JP2006082252A - 可逆性感熱記録材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持体上に、通常無色ないし淡色の染料前駆体および、加熱により該染料前駆体に可逆的な色調変化を生じせしめる可逆性顕色剤を含有する可逆性感熱記録層と、シランカップリング剤またはアジリジン化合物の少なくとも1種と水溶性高分子を含有する酸素バリア層と、保護層をこの順に設け、酸素バリア層の支持体側に隣接する層表面の単位面積あたりの表面エネルギーを50dyn/cm以上としたことを特徴とする可逆性感熱記録材料。
【選択図】 なし
Description
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド(クリスタルバイオレットラクトン)、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−フェニルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−n−ヘキシルオキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3−(4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3−(4−ジメチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−n−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバゾール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピロール−2−イル)−6−ジメチルアミノフタリド等、
4,4′−ビス(ジメチルアミノフェニル)ベンズヒドリルベンジルエーテル、N−クロロフェニルロイコオーラミン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミン等、
ローダミンBアニリノラクタム、ローダミンB−p−クロロアニリノラクタム、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−オクチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フェニルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フェノキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(3,4−ジクロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(3−メチルアニリノ)フルオラン、3−(N−エチル)トリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル)トリルアミノ−6−メチル−7−フェネチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(4−ニトロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル)プロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル)イソアミルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル)シクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル)テトラヒドロフリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン等、
ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブルー等が挙げられる。
3−メチルスピロジナフトピラン、3−エチルスピロジナフトピラン、3,3′−ジクロロスピロジナフトピラン、3−ベンジルスピロジナフトピラン、3−メチルナフト−(3−メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピルスピロベンゾピラン等が挙げられる。
(A)可逆性感熱記録層形成用塗液の作製
染料前駆体である3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン40部、N−[2−(p−ヒドロキシフェニル)アセト]−N′−n−オクタデカノヒドラジド100部をポリエステルポリオール50部(武田薬品工業製タケラックU−21、水酸基価500(ソリッド)、不揮発分70%)、メチルエチルケトン950部の混合物を、ガラスビーズと共にペイントシェーカーで12時間分散し、分散液を得た。次いでイソシアネート化合物119部(日本ポリウレタン工業製コロネートL、NCO含有量13.2%、不揮発分75%)とメチルエチルケトン62部を加え、よく混合し、可逆性感熱記録層用塗液を作製した。
ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製ゴーセノールNH−20)の10%水溶液100部、シランカップリング剤3−N−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン1部(日本ユニカー製A−1120)、水90部、イソプロピルアルコール20部を良く混合し、酸素バリア層形成用塗液を作製した。
ウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂100部(大日本インキ化学工業製ユニディックV−4205)、平均粒径1.2μmのシリカ粒子10部(東ソー・シリカ製ニップシールSS−50F)とをよく混合し、保護層形成用塗液を作製した。
(A)で作製した可逆性感熱記録層形成用塗液を厚さ250μmの白色ポリエチレンテレフタレート(PET)シート(パナック製ルミラー250−E22)に、固形分塗工量7.7g/m2となる様に塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、可逆性感熱記録層を形成した。その上に、コロナ処理の照射量200W・min/m2のコロナ処理を行い、単位面積あたりの表面エネルギーを50dyn/cmとした。その上に、(B)で作製した酸素バリア層形成用塗液を固形分塗工量2.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、酸素バリア層を形成した。その上に、(C)で作製した保護層形成用塗液を固形分塗工量4.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、照射エネルギー80W/cmの紫外線ランプ下を9m/分の搬送速度で通して硬化させ、保護層を形成して、可逆性感熱記録材料を作製した。
(E)可逆性感熱記録層形成用塗液の作製
染料前駆体である3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン40部、N−[2−(p−ヒドロキシフェニル)アセト]−N′−n−オクタデカノヒドラジド100部をポリエステルポリオール50部(武田薬品工業製タケラックU−21)、炭酸カルシウム114部(白石工業製Brilliant−15)、メチルエチルケトン950部の混合物を、ガラスビーズと共にペイントシェーカーで12時間分散し、分散液を得た。次いでイソシアネート化合物119部(日本ポリウレタン工業製コロネートL)とメチルエチルケトン62部を加え、よく混合し、可逆性感熱記録層用塗液を作製した。
(E)で作製した可逆性感熱記録層形成用塗液を厚さ250μmの白色ポリエチレンテレフタレート(PET)シート(パナック製ルミラー250−E22)に、固形分塗工量11.0g/m2となる様に塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、可逆性感熱記録層を形成した。可逆性感熱記録層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは52dyn/cmであった。その上に、(B)で作製した酸素バリア層形成用塗液を固形分塗工量2.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、酸素バリア層を形成した。その上に、(C)で作製した保護層形成用塗液を固形分塗工量4.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、照射エネルギー80W/cmの紫外線ランプ下を9m/分の搬送速度で通して硬化させ、保護層を形成して、可逆性感熱記録材料を作製した。
実施例2の炭酸カルシウム114部(白石工業製Brilliant−15)を88部に変更した以外は、実施例2と同様に可逆感熱記録材料を作製した。可逆性感熱記録層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは、50dyn/cmであった。
(G)中間層形成用塗液の作製
紫外線吸収剤(チバガイギー製チヌビン328)50部、ポリエステルポリオール(大日本インキ化学工業製バーノック11−408、水酸基価(ソリッド)286、不揮発分70%)100部、メチルエチルケトン800部とともにボールミルで12時間分散し、次いでイソシアネート化合物(日本ポリウレタン工業製コロネートL)140部、メチルエチルケトン50部を加え良く混合し、中間層形成用塗液を作製した。
(A)で作製した可逆性感熱記録層形成用塗液を厚さ250μmの白色ポリエチレンテレフタレート(PET)シート(パナック製ルミラー250−E22)に、固形分塗工量7.7g/m2となる様に塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、可逆性感熱記録層を形成した。その上に、(G)で作製した中間層形成用塗液を2.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分間乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、中間層を形成した。その上に、コロナ処理の照射量50W・min/m2のコロナ処理を行い、中間層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは50dyn/cmであった。その上に、(B)で作製した酸素バリア層形成用塗液を固形分塗工量2.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、酸素バリア層を形成した。その上に、(C)で作製した保護層形成用塗液を固形分塗工量4.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、照射エネルギー80W/cmの紫外線ランプ下を9m/分の搬送速度で通して硬化させ、保護層を形成して、可逆性感熱記録材料を作製した。
実施例4で行ったコロナ処理の照射量を100W・min/m2とした以外は、実施例5と同様に可逆感熱記録材料を作製した。中間層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは、60dyn/cmであった。
(G)中間層形成用塗液の作製
紫外線吸収剤(チバガイギー製チヌビン328)50部、ポリエステルポリオール(大日本インキ化学工業製バーノック11−408)100部、炭酸カルシウム97部(白石工業製Brilliant−15)、メチルエチルケトン800部とともにボールミルで12時間分散し、次いでイソシアネート化合物(日本ポリウレタン工業製コロネートL)140部、メチルエチルケトン50部を加え良く混合し、中間層形成用塗液を作製した。
(A)で作製した可逆性感熱記録層形成用塗液を厚さ250μmの白色ポリエチレンテレフタレート(PET)シート(パナック製ルミラー250−E22)に、固形分塗工量7.7g/m2となる様に塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、可逆性感熱記録層を形成した。その上に、(G)で作製した中間層形成用塗液を2.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分間乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、中間層を形成した。中間層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは52dyn/cmであった。その上に、(B)で作製した酸素バリア層形成用塗液を固形分塗工量2.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、酸素バリア層を形成した。その上に、(C)で作製した保護層形成用塗液を固形分塗工量4.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、照射エネルギー80W/cmの紫外線ランプ下を9m/分の搬送速度で通して硬化させ、保護層を形成して、可逆性感熱記録材料を作製した。
(G)で作製した中間層形成用塗液の炭酸カルシウム97部を225部に変更した以外は実施例6と同様に可逆感熱記録材料を作製した。中間層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは、60dyn/cmであった。
実施例6で用いたシランカップリング剤3−N−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン1部(日本ユニカー製A−1120)を0.1部に変更した以外は、実施例7と同様に可逆感熱記録材料を作製した。
実施例6で用いたシランカップリング剤3−N−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン1部(日本ユニカー製A−1120)を0.01部に変更した以外は、実施例7と同様に可逆感熱記録材料を作製した。
実施例6で用いたシランカップリング剤3−N−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン1部(日本ユニカー製A−1120)を1.5部に変更した以外は、実施例7と同様に可逆感熱記録材料を作製した。
実施例6で用いたシランカップリング剤3−N−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン1部(日本ユニカー製A−1120)をアジリジン化合物トリメチロールプロパン−トリス−(3−アジリジニルプロピオネート)1部(相互薬工製TAZM)に変更した以外は、実施例7と同様に可逆感熱記録材料を作製した。
実施例6で用いたポリビニルアルコール(日本合成化学工業製ゴーセノールNH−20)を、エチレン−ビニルアルコール共重合体(日本合成化学工業製ソアノールD)に変更した以外は、実施例7と同様に可逆感熱記録材料を作製した。
実施例6で用いたポリビニルアルコール(日本合成化学工業製ゴーセノールNH−20)を、カルボキシ変性ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製ゴーセナールT−350)に変更した以外は、実施例7と同様に可逆感熱記録材料を作製した。
ポリエステルポリオール100部(大日本インキ化学工業製バーノック11−408)、イソシアネート化合物140部(日本ポリウレタン工業製コロネートL)、メチルエチルケトン500部を加え良く混合し、実施例6で作製したバリア層の上に、固形分塗工量4.0g/m2となるように塗工し、100℃で1分乾燥後、さらに50℃にて48時間加温し、保護層を形成して、可逆感熱記録材料を作製した。
(J)中間層形成用塗液の作製
紫外線吸収剤(チバガイギー製チヌビン328)50部、ポリメタクリル酸メチルエステル樹脂175部(三菱レーヨン製BR−85)、炭酸カルシウム97部(白石工業製Brilliant−15)、メチルエチルケトン800部とともにボールミルで12時間分散し、中間層形成用塗液を作製した。
実施例6で用いた中間層形成用塗液を(J)に変更した以外は実施例7と同様に可逆感熱記録材料を作製した。中間層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは、50dyn/cmであった。
実施例4で行ったコロナ処理を施さない以外は、実施例4と同様に可逆感熱記録材料を作製した。中間層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは、34dyn/cmであった。
実施例6で用いた炭酸カルシウム97部(白石工業製Brilliant−15)を56部に変更した以外は、実施例6と同様に可逆感熱記録材料を作製した。中間層表面の単位面積あたりの表面エネルギーは、46dyn/cmであった。
実施例1〜15および比較例1、2で作製した可逆性感熱記録材料に、京セラ製印字ヘッドKJT−256−8MGF1付き大倉電気製感熱ファクシミリ印字試験機TH−PMDを用いて、印加パルス1.1ミリ秒で印加電圧26ボルトの条件で印字し、その一部を熱スタンプを用いて130℃で1秒間加熱した。得られた発色部と消去部の濃度を濃度計マクベスRD918を用いて測定し、消去部においては、消去部濃度から地肌部濃度を差し引いた値を消去残りとした。結果を表1に示す。
実施例1〜15および比較例1、2で得た可逆性感熱記録材料を、三和ニューテック製プリンター(ABS−3001KMT)の印字テストモード(印字スピード69mm/s、サーマルヘッド抵抗値450Ω)で印字テストを行い、次いで消去する作業を100回繰り返した。100回繰り返し後の印字の状態と記録媒体の表面状態を目視で観察し、下記のレベルで評価した。結果を表1に示す。
◎:画像部は良好な発色状態で、膜剥がれも見られなかった。
○:画像部は良好な発色状態であるが、やや膜剥がれが見られた。
×:数回で膜剥がれが発生し、繰り返し試験が継続できなかった。
実施例1〜15および比較例1、2で作製した可逆性感熱記録材料に、粘着テープ(ニチバン製セロテープCT405A−18)を接着部分が約50mmになるように貼り付け、消しゴム(トンボ鉛筆製PE−01A)でこすって、保護層表面に完全に付着させた。粘着テープを付着させてから1分後に粘着テープの一方の端を持って、保護層に対して直角になるように剥がし、剥離の状態を観察し、下記のレベルで評価した。
◎:全く剥がれなかった。
○:一部剥離が見られた。
×:完全に剥離した。
実施例1〜15および比較例1、2で作製した可逆性感熱記録材料に、試験1と同様の方法で発色画像を形成させ、この試料を室温で、蛍光灯下、5000lux×24時間曝露した。発色画像部の濃度を測定し、次に試験1と同様の方法で消色させた部分の濃度を測定し、消去残りの値を出した。以上の結果を表1に示す。
Claims (8)
- 支持体上に、少なくとも、通常無色ないし淡色の染料前駆体および加熱により該染料前駆体に可逆的な色調変化を生じせしめる可逆性顕色剤を含有する可逆性感熱記録層と、シランカップリング剤またはアジリジン化合物の少なくとも1種と水溶性高分子を含有する酸素バリア層と、保護層をこの順に設けた可逆性感熱記録材料において、該酸素バリア層の支持体側に隣接する層表面の単位面積あたりの表面エネルギーが50dyn/cm以上であることを特徴とする可逆性感熱記録材料。
- 酸素バリア層の前記支持体側に隣接する層における顔料含有率が30%以上であることを特徴とする請求項1に記載の可逆性感熱記録材料。
- 酸素バリア層の支持体側に隣接する層がコロナ処理した層であることを特徴とする請求項1に記載の可逆性感熱記録材料。
- 水溶性高分子がポリビニルアルコールまたはエチレン−ビニルアルコール共重合体である、請求項1ないし3に記載の可逆性感熱記録材料。
- 水溶性高分子がカルボキシ基変性タイプである、請求項1ないし4に記載の可逆性感熱記録材料。
- シランカップリング剤およびアジリジン化合物の少なくとも1種と、水溶性高分子の質量比が1/100〜10/100である、請求項1ないし5に記載の可逆性感熱記録材料。
- 酸素バリア層の支持体側に隣接する層のバインダーが、ポリオール樹脂をイソシアネート化合物で架橋して得られる熱硬化性樹脂である、請求項1ないし6に記載の可逆性感熱記録材料。
- 保護層が紫外線硬化性樹脂で形成されている、請求項1ないし7に記載の可逆性感熱記録材料。
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