JP2006081725A - 脱臭装置の制御方法 - Google Patents

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Shinsuke Yanagi
真介 柳
Shinichi Takeuchi
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Abstract

【課題】悪臭を発生する生ごみや漬け物などの臭いの強い物品を収納場所の臭気を脱臭し快適な住空間を提供すること。
【解決手段】送風装置16と、吸気切替手段15と、人体検知手段11とを電気的に接続した制御手段17で制御する脱臭装置7において、人体検知手段11が人間の在室か不在を検知し、在室のときに運転する在室運転モードと不在のときに運転する不在運転モードの2つの運転モードを切り替えることにより、効率的な脱臭が可能で、脱臭媒体は長期間に亘り脱臭機能を維持することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はキッチン等で使用する収納装置に設置して、悪臭を脱臭する脱臭装置の制御方法に関するものである。
従来、この種の脱臭装置は、収納物から発生する臭気を送風機で吸引し戸外に排出している(例えば、特開文献1参照)。
図10は、特開文献1に記載された従来の脱臭装置を示すものである。図10に示すように、キャビネット1の内の引き出し台2上に載置されたごみ収納容器3と、戸外に連通するダクト4に接続した排気ファン5から構成されている。
特開2000−210142号公報
しかしながら、前記従来の構成では、臭気は排気ファンとダクトで戸外に排出する構成なので、必ず戸外に連通するダクトを設置する必要があり、設置場所が制限されるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、設置場所の制約を受けずに、悪臭を発生する生ごみ等の収納場所を効果的に脱臭し、快適な住空間を実現する使い勝手の良い脱臭装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、臭気吸気口と、脱臭媒体と、送風装置と、排気口と、制御手段と、人体検知手段とを備え、臭気吸気口を送風装置の吸気側に配置し、臭気吸気口から排気口へ至る経路の途中に脱臭媒体を設置し、送風装置により臭気吸気口から排気口に至る空気流を形成してなる風路を備え、送風装置及び人体検知手段と電気的に接続した制御手段で制御する脱臭装置において、人体検知手段が人間の在室か不在を検知し、在室のときに運転する在室運転モードと不在のときに運転する不在運転モードの2つの運転モードを切り替えることを特徴とする脱臭装置の制御方法としたものである。
これによって、臭気を含んだ空気を臭気吸気口より吸い込み、送風装置へ吸引された後、排気経路の脱臭媒体を通過して脱臭された空気が排気口より室内に放出され、快適な住空間が提供できる。
以上のように、請求項1から7のいずれか一項記載の発明によれば、人間の検知の有無により脱臭運転と送風装置停止の時間を任意に設定することで、効率的な脱臭が可能で、電気代の節約にもなり、脱臭媒体は脱臭作用に使用される毎に必ず活性化されるため、脱臭媒体は長期間に亘り脱臭機能を維持することができる。
第1の発明は臭気吸気口と、脱臭媒体と、送風装置と、排気口と、制御手段と、人体検知手段とを備え、臭気吸気口を送風装置の吸気側に配置し、臭気吸気口から排気口へ至る経路の途中に脱臭媒体を設置し、送風装置により臭気吸気口から排気口に至る空気流を形成してなる風路を備え、送風装置及び人体検知手段と電気的に接続した制御手段で制御する脱臭装置において、人体検知手段が人間の在室か不在を検知し、在室のときに運転する在室運転モードと不在のときに運転する不在運転モードの2つの運転モードを切り替える構成とすることにより、臭気を含んだ空気を臭気吸気口より吸い込み、送風装置へ吸引された後、排気経路の脱臭媒体を通過して脱臭された空気が排気口より室内に放出される。また、制御手段に電気接続した人体検知手段が人間の在室か不在を検知し、在室のときは在室運転モード、不在のときは不在運転モードをそれぞれ決められた運転時間にて運転することになり、設置場所の制約を受けずに、悪臭を発生する生ごみや漬け物などの強い臭気を脱臭し、室内に排出することで快適な住空間を提供することが可能となり、また人間の検知の有無により効率的な脱臭が可能となる。
第2の発明は臭気吸気口と、外気吸気口と、吸気切替手段と、脱臭媒体と、送風装置と、排気口と、制御手段と、人体検知手段とを備え、臭気吸気口と外気吸気口は吸気切替手段の上流側に配置し、吸気切替手段から排気口へ至る経路の途中に脱臭媒体を設置し、送風装置により臭気吸気口もしくは外気吸気口から排気口に至る空気流を形成してなる風路を備え、送風装置及び吸気切替手段及び人体検知手段と電気的に接続した制御手段で制御する脱臭装置において、人体検知手段が人間の在室か不在を検知し、在室のときに運転する在室運転モードと不在のときに運転する不在運転モードの2つの運転モードを切り替える構成とすることにより、臭気を含んだ空気を臭気吸気口より吸い込み、吸気切替手段を通過して送風装置へ吸引された後、排気経路の脱臭媒体を通過して脱臭された空気が排気口より室内に放出される。また、制御手段に電気接続した人体検知手段が人間の在室か不在を検知し、在室のときは在室運転モード、不在のときは不在運転モードをそれぞれ決められた運転時間にて運転することになり、設置場所の制約を受けずに、悪臭を発生する生ごみや漬け物などの強い臭気を脱臭し、室内に排出することで快適な住空間を提供することが可能となり、また人間の検知の有無により効率的な脱臭が可能となる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の前記在室運転モードは送風装置を間欠的に運転させ、前記不在運転モードは送風装置の運転時間及び停止時間を在室運転モードより長く設定して送風装置を間欠的に運転させる構成とすることにより、在室運転モードでは臭気を含んだ空気を臭気吸気口より吸い込み、送風装置へ吸引された後、排気経路の脱臭媒体を通過して脱臭された空気が排気口より室内に放出される脱臭運転と送風装置を停止する送風装置停止を間欠に繰り返し運転する。また、不在運転モードでは在室運転モードの送風装置の運転時間及び停止時間より長く設定して間欠に繰り返し運転することになり、人間の検知の有無により脱臭運転と送風装置停止の時間を任意に設定することで、効率的な脱臭が可能で、電気代の節約にもなる。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明の送風装置は送風能力の切替機能を備え、前記在室運転モード及び前記不在運転モード中の送風装置は低能力で運転し、不在運転モードから在室運転モードに切り替わるときのみ送風装置を一時的に高能力で運転する構成とすることにより、通常の在室運転モード中の脱臭運転及び不在運転モード中の脱臭運転の送風装置は低能力で運転し、人がいない不在運転モードから人検知をし、在室運転モードに切り替わるときのみ送風装置を一時的に高能力で運転することになり、人が脱臭装置の前に立ったとき、ごみ箱に溜まった臭気を感じないで作業ができる。
第5の発明は、特に第2〜4のいずれか1つの発明の前記在室運転モード及び前記不在運転モードの少なくとも一方の運転モード中に吸気切替手段を外気吸気口側に切り替えて送風装置を作動させるリフレッシュ運転処理を設けることにより、一定時間脱臭運転した後、制御装置により吸気切替手段が外気吸気口側に切り替わり、外気吸気口より新鮮な外気が吸引され、脱臭媒体に新鮮な外気が送風されることにより脱臭媒体は活性化されることになり、脱臭媒体は脱臭作用に使用される毎に必ず活性化されるため、脱臭媒体は長時間に亘り脱臭機能を維持することができる。
第6の発明は、特に第5の発明の前記リフレッシュ運転処理時間と在室運転モードまたは不在運転モードの送風装置の運転時間との比率を自由に設定可能とすることにより、リフレッシュ運転処理時間と不在運転モードでは在室運転モードの送風装置の運転時間との比率を任意設定することで、更に脱臭媒体は活性化されることになり、脱臭媒体は長時間に亘り脱臭機能を維持することで効率的な脱臭が可能となる。
第7の発明は、特に第5の発明の前記リフレッシュ運転処理時間は在室運転モードまたは不在運転モードの送風装置の運転時間の等倍以上とすることにより、リフレッシュ運転処理時間を不在運転モードでは在室運転モードの送風装置の運転時間の等倍以上に設定することで、更に脱臭媒体は活性化されることになり、脱臭媒体は長時間に亘り脱臭機能を維持することで効率的な脱臭が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における脱臭装置の設置状態の正面図を示すものである。
図1においてシステムキッチン6においてキャビネット6aを配列しない開放部分において、カウンター6bの下面に本発明の脱臭装置7を設置し、その下方には2個のごみ箱8を配置している。
脱臭装置7の前面には外気吸気口9と排気口10と人体検知手段11と運転スイッチ12を配設し、外気吸気口9と排気口10は前方に向かって開放している。
図2は本実施の形態における脱臭装置の縦断面図を示すものであり、脱臭装置7の下面には臭気吸気口13を配設し、下方に設置したごみ箱8に向かって開放している。
図3は本実施の形態における脱臭装置の内部の構成を示す横断面図であり、図4は本実施の形態における脱臭装置の構成要素の空気連通と電気的な接続を示すブロック図である。図において、外気吸気口9に連通する外気ダクト9aと臭気吸気口13に連通する臭気ダクト13aはステッピングモータ15aとモータの軸に設置したダンパー15bからなる吸気切替手段15の吸気接続口15cと15dに接続し、吸気切替手段15の排気接続口15eに接続した排気ダクト10aの他端はファンとモータからなる送風装置16の送風吸気口16aに接続し、送風装置16の送風排気口16bには排気口10と連通し、前記排気口10と吸気切替手段15の排気接続口15eの経路途中には脱臭媒体14が配設されている。
運転スイッチ12と人体検知手段11は制御手段17の入力部に電気的に接続し、制御手段17の出力部に電気的に接続した吸気切替手段15と送風装置16を制御できる構成となっている。
以上のように構成された脱臭装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、通常の運転モードにおいては、運転スイッチ12を「入」にすると、制御手段17により吸気切替手段15は臭気ダクト13aに接続する位置(ア)に設定され、送風装置16が運転を開始し、ごみ箱8から発生する臭気を含んだ空気の吸引を開始する。
臭気吸気口13から吸引された臭気を含んだ空気は、臭気ダクト13a、吸気切替手段15、排気ダクト10a、送風装置16を通過して排気経路の途中に設置した脱臭媒体20を通過することにより臭気を除去し、臭気を除去した無臭の空気を排気口10より室内に放出する(脱臭運転)。
上記の運転を一定時間した後、制御手段17により吸気切替手段15を外気ダクト9aに接続する位置(イ)に切り替え、臭気を含まない新鮮な外気を吸引し脱臭媒体20に供給することにより脱臭媒体14の活性化を行い、一定時間運転をした後送風装置は停止する(リフレッシュ運転)。
一定時間送風装置16の運転を停止した(送風装置停止)後、再び脱臭運転、リフレッシュ運転、送風装置停止の順に繰り返し、一定間隔で間欠運転を継続する。
一方、脱臭装置7の前に位置した人体から発生する赤外線を検知する人体検知手段11において、人体検知手段11からの信号がある場合は制御手段17に搭載した在室運転モードを、また信号がない場合は不在運転モードをそれぞれ設定した時間にて脱臭運転、リフレッシュ運転、送風装置停止の運転を繰り返し行なう。また、運転開始時及び不在モードから在室モードへの移行時、送風装置16の運転は上記の間欠運転を行う場合より高能力で運転する。
本実施の形態において図6及び図7及び図8の脱臭装置の制御の流れを示すフローチャートに従い、詳細な制御動作を説明する。
図6において、ステップ(以下STと表示する)1で各フラグ及びタイマーの初期設定を行ない、ST2で使用者が運転スイッチをONしたかの判定を行ない、運転スイッチONの場合は在室運転モードに移行し、運転スイッチがONしていない場合は、ST3で吸気切替手段にて(イ)の位置に移動し、ST4で送風装置に停止信号を出力した後、ST2の先頭に戻る。
図7において、在室運転モードスタート後、ST5でN=0及びF=0とし、ST6でNの値が0か否かの判定を行ない、N=0の場合つまり、運転スイッチを入れた直後及び不在モードからの移行直後は、ST7で吸気切替手段にて(ア)の位置に移動し、ST8で送風装置を高速運転する信号を出力した後、ST9にて3分経過するかの判定を行なう。ST9では3分経過するまではST7の先頭に戻り、ST6でN=0でない場合かST9で3分経過した場合はST10に移行する。
ST10〜ST12は在室運転モード中の脱臭運転処理を示し、ST10で吸気切替手段にて(ア)の位置に移動し、ST8で送風装置を低速運転する信号を出力した後、ST12にて2分経過するかの判定を行なう。ST12では2分経過するまではST10の先頭に戻り、2分経過した場合はST13に移行する。
ST13〜ST15は在室運転モード中のリフレッシュ運転処理を示し、ST13で吸気切替手段にて(イ)の位置に移動し、ST14で送風装置を低速運転する信号を出力した後、ST15にて16分経過するかの判定を行なう。ST15では16分経過するまではST13の先頭に戻り、16分経過した場合はST16に移行する。
ST16〜ST20は在室運転モード中の送風装置停止処理を示し、ST16で吸気切替手段にて(イ)の位置に移動し、ST17で送風装置に停止信号を出力した後、ST18で人体検知手段が人を検知した信号を出しているか否かの判定を行ない、人の検知有りの場合はST19でFに1を入れた後、ST20にて12分経過するかの判定を行なう。ST12では12分経過するまではST16の先頭に戻り、12分経過した場合はST21に移行する。
ST21で在室運転モード中の送風装置停止処理の中で人体検知手段が人を検知したか否かの判定を行ないF=0つまり人検知がない場合は不在運転モードに移行し、F=0でない場合つまり人の検知がある場合はST22でNの値の中にNの前値に1を足した値を入れた後、ST6の先頭に戻る。
図8において、不在運転モードスタート後、ST23〜ST26は不在運転モード中の脱臭運転処理を示し、ST23で吸気切替手段にて(ア)の位置に移動し、ST24で送風装置を低速運転する信号を出力した後、ST25で人体検知手段が人を検知した場合は即、在室運転モードへ移行し、人の検知がない場合のみST26で4分経過するかの判定を行なう。ST26の時間設定4分は在室運転モードの運転時間2分より長く設定し、ST26では4分経過するまではST23の先頭に戻り、4分経過した場合はST27に移行する。
ST27〜ST30は不在運転モード中のリフレッシュ運転処理を示し、ST27で吸気切替手段にて(イ)の位置に移動し、ST28で送風装置を低速運転する信号を出力した後、ST29で人体検知手段が人を検知した場合は即、在室運転モードへ移行し、人の検知がない場合のみST30で20分経過するかの判定を行なう。ST30の時間設定20分は在室運転モードの運転時間16分より長く設定し、ST30では20分経過するまではST27の先頭に戻り、20分経過した場合はST31に移行する。
ST31〜ST34は不在運転モード中の送風装置停止処理を示し、ST31で吸気切替手段にて(イ)の位置に移動し、ST32で送風装置に停止信号を出力した後、ST33で人体検知手段が人を検知した場合は即、在室運転モードへ移行し、人の検知がない場合のみST34で36分経過するかの判定を行なう。ST34の時間設定36分は在室運転モードの運転時間12分より長く設定し、ST30では36分経過するまではST31の先頭に戻り、36分経過した場合はST23の先頭に戻る。
図9は本実施の形態における脱臭装置の人体検知手段の出力電圧特性を示すグラフであり、(a)はアナログ電圧出力タイプで(b)はデジタル電圧出力タイプである。
(a)については、人体検知手段からの検知距離により出力電圧がリニアに変化し、制御手段にて検知距離を決めておき、その検知距離に値する電圧値より高いか低いかで人体の有り及び無しを判定する。(b)については人体検知手段からの検知距離が0〜50mmのときは電圧レベルHiを50mm以上のときは電圧レベルLoを出力し、人体の有り及び無しを判定する。(a)は検知距離にて電圧が異なるため、脱臭装置の前に物が置かれた場合等の誤検知防止にも用いることが可能であり、本実施の形態においては(a)または(b)のいずれかを用いて人体の検知判定を行なう。
以上のように、本実施の形態においては運転モードを人体検知手段の出力信号により、在室モードと不在モードに分け、各モードの運転時間をそれぞれ設定することにより、通常の設置状態では臭気が室内へ拡散することを継続的に防止することができ、しかも、時間の長い通常の設置状態では間欠運転を行うため、電気代の削減ができ、また送風装置の耐久性も延ばすことができる。
また、不在運転モードから在室運転モードへの移行直後は送風装置の運転を通常運転処理の回転速度より高能力で運転することで、人が脱臭装置の前に立ったとき、ごみ箱に溜まった臭気を感じないで作業ができる。
また、臭気触媒の活性化を自動的に実施しているため長時間に亘り臭気触媒の能力を維持することができ、またそのための手間も省ける。
また、本発明の脱臭装置は屋外に排気を行うダクトが不要のため、設置場所の制約を受けることがなく、室内の何処にでも設置可能なものである。
なお、本実施の形態においては、脱臭媒体を活性化する外気吸気による運転を通常運転モードにおける毎回の間欠運転時に実施しているが、脱臭触媒の性能や使用時間、また臭気の度合等にあわせて回数を変化させたり、または、通常運転モードでは実施せずに一定の運転時間が経過した後に専用の運転モードで実施することでも、同様な効果を発揮することができる。
なお、本実施の形態においては、図4のように吸気切替手段15にて吸気部を外気吸気口9と臭気吸気口13とを切り替えて実施しているが、図5のように吸気切替手段15を廃止し、臭気吸気口13を直接脱臭媒体14を介して送風装置16と連通させて実施することもでき、同様な効果を発揮することができる。
なお、本実施の形態においては脱臭の対象物をごみとしたがこれに限るものではなく、漬け物や履き物などの強い臭気を発するものに対しても、効果的に使用することができるものである。
以上のように、本発明にかかる脱臭装置は、脱臭媒体は脱臭作用に使用される毎に必ず活性化されるため、脱臭媒体は長期間に亘り脱臭機能を維持することが可能となるので、家庭用に限らず、医療用、産業用の脱臭装置などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における脱臭装置の設置状態の正面図 本発明の実施の形態1における脱臭装置の縦断面図 本発明の実施の形態1における脱臭装置の横断面図 本発明の実施の形態1における脱臭装置の構成要素の空気連通と電気的な接続を示すブロック図 本発明の実施の形態1における別の脱臭装置における構成要素の空気連通と電気的な接続を示すブロック図 本発明の実施の形態1における脱臭装置の運転開始動作フローチャート 本発明の実施の形態1における脱臭装置の在室モード運転動作フローチャート 本発明の実施の形態1における脱臭装置の不在モード運転動作フローチャート (a)本発明の実施の形態1における脱臭装置の人体検知手段のアナログタイプの出力電圧特性を示すグラフ(b)同デジタルタイプの出力電圧特性を示すグラフ 従来の脱臭装置の断面図
符号の説明
7 脱臭装置
9 外気吸気口
10 排気口
11 人体検知手段
13 臭気吸気口
14 脱臭媒体
15 吸気切替手段
16 送風装置
17 制御手段

Claims (7)

  1. 臭気吸気口と、脱臭媒体と、送風装置と、排気口と、制御手段と、人体検知手段とを備え、臭気吸気口を送風装置の吸気側に配置し、臭気吸気口から排気口へ至る経路の途中に脱臭媒体を設置し、送風装置により臭気吸気口から排気口に至る空気流を形成してなる風路を備え、送風装置及び人体検知手段と電気的に接続した制御手段で制御する脱臭装置において、人体検知手段が人間の在室か不在を検知し、在室のときに運転する在室運転モードと不在のときに運転する不在運転モードの2つの運転モードを切り替えることを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  2. 臭気吸気口と、外気吸気口と、吸気切替手段と、脱臭媒体と、送風装置と、排気口と、制御手段と、人体検知手段とを備え、臭気吸気口と外気吸気口は吸気切替手段の上流側に配置し、吸気切替手段から排気口へ至る経路の途中に脱臭媒体を設置し、送風装置により臭気吸気口もしくは外気吸気口から排気口に至る空気流を形成してなる風路を備え、送風装置及び吸気切替手段及び人体検知手段と電気的に接続した制御手段で制御する脱臭装置において、人体検知手段が人間の在室か不在を検知し、在室のときに運転する在室運転モードと不在のときに運転する不在運転モードの2つの運転モードを切り替えることを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  3. 前記在室運転モードは送風装置を間欠的に運転させ、前記不在運転モードは送風装置の運転時間及び停止時間を在室運転モードより長く設定して送風装置を間欠的に運転させる構成の請求項1または2記載の脱臭装置の制御方法。
  4. 前記送風装置は送風能力の切替機能を備え、前記在室運転モード及び前記不在運転モード中の送風装置は低能力で運転し、不在運転モードから在室運転モードに切り替わるときのみ送風装置を一時的に高能力で運転する構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱臭装置の制御方法。
  5. 前記在室運転モード及び前記不在運転モードの少なくとも一方の運転モード中に吸気切替手段を外気吸気口側に切り替えて送風装置を作動させるリフレッシュ運転処理を設けた請求項2〜4のいずれか1項に記載の脱臭装置の制御方法。
  6. 前記リフレッシュ運転処理時間と在室運転モードまたは不在運転モードの送風装置の運転時間との比率を自由に設定可能な請求項5記載の脱臭装置の制御方法。
  7. 前記リフレッシュ運転処理時間は在室運転モードまたは不在運転モードの送風装置の運転時間の等倍以上とする請求項5記載の脱臭装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2443729A (en) * 2006-11-07 2008-05-14 Reckitt Benckiser Spraying device comprising motion sensor
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CN106136620A (zh) * 2016-07-31 2016-11-23 合肥柏隆科技发展有限公司 一种具有连动式踢脚板的橱柜

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