JP2006085239A - Icリストバンド用積層体ならびにその製造方法、およびicリストバンド - Google Patents

Icリストバンド用積層体ならびにその製造方法、およびicリストバンド Download PDF

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Abstract

【課題】 簡便に製造でき、大量生産に適したICリストバンド用積層体ならびにその製造方法、およびICリストバンドを提供する。
【解決手段】 本発明のICリストバンド用積層体1は、表面基材11にICインレット12が第1の貼着剤層13を介して貼着された情報記録基材10と、裏面基材20とが、第2の貼着剤層30を介して一体化され、ICインレット12を備えた所定形状のリストバンド40を輪郭付ける切り込み41が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、入院患者の管理に使用されるICリストバンドを作製するためのICリストバンド用積層体およびその製造方法に関する。さらには、そのリストバンド用積層体から作製されたICリストバンドに関する。
入院患者の取り違えを防止することを目的として、入院患者の手首や足首に、氏名、年齢、血液型等の識別データを印字したリストバンドを取り付けることがある。そのためのリストバンドとしては、例えば、表面が印字可能になっている表面基材と裏面基材とが一体化され、バンド孔が形成されたものが挙げられる(特許文献1,2参照)。なお、このリストバンドは足首等に巻き付けられることもあるが、一般的には手首に取り付けられるため、本明細書では便宜上「リストバンド」と呼ぶことにする。
近年、入院患者にICチップを搭載したリストバンド(ICリストバンド)を取り付け、そのリストバンドのICに入院患者の識別データだけでなく、検査履歴や投薬履歴などの医療情報の履歴を随時書き込んで医療情報を管理する医療情報管理システムが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−137017号公報 特開2003−164307号公報 特開2004−046582号公報
医療ミスの防止や医療の効率化を目的として、上記のような医療情報管理システムは今後さらに普及していくと思われる。その場合、ICリストバンドの大幅な需要増が見込まれるが、これまでに、簡便に製造でき、大量生産に適したリストバンドおよびその製造方法は知られていなかった。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、簡便に製造でき、大量生産に適したICリストバンド用積層体ならびにその製造方法、およびICリストバンドを提供することを目的とする。
本発明のICリストバンド用積層体は、表面基材にICインレットが第1の貼着剤層を介して貼着された情報記録基材と、裏面基材とが、第2の貼着剤層を介して一体化され、
ICインレットを備えた所定形状のリストバンドを輪郭付ける切り込みが形成されていることを特徴とする。
本発明のICリストバンド用積層体においては、裏面基材の第2の貼着剤層側と反対側の面に、エンボスが形成されたエンボス層が設けられていることが好ましい。
本発明のICリストバンドは、上述したICリストバンド用積層体から切り込みに沿って切り取られて得られたことを特徴とする。
本発明のICリストバンド用積層体の製造方法は、
ICインレットの片面に第1の貼着剤を塗布する塗布工程と、
ICインレットに塗布された第1の貼着剤を介して、表面基材の片面にICインレットを貼着して情報記録基材を作製するICインレット貼着工程と、
情報記録基材のICインレット貼着側の面に、第2の貼着剤を介して裏面基材を貼着してIC付き積層体を得る裏面基材貼着工程と、
IC付き積層体に、ICインレットを備えた所定形状のリストバンドを輪郭付ける切り込みを形成する切り込み形成工程とを有することを特徴とする。
本発明のICリストバンド用積層体の製造方法においては、裏面基材貼着工程の前に、裏面基材の片面に予め第2の貼着剤を塗布しておくことが好ましい。
また、本発明のICリストバンド用積層体の製造方法においては、第1の貼着剤が粘着剤であることが好ましい。
さらに、本発明のICリストバンド用積層体の製造方法においては、第2の貼着剤が接着剤であることが好ましい。
なお、本発明におけるリストバンドは、通常は手首に巻き付けられるものであるが、足首に巻き付けられる場合も含む概念である。
本発明のICリストバンド用積層体およびICリストバンドは、簡便に製造でき、大量生産に適したものである。
本発明のICリストバンド用積層体の製造方法によれば、ICリストバンド用積層体を簡便に製造できるので、大量生産が可能である。
本発明のICリストバンド用積層体の一実施形態について説明する。
図1および図2は、本実施形態のICリストバンド用積層体を示す図である。このICリストバンド用積層体1は、表面基材11にICインレット12が第1の貼着剤層13を介して貼着された情報記録基材10と、裏面基材20とが、第2の貼着剤層30を介して一体化されたものであり、ICインレット12を備えた所定形状のリストバンド40を輪郭付ける切り込み41が形成されているものである。また、裏面基材20の第2の貼着剤層30側と反対側の面21には、エンボスが形成されたエンボス層50が設けられている。
(情報記録基材)
[表面基材]
表面基材11としては特に制限されないが、中でも、入院患者の氏名等の識別データを印字するため、少なくとも片面が、熱転写印刷、サーマル印刷、インクジェット印刷、レーザーマーキング等の印刷適性を有するものが好ましい。印刷適性を付与するためには、各印刷方法に応じた記録層を表面に設ければよい。
また、ICリストバンド使用時には水や薬剤が付着することもあるため、表面基材11は耐水性、耐油性、耐薬品性を備えたものであることが好ましい。耐水性、耐油性、耐薬品性を備えたものとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリウレタン等からなるプラスチックフィルムや合成紙などが挙げられる。さらに、合成紙としては、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等を二軸延伸してミクロボイドを多数形成したもの(ユポ等)が挙げられる。これらの中でも、印刷適性、耐水性、耐油性、耐薬品性を兼ね備え、引張強度も高いことから、ポリプロピレン製合成紙を用いたものが好ましい。さらに好ましくは、伸縮性のあるものが利便性の点でよい。
表面基材11の厚さは50〜300μmであることが好ましい。
また、表面基材11には予め印刷が施されていてもよい。
[ICインレット]
ICインレット12とは、ICを有する回路素子と、回路素子に接続されたアンテナとを備えたものである。本実施形態のICインレットでは、図3に示すように、インレット用基材12aと回路素子12bとを有するフィルムであって、回路素子12bが、半導体(IC)チップ12cと、ICチップ12cに電気的に接続された情報の送受信を行うループ状に形成された平面状のアンテナ12dとを備えたものとなっている。このICインレット12bの厚さは20〜100μmであることが好ましい。
ICインレット12に使用されるICチップ12cとしては、キャリア周波数13.56MHz、2.45GHz、UHF帯に対応可能であり、縦横の長さが0.5〜10mmで、厚さが50〜300μm程度のものが使用される。
具体的には、ICチップ12cとしては、(1)シリコンウェハーにリソグラフィーやドーピングなどの手法を用いて電子回路を形成し、所定の厚みに研削した後、接続端子を形成し、所定のチップサイズにダイシング加工したもの(ベアーチップ)、(2)ステンレスや4,2アロイなどの金属板に端子部分を形成した金属板(リードフレーム)にベアーチップをワイヤーボンディングなどの手法で端子接続し、金型内に納めた後、エポキシ樹脂を封入し、加熱硬化させモールド化したパッケージ化チップが挙げられる。
ベアーチップにおいては、端子はベアーチップ内の接続端子部分に金メッキやはんだメッキなどで端子(バンプ)を突出させて形成する。また、パッケージ化チップでは、このベアーチップの端子とリードフレームの端子とが金ワイヤーなどで接続されている。
このようなICチップ12cとしては、例えば、インフィニオン社から販売されているものとして、MCC1−1−2(ベアーチップ)、MCC2−2−1(パッケージ化チップ)などがある。
また、ICチップ12cは、個人情報保護の点から、セキュリティ機能を有していることが好ましい。
このICチップ12cは、1つのICリストバンドに複数設けられていても構わない。
ICインレット12におけるアンテナ12dは、(1)エッチング方式、(2)巻き線方式などにより形成されたものである。
(1)エッチング方式:厚み10〜50μmの銅箔やアルミニウム箔を融点が100℃〜150℃程度のホットメルト接着剤を介して貼りあわせ、数μmの厚みのレジスト層をグラビア印刷などの方法でその上に設ける。次いで、版下フィルムによりアンテナパターンを露光して、不要なレジスト層を除去したあと、エッチング処理し不要な金属箔層を除去する。その後、アルカリ液に浸漬してレジスト層を取り除いてアンテナパターンを形成させる。
(2)巻き線方式:直径80〜200μmの銅線を加熱したノズルから連続的に送り出しながら、ループ状のアンテナパターンを形成するようにフィルムに銅線の少なくとも一部を埋め込んで配線する。
このようなアンテナ形成方法により、インレット用基材12aに金属箔や金属線が配線されてアンテナ12dを形成する。
上記アンテナ形成方法によりループアンテナを形成した場合、ICチップ12cが接続されるアンテナ端子をループアンテナの内側に配置することが多い。その場合、ループアンテナとアンテナ端子とを接続するため、フィルムの裏面(アンテナおよびアンテナ端子が形成されていない側の面)に引き出し線を設け、引き出し線とアンテナまたはアンテナ端子とを圧着して接続する。
ICチップ12cの接続端子とアンテナ12dの端子とを接続する方法としては、ICチップ12cがベアーチップの場合、(1)金ワイヤーで直接端子部分を接続するワイヤーボンディング方式、(2)アンテナ接続部にACF(異方導電性フィルム)やACP(異方導電性ペースト)を接合し、その上にICチップ12cを配置し、200℃程度に加熱、加圧して端子部分を導通させるフリップチップボンディング方式などを採用できる。ここで、ACFやACPは、金や銀の微粒子が樹脂内に分散されたものであり、通常は導通していないが、加圧して粒子同士が接触することにより導通するものである。
[第1の貼着剤層]
第1の貼着剤層13を構成する貼着剤としては、周知の接着剤または粘着剤を使用できる。中でも、オートラベラーを使って情報記録基材を製造でき、生産効率がより高くなることから、粘着剤が好ましい。粘着剤としては、例えば、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、シリコーン系、ウレタン系のエマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型粘着剤を使用できる。粘着剤には粘着付与剤等の添加剤が含まれていてもよい。さらに、粘着剤の中でも、皮膚への刺激性が小さいことから、エマルジョン型粘着剤がより好ましい。
また、接着剤としては、エポキシ系の無溶剤型接着剤、ゴム系の溶剤型接着剤、シリコーン系、ポリエステル系のエマルジョン型接着剤、溶剤型接着剤などが挙げられる。
第1の貼着剤層13の厚さは10〜50μmであることが好ましい。第1の貼着剤層13の厚さが10μm未満であると表面基材11とICインレット12との密着性が不充分になることがあり、50μmを超えると第1の貼着剤層13の形成が困難になる傾向にある。
(裏面基材)
裏面基材20としては特に制限されず、例えば、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、EVA等からなるプラスチックフィルムや合成紙などが挙げられる。これらの中でも、耐水性、耐油性、耐薬品性、引張強度が高いことから、PET、PP、ポリプロピレン製合成紙が好ましい。さらに好ましくは、伸縮性のあるものが利便性の点でよい。
裏面基材の厚さとしては25〜100μmが好ましい。
(第2の貼着剤層)
第2の貼着剤層30を構成する貼着剤としては、周知の接着剤または粘着剤を使用でき、中でも、接着剤は、固形化してICリストバンド使用時に端部からはみ出にくく、皮膚に付着しにくいため、好適に使用される。接着剤としては、第1の貼着剤と同様のものが例示される。
また、接着剤の中でも、皮膚への刺激性がより小さくなることから、有機溶剤を含まない無溶剤型のものが好ましい。無溶剤型の接着剤としては、例えば、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエチレン系樹脂やEVA等のヒートシール型接着剤およびホットメルト型接着剤などが挙げられる。
第2の貼着剤層30の厚さは30〜200μmであることが好ましい。第2の貼着剤層30の厚さが30μm未満であると情報記録基材10と裏面基材20との密着性が不充分になることがあり、200μmを超えると第2の貼着剤層30の形成が困難になる傾向にある。
(エンボス層)
エンボス層50を形成する場合、エンボス層50は皮膚に直接接触する層であるため、皮膚に対する刺激性が小さい材質からなることが好ましい。皮膚に対する刺激性が小さい材質としては、例えば、ポリエチレン、EVAなどが挙げられる。
また、エンボス層50におけるエンボスの凸部の高さは10〜150μmが好ましい。エンボスの凸部の高さが10μm以上であれば、ICリストバンドが皮膚に接触する面積を小さくでき、通気性を確保できるため皮膚の蒸れを防止できる。したがって、衛生的である上に、入院患者の装着感が良好になる。また、凸部の高さが150μm以下であればエンボスを容易に形成できる。
(ICリストバンド)
ICリストバンド40は、上述したICリストバンド用積層体1から、ICインレット12を備えた所定形状のリストバンドを輪郭付ける切り込み41に沿って切り取られて得られたものである。本実施形態におけるリストバンド40は、帯状の形状を有するものであって、複数のバンド孔42a,42a・・・が長さ方向に沿って一列に形成されているバンド部42と、バンド部42のバンド孔42aと共に止め具が通されるセット孔43aが形成されている固定部43と、バンド部42と固定部43と間に位置し、識別データやバーコード等が印刷され、ICインレットが設けられた記録部44とを有するものである。
切り込み41としては、手でリストバンドを切り取れることができれば特に制限されず、例えば、表面基材または裏面基材の一層を残して連続的に形成された切り込みであってもよいし、ミシン目であってもよい。
このICリストバンドを使用するに際しては、ICリストバンド用積層体1から切り取る前に、記録部44に入院患者の識別データを、熱転写印刷、サーマル印刷、インクジェット印刷、レーザーマーキング等により印刷する。識別データが印刷されたICリストバンド40をICリストバンド用積層体から切り取り、これを手首等に巻き付ける。そして、手首の太さに応じたバンド孔42aを選択し、その選択したバンド孔42aとセット孔43aとに止め具(図示せず)を通して固定する。ここで使用する止め具は固定後に取り外し不可能なものであり、入院中にICリストバンド40が外れないようにする。ICリストバンド40を手首等から取り外す際には、ICリストバンド40を切断する。
上記ICリストバンド用積層体1およびICリストバンド40は、手首等を巻き付けることができる程度に可撓性を有する。また、ICリストバンド40を取り外しできないようにするためには、引張強度が高いことが好ましい。具体的には、引張強度は、3.5〜15MPaであることが好ましく、4.5〜10MPaであることがより好ましい。引張強度は、長径4mm、短径3mmの楕円のバンド孔が6mm間隔で形成された幅15mmのICリストバンドを適度な長さに切断したものを試験片として用いて測定した。
以上説明したICリストバンド用積層体1およびICリストバンド40は、表面基材11にICインレット12が第1の貼着剤層13を介して貼着された情報記録基材10と、裏面基材20とが、第2の貼着剤層30を介して一体化されたものである。したがって、後述するように、ICインレット貼着装置および裏面基材貼着装置など各種自動化製造装置を適用でき、簡便に製造できる。
また、ICインレット12が露出していないから、プリンタの給紙部で引っ掛かることがなく、入院患者の識別データを汎用のプリンタを用いて印字できる。
さらに、所定形状のリストバンド40を輪郭付ける切り込み41が形成されているものなので、印字後にリストバンド40を切り取って入院患者に取り付けることができる。
なお、上述した実施形態のICリストバンド用積層体1およびリストバンド40にはエンボス層50が設けられていたが、本発明ではエンボス層が設けられていなくてもよい。エンボス層が設けられていない場合には、皮膚に直接接触する裏面基材20が、皮膚に対する刺激性が小さい材質からなることが好ましい。また、裏面基材20の第2の貼着剤層30側と反対側の面21がエンボス加工されていることが好ましい。
さらに、エンボス層50を設ける代わりに、ICリストバンド全体に多数の貫通孔を形成して通気性を付与してもよいし、ICリストバンド全体を通気性のある材料から構成してもよい。
ICリストバンド40の形状も、上述した実施形態に限定されず、部分的に幅が異なっていてもよい。
(製造方法)
次に、ICリストバンド用積層体1の製造方法について説明する。
[塗布工程]
上述した積層体1を製造するには、例えば、まず、インレット用基材12aの一方の面に回路素子12bを、間隔をあけて多数設け、インレット用基材12aの他方の面に第1の貼着剤を塗布して第1の貼着剤層13を設ける。第1の貼着剤を塗布する手段としては、例えば、リバースロールコータ、ナイフコータ、バーコータ、スロットダイコータ、リップコータ、エアーナイフコータ、リバースグラビアコータ、バリオグラビアコータなどが挙げられる。
[ICインレット積層体製造工程]
次いで、その第1の貼着剤層13を、図4に示すように、第1の貼着剤層13より幅広の剥離紙14の中央部に貼り合わせる。そして、第1の貼着剤層13が積層されていない剥離紙14の側縁部に一定間隔に貫通孔14a,14a・・・を形成する。剥離紙14の側縁部に一定間隔に貫通孔14a,14a・・・を形成する方法としては、マージナルパンチを用いる方法などが挙げられる。
次いで、図5に示すように、予め回路素子12bの周囲を剥離紙14の手前まで打ち抜く抜き加工と、回路素子12bの周囲の不要なインレット用基材12aおよび第1の貼着剤層13を取り除くカス取りとが施される。これにより、抜き加工およびカス取り加工が施されたインレット用基材12aに回路素子12bが一つ設けられたICインレット12を形成して、ICインレット12が第1の貼着剤層13を介して剥離紙14に多数貼着されたICインレット積層体15を得る。
なお、ICインレット積層体15は、上記手順以外でも製造できる。例えば、剥離紙14に貫通孔14a,14a・・・を形成してからインレット用基材12aを貼着してもよいし、抜き加工およびカス取り後に剥離紙14に貫通孔14a,14a・・・を形成してもよい。
[ICインレット貼着工程]
次いで、ICインレット12に塗布された第1の貼着剤層13を介して、表面基材11の片面にICインレット12を貼着する。
図6に、ICインレット貼着工程にて使用するICインレット貼着装置を示す。このICインレット貼着装置100は、ICインレット積層体15を貼着場所に向けて搬送するICインレット搬送手段110と、ICインレット積層体15の走行方向を案内する積層体案内ロール(ICインレット積層体の巻状体15a側から第1の積層体案内ロール120a、第2の積層体案内ロール120b)と、ICインレット積層体15から剥離紙14を取り除くのに使用する剥離紙剥離用ロール130と、ICインレット積層体15から剥離された剥離紙14を巻き取る剥離紙巻き取り用ロール140と、側縁部に一定間隔で貫通孔11aが形成された表面基材11(図7参照)を貼着場所に向けて搬送する表面基材搬送手段150と、剥離紙剥離用ロール130に隣接し、表面基材11の走行方向を案内する表面基材案内ロール160と、情報記録基材10を巻き取る情報記録基材巻き取り用ロール170とを具備するものである。ここで、ICインレット搬送手段110は、第2の積層体案内ロール120bと剥離紙剥離用ロール130との間に設けられ、表面基材搬送手段150は、表面基材案内ロール160と情報記録基材巻き取り用ロール170との間に設けられている。また、貼着場所とは、ICインレット積層体15のICインレット12と表面基材11とが貼着する場所のことをいう。
このICインレット貼着装置100においては、第2の積層体案内ロール120bから剥離紙剥離用ロール130までのICインレット積層体15表面と、表面基材案内ロール160から情報記録基材巻き取り用ロール170までの表面基材11表面とが同一面になるように、第2の積層体案内ロール120bと剥離紙剥離用ロール130と表面基材案内ロール160と情報記録基材巻き取り用ロール170とが配置されている。
ICインレット積層体15は、貼着装置100に対して、剥離紙14が積層体案内ロール120a,120bおよび剥離紙剥離用ロール130に接するように装着される。
このICインレット貼着装置100におけるICインレット搬送手段110は、図8に示すように、ICインレット積層体15における剥離紙の貫通孔14a,14a・・・に挿入する複数の第1のピン111,111・・・と、第1のピン111,111・・・が設けられたベルト112と、原動プーリ113aおよび従動プーリ113bを介してそのベルト112を動かすモータ113と、第1のピン111の移動速度を制御する第1の制御部114とが備えられたものである。ICインレット搬送手段110において、隣接する第1のピン111,111同士の間隔はICインレット積層体15における剥離紙の貫通孔14a,14a・・・の間隔に対応している。
また、これと同様に、表面基材搬送手段150は、表面基材11の貫通孔11aに挿入する第2のピン151,151・・・と、第2のピン151,151・・・が設けられたベルト152と、原動プーリ153aおよび従動プーリ153bを介してベルト152を動かすモータ153と、第2のピン151,151・・・の移動速度を制御する第2の制御部154とが備えられたものである。表面基材搬送手段150において、隣接する第2のピン151,151同士の間隔は表面基材11の貫通孔11a,11a・・・の間隔に対応している。
この貼着装置100を用いたICインレットの貼着方法では、まず、表面基材11の貫通孔11a,11a・・・に表面基材搬送手段150の第2のピン151,151・・・を挿入する。その第2のピン151,151・・・が設けられたベルト152を、第2の制御部154で制御されたモータ153により回転させて、第1のピン151,151・・・を一定方向に所定の移動速度で移動させる。これにより、表面基材の巻状体11bから表面基材11を繰り出し、表面基材11を一定方向に所定の速度で搬送する。そして、その搬送量がある一定量に達した際に、ICインレット搬送手段110のモータ113を駆動させて第1のピン111の移動を開始する。ここで、表面基材の搬送量における一定量とは、表面基材11におけるICインレット12貼着箇所の長さ方向の間隔に相当する。そして、第1のピン111,111・・・が設けられたベルト112を、第1の制御部114で制御されたモータ113の回転により回転させて、第1のピン111,111・・・をICインレット積層体15の剥離紙の貫通孔14a,14a・・・に順次挿入しつつ移動させる。これにより、図6に示すように、ICインレット積層体の巻状体15aからICインレット積層体15を繰り出し、第1の積層体案内ロール120aおよび第2の積層体案内ロール120bを経由させ、剥離紙剥離用ロール130に向けて搬送する。
この際、ICインレット搬送手段110の第1のピン111と基材搬送手段150の第2のピン152とは同じ方向に同じ速度で移動させて、第2の積層体案内ロール120bから剥離紙剥離用ロール130までの間のICインレット積層体15と、表面基材案内ロール160から情報記録基材巻き取り用ロール170までの間の表面基材11とを同じ方向に同じ速度で走行させる。
そして、図6および図9に示すように、ICインレット搬送手段110により搬送したICインレット積層体15の走行方向を剥離紙剥離用ロール130にて急激に屈曲させる。この屈曲に対してICインレット積層体15の剥離紙14は追随するものの、ICインレット12およびこれに付着した第1の貼着剤層13は追随しないため、ICインレット12および第1の貼着剤層13は剥離紙14から分離する。剥離紙14は剥離紙巻き取り用ロール140により巻き取られて取り除かれる一方、剥離紙14から分離したICインレット12は同方向に走行する表面基材11側(貼着場所)に移動し、ついには第1の貼着剤層13を介して表面基材11に付着する。このように、第1の貼着剤層13が表面基材11に付着することで、ICインレット12が表面基材11上に移行する。そして、ICインレット12の全てが表面基材11上に移行するまでICインレット搬送手段110を稼動し、ICインレット積層体15を搬送して表面基材11にICインレット12を貼着する。
ICインレット12を表面基材11に貼着した後、再び表面基材11が一定量搬送されるまでICインレット搬送手段110を停止する。一方、表面基材11の搬送は継続し、表面基材11にICインレット12を貼着して得られた情報記録基材10を情報記録基材巻き取り用ロール170で巻き取る。
[裏面基材貼着工程]
次に、情報記録基材10に第2の貼着剤を介して裏面基材20を貼着する。図10に、情報記録基材10に裏面基材20を貼着する裏面基材貼着装置を示す。この裏面基材貼着装置200は、情報記録基材の巻状体10aが取り付けられた情報記録基材繰り出しロール210と、裏面基材20の巻状体が取り付けられた裏面基材繰り出しロール220と、第2の貼着剤231を塗布する塗布手段230と、隣接した2つのロール241a,241bからなり、情報記録基材10と裏面基材20とを圧着する第1の圧着部240と、Tダイを備えた押出機250と、押出機250から吐出された溶融樹脂251を冷却すると共に周面にエンボスが形成されたエンボスロール260と、得られたIC付き積層体271を巻き取るIC付き積層体巻き取り用ロール270とを具備するものである。
そして、上記裏面基材貼着装置200を用い、例えば、まず、情報記録基材繰り出しロール210から情報記録基材10を繰り出すと共に、裏面基材繰り出しロール220から裏面基材20を繰り出し、その裏面基材20の片面に塗布手段230により第2の貼着剤231を塗布して第2の貼着剤層30を形成する。そして、その第2の貼着剤層30を介して、情報記録基材10のICインレット12側の面と裏面基材20とを貼り合わせ、これらを第1の圧着部240にて圧着する。このように、裏面基材20の片面に予め第2の貼着剤231を塗布しておけば、破損しやすいICインレット上に貼着剤を塗布しなくてもよくなるので、不良品発生を防止できる。
次いで、裏面基材20の第2の貼着剤層30側と反対側の面21に、押出機250から吐出された溶融樹脂251を積層する。そして、その積層した溶融樹脂251をエンボスロール260により冷却すると共にエンボス加工し、エンボス層50を形成してIC付き積層体271を得る。得られたIC付き積層体271はIC付き積層体巻き取り用ロール270にて巻き取られる。
[切り込み形成工程]
次いで、IC付き積層体271における側縁部(貫通孔が形成された部分)を切除し、その後、表面基材11側からIC付き積層体271に所定形状のリストバンドの輪郭を有する抜き刃を当てて、表面基材11から裏面基材20まで、ICインレット12を備えたリストバンドを輪郭付ける切り込み41を形成する。次いで、図11に示すように、一定間隔で幅方向にミシン目加工して切取線60を形成し、ICリストバンド40が一列に設けられるように切断線70,70・・・に沿って切断する。
このようにして、図1および図2に示すような、情報記録基材10と裏面基材20とが第2の貼着剤層30を介して一体化され、ICインレット12を備えた所定形状のリストバンド40を輪郭付ける切り込み41が形成されているICリストバンド用積層体を得る。
以上説明したICリストバンド用積層体の製造方法では、塗布工程にてICインレット12に塗布された第1の貼着剤を介して、表面基材11の片面にICインレット12を貼着して情報記録基材10を作製し、情報記録基材10のICインレット12貼着側の面に、第2の貼着剤を介して裏面基材20を貼着する方法である。このような方法では、ICインレット貼着装置100および裏面基材貼着装置200を用いることができるため、容易に自動化でき、製造が簡便である上に、ICインレット12を備えた所定形状のリストバンド40を輪郭付ける切り込み41を形成することで、同時に複数列(図示例では5列)のICリストバンド40を製造できる。したがって、この製造方法は、大量生産に適した方法である。また、ICインレット貼着装置100および裏面基材貼着装置200としては、既存の粘着ラベルの製造装置を適用できるから新たな設備投資を少なくできる。
さらに、上述した製造方法は、ICインレット積層体15および表面基材11の供給において、それらの側縁部に一定間隔に形成された貫通孔11a,14aとICインレット搬送手段110と裏面基材搬送手段150とを利用する方法である。この方法によれば、ICインレット積層体15または表面基材11を高速に送り出しても位置がずれにくいので、ICインレット積層体15または表面基材11を正確かつ高速に搬送できる。また、この方法では、表面基材11の所定の位置にICインレット12が貼着するように制御部114,154にて制御して、表面基材11を一定量搬送してから第1のピン111を移動させてICインレット積層体15を搬送する。よって、剥離紙14を取り除いて露出したICインレット積層体15の第1の貼着剤層13を表面基材11の所定の位置に正確かつ高速に貼着できる。すなわち、ICインレット12を表面基材11の所定の位置に正確かつ高速に貼着できる。
なお、上述した製造方法では、裏面基材貼着工程にて、押出機250およびエンボスロール260を用いてエンボス層50を形成したが、エンボス層を設けない場合には押出機250およびエンボスロール260によるエンボス層形成が省略される。
本発明に係るICリストバンド用積層体の一実施形態を示す上面図である。 図1のA−A’断面を拡大した拡大断面図である。 ICインレットを説明する上面図である。 図1および図2に示す実施形態に係るICインレット積層体の製造過程を説明する図であって、(a)は上面図であり、(b)はB−B’断面図である。 図1および図2に示す実施形態に係るICインレット積層体を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)はC−C’断面図である。 ICインレット貼着装置の一例を示す模式図である。 図6のICインレット貼着装置で使用される基材を示す上面図である。 図6のICインレット貼着装置の要部拡大図である。 図6のICインレット貼着装置の要部拡大図である。 裏面基材貼着装置の一例を示す模式図である。 IC付き積層体を示す上面図である。
符号の説明
1 ICリストバンド用積層体
10 情報記録基材
11 表面基材
12 ICインレット
13 第1の貼着剤層
20 裏面基材
21 裏面基材の第2の貼着剤層側と反対側の面
30 第2の貼着剤層
40 リストバンド
41 切り込み
50 エンボス層
271 IC付き積層体

Claims (7)

  1. 表面基材にICインレットが第1の貼着剤層を介して貼着された情報記録基材と、裏面基材とが、第2の貼着剤層を介して一体化され、
    ICインレットを備えた所定形状のリストバンドを輪郭付ける切り込みが形成されていることを特徴とするICリストバンド用積層体。
  2. 裏面基材の第2の貼着剤層側と反対側の面に、エンボスが形成されたエンボス層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のICリストバンド用積層体。
  3. 請求項1または2に記載のICリストバンド用積層体から切り込みに沿って切り取られて得られたことを特徴とするICリストバンド。
  4. ICインレットの片面に第1の貼着剤を塗布する塗布工程と、
    ICインレットに塗布された第1の貼着剤を介して、表面基材の片面にICインレットを貼着して情報記録基材を作製するICインレット貼着工程と、
    情報記録基材のICインレット貼着側の面に、第2の貼着剤を介して裏面基材を貼着してIC付き積層体を得る裏面基材貼着工程と、
    IC付き積層体に、ICインレットを備えた所定形状のリストバンドを輪郭付ける切り込みを形成する切り込み形成工程とを有することを特徴とするICリストバンド用積層体の製造方法。
  5. 裏面基材貼着工程の前に、裏面基材の片面に予め第2の貼着剤を塗布しておくことを特徴とする請求項4に記載のICリストバンド用積層体の製造方法。
  6. 第1の貼着剤が粘着剤であることを特徴とする請求項4または5に記載のICリストバンド用積層体の製造方法。
  7. 第2の貼着剤が接着剤であることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のICリストバンド用積層体の製造方法。
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