JP2006081954A - シーリング制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワーク3に対して相対移動されるモータ駆動のシールガン6によりシール剤をワークへ供給して塗布するシーリング作業のための制御装置は、ワークまたはシールガンのノズル7の移動速度に応じてシールガン6のシール剤吐出流量を設定する。装置はさらに、モータ5の駆動電流u1と速度u2ならびにシールガンの内圧pdと温度tdを検出し、これらの状態変数に基づいてシールガン吐出流量ydを直接に制御する。
【選択図】図3
Description
しかしながら、ロボットの動作は始点や終点、またはコーナー部において加減速処理を行うため、シール剤の吐出量を一定に設定すると、ロボットの動作速度が変わる個所では、シール剤が多く或いは少なく塗布されて一定幅とはならない。
この方法はシール剤流量とシール剤供給ポンプの速度が比例していることが前提となるが、実際のシール剤流量は、シール剤の粘度特性などの影響により、シール剤供給ポンプの速度に対して応答遅れが発生して、比例関係とならないことがある。この場合、ロボットの動作とシール剤の流量が同期せず、シーリングの品質が悪化する。
そこで、本発明による、ワークに対して相対移動されるモータ駆動のシールガンによりシール剤をワークへ供給して塗布するシーリング作業のための制御装置は、前記ワークまたはシールガンのノズルの移動速度に応じてシールガンのシール剤吐出流量を設定してモータを駆動することに加えて、モータの駆動電流と速度ならびにシールガンの内圧と温度を検出し、これらの状態変数に基づいて前記シールガン吐出流量を調整するものである。
このようなシーリング制御装置をロボットシステムに組み合わせることにより、良好な品質のシール形成を高速度で行うことができ、シーリング作業の質向上とコスト低減に大きく寄与する効果がある。
図1は、本発明の実施例によるシーリング制御装置を採用した、シーリング作業を行うためのシステム構成を示している。このシステムは、1台の多関節ロボット1と、1台の定置式シール剤供給装置8と、電子制御装置9とを含む。
なお、図示のシステムは多関節ロボットとシール剤供給装置とを1台ずつ含むものであるが、複数の多関節ロボットとシール剤供給装置を設けることもできる。
一方、シール剤供給装置8は、サーボモータ5駆動のシール剤供給ポンプ4と、このポンプにつながったシールガン6とを有する。装置8は、サーボモータ5の駆動により、ポンプ4がシール剤をシールガン6へ供給し、シールガン6のノズル7からシール剤を塗布する。
電子制御装置9は、これら多関節ロボット1とシール剤供給装置8の作動を制御する。本実施例のシーリング制御装置は、制御装置9に組み込まれている。
同時に、教示プログラムに従ってシーリング開始指令が読込まれると、シール剤供給ポンプを動作させ、シール剤の吐出が行われる。シーリング終了指令が読込まれると、シール剤供給ポンプの動作を停止させる。
各制御部10又は11には、ROM13又は19、RAM14又は20、軸制御回路15又は21、そしてI/Oインターフェース16又は22を設けている。ロボット制御部10とシール剤供給ポンプ制御部11は、共有メモリ17を介して接続されている。
また、シールガン6には、電磁弁により制御されるシール剤吐出口がある。この電磁弁は、ロボット制御部10がI/Oインターフェース16を介して制御するようになっている。これに代えて、シールガン6の電磁弁は、シール剤供給ポンプ制御部11によってI/Oインターフェース22を介して制御してもよい。
図3の制御ブロックでは、まず、ロボット制御部30がロボットの動作指令を生成する際に、塗布速度vを算出する。この塗布速度は、ノズル7に対するワーク3の移動速度である。塗布速度vは、図2の共有メモリ17を介して、シール剤供給ポンプ制御部11に入力される。
シール剤供給ポンプ4は、この電流指令に基づいて駆動され、シール剤を吐出する。
オブザーバ32は、駆動モータ5とポンプ4における状態変数に対応する、ポンプ4の実際の吐出流量y′を推定して出力する。
例えば、図示例は、シール剤供給装置を定置し、ワークを動かす構成であるが、逆に、ワークを定置し、シール剤供給装置をロボットに搭載して動かしてもよい。また、上述した例では、シーリング制御装置がロボット制御部と一体構成であるが、別個に設けることもできる。
3 ワーク
4 シール剤供給ポンプ
5 サーボモータ
9 電子制御装置
10 ロボット制御部
11 シール剤供給ポンプ制御部
30 吐出流量指令生成部
31 電流指令生成部
32 オブザーバ
33 比較機構
pd ポンプ内圧力
td ポンプ内温度
u1 電流指令
u2 モータ速度
yd 吐出流量指令
y′ 推定吐出流量
y 吐出流量
Claims (3)
- ワークに対して相対移動され、モータ駆動のシールガンによりワークへシール剤を供給して塗布するシーリング作業のための制御装置であって、前記ワークまたはシールガンのノズルの移動速度に応じてシールガンのシール剤吐出流量を設定してモータを駆動するシーリング制御装置において、
モータの駆動電流と速度ならびにシールガンの内圧と温度を検出し、これらの状態変数に基づいて前記シールガン吐出流量を調整することを特徴とするシーリング制御装置。 - 請求項1記載の装置において、前記モータの駆動電流と速度ならびにシールガンの内圧と温度に基づいて該シールガンの実際の吐出流量を推定し、この推定吐出流量と前記設定した吐出流量を比較して、該設定した吐出流量を調整するシーリング制御装置。
- 請求項2記載の装置において、前記ワークまたはシールガンのノズルの移動速度からシール剤の吐出流量指令を生成する吐出流量指令生成部と、前記推定吐出流量を算出するオブザーバと、前記設定した吐出流量から前記オブザーバによる推定吐出流量を減算する機構と、この減算の結果から前記シールガンへの電流指令を生成する電流指令生成部とを有するシーリング制御装置。
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- 2004-09-14 JP JP2004266273A patent/JP2006081954A/ja active Pending
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