JP2005352557A - 回路素子付き積層体、icタグの製造方法および製造装置 - Google Patents

回路素子付き積層体、icタグの製造方法および製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ICタグの生産性を高くできる回路付き積層体、ICタグの製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明の回路素子付き積層体10は、剥離紙13と、剥離紙13上に順次積層された粘着層12と、回路素子付きフィルム11とを有し、側縁部に一定間隔で貫通孔14が形成されている。本発明のICタグの製造方法は、上述した回路素子付き積層体10と、基材とを貼着場所に向けて各々搬送し、貼着場所に達する前に回路素子付き積層体10から剥離紙13を剥離した上で、貼着場所にて回路素子付きフィルム11と基材とを粘着層12を介して貼着するICタグの製造方法であって、回路素子付き積層体10の貫通孔14に第1のピンを挿入し、回路素子付きフィルム11が基材の所定位置に貼着するように制御しつつ第1のピンを移動させて、回路素子付き積層体10を搬送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICタグに使用される回路素子付き積層体に関する。さらには、ICタグの製造方法およびこの製造方法に使用されるICタグの製造装置に関する。
近年、航空手荷物や商品等の管理に、ICタグを使用したRFID(Radio Frequency Identification:無線周波数認識)システムが普及しつつある。ここで、ICタグとは、基材と回路素子が設けられたフィルム(インレット)とを有するものである。この回路素子は、通常、半導体(IC)チップと、ICチップに電気的に接続された情報の送受信を行うループ状に形成された平面状のアンテナと、コンデンサとを備えている。
ICタグを使用したRFIDシステムでは、読取器の発する電波をアンテナで受信すると、その電波に応じて、内部のICチップの記憶情報がアンテナを介して読取器へ送信される。このようにして航空手荷物や商品等の情報を読み取ることができる。
従来、ICタグを製造する際には、テープ状の基材に、回路素子が設けられたフィルムを所定の位置に手作業で貼着していた。しかし、手作業での貼着では大量生産に対応できないという問題があった。
そこで、ICタグを自動的に製造する製造装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この製造装置では、回路素子が一列に配列したフィルムとテープ状の基材とを別々に繰り出し、テープ状の基材に回路素子が設けられたフィルムを自動的に貼り合わせてICタグを製造する。
米国特許第6237217号明細書
しかしながら、特許文献1に記載の製造装置でICタグを製造する場合、回路素子が設けられたフィルムを基材の所定の位置に正確に貼り付けるためには繰り出し速度を遅くしなければならず、生産性が低かった。よって、ICタグの需要に十分に対応することが難しかった。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、ICタグの生産性を高くできる回路付き積層体、ICタグの製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
本発明の回路素子付き積層体は、剥離紙と、剥離紙上に順次積層された粘着層と、回路素子付きフィルムとを有し、側縁部に一定間隔で貫通孔が形成されていることを特徴とする。
本発明の回路素子付き積層体においては、回路素子付きフィルムには、回路素子が幅方向に複数列設けられていることが好ましい。
本発明のICタグの製造方法は、上述した回路素子付き積層体と、基材とを貼着場所に向けて各々搬送し、貼着場所に達する前に回路素子付き積層体から剥離紙を剥離した上で、貼着場所にて回路素子付きフィルムと基材とを粘着層を介して貼着するICタグの製造方法であって、
回路素子付き積層体の貫通孔に第1のピンを挿入し、回路素子付きフィルムが基材の所定位置に貼着するように制御しつつ第1のピンを移動させて、回路素子付き積層体を搬送することを特徴とする。
本発明のICタグの製造方法においては、基材の側縁部に一定間隔で貫通孔を形成し、その貫通孔に第2のピンを挿入し、第2のピンを所定の移動速度で移動させて、基材を搬送することが好ましい。
本発明のICタグの製造装置は、上述した回路素子付き積層体における回路素子付きフィルムおよび基材を貼着場所に向けて各々搬送する搬送手段と、貼着場所に達する前に回路素子付き積層体から剥離紙を剥離する剥離手段とを備え、貼着場所にて回路素子付きフィルムと基材とを粘着層を介して貼着するICタグの製造装置であって、
回路素子付き積層体の搬送手段が、回路素子付き積層体の貫通孔に挿入する第1のピンと、第1のピンを移動させる第1の駆動部と、回路素子付きフィルムが基材の所定位置に貼着するように第1の駆動部を制御する第1の制御部とを具備することを特徴とする。
本発明のICタグの製造装置においては、基材の搬送手段が、基材の貫通孔に挿入する第2のピンと、第2のピンを移動させる第2の駆動部と、第2の駆動部を制御する第2の制御部とを具備することが好ましい。
本発明の回路素子付き積層体は、所定の速度で正確に搬送できる。
本発明のICタグの製造方法および製造装置によれば、回路素子が設けられたフィルムを基材に正確かつ高速に貼り付けることができ、ICタグの生産性を高くできる。
(回路素子付き積層体)
本発明の回路素子付き積層体(以下、積層体と略す)の一実施形態について説明する。
図1に、本実施形態の回路素子付き積層体を示す。この積層体10は、回路素子付きフィルム11と、粘着層12と、剥離紙13とを有するものである。この積層体10においては、回路素子付きフィルム11および粘着層12より剥離紙13の幅が広くなっており、回路素子付きフィルム11および粘着層12は剥離紙13の中央部に配置されている。また、剥離紙13の粘着層12が積層されていない側縁部には、一定間隔で貫通孔14が形成されている。
回路素子付きフィルム11は、フィルム11aの両面または片面に回路素子11bが設けられたものである。図示例では、回路素子11aが幅方向に一定間隔に5列設けられている。ここで、フィルム11aとしては、厚み10〜500μmのポリイミド、PET、PEN(ポリエチレンナフタレート)、エチレングリコール、テレフタル酸、及び1,4−シクロヘキサンジメタノールの3成分を重合した非結晶変性ポリエステル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂や紙などが挙げられる。
回路素子付きフィルム11のフィルム11aは、後述するICタグの製造において加熱等により伸縮するが、フィルム11aが大きく伸縮すると、回路素子付きフィルム11を基材に貼着する際に貼着位置が所定の位置からずれることがある。そこで、フィルム11aは、巻き回し状態で50℃〜150℃の範囲内で数時間〜数日熱処理して、あらかじめ熱伸縮させるアニール処理を施しておくことが好ましい。このアニール処理を施せば、ICタグの製造における熱伸縮を抑えることができ、貼着位置のズレを規格内に納めることができる。
アニール処理における熱伸縮の程度は、熱処理前のたて方向の長さをLT、熱処理前のよこ方向の長さをLY、熱処理後のたて方向の長さをLT、熱処理後のよこ方向の長さをLYとした際に、たて方向の伸縮率=|LT−LT|/LT、よこ方向の伸縮率=|LY−LY|/LYとして定義される。これらの伸縮率は、120℃で30分間の熱処理で、それぞれ0.3%以内になることが好ましい。アニール処理において、フィルム11aの材質により熱伸縮率が異なるので、材質に応じてアニール処理の条件を適宜選択することが好ましい。また、フィルムが、2軸延伸されている場合には、原反巻き取りの幅方向で伸縮状態が異なるので、それらの条件にも合うようにアニール処理を施す必要がある。
回路素子付きフィルム11における回路素子11bは通常アンテナとICチップとコンデンサ等からなる。回路素子11bを構成するICチップとしては、通常、縦横の長さが0.5〜10mmで、厚さが50〜300μm程度のものが使用される。また、回路素子付きフィルム11の厚さは20〜100μmであることが好ましい。
回路素子11bにおけるICチップは、インフィニオン社、富士通社、フィリップス社などより販売されているICタグ用ICチップである。具体的には、ICチップとしては、(1)シリコンウェハーにリソグラフィーやドーピングなどの手法を用いて電子回路を形成し、所定の厚みに研削した後、接続端子を形成し、所定のチップサイズにダイシング加工したもの(ベアーチップ)、(2)ステンレスや4,2アロイなどの金属板に端子部分を形成した金属板(リードフレーム)にベアーチップをワイヤーボンディングなどの手法で端子接続し、金型内に納めた後、エポキシ樹脂を封入し、加熱硬化させモールド化したパッケージ化チップが挙げられる。
ベアーチップにおいては、端子はベアーチップ内の接続端子部分に金メッキやはんだメッキなどで端子(バンプ)を突出させて形成する。また、パッケージ化チップでは、このベアーチップの端子とリードフレームの端子とが金ワイヤーなどで接続されている。
このようなICチップとしては、例えば、インフィニオン社から販売されているものとして、MCC1−1−2(ベアーチップ)、MCC2−2−1(パッケージ化チップ)などがある。
ICチップにはアンテナが接続されている。アンテナの形成方法としては、(1)エッチング方式、(2)巻き線方式などが採用される。
(1)エッチング方式:厚み10〜50μmの銅箔やアルミニウム箔を融点が100℃〜150℃程度のホットメルト接着剤を介して貼りあわせ、数μmの厚みのレジスト層をグラビア印刷などの方法でその上に設ける。次いで、版下フィルムによりアンテナパターンを露光して、不要なレジスト層を除去したあと、エッチング処理し不要な金属箔層を除去する。その後、アルカリ液に浸漬してレジスト層を取り除いてアンテナパターンを形成させる。
(2)巻き線方式:直径80〜200μmの銅線を加熱したノズルから連続的に送り出しながら、ループ状のアンテナパターンを形成するようにフィルムに銅線の少なくとも一部を埋め込んで配線する。
このようなアンテナ形成方法により、フィルム11aに金属箔や金属線が配線されてアンテナを形成する。
上記アンテナ形成方法によりループアンテナを形成した場合、ICチップが接続されるアンテナ端子をループアンテナの内側に配置することが多い。その場合、ループアンテナとアンテナ端子とを接続するため、フィルムの裏面(アンテナおよびアンテナ端子が形成されていない側の面)に引き出し線を設け、引き出し線とアンテナまたはアンテナ端子とを圧着して接続する。
ICチップの接続端子とアンテナの端子とを接続する方法としては、ICチップがベアーチップの場合、(1)金ワイヤーで直接端子部分を接続するワイヤーボンディング方式、(2)アンテナ接続部にACF(異方導電性フィルム)やACP(異方導電性ペースト)を接合し、その上にICチップを配置し、200℃程度に加熱、加圧して端子部分を導通させるフリップチップボンディング方式などを採用できる。ここで、ACFやACPは、金や銀の微粒子が樹脂内に分散されたものであり、通常は導通していないが、加圧して粒子同士が接触することにより導通するものである。
なお、この回路素子付きフィルム11は、ICチップとアンテナが剥き出しになっているため、そのままICタグとして使用することはできない。
粘着層12を形成する粘着剤としては、特に限定されるものではなく、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、ウレタン系等のエマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型粘着剤を使用することができ、用途に応じて永久粘着用、強粘着用、冷食用、再剥離用等の粘着剤を使用できる。粘着層12の厚さは好ましくは5〜50μm、より好ましくは7〜30μmである。
また、粘着層12はドライラミネートタイプの粘着剤からなってもよい。このドライラミネートタイプの粘着剤は粘着剤自体がシート状になっているものが好ましく、熱圧粘着するホットメルト粘着剤が好適である。
例えば、ベースポリマーとして、ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミドまたは熱可塑性ゴムを用い、これにロジン、ロジン誘導体、ピネン系樹脂等の粘着付与剤とポリエチレンワックス、パラフィンワックス等のワックス類と各種可塑剤、充填剤、熱安定剤などが添加されたもの等が用いられる。
ここで用いられるポリエステルは、例えば、テレフタル酸、エチレングリコール、テトラメチレングリコール、イソフタル酸、セバシン酸、ドデカン酸、ポリテトラメチレンエーテルグリコール等の中から選ばれる成分の共重合体などが挙げられる。ポリアミドとしてはダイマー酸とジアミンの重縮合反応による生成物などが挙げられる。熱可塑性ゴムとしてはポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレンのブロック共重合体、ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレンのブロック共重合体などが挙げられる。
剥離紙13としては、グラシン紙のような高密度紙、クレーコート紙、クラフト紙、上質紙等にポリエチレン等の樹脂フィルムをラミネートした、いわゆるポリラミ原紙が挙げられる。また、クラフト紙や上質紙等に、ポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高分子等と顔料とを主成分とする目止め層を設けた樹脂コーティング原紙、あるいはポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等のフィルム等に、エマルジョン型、溶剤型あるいは無溶剤型のシリコーン樹脂やフッ素樹脂等を乾燥重量で0.05〜3g/m2 程度になるように塗布後、熱硬化、電子線硬化、紫外線硬化等によって剥離剤層を形成したもの等が適宜使用される。
この剥離紙13の厚さには制限はないが、好ましくは30〜300μmである。
(回路素子付き積層体の製造方法)
上述した積層体10を製造するには、例えば、まず、フィルム11aに回路素子11bを設けて回路素子付きフィルム11を得る。フィルム11aに回路素子11bを設けるには、フィルム11a上に、銀や銅等のワイヤーからなるコイルを貼り付ける方法、銅やアルミニウム等の金属を蒸着する方法、導電性インキ等を用いてコイル状の印刷を施す方法などを採用してアンテナを形成し、その後、ICチップ、コンデンサを取り付ける。
次いで、その回路素子付きフィルム11片面に粘着剤を塗布して粘着層12を設ける。粘着剤を塗布する手段としては、例えば、リバースロールコータ、ナイフコータ、バーコータ、スロットダイコータ、リップコータ、エアーナイフコータ、リバースグラビアコータ、バリオグラビアコータなどが挙げられる。
次いで、その粘着層12を、回路素子付きフィルム11および粘着層12より幅広の剥離紙13の中央部に貼り合わせる。そして、粘着層12が積層されていない剥離紙13の側縁部に一定間隔に貫通孔14を形成して積層体10を得る。フィルムの側縁部に一定間隔に貫通孔を形成する方法としては、マージナルパンチを用いる方法などが挙げられる。
得られた積層体10には、ICタグの製造に先立ち予め回路素子11bの周囲を剥離紙13の手前まで打ち抜く抜き加工と、回路素子11bの周囲の不要なフィルム11aおよび粘着層12を取り除くカス取りとが施される。ここで、抜き加工とカス取りが施された積層体のことを「積層体加工品」という。なお、この積層体加工品も本発明の積層体に含まれる。
また、積層体10は、上記手順以外でも製造できる。例えば、ICチップ、コンデンサの取り付けは、貫通孔を形成してからでもよい。また、貫通孔の形成は、抜き加工およびカス取り後であってもよい。
なお、本発明の積層体は、回路素子付きフィルムと粘着層と剥離紙とを有し、側縁部に一定間隔で貫通孔が形成されていれば限定されない。例えば、本発明の積層体は、図2に示すような、回路素子付きフィルム11と粘着層12と剥離紙13とを有し、回路素子付きフィルム11より粘着層12および剥離紙13の幅が狭く、回路素子付きフィルム11において粘着層12および剥離紙13が隣接しない側縁部に一定間隔で貫通孔14が形成されているものであってもよい。また、図3に示すような、回路素子付きフィルム11と粘着層12と剥離紙13とを同じ幅で有し、これらの側縁部に一定間隔で貫通孔14が形成されているものであってもよい。なお、図2および図3において、図1と同じ構成要素には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
図1〜図3に示す積層体の中でも、粘着層12が回路素子付きフィルム11または剥離紙13より幅が狭い図1および図2の積層体が好ましい。粘着層12が回路素子付きフィルム11または剥離紙13より幅が狭ければ、積層体を取り扱う装置に粘着層の側面が接しないため、積層体を取り扱う装置に粘着剤が付着することを防止できる。また、貫通孔の部分に粘着層がなければ貫通孔に挿入されるピンに粘着剤が付着しない。
また、回路素子は幅方向に5列設けられていなくてもよく、1列であってもよいが、列数の多い程、ICタグの生産性が高くなる。
以上説明した積層体は、剥離紙の両側の側縁部に一定間隔で貫通孔が形成されており、貫通孔にピンを挿入し、そのピンを所定の移動速度で移動させることにより所定の速度で正確に搬送することができる。
(ICタグ)
上述した積層体10はICタグの製造に利用される。ICタグとは、回路素子付きフィルムが基材に積層されたものである。図4にICタグの一例を示す。図4において図1と同じ構成要素には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。図4のICタグ200は、基材15に粘着層12を介して回路素子付きフィルム11が積層されたICタグ本体81に、さらに粘着層16を介して剥離紙17が積層されている。
基材15としては、合成紙類、不織布類、あるいは上質紙、アート紙、コート紙、キャスト塗被紙、クラフト紙、ポリエチレンラミネート紙、含浸紙、発泡紙、水溶性紙等の紙類、更には、感熱記録紙、インクジェット記録用紙、熱転写受容シート等の記録シート類など絶縁性の公知のシート類が挙げられ、これらを単独で使用しても、または、これらのうち複数を適宜積層させて使用してもよい。これらの中でも、感熱記録紙が好ましい。
上記紙類やシート類にはプラスチックフィルムが積層されてもよい。プラスチックフィルムとしては、適度な可撓性を有し、かつ、引裂強度の大きい基材であればよく、例えば、ポリオレフィン系樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂など)、およびポリエステル系樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレートやエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールおよびテレフタル酸を重合して得られ、ポリマー中のジアルコール残基において、エチレングリコール残基が80〜95モル%、1,4−シクロヘキサンジメタノール残基が5〜20モル%であるポリエステル樹脂など)、あるいはポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂等の樹脂を主成分とするフィルム;またはこれらの樹脂を主成分とし、発泡剤を配合した発泡フィルム;これらの樹脂に無機および/または有機顔料を配合し、延伸処理によりボイドを形成した多孔質フィルム;等のフィルム類を用いることができる。このような多孔質フィルムの例として延伸処理によりボイドを形成した多孔質ポリプロピレンフィルム(合成紙「ユポ」)を例示できる。
基材15には印刷が施されていても構わない。
粘着層16を形成する粘着剤としては粘着層12を形成する上記粘着剤と同じものを使用できる。また、剥離紙17についても上述した剥離紙13と同じものを使用できる。
(ICタグの製造方法)
以下、ICタグの製造方法およびその製造方法で使用されるICタグの製造装置の一実施形態について説明する。
本実施形態のICタグの製造方法は、基材と回路素子付きフィルムとを貼着してICタグ本体を得る貼着工程と、ICタグ本体に粘着剤を介して剥離紙を貼着する粘着ラベル化工程と、打ち抜きや切断などにより所定の形状にする仕上げ工程とを有する。
[貼着工程]
図5に、貼着工程にて使用するICタグの製造装置(以下、貼着装置という)を示す。この貼着装置1は、積層体加工品10aを貼着場所に向けて搬送する積層体搬送手段20と、積層体加工品10aの走行方向を案内する積層体案内ロール(積層体加工品の巻状体10b側から第1の積層体案内ロール30a、第2の積層体案内ロール30b)と、積層体加工品10aから剥離紙を取り除くのに使用する剥離紙剥離用ロール40(剥離手段)と、積層体加工品10aから剥離された剥離紙13を巻き取る剥離紙巻き取り用ロール50と、側縁部に一定間隔で貫通孔15aが形成された基材15(図6参照)を貼着場所に向けて搬送する基材搬送手段60と、剥離紙剥離用ロール40に隣接し、基材15の走行方向を案内する基材案内ロール70と、ICタグ本体81を巻き取るICタグ本体巻き取り用ロール80とを具備するものである。ここで、積層体搬送手段20は、第2の積層体案内ロール30bと剥離紙剥離用ロール40との間に設けられ、基材搬送手段60は、基材案内ロール70とICタグ本体巻き取り用ロール80との間に設けられている。また、貼着場所とは、積層体加工品10aの回路素子付きフィルム11と基材15とが貼着する場所のことをいう。
この貼着装置1においては、第2の積層体案内ロール30bから剥離紙剥離用ロール40までの積層体加工品10a表面と、基材案内ロール70からICタグ本体巻き取り用ロール80までの基材15表面とが同一面になるように、第2の積層体案内ロール30bと剥離紙剥離用ロール40と基材案内ロール70とICタグ本体巻き取り用ロール80とが配置されている。
積層体加工品10aは、貼着装置1に対して、剥離紙13が積層体案内ロール30a,30bおよび剥離紙剥離用ロール40に接するように装着される。
この貼着装置1における積層体搬送手段20は、図7に示すように、積層体加工品10aの貫通孔14,14・・・に挿入する複数の第1のピン21,21・・・と、第1のピン21,21・・・が設けられたベルト22と、原動プーリ23aおよび従動プーリ23bを介してそのベルト22を動かすモータ23(第1の駆動部)と、第1のピン21の移動速度を制御する第1の制御部24とが備えられたものである。積層体搬送手段20において、隣接する第1のピン21,21同士の間隔は積層体加工品10aの貫通孔14,14の間隔に対応している。
また、これと同様に、基材搬送手段60は、基材15の貫通孔15aに挿入する第2のピン61,61・・・と、第2のピン61,61・・・が設けられたベルト62と、原動プーリ63aおよび従動プーリ63bを介してベルト62を動かすモータ63(第2の駆動部)と、第2のピン61,61・・・の移動速度を制御する第2の制御部64とが備えられたものである。基材搬送手段60において、隣接する第2のピン61,61同士の間隔は基材15の貫通孔15aの間隔に対応している。
この貼着装置1を用いた回路素子付きフィルムの貼着方法では、まず、図7に示すように、基材15の貫通孔15a,15a・・・に基材搬送手段60の第2のピン61,61・・・を挿入する。その第2のピン61,61・・・が設けられたベルト62を、第2の制御部64で制御されたモータ63により回転させて、第1のピン61,61・・・を一定方向に所定の移動速度で移動させる。これにより、基材の巻状体15bから基材15を繰り出し、基材15を一定方向に所定の速度で搬送する。そして、その搬送量がある一定量に達した際に、積層体搬送手段20のモータ23を駆動させて第1のピン21の移動を開始する。ここで、基材の搬送量における一定量とは、基材15における回路素子付きフィルム11貼着箇所の長さ方向の間隔に相当する。そして、第1のピン21,21・・・が設けられたベルト22を、第1の制御部24で制御されたモータ23の回転により回転させて、第1のピン21,21・・・を積層体加工品10aの貫通孔14,14・・・に順次挿入しつつ移動させる。これにより、図5に示すように、積層体加工品の巻状体10bから積層体加工品10aを繰り出し、第1の積層体案内ロール30aおよび第2の積層体案内ロール30bを経由させ、剥離紙剥離用ロール40に向けて搬送する。
この際、積層体搬送手段20の第1のピン21と基材搬送手段60の第2のピン62とは同じ方向に同じ速度で移動させて、第2の積層体案内ロール30bから剥離紙剥離用ロール40までの間の積層体加工品10aと、基材案内ロール70からICタグ本体巻き取り用ロール80までの間の基材15とを同じ方向に同じ速度で走行させる。
そして、図5および図8に示すように、積層体搬送手段20により搬送した積層体加工品10aの走行方向を剥離紙剥離用ロール40にて急激に屈曲させる。この屈曲に対して積層体加工品10aの剥離紙13は追随するものの、回路素子付きフィルム11およびこれに付着した粘着層12は追随しないため、回路素子付きフィルム11および粘着層12は剥離紙13から分離する。剥離紙13は剥離紙巻き取り用ロール50により巻き取られて取り除かれる一方、剥離紙13から分離した回路素子付きフィルム11は同方向に走行する基材15側(貼着場所)に移動し、ついには粘着層12を介して基材15に付着する。このように、粘着層12が基材15に付着することで、回路素子付きフィルム11が基材15上に移行する。そして、回路素子付きフィルム11の全てが基材15上に移行するまで積層体搬送手段20を稼動し、積層体加工品10aを搬送して基材15に回路素子付きフィルム11を貼着する。
回路素子付きフィルム11を基材15に貼着した後、再び基材15が一定量搬送されるまで積層体搬送手段20を停止する。一方、基材15の搬送は継続し、基材15に回路素子付きフィルム11を貼着して得られたICタグ本体81をICタグ本体巻き取り用ロール80で巻き取る。
[粘着ラベル化工程]
次に、粘着ラベル化工程にて、上記貼着工程にて得たICタグ本体81に、粘着層16および剥離紙17とを貼着する。図9に、ICタグ本体81に粘着層16および剥離紙17とを貼着する粘着ラベル化装置を示す。この粘着ラベル化装置2は、ICタグ本体81の巻状体91が取り付けられたICタグ本体繰り出しロール90と、粘着層16が剥離紙17,18で挟まれたトランスファータック101の巻状体が取り付けられたトランスファータック繰り出しロール100と、トランスファータック100の一方の剥離紙18を取り除くために使用される剥離紙剥離用ロール110と、剥離紙剥離用ロール110にて分離した剥離紙18を巻き取る剥離紙巻き取り用ロール120と、隣接した2つのロール131a,131bからなり、ICタグ本体81と粘着層16を圧着する圧着部130と、圧着部130で得られたICタグ用シート141を巻き取るICタグ用シート巻き取り用ロール140とを具備するものである。
そして、粘着ラベル化方法としては、例えば、まず、ICタグ本体繰り出しロールからICタグ本体81を繰り出すとともに、トランスファータック繰り出しロール100からトランスファータック101を繰り出し、そのトランスファータック101の一方の剥離紙18を剥離紙剥離用ロール110にて急激に屈曲させて剥離紙101bを剥がす。そして、露出したトランスファータック101の粘着層16を、ICタグ本体81の回路素子11a側の面に貼り合わせ、これらを圧着部130にて圧着してICタグ用シート141を得る。得られたICタグ用シート141はICタグ用シート巻き取り用ロール140にて巻き取られる。一方、剥離した剥離紙18は剥離紙巻き取り用ロール120に巻き取られる。
[仕上げ工程]
粘着ラベル化工程にて得られたICタグ用シート141は、基材15上に粘着層12と回路素子付きフィルム11と粘着層16と剥離紙17とが順次積層され、回路素子11bが5列設けられている。このICタグ用シート141から以下のようにしてICタグを得る。
まず、ICタグ用シートにおける貫通孔が形成された剥離紙の側縁部を、図10に示すように、仕上げ工程にて切除する。その後、一定間隔で幅方向にミシン目加工して切取線150を形成する。次いで、回路素子が一列に設けられるように切断線150,150・・・に沿ってICタグ用シート141aを切断する。
このようにして、図4に示すような、ICタグ本体81に粘着層16を介して剥離紙17が積層されたICタグ200を得る。そして、このICタグを巻き取ったり、Z折りしたりして最終的な製品にする。
なお、本発明の貼着方法および貼着装置は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態では、基材の搬送速度を一定にできれば、基材に貫通孔を形成せず基材搬送手段により搬送しなくてもよい。ただし、基材に貫通孔を形成して基材搬送手段により搬送した方が、回路素子付きフィルムを基材の所定の位置により正確に貼着できる。
上述した貼着方法では、積層体加工品の貫通孔に第1のピンを挿入し、第1のピンを移動させながら、基材の貫通孔に第2のピンを挿入し、第2のピンを一定方向に所定の移動速度で移動させる。これにより、積層体加工品または基材を搬送できる。ここで、ピンが挿入された積層体加工品および基材の貫通孔はそれぞれ一定間隔に形成されているので、積層体加工品または基材を高速に送り出しても位置がずれにくい。よって、積層体加工品または基材を正確かつ高速に搬送できる。さらに、基材の所定の位置に回路素子付きフィルムが貼着するように制御部にて制御して、基材を一定量搬送してから第1のピンを移動させて積層体加工品を搬送するので、剥離紙を取り除いて露出した積層体加工品の粘着層を基材の所定の位置に正確かつ高速に貼着できる。すなわち、回路素子付きフィルムを基材の所定の位置に正確かつ高速に貼着できる。しかも、積層体加工品における回路素子は幅方向に5列設けられているから5つの回路素子付きフィルムを基材に同時に貼着できる。従って、回路素子付きフィルムを基材に貼着する工程の生産性を高くできる。
本発明に係る回路素子付き積層体の一実施形態を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は(a)のA−A’断面図である。 本発明に係る回路素子付き積層体の他の実施形態を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は(a)のB−B’断面図である。 本発明に係る回路素子付き積層体の他の実施形態を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は(a)のC−C’断面図である。 ICタグの一例を示す断面図である。 本発明に係るICタグの製造装置の一実施形態を示す模式図である。 図5のICタグの製造装置で使用される基材を示す上面図である。 図5のICタグの製造装置の要部拡大図である。 図5のICタグの製造装置の要部拡大図である。 ICタグの製造における粘着ラベル化工程を示す模式図である。 ICタグ用シートを示す上面図である。
符号の説明
1 回路素子付きフィルムの貼着装置(ICタグの製造装置)
10 回路素子付き積層体
11 回路素子付きフィルム
12 粘着層
13 剥離紙
14 貫通孔
15 基材
20 積層体搬送手段
21 第1のピン
23 モータ(第1の駆動部)
24 第1の制御部
40 剥離紙剥離用ロール(剥離手段)
60 基材搬送手段
61 第2のピン
63 モータ(第2の駆動部)
64 第2の制御部
200 ICタグ

Claims (6)

  1. 剥離紙と、剥離紙上に順次積層された粘着層と、回路素子付きフィルムとを有し、側縁部に一定間隔で貫通孔が形成されていることを特徴とする回路素子付き積層体。
  2. 回路素子付きフィルムには、回路素子が幅方向に複数列設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回路素子付き積層体。
  3. 請求項1または2に記載の回路素子付き積層体と、基材とを貼着場所に向けて各々搬送し、貼着場所に達する前に回路素子付き積層体から剥離紙を剥離した上で、貼着場所にて回路素子付きフィルムと基材とを粘着層を介して貼着するICタグの製造方法であって、
    回路素子付き積層体の貫通孔に第1のピンを挿入し、回路素子付きフィルムが基材の所定位置に貼着するように制御しつつ第1のピンを移動させて、回路素子付き積層体を搬送することを特徴とするICタグの製造方法。
  4. 基材の側縁部に一定間隔で貫通孔を形成し、その貫通孔に第2のピンを挿入し、第2のピンを所定の移動速度で移動させて、基材を搬送することを特徴とする請求項3に記載のICタグの製造方法。
  5. 請求項1または2に記載の回路素子付き積層体における回路素子付きフィルムおよび基材を貼着場所に向けて各々搬送する搬送手段と、貼着場所に達する前に回路素子付き積層体から剥離紙を剥離する剥離手段とを備え、貼着場所にて回路素子付きフィルムと基材とを粘着層を介して貼着するICタグの製造装置であって、
    回路素子付き積層体の搬送手段が、回路素子付き積層体の貫通孔に挿入する第1のピンと、第1のピンを移動させる第1の駆動部と、回路素子付きフィルムが基材の所定位置に貼着するように第1の駆動部を制御する第1の制御部とを具備することを特徴とするICタグの製造装置。
  6. 基材の搬送手段が、基材の貫通孔に挿入する第2のピンと、第2のピンを移動させる第2の駆動部と、第2の駆動部を制御する第2の制御部とを具備することを特徴とする請求項5に記載のICタグの製造装置。

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