JP2006086492A - 半導体基板の特定の結晶学的に等価な面を形成する方法 - Google Patents

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【課題】光源の反射面として用いられる、優れた表面平滑度を有する半導体基板の45度面を形成するための方法を提供する。
【解決手段】半導体基板の{110}面又は{100}面と結晶学的に等価な面を形成する方法が以下のステップを含んでいる。まず、{100}面又は{110}面と結晶学的に等価な上面を有する半導体基板を用意する。次に、エッチング窓を有するエッチングマスクを、{100}面又は{110}面と結晶学的に等価な面に形成する。エッチング窓は、半導体基板の<100>方向又は<110>方向と結晶学的に等価な方向に対してある傾斜角度をなす向きの側壁を有する。傾斜角度は、0度より大きくて90度より小さく、且つ45度に等しくない。その後、エッチング窓を用いて選択的な異方性エッチング処理を行い、半導体基板に{110}面又は{100}面と結晶学的に等価な面を形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は特定方位の面を形成する方法に関するものであり、特に、半導体基板の{110}面又は{100}面と結晶学的に等価な面を形成する方法に関する。
図1(a)及び図1(b)を参照すると、光ピックアップに用いられる単一のレーザモジュールのパッケージ構造が概略的に示されている。このレーザモジュールは、レーザダイオード102と2つの受光器103とが基板100上に配置された構成となっている。レーザダイオード102から発されたレーザ光104は、レーザモジュールの上方に配置されたレンズ(図示せず)を介して読み取ろうとするディスクに送られる。その後、ディスクで反射された光は、受光器103によって受光され、続く手順でさらに処理される。レンズはレーザ光の進路に位置していないため、従来、レーザ光を上方に導くためのマイクロプリズムがレーザ光の進路に取り付けられる。あるいは、より有利な方法として、図1(a)及び図1(b)に示されるように、基板100の45度面101を利用して、マイクロプリズムを要さずに同様の目的を達成している。図示されるように、レーザダイオード102から発されたレーザ光104は、面101に入射し、面101で反射されてレンズを通過する。この方法によると、マイクロプリズムが不要となり、レーザモジュールの製造コストを削減できるとともに、製造工程を間単にすることができる。
レーザ光をレンズの方に適切に反射するには、面101は正確に45度の反射面でなければならない。基板100に45度面101を形成するための工程を示した図2(a)から図2(c)を参照いただきたい。図2(a)は、上面が{100}面と結晶学的に等価な面である円柱状の結晶棒200の概略側面図である。円柱状の結晶棒200は、{100}面と結晶学的に等価な面である上面に対して平行な破線面に沿って切断され、{100}面と結晶学的に等価な面及び<100>方向と結晶学的に等価な方位を各々有する複数のシリコンウェーハ201が得られる。その後、図2(b)に示されるように、少なくとも一つのエッチング窓299を有するエッチングマスク290(一部を図示)がシリコンウェーハ201の{100}面と結晶学的に等価な面に形成される。エッチング窓299の側壁298は、シリコンウェーハ201の<100>方向と結晶学的に等価な方向に対して45度の傾斜角度をなす向きになっている。次に、エッチングマスク290を設けた状態でKOH−イソプロパノールエッチング液を用いて異方性エッチング処理を行うことにより、図2(c)の断面図に示されるように、45度面101すなわち{110}面と結晶学的に等価な面がシリコンウェーハ201のエッチング窓部分に形成される。
しかしながら、実際には、結果として生じる面101の平均表面粗度は所望されるほど低くはなく、通常200nm程度となることが分かっている。面101が滑らかでないのは、{110}面と結晶学的に等価な面と共に{111}面と結晶学的に等価な微小な面が多く存在するためであり、これについては、Sensors Actuators A 第48巻 229−238頁(1995) Irena Barycka及びIrena Zubelの“Silicon anisotropic etching in KOH−isopropanol etchant”で論じられている。理由は、{111}面と結晶学的に等価な面は{110}面と結晶学的に等価な面よりも安定しており、よって、エッチング処理中に誘発されやすいためである。
光通信に用いられる光源の波長は通常、可視線から赤外線の範囲にあり、光記憶装置に用いられるレーザ波長も同様にかなり限定されているため、反射面の表面粗度は優れた結像特性を確保する上で重要である。例えば、平均表面粗度は入射光の波長の10分の1未満である必要があり、さもないと、入射光の著しい分散損失が生じる恐れがある。一方、記憶密度が高まるにつれて、光記憶装置の光源の動作波長が制限される。従って、200nmの平均表面粗度はそのような用途に適しておらず、よって、表面品質を向上させる必要がある。上述したように、{111}面と結晶学的に等価な面は{110}面と結晶学的に等価な面よりも安定している。つまり、エッチング窓299の側壁298とシリコンウェーハ201の<100>方向と結晶学的に等価な方向との傾斜角度を54.74度にして、図2(b)に示されるシリコンウェーハ201の異方性エッチング処理を行うと、図2(d)に示されるように、十分な滑らかさを有する54.74度の{111}面と結晶学的に等価な面199が形成される。従って、別の従来技術は、安定していて滑らかな{111}面と結晶学的に等価な面を利用して、望ましい45度の{111}面と結晶学的に等価な面を得ているが、以下、これについて説明を述べる。
図3(a)から図3(c)を参照いただきたい。{100}面と結晶学的に等価な上面を有する円柱状の結晶棒300は、上面に対して9.74度傾いた破線面に沿って切断され、シリコンウェーハ301が形成される。その後、図3(b)に示されるように、少なくとも一つのエッチング窓399を有するエッチングマスク390(一部を図示)がシリコンウェーハ301の表面に形成される。エッチング窓399の側壁398は、シリコンウェーハ301の<100>方向と結晶学的に等価な方向に対して略0度の向きになっている。次に、図3(c)に示されるように、KOH−イソプロパノールエッチング液を用いて異方性エッチング処理を行うことにより、45度の{110}面と結晶学的に等価な面401がシリコンウェーハ301に形成される。このようにして形成された45度面401の平均表面平滑度は十分に改善されている。しかしながら、この工程の適用には制限がある。このシリコンウェーハは結晶棒を傾斜した角度で特別に切断することにより得られるため、シリコンウェーハを特別に注文する必要がある。さらに、図3(c)に示されるように、45度面401に加えて、シリコンウェーハ301自体の特定の結晶学的に等価な方位により、面401の反対側に64.4度の面380が形成される。
本発明は、光源の反射面として用いられる、優れた表面平滑度を有する半導体基板の45度面を形成するための方法を提供する。
また、本発明は、各エッチング窓に、対向する45度面を同時に形成するための方法を提供する。
本発明の第1の側面によると、半導体基板の{110}面と結晶学的に等価な面を形成する方法が提供される。まず、{100}面と結晶学的に等価な面を有する半導体基板を用意する。次に、エッチング窓を有するエッチングマスクを、{100}面と結晶学的に等価な面に形成する。エッチング窓は、半導体基板の<100>方向と結晶学的に等価な方向に対してある傾斜角度をなす向きの側壁を有する。傾斜角度は、0度より大きくて90度より小さく、且つ45度に等しくない角度である。その後、エッチング窓を用いて選択的な異方性エッチング処理を行い、半導体基板に{110}面と結晶学的に等価な面を形成する。
半導体基板は、ダイアモンド構造の結晶構造を有することが好ましい。
半導体基板は、シリコン基板であることが好ましい。
一実施形態においては、選択的な異方性エッチング処理は、エッチング液で行われるウェットエッチング処理である。
一実施形態においては、エッチング液は水酸化カリウム、水及びイソプロパノールの混合液である。
一実施形態においては、選択的な異方性エッチング処理は、エッチング液の温度を60度から95度にして、攪拌しながら行われる。
傾斜角度は、22度以上45度未満であることが好ましい。
傾斜角度は、45度より大きく68度以下であることが好ましい。
本発明の第2の側面によると、半導体基板の{100}面と結晶学的に等価な面を形成する方法が提供される。まず、{110}面と結晶学的に等価な面を有する半導体基板を用意する。次に、エッチング窓を有するエッチングマスクを、{110}面と結晶学的に等価な面に形成する。エッチング窓は、半導体基板の<110>方向と結晶学的に等価な方向に対してある傾斜角度をなす向きの側壁を有する。傾斜角度は、0度より大きくて90度より小さく、且つ45度に等しくない角度である。その後、エッチング窓を用いて選択的な異方性エッチング処理を行い、半導体基板に{100}面と結晶学的に等価な面を形成する。
本発明の第3の側面によると、半導体発光装置の反射面を形成する方法が提供される。まず、第1の特定の結晶面を有する半導体基板を用意する。次に、エッチング窓を有するエッチングマスクを、第1の特定の結晶面に形成する。エッチング窓は、第1の特定の結晶面に対応する結晶方位に対してある傾斜角度をなす向きの側壁を有する。傾斜角度は、0度より大きくて90度より小さく、且つ45度に等しくない角度である。その後、エッチング窓を用いて半導体基板に選択的な異方性エッチング処理を行い、第2の特定の結晶面として知られる反射面を形成する。第1及び第2の特定の結晶面は略45度の鋭角をなす。
一実施形態においては、第1及び第2の特定の結晶面は、ダイアモンド構造の{100}面及び{110}面と結晶学的に等価な面である。
本発明の上述の内容は、以下の詳細な説明及び添付図面を検討頂ければ、当業者にはより容易に理解されるであろう。
半導体基板に一又は複数の安定した滑らかな45度面をエッチングにより形成するため、本発明によると、半導体基板上に形成されるエッチング窓の半導体基板の結晶方位に対する傾斜角度が選択される。以下、例を挙げて説明する。
図4(a)を参照すると、ダイアモンド構造の結晶構造を有するシリコンから成る半導体基板500が示されている。半導体基板500は、{100}面と結晶学的に等価な上面及び<100>方向と結晶学的に等価な方位を有し、結晶棒(図示せず)を該結晶棒の{100}面と結晶学的に等価な上面に対して平行な面に沿って切断することにより得られる。半導体基板500の{100}面と結晶学的に等価な面に、一つのエッチング窓540を有するエッチングマスク530が形成される。エッチング窓540は、パターンを形成し、エッチングマスク530をドライエッチング処理によりエッチングすることによって得られる。エッチング窓540の側壁541は、半導体基板500の<100>方向と結晶学的に等価な方向に対して傾斜角度αの向きになっている。
上述したように、{110}面と結晶学的に等価な面と共に{111}面と結晶学的に等価な微小な面が多数存在すると、反射面の表面平滑度の低下をまねくため、45度の傾斜角度は正確な45度面を形成するのに適さない。一方、本発明の発明者が研究したところによると、傾斜角度αを0度より大きくて45度より小さい、又は45度より大きくて90度より小さい角度にすると、滑らかな45度面が得られる。
図4(a)に示される実施形態においては、傾斜角度αは0度より大きく45度より小さくなるように選択され、例えば22度とする。22度の傾斜角度を有するエッチング窓540をエッチングマスク530に形成した後、60度から95度の温度のエッチング液で選択的な異方性エッチング処理を行う。その結果、図4(a)のそれぞれD−D’断面図及びE−E’断面図である図4(b)及び図4(c)に示されるように、四方の45度面550が半導体基板500のエッチング窓部分に形成される。選択的な異方性エッチング処理に用いられるエッチング液は、水酸化カリウム、水及びイソプロパノールの混合液等である。当該混合液における各成分の比率は、所望のエッチング速度によって決まる。選択的な異方性エッチング処理中においては、45度反射面に容易に付着して表面平滑度に悪影響を与える気泡を除去するため、エッチング液を継続的に攪拌する必要がある。
図5(a)を参照して、半導体基板の{110}面と結晶学的に等価な面を形成する別の実施形態を説明する。本実施形態において、半導体基板500を形成するステップ及び選択的な異方性エッチング処理を行うステップが含まれるが、これらのステップは図4(a)に示したものと同様であり、ここでは重ねて説明を行わない。本実施形態においては、エッチングマスク530のエッチング窓542は、シリコンウェーハの<100>方向と結晶学的に等価な方向と側壁543との傾斜角度αが45度より大きく90度より小さい角度、例えば68度、になるように形成される。選択的な異方性エッチング処理が行われると、図5(a)のそれぞれF−F’断面図及びG−G’断面図である図5(b)及び図5(c)に示されるように、四方の45度面552が半導体基板500のエッチング窓部分に形成される。
図6(a)を参照すると、複数のエッチング窓548及び549が半導体基板500上のエッチングマスク530に形成されている。選択的な異方性エッチング処理が行われると、図6(a)のH−H’断面図である図6(b)に示されるように、2組の四方45度面554及び555が半導体基板500のエッチング窓部分に形成される。このような方法によると、レーザモジュールの反射面加工における複雑さが大いに緩和されるとともにコストが大幅に削減される。
上記の各実施形態において、本発明に用いられるエッチングマスク530は二酸化珪素(SiO)又は窒化珪素(Si)から成り、これらは、選択的な異方性エッチング処理を行った後に、フッ化水素酸を用いて除去することができる。本発明によると、{100}面と結晶学的に等価な面と{110}面と結晶学的に等価な面とがなす鋭角が、軽微なずれはあるが、略45度になるように、傾斜角度αが調整される。本発明の発明者の研究によると、傾斜角度αが45度から外れるほど、結果として生じる45度面の平均表面平滑度は高くなる。一方、傾斜角度αが45度に近くなるほど、正確な45度面からの角度のずれが小さくなる。この選択は製造者に委ねられ、実際の必要条件によって決められる。例えば、許容し得るずれを±1度として、45度の{110}面と結晶学的に等価な面を得ることが求められるとき、傾斜角度αは22−45度又は45−68度の範囲に調整される必要がある。
ここまでは半導体基板の{110}面と結晶学的に等価な面を形成するための方法に言及することによって本発明を説明してきたが、本発明はその他の結晶学的に等価な面を形成するための別の方法にも適用することができる。例えば、本発明によると、{110}面と結晶学的に等価な上面及び<110>方向と結晶学的に等価な方位を有する半導体基板を用いて、45度の{100}面と結晶学的に等価な面を形成することができる。図7(a)及び図7(b)に示されるように、0度より大きくて90度より小さい、且つ45度に等しくない傾斜各度範囲αがここでも同様に目的達成のために適用される。さらに、本発明は、マイクロメカトロニクスシステム(MEMS)及び光通信においても同様に利用することができる。
以上、現在において最も実用的で好ましいと考えられる実施形態について本発明を説明してきたが、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではなく、付記される請求項の最広義な解釈による趣旨及び範囲内における種々の変更及び同様の配置をも含むものであり、そのような変更及び同様の構造全てを包含する。
(a)は光ピックアップヘッドに用いられるレーザモジュールのパッケージ構造の概略斜視図、(b)は(a)のA−A’断面図。 (a)から(c)は、先行技術によるシリコンウェーハにおける45度の{110}面と結晶学的に等価な面を形成する工程を示した概略図、(d)は、先行技術によるシリコンウェーハにおける、45度の{111}面と結晶学的に等価な面の形成に応用される十分に滑らかな54.74度の{111}面と結晶学的に等価な面を示した概略図。 (a)から(c)は、先行技術によるシリコンウェーハにおける45度の{111}面と結晶学的に等価な面を形成する別の工程を示した概略図。 (a)は本発明の一実施形態による、エッチング処理を行うためにエッチング窓が形成されたシリコンウェーハの一部分を概略的に示す上方から見た斜視図、(b)は(a)のD−D’断面図であり、エッチング処理後に生じた45度の{110}面と結晶学的に等価な面を概略的に示す図、(c)は(a)のE−E’断面図であり、エッチング処理後に生じた45度の{110}面と結晶学的に等価な面を概略的に示す図。 (a)は本発明の別の実施形態による、エッチング処理を行うためにエッチング窓が形成されたシリコンウェーハの一部分を概略的に示す上方から見た斜視図、(b)は(a)のF−F’断面図であり、エッチング処理後に生じた45度の{110}面と結晶学的に等価な面を概略的に示す図、(c)は(a)のG−G’断面図であり、エッチング処理後に生じた45度の{110}面と結晶学的に等価な面を概略的に示す図。 (a)は本発明のさらに別の実施形態による、エッチング処理を行うために2つのエッチング窓が形成されたシリコンウェーハの一部分を概略的に示す上方から見た斜視図、(b)は(a)のH−H’断面図であり、エッチング処理後に生じた45度の{110}面と結晶学的に等価な面を概略的に示す図。 (a)は本発明の一実施形態による、45度の{100}面と結晶学的に等価な面を得るためにエッチング窓が形成されたシリコンウェーハの一部分を概略的に示す上方から見た斜視図、(b)は本発明の別の実施形態による、45度の{100}面と結晶学的に等価な面を得るためにエッチング窓が形成されたシリコンウェーハを概略的に示す上方から見た斜視図。
符号の説明
500 半導体基板
530 エッチングマスク
540 エッチング窓
541 側壁
550 45度面


Claims (10)

  1. 半導体基板の{110}面と結晶学的に等価な面を形成する方法であって、
    {100}面と結晶学的に等価な面を有する半導体基板を用意するステップと、
    前記半導体基板の<100>方向と結晶学的に等価な方向に対して0度より大きくて90度より小さく且つ45度に等しくない傾斜角度をなすように向けられた側壁を有するエッチング窓を持つエッチングマスクを、前記{100}面と結晶学的に等価な面に形成するステップと、
    前記エッチング窓を用いて選択的な異方性エッチング処理を行い、前記半導体基板に{110}面と結晶学的に等価な面を形成するステップとを備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記半導体基板は、結晶構造がダイアモンド構造のシリコン基板であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択的な異方性エッチング処理は、60度から95度の温度のエッチング液で攪拌しながら行われるウェットエッチング処理であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記傾斜角度は、22度以上45度未満であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記傾斜角度は、45度より大きく68度以下であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 半導体基板の{100}面と結晶学的に等価な面を形成する方法であって、
    {110}面と結晶学的に等価な面を有する半導体基板を用意するステップと、
    前記半導体基板の<110>方向と結晶学的に等価な方向に対して0度より大きくて90度より小さく且つ45度に等しくない傾斜角度をなすように向けられた側壁を有するエッチング窓を持つエッチングマスクを、前記{110}面と結晶学的に等価な面に形成するステップと、
    前記エッチング窓を用いて選択的な異方性エッチング処理を行い、前記半導体基板に{100}面と結晶学的に等価な面を形成するステップとを備えたことを特徴とする方法。
  7. 前記傾斜角度は22度以上45度未満である、又は前記傾斜角度は45度より大きく68度以下であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 半導体発光装置の反射面を形成する方法であって、
    第1の特定の結晶面を有する半導体基板を用意するステップと、
    前記第1の特定の結晶面に対応する結晶方位に対して0度より大きくて90度より小さく且つ45度に等しくない傾斜角度をなすように向けられた側壁を有するエッチング窓を持つエッチングマスクを、前記第1の特定の結晶面に形成するステップと、
    前記エッチング窓を用いて前記半導体基板に選択的な異方性エッチング処理を行い、第2の特定の結晶面である前記反射面を形成するステップとを備え、
    前記第1及び第2の特定の結晶面は略45度の鋭角をなすことを特徴とする方法。
  9. 前記第1及び第2の特定の結晶面は、ダイアモンド構造の{100}面及び{110}面と結晶学的に等価な面であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記傾斜角度は22度以上45度未満である、又は前記傾斜角度は45度より大きく68度以下であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
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