JP2006085755A - 再生装置、信号処理方法、プログラム、記録再生装置 - Google Patents

再生装置、信号処理方法、プログラム、記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 例えばラジカセと称されるような記録媒体の記録再生機能に特化した記録再生装置においても高速ダビング機能を安価に実現する。
【解決手段】 記録再生装置1はCDからの再生データを、USBケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ20側に転送する。パーソナルコンピュータ20側では転送された再生データに圧縮処理を施し、これを記録再生装置1に返信する。記録再生装置1ではこのようにパーソナルコンピュータ20側から返信される圧縮データをMDに対して記録する。記録再生装置1はUSB接続のための追加構成のみでパーソナルコンピュータ20側のより処理能力の高い演算機による圧縮処理が可能となる。つまり、高速なダビング動作を安価に実現できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、所要の記録媒体に対する信号の少なくとも再生を行う再生装置に関する。また、外部機器との間でデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置における信号処理方法に関する。さらには、このような情報処理装置において実行されるべきプログラムに関する。また、第1の記録媒体に対する信号の少なくとも再生と、第2の記録媒体に対する信号の記録及び再生を行う記録再生装置に関する。
所要の記録媒体に対するデータ信号の記録再生が可能な記録再生装置としては、例えばCD(Compact Disc)とMD(Mini Disc:光磁気ディスク)等、複数の記録媒体に対応するように構成されたものがある。このような記録再生装置では、一方の記録媒体から再生したデータを他方の記録媒体へ記録する、所謂ダビング機能を有するようにされたものがある。
ところで、MDに対しては、記録データをATRAC圧縮方式により圧縮するようにされている。このため、上記のようにMDに対応するようにされた記録再生装置では、ATRAC圧縮エンコード/デコード機能を有するようにされるのが通常である。
この際、記録再生装置として、いわゆるラジカセ等と称されるような記録再生機能に特化した装置では、多くの場合、コスト的な問題等から例えばパーソナルコンピュータ等に備えられるような処理能力の高い演算機が備えられていない。このことから、このように記録再生機能に特化した装置でのエンコード/デコード処理能力は、概してパーソナルコンピュータ等の情報処理装置が有する処理能力と比較すれば低いものとなっている。
なお、関連する従来技術については以下の特許文献を挙げることができる。
特開2003−202961号公報
ここで、CDからMDへのダビングを想定した場合において、上記のようにエンコード/デコード機能に係る演算機の能力が比較的低いものとされていることで、記録再生機能に特化した記録再生装置では、例えばパーソナルコンピュータにて行われているような高速なダビングが実現できていないのが現状である。
また、このような記録再生機能に特化した記録再生装置では、エンコード/デコード処理を専用のLSIにより行うように構成されたものもあるが、その場合、新たなコーデックが開発された場合に、容易にバージョンアップを行うことが困難となる。
また、MDにおいては、ディスクネームやトラックネーム等、楽曲データに関連する楽曲情報を記録可能とされ、再生時にそれらの楽曲情報を表示することが可能とされいるが、現状のラジカセタイプ等による記録再生装置では、これらの楽曲情報をユーザが手動により入力するようにされる。
つまりこの場合、ユーザはダビングした曲数の分、楽曲情報の入力操作を行う必要があり、その分の負担が増大してしまう。
なお、これに対しパーソナルコンピュータ等の情報処理装置においては、CDのTOC情報等を元に、インターネット上のデータベースから楽曲情報を取得して、これを自動的に記録可能メディアに対して記録するということが行われている。
そこで、ラジカセタイプ等の記録再生装置としても、このような技術を導入すれば、上記問題の解決を図ることができることになるが、このためには、記録再生装置に対して少なくともインターネット接続のための構成を付加する必要がある。
しかしながら、このように記録再生装置に対してインターネット接続の構成を付加する場合、その分のコストアップが問題となる。
また、パーソナルコンピュータにおいては、上記のようにデータベースから楽曲情報を取得することが可能とされることで、例えばCD等、楽曲情報が記録媒体に直接記録されていない記録媒体を再生する場合においても、楽曲情報をユーザに提示することが可能とされている。
しかし、このような機能をラジカセ等の記録再生装置において実現するとした場合も、同様にインターネット接続機能を付加する分のコストアップが問題となる。
そこで、本発明では以上のような問題点に鑑み、先ず再生装置として以下のように構成することとした。
つまり、先ず、記録媒体に対する信号の少なくとも再生を行う再生手段と、外部機器との間でデータ通信を行う通信手段と、情報表示を行う表示手段とを備える。
その上で、以下の各処理を実行する制御手段を備える。
先ず、上記記録媒体に記憶される所定部分の信号を上記再生手段により再生させて得たデータに基づき、上記記録媒体を識別するための識別情報を取得する識別情報取得処理と、上記識別情報取得処理により取得した上記識別情報を上記通信手段により上記外部機器に送信させる送信制御処理とを実行する。
また、上記送信制御処理によって送信した上記識別情報に応じて上記外部機器から返信されてくる、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報を上記通信手段により受信させる受信制御処理と、上記受信制御処理により受信した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶処理とを実行する。
さらに、上記記憶手段に記憶された上記関連情報に基づく情報表示を上記表示手段に行わせる表示制御処理を実行するものである。
また、本発明では信号処理方法として以下のようにすることとした。
すなわち、本発明の信号処理方法は、外部機器との間でのデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置における信号処理方法として、先ず、所要の記録媒体に対する信号の少なくとも再生を行う再生装置から送信されるもので、上記再生装置において上記記録媒体の所定部分の信号を再生した結果に基づいて取得される識別情報を、上記通信手段により受信する受信手順を備える。
また、上記識別情報と、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報とが対応づけられて記憶される関連情報データベースから、上記受信手順により受信した上記識別情報に対応づけられて記憶された関連情報を取得する情報取得手順を備える。
また、上記情報取得手順により取得した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶手順と、上記記憶手順により記憶した上記関連情報を、上記通信手段により上記再生装置に対して送信する送信手順とを備えている。
また、本発明ではプログラムとして以下のようにすることとした。
つまり、本発明のプログラムは、外部機器との間でのデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置において実行されるべきものであって、先ず、所要の記録媒体に対する信号の少なくとも再生を行う再生装置から送信されるもので、上記再生装置において上記記録媒体の所定部分の信号を再生した結果に基づいて取得される識別情報を、上記通信手段により受信する受信処理を備える。
また、上記識別情報と、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報とが対応づけられて記憶される関連情報データベースから、上記受信処理により受信した上記識別情報に対応づけられて記憶された関連情報を取得する情報取得処理を備える。
また、上記情報取得処理により取得した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶処理と、上記記憶処理により記憶した上記関連情報を、上記通信手段により上記再生装置に対して送信する送信処理とを備えている。
上記本発明によれば、再生装置において記録媒体から再生された情報に基づき取得された識別情報が、外部機器としての情報処理装置に送信される。これに応じ情報処理装置においては、この識別情報を元に関連情報データベースへの問い合わせが行われてこの識別情報に対応づけられた関連情報が取得される。
そして、この関連情報が情報処理装置から再生装置に返信されて、再生装置ではこの関連情報を表示手段に表示することができる。つまり、記録媒体に直接的に関連情報が記録されていない場合にも、その記録媒体に記録される情報内容に応じた関連情報を表示することができる。
この際、上記構成による再生装置が備える通信インタフェースとしては、外部機器との間でのデータ通信を可能とするための、例えばUSBインタフェース等の比較的安価なデバイスによる構成が可能となり、これによって例えばインターネット接続機能を付加して再生装置単体で関連情報を取得する構成とした場合よりも、コストアップの抑制を図ることができる。
また、上記した情報処理装置側の動作を実現するにあたっては、動作プログラムのみを追加すればよく、情報処理装置に対して特別な追加構成は不要とできる。
また、本発明では記録再生装置として以下のように構成することとした。
つまり、先ず、第1の記録媒体に対するデータ信号の少なくとも再生を行う再生手段と、第2の記録媒体に対するデータ信号の記録及び再生を行う記録再生手段と、外部機器との間でデータ通信を行う通信手段とを備える。
その上で、以下の各処理を実行する制御手段を備える。
先ず、上記第1の記録媒体から再生された再生データを上記通信手段により上記外部機器に対して送信させる第1の送信制御処理と、上記第1の送信制御処理により送信された上記再生データが受信されたことに応じて上記外部機器から送信されてくる上記再生データの圧縮データを、上記通信手段により受信させる第1の受信制御処理とを実行する。
そして、上記第1の受信制御処理により受信される上記圧縮データを上記記録再生手段により上記第2の記録媒体に対して記録させる記録制御処理を実行するものである。
さらに、本発明では信号処理方法として以下のようにもすることとした。
すなわち、本発明の信号処理方法は、外部機器との間でデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置における信号処理方法であって、先ず、外部の記録再生装置から送信されてくる記録媒体からの再生データを上記通信手段により受信する第1の受信手順を備える。
また、上記第1の受信手順により受信したデータに対する所要の圧縮処理を施す圧縮手順と、上記圧縮手順により得られた圧縮データを上記通信手段により上記記録再生装置に送信する第2の送信手順とを備えるものである。
また、本発明ではプログラムとして以下のようにもすることとした。
つまり、本発明のプログラムは、外部機器との間でデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置において実行されるべきものであって、先ず、外部の記録再生装置から送信されてくる記録媒体からの再生データを上記通信手段により受信する第1の受信処理を備える。
また、上記第1の受信処理により受信したデータに対する所要の圧縮処理を施す圧縮処理と、上記圧縮処理により得られた圧縮データを上記通信手段により上記記録再生装置に送信する第2の送信処理とを備えている。
上記構成によれば、第1の記録媒体からの再生データは、上記外部機器としての情報処理装置において圧縮処理を施すことができ、記録再生装置ではこのように情報処理装置において圧縮処理の施されたデータを第2の記録媒体に対して記録することができる。
つまり、情報処理装置が備える比較的処理能力の高い演算機を利用して圧縮処理を行うことができるので、その分第1の記録媒体から第2の記録媒体へのダビングを高速に行うことが可能となる。
そして、このような動作の実現にあったて記録再生装置に追加すべき構成としては、情報処理装置との間でデータ通信を行うためのUSBインタフェース等の比較的安価なデバイスのみとすることができるので、高速ダビングのために処理能力の高い演算機を導入する場合よりもコストアップを抑制できる。
また、この場合も、例えば第1の記録媒体から再生した情報から同様に識別情報を生成し、これを情報処理装置側に転送することで関連情報データベースから対応する関連情報を取得させるように構成すれば、第2の記録媒体に対して圧縮データと共にこの関連情報を記録するといったことも可能となる。これによれば、第2の記録媒体に対して記録した情報内容に応じた関連情報をユーザの手動入力操作なしに自動で記録することができる。
そして、このように第2の記録媒体に対して関連情報を自動的に記録する構成とした場合も、記録再生装置に追加すべき構成としては、情報処理装置との間でデータ通信を行うためのUSBインタフェース等の比較的安価なデバイスのみとすることができ、例えばインターネット接続機能を付加して記録装置単体で関連情報を取得するとした場合よりもコストアップを抑制できる。
また、この場合も上記した情報処理装置側の動作を実現するにあたっては、動作プログラムのみを追加すればよく、情報処理装置に対して特別な追加構成は不要とできる。
このようにして本発明によれば、再生装置において、例えば楽曲情報等の関連情報が記録媒体に対して直接的に記録されていない場合にもその記録媒体の関連情報をユーザに提示するという動作を、再生装置に対する比較的安価な追加構成のみで実現することができる。つまり、これによって再生装置のコストアップを抑制することができる。
また、本発明によれば、第1の記録媒体から第2の記録媒体へのダビング機能を有する記録再生装置においてより高速なダビング動作を実現するにあたり、記録再生装置に対してより処理能力の高い演算機を備える必要がなく、このような高速ダビングを実現する上での記録再生装置のコストアップを抑制することができる。すなわち、このような動作の実現にあたっても、記録再生装置に対する追加部品は情報処理装置との間でデータ通信を行うための比較的安価な通信インタフェースのみとすることができ、コストアップの抑制が図られるものである。
また、情報処理装置としては、データ圧縮処理をソフトウェア処理により行うようにされているのが一般的であるので、コーデックのバージョンアップは容易に行うことができる。つまり、このような情報処理装置によりデータ圧縮を行わせる本発明によれば、第2の記録媒体に対して記録される圧縮データのコーデックについて容易にバージョンアップを行うことが可能となる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする)について説明していく。
図1は、実施の形態としての記録再生装置1の内部構成について示すブロック図である。
実施の形態の記録再生装置1としては、CD(Compact Disc)とMD(Mini Disc:光磁気ディスク)との双方に対応する構成が採られる。例えばこの場合には、パッケージメディアとしての再生専用CDに対する再生機能と、MDに対する記録再生機能が与えられ、CDに記録されているデータをMDに対してダビングすることが可能に構成される。
また、このような記録再生装置1としては、例えば一般にCD・MDラジカセ等と称されるような、記録媒体の記録再生機能に特化した機器とされる。
図1において、先ず、CPU(Central Processing Unit)2は、起動されたプログラムに基づいて記録再生装置1の全体制御、演算処理を行う。
なお、CPU2は、図示する内部バス14を介して各部との間で制御信号やデータのやりとりを行う。
CPU2に対しては、図示するようにROM(Read Only Memory)3、RAM(Randam Access Memory)4が備えられる。
ROM3には、CPU2の動作プログラム、プログラムローダー、各種演算係数等が記憶される。特に実施の形態の場合には、後の図5、図6に示されるような実施の形態としての動作を実現するための記録再生プログラム3aが格納される。
また、RAM4には、プログラムを実行する上でのデータ領域、タスク領域が一時的に確保される。
操作入力部6は、記録再生装置1に備えられる図示されない操作キーや操作ボタン、或いはリモートコマンダー、その他の入力デバイスであって、ユーザが各種操作入力やデータ入力を行う。操作入力部6で入力された情報はCPU2に対して操作又はデータの入力として伝達される。CPU2は入力された情報に対応して必要な演算や制御を行う。
表示部5は、例えば液晶パネル等の表示デバイスを備えて、ユーザに対して各種情報表示を行う。
例えば、CPU2が各種動作状態や入力状態、通信状態に応じて表示データを表示部5に供給すると、表示部5は供給された表示データに基づいた情報表示を行う。
CD再生部7は、装填されたCDからのデータ再生を行い、光学ヘッド、スピンドルモータ、再生信号処理部、サーボ回路等を備える。
例えば、ユーザが操作入力部6を介して装填されたCDに対する再生操作を行った場合、CPU2はこのCD再生部7にCDの再生を指示する。これに応じて、CD再生部7による再生動作が開始される。
MD記録再生部8は、MDに対する記録再生を行い、光学ヘッド、スピンドルモータ、再生信号処理部、サーボ回路等を備えるようにされる。
このMD記録再生部8が設けられることに対応しては、MDに対してATRAC方式による圧縮データの記録、及びMDから再生された圧縮データをデコードするための専用のLSI(Large Scale Integration)として、図示するATRACエンコード/デコードLSI15が備えられている。
例えば、MDに対してデータ記録が行われる場合は、デジタルオーディオデータがATRACエンコード/デコードLSI15に供給され、ここにおいてエンコード処理が行われて圧縮データが得られる。そして、この圧縮データが内部バス14を介してMD記録再生部8に供給されてMDへの記録が行われる。また、MD記録再生部8に装填されたMDから再生された圧縮データは、内部バス14を介してATRACエンコード/デコードLSI15に供給されて、ここにおいてデコード処理が行われる。そして、これにより得られたデジタルオーディオデータが、内部バス14を介して次に説明するDAC(DAコンバータ)10に供給されて音声出力が行われる。
DAC10は、内部バス14を介して供給されたデジタルオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換して、これをアンプ11に供給する。
アンプ11は、アナログオーディオ信号を増幅してスピーカ12に対して供給する。これによりスピーカ12においては、再生されたオーディオデータに基づく音声出力が行われる。
USB(Universal Serial Bus)インタフェース13は、外部の電子機器、特に後述するパーソナルコンピュータ20との間でデータ通信を行うために備えられる。
CPU2は、このUSBインタフェース13を介した各種のデータ通信を行うことで、後述する実施の形態としての動作を実現する。
なお、通信インタフェースとしては、例えばIEEE1394インタフェース等の他のインタフェースを採用することもできる。
メモリ9に対しては、CPU2の制御に基づいて各種データがバッファリングされる。例えば、上記USBインタフェース13を介して外部機器との間でやりとりされる通信データ等のバッファリングが可能とされる。
続いて、図2には、実施の形態の情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ20の内部構成を示す。
図2において、CPU21は、起動されたプログラムに基づいて再生装置10全体の制御、演算処理を行う。例えばユーザに対する入出力動作、HDD20へのデータファイルの格納や管理情報の作成・更新等を行う。
なお、CPU21は、図示するバス36を介して各部との間で制御信号やデータのやりとりを行う。
メモリ部22は、CPU21が処理に用いるRAM、ROM、フラッシュメモリなどを包括的に示している。
メモリ部22におけるROMには、CPU21の動作プログラム、プログラムローダー等が記憶される。また、メモリ部22におけるフラッシュメモリには、各種演算係数、プログラムで用いるパラメータ等が記憶される。
さらに、メモリ部22におけるRAMには、プログラムを実行する上でのデータ領域、タスク領域が一時的に確保される。
ATRACエンコード/デコード部35は、後述するメディアドライブ29に装填されたCD−R(Recordable)やメモリカード等の記録可能メディアに対して、オーディオデータをATRAC圧縮データにより記録する、或いは装填されたメディアから読み出された圧縮データをデコードして再生するために設けられる。
なお、ここではATRACエンコード/デコード部35を1つのハードウェアを構成するかの如く示したが、実際にはCPU21が例えばHDD30に格納されるプログラムに基づいて実行するソフトウェア処理により実現されるものである。
また、パーソナルコンピュータ20においても、図示するようにしてバス36と接続されたUSBインタフェース23が備えられている。これによりCPU21は、このUSBインタフェース23を介して接続された外部機器、特に図1に示した記録再生装置1との間でのデータ通信を行うことが可能とされる。
なお、この場合も通信インタフェースとしては、例えばIEEE1394等の他のインタフェースを採用することもできる。
HDD30においては、上述のようにしてCPU21の制御に基づきデータファイルの格納や管理情報の作成・更新等が行われる。
また、HDD30に対しては、各種の動作を実現するためのプログラムも格納される。
特に、本実施の形態の場合では、CPU21が後の図5、図6に示す処理動作を行うための記録再生プログラム30aが格納されるものとなる。
入力部25は、当該パーソナルコンピュータ20に備えられる図示されないキーボードやマウス、或いはリモートコマンダー、その他の入力デバイスであって、ユーザが各種操作入力やデータ入力を行う。入力部25で入力された情報は入力処理部24で所定の処理が施され、CPU21に対して操作又はデータの入力として伝達される。CPU21は入力された情報に対応して必要な演算や制御を行う。
メディアドライブ29は、例えばCD、CD−R(Recordable)、CD−RW(ReWritable)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−R、DVD−RW、メモリーカード(半導体メモリ装置)等、所要の記録メディアに対応するドライブ機能部であり、これらメディアについての記録再生動作を行うことが可能に構成される。例えばメディアとしてCD系やDVD系のディスクメディアに対応する場合、このメディアドライブ29には、例えば光学ヘッド、スピンドルモータ、再生信号処理部、サーボ回路等が備えられるものとなる。
ドライブ制御部28は、メディアドライブ29に装填されたメディアについての記録再生動作、アクセス動作等を制御する。例えばユーザが入力部25を介して装填されたメディアに対する再生操作を行った場合、CPU21はドライブ制御部28にメディアの再生を指示する。するとドライブ制御部28は、メディアドライブ29に対してアクセス動作や再生動作を実行させるための制御を行う。メディアドライブ29では、読み出した再生データをドライブ制御部28を介してバス36に送出する。
オーディオデータ処理部33は、CPU21の制御に基づき、入力されたオーディオデータについてイコライジング等の音場処理や音量調整、D/A変換、増幅等の処理を施し、これをスピーカ部34を介して出力する。
例えば、メディアドライブ29により読み出されたオーディオデータ、又はHDD30に格納されたオーディオデータが再生される際には、このオーディオデータがオーディオデータ処理部33において処理された後、スピーカ部34を介して出力される。
ディスプレイ27は、例えば液晶パネルなどの表示デバイスとされ、ユーザに対して各種情報表示を行う。
例えば、CPU21が各種動作状態や入力状態、通信状態に応じて表示情報を表示処理部26に供給すると、表示処理部26は供給された表示データに基づいてディスプレイ27を駆動して表示動作を実行させる。
また、上記したメディアドライブ29に装填されたメディアから、或いはHDD30から映像データが再生された場合には、この映像データについての信号処理を行い、これにより得られた信号に基づいてディスプレイ27を駆動することにより映像表示が行われる。
通信処理部31は、CPU21の制御に基づいて送信データのエンコード処理、受信データのデコード処理を行う。
ネットワークインタフェース32は、上記通信処理部31でエンコードされた送信データを、例えばインターネットによるネットワーク40を介して所定の機器に送信する。またネットワーク40を介して外部機器から送信されてきた信号を通信処理部31に受け渡す。
通信処理部31は受信した情報をCPU21に転送する。
なお、パーソナルコンピュータ20の構成はこの図2の構成に限られるものではなく、更に多様に考えられる。
例えば、マイクロホンや外部のヘッドホンの接続に用いられる端子や、DVDの記録再生に対応するビデオ入出力端子や、ライン接続端子、光デジタル接続端子等が設けられてもよい。
ここで、これまでに説明した構成による記録再生装置1とパーソナルコンピュータ20とによって、実施の形態では、次の図3、図4に示すような動作を実現するものとしている。
先ずは、図3により、主に記録再生装置1において装填されたCDについての再生時に対応して行われる動作について説明する。
先ず、図3(a)に示されるように、実施の形態としての動作を実現するにあたっては、記録再生装置1とパーソナルコンピュータ20とをUSBケーブルを介して接続して使用するようにされる。
そして、パーソナルコンピュータ20は、図2の説明からも理解されるようにインターネット接続機能を有しており、これによってインターネット上で展開される楽曲情報検索サービスを享受することが可能とされている。
ここで、周知のように、インターネットを利用したサービスとして、パッケージメディアとして市販されるCDの楽曲情報について検索するサービスが行われている。このような楽曲情報検索サービスとしては、図示するようにネットワーク40として示されるインターネットに接続されたサーバ装置50との間で実現される。
すなわち、サーバ装置50に対しては、図示する楽曲情報データベース50aとして、アルバム識別情報と、そのアルバム識別情報により特定されるCDの楽曲情報とが対応づけられて記憶されたデータベースが格納されている。そして、パーソナルコンピュータ20側からネットワーク40を介して、後述するアルバム識別情報が送信されることに応じて、サーバ装置50は楽曲情報データベース50aからこのアルバム識別情報により特定される楽曲情報を検索する。そして、検索された楽曲情報をパーソナルコンピュータ20側に返信することで、パーソナルコンピュータ20側では装填されたCDの内容と合致する楽曲情報を取得できるものである。
実施の形態では、先ずはこのような楽曲情報検索サービスを利用して、以下のような動作を行う。
図3(a)において、記録再生装置1側では、CDが装填されることに応じてTOC(Table Of Contents)情報が読み出される。そして、実施の形態では、このようにTOC情報が読み出されることに応じて、TOC情報中の予め定められた必要とされる情報のみを取得して、これをUSBケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ20側に送信する動作を行う(図中(1))。具体的には、TOC情報中の総曲数と各曲の演奏時間の情報のみを取得してこれを送信するものとしている。
ここで、周知のように現状での上記した楽曲情報検索サービスにおいては、CDに記録されている楽曲の総曲数と各曲の演奏時間との情報により各CDを識別するようにされている。この場合としてもこれに倣い、TOC情報中の総曲数と各曲の演奏時間の情報とを送信するようにしているものである。
以下では、各CDを特定するためのこれら総曲数と各曲の演奏時間の情報を、アルバム識別情報と呼ぶこととする。
なお、パッケージメディアとしてのCDには、アルバムと称されるもの以外にもシングルと称される比較的収録曲数(収録時間)の少ないCDも存在するが、ここではこのようなシングルCDについての識別情報も含めてアルバム情報と呼んでいるものである。
パーソナルコンピュータ20側では、このように記録再生装置1側から送信されたアルバム識別情報を受信すると(図中(2))、このアルバム識別情報を元に楽曲情報データベース50aを検索して該当する楽曲情報を取得するための動作を行うようにされる。
つまり、例えばこの場合としては、(3)として示されるようにアルバム識別情報をネットワーク40を介してサーバ装置50側に送信する。すると、これに応じサーバ装置50側では、上述もしたようにこのアルバム識別情報により特定される楽曲情報が楽曲情報データベース50aから検索される。そして、このように検索された楽曲情報が、ネットワーク40を介してパーソナルコンピュータ20に対して返信される(図中(4))。
ここで、楽曲情報データベース50aにて格納され、このようにパーソナルコンピュータ20に返信される楽曲情報の内容としては、図示するように少なくともアルバム名(シングルの場合はシングル名)、アーティスト名、各トラックのトラック名の情報から成るようにされている。
パーソナルコンピュータ20では、先ずはこれらの楽曲情報のうちの、アルバム名の情報とアーティスト名の情報のみを記録再生装置1側に送信するようにされる(図中(5))。
そして、記録再生装置1では、このようにパーソナルコンピュータ20側から送信されたアルバム名とアーティスト名の情報とを受信すると、(6)と示すようにして、これらの情報を表示部5により表示する動作を行う。
これにより、記録再生装置1では、装填されたCDに収録された楽曲内容に応じた楽曲情報をユーザに提示することができる。
また、図3(b)は、記録再生装置1に装填されたCDに対する再生が開始されるときに対応して行われる動作を示している。
図3(b)において、CDに対する再生を開始すべき状態となった場合には、当然、再生を開始するトラックが決定されている。例えば、単に再生ボタンのみの操作が行われた場合には、トラック1からの再生が開始される。ここでは、仮にトラック1の楽曲が再生される場合を例に挙げる。
記録再生装置1において、このように再生トラックが決定されると、(1)と示すようにして再生トラックナンバーの情報をパーソナルコンピュータ20側に送信する。つまり、この場合はトラックナンバー「1」の情報を送信するようにされる。
パーソナルコンピュータ20側においては、このように記録再生装置1から送信された再生トラックナンバーの情報を受信すると、先の図3(a)における(4)の動作によって取得された楽曲情報中の、受信された再生トラックナンバーの情報により特定されるトラック名の情報を抽出する(図中(2))。すなわち、この場合はトラック1のトラック名の情報が抽出される。
そして、このように抽出されたトラック名の情報を記録再生装置1側に送信する(図中(3))。
これに応じ記録再生装置1側では、受信されたトラック名の情報を、表示部5において表示する動作を行う。これによって、この場合は再生中のトラック1の内容に応じたトラック名の情報をユーザに提示することができる。
そして、この後、例えばトラック1の楽曲の再生が終了する、或いは他のトラックの再生を指示する操作が行われる等して、再生するトラックが変更された場合は、この図3(b)に示した動作を繰り返すことで、記録再生装置1では常に再生中の楽曲トラックの内容に応じたトラック名の情報をユーザに提示することができる。
なお、ここでの説明では、サーバ装置50側にのみ楽曲情報データベース50aが格納される場合を示したが、このような楽曲情報データベース50aは、パーソナルコンピュータ20側にも格納するようにしてもよい。
この場合、パーソナルコンピュータ20としては、定期的にサーバ装置50にアクセスして、自身の持つ楽曲情報データベースの内容を、サーバ装置50が持つ楽曲情報データベース50aの内容にアップデートすると良い。このようにすれば、記録再生装置1側からのアルバム識別情報の送信に応じては、インターネット上でのデータベースと同内容の楽曲情報データベースから、しかもパーソナルコンピュータ20内部で該当する楽曲情報を取得することが可能となる。そして、これによれば、記録再生装置1側からのアルバム識別情報の送信ごとにサーバ装置50にアクセスする動作を行う必要がなくなるので、その分楽曲情報の取得のために要する時間の短縮や、処理負担の軽減を図ることができる。
また、再生されるトラックに応じてパーソナルコンピュータ20側から1トラック分ずつトラック名の情報を送信するものとしたが、図3(a)の段階で楽曲情報のすべてを記録再生装置1側に送信することで、すべてのトラック名の情報を記録再生装置1側に予め保持させるようにすることも可能である。つまり、この場合の記録再生装置1としては、このように保持するようにされたすべてのトラック名の情報から、再生トラックのナンバーに応じて自らトラック名の情報を選択してその表示を行うようにされることになる。
但し、図3にて説明したように、1トラック分ずつトラック名の情報を送信するもとすれば、記録再生装置1側では、トラック名の情報の保持のために必要なメモリ容量を1トラック分のみとすることができる。すなわち、このような手法は、メモリ資源が乏しい記録再生装置1にとって好適となる。
続いて、図4では、記録再生装置1におけるCDからMDへのダビング時に対応して行われる動作について説明する。
先ず、図4(a)に示されるようにして、ダビング時においても、記録再生装置1とパーソナルコンピュータ20とはUSBケーブルを介して接続された状態で使用する。
また、ダビングを行うにあたり、記録再生装置1では図示するようにしてCDとMDとが装填されている。
なお、このようにCDが装填された場合としては、先の図3(a)にて説明したようにして記録再生装置1からパーソナルコンピュータ20に対してアルバム識別情報を送信する動作が行われて、楽曲情報を取得する動作が実行される。つまり、この図4(a)に示される状態においては、図示は省略しているが、既にパーソナルコンピュータ20側には記録再生装置1に装填されたCDに対応する楽曲情報が取得されていることになる。
図4(a)において、先ず記録再生装置1側では、CDからMDへのダビングを指示する操作が行われることに応じて、CD再生部7によるCDの再生が開始される。そして、実施の形態の記録再生装置1では、ダビング時においてこのようにCDから再生されたデータを、USBケーブルを介してパーソナルコンピュータ20に対して送信する動作を行うようにされる(図中(1))。
パーソナルコンピュータ20側では、このように記録再生装置1から送信される再生データを、図中(2)と示すようにして、実際にはCPU21によるソフトウェア処理により実現されるATRACエンコード/デコード部35によりエンコードする動作を行う。
その上で、これにより得られた圧縮データを、随時記録再生装置1に対して送信する(図中(3))。
そして、記録再生装置1では、このようにパーソナルコンピュータ20側から送信されてくる圧縮データを、MD記録再生部8において装填されたMDに対して随時記録する動作を行う(図中(4))。
このようなダビング動作とすることで、CDの再生データをMDに対して記録されるべき圧縮データに変換するための圧縮処理を、パーソナルコンピュータ20が備える比較的処理能力の高い演算機(CPU21)を用いて行うことができる。
つまり、記録再生装置1が備える演算機(ATRACエンコード/デコードLSI15)を用いる場合よりも、高速なダビング動作を実現することができるものである。
この図4(a)に示した、CDからの再生データのMDへのダビング動作が終了すると、次の図4(b)に示す動作を行うようにされる。
つまり先ず、このようにダビング動作が終了することに応じて、図4(b)中に(1)として示すように、記録再生装置1がパーソナルコンピュータ20側に対して楽曲情報の要求を行う。
このとき、パーソナルコンピュータ20側においては、上述もしたように既に図4(a)の時点で、記録再生装置1に装填されたCDに対応する楽曲情報が取得されている。
そこで、上記した(1)の動作として記録再生装置1側から楽曲情報の要求が行われた場合は、このように予め取得された楽曲情報を記録再生装置1側に送信する(図中(2))。
そして、記録再生装置1では、パーソナルコンピュータ20側から送信された楽曲情報を(3)と示すようにしてMDに記録する。
これによりMDに対しては、ダビングにより記録された楽曲データの内容に応じた楽曲情報を、ユーザによる手動入力操作なしに記録することができる。
これら図3、図4にて説明したようにして、実施の形態によれば、記録再生装置1においてCDのように楽曲情報が直接的に記録されていない記録媒体が装填された場合にも、そのアルバム名やアーティスト名等の楽曲情報をユーザに提示することができる。
また、図3(b)により説明したように、各トラックの再生時においては、そのトラックのトラック名の情報をユーザに提示することができる。
さらには、図4(a)により説明したように、記録再生装置1におけるCDからMDへのダビング時においては、CDの再生データの圧縮処理をUSBケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ20側の演算機を利用して行うものとしたことで、記録再生装置1単体で行う場合よりも高速なダビングが可能となる。
また、図4(b)にて説明したように、ダビング時においてもCD装填時における動作によってパーソナルコンピュータ20側で取得された楽曲情報を利用することで、MDに対して記録された楽曲に応じた楽曲情報を、ユーザの手動入力操作なしで自動的に記録することが可能となる。つまり、その分のユーザの負担を軽減することができる。
そして、図3による説明からも理解されるように、記録再生装置1にて上記のように楽曲情報をユーザに提示する動作の実現のためには、記録再生装置1側が備える追加構成として、パーソナルコンピュータ20側とのデータ通信を行うためのUSBインタフェース13のみとすることができる。
つまり、これによれば、例えば記録再生装置1単体で楽曲情報を取得するとして、記録再生装置1にインターネット接続のための構成を追加するといった必要はなくなり、その分コストアップの抑制が図られる。
また、図4に示したダビング時としても、上述のような高速なダビング動作の実現のために、記録再生装置1に対してパーソナルコンピュータ20が備えるような処理能力の高い演算機を備える必要がないので、その分のコストアップの抑制が図られる。
さらには、ダビング時においてMDに自動的に楽曲情報を記録する動作としても、記録再生装置1に必要な追加構成はUSBインタフェース13のみとすることができ、楽曲情報取得のために記録再生装置1にインターネット接続のための構成を追加する必要がない分、コストアップの抑制が図られる。
また、この場合、図2における説明からも理解されるように、パーソナルコンピュータ20側では、ATRACエンコード処理をソフトウェア処理により行うため、新たなコーデックへのバージョンアップを容易に行うことができる。
つまり、上述のようにパーソナルコンピュータ20側でMDへの記録データのエンコード処理を行うものとしたことで、記録再生装置1にて行われるMDへの記録動作について、この場合は記録再生装置1にてATRACエンコード/デコードLSI15によって行うよりもコーデックのバージョンアップを容易に行うことができる。
また、これまでの動作を実現するにあたり、パーソナルコンピュータ20側としても、記録再生装置1側とのデータ通信を可能とするためのUSBインタフェース23を備えている必要があるが、現状のパーソナルコンピュータではUSBインタフェースが標準装備されているものが殆どである。つまり、実質的には、上記したパーソナルコンピュータ20としての各動作を実現するためのプログラム(記録再生プログラム30a)がインストールされればよいのみであり、特別な追加構成は不要である。
次の図5、図6のフローチャートには、これまでに説明した実施の形態として動作を実現するために実行されるべき処理動作を示す。
なお、これらの図において、記録再生装置1として示す動作は図1に示したCPU2がROM3に格納される記録再生プログラム3aに基づいて実行するものである。またパーソナルコンピュータ20として示す動作は、図2に示したCPU21がHDD30内に格納される記録再生プログラム30aに基づいて実行するものである。
先ず、図5のフローチャートを参照して、先の図3にて示したCDの再生時に対応して行われるべき処理動作について説明する。
なお、図5において、記録再生装置1に対しては既にCDが装填された状態にあるとする。また、これと共に、記録再生装置1とパーソナルコンピュータ20とがUSBケーブルを介して接続された状態にあるとする。
先ず、記録再生装置1側において、図示するステップS101においては、CD再生部7において装填されたCDからTOCを読み出すための処理を実行する。
そして、CDからTOCが読み出されることに応じ、次のステップS102において、アルバム識別情報を取得する。すなわち、図3にて説明したようにしてTOC情報内から総曲数の情報と各曲の演奏時間の情報を抽出し、これをアルバム識別情報として取得する。
さらに、アルバム識別情報を取得すると、これをパーソナルコンピュータ20に対して送信するための処理を実行する(ステップS103)。つまり、USBインタフェース13に対する制御を行ってアルバム識別情報をUSBケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ20側に送信させる。
パーソナルコンピュータ20側では、アルバム識別情報の受信をステップS201にて待機している。
そして、図3に示したUSBインタフェース23を介してアルバム識別情報が受信された場合は、ステップS202において、楽曲情報データベース50aからアルバム識別情報により特定される楽曲情報を取得するための処理を実行する。
つまり、ネットワークインタフェース32によりアルバム識別情報をネットワーク40を介してサーバ装置50に送信する。そして、これに応じてサーバ装置50aから返信される楽曲情報をネットワークインタフェース32にて受信し、これを取得する。
なお、先に述べたようにパーソナルコンピュータ20が楽曲情報データベース50aを備える場合には、例えばHDD30に格納された楽曲情報データベース50aを参照して、受信されたアルバム識別情報により特定される楽曲情報を検索し、それを取得する処理を実行するものとすればよい。
ステップS203においては、取得した楽曲情報を保持する。この場合、楽曲情報は例えばメモリ部22のRAM等に保持する。そして、ステップS204においては、保持された楽曲情報中のアルバム名の情報とアーティスト名の情報を記録再生装置1に対して送信する処理を実行する。
記録再生装置1側においては、これらアルバム名の情報とアーティスト名の情報との受信をステップS104にて待機している。そして、その受信があった場合は、ステップS105において、これらアルバム名の情報とアーティスト名の情報とを表示するための処理を実行する。つまり、表示部5に対してこれらアルバム名とアーティスト名の情報としての表示データを供給し、その表示を行わせる。
続くステップS106においては再生の開始を待機する。すなわち、装填されたCDについての再生を開始すべき状態となるのを待機する。そして、このように再生を開始すべき状態となった場合は、ステップS107において、再生トラックナンバーの情報を認識する。つまり、再生を開始するトラックのナンバー情報を認識する。
その上で、ステップS108においては、この再生トラックナンバーの情報をパーソナルコンピュータ20に対して送信する処理を実行する。
パーソナルコンピュータ20側では、ステップS205において、再生トラックナンバーの情報の受信が受信されたか否かについての判別処理を行う。そして、再生トラックナンバーの情報が受信されたとして肯定結果が得られた場合は、ステップS206に処理を進めて、該当するトラックナンバーのタイトル名の情報を送信する処理を実行する。
すなわち、先のステップS203にて保持した楽曲情報中に含まれる各曲のタイトル名の情報のうち、受信された再生トラックナンバーの情報により特定されるタイトル名の情報を記録再生装置1に対して送信する処理を実行する。
このステップS206の処理を実行すると、ステップS205に戻り再び再生トラックナンバーの情報の受信の有無を判別する。
また、ステップS205において、再生トラックナンバーの情報が受信されてはいないとして否定結果が得られた場合は、ステップS207に処理を進めて、再生終了通知の受信の有無を判別する。この再生終了通知は、後述するようにして記録再生装置1がCDの再生の終了に応じてパーソナルコンピュータ20側に送信するもので、その受信があった場合は、図示するように処理動作は終了となる。また、再生終了通知が受信されてはいないとした場合は、ステップS205に戻り、再度トラックナンバー情報の受信の有無を判別するようにされる。つまり、これらステップS207→S205を経る処理ルートによって、記録再生装置1側からの再生トラックナンバー情報、再生終了通知の何れかの受信を待機するようにされている。
記録再生装置1側では、先のステップS206により送信されたタイトル名の情報の受信をステップS109にて待機する。そして、タイトル名の情報が受信された場合は、これを表示部5において表示させるための処理を実行する(ステップS110)。
続くステップS111においては、トラックチェンジの有無を判別する。すなわち、再生トラックを変更すべき状態となったか否かについて判別を行う。トラックチェンジがあったとして肯定結果が得られた場合は、先のステップS107に戻り、再び再生トラックナンバーの情報を認識し、続くステップS108にてその情報をパーソナルコンピュータ20側に対して送信する処理を実行するようにされる。すなわち、これに応じてパーソナルコンピュータ20側からは該当するトラックナンバーのタイトル名の情報が返信され、これによって変更後のトラックについてタイトル名の情報の表示(ステップS110)を行うことができる。
また、ステップS111において、トラックチェンジがないとして否定結果が得られた場合は、ステップS112において再生を終了すべき状態となったか否かについての判別処理を行う。再生を終了すべき状態となってはいないとして否定結果が得られた場合は、ステップS111に戻り、再度トラックチェンジの有無を判別する。すなわち、これらステップS112→S111を経る処理ルートにより、トラックチェンジと再生終了との何れかを待機するようにされる。
そして、ステップS112において、例えば停止ボタンによる操作入力が検出される等して再生を終了すべき状態となった場合は、ステップS113において、パーソナルコンピュータ20に対する再生終了通知を行う。
先にも述べたように、この再生終了通知はパーソナルコンピュータ20側におけるステップS207において受信され、これに応じてパーソナルコンピュータ20側としても処理動作が終了となる。
この図5に示した一連の処理動作によって、記録再生装置1側に対しては、CDから再生される1トラックごとに、パーソナルコンピュータ20側から対応するタイトル名情報が送信される。
つまり、このような動作とすれば、各再生トラックのトラック名表示に必要な記録再生装置1側のメモリ容量は少なくとも1トラック分のトラック名情報に対応した容量のみ済む。つまり、このような動作とすれば、メモリ資源が乏しい記録再生装置1に好適となる。
続いては、図6のフローチャートを参照して、先の図4にて示したCDからMDへのダビング動作時に対応して行われるべき処理動作について説明する。
なお、図6において、記録再生装置1に対しては既にCDとMDが装填された状態にあるとする。また、この場合も記録再生装置1とパーソナルコンピュータ20とはUSBケーブルを介して接続された状態にあるとする。
先ず、このようなダビング動作時としても、記録再生装置1に対してCDが装填されたことに応じて、楽曲情報を取得するための動作が実行される。
すなわち、この場合の記録再生装置1としても、図示するステップS301〜S305の処理として、先の図5に示したステップS101〜S105の処理と同様の処理を行って、CDから読み出したTOC情報に基づくアルバム識別情報の取得・送信処理、及びパーソナルコンピュータ20側から返信されるアルバム名とアーティスト名の情報の受信・表示処理を実行するようにされる。
また、パーソナルコンピュータ20側としても、ステップS401〜S404の処理として、先のステップS201〜S204と同様の処理を実行することによって、受信されたアルバム識別情報に基づいて楽曲情報を取得・保持する処理、及び取得した楽曲情報の送信処理を実行する。
そして、記録再生装置1側において、ステップS301〜S305の処理を実行してアルバム名とアーティスト名についての表示が行われた後は、ステップS306において、ダビングの開始を待機するようにされる。
ステップS306において、例えば操作入力部6に対して設けられたダビングボタンによる操作入力が検出される等して、CDからMDへのダビングを開始すべき状態となったとした場合は、ステップS307において、先ずはCDの再生を開始させるための処理を実行する。つまり、CD再生部7に対する指示を行って装填されたCDについての再生動作を開始させる。
続くステップS308においては、再生データの転送を開始する。すなわち、CDからの再生データのUSBインタフェース13への供給を開始し、この再生データがパーソナルコンピュータ20側に転送されるように通信制御を行う。
パーソナルコンピュータ20側では、このように記録再生装置1側から再生データが転送されてくるのをステップS405において待機している。そして再生データが転送されてきたとした場合は、ステップS406において、再生データの圧縮処理を開始する。つまり、図2に示したATRACエンコード/デコード部35としてのソフトウェアエンコード処理によって、USBインタフェース23にて受信される再生データについての圧縮処理を開始する。
そして、圧縮処理を開始すると、これにより得られた圧縮データの記録再生装置1側への転送を開始する(ステップS407)。
記録再生装置1側では、このようにパーソナルコンピュータ20側から転送されてくる圧縮データの受信をステップS309にて待機する。そして、圧縮データが受信されたとした場合は、ステップS310において、圧縮データのMDへの記録を開始する。つまり、USBインタフェース13にて受信される圧縮データのMD記録再生部8への供給を開始すると共に、これをMDに対して記録するように指示を行う。
ステップS311においては、ダビングの終了を待機する。そして、例えばMDに対してダビングされるべき楽曲データについての記録が終了する等して、ダビング動作を終了すべき状態となったとした場合は、ステップS312に処理を進めて、パーソナルコンピュータ20に対して楽曲情報を要求する処理を実行する。
パーソナルコンピュータ20側では、記録再生装置1側からの楽曲情報要求をステップS408にて待機する。そして、楽曲情報要求があった場合はステップS409に処理を進めて、先のステップS403にて保持された楽曲情報を記録再生装置1に送信するための処理を実行する。
記録再生装置1側では楽曲情報の受信をステップS313にて待機している。そして、楽曲情報が受信された場合は、ステップS314において、楽曲情報を記録するための処理を実行する。つまり、受信された楽曲情報をMD記録再生部8に対して供給し、これをMDにおけるTOC情報に記録するように指示を行う。
これにより、ダビング動作により記録した楽曲データに応じた内容の楽曲情報(この場合はアルバム名、アーティスト名、各曲のタイトル名)をMDに対して自動的に記録することができる。
ここで、本発明としては、これまでに説明してきた実施の形態に限定されるものではない。
例えば、実施の形態において、ダビング時にはCDの再生トラックについてのタイトル名の表示は行わない場合を例示したが、ダビング時においてもCD再生に応じて図5に示したものと同様の処理を並行して実行することによって、再生中のトラックについてタイトル名の表示を行うものとしてもよい。
また、実施の形態では、CDからMDへ全曲ダビングを行う場合について例示したが、記録すべきトラックを選択してのダビングにも対応できる。
つまり、この場合には、ダビング前にMDに記録すべきトラックナンバーの指定を行わせ、この指定トラックについてのみダビングを行う。そして、楽曲情報については、パーソナルコンピュータ20側からこの指定トラック情報に基づいた楽曲情報のみを記録再生装置1に対して送信するものとすればよい。
なお、このとき、パーソナルコンピュータ20側が指定トラックに基づいて記録再生装置1側に送信する楽曲情報を選択するものとしたが、パーソナルコンピュータ20側がすべての楽曲情報を送信し、記録再生装置1側で指定トラックに応じた楽曲情報を選択・記録するようにしてもよい。
また、図6ではダビング終了後に楽曲情報を送信するものとしたが、ダビング開始前に予めパーソナルコンピュータ20側から記録再生装置1側に送信しておくようにする等、その送信タイミングは任意に設定されてよい。
また、CDからMDへのダビングについて、倍速記録の倍率を指示できるように構成することもできる。つまり、ダビング前に倍率を選択入力させ、記録再生装置1側ではCDの読み出し倍速をこれに合わせる。また、同時に倍率情報をパーソナルコンピュータに送信し、パーソナルコンピュータ20側ではこの情報に応じた圧縮処理速度の倍速設定を行うようにすればよい。
また、実施の形態では、パーソナルコンピュータ20によって取得した楽曲情報を利用して情報表示を行う一連の動作(図5)と、パーソナルコンピュータ20側の演算機(CPU21)を利用して圧縮したデータをダビングする動作及びダビングと共にその楽曲情報を記録する動作(図6)を同時に実現する場合を例示した。
しかしながら、これらは必ずしも同時に実現される必要はなく、例えば上記の楽曲情報を利用した情報表示動作のみを実現するものとしてもよい。そして、この場合には、MDについての記録再生も可能な記録再生装置1の構成を採る必要はなく、例えばCDについての再生のみが可能な再生装置の構成もあり得る。また、必ずしもCDである必要はなく、他の記録媒体についての少なくとも再生が可能な再生装置の構成が採られればよい。
また、パーソナルコンピュータ20側の演算機を利用して圧縮したデータをダビングする動作のみを実現するものとしてもよく、この場合には記録再生装置1側が識別情報をパーソナルコンピュータ20側に送信し、パーソナルコンピュータ20側が送信された識別情報に対応する楽曲情報を取得する動作を省略することができる。
また、上記した楽曲情報を利用して情報表示を行う一連の動作について、実施の形態では、記録再生装置1が対応するパッケージメディアがCDとされる場合を例示したことに対応して、記録媒体の識別情報をTOC情報に基づいて取得する場合を例示したが、識別情報は必ずしもTOCに基づくものである必要はない。
例えば、パッケージメディアとしてアナログ音声信号が記録される記録媒体については、各曲の音声信号の波形データによって各記録媒体を識別することが考えられる。すなわち、この場合の楽曲情報検索サービスとしては、このような各曲の再生信号波形データによる識別情報によって目的の楽曲情報を検索するようにする。
そして、これに対応しては、先ず記録再生装置1側において、記録媒体から再生した各曲の音声信号波形データを識別情報としてパーソナルコンピュータ20側に送信する。そして、パーソナルコンピュータ20側では、このような波形データによる識別情報に基づいて該当する楽曲情報を取得し、これを記録再生装置1側に返信するように構成すればよい。
また、ダビング動作について、実施の形態では圧縮データが記録される記録媒体をMDとする場合を例示したが、例えばCD−RやCD−RW等の他の記録可能メディアとされてもよい。
本発明における実施の形態としての記録再生装置(再生装置)の内部構成を示したブロック図である。 実施の形態の情報処理装置の内部構成について示したブロック図である。 実施の形態としての動作を説明するための図として、主に楽曲情報の取得とそれに基づく情報表示動作について示した図である。 実施の形態としての動作を説明するための図として、主にダビング動作について示した図である。 図3に示される動作を実現するために実行されるべき処理動作について示したフローチャートである。 図4に示される動作を実現するために実行されるべき処理動作について示したフローチャートである。
符号の説明
1 記録再生装置、2 CPU、3 ROM、3a、記録再生プログラム、4 RAM、5 表示部、6 操作入力部、7 CD再生部、8 MD記録再生部、9 メモリ、10 DAC、11 アンプ、12 スピーカ、13 USBインタフェース、14 内部バス、15 ATRACエンコード/デコードLSI、21 CPU、22 メモリ部、23 USBインタフェース、24 入力処理部、25 入力部、26 表示処理部、27 ディスプレイ、28 ドライブ制御部、29 メディアドライブ、30 HDD、30a 記録再生プログラム、31 通信処理部、32 ネットワークインタフェース、33 オーディオデータ処理部、34 スピーカ、35 ATRACエンコード/デコード部

Claims (13)

  1. 記録媒体に対する信号の少なくとも再生を行う再生手段と、
    外部機器との間でデータ通信を行う通信手段と、
    情報表示を行う表示手段と、を備えると共に、
    上記記録媒体に記憶される所定部分の信号を上記再生手段により再生させて得たデータに基づき、上記記録媒体を識別するための識別情報を取得する識別情報取得処理と、
    上記識別情報取得処理により取得した上記識別情報を上記通信手段により上記外部機器に送信させる送信制御処理と、
    上記送信制御処理によって送信した上記識別情報に応じて上記外部機器から返信されてくる、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報を上記通信手段により受信させる受信制御処理と、
    上記受信制御処理により受信した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶処理と、
    上記記憶手段に記憶された上記関連情報に基づく情報表示を上記表示手段に行わせる表示制御処理と、
    を実行する制御手段を備える、
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 上記制御手段は、上記送信制御処理として、
    上記再生手段によって上記記録媒体から再生されるトラックのナンバー情報を上記外部機器に対して送信することで、上記外部機器から上記関連情報として少なくとも該トラックナンバーに対応するトラックネーム情報を返信させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 上記制御手段は、上記送信制御処理として、
    上記再生手段によって上記記録媒体から再生されるトラックのナンバーが変更されるごとに、変更後のトラックのナンバー情報を上記外部機器に対して送信することで、再生が行われるトラックごとに上記外部機器からトラックネーム情報を返信させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 上記通信手段は、USBインタフェースであることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 外部機器との間でのデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置における信号処理方法として、
    所要の記録媒体に対する信号の少なくとも再生を行う再生装置から送信されるもので、上記再生装置において上記記録媒体の所定部分の信号を再生した結果に基づいて取得される識別情報を、上記通信手段により受信する受信手順と、
    上記識別情報と、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報とが対応づけられて記憶される関連情報データベースから、上記受信手順により受信した上記識別情報に対応づけられて記憶された関連情報を取得する情報取得手順と、
    上記情報取得手順により取得した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶手順と、
    上記記憶手順により記憶した上記関連情報を、上記通信手段により上記再生装置に対して送信する送信手順と、
    を備えることを特徴とする信号処理方法。
  6. 上記送信手順は、
    上記通信手段により上記再生装置において上記記録媒体から再生されるトラックのナンバー情報が受信されたことに応じて、上記関連情報に含まれるトラックネーム情報のうち、上記ナンバー情報によって特定されるトラックネーム情報を上記再生装置に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の信号処理方法。
  7. 上記情報取得手順は、
    上記情報処理装置と所要のネットワークを介して接続され、上記関連情報データベースを備えたサーバ装置に対して上記識別情報を送信して、上記サーバ装置に対して該識別情報に対応づけられて記憶される関連情報についての問い合わせを行った結果、上記サーバ装置から返信される関連情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の信号処理方法。
  8. 外部機器との間でのデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置において実行されるべきプログラムであって、
    所要の記録媒体に対する信号の少なくとも再生を行う再生装置から送信されるもので、上記再生装置において上記記録媒体の所定部分の信号を再生した結果に基づいて取得される識別情報を、上記通信手段により受信する受信処理と、
    上記識別情報と、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報とが対応づけられて記憶される関連情報データベースから、上記受信処理により受信した上記識別情報に対応づけられて記憶された関連情報を取得する情報取得処理と、
    上記情報取得処理により取得した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶処理と、
    上記記憶処理により記憶した上記関連情報を、上記通信手段により上記再生装置に対して送信する送信処理と、
    を備えていることを特徴とするプログラム。
  9. 第1の記録媒体に対するデータ信号の少なくとも再生を行う再生手段と、
    第2の記録媒体に対するデータ信号の記録及び再生を行う記録再生手段と、
    外部機器との間でデータ通信を行う通信手段と、を備えると共に、
    上記第1の記録媒体から再生された再生データを上記通信手段により上記外部機器に対して送信させる第1の送信制御処理と、
    上記第1の送信制御処理により送信された上記再生データが受信されたことに応じて上記外部機器から送信されてくる上記再生データの圧縮データを、上記通信手段により受信させる第1の受信制御処理と、
    上記第1の受信制御処理により受信される上記圧縮データを上記記録再生手段により上記第2の記録媒体に対して記録させる記録制御処理と、
    を実行する制御手段を備える、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  10. 上記制御手段は、さらに、
    上記記録媒体に記憶される所定部分の信号を上記再生手段により再生させて得たデータに基づき、上記記録媒体を識別するための識別情報を取得する識別情報取得処理と、
    上記識別情報取得処理により取得した上記識別情報を上記通信手段により上記外部機器に送信させる第2の送信制御処理と、
    上記第2の送信制御処理によって送信した上記識別情報に応じて上記外部機器から返信されてくる、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報を上記通信手段により受信させる第2の受信制御処理と、
    上記第2の受信制御処理により受信した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶処理と、
    を実行するように構成され、
    上記記録制御処理では、
    上記圧縮データと共に、上記記憶手段に記憶された上記関連情報を上記第2の記録媒体に対して記録させるように制御を行う、
    ことを特徴とする請求項9に記載の記録再生装置。
  11. 外部機器との間でデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置における信号処理方法として、
    外部の記録再生装置から送信されてくる記録媒体からの再生データを上記通信手段により受信する第1の受信手順と、
    上記第1の受信手順により受信したデータに対する所要の圧縮処理を施す圧縮手順と、
    上記圧縮手順により得られた圧縮データを上記通信手段により上記記録再生装置に送信する第2の送信手順と、
    を備えることを特徴とする信号処理方法。
  12. 上記記録再生装置から送信されるもので、上記記録再生装置において上記記録媒体の所定部分の信号を再生した結果に基づいて取得される識別情報を、上記通信手段により受信する第2の受信手順と、
    上記識別情報と、上記記録媒体に記録される情報内容に関連する関連情報とが対応づけられて記憶される関連情報データベースから、上記第2の受信手順により受信した上記識別情報に対応づけられて記憶された関連情報を取得する情報取得手順と、
    上記情報取得手順により取得した上記関連情報を所要の記憶手段に記憶する記憶手順と、
    上記記憶手順により記憶した上記関連情報を、上記通信手段により上記記録再生装置に対して送信する第2の送信手順とをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項11に記載の信号処理方法。
  13. 外部機器との間でデータ通信を行う通信手段を少なくとも備えた情報処理装置において実行されるべきプログラムとして、
    外部の記録再生装置から送信されてくる記録媒体からの再生データを上記通信手段により受信する第1の受信処理と、
    上記第1の受信処理により受信したデータに対する所要の圧縮処理を施す圧縮処理と、
    上記圧縮処理により得られた圧縮データを上記通信手段により上記記録再生装置に送信する第2の送信処理と、
    を備えていることを特徴とするプログラム。
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