JP2006081849A - 補助車輪連結機構及び車椅子 - Google Patents

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Naoji Yamazaki
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AATEIPUROSU KK
NAKAZAWA CHUZOSHO KK
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Abstract

【課題】車椅子利用者の操作負担を軽減し、エネルギー効率を改善できる補助車輪連結機構を提供する。
【解決手段】フレーム本体5に支持され、電動機及び発電機としての機能を併せ持つ電動モータ6を内蔵する補助車輪2と、電動モータ6が発電機として機能したとき該発電機からの電力を貯蔵する蓄電装置7と、車椅子のフレームに着脱自在に連結する着脱機10を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車椅子に着脱可能に設けられる補助車輪連結機構及び該補助車輪連結機構を用いて介助者が押して使用することができ或いは利用者が自走することが可能な車椅子に関する。
介護用、医療用に用いられる車椅子は、介助者が手動で押して歩くものが多いが、電動モータが一体に組み付けられて、充電可能なバッテリーを搭載して利用者が自ら操作して自走可能な電動車椅子が提案されている。電動車椅子の場合、バッテリーの充電は外部電源からの給電だけに依存しており、バッテリーの充電間隔もバッテリー性能に依存するところが大きい。老人ホームや介護施設で利用される電動車椅子は利用者が比較的健常であるため、車椅子の動作時間が長くバッテリーの充電作業が頻繁に必要になり易い。このため介助者の充電作業負担を軽減するため、床面に給電用導体を敷設しておき、蓄電装置に接続する接触ブラシを摺接させて随時給電を行う電動車椅子が提案されている(特許文献1)。
特開2003−52761号公報
しかしながら、接触ブラシを通じて走行面に敷設された給電用導体からバッテリー充電する方法では、給電用導体が敷設可能な範囲内でしかバッテリーの充電ができない。たとえば屋外での充電は不可能であり行動範囲が制約される。また、車椅子利用者の行動範囲拡大に伴い、全ての場合に電動モータを駆動して移動するのは、エネルギー効率が良くない。また、電動モータ、バッテリーなどの駆動源が車椅子に組付け固定されていて重量が嵩むため、平坦な床面を移動する場合のような手動だけで操作できる場合でも利用者に過度の操作負担がかかる。また、電動車椅子を車に乗せて移動する場合にも、電動車椅子は嵩張るため収納スペースがなく利用できる車は大型車に限られ、重量が大きくなるため可搬性が悪いといった不都合さがあった。
本願発明の目的は、上述した従来の課題を解決し、車椅子利用者の操作負担を軽減し、エネルギー効率を改善できる補助車輪連結機構及び該補助車輪連結機構を用いて操作性、可搬性を向上させた車椅子を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る補助車輪連結機構は以下の構成を備える、
車椅子の走行を補助する補助車輪連結機構において、フレーム本体に支持され、電動機及び発電機としての機能を併せ持つ電動モータを内蔵する補助車輪と、前記電動モータが発電機として機能したとき該発電機からの電力を蓄電する蓄電装置と、車椅子のフレームに着脱自在に連結する着脱機を具備することを特徴とする。
具体的には、 補助車輪機構にはモータ制御回路が設けられており、補助車輪の操舵角を変化させる操作部が接続されていることを特徴とする。
また、補助車輪の車軸をベースとするリフトが設けられており、補助車輪連結機構が着脱機を通じて車椅子の前フレームに連結されると、リフトにより車椅子の前輪を走行面から離間させるようにしても良い。この場合、リフトは、フレーム本体に連繋するリンク機構、リンク機構を作動させるリフトモータを具備することを特徴とする。
また、補助車輪連結機構は車椅子の後フレームに車椅子の前車輪を走行面から離間させ、フレーム本体のサドルに乗ってペダル回転操作により補助車輪を回転可能に連結されることを特徴とする。
また、車椅子に連結されるフロントフォークと、該フロントフォークに回転可能に支持される補助車輪と、該補助車輪に設けられる電動モータで発生した電力を蓄電する蓄電装置と、フロントフォークに連結される操作ハンドルと、着脱機とフロントフォークを接続し、車椅子の前フレームに当該車椅子の前輪を走行面から離間させて接続する接続フレームを具備することを特徴とする。
この場合、フロントフォークには、操作ハンドル側及び補助車輪側に回転可能に軸支されたギアどうしが無端状のチェーンにより連結されていることを特徴とする。
また、接続フレームは湾曲フレームであり、スライドパックにより湾曲フレームを撓ませて車椅子の前車輪を走行面から離間させること特徴とする。
或いは、接続フレームは、スライドパックにより接続フレームの傾きを変えて車椅子の前車輪を走行面から離間させること特徴とする。
更には車椅子において、上述した補助車輪連結機構を具備したことを特徴とする。
車椅子の車輪と共に車椅子の走行を補助し、電動機及び発電機としての機能を併せ持つ電動モータを内蔵する補助車輪と、前記電動モータが発電機として機能したとき該発電機からの電力を貯蔵する蓄電装置を設けたので、走行中にも蓄電装置に充電できるため省エネになると共に、外部電源による蓄電装置への充電間隔を長くして作業負担を軽減することができる。
また、車椅子のフレームに着脱機を通じて着脱自在に連結することにより、平坦な床面を移動する場合のような手動だけで操作できる場合には取り外し、坂道などの傾斜面を走行する場合には、電動モータの動力を補助的に利用することで、利用者や介助者に過度の操作負担を強いることがなく、操作性が向上する。また、車椅子を車に乗せて移動する場合にも、車椅子から補助車輪連結機構を外すことにより、収納スペースが削減でき、分解により軽量化できるため可搬性が向上する。また、介助者の利用形態に応じて着脱機を通じて車椅子の前後フレームのいずれにも連結できるので利便性が良い。
また、車椅子の前フレームに着脱機を通じて補助車輪連結機構が連結されると、車椅子の前車輪を走行面より離間させるので車椅子の走行における操舵性が向上し、補助車輪を車椅子の前車輪に置き換えて使用するので、車椅子の前輪を傷めることなく走行することができる。
また、補助車輪と、当該補助車輪に設けられる電動モータで発生した電力を蓄電する蓄電装置と操作ハンドルを具備するフロントフォークを車椅子の前フレームに当該車椅子の前輪を走行面から離間させて連結する場合には、車椅子利用者が自ら操作ハンドルを操作して自走することができ、バッテリー充電間隔が広がることにより健常者に近い利用者の行動範囲が広がり、スポーツ感覚で車椅子を利用することができ、利用者の多様なニーズを満たすことができる。
車椅子に連結する着脱機をフロントフォークと連結する接続フレームは、スライドパックにより接続フレームの傾きを変えたまま車椅子の前車輪を走行面から離間させることができるので、簡単な機構で車椅子の傾きを変えて補助車輪連結機構と連結することができる。
車椅子の走行を補助する補助車輪連結機構の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施例]
以下、図1乃至図3を参照して補助車輪連結機構の構成について説明する。
図1(a)(b)において、補助車輪連結機構1は、以下の構成を有する。補助車輪2は車軸3の両端をフォーク部4に回転可能に支持されている。フォーク部4は、フレーム本体5に内蔵される走行方向を変えるためのステアリングモータの軸(図示せず)に取付けられている。補助車輪2には車椅子の車輪と共に車椅子の走行を補助し、電動機及び発電機としての機能を併せ持つ電動モータ6が内蔵されている。即ち、電動モータ6は車軸3と同軸に設けられている。この電動モータ6は、人力の補助用駆動源として機能するほか、人力がモータ駆動力を上回る坂道やブレーキをかける状態になると発電機として機能する。フレーム本体5には蓄電装置7が設けられている。蓄電装置7は、電動モータ6で発電した電力を蓄電する。
また、フレーム本体5には、車椅子8の後フレーム9(図2参照)に着脱自在に連結する着脱機10が設けられている。また、フレーム本体5に設けられる制御系には、補助車輪2の駆動を操作する操作部(ジョイスティック)11が電気的に接続される。更には、フレーム本体5には、補助車輪2の回転駆動にブレーキを加えるブレーキレバー12からのワイヤが接続される。補助車輪連結機構1は一輪であるため、スタンド13を設置面に立設してフレーム本体5を支持するようになっている。スタンド13は、補助車輪連結機構1が着脱機10を通じて車椅子に連結されるまでフレーム本体5を支持し、連結後は取り外されるか或いは後方にはね上げられる。
ここで着脱機10の構成を図2(a)(b)に示す。取付板14にはハンドルレバー15が回転軸16を中心に回転自在に設けられている。回転軸16を両側で支持する起立壁17には、車椅子の後フレーム9を挟み込むことが可能なクランプ(凹部)18aが形成されている。また、起立壁17のクランプ18aと反対側にはハンドルレバー15の回転範囲を規制するストッパー19が設けられている。ハンドルレバー15の中途部には軸20が設けられており、軸20には調整ボルト21の一端が回動自在に連繋している。調整ボルト21の他端にはクランプ(凹部)18bが設けられている。ハンドルレバー15を矢印B方向へ回転させて、クランプ18aと18bとの間に車椅子の後フレーム9が位置する状態でハンドルレバー15を矢印A方向へ回転すると後フレーム9がクランプ18a、18b間で挟み込まれる。取付板14には戻りレバー22が回転軸23を中心に回動可能に設けられている。戻りレバー22は、ねじりコイルバネ24により矢印C方向へ常時付勢されて起立している。戻りレバー22の付勢方向側面には係止部(段差部)25が形成されている。ハンドルレバー15には開口部26が形成されており、該レバー15を矢印A方向へ回転させると戻りレバー22が開口部26を挿通する。そして、ハンドルレバー15がストッパー19に突き当たるまで回転させると、戻りレバー22の矢印C方向への付勢により係止部25が開口部26の端縁部に係止してハンドルレバー15の矢印B方向への戻りを抑えてクランプ状態が維持されるようになっている。調整ボルト21は、後フレーム9の太さに応じてボルトを所定方向へ回すことでクランプ18bの位置を変更できるようになっている。尚、クランプ18a、18bのクランプ面には適度の弾性を持つ弾性体が張り合わせあっても良い。
次に、電動モータ6の構造について図3を参照して説明する。車軸3には円盤部27aが形成された支持板27が一体に組み付けられる。この円盤部27aの外周側には巻線28が巻き回された固定子鉄心29が組み付けられて固定子が形成される。車軸3の周囲には第1の継手31aがベアリング87を介して回転自在に嵌め込まれている。この第1の継手31aの外周には、撓み継手32及びギア63bが嵌め込まれている。ギア63bには後述する実施例で説明するチェーンが掛けられるようになっている。また、第1の継手31aには連結板88を介してカップ状の第2の継手31bが一体に連繋している。第2の継手31bの固定子鉄心29に対向する内周面には磁石30が組み付けられている。第2の継手31bには蓋体31cが一体に組み付けられて回転子が形成される。蓋体31cは支持体27の外周にベアリング87を介して回転自在に嵌め込まれている。第2の継手31bは、補助車輪2の内周面に挟圧されて嵌め込まれている。第1の継手31aは人力により回転力が伝わる入力軸を形成し、第2の継手31bはモータ出力が加わる出力軸を形成している。撓み継手32は、第1、第2の継手31a、31b間の回転トルクの差を吸収するよう設けられる。
また、第1、第2の継手31a、31bのラジアル方向に対向する部位には磁石33a、33bが取り付けられている。磁石33a、33bとスラスト方向で対向する円盤部27aにはホール素子34a、34bが各々配設されている。これらの磁石33aとホール素子34aとは車椅子35(図6参照)を人力で回転駆動させる人力駆動力を検出し、磁石33bとホール素子34bはモータ駆動力を検出し、後述する制御系において各検出信号を使用して回転トルクを算出し、モータ制御回路にて電動モータ6を駆動制御するようになっている。
図4はアシスト式制御の場合の制御系のブロック図である。即ち、人力駆動力と電動モータ6の駆動力により車椅子35(図6参照)を駆動させる場合の制御系である。位置検出部36aは人力駆動力の入力軸(第1の継手31a)で、位置検出部36bは人力駆動力とモータ駆動力の合力を出力軸(第2の継手31b)にて各々位相角度を検出している。従って、人力駆動力があれば位置検出部36aと位置検出部36bの検出角度間には位相ずれΔθが生じ、位相ずれ検出器37で検出される。この位相ずれΔθを用いて、人力トルク演算器38で人力トルクを演算する。一方、速度検出器39で検出された走行速度を用いて比率計算器40にてアシスト比が求められ、このアシスト比と人力トルクを掛け算器41で掛け合わせ、その結果が電動モータ6のアシストトルクとしてモータ制御回路42に供給され、電動モータ6の駆動が制御される。また、モータ制御回路42では走行速度を監視しており、下り坂走行時、規定速度を越えた時またはブレーキを掛けたときに、回生制動運転により速度を制限内に収め安全を確保すると同時に、発生した電力(回生エネルギー)を蓄電装置7に蓄える。
図5は自走式制御の場合の制御系のブロック図である。即ち、人力による駆動力は期待せず、電動モータ6の駆動力により車椅子35(図6参照)を走行させるときの制御系である。ジョイスティック式設定器43では、スティックの倒れ角度により前進又は後進の走行トルクおよび左右旋回のためステアリング角度が出力される。出力された走行トルクはトルク指令変換器44を経てモータ制御回路42に供給され、電動モータ6が速度制御される。一方、ステアリング角度出力はステアリング切角変換器45を経て、モータ制御回路46に供給され、ステアリングモータ47を制御する。ステアリングモータ47の切角はステアリング切角検出器48にて検出され、モータ制御回路47にフィードバックされて適正なステアリング切角になるよう制御される。また、モータ制御回路42では走行速度を監視しており、下り坂走行時、規定速度を越えた時またはブレーキを掛けたときに、回生制動運転により速度を制限内に収め安全を確保すると同時に、発生した電力(回生エネルギー)を蓄電装置7に蓄える。
ここで、図2及び図6を参照して車椅子35に補助車輪連結機構1を連結する作業について説明する。図2(a)においてハンドルレバー15を矢印B方向回転させてクランプ18bのロックが解除されている状態で、クランプ18aとクランプ18bの間に車椅子35の左右の後フレーム9を入れ、ハンドルレバー15を矢印A方向に倒す。これにより、車椅子35の後フレーム9がクランプ18aとクランプ18bによりクランプされ、車椅子35と補助車輪機構1が連結される。戻りレバー22は捩じりコイルバネ24により矢印C方向に常時付勢されており、クランプ時はハンドルレバー15を係止部25にて抑えることにより、振動などでハンドルレバー15が開放状態になることを防止する。
図6において、着脱機10により車椅子35と補助車輪機構1を連結した後、ジョイスティック11、ブレーキレバー12を所定の場所に取り付け、図1に示す補助車輪機構1のスタンド13の支持を解除すれば車椅子35を走行できる状態になる。図6において、補助車輪2は、車椅子35の後車輪49の間に配置されるよう補助車輪機構1が連結される。尚、本実施例においては、車椅子35の前車輪50が走行面に接地されていても走行の障害にならないので、前車輪50を走行面から離間させるための機構は不要である。
車椅子35は、介助者がハンドル51を握って後方から押して利用することもできるが、利用者が自らジョイスティック11を操作して走行させることもできる。補助車輪機構1の補助車輪2に設けられた電動モータ6は回生モータであり、通常走行する際には蓄電装置7から電力を供給されてモータ制御回路42により駆動制御され車椅子35を走行させ或いは走行を補助する。また、補助車輪2に外部から加えられる逆入力、例えば下り坂の加速時或いはブレーキ操作による減速時は発電機として機能し、発電された電力は蓄電装置7に蓄電される。
[第2実施例]
次に補助車輪連結機構の第2実施例について、図7乃至図9を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。第1実施例では補助車輪機構1を車椅子35の後部に連結しているのに対し、本実施例では補助車輪機構1を車椅子35の前部に連結するようになっている。尚、補助車輪機構1の補助車輪2は電動モータ6を内蔵しており、電動モータ6は通常走行する際には蓄電装置7から電力を供給されて車椅子35を走行させ或いは人力よる走行を補助する。また、補助車輪2に外部から加えられる逆入力、例えば下り坂を下る加速動作時或いはブレーキ操作による減速動作時は発電機として機能し、発電された電力は蓄電装置7に蓄電される構成は第1実施例と同様である。また、車椅子35へ着脱する着脱機10の構成も第1実施例と同様である。
図7(a)(b)において、フレーム本体5には着脱機10を支持するアーム52、フレーム本体5を支持するリフト53、スタンド13及び蓄電装置7が一体に組み付けられる。リフト53は補助車輪連結機構1が着脱機10を通じて車椅子35の前下フレーム54に連結されると、リフト53により車椅子35の前車輪50を走行面からリフトアップさせるようになっている(図9参照)。車椅子35の補助車輪2、後車輪49のみならず前車輪50を含めた5輪による走行では、操舵が不安定になり易いためである。
図7(a)において、リフト53は、リンク機構を作動させるリフトモータ55を備えている。リフト53の左右の上軸(ねじ軸)53aは、軸受(図示せず)を介してフレーム本体5に支持され、左右の上軸53aどうしは横軸53e(図7(b)参照)により連結されている。左右の下軸53bは補助車輪2の車軸3に連繋し、該車軸3をリフト53のベースとして設けられている。左右の上軸53aと下軸53bとは、支点軸53c(図7(b)参照)で交差する左右のリフトアーム53dによって各々連結されリンク機構が構成されている。左右の上軸53aにはねじが形成されており、リフトモータ55に直結して回転駆動される右側の上軸53aからマイタギア(図示せず)介して左側の上軸53aへ駆動力が伝達される。
図7(a)において、左右の上軸53aとリフトアーム53dのそれぞれの結合部(P、Q)には自在機構を有し、結合部Pがリフトモータ55の回転により上軸53aに形成されているねじに沿って移動し、結合部Qは固定されている。また、左右の下軸53bと左右のリフトアーム53dの結合部(R、S)もそれぞれ自在機構を有しており、結合部Dが固定で、結合部Cが上軸53aとリフトアーム53dの結合部Pの移動に追従してスライドする。リフトモータ55の正逆回転により、支点軸53cで交差するリフトアーム53dの起立角度が変化し、リフト53が上下する構造となっている。スタンド13は補助車輪機構1が倒れないように支持するためのもので、車椅子35と連結後はスタンド13を上方にはね上げることにより支持が解除される。
図8は車椅子35と補助車輪連結機構1が連結された状態を示している。左右の着脱機10で車椅子35本体の左右の前下フレーム54をクランプすることにより、車イス35と補助車輪連結機構1が連結される。そして、ジョイスティック11、ブレーキレバー12を図8のように所定の場所に取り付け、図7(a)(b)に示すスタンド13の支持を解除して連結作業が完了する。次いで、リフト53によるリフト動作が行われる。
図9はリフト53により前車輪50が走行面から離間された状態を示している。リフトモータ55を駆動させてリフト53を上昇させると、補助車輪2の車軸3をベースとして着脱機10が上昇する。着脱機10は車椅子35の前下フレーム54に連結しているので、リフト53が上昇することになり、車椅子35本体の前車輪50が走行面から離間し、車椅子35を方向転換する際に、前車輪50が障害にならないようになっている。
[第3実施例]
次に補助車輪連結機構の第3実施例について、図10及び図11を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。第1、第2実施例では介助者が車椅子35のハンドル51を握って押動するように構成されているのに対し、本実施例では車椅子35に連結された補助車輪機構1に介助者が乗って走行できるようになっている。尚、補助車輪連結機構1の補助車輪2は電動モータ6を内蔵しており、電動モータ6は通常走行する際には蓄電装置7から電力を供給されて車椅子35を走行させ或いは人力による走行を補助する。また、補助車輪2に外部から加えられる逆入力、例えば下り坂を下る加速動作時或いはブレーキ操作による減速動作時は発電機として機能し、発電された電力は蓄電装置7に蓄電される構成は第1実施例と同様である。また、車椅子35へ着脱する着脱機10の構成も第1実施例と同様である。
図10(a)(b)において、補助車輪連結機構1のフレーム本体5にはサドル56及びハンドル57が設けられ、ペダル58の回転操作により補助車輪2が回転できるようにギア及びチェーンにより連繋している。ハンドル57の近傍に設けられるスプリングフック59は、車椅子35(図11参照)の後部上横フレーム(図示せず)へ引っ掛けることにより、補助車輪連結機構1を連結すると共に、車椅子35本体を傾けさせて前車輪50を走行面から離間させるものである(図11参照)。スプリングフック59は、車椅子35本体を後方に傾けて前車輪50を走行面から離間させると共に、車椅子35と補助車輪連結機構1の連結部に作用する振動を吸収する。スタンド13は補助車輪連結機構1が走行面上で倒れないように支持するためのもので、車椅子35と連結後はスタンド13を後方へはね上げることにより支持が解除される。ハンドル57にはブレーキレバー12が所定位置に取り付けられ、更には計器盤60が設けられてスピード表示、走行距離表示を行う。
図11において、ハンドル57の近傍に設けられるスプリングフック59を、車椅子35の後部上横フレーム(図示せず)へ引っ掛けて、車椅子35の前車輪50を走行面から離間させる。この状態で、左右の着脱機10で車椅子35本体の左右の後フレーム9をクランプすることにより、前車輪50が走行面より浮き上がったまま車椅子35に補助車輪連結機構1が連結される。
[第4実施例]
次に補助車輪連結機構の第4実施例について、図12乃至図15を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。第2実施例では補助車輪連結機構1を車椅子35の前方に連結してジョイスティック11により操作する場合について説明したが、本実施例では車椅子35の前方に連結された補助車輪機構1のハンドルを利用者自身が操作して走行する利用形態を示す。尚、補助車輪連結機構1の補助車輪2は電動モータ6を内蔵しており、電動モータ6は通常走行する際には蓄電装置7から電力を供給されて車椅子35を走行させ或いは人力による走行を補助する。また、補助車輪2に外部から加えられる逆入力、例えば下り坂を下る加速動作時或いはブレーキ操作による減速動作時は発電機として機能し、発電された電力は蓄電装置7に蓄電される構成は第1実施例と同様である。
図12(a)(b)に補助車輪連結機構1の構成を示す。補助車輪連結機構1の本体であるフロントフォーク61の一端にはアクセルハンドル(操作ハンドル)62が他端には補助車輪2が設けられ、ギア63a、63bが回転可能に軸支されている。ギア63a、63b間には無端状のフロントチェーン64により連結されて回転駆動される。アクセルハンドル62にはブレーキレバー12が設けられている。ブレーキレバー12を操作すると、補助車輪2の近傍に設けられたフロントブレーキ65が作動するようになっている。車椅子利用者がアクセルハンドル62を人力で回転すると、ギア63aが回転しフロントチェーン64を通じてギア63bも回転し、ギア63bと同軸に設けられる補助車輪2が回転するようになっている。
フロントフォーク61には計器盤60が設けられてスピード表示、走行距離表示を行う。また、フロントフォーク61には、電動モータ6で発生した電力を蓄電する蓄電装置7が支持されている。更には、フロントフォーク61には車椅子35と補助車輪連結機構1を連結するための湾曲フレーム(Jフレーム)66が組み付けられている。即ち、フロントフォーク61には取付板67が並設されており、該取付板67の間にJフレーム66の一端が取付軸68にて回動可能に各々連結されている。Jフレーム66の他端には着脱機10が各々設けられている。取付板67とJフレーム66の一端側にはスライドパック69が連繋している。即ち、スライドパック69はその一端がスライドパック取付軸69aにて取付板67に回動可能に係止され、他端側がJフレーム66に固定されている。Jフレーム66はJ字状に湾曲しており、車椅子利用者の乗降の邪魔にならないようになっている。スタンド13は補助車輪連結機構1が倒れないように支持するためのもので、車椅子35本体と連結後はスタンド13を後方へはね上げることにより支持が解除される。
ここで、スライドパック69の構成について図15(a)(b)を参照して説明する。スライドパック69は、ガイド部材70にスライドアーム71の一端がスライド可能に挿入されている。スライドアーム71の他端(Jフレーム66側)にはねじ72が設けられており、Jフレーム66に固定される。ガイド部材70の一端側には、スライドアーム71の移動範囲を規定するストローク調整ボルト73が嵌め込まれている。調整ボルト73には軸孔73aが穿孔されており、該軸孔73aには取付軸69aにて取付板67へ回動可能に取り付けられる(図12(a)参照)。また、ガイド部材70の他端側(Jフレーム66側)には、スライドアーム71のスライド方向と交差(直交)する向きにロックピン74がコイルスプリング75に付勢されて設けられている。スライドアーム71には、ロックピン74が挿入されるロック孔76が所定位置に形成されている。ロックピン74は、根元部の所定長さ分だけ太く、残りの先端部は細くなっており、根元の太い部分74aでロック状態、先端の細い部分74bではロック状態が解除される構造となっている。また、ガイド部材70にはピン78が突設されており、該ピン78がピン押し金具79の長孔80に嵌め込まれる。また、ガイド部材70とピン押し金具79とは連結スプリング81にて連結されている。ピン押し金具79にはL字状の切欠部79aが形成されており、ガイド部材70に突設された係止ピン82と係止するようになっている。
図15(a)において、スライドアーム71がガイド部材70に向かって矢印E方向へ押し込まれロック孔76が直上位置に移動すると、ロックピン74はコイルスプリング75の弾性力によりロック孔76を挿通し、対応するガイド部材70のピン孔(図示せず)を挿通して突出する。この突出するロックピン74の先端は、ガイド部材70に設けられた押さえばね77により押さえ込まれるようになっている。スライドアーム71が固定された状態で、ピン押し金具79をピン78に長孔80を挿入したまま連結スプリング81を圧縮するように切欠部79aを係止ピン82に係止させて、ロックピン74が上下で固定されるため、スライドアーム71がロック状態になる。
スライドアーム71のロック状態を解除する場合は、図15(a)において、ピン押し金具79を矢印E方向にスライドさせて係止ピン82からL字状の切欠部79aの係止状態を解除し、スライドアーム71をガイド部材70へ若干押し込む。このとき、スライドアーム71のロック孔76とロックピン74の嵌合が緩む。図15(b)において、ピン押し金具79をピン78を回転中心として矢印F方向(時計回り方向)へ回転させると、押さえばね77がロックピン74の頭部を押し下げ、該ロックピン74の根元の太い部分74aがロック孔76から外れてスライドアーム71のロック状態が解除される。尚、ストローク調整ボルト73を回すことにより、スライドパック22の長さが微調整できるようになっている。
次に、補助車輪連結機構1を車椅子35に連結する動作について、図13及び図14を参照して説明する。図13において、補助車輪連結機構1をスタンド13によりJフレーム66を支持した状態で、当該Jフレーム66の端部に各々設けられた着脱機10を車椅子35の左右下フレーム83に各々連結する。次いで、図14において、補助車輪連結機構1の上部(例えばフロントフォーク61の上部)に手を掛け、補助車輪連結機構1を車椅子35より離間する矢印G方向へ押し上げると、Jフレーム66は取付軸68を回転中心として矢印Hの方向に動く。このとき、車椅子35の後車輪49の接地部J、補助車輪2の接地部K及び取付軸68の3点に作用する力関係により、Jフレーム66が上方に持ち上げられたまま、スライドアーム71はガイド部材70へ押し込まれるのでロックピン74によりロックされる(図15(a)参照)。よって、図14に示すように、車椅子35の前車輪50が走行面から離間した状態で走行可能に固定される。
また、補助車輪連結機構1の連結を解除する場合には、図15(a)において、ピン押し金具79を係止ピン82からL字状の切欠部79aの係止状態を解除した後、図14において補助車輪連結機構1を車椅子35より離間する矢印G方向へ押し上げる。このとき、図15(a)においてスライドパック69のスライドアーム71が矢印E方向にガイド部材70へ若干押し込まれてロック孔76とロックピン74の嵌合が緩むため、押さえばね77がロックピン74の頭部を押し下げてスライドアーム71のロック状態が解除される。この状態で補助車輪連結機構1から手を離すことにより、図13に示すように車椅子35の前車輪50が走行面に接地する。最後にスタンド13を走行面に立ててから、着脱機10のクランプを解除することで、車椅子35より補助車輪連結機構1を取り外すことができる。
[第5実施例]
次に補助車輪連結機構の第5実施例について、図16乃至図19を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。本実施例は、第4実施例とは補助車輪連結機構1を車椅子35に連結するための接続フレームの構造が異なっている。尚、補助車輪連結機構1の補助車輪2は電動モータ6を内蔵しており、電動モータ6は通常走行する際には蓄電装置7から電力を供給されて車椅子35を走行させ或いは人力による走行を補助する。また、補助車輪2に外部から加えられる逆入力、例えば下り坂を下る加速動作時或いはブレーキ操作による減速動作時は発電機として機能し、発電された電力は蓄電装置7に蓄電される構成は第1実施例と同様である。また、フロントフォーク61の概略構成は第4実施例と同様である。
図16(a)(b)において、フロントフォーク61には車椅子35と補助車輪連結機構1を連結するための接続フレーム(ストレートフレーム)84が組み付けられている。即ち、フロントフォーク61にはコ字状の接続フレーム84が連結辺84aにて回動可能に連結されている。接続フレーム84の両側連結辺84bには着脱機10が支点85aにて回動可能に連結されている。着脱機10と接続フレーム84の両側連結辺84bにはスライドパック69が各々連繋している。即ち、スライドパック69はその一端が支点85bにおいて着脱機10と回動可能に連結され、他端側が接続フレーム84の連結辺84bに固定されている。図19に着脱機10とスライドパック69の連結部を示す。着脱機10の構成は、図2(a)(b)と同様である。
図17において、補助車輪連結機構1をスタンド13によりフロントフォーク61を支持した状態で、接続フレーム84を構成する連結辺84bに支点85aにて連結される着脱機10を車椅子35の左右前フレーム86に各々連結する。次いで、図18において、補助車輪連結機構1の上部(例えばフロントフォーク61の上部)に手を掛け、補助車輪連結機構1を車椅子35より離間する矢印G方向へ押し上げると、接続フレーム84は連結辺84aを回転中心として矢印H方向に動く。このとき、車椅子35の後車輪49の接地部J、補助車輪2の接地部K及び連結辺84aの3点に作用する力関係より、連結辺84bと着脱機10を連結する支点85aが上方に持ち上げられ、スライドパック69のスライドアーム71はガイド部材70へ押し込まれるのでロックピン74によりロックされる(図15(a)参照)。よって、図18に示すように、車椅子35の前車輪50が走行面から離間した状態で走行可能に固定される。尚、スタンド13は、利用者の邪魔にならなければ立てた状態のままでもよい。
また、補助車輪連結機構1の連結を解除する場合には、図15(a)において、ピン押し金具79を係止ピン82からL字状の切欠部79aの係止状態を解除した後、図18の補助車輪連結機構1を車椅子35とは離間する矢印G方向へ押し上げる。このとき、図15(a)において、スライドパック69のスライドアーム71が矢印E方向にガイド部材70へ若干押し込まれることで、ロック孔76とロックピン74の嵌合が緩むため、押さえばね77がロックピン74の頭部を押し下げて、スライドアーム71のロック状態が解除される。この状態で補助車輪連結機構1から手を離すことにより、図17に示すように車椅子35の前車輪50が及びスタンド13が走行面に接地する。最後に着脱機10のクランプを解除することで、車椅子35より補助車輪連結機構1を取り外すことができる。
上述した第1実施例から第5実施例においては、補助車輪連結機構1と車椅子35が着脱機10にて着脱可能の場合について記述したが、着脱機10の代わりに取付金具(図示せず)を用いて連結することも可能である。
また、車椅子35と補助車輪連結機構1のフレーム本体を共通化して、補助車輪連結機構1と車椅子35を固定的に結合することも可能である。このように、補助車輪連結機構1と車椅子35を固定的に結合した場合においては、蓄電装置7は補助車輪連結機構1側でなく車椅子35側に載置しても良い。
第1実施例に係る補助車輪連結機構の正面図及び右側面図である。 着脱機の正面図及び上視図である 電動モータの断面図を示す。 アシスト式制御系のブロック図を示す。 自走式制御系のブロック図を示す。 補助車輪連結機構を車椅子に連結した状態の説明図である。 第2実施例に係る補助車輪連結機構の正面図及び左側面図である。 補助車輪連結機構を車椅子に連結した状態の説明図である。 車椅子の前車輪を走行面より離間させた状態の説明図である。 第3実施例に係る補助車輪連結機構の正面図及び右側面図である。 補助車輪連結機構を車椅子に連結した状態の説明図である。 第4実施例に係る補助車輪連結機構の正面図及び左側面図である。 補助車輪連結機構を車椅子に連結した状態の説明図である。 車椅子の前車輪を走行面より離間させた状態の説明図である。 スライドパックの連結前後の状態説明図である。 第5実施例に係る補助車輪連結機構の正面図及び左側面図である。 補助車輪連結機構を車椅子に連結した状態の説明図である。 車椅子の前車輪を走行面より離間させた状態の説明図である。 スライドパックと着脱機との連結部の拡大図である。
符号の説明
1 補助車輪連結機構
2 補助車輪
3 車軸
4 フォーク部
5 フレーム本体
6 電動モータ
7 蓄電装置
8 車椅子
9 後フレーム
10 着脱機
11 ジョイスティック
12 ブレ−キレバー
13 スタンド
14 取付板
15 ハンドルレバー
16、23 回転軸
17 起立壁
18a、18b クランプ
19 ストッパー
20 軸
21 調整ボルト
22 戻りレバー
24 捩じりコイルバネ
25 係止部
26 開口部
27 支持板
28 巻線
29 固定子鉄心
30、33a、33b 磁石
31a 第1の継手
31b 第2の継手
31c 蓋体
32 撓み継手
34a、34b ホール素子
35 車椅子
36a、36b 位置検出部
37 位相ずれ検出器
38 人力トルク演算器
39 速度検出器
40 比率計算器
41 掛け算器
42、46 モータ制御回路
43 ジョイスティック式設定器
44 トルク指令変換器
45 ステアリング切角変換器
47 ステアリングモータ
48 ステアリング切角検出器
49 後車輪
50 前車輪
51、57 ハンドル
52 アーム
53 リフト
54 前下フレ−ム
55 リフトモータ
56 サドル
58 ペダル
59 スプリングフック
60 計器盤
61 フロントフォーク
62 アクセルハンドル
63a、63b ギア
64 フロントチェーン
65 フロントブレーキ
66 Jフレーム
67 取付板
68 取付軸
69 スライドパック
70 ガイド部材
71 スライドアーム
72 ねじ
73 ストローク調整ボルト
73a 軸孔
74 ロックピン
75 コイルスプリング
76 ロック孔
77 押さえばね
78 ピン
79 ピン押し金具
79a 切欠部
80 長孔
81 連結スプリング
82 係止ピン
83 左右下フレーム
84 接続フレーム
85a、85b 支点
86 左右前フレーム
87 ベアリング
88 連結板

Claims (10)

  1. 車椅子の走行を補助する補助車輪連結機構において、
    フレーム本体に支持され、電動機及び発電機としての機能を併せ持つ電動モータを内臓 する補助車輪と、
    前記電動モータが発電機として機能したとき該発電機からの電力を蓄電する蓄電装置 と、
    車椅子のフレームに着脱自在に連結する着脱機を具備することを特徴とする補助車輪 連結機構。
  2. 前記補助車輪機構にはモータ制御回路が設けられており、補助車輪の操舵角を変化させる操作部が接続されていることを特徴とする請求項1記載の補助車輪連結機構。
  3. 前記補助車輪の車軸をベースとするリフトが設けられており、補助車輪連結機構が着脱機を通じて車椅子の前フレームに連結されると、リフトにより車椅子の前車輪を走行面から離間させることを特徴とする請求項1記載の補助車輪連結機構。
  4. 前記リフトは、フレーム本体に連繋するリンク機構と、該リンク機構を作動させるリフトモータを具備することを特徴とする請求項3記載の補助車輪連結機構。
  5. 前記補助車輪連結機構は、車椅子の後フレームに車椅子の前車輪を走行面から離間させ、フレーム本体のサドルに乗ってペダル回転操作により補助車輪を回転可能に連結されることを特徴とする請求項1記載の補助車輪連結機構。
  6. 車椅子に連結されるフロントフォークと、該フロントフォークに回転可能に支持される補助車輪と、該補助車輪に設けられる電動モータで発生した電力を蓄電する蓄電装置と、フロントフォークに連結される操作ハンドルと、着脱機とフロントフォークを接続し、車椅子の前フレームに当該車椅子の前輪を走行面から離間させて接続する接続フレームを具備することを特徴とする請求項1記載の補助車輪連結機構。
  7. 前記フロントフォークには、操作ハンドル側及び補助車輪側に回転可能に軸支されたギアどうしが無端状のチェーンにより連結されていることを特徴とする請求項6記載の補助車輪連結機構。
  8. 前記接続フレームは湾曲フレームであり、スライドパックにより湾曲フレームを撓ませて車椅子の前輪を走行面から離間させること特徴とする請求項6記載の補助車輪連結機構。
  9. 前記接続フレームは、スライドパックにより接続フレームの傾きを変えて車椅子の前輪を走行面から離間させること特徴とする請求項6記載の補助車輪連結機構。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の補助車輪連結機構を具備したことを特徴とする車椅子。
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