆動回路25からリセット信号RTをリセット線231に供給し、撮像パネル21の初期化を行っている。
次に、放射線画像検出器5内で図3の制御回路30が走査線223-1〜223-mの各々に、走査駆動回路25を介して読出信号RSを供給して画像走査を行い、走査線毎のディジタル画像信号を取り込んで放射線画像の画像信号の生成を行う(S03)。
次に、上記生成した画像信号が放射線画像検出器5の制御回路30に供給され、メモリ部31にいったん保存されるとともに(S04)、その画像データに基づいて縮小画像生成部29において所定の縮小率で縮小画像データを生成する(S05)。なお、縮小画像データの生成は、放射線画像データのメモリ部31への保存後に行うようにしてもよい。
次に、生成された縮小画像データを検出器通信部35からデータ無線信号mとして送信する(S06)。
そして、その縮小画像データのデータ無線信号mを画像処理装置1のPC通信部4で受信し(S07)、補間処理部7aで縮小画像データを補間処理し(S08)、表示部2の画面3に表示する(S09)。なお、この補間処理は、縮小率がさほど大きくなければ、省略してもよい。
次に、表示部2の画面3に表示された縮小画像で放射線技師が画像のぶれや画像位置などの撮影良否を確認し(S10)、放射線画像の撮影状態が良好であれば、上記ステップS04で放射線画像検出器5のメモリ部31に保存した対応する放射線画像データの画像処理装置1への送信を指示する(S11)。また、撮影状態が良好でない場合は再撮の指示を出す(S12)。
以上のように、本実施の形態の放射線画像取得システムによれば、放射線画像検出器5において放射線撮影で得た放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成するが、その縮小画像データは容量が元の放射線画像データよりも小さいので、無線で画像処理装置1に転送する際のデータ転送速度が向上し、縮小率を適切に設定することで、転送時間が例えば10秒以内になり、転送時間をさほど要しない。従って、放射線撮影後から転送先の画像処理装置1で縮小画像データを表示するまでの時間を短縮でき、その縮小画像を表示部2の画面3に表示させて撮影状態の確認を迅速かつタイムリーに行うことができる。
また、画像処理装置1は、パーソナルコンピュータから構成されるが、その記憶装置には図6のようなステップS07〜S12までの動作を実行させるためのプログラムが格納されており、装置のスタータアップ(起動)のときに、記憶装置から読み出され、そのプログラムに従って各動作が制御される。パーソナルコンピュータの記憶装置としては、内蔵または外付けのハードディスク記憶装置等であってよいが、これに限定されず、内蔵または外付けの記憶媒体読取装置であってもよい。記憶媒体としては、CDやDVD等の光ディスク、磁気デスクまたは磁気テープ等の各種の可搬性等の記憶媒体を使用でき、プログラムが1つの記憶媒体または複数の記憶媒体に分割されて記憶されていてよい。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図2〜図4の放射線画像検出器5は、放射線をシンチレータなどの蛍光体で光に変換し、この光を光検出器で読み取り、放射線画像データを生成する構成(間接型)であるが、本発明はこれに限定されず、放射線を直接に電荷に変換しその電荷をコンデンサなどで読み取って画像データを生成する構成(直接型)であってもよい。
また、図6では、縮小画像データを放射線画像データの転送に先立って独立して転送しているが、本発明はこれに限定されず、放射線画像検出器5から縮小画像データを放射線画像データの付帯情報として転送し、画像処理装置1が付帯情報の内の縮小画像データを受信した段階で縮小画像を表示するようにしてもよい。
また、図6において、画像処理装置1で縮小画像データを受信しながら縮小画像を表示するようにしてもよく、これにより、体感的な待ち時間が減少する。
本実施の形態において患者に放射線撮影を行いその放射線画像を取得する放射線画像取得システムを概略的に示す図である。 図1の放射線画像検出器を示すために部分的に破断して内部を見た斜視図である。 図2の放射線画像検出器の回路構成を示す図である。 図2の撮像パネルの一部断面図である。 図1の放射線画像取得システムを概略的に示すブロック図である。 図1〜図5の放射線画像取得システムによる放射線画像取得方法の各ステップS01〜S12を説明するためのフローチャートである。 無機物による光電変換素子を含む撮像パネルから構成された放射線画像検出器の回路構成を示す図である。 図7の撮像パネルの一部断面図である。
符号の説明
1 画像処理装置(転送先)
2 表示部
3 画面
4 PC通信部
5 放射線画像検出器(放射線画像取得装置)
7a 補間処理部
21 撮像パネル
29 縮小画像生成部
30 制御回路
31 メモリ部
35 検出器通信部
100 放射線
101 放射線源
P 患者(被写体)
m データ無線信号

Claims (24)

  1. 放射線を被写体に照射しその被写体を透過した放射線を検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて放射線画像データを得るステップと、
    前記放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成するステップと、
    前記縮小画像データを無線で転送するステップと、
    前記転送された縮小画像データを受信し前記縮小画像を表示するステップと、を含むことを特徴とする放射線画像取得方法。
  2. 前記放射線画像データの記録中にまたは記録後に前記縮小画像データを作成することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像取得方法。
  3. 前記縮小画像データは前記放射線画像データについて間引処理を行うことで作成されることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線画像取得方法。
  4. 前記縮小画像データは前記放射線画像データの画素数を減少させることで作成されることを特徴とする請求項1,2または3に記載の放射線画像取得方法。
  5. 前記縮小画像の縮小率が原画像の1/2乃至1/160000の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線画像取得方法。
  6. 前記縮小画像の縮小率が原画像の1/100乃至1/10000の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放射線画像取得方法。
  7. 前記縮小画像データを前記放射線画像データの転送に先立って独立して転送することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線画像取得方法。
  8. 前記縮小画像データを前記放射線画像データの付帯情報として転送することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線画像取得方法。
  9. 前記付帯情報の内の縮小画像データを受信すると、前記縮小画像を表示することを特徴とする請求項8に記載の放射線画像取得方法。
  10. 前記縮小画像データを受信しながら前記縮小画像を表示することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放射線画像取得方法。
  11. 前記受信した縮小画像データを補間処理することで拡大表示することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放射線画像取得方法。
  12. 放射線を被写体に照射しその被写体を透過した放射線を検出する手段と、
    前記検出結果に基づいて放射線画像データを得る手段と、
    前記放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成する手段と、
    前記縮小画像を外部の転送先に表示するために前記縮小画像データを無線で転送する手段と、を備えることを特徴とする放射線画像取得装置。
  13. 前記放射線画像データを記録するメモリ手段を更に備え、
    前記放射線画像データを前記メモリ手段に記録中にまたは記録後に前記縮小画像データを作成することを特徴とする請求項12に記載の放射線画像取得装置。
  14. 前記縮小画像データは前記放射線画像データについて間引処理を行うことで作成されることを特徴とする請求項12または13に記載の放射線画像取得装置。
  15. 前記縮小画像データは前記放射線画像データの画素数を減少させることで作成されることを特徴とする請求項12,13または14に記載の放射線画像取得装置。
  16. 前記縮小画像の縮小率が原画像の1/2乃至1/160000の範囲内であることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の放射線画像取得装置。
  17. 前記縮小画像の縮小率が原画像の1/100乃至1/10000の範囲内であることを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の放射線画像取得装置。
  18. 前記縮小画像データを前記放射線画像データの転送に先立って独立して転送することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の放射線画像取得装置。
  19. 前記縮小画像データを前記放射線画像データの付帯情報として転送することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の放射線画像取得装置。
  20. 放射線画像表示のためのコンピュータ用プログラムであって、
    放射線を被写体に照射しその被写体を透過した放射線を検出して得た放射線画像データに基づいて縮小画像データを作成する放射線画像取得装置から転送された前記縮小画像データを無線で受信するステップと、
    前記縮小画像を表示するステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  21. 前記縮小画像データを独立して受信することを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記縮小画像データが前記放射線画像データの付帯情報として転送され、前記付帯情報の内の縮小画像データを受信すると、前記縮小画像を表示することを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  23. 前記縮小画像データを受信しながら前記縮小画像を表示することを特徴とする請求項20,21または22に記載のプログラム。
  24. 前記受信した縮小画像データを補間処理することで拡大表示することを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載のプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025780A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Fujifilm Corp 放射線変換シートおよび放射線画像検出装置
WO2010134365A1 (ja) * 2009-05-19 2010-11-25 コニカミノルタエムジー株式会社 放射線画像撮影システム

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