JP2006086205A - Ccd位置決め装置及びccd位置決め方法 - Google Patents
Ccd位置決め装置及びccd位置決め方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006086205A JP2006086205A JP2004267128A JP2004267128A JP2006086205A JP 2006086205 A JP2006086205 A JP 2006086205A JP 2004267128 A JP2004267128 A JP 2004267128A JP 2004267128 A JP2004267128 A JP 2004267128A JP 2006086205 A JP2006086205 A JP 2006086205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ccd
- positioning
- pressing
- mounting plate
- reference wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
【課題】 簡単な構成、安価で、高い精度でCCDの位置決めを可能にするCCD位置決め装置及びCCD位置決め方法を提供すること。
【解決手段】 CCD取付板20の所定の位置にCCD50を位置決めするCCD位置決め装置100において、X及びY方向の基準壁3X,3Yと、前記基準壁3X,3Yに対して位置決めされ、前記CCD取付板の位置決め穴に挿通される位置決め突起5a、5bと、前記基準壁3X,3Yに前記CCD50の側壁を押圧する第1の押圧手段60と、前記CCD50をZ方向に押圧して前記CCD取付板20に前記CCD50の底部を押圧する第2の押圧手段70を具備してなるCCD位置決め装置100。
【選択図】 図1
【解決手段】 CCD取付板20の所定の位置にCCD50を位置決めするCCD位置決め装置100において、X及びY方向の基準壁3X,3Yと、前記基準壁3X,3Yに対して位置決めされ、前記CCD取付板の位置決め穴に挿通される位置決め突起5a、5bと、前記基準壁3X,3Yに前記CCD50の側壁を押圧する第1の押圧手段60と、前記CCD50をZ方向に押圧して前記CCD取付板20に前記CCD50の底部を押圧する第2の押圧手段70を具備してなるCCD位置決め装置100。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子スチルカメラやビデオカメラに用いられるCCD取付板へCCDを取付る際のCCD位置決め装置に関する。
従来、電子スチルカメラやビデオカメラの光軸上にCCDを配置する際、専用のCCD保持枠にCCDを嵌入し、このCCD保持枠とCCD取付板とを位置決めダボにより位置決めすることで所定の位置に配置することが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−41528号公報
しかし、特許文献1に開示された例では、光軸上の所定の位置にCCDを位置決めする為に専用のCCD保持枠を用いている。このCCD保持枠はCCDの外形がほぼ嵌入する形状を有し、樹脂成型品で構成されており、CCDをCCD取付板に取付ける際に部品点数が増加し、また各種のCCDサイズに対応したCCD保持枠をそれぞれ準備する必要があるため、コスト高になると言う問題がある。また、CCDをCCD保持枠に嵌入させるためにはCCDの外形に対してCCD保持枠の寸法に余裕を持たせる必要があり、CCDをCCD保持枠に嵌入した際にCCDの位置がばらつくと言う問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて行われたものであり、簡単な構成、安価で、高い精度でCCDの位置決めを可能にするCCD位置決め装置及びCCD位置決め方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、CCD取付板の所定の位置にCCDを位置決めするCCD位置決め装置において、X及びY方向の基準壁と、前記基準壁に対して位置決めされ、前記CCD取付板の位置決め穴に挿通される位置決め突起と、前記基準壁に前記CCDの側壁を押圧する第1の押圧手段と、前記CCDをZ方向に押圧して前記CCD取付板に前記CCDの底部を押圧する第2の押圧手段を具備してなることを特徴とするCCD位置決め装置を提供する。
また、本発明のCCD位置決め装置は、略矩形状のブロックからなり、前記ブロックの一つの面側に、前記基準壁を有する略四角形状の凹部と、前記位置決め突起が形成され、前記第1の押圧手段は、前記基準壁に対向して前記凹部の側部に配設され、前記第2の押圧手段は、前記凹部の底部に配設されてなることが好ましい。
また、本発明のCCD位置決め装置では、前記第1の押圧手段は、前記CCDの対角線方向に押圧力を印加することが好ましい。
また、本発明では、CCD取付板の所定の位置にCCDを位置決めするCCD位置決め方法において、第1の押圧手段でX及びY方向の基準壁に前記CCDを押圧する第1押圧ステップと、前記基準壁に対して位置決めされた位置決め突起に前記CCD取付板の位置決め穴を挿通して、前記CCDと前記CCD取付板を位置決めするステップと、第2の押圧手段で前記CCDの底部を前記CCD取付板に押圧する第2押圧ステップと、からなることを特徴とするCCD位置決め方法を提供する。
本発明によれば、簡単な構成、安価で、高い精度でCCDの位置決めを可能にするCCD位置決め装置及びCCD位置決め方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態に関し図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るCCD位置決め装置の概略構成図である。図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。
図1、図2において、本発明の実施の形態に係るCCD位置決め装置100は、略矩形状のブロック1と、このブロック1の一つの面1aには略四角形状の凹部3が形成され、凹部3の側壁には、X方向の基準壁3XとY方向の基準壁3Yが形成されている。面1aには、基準壁3Xと3Yに対して位置決めされた位置決め突起5a、5bがそれぞれ形成されている。そして凹部3のZ方向の深さHはCCD50の厚さより僅かに深く形成されている。
凹部3のX方向の基準壁3XとY方向の基準壁3Yの交点Bに対して対角線方向で、交点Bに対向する位置には、CCD50を基準壁3X及び基準壁3Y方向に押圧する第1の押圧手段60が配設されている。
押圧手段60は、ブロック1の角部から凹部3の側壁部を貫通して延在する押圧棒61を有し、押圧棒61は加圧ばね62でCCD50を基準壁3X,3Y方向に押圧する。押圧棒61のCCD50側の先端は、CCD50の角部50aを挟む側壁50b及び50cにほほ接触するように角型に形成されている。これにより、安定してCCD50を基準壁3X及び3Y方向に押圧することができる。本実施の形態のような押圧手段60は、一本の押圧棒61でX方向及びY方向にCCDを押圧することができるため、CCD位置決め装置100を簡単な構成にすることが可能となる。
なお、この先端部は、角型に形成されていなくても、例えば、直線状に形成され、角部50aを押圧するように形成されてあれば同様の効果を奏する。また、押圧手段60は、X方向、Y方向にCCDを押圧する別々の押圧棒61を設けても良い。
押圧棒61のCCD50側と反対の部分には、押圧棒61を図中矢印C方向に引っ張る時に指でつまむ端子部63が設けられている。端子部63の外周部には滑り止めのローレット加工が施されている。なお、第1の押圧手段60には、押圧棒61が外れないように不図示のストッパが設けられている。
凹部3の底部にはCCD50をZ方向に押圧する第2の押圧手段70が配設されている。第2の押圧手段70は、加圧ばね72の力によって凹部3の底部から突出する押圧棒71を有し、CCD50をZ方向に押圧する力が印加されている。なお、第2の押圧手段70には、押圧棒71が凹部3の底部から抜け出さないようにする不図示のストッパが設けられている。この様にして、CCD位置決め装置100が構成されている。
本実施の形態にかかるCCD位置決め装置は、従来技術のような専用のCCD保持枠を用いることなく、高い精度でCCDを位置決めすることができるため、従来に比べ安価にCCD取付板にCCDを位置決めすることが可能になる。
次に、CCD位置決め装置100を用いたCCD50の位置決め手順について図1、及び2を参照しつつ説明する。
第1ステップでは、CCD50をブロック1の凹部3にセットする。この時、CCD50の素子面を凹部3の底方向に向け、リード部51がブロック1の面1a方向に向いてセットされる。端子部63を指でつまんで押圧棒61を矢印C方向に引っ張りながらCCD50を凹部3にセットし、CCD50の側壁50b、50cに押圧棒61の先端部を押し当て、端子部63から指を離すことでCCD50を基準壁3X、3Yに押圧する。これで、CCD50の位置と位置決め突起5a、5bの関係が所定の位置に設定される。
第2ステップでは、CCD取付板20をCCD50にセットする。この際、CCD取付板20に形成されている位置決め穴20a、20bを、位置決め突起5a、5bにそれぞれ挿通すると共に、リード部51をCCD取付板20のスルーホール21、21に挿通する。この結果、CCD50がCCD取付板20の所定の位置に精度良く位置決めされる。また、CCD取付板20の位置決め穴20a、20bのどちらか一方のサイズは、位置決め突起5a、5bのサイズに比べ僅かに大きく、Z軸に対して僅かの回転を許容するように形成されている。これにより、CCD50とCCD取付板20の微妙な回転ずれを補正することができる。
第3ステップでは、CCD50の底部をCCD取付板20に密着させるためにCCD取付板20をブロック1方向(−Z方向)に加圧する。この時、CCD50は第2の押圧手段によってZ方向に加圧され、CCD取付板20とCCD50の底部が密着され、この状態で保持される。この時点でCCD位置決めは完了する。
第4ステップでは、第3ステップで保持されたCCD50にCCD基板30(フレキシブルケーブル、フラットケーブル等)を半田付けして固定する。これは、CCD基板30に形成されたCCD50のリード部51を挿通するスルーホール31にリード部51を挿通し、CCD基板30とリード部51とを半田により電気的に接続すると共に、CCD50とCCD取付板20とCCD基板30とを一体的に固定する。この様にして、CCD50とCCD取付板20とCCD基板30とから成るCCD部組が完成する。なお、固定は半田に限られないことは言うまでもない。
本実施の形態に係るCCD位置決め方法により、少ない工程でCCD50をCCD取付板20の所定の位置に対して高い精度で位置決めすることが可能になり、従来の専用のCCD保持枠を用いた場合に比べ安価にCCD部組を製造することが可能になる。
なお、上述の実施の形態は例に過ぎず、上述の構成や形状に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜修正、変更が可能である。
1 ブロック
3 凹部
3X,3Y 基準壁
5 位置決め突起(5a,5b)
20 CCD取付板
21 スルーホール
30 CCD基板
31 スルーホール
50 CCD
51 リード部
60 第1の押圧手段
61 押圧棒
62 加圧ばね
63 端子部
70 第2の押圧手段
71 押圧棒
72 加圧ばね
100 CCD位置決め装置
3 凹部
3X,3Y 基準壁
5 位置決め突起(5a,5b)
20 CCD取付板
21 スルーホール
30 CCD基板
31 スルーホール
50 CCD
51 リード部
60 第1の押圧手段
61 押圧棒
62 加圧ばね
63 端子部
70 第2の押圧手段
71 押圧棒
72 加圧ばね
100 CCD位置決め装置
Claims (4)
- CCD取付板の所定の位置にCCDを位置決めするCCD位置決め装置において、
X及びY方向の基準壁と、
前記基準壁に対して位置決めされ、前記CCD取付板の位置決め穴に挿通される位置決め突起と、
前記基準壁に前記CCDの側壁を押圧する第1の押圧手段と、
前記CCDをZ方向に押圧して前記CCD取付板に前記CCDの底部を押圧する第2の押圧手段を具備してなることを特徴とするCCD位置決め装置。 - 前記CCD位置決め装置は、略矩形状のブロックからなり、
前記ブロックの一つの面側に、前記基準壁を有する略四角形状の凹部と、前記位置決め突起が形成され、
前記第1の押圧手段は、前記基準壁に対向して前記凹部の側部に配設され、
前記第2の押圧手段は、前記凹部の底部に配設されてなることを特徴とする請求項1に記載のCCD位置決め装置。 - 前記第1の押圧手段は、前記CCDの対角線方向に押圧力を印加することを特徴とする請求項1または2に記載のCCD位置決め装置。
- CCD取付板の所定の位置にCCDを位置決めするCCD位置決め方法において、
第1の押圧手段でX及びY方向の基準壁に前記CCDを押圧する第1押圧ステップと、
前記基準壁に対して位置決めされた位置決め突起に前記CCD取付板の位置決め穴を挿通して、前記CCDと前記CCD取付板を位置決めするステップと、
第2の押圧手段で前記CCDの底部を前記CCD取付板に押圧する第2押圧ステップと、からなることを特徴とするCCD位置決め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004267128A JP2006086205A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | Ccd位置決め装置及びccd位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004267128A JP2006086205A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | Ccd位置決め装置及びccd位置決め方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006086205A true JP2006086205A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36164479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004267128A Withdrawn JP2006086205A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | Ccd位置決め装置及びccd位置決め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006086205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101493697B1 (ko) | 2008-09-26 | 2015-02-16 | 삼성전자주식회사 | 이미지 센서 모듈 및 이를 구비한 디지털 카메라 |
-
2004
- 2004-09-14 JP JP2004267128A patent/JP2006086205A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101493697B1 (ko) | 2008-09-26 | 2015-02-16 | 삼성전자주식회사 | 이미지 센서 모듈 및 이를 구비한 디지털 카메라 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8893369B2 (en) | Packaging structure for assembling to printed circuit board | |
US8291583B2 (en) | Packaging method for assembling captive screw to printed circuit board | |
JP2007019813A (ja) | 撮像素子の固定構造およびレンズユニット並びに撮像装置 | |
JP2006086205A (ja) | Ccd位置決め装置及びccd位置決め方法 | |
JP2008192569A (ja) | プレスフィットピン及びプレスフィット接続方法、並びにプレスフィットピン接続用圧入治具 | |
KR20010074571A (ko) | 인쇄회로기판 고정장치 | |
US20080239682A1 (en) | Printed circuit board, circuit component and electronic apparatus | |
JP2009004658A (ja) | 部材取付装置 | |
JP4919797B2 (ja) | ピンコネクタの曲げ加工方法 | |
JP2004207162A (ja) | 基板端子金物及びその製造方法 | |
JP2000252652A (ja) | 制御機器の基板保持装置 | |
JP2006164857A (ja) | 電子機器及びその製造方法 | |
JP2005011587A (ja) | プレスフィットピン、インシュレータ及びそのインサート成型方法 | |
JP2004320169A (ja) | 固体撮像装置とその製造方法、及びその製造治具 | |
JP2589633Y2 (ja) | 電子部品の取付け構造 | |
JPS5832299Y2 (ja) | プリント基板等の固定具 | |
JP2003060320A (ja) | フレキシブル基板及びフレキシブル基板の取付構造 | |
JP2009111254A (ja) | 電子部品搭載基板用ケース | |
JPH08128416A (ja) | 基板固定機構 | |
JPH0610720Y2 (ja) | プリント板の接続構造 | |
JP2001168243A (ja) | 電子部品モジュール、及びその製造方法等 | |
JP3976032B2 (ja) | 部材取付構造 | |
JP3052847U (ja) | 固定機能を具備した差込ピン | |
JPH1174046A (ja) | 非対称型コネクタ及びその実装方法 | |
JPS63250109A (ja) | 電気部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |