JP2006081122A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像素子又はその光学系にゴミが付着しても、ゴミによる撮像画像への影響を抑制可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】 ゴミ検出用撮像画像から、撮像素子及びその光学系に存在するゴミに対応する画素位置を検出しておく。通常の撮像によって得られた通常撮像画像について、個々の画素データがゴミに対応する画素位置のデータであるかどうか調べ(S44)、ゴミに対応する画素位置のデータに対しては補正処理を行う(S45)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えばCCDやCMOS等の撮像素子を用いて撮像する撮像装置及びその制御方法に関するものである。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなど、CCD等の撮像素子を用い、画像をデータとして記録する撮像装置が数多く市場に出回るようになってきている。デジタルカメラでは、従来記録媒体として使用していた感光フィルムが不要になり、これに代わって半導体メモリカードやハードディスク装置等のデータ記録媒体にデータ化された画像を記録する。これらのデータ記憶媒体はフィルムと違って何度でも書き込み、消去が可能であるので、消耗品に掛かる経費が少なくてすみ大変便利である。
通常、デジタルカメラには、撮影画像を随時表示可能なLCDモニター装置と、着脱可能な大容量記憶装置が搭載されている。
これらの2つの装置を備えたデジタルカメラを利用すると、従来、消耗品として使用してきた記録媒体であるフィルムが不要になるばかりでなく、撮影した画像をLCDモニター装置に表示してその場で直ちに確認できる。従って、満足の得られない画像データはその場で消去したり、また必要に応じて再撮影したりすることが撮影現場でも可能となり、フィルムを用いる銀塩写真と比較すると、写真撮影の効率が飛躍的に高まったと言える。
このような利便性と、撮像素子の高画素化などの技術革新により、デジタルカメラの利用範囲は拡大しており、近年では一眼レフ方式などレンズ交換が可能なデジタルカメラも多くなってきている。
特開2003−344953号公報
しかしながら、デジタルカメラには、撮像素子、または撮像素子に固定された撮像素子保護ガラス、光学フィルター等の表面上や光学系(以下、まとめて撮像素子光学系部品という)にゴミ、ほこり(以下総称して「ゴミ」と略称する)が付着すると、ゴミによって光が遮られ、その部分が撮影されないなど、撮影した画像の品質が低下するという問題があった。
デジタルカメラに限らず、銀塩フィルムを用いるカメラにおいても、フィルム上にゴミが存在すると写り込んでしまう問題はあるが、フィルムの場合は1コマ毎にフィルムが移動するため、全てのコマに同様のゴミが写り込むことは大変希である。
しかし、デジタルカメラの撮像素子は移動せず、共通した撮像素子で撮影を行うため、撮像素子光学系部品に1度ゴミが付着すると、多くのコマ(撮影画像)に同様のゴミが写り込んでしまう。特にレンズ交換式のデジタルカメラにおいては、レンズの交換時に、ゴミが付着しやすいという問題がある。
したがって、撮影者は撮像素子光学系部品へのゴミの付着に常時気を使わなければならず、ゴミのチェックや清掃に多くの労力を費やしていた。特に撮像素子は、カメラ内部の比較的奥まったところに配置されているため、清掃やゴミの確認は容易ではない。また、清掃したつもりで逆にゴミを付着させてしまう場合もある。
さらに、レンズ交換式のデジタルカメラでは、レンズ着脱によりゴミの侵入が容易であるばかりでなく、レンズ交換式デジタルカメラの多くは、撮像素子の直前にフォーカルプレーンシャッターを配置しており、撮像素子光学系部品上にゴミが付着し易い。
フィルムスキャナなどの画像読取装置においては、読み取った画像から原稿台上のゴミやフィルム原稿上のゴミを検出し、補正を行うことが知られている(例えば特許文献1参照)。しかし、この種の画像読取装置における撮像素子が置かれている環境は、デジタルカメラのそれとは大きく異なる。また、原稿上のゴミ検出に主眼が置かれており、撮像素子上のゴミ検出については考慮されていない。
レンズ交換式デジタルカメラでは、機構上撮像素子光学系部品上にゴミが付着しやすいため、付着したゴミの検出や、検出したゴミをどのように処理し、これらゴミの影響のない画像を撮影するかが大きな課題である。すなわち、ゴミを処理せずに放置すれば直接画像にゴミが移りこむし、逆にゴミ位置の誤検出や過度のゴミ処理により不必要な部分にゴミ補正を行うことは画像の劣化につながる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、撮像素子や、撮像素子に固定された保護ガラス、フィルターにゴミが付着しても、撮影画像への影響を抑制することが可能な撮像装置その制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的は、撮像素子を用いて撮像を行う撮像装置であって、ゴミ検出用画像を撮像したゴミ検出用撮像画像から、撮像素子及びその光学系に存在するゴミに対応する画素位置を検出するゴミ位置検出手段と、通常の撮像によって得られた通常撮像画像を構成する画素データのうち、ゴミに対応する画素位置のデータに対し、補正処理を行う補正手段とを有することを特徴とする撮像装置によって達成される。
また、上述の目的は、撮像素子を用いて撮像を行う撮像装置の制御方法であって、ゴミ検出用画像を撮像したゴミ検出用撮像画像から、撮像素子及びその光学系に存在するゴミに対応する画素位置を検出するゴミ位置検出ステップと、通常の撮像によって得られた通常撮像画像を構成する画素データのうち、ゴミに対応する画素位置のデータに対し、補正処理を行う補正ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法によっても達成される。
このような構成により、本発明によれば、撮像素子や、撮像素子に固定された保護ガラス、フィルターにゴミが付着しても、撮影画像への影響を抑制することができる。
●(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのレンズ交換式デジタルカメラの回路構成例を示すブロック図である。同図において、マイクロコンピュータ402は、撮像素子の一例であるCCD418が出力する画像データの処理や、LCDモニター装置417の表示制御をはじめ、カメラ全体の動作を制御する。
スイッチ(SW1)405は、レリーズボタン114(図2参照)の半押し状態でオン(ON)し、スイッチ(SW1)405がオンすると本デジタルカメラは撮影準備状態になる。スイッチ(SW2)406はレリーズボタン114が最後まで押された状態(全押し状態)でオン(ON)し、スイッチ(SW2)406がオンすると本デジタルカメラは撮影動作を開始する。
レンズ制御回路407は、撮影レンズ200(図3参照)との通信及びAF(オートフォーカス)時の撮影レンズ200の駆動や絞り羽根の駆動の制御を行う。
また図1において、外部表示制御回路408は、外部表示装置(OLC)409や、ファインダー内の表示装置(不図示)の制御を行う。スイッチセンス回路410は、カメラに設けられた電子ダイヤル411(図2、115)を含む多数のスイッチ類の信号をマイクロコンピューター402に伝える。
ストロボ発光調光制御回路412は、X接点412aを介して接地されており、外部ストロボの制御を行う。測距回路413は、AF(オートフォーカス)のための被写体に対するディフォーカス量を検出する。測光回路414は、被写体の輝度を測定する。
シャッター制御回路415はシャッターの制御を行い、CCD418に対して適正な露光を行う。LCDモニター装置417とバックライト照明装置416は画像表示装置を構成している。記憶装置419は例えばハードディスクドライブ、半導体メモリカードリーダライタ等である。
また、マイクロコンピュータ402には、A/Dコンバータ423,画像バッファメモリ424,DSPなどからなる画像処理回路425,CCD内の所定画素そのものに欠陥があることを記憶している画素欠陥位置メモリ426,ゴミによる画像不良を起こしているCCD418内の画素位置を記憶しているゴミ位置メモリ427が接続されている。なお、画素欠陥位置メモリ426及びゴミ位置メモリ427は不揮発性メモリを用いることが好ましい。また、画素欠陥位置メモリ426とゴミ位置メモリ427は、同一メモリ空間の異なるアドレス領域を用いても良い。
図2は、本実施形態に係るデジタルカメラの外観例を示す斜視図、図3は図2の構成を有するデジタルカメラの垂直断面図である。
図において、カメラ本体100の上部には、ファインダー観察用の接眼窓111、AE(自動露出)ロックボタン112、AF(オートフォーカス)の測距点選択ボタン113、撮影操作をするためのレリーズボタン114、電子ダイヤル115及び撮影モード選択ダイアル117及び外部表示装置409が設けられている。電子ダイヤル115は、他の操作ボタンと併用して、カメラに数値を入力したり、撮影モードを切り換えたりするための多機能信号入力装置である。また、外部表示装置409は、液晶表示装置から構成され、シャッタースピード、絞り、撮影モードなどの撮影条件や、他の情報を表示する。
また、カメラ本体100の背面には、撮影された画像や各種設定画面などを表示するLCD(液晶表示器)モニター装置417、LCDモニター装置417をオン/オフするためのモニタースイッチ121、十字配置スイッチ116及びメニューボタン124が設けられている。
十字配置スイッチ116は、上下左右に配された4つのボタンと、中央に配されたSETボタンを有し、ユーザがLCDモニター装置417に表示されるメニュー項目などの選択や実行をカメラに指示するために用いられる。
メニューボタン124は、LCDモニター装置417にカメラの各種設定を行うためのメニュー画面を表示させるためのボタンである。例えば、撮影モードを選択、設定する時は、このメニューボタン124を押した後、十字配置スイッチ116の上下左右のボタンを操作して希望のモードを選択し、希望のモードが選択された状態でSETボタンを押すことにより設定が完了する。このメニューボタン124と十字配置スイッチ116は、後述するゴミモードの設定や、ゴミモードの際の表示モードの設定及び識別マークの設定にも使用される。
本実施形態のLCDモニター装置417は透過型であるため、LCDモニター装置の駆動だけでは、画像を視認することはできず、必ずその裏面には図3に示すようにバックライト照明装置416が必要である。上述のように、LCDモニター装置417とバックライト照明装置416は画像表示装置を構成している。
図3に示すように、撮像光学系の撮影レンズ200は、カメラ本体100に対して、本体マウント202を介して交換可能である。図3において、201は撮影光軸、203はクイックリターンミラーである。
クイックリターンミラー203は、撮影光路中に配置され、撮影レンズ200からの被写体光をファインダー光学系に導く位置(図3に示す位置。斜設位置という)と撮影光路外に退避する位置(退避位置という)との間で移動可能である。
図3において、ピント板204は、クイックリターンミラー203からファインダー光学系に導かれる被写体光を結像する。205はファインダーの視認性を向上させるためのコンデンサーレンズ、206はペンタゴナルダハプリズムであり、ピント板204及びコンデンサーレンズ205を通った被写体光をファインダー観察用の接眼レンズ208及び測光センサ207に導く。
209,210はそれぞれシャッターを構成する後幕と先幕で、これら後幕209,先幕210の開放によって、後方に配置されている固体撮像素子であるCCD418に必要な露光を与える。CCD418によって画素毎の電気信号に変換された撮影画像は、A/Dコンバータ423や画像処理回路425などによって処理され、画像データとして外部記憶装置に記録される。
CCD418はプリント基板211に保持されている。このプリント基板211の後方には、もう1枚のプリント基板である表示基板215が配置される。この表示基板215の反対側の面にLCD(液晶表示器)モニター装置417及びバックライト照明装置416が配置されている。
419は画像データを記録する外部記憶装置、217は電池(携帯用電源)である。この外部記憶装置419及び電池217は着脱可能である。
(ゴミ検出処理)
図5は、本実施形態に係るデジタルカメラにおけるゴミ検出処理(ゴミによって画像不良が生じている画素位置の検出処理)を説明するフローチャートである。当該処理はマイクロコンピュータ402が図示しない不揮発性メモリに記憶されたゴミ検出処理プログラムを実行することにより実施される。
ゴミ検出処理は、ゴミ検出用画像を撮像することにより行われる。先ず、ゴミ検出処理を行う場合、面光源装置の出射面などの均一輝度面にレンズ200の撮影光軸201を向けてカメラを設置するか、レンズ200にゴミ検出用のライトユニット(レンズ前に装着する小型の面光源装置)を装着し、ゴミ検出の準備をおこなう。
本実施形態では、通常の撮影レンズを用いた場合について説明するが、レンズマウントに取り付け、絞りユニットを通して均一な輝度で撮像素子を照明する装置などを取り付けてゴミ検出をおこなってもよい。このように、本実施形態においてゴミ検出用画像は、均一な輝度を有する画像である。
準備が終了した後、例えば十字スイッチ116からゴミ検出処理の開始が指示されると、マイクロコンピュータ402は、まず絞りの設定を行う。CCD418近傍のゴミはレンズの絞り値により結像状態が変わるため、複数の絞り値でゴミ検出を行う必要がある。まず絞り値1(CCD上に配置される、保護用のガラスや光学フィルターの厚み(ゴミの付着場所とCCDとの距離)に応じた所定の絞り値が設定される。ここではたとえばF8)を設定する(ステップS22)。
次にマイクロコンピュータ402はレンズ制御回路407に対し、撮影レンズ200の絞りバネ制御を行わせ、ステップS22で設定された“絞り値1”(またはステップS32で設定された“絞り値2”)に絞りを設定する(ステップS23)。処理開始時はステップS22で設定された絞りとなる。
撮影レンズの絞りが設定されると、ゴミ検出モードでの撮影を実行する(ステップS24)。ステップS24で行う撮像処理ルーチンの詳細に関しては図4を用いて後で説明する。撮影された画像データはバッファメモリ424に格納される。
撮影が終了するとマイクロコンピュータ402はレンズ制御回路407を制御し、撮影レンズ200の絞りを開放値に設定させる(ステップS25)。
次いで、画像処理回路425に、画像バッファメモリ424に記憶されている撮影画像の各画素の位置に対応するデータを順次呼び出す(ステップS26)。画像処理回路425は、呼び出された画素データの値と予め設定されたスレッショルドレベルとを比較する(ステップS27)。CCD418にゴミが付着すると、ゴミの付着位置に該当する画素に入射する光量が減少するので、個々の画素データを設定されたスレッショルドレベルと比較することで、画像不良が生じている画素を検出することができる。なお、ゴミ位置検出処理時にカメラ本体内に外光が入射すると、不良が生じている画素から得られるデータがスレッショルドレベルより高くなる場合が有るので、外光が入り込まないようにしなければならない。さらに、撮影が均一輝度面であることが期待できない場合は単に輝度のスレッショルドレベルではなく近傍の画素出力との差などを併用して判断しても良い。
読み出した画素データの値がスレッショルドレベルより低い場合、予め画素欠陥位置メモリに記憶されている製造時からの不良画素(画素欠陥)の位置と、読み出した画素データの位置とを較べて、画素欠陥であるかどうかを確認する(ステップS28)。そして、画素欠陥によるものではないと判断された場合にのみ、ゴミ位置メモリ427に当該画素の位置を登録する(ステップS29)。
ここで、ステップS22で設定した絞り値1を用いて検出したゴミ位置データをゴミ補正データ1とする。
その後、全ての画素について同様の判定処理(ステップS26〜ステップS29)を行い、全ての画素に対して処理を行ったら(ステップS30)、検出すべき絞り値全てについてゴミ検出処理を行ったかどうかを判断する(ステップS31)。未処理の絞り値があれば、ステップS32へ分岐する。
ゴミは通常CCD418の表面にではなく、保護用のガラスや光学フィルター上に付着しているため、撮影レンズの絞り値により結像状態が異なる。すなわち、絞りが開放値に近いとぼやけてしまい、小さいゴミが付着していたとしてもほとんど影響がなくなるが、逆に絞り値が大きくなるとはっきり結像し画像に影響してしまう。このため、複数の絞り値でゴミ位置検出を行い、絞り値に応じたゴミ補正データで撮影画像の補正を行わないと、撮影画像に適した補正が行えない。
つまり、大きな絞り値(すなわち小絞りで深度が深い)で撮影した画像に基づいて求めたゴミ補正データを開放に近い絞り値で撮影した画像に用いると小さな絞り値(すなわち開放側で深度が浅い)で撮影した場合に影響のない部分にまで、不要な補正処理を行ってしまうことになる。逆に、開放に近い絞り値で撮影した画像に基づいて求めたゴミ補正データを用いると、大きな絞り値で撮影した画像データに写りこんでしまうゴミに対するゴミ補正データがなく、必要な補正処理がなされないことになる。このように、ゴミ補正データを生成した絞り値と撮影時の絞り値とが異なる場合、ゴミの影響がない部分に過度に補正を行ったり、逆にゴミがあるのに補正されないということが発生してしまう。
そこで次に、別の絞り値(絞り値2、たとえばF22)を設定し(ステップS32)、ステップS23に戻って再度画像の撮影を行い、ゴミ検出処理を行う。(絞り値2で検出したゴミ補正データをゴミ補正データ2とする)
ステップS23からステップS31までを実行し、複数の絞り値に対するゴミ位置データを全て検出できたらこのルーチンを終了する。このフローチャートでは2種類の絞りに対してゴミ検出を行ったがもっと多くの絞り数値に対してゴミ検出を行えばより正確にゴミ補正データを作成することが出来、そのデータを用いてより正確にゴミを補正を行うことが出来ることはいうまでもない。
(撮像処理ルーチン)
次に、図4に示すフローチャートを用いて、図5のS24で行われる撮像処理ルーチンの詳細について説明する。当該処理はマイクロコンピュータ402が図示しない不揮発性メモリに記憶された撮像処理プログラムを実行することにより実施される。
この撮像処理ルーチンが実行されると、ステップS201で、マイクロコンピュータ402は、図3に示すクイックリターンミラー203を作動させ、いわゆるミラーアップを行い、撮影光路外にクイックリターンミラーを退避させる。
次に、ステップS202でCCD418での電荷蓄積が開始され、次のステップS203では、シャッターの先幕210(図3参照)、後幕209(図3参照)がそれぞれ走行して露光が行われる。そして、ステップS204でCCD418(図3参照)の電荷蓄積が終了され、次のステップS205で、CCD418から画像信号を読み出し、A/Dコンバータ423及び画像処理回路425で処理した画像データを、バッファメモリ424に一時記憶する。
次のステップS206でCCD418から全ての画像信号の読み出しが終了すると、ステップS207でクイックリターンミラー(図3の203で示す)を、いわゆるミラーダウンさせ、クイックリターンミラーが被写体光をファインダー光学系に導く位置(斜設位置)に戻り、一連の撮像動作が終了する。
(ゴミ補正処理)
次に、本実施形態に係るデジタルカメラにおける、通常撮影時のゴミ補正処理(通常撮影画像のゴミ補正処理)について説明する。当該処理はマイクロコンピュータ402が図示しない不揮発性メモリに記憶されたゴミ処理動作プログラムを実行することにより実施される。
まず、撮影に先立ち、前述したゴミ補正データ1、2がゴミ位置メモリ427に格納されているものとする。そして、撮影者が、撮影モードダイアル117、メニュースイッチ124、電子ダイアル115などを用い所望の撮影準備動作を済ませた後、レリーズボタン114を半押し状態(スイッチ(SW1)405がオンする状態)まで押し込み、撮影を開始したものとする。
まず、マイクロコンピュータ402は、測距回路413とレンズ駆動回路407とにより、オートフォーカス制御を行い、レンズ200を合焦位置に制御する。また同時に、測光回路414を用いて測光動作を行い、設定されている撮影モードに従い制御するTV値と絞り値を決定する。これらが終了すると、図4の撮像処理ルーチンを実行し撮像動作を行う。ここで画像がバッファメモリ424に一時記憶された後、ゴミ補正処理を行う。
図6は、本実施形態に係るデジタルカメラにおける、通常撮影時のゴミ補正処理について説明するフローチャートである。
先ず、ゴミ補正処理を行うにあたり、撮影時に用いた絞り値から、ゴミ位置メモリ427に格納された複数のゴミ補正データのうち、使用すべきゴミ補正データを決定する。具体的には、撮影時の絞り値がゴミ補正データ2の検出に用いた絞り値2(ここではF22)と同じか、小絞り(絞り値が大きい)かどうかを判定し(ステップS36)、同じ又は小絞りであればステップS37へ分岐し、絞り値2に対するゴミ位置データ2を用いることを決定する。一方、絞り値2より開放側(小さな絞り値)であれば、ステップS38へ進む。
ステップS38では、撮影時の絞り値がゴミ補正データ1の検出に用いた絞り値1(ここではF8)と同じか、小絞り(絞り値が大きい)かどうかを判定し、同じか小絞りであればステップS39へ分岐し、絞り値1に対するゴミ補正データ1を用いることを決定する。一方、ステップS38において、撮影時の絞り値が絞り値1より開放側(小さな絞り値)であればステップS40へ進み、ゴミ補正処理は行わずに、CCD製造時の画素欠陥だけを補正することを設定する。
なお、本実施形態においてはゴミ補正データを2種類としているため、ゴミ補正処理に用いるゴミ補正データを決定する処理(ステップS36〜S39)が2段階の判定であったが、3種類以上のゴミ補正データが用意されている場合には、個々のゴミ補正データに対応する絞り値と撮影時の絞り値とを同様に比較し、撮影時の絞り値よりも大きく、かつ撮影時の絞り値に最も近い絞り値で検出されたゴミ補正データを用いるように決定すればよい。
ステップS36〜S40の処理により、ゴミ補正処理に用いるゴミ補正データが決定されると、マイクロコンピュータ402は、画像バッファメモリ424から各画素のデータを順次読み出し(ステップS42)、画素欠陥補正を開始する。読み出した画素データの画素のアドレスと画素欠陥位置メモリ426に登録されている画素のアドレスとを比較し、欠陥画素に対応する画素データであるかどうか確認する(ステップS43)。
欠陥画素に対応する画素データでない場合、ステップS44へ進み、読み出した画素データの画素アドレスとゴミ補正データに登録されている画素アドレスとを比較し、ゴミ検出された画素に対応する画素データであるかどうか確認する。なお、ステップS40でゴミ補正処理を行わないことが設定されている場合、ゴミ補正データに画素アドレスはないとして処理を行うので、ステップS44からステップS45に分岐することはない。
ステップS43又はステップS44において、読み出した画素データの画素アドレスが、欠陥画素又はゴミ検出された画素のアドレスに該当した場合には、ステップS45において、画像処理回路425により、読み出した画素データの補正処理を行う。ここでの補正処理としては様々な方法が考えられるが、本実施形態においては周囲の正常な画素データの値を用いて補間するものとする。
このように、本実施形態では、マイクロコンピュータ402、画像処理回路425、バッファメモリ424によりステップS45の画素補正処理が行われ、これらがゴミ補正処理手段を形成する。なお、ゴミ補正データは絞り値毎に作成されているため、補間される画素アドレスは撮影時の絞り値に応じて変化する。補正処理を行った画素データは、バッファメモリ424において上書きされる。
その後全ての画素データを読み出したか確認し(ステップS46)、読み出していない画素データがある場合には、ステップS42に戻って未処理の画素データについて上述した処理を行う。そして、ステップS46において、全ての画素を読み出したと判断されると、1枚分の画像データ全ての補間処理を終えたこととなるので、バッファメモリ424に格納されている画像データに対して画像処理回路425により圧縮等の画像処理を行い(ステップS47)、記録装置へ書き込みを行い、ゴミ補正処理(及び撮影処理)が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、複数の絞り値を用いてゴミ検出処理を行い、個々の絞り値に対応した複数のゴミ補正データを記憶し、その中から撮影時の絞り値に応じて最適なゴミ補正データを用いて撮影画像を補正している。このことにより、ゴミ検出時に用いた絞りと撮影時の絞りとが大きく異なる場合に生じる、不必要にゴミ補正を行って画像を過度に修正してしまったり、また、必要なゴミ補正処理が行われずにゴミが目立つ画像になってしまうといった問題を起こすことなく、適切なゴミ補正処理を行うことが可能である。
●(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラについて説明する。なお、本実施形態に係るデジタルカメラの基本的な構成は、上述した第1の実施形態に係るデジタルカメラと同一でよいため、構成に関する説明は省略し、本実施形態に係るゴミ検出処理及びゴミ補正処理について説明する。
(ゴミ検出処理)
図7は、本実施形態に係るデジタルカメラにおけるゴミ検出処理(ゴミによって画像不良が生じている画素位置の検出処理)を説明するフローチャートである。なお、図7において、第1の実施形態において説明した図5と同様の処理を行うステップには同じステップ番号を付加し、重複する説明は省略する。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ゴミ検出処理の準備を行う(例えば面光源装置の出射面などの均一輝度面にレンズ200の撮影光軸201を向けてカメラを設置する)。
準備が終了した後、例えば十字スイッチ116からゴミ検出処理の開始が指示されると、マイクロコンピュータ402は、まずISO値で表される感度(CCD418の読み出しゲイン)の設定を行う。まずISO値(ISO値1、たとえばISO400)を設定する(ステップS22i)。
次に、設定したISO値に応じたゴミ検出レベル(スレッショルドレベル1)を設定する。CCD418自身のノイズはISO値により異なるため、複数の感度条件でゴミ検出のスレッショルドレベルを変えゴミ検出を行う必要がある(ステップS22j)。
ステップS23〜ステップS31までの動作は図5と同様であるため、要点だけを述べる。
次に撮影レンズを絞り込む(ステップS23)。なお、ここでの絞り値はゴミが検出できる十分大きな絞り値(小絞り)に予め定めた値を用いる。
図4で説明した撮像処理ルーチンで撮影を行う(ステップS24)。
絞りを開放値にさせる(ステップS25)。
次いで、画像バッファメモリ424に記憶されている各画素の位置に対応するデータを順次呼び出す(ステップS26)。呼び出された画像データの値は、撮影したISO感度(最初はステップS22iで設定されている)に応じたスレッショルドレベル(最初はステップS22jで設定されている。)と比較する(ステップS27)。ゴミとCCD418のノイズとを区別するため、ISO感度に毎に異なるスレッショルドレベルと比較することで、ゴミによる画像不良が生じている画素を検出することができる。
読み出した画素データの値がスレッショルドレベルより低い場合、予め画素欠陥位置メモリに記憶されている製造時からの不良画素(画素欠陥)の位置と、読み出した画素データの位置とを較べて、画素欠陥であるかどうかを確認する(ステップS28)。そして、画素欠陥によるものではないと判断された場合にのみ、ゴミ位置メモリ427に当該画素の位置を登録する(ステップS29)。
ここで、ステップS22で設定したスレッショルドレベル1を用いて検出したゴミ位置データをゴミ補正データ1とする。
その後、全ての画素について読み出したかを確認する(ステップS30)。
全画素の読み出しが終了していないと判断された場合、再びステップS26に戻り、次の位置の画素データを読み出す。全画素の読み出しが終了したと判断されると、検出すべきISO感度全てに対してゴミ検出処理を行ったかどうかを判断する(ステップS31)終了していなければ、ステップS32iへ分岐する。
ISO値が高い(感度が高い)とノイズが多く、ゴミ位置の画素を周辺の画素を使って補正してしまうと逆に画質を悪くしてしまう可能性がある、このため撮影したISO感度に応じたゴミ検出レベルを設け、ISO感度が低くノイズが少ないときはゴミを厳密に検出し、逆にISO感度が高い場合はノイズに埋もれてしまうようなゴミはあえて検出しないようにする。
そこで次に、別のISO値(ISO値2、たとえばISO=1600)を設定し(ステップS32i)、またそれに応じたゴミ検出レベル(スレッショルドレベル2)を設定する。(ステップS32j)
ステップS23に戻って再度画像の撮影を行いゴミ検出する。(ISO値2で検出したゴミ補正データをゴミ補正データ2とする)
ステップS23〜ステップS31までを実行し、複数のISO値に対するゴミ位置データを全て検出できたらこのルーチンを終了する。このフローチャートでは2種類のISO値に対してゴミ検出を行ったがもっと多くのISO値に対してゴミ検出を行えばより正確にゴミ補正データを作成することが出来、そのデータを用いてより正確にゴミを補正を行うことが出来ることはいうまでもない。
(ゴミ補正処理)
次に、本実施形態に係るデジタルカメラにおける、撮影時のゴミ補正処理について説明する。当該処理はマイクロコンピュータ402が図示しない不揮発性メモリに記憶されたゴミ処理動作プログラムを実行することにより実施される。
まず、撮影に先立ち、前述したゴミ補正データ1、2がゴミ位置メモリ427に格納されているものとする。そして、撮影者が、撮影モードダイアル117、メニュースイッチ124、電子ダイアル115などを用い所望の撮影準備動作を済ませた後、レリーズボタン114を半押し状態(スイッチ(SW1)405がオンする状態)まで押し込み、撮影を開始したものとする。
まず、マイクロコンピュータ402は、測距回路413とレンズ駆動回路407とにより、オートフォーカス制御を行い、レンズ200を合焦位置に制御する。また同時に、測光回路414を用いて測光動作を行い、設定されている撮影モードに従い制御するTV値と絞り値を決定する。これらが終了すると、図4の撮像処理ルーチンを実行し撮像動作を行う。ここで画像がバッファメモリ424に一時記憶された後、ゴミ補正処理を行う。
図8は、本実施形態に係るデジタルカメラにおける、撮影時のゴミ補正処理について説明するフローチャートである。なお、図8において、第1の実施形態において説明した図6と同様の処理を行うステップには同じステップ番号を付加し、重複する説明は省略する。
先ず、ゴミ補正処理を行うにあたり、撮影時に用いたISO値から、ゴミ位置メモリ427に格納された複数のゴミ補正データのうち、使用すべきゴミ補正データを決定する。具体的には、撮影時のISO値と所定値(ISO値1とISO値2の間の値)とを比較する(S38i)。
撮影時のISO値が所定値より大きければ(高感度ならば)ステップS39iへ分岐し、ISO値2に対するゴミ位置データ(ゴミ補正データ2)で補正することを設定する。撮影時のISO値が所定値以下ならステップS40iへ進みゴミ補正データ1を設定する。(ステップS40i)。
本実施形態においても第1の実施形態と同様、ゴミ補正データを2種類としているため、ゴミ補正処理に用いるゴミ補正データを決定する処理(ステップS38i〜S40i)が2段階の判定であったが、3種類以上のゴミ補正データが用意されている場合には、比較する所定値を複数用い、撮影時のISO値に近いISO値で検出されたゴミ補正データを用いるように決定すればよい。
ステップS38i、ステップS39i、ステップS40iにより、どのゴミ補正データでゴミ補正処理を行うかが設定されたら、各画素のデータを順次読み出し画素欠陥補正を開始する。(ステップS42)
以下、第1の実施形態と同様にして画像補正処理を行う(ステップS43〜S45)。なお、ゴミ補正データはISO値毎に作成されているため、補間される画素アドレスは撮影時のISO値に応じて変化する。補正処理を行った画素データは、バッファメモリ424において上書きされる。
その後全ての画素データを読み出したか確認し(ステップS46)、読み出していない画素データがある場合には、ステップS42に戻って未処理の画素データについて上述した処理を行う。そして、ステップS46において、全ての画素を読み出したと判断されると、1枚分の画像データ全ての補間処理を終えたこととなるので、バッファメモリ424に格納されている画像データに対して画像処理回路425により圧縮等の画像処理を行い(ステップS47)、記録装置へ書き込みを行い、ゴミ補正処理(及び撮影処理)が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、複数のISO値を用いてゴミ検出処理を行い、個々のISO値に対応した複数のゴミ補正データを記憶し、その中から撮影時のISO値に応じて最適なゴミ補正データを用いて撮影画像を補正している。このことにより、高ISO値で撮影した際にCCDノイズを誤ってゴミとして検出してしまったり、また、低ISO値で撮影した際にゴミを検出できなかったりすることを防ぐことが出来る。
(他の実施形態)
なお、第1の実施形態と第2の実施形態を組み合わせることも可能である。この場合、ISO値と絞り値の複数の組合せに対してゴミ検出処理を行い、組合せ毎にゴミ補正データを求める。そして、ゴミ補正処理において用いるゴミ補正データは、撮影時の絞り値とISO値の組合せに最も近い組合せで検出したデータを用いて行えばよい。
また、上述の実施形態では、デジタルカメラに本発明を適用した場合のみを説明したが、デジタルビデオカメラにおける静止画撮像時において同様の処理を行うことも可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るレンズ交換式撮像装置の一例としての一眼レフデジタルカメラの回路構成例を示すブロック図である。 実施形態に係るデジタルカメラの外観例を示す斜視図である。 実施形態に係るデジタルカメラの内部構造を示す垂直断面図である。 図5のステップS24で行われる撮像処理ルーチンの詳細を説明するフローチャートである。 第1の実施形態に係るデジタルカメラにおけるゴミ検出処理を説明するフローチャートである。 第1の実施形態に係るデジタルカメラにおけるゴミ補正処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係るデジタルカメラにおけるゴミ検出処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係るデジタルカメラにおけるゴミ補正処理を説明するフローチャートである。

Claims (7)

  1. 撮像素子を用いて撮像を行う撮像装置であって、
    ゴミ検出用画像を撮像したゴミ検出用撮像画像から、前記撮像素子及びその光学系に存在するゴミに対応する画素位置を検出するゴミ位置検出手段と、
    通常の撮像によって得られた通常撮像画像を構成する画素データのうち、前記ゴミに対応する画素位置のデータに対し、補正処理を行う補正手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ゴミ位置検出手段が、異なる撮像条件で撮像した複数のゴミ検出用撮像画像の各々に対して前記ゴミに対応する画素位置を検出し、複数のゴミ補正データとして記憶するとともに、
    前記補正手段が、前記通常撮像画像を撮像した際に用いられた撮像条件に基づいて前記複数のゴミ補正データの中の1つを選択し、選択された前記ゴミ補正データが表す前記ゴミに対応する画素位置のデータに対して前記補正処理を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記ゴミ位置検出手段が用いる撮像条件と、前記補正手段が用いる撮像条件とが絞り値及びISO値の少なくとも一方であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. さらに、前記撮像素子の製造時における欠陥画素の位置を表す情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記補正手段が、前記欠陥画素の位置に対応せず、かつ前記ゴミに対応する画素位置にある画素データに対して前記補正処理を行うことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記補正処理が、前記ゴミに対応する画素位置のデータを、周囲の正常な画素データを用いて補間する処理であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. レンズ交換式デジタルカメラであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮像素子を用いて撮像を行う撮像装置の制御方法であって、
    ゴミ検出用画像を撮像したゴミ検出用撮像画像から、前記撮像素子及びその光学系に存在するゴミに対応する画素位置を検出するゴミ位置検出ステップと、
    通常の撮像によって得られた通常撮像画像を構成する画素データのうち、前記ゴミに対応する画素位置のデータに対し、補正処理を行う補正ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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