JP2006081666A - 給茶システム - Google Patents

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勝宏 淺野
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Abstract

【課題】風味や成分の異なるお茶を選択的に容易に抽出できる給茶システムを提供する。
【解決手段】水を電気分解してアルカリ性電解水及び酸性電解水を生成する電解水生成装置2と、電解水生成装置2から注出された水を加熱してお茶を抽出する給茶機3と、電解水生成装置2及び給茶機3を連結する配管部4とを備えている。配管部4は、アルカリ性電解水が流通する配管4aと、酸性電解水が流通する配管4bとを備えている。配管4a,4bにはそれぞれ、三方弁5,6が設けられ、三方弁5,6には、排水管7,8がそれぞれ設けられている。給茶機3及び電解水生成装置2にはそれぞれ、水種の選択を行う水種切替スイッチ18,19が設けられ、選択された水種を表示する表示部15,17が設けられている。水種切替スイッチ18,19の操作に連動して、三方弁5,6が作動され、給茶機3に選択された水種が注出される。
【選択図】図1

Description

この発明は、給茶システムに関する。
近年、お茶の機能性に注目が集まり、様々な健康茶が販売されている。特に、緑茶中の成分であるカテキンが注目されており、カテキンを高濃度含有した緑茶が販売されている。また、現在では、セルフサービスで、誰でも簡単にお茶を飲むことができる給茶機が普及しており、その給茶機でカテキンを高濃度含有したお茶を抽出して飲みたいという要望が高くなっている。特許文献1には、供給される水をアルカリ性電解水と酸性電解水とに電気分解し、アルカリ性電解水を用いてお茶を抽出する自動給茶装置が開示されている。アルカリ性電解水を用いることによって、風味がよく口当たりのいい緑茶を抽出することができる。
特開平11−332749号公報
しかしながら、緑茶に関する最近の研究によれば、アルカリ性電解水よりも酸性電解水を用いて緑茶を抽出するほうが、カテキン濃度が高くなるということが明らかになったものの、特許文献1に開示される給茶機では、酸性電解水は、給湯経路の清掃に用いられるのみであった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、風味や成分の異なるお茶を選択的に容易に抽出できる給茶システムを提供することを目的とする。
この発明に係る給茶システムは、水を電気分解してアルカリ性電解水と酸性電解水とを生成する電解水生成装置と、アルカリ性電解水または酸性電解水のうちのいずれか一方を、電解水生成装置から注出させる切替手段と、電解水生成装置から注出されたアルカリ性電解水または酸性電解水を加熱してお湯にし、このお湯によりお茶を抽出する給茶機と、アルカリ性電解水または酸性電解水を選択する少なくとも1つの水種切替スイッチと、電解水生成装置に設けられ、切替スイッチの操作によって選択された水種を表示させる電解水表示部と、給茶機に設けられ、切替スイッチの操作によって選択された水種を表示させる給茶表示部と、水種切替スイッチの操作に連動して、選択された水種が電解水生成装置から注出されるように切替手段を作動させると共に、電解水表示部及び給茶表示部に、選択された水種を表示させる制御部とを備える。
給茶機は、電解水生成装置から注出されるアルカリ性電解水または酸性電解水を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクに設けられ、貯湯タンク内の電解水を排水する排水手段と
を備え、制御部は、水種切替スイッチが操作された後、水種切替スイッチの操作に連動して、切替手段を作動させる前に、排水手段を作動させて貯湯タンク内の電解水を排水するようにしてもよい。
この発明によれば、電解水生成装置と給茶機とを接続し、少なくとも1つの水種切替スイッチによって、電解水生成装置から注出される水種及び給茶機で用いられる水種を選択できるようし、電解水表示部及び給茶表示部によってその水種が分かるようにしたので、風味や成分の異なるお茶を選択的に容易に抽出できる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に示されるように、この実施の形態1に係る給茶システム1は、水道等の給水源から供給された水を電気分解してアルカリ性電解水及び酸性電解水を生成する電解水生成装置2と、電解水生成装置2から供給されたアルカリ性電解水または酸性電解水を加熱して、これによりお茶を抽出する給茶機3と、電解水生成装置2及び給茶機3を連結する配管部4とを備えている。
配管部4は、アルカリ性電解水が流通する配管4aと、酸性電解水が流通する配管4bとを備え、給茶機3の直前で合流して1本の配管4cとなり、給茶機3に接続されている。配管4cには、電磁弁4dが設けられており、電磁弁4dの上流直近で分離できるようになっている。配管4cを電磁弁4dの上流直近から分離することによって、電解水生成装置2と給茶機3とを分離することができるようになっている。
配管4a,4bにはそれぞれ、三方弁5,6が設けられ、三方弁5,6には、アルカリ性電解水または酸性電解水を外部に排水する排水管7,8がそれぞれ設けられている。ここで、三方弁5,6及び排水管7,8は、切替手段を構成する。
給茶機3内部には、配管4cと連通する貯湯タンク9と、貯湯タンク9内の水を加熱するヒータ10と、お茶を抽出する抽出部11と、貯湯タンク9及び抽出部11を連通し電磁弁12aを有する給水管12と、貯湯タンク9と連通し貯湯タンク9内のお湯を外部へ排水する排水管13と、警告音を発するブザー21とが設けられている。排水管13には、手動開閉弁14が設けられている。
給茶機3の側面の抽出部11の上方には、給茶表示部である表示部15が設けられている。その下方には、アルカリ性電解水及び酸性電解水のうち、どちらの水を用いたお茶を抽出したいかを選択する水種切替スイッチ18が設けられている。図2に示されるように、表示部15には、アルカリ性電解水及び酸性電解水のうち、どちらの水を用いてお茶が抽出されるのかを表示するランプ15a,15bが設けられている。また、表示部15には抽出スイッチ16が設けられている。
一方、電解水生成装置2の側面には、電解水表示部である表示部17が設けられている。その下方には、アルカリ性電解水及び酸性電解水のうち、どちらの水を用いたお茶を抽出したいかを選択する水種切替スイッチ19が設けられている。図3に示されるように、表示部17には、アルカリ性電解水及び酸性電解水のうち、どちらの水を給茶機3に供給するのかを表示するランプ17a,17bが設けられている。
また、電解水生成装置2及び給茶機3にはそれぞれ、制御装置23,24が設けられている。制御装置23には、電磁弁4d,12a、表示部15、抽出スイッチ16、水種切替スイッチ18、及びブザー21が電気的に接続されている。制御装置24には、三方弁5,6、表示部17、及び水種切替スイッチ19が電気的に接続されている。また、制御装置23,24は、互いに電気的に接続されている。制御装置23,24間の電気的な接続は分離可能となっており、電解水生成装置2と給茶機3とを分離する際には、この接続を切断する。ここで、制御装置23,24は制御部を構成する。
次に、この実施の形態1に係る給茶システムの動作を説明する。
図1に示されるように、図示しない給水源から電解水生成装置2に供給された水は電気分解されて、アルカリ性電解水と酸性電解水とが生成される。ここで、ユーザーがカテキンを高濃度含有したお茶を飲みたいために、水種切替スイッチ18,19を同時に操作して酸性電解水を選択すると、制御装置24は、三方弁5を作動させて配管4a及び排水管7を連通させ、三方弁6を作動させて配管4b及び配管4cを連通させる。これにより、電解水生成装置2から注出された酸性電解水は、配管4b,4cを通って貯湯タンク9内に貯溜され、ヒータ10によって適温に加熱されてお湯となる。一方、電解水生成装置2から注出されたアルカリ性電解水は、配管4a及び排水管7を通って排水される。水種切替スイッチ18,19が操作されると、制御装置23,24はそれぞれ、表示部15,17の酸性電解水を表すランプ15b,17cを点灯させる。
ユーザーがお茶を抽出するために抽出スイッチ16を押すと、制御装置23は電磁弁12aが開く。これにより、貯湯タンク9内のお湯が給水管12を通って、抽出部11にてお茶を抽出する。貯湯タンク9内のお湯は酸性電解水であるため、抽出されたお茶には、高濃度のカテキンが含有されている。
次に、ユーザーが、風味がよく口当たりのいいお茶を飲みたいために、水種切替スイッチ18,19を同時に操作してアルカリ性電解水を選択する。この際、ユーザーは手動開閉弁14を開いて、貯湯タンク9内のお湯を排水管13を介して排水させる。また、水種切替スイッチ18,19が操作されると、制御装置24は、三方弁5を作動させて配管4a及び配管4cを連通させ、三方弁6を作動させて配管4b及び排水管8を連通させる。
電解水生成装置2から注出されたアルカリ性電解水は、配管4a,4cを通って貯湯タンク9内に貯溜され、ヒータ10によって適温に加熱されてお湯となる。一方、電解水生成装置2から注出された酸性電解水は、配管4b及び排水管8を通って排水される。水種切替スイッチ18,19の操作により、制御装置23,24はそれぞれ、表示部15,17のランプ15b、17bを消し、アルカリ性電解水を表すランプ15a,17aを点灯させる。この後のお茶の抽出は、酸性電解水を用いる場合と同様の操作で行われる。
ここで、水種切替スイッチ18,19のうち一方しか切り替えないで、電解水生成装置2及び給茶機3それぞれにおける水種の設定が異なる場合には、制御装置23が電磁弁4dを閉じることにより、貯湯タンク9への給水を行わないようにする。さらに、制御装置23はブザー21を鳴らせ、ユーザーに、水種の切り替え操作が不適切であることを知らせる。
また、電解水生成装置2と給茶機3とを分離し、それぞれを単独で使用することができる。電解水生成装置2と給茶機3とを分離するためには、配管4cを電磁弁4dの上流直近から分離する。さらに、制御装置23,24間の電気的接続(配線)を切断する。
給茶機3を単独で使用する場合には、例えば、電磁弁4dを水道と連結させることによって、水道水のお茶を提供することができる。尚、水道水を使用する場合には、ユーザーに誤解を与えないために、表示部15の上から水道水を使用していることを知らせるためのラベルを貼り付けることが好ましい。
このように、電解水生成装置2と給茶機3とを接続し、水種切替スイッチ18,19によって、電解水生成装置2で生成される水種及び給茶機3で用いられる水種を選択できるようし、水種切替スイッチ18,19の切替操作によって、表示部15,17の表示が切り替わるようにしたので、風味や成分の異なるお茶を選択的に容易に抽出できる。
また、電解水生成装置2と給茶機3とを分離可能にし、それぞれに表示部15,17を備えたので、それぞれを組み合わせて使用するだけではなく、単独で使用することもでき、使用形態のバリエーションを増やすことができる。さらに、アルカリ性電解水及び酸性電解水用の2つの貯溜タンクを設ける必要がないので、給茶システム1全体をコンパクトにすることができる。
また、水種の切り替えには、2つの水種切替スイッチ18,19を同時に操作するようにしたので、誤操作による水種間違いを防ぐことができる。
尚、この実施の形態1では、水種切替スイッチ18,19を給茶機3及び電解水生成装置2の側面に設けたが、これに限定されるものではない。これらを、通常は操作しない場所に設けることにより、誤操作による水種間違いを防ぐことができる。また、水種切替スイッチ18,19をロック付の切替スイッチにすることによっても、誤操作を防ぐことができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る給茶システムを説明する。尚、以下の実施の形態において、図1〜3の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態2に係る給茶システムは、実施の形態1に対して、冷水によるお茶の抽出を可能にするために、電解水生成装置2から注出された電解水を冷却する冷水タンクを設けたものである。また、水種切替スイッチを1つにし、この1つの水種切替スイッチの操作により、電解水生成装置2及び給茶機3の両方における水種の設定を可能にしたものである。また、水種切替スイッチの操作に連動して、貯湯タンク9内のお湯を自動的に排水するようにしたものである。また、後述するように、この実施の形態2に係る給茶システムでは、誤操作による水種間違いが起こることはないので、誤操作があったことを知らせるブザー21をなくしたものである。尚、冷水を用いて茶葉からお茶を抽出することは困難であるため、抽出部11には、粉末状のお茶で冷たいお茶を提供できるようにすることが好ましい。
図4に示されるように、この実施の形態2に係る給茶システム30は、電解水生成装置2から注出された電解水を冷却する冷水タンク31が、給茶機3内に設けられている。電解水生成装置2から注出された電解水を、貯湯タンク9及び冷水タンク31の両方へ供給することができるように、配管4cは2つの配管4c1,4c2に分岐しており、それぞれが貯湯タンク9及び冷水タンク31に接続されている。また、配管4c1,4c2にはそれぞれ、電磁弁38,39が設けられている。さらに、配管4c1,4c2のそれぞれは、電磁弁38,39の上流直近で分離可能になっている。配管4c1,4c2のそれぞれを、電磁弁38,39の上流直近から分離することによって、電解水生成装置2と給茶機3とを分離することができるようになっている。
また、冷水タンク31には、電磁弁37aを備えた給水管37が設けられており、冷水タンク31内の冷水を抽出部11に注出するようになっている。
さらに、貯湯タンク9内のお湯を排水するための排水管13には、電磁弁22が設けられている。また、冷水タンク31にも、冷水タンク31内の冷水を排水するための排水管32が設けられており、排水管32は、電磁弁22の上流側において排水管13と合流している。
給茶機3の側面の抽出部11の上方には、給茶表示部である表示部33が設けられている。図5に示されるように、表示部33には、アルカリ性電解水及び酸性電解水のうち、どちらの水を用いてお茶が抽出されるのかを表示するランプ33a,33bが設けられている。また、表示部15には、抽出スイッチ34が設けられており、抽出スイッチ34は、温水を抽出部11に注出させる温水ボタン34aと冷水を抽出部11に注出させる冷水ボタン34bとを備えている。
一方、電解水生成装置2の側面には、電解水表示部である表示部35が設けられている。図6に示されるように、表示部35には、アルカリ性電解水及び酸性電解水のうち、どちらの水を給茶機3に供給するのかを表示するランプ35a,35bが設けられている。また、表示部35には、どちらの水を給茶機3に供給するのかを選択する水種切替スイッチ36が設けられている。
制御装置23には、電磁弁12a,22,37a,38,39、表示部33、及び抽出スイッチ34が電気的に接続されている。制御装置24には、三方弁5,6、表示部35、及び水種切替スイッチ36が電気的に接続されている。また、制御装置23,24は、互いに電気的に接続されている。制御装置23,24間の電気的な接続は分離可能となっており、電解水生成装置2と給茶機3とを分離する際には、この接続を切断する。
以上に説明した以外の構成については、実施の形態1と同様である。
次に、この実施の形態2に係る給茶システムの動作を説明する。
ユーザーがカテキンを高濃度含有したお茶を飲みたいために、水種切替スイッチ36を操作して酸性電解水を選択すると、制御装置24は、三方弁5を作動させて配管4a及び排水管7を連通させ、三方弁6を作動させて配管4b及び配管4cを連通させる。これにより、電解水生成装置2から注出された酸性電解水は、配管4b,4cを通って貯湯タンク9及び冷水タンク31内に貯溜される。貯湯タンク9内の酸性電解水は、ヒータ10によって適温に加熱されてお湯となり、冷水タンク31内の酸性電解水は、図示しない冷却器によって冷水となる。一方、電解水生成装置2から注出されたアルカリ性電解水は、配管4a及び排水管7を通って排水される。
ユーザーが熱いお茶を望む場合には、抽出スイッチ34の温水ボタン34aを押す。すると、制御装置23は電磁弁12aを開き、これにより、貯湯タンク9内のお湯が給水管12を通って、抽出部11にて熱いお茶を抽出する。一方、ユーザーが冷たいお茶を望む場合には、抽出スイッチ34のボタン34bを押す。すると、制御装置23は電磁弁37aを開き、これにより、冷水タンク31内の冷水が給水管37を通って、抽出部11にて冷たいお茶を抽出する。
次に、ユーザーが、風味がよく口当たりのいいお茶を飲みたいために、水種切替スイッチ36を操作してアルカリ性電解水を選択すると、制御装置24は、三方弁5を作動させて配管4a及び配管4cを連通させ、三方弁6を作動させて配管4b及び排水管8を連通させる。これにより、電解水生成装置2から注出される電解水がアルカリ性電解水に変更される。
一方、制御装置23は、電磁弁22を開き、貯湯タンク9内のお湯及び冷水タンク31内の冷水をそれぞれ、排水管13,32を介して外部に排水させる。この際、制御装置23は電磁弁38,39を閉じ、電解水生成装置2から注出されるアルカリ性電解水の給茶機3への供給を遮断させる。貯湯タンク9内のお湯及び冷水タンク31内の冷水は、自然落差によって排水されるため、貯湯タンク9及び冷水タンク31のそれぞれが最大貯溜量のときに排水に要する時間を計算することができる。制御装置23に、この時間を予め設定しておき、制御装置23は、電磁弁22を開いた後、設定された時間が経過したら電磁弁22を閉じるようにしておくことができる。また、制御装置23が電磁弁22を閉じる少し前に、制御装置23が電磁弁38,39を開くことによって、貯湯タンク9及び冷水タンク31の底部に残っている酸性電解水を確実になくすことができる。
この後、電解水生成装置2から注出されたアルカリ性電解水は、貯湯タンク9及び冷水タンク31内に貯溜される。貯湯タンク9内のアルカリ性電解水は、ヒータ10によって適温に加熱されてお湯となり、冷水タンク31内のアルカリ性電解水は、図示しない冷却器によって冷水となる。この後のお茶の抽出は、酸性電解水を用いる場合と同様の操作で行われる。
ここで、一定時間お茶の抽出が行われないと、貯湯タンク9内のお湯及び冷水タンク31内の冷水のpHが変化して、中性になってしまう。このため、この一定時間を、制御装置23に設定しておき、一定時間の間にお茶の抽出が行われない場合には、制御装置23は電磁弁22を開いて貯湯タンク9内のお湯及び冷水タンク31内の冷水を一定量排水させる。排水後は、水種切替時と同様の操作で、排水前と同じ水種の電解水が、貯湯タンク9及び冷水タンク31内に供給される。
また、給茶システム30も、給茶システム1と同様に、電解水生成装置2と給茶機3とを分離し、それぞれを単独で使用することができる。電解水生成装置2と給茶機3とを分離するためには、配管4c1,4c2のそれぞれを、電磁弁38,39の上流直近から分離する。さらに、制御装置23,24間の電気的接続(配線)を切断する。給茶機3を単独で使用する方法は、実施の形態1と同様である。
このように、1つの水種切替スイッチ36によって、給茶機3における水種の設定だけでなく、電解水生成装置2における水種の設定についても連動して行うようにしたので、誤操作をなくすことができる。
また、水種切替スイッチ36の操作によって、電磁弁22の開閉を自動で行うようにしたので、水種の切替作業を確実に簡単に行うことができる。
尚、この実施の形態2では、水種切替スイッチ36を電解水生成装置2に設けたが、この形態に限定されるものではない。水種切替スイッチ36を給茶機3に設けても、電解水生成装置2と給茶機3とにおける水種の設定を連動して行うようにすれば、同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態1及び2では、配管部4と三方弁5,6及び排水管7,8を備える切替手段とを、電解水生成装置2と給茶機3との間に設けたが、この形態に限定されるものではない。配管部4を電解水生成装置2の一部として電解水生成装置2内に備え、電解水生成装置2と給茶機3とを隣接するように接続するようすることによって、給茶システム30を、よりコンパクトにすることができる。
この発明の実施の形態1に係る給茶システムの構成を示す概念図である。 この実施の形態1に係る給茶表示部の形状を示す平面図である。 この実施の形態1に係る電解水表示部の形状を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係る給茶システムの構成を示す概念図である。 この実施の形態2に係る給茶表示部の形状を示す平面図である。 この実施の形態2に係る電解水表示部の形状を示す平面図である。
符号の説明
1,30 給茶システム、2 電解水生成装置、3 給茶機、5,6 三方弁(切替手段)、7,8 排水管(切替手段)、9 貯湯タンク、13,32 排水管(排水手段)、15,33 表示部(給茶表示部)、17,35 表示部(電解水表示部)、18,19,36 水種切替スイッチ、23,24 制御装置(制御部)、22 電磁弁(排水手段)。

Claims (2)

  1. 水を電気分解してアルカリ性電解水と酸性電解水とを生成する電解水生成装置と、
    前記アルカリ性電解水または前記酸性電解水のうちのいずれか一方を、前記電解水生成装置から注出させる切替手段と、
    前記電解水生成装置から注出された前記アルカリ性電解水または前記酸性電解水を加熱してお湯にし、このお湯によりお茶を抽出する給茶機と、
    前記アルカリ性電解水または前記酸性電解水を選択する少なくとも1つの水種切替スイッチと、
    前記電解水生成装置に設けられ、前記切替スイッチの操作によって選択された水種を表示させる電解水表示部と、
    前記給茶機に設けられ、前記切替スイッチの操作によって選択された水種を表示させる給茶表示部と、
    前記水種切替スイッチの操作に連動して、選択された水種が前記電解水生成装置から注出されるように前記切替手段を作動させると共に、前記電解水表示部及び前記給茶表示部に、前記選択された水種を表示させる制御部と
    を備える給茶システム。
  2. 前記給茶機は、
    前記電解水生成装置から注出される前記アルカリ性電解水または前記酸性電解水を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクに設けられ、前記貯湯タンク内の前記電解水を排水する排水手段と
    を備え、
    前記制御部は、前記水種切替スイッチが操作された後、前記水種切替スイッチの操作に連動して、前記切替手段を作動させる前に、前記排水手段を作動させて前記貯湯タンク内の前記電解水を排水することを特徴とする請求項1に記載の給茶システム。
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