JP2006087059A - 等間隔パルス列生成装置および生成方法 - Google Patents
等間隔パルス列生成装置および生成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】
クロックに同期した位相データと所定電圧値とのクロス点前後の位相データの差分をサンプルホールドした後アナログ値に変換するD/A変換器2と、D/A変換器により変換されたアナログ値を電流に変換する電流源3および該電流を時間的に積分するコンデンサ4からなる積分器5と、積分器の電荷を放電するリセット回路6とを備える直線補間回路を有する位相合成装置およびそれを用いた位相合成方法により、コンデンサのゲイン変化やD/A変換におけるDCオフセット誤差に影響されることなく、ジッタの小さい精度の良い出力波を合成することができる。
【選択図】 図1
Description
従来のDDS方式の場合であれば、一旦sin波波形を生成しているので、折返し雑音を除去するためのアナログフィルタとして狭帯域のフィルタを使用することによって目的周波数スペクトル以外の雑音スペクトルを抑制することが可能であった。したがって、D/A変換に伴う誤差がある場合でも出力波の精度低下をある程度抑制することができた。しかし、上記技術では、このような手法を使うことができず、DCオフセット等のD/A変換歪みによって極端に性能が劣化してしまうといった問題がある。
まず、本発明の等間隔パルス列生成装置の第1の実施の形態について説明する。図1は本発明の等間隔パルス列生成装置に含まれる直線補間回路の実施の形態例を示すブロック図、図2は本発明の等間隔パルス列生成装置の第1の実施の形態例を示すブロック図、図3は図2の第1の実施の形態例における各部のパルス波形またはアナログ波形を示す図である。
図1の直線補間回路1は、クロックに同期した位相データ列のゼロクロス点直前の位相データおよびゼロクロス点前後の位相データの差分を順次サンプルホールドした値をアナログ値に変換するD/A変換器2と、アナログ値を電流に変換する電流源3および該電流を充電するコンデンサ4からなる積分器5と、該コンデンサ4に充電された電荷を放電するためのリセット回路6から構成されている。
算出された位相データ列は、レジスター10〜14において逐次一時記憶されるが、その間、位相データの符号が正負を入れ替えるゼロクロス点が図2の検出器8によって検出される。
ここで、位相データが0に比して大小を入れ替えるゼロクロス点を検出するものとしているが、これが0以外の所定位相であっても同様に動作させることが可能であり本発明はこれに限定されるものではない。またこの場合、コンパレータ9において直線補間波形と比較される電圧値も0以外の所定位相に対応した所定電圧値Vssとなる。
まず、本装置のリセット回路6をリセットすることによって、図1に示すリ点と所定電圧値の端子(この場合、0V)が導通し、リ点の電荷、すなわちコンデンサに充電されていた電荷が所定電圧値(この場合、0V)となる。
図5に示す等間隔パルス列生成装置は、第1の実施の形態に示した等間隔パルス列生成装置によって生成される出力波を入力し、一定時間リセット動作を行わせるためのフリップフロップ回路18を、RSフリップフロップ17とリセット回路6の間に配置するものである。
まず、本発明の等間隔パルス列生成方法の第1の実施の形態について説明する。図7は本発明の等間隔パルス列生成方法の第1の実施の形態例を示すブロック図である。
図7に示した等間隔パルス列生成方法は、クロックに同期させて位相データ列を算出する位相算出ステップ23と、位相算出ステップ23により算出された位相データ列のゼロクロス点を検出する検出ステップ24と、コンデンサに充電された電荷を放電するリセットステップ20および検出されたゼロクロス点直前の位相データとゼロクロス点前後の位相データの差分を順次サンプルホールドしこれをアナログ値に変換するD/A変換ステップ21およびD/A変換されたアナログ値を電流に変換しこれをコンデンサに充電する積分ステップ22からなる直線補間ステップ19と、直線補間ステップ19により得られる直線補間波を電圧0Vと比較しその大小により2値の電圧を発生する出力波生成ステップから構成されている。
2 D/A変換器
3 電流源
4 コンデンサ
5 積分器
6 リセット回路
7 位相発生部
8 検出器
9 コンパレータ
10〜14 レジスター
15、16、18 フリップフロップ回路
17 RSフリップフロップ回路
19 直線補間ステップ
20 リセットステップ
21 D/A変換ステップ
22 積分ステップ
23 位相算出ステップ
24 検出ステップ
25 出力波生成ステップ
26 加算器
27 ROM
28 LPF
29 DSS回路
30 PLL回路
Claims (6)
- 任意の周波数の等間隔パルス列信号を発生させるパルス列生成装置において、
クロックに同期した位相データ列のゼロクロス点直前の位相データA0、およびゼロクロス点直後の位相データA1と前記位相データA0との差分を順次サンプルホールドした値をアナログ値に変換するD/A変換器と、
該D/A変換器により変換されたアナログ値を電流に変換する電流源および該電流を充電するコンデンサからなる積分器と、
該コンデンサに充電された電荷を放電するリセット回路と
を備える直線補間回路を有することを特徴とする等間隔パルス列生成装置。 - 前記クロックに同期した位相データ列を算出する位相発生部と、
該クロックに同期した位相データ列のゼロクロス点を検出する検出器と、
前記直線補間回路により得られる直線補間波と0電圧値とを比較しその大小により2値の電圧を発生するコンパレータと
を備えることを特徴とする請求項1に記載の等間隔パルス列生成装置。 - 請求項1に記載のリセット回路は、前記コンパレータからの出力電圧の発生時においてリセット動作を開始し、一定時間後にリセット動作を終了するフリップフロップ回路を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の等間隔パルス列生成装置。
- 任意の周波数の等間隔パルス列信号を発生させるパルス列生成方法において、
クロックに同期した位相データ列がゼロクロスする直前の位相データA0、およびゼロクロスした直後の位相データA1と前記位相データA0との差分A1−A0を順次サンプルホールドした値をアナログ値に変換するD/A変換ステップと、
該アナログ値を電流に変換し該電流をコンデンサに充電する積分ステップと、該コンデンサに充電された電荷を放電するリセットステップと
を備える直線補間ステップを有することを特徴とする等間隔パルス列生成方法。 - 前記クロックに同期した位相データ列を算出する位相算出ステップと、該クロックに同期した位相データ列のゼロクロス点を検出する検出ステップと、
前記直線補間ステップにより得られる直線補間波と0電圧値とを比較しその大小により2値の電圧を発生する出力波生成ステップと
を備えることを特徴とする請求項4に記載の等間隔パルス列生成方法。 - 請求項4に記載のリセットステップは、前記コンパレータからの出力電圧の発生時においてリセット動作を開始し、一定時間後にリセット動作を終了することを特徴とする請求項4または5に記載の等間隔パルス列生成方法。
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