JP2006083006A - 遮水性組成物の製造方法及びコンクリート防食防水工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1)液状エポキシ樹脂、2)該樹脂の硬化剤であって、アミン水溶液及びアミン水分散体からなる群から選択された少なくとも1種、並びに、3)水硬性材料を混合することを特徴とする遮水性組成物の製造方法。
【選択図】なし
Description
1.1)液状エポキシ樹脂、2)該樹脂の硬化剤であって、アミン水溶液及びアミン水分散体からなる群から選択された少なくとも1種、並びに、3)水硬性材料を混合することを特徴とする遮水性組成物の製造方法。
2.水硬性材料100重量部に対して、液状エポキシ樹脂と該樹脂の硬化剤とを、液状エポキシ樹脂の重量と硬化剤中のアミンの重量との合計が10〜90重量部となるように混合する上記項1記載の製造方法。
3.上記項1又は2記載の製造方法により製造された遮水性組成物。
4.上記項3記載の遮水性組成物からなる遮水性層をコンクリート表面に形成する工程を含むコンクリート防食防水工法。
5.上記項3記載の遮水性組成物からなる遮水性層をコンクリート表面に形成後、該遮水性層の表面に樹脂層を形成することを特徴とするコンクリート防食防水工法。
以下、本発明の遮水性組成物の製造方法及びコンクリート防食防水工法について詳細に説明する。
本発明の遮水性組成物の製造方法は、1)液状エポキシ樹脂、2)該樹脂の硬化剤であって、アミン水溶液及びアミン水分散体からなる群から選択された少なくとも1種、並びに、3)水硬性材料を混合することを特徴とする。
(液状エポキシ樹脂)
液状エポキシ樹脂としては、分子中にエポキシ基を2個以上有するものであって、常温(20℃)において液状で存在し、所定の硬化剤との混合により容易に硬化するものであれば特に限定されない。液状エポキシ樹脂の軟化点は、35℃以下が好ましい。このような液状エポキシ樹脂としては、例えば、汎用性、価格等を考慮すると、エピクロルヒドリン−ビスフェノールA型エポキシ樹脂が好ましい。
(液状エポキシ樹脂の硬化剤)
液状エポキシ樹脂の硬化剤としては、該樹脂との混合により容易に硬化が達成できるものであれば特に限定されない。本発明の製造方法では、硬化剤として、アミン水溶液及び水分散体からなる群から選択された少なくとも1種を使用する。
(水硬性材料)
水硬性材料としては、水との混合により水硬性を示す材料であれば特に限定されない。
(各成分の混合)
上記した各成分の混合方法は、液状エポキシ樹脂の水溶液又は水分散体を予め調製することとならない態様であれば特に限定されない。例えば、遮水性組成物の調製に必要な成分を各々計量し、一度に混練りする方法の他、工場で予め、水硬性材料(後記のフィラー、固体の混和材、固体の混和剤等も含めてよい)を混合した固体材料;液状エポキシ樹脂;及び硬化剤その他の液体材料を各々セットにして調製し、施工現場で適宜混合する方法が挙げられる。
本発明の遮水性組成物は、コンクリート防食防水工法に好適に適用できる。
下記表1に示す成分を含有する遮水性組成物を調製した。
*2:商標「エピレッツ7148」ジャパンエポキシ(株)製、ビスフェノール系エポキシ樹脂(軟化点0℃以下)70重量部を30重量部の水に分散させたもの
*3:商標「ゼナミド♯250」コグニスジャパン(株)製、アミン価425〜450
*4:商標「ゼナミド♯2000」コグニスジャパン(株)製、アミン価580〜620
*5:商標「ジョリシールJBX−104SB」アイカ工業(株)製
*6:商標「マイクロシリカ」昭和化学工業(株)製、平均粒径0.15μm
*7:減水剤
実験例1及び比較実験例1
実施例1及び比較例1で調製した遮水性組成物からなる遮水性層を形成し、遮水性層の水分遮断性を対比した。
実施例1及び比較例1で調製した遮水性組成物からなる遮水性層の表面に上塗り層を形成し、上塗り層の剥離強度を確認した。上塗り層の剥離強度を測定することにより、遮水性層の引き剥がし抵抗性を対比した。
Claims (5)
- 1)液状エポキシ樹脂、2)該樹脂の硬化剤であって、アミン水溶液及びアミン水分散体からなる群から選択された少なくとも1種、並びに、3)水硬性材料を混合することを特徴とする遮水性組成物の製造方法。
- 水硬性材料100重量部に対して、液状エポキシ樹脂と該樹脂の硬化剤とを、液状エポキシ樹脂の重量と硬化剤中のアミンの重量との合計が10〜90重量部となるように混合する請求項1記載の製造方法。
- 請求項1又は2記載の製造方法により製造された遮水性組成物。
- 請求項3記載の遮水性組成物からなる遮水性層をコンクリート表面に形成する工程を含むコンクリート防食防水工法。
- 請求項3記載の遮水性組成物からなる遮水性層をコンクリート表面に形成後、該遮水性層の表面に樹脂層を形成することを特徴とするコンクリート防食防水工法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013216523A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Aica Kogyo Co Ltd | 床コンクリート仕上げ構造及び床コンクリート仕上げ方法 |
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JPH07187860A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-25 | Ohbayashi Corp | コンクリート表層の強化方法 |
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JP2001122651A (ja) * | 1999-10-25 | 2001-05-08 | Toto Resin Kako Kk | コンクリート構造物用下地調整材組成物およびその製造方法 |
-
2004
- 2004-09-15 JP JP2004268966A patent/JP2006083006A/ja active Pending
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