JP2002237992A - レンズ交換式電子スチルカメラ - Google Patents

レンズ交換式電子スチルカメラ

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JP2002237992A
JP2002237992A JP2001033706A JP2001033706A JP2002237992A JP 2002237992 A JP2002237992 A JP 2002237992A JP 2001033706 A JP2001033706 A JP 2001033706A JP 2001033706 A JP2001033706 A JP 2001033706A JP 2002237992 A JP2002237992 A JP 2002237992A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像部にゴミが付着したまま撮影しても黒点
等の出現しない画像を得る。 【解決手段】 撮像方式としてゴミ補正モードを設け
る。鏡胴11の先端に拡散キャップ14を装着し、絞り
13を無限遠に調整した状態で測光素子35で測光す
る。複数の領域に分割された測光素子35の各領域で検
出される輝度値が略一様になると、メインミラー30を
跳ね上げ、シャッタ38を全開してCCD36を露光す
る。相対的に低輝度の画素信号を検出したフォトダイオ
ードの位置を補正データとして設定する。ゴミ補正モー
ドではCCD36から出力された画像信号に対し、補正
データに基づいてニアレストネイバー法、バイリニア
法、バイキュービック法等により補正処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD等の撮像素
子を用いて被写体像のデジタル画像を検出する電子スチ
ルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影の目的に応じた様々な交換レ
ンズを装着可能なレンズ交換式カメラが知られている。
このようなカメラにおいて、レンズ交換の際にカメラボ
ディ内にゴミが入り、撮影動作を繰り返し行っているう
ちにシャッタを通過して、シャッタの後方に配置される
撮像部に付着する場合がある。ゴミが付着したままの撮
像部で撮影を行うと、ゴミが黒点等として写り込み、画
質が低下するので、このゴミを除去するクリーニングが
必要であった。
【0003】レンズ交換式の電子スチルカメラも同様で
あり、撮像部にゴミが付着した場合はクリーニングが必
要であるが、電子スチルカメラには一般に、撮像素子
(CCD)の受光面側にはモアレ縞発生防止のために光
学ローパスフィルタが設けられている。この光学ローパ
スフィルタは通常、水晶から形成されるので、傷つきや
すくゴミの除去が困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は以上の問題
点を解決するものであり、光学ローパスフィルタに付着
したゴミが写り込むことなく、撮影可能なレンズ交換式
の電子スチルカメラを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレンズ交換式電
子スチルカメラは、カメラボディに装着された撮影レン
ズを通過する被写体からの光を受光し、受光した光の輝
度値に対応した画素信号を出力する複数のフォトダイオ
ードを有する撮像部と、被写体からの光を受光し、輝度
値を検出する輝度値検出手段と、輝度値検出手段によっ
て検出された輝度値に基づいて、各フォトダイオードに
実質的に同一の輝度値の光が入射する輝度均一状態にな
るように報知する報知手段と、輝度均一状態において、
各フォトダイオードから出力された画素信号のうち、相
対的に低輝度値に対応した前記画素信号に対して補正処
理を施す補正処理手段とを有することを特徴とする。
【0006】好ましくは、撮影レンズと撮像部との光路
上において進退可能に配置される偏向手段と、偏向手段
により偏向される光路中であって、撮像部のフォトダイ
オードの受光面と光学的に等価な位置に配置される焦点
板とを有し、輝度値検出手段は、焦点板上の異なる領域
ごとに輝度値を検出可能な複数の領域を有するととも
に、報知手段は、各領域で検出された輝度値に基づい
て、輝度均一状態になるようなカメラの姿勢方向を報知
する。
【0007】好ましくは、撮影レンズの受光面側を覆う
ように装着可能であり、入射した光を拡散して出射する
拡散キャップをさらに備え、輝度値検出手段が、拡散キ
ャップを透過することにより拡散された光に対して輝度
値を検出する。
【0008】好ましくは、撮影レンズを光軸方向に沿っ
て移動させることにより合焦させる焦点調整手段を備
え、輝度値検出手段が、撮影レンズを無限遠に合焦させ
た状態において輝度値を検出する。
【0009】例えば、輝度値検出手段が、被写体からの
光に対する撮像部の適正露出値を算出する露出算出手段
を兼ねる。
【0010】例えば、補正処理手段が、相対的に低輝度
値に対応した画素信号を、輝度均一状態におけるフォト
ダイオードに入射した実質的に同一輝度値で検出された
画素信号に置き換えるニアレストネイバー法、バイリニ
ア法、バイキュービック法などにより補正する。
【0011】好ましくは、報知手段は、方向表示を表示
する表示部を有し、輝度値検出手段の検出結果に基づい
て、輝度均一状態になるようなカメラのパン方向対応し
た方向表示を表示部に表示させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は本実施形態を適用した電子スチルカ
メラの斜視図である。
【0014】電子スチルカメラ100はレンズ交換式の
カメラであり、カメラボディ20には交換レンズ10が
着脱自在に装着される。カメラボディ20の上面の中央
にはファインダ部20Fが設けられる。ファインダ部2
0Fの側方には測光動作の開始、および撮影動作の開始
に連動するレリーズボタン21と、後述する撮影モード
の設定に用いられるモード設定ダイヤル22が配設され
る。モード設定ダイヤル22では通常撮影モードと、ゴ
ミ補正モードとの2つの撮影モードが選択可能である。
【0015】図2は電子スチルカメラ100の背面を示
す図である。カメラボディ20の背面には、撮影された
静止画像を表示する液晶表示パネル24が設けられる。
またこの液晶表示パネル24には、ゴミ補正モード選択
時において、ユーザに対して電子スチルカメラ100を
パンさせるべき方向を報知するパン方向表示も表示され
る。ファインダ20Fは接眼レンズ25を有し、交換レ
ンズ10を通過した被写体像が接眼レンズ25を介して
観察される。液晶表示パネル24の側方には、ゴミ補正
モード選択時において使用する補正開始ボタン23が設
けられる。
【0016】図3は本実施形態を適用したカメラの断面
を模式的に示す図である。交換レンズ10の鏡胴11内
には撮影レンズ群12が収容される。鏡胴11の先端に
は拡散キャップ14が着脱自在に装着される。拡散キャ
ップ14はレンズキャップであり、拡散キャップ14に
入射した光は拡散し、鏡胴11内に導かれる。また、拡
散キャップ14は、電子スチルカメラ100を使用しな
い時にも装着され、撮影レンズ群12の前面が傷つくこ
とを防ぐ保護キャップとしても用いられる。拡散キャッ
プ14は、被写体を撮影するときには取り外され、光は
鏡胴11内に直接、導かれる。
【0017】撮影レンズ群12は、フォーカシングレン
ズを含む複数のレンズからなり、フォーカシングレンズ
を前後移動させることにより焦点調整が行われる。撮影
レンズ群12の間には絞り13が設けられる。撮影レン
ズ群12に入射した光は、絞り13により光量調整さ
れ、カメラボディ20内に導かれる。
【0018】カメラボディ20に入射した光は、メイン
ミラー30に到達する。メインミラー30は通常、撮影
レンズ群12の光軸LPに対して略45°に傾斜して設
置される。メインミラー30は一部の光を反射し、他の
光を透過させるハーフミラーである。したがってメイン
ミラー30に到達した光のうち、一部の光は反射されて
上方のファインダ部20F方向に導かれ、他の光はメイ
ンミラー30を透過する。
【0019】メインミラー30の背面にはサブミラー3
1が一体的に設けられる。サブミラー31はメインミラ
ー30に対して略直角に固定される。メインミラー30
を透過した光はサブミラー31で全反射され、AFモジ
ュール32に導かれる。AFモジュール32は、セパレ
ータレンズ(図示せず)により2つの像を結像させる。
この2つの像の位相差から撮影レンズ群12の合焦位置
等が検出される。
【0020】メインミラー30によりファインダ部20
F方向に反射された光は焦点板33に到達し、焦点板3
3上で被写体像が結像される。この被写体像はペンタプ
リズム34に導かれて正立像に変換され、接眼レンズ2
5を介して観察される。また焦点板33上の被写体像は
ペンタプリズム34により測光素子35に導かれる。測
光素子35では被写体像の輝度値が測定され、この輝度
値に基づいて適正露出値が算出される。
【0021】メインミラー30、サブミラー31後方の
光軸LP上には撮像素子としてCCD36が設けられ
る。CCDには、受光量に応じた画素信号を出力する複
数のフォトダイオードが2次元的に配置される。CCD
36の受光面側には、モアレ縞の発生の原因となる高周
波の光成分をカットする光学ローパスフィルタ37が一
体的に設けられる。
【0022】光軸LP上におけるメインミラー30と光
学ローパスフィルタ37の間にはシャッタ38が設けら
れ、シャッタ38によりCCD36および光学ローパス
フィルタ37が遮光される。シャッタ38は先幕と後幕
から構成されるフォーカルプレーンシャッタである。
【0023】レリーズボタン21(図1参照)が全押し
されると、メインミラー30はミラー支軸部30Aを中
心として矢印X方向に跳ね上げられる。これによりメイ
ンミラー30は、光軸LP上から退避し焦点板33に平
行になるように定められる。退避したメインミラー30
により、焦点板33は撮影レンズ群12からの光から遮
断され、被写体像はファインダ部20Fから観察されな
くなる。また、レリーズボタン21の全押しに連動し
て、シャッタ38が動作する。以上により、撮影レンズ
群12を通過した光は光学ローパスフィルタ37に到達
し、光学ローパスフィルタ37により高周波数の光成分
がカットされた光がCCD36に導かれる。
【0024】図4は測光素子35の受光面を示す図であ
る。測光素子35は被写体の輝度を測定する光起電素子
である。測光素子35に受光された光は電気信号に変換
され、輝度値が検出される。この輝度値に基づいて、被
写体に対する適正露出値が算出され、シャッタスピード
値、絞り値が設定される。本実施形態では測光素子35
による測光方式として分割測光方式が採用される。すな
わち、図4に示すように測光素子35は第1〜第6領域
35A〜35Fに分割され、それぞれの領域毎に輝度値
が得られる。この分割測光方式を採用することにより、
被写体像全体の輝度値に基づいた適正露出値を得ること
ができる。
【0025】次に本実施形態で実行される撮影モードに
ついて説明する。本実施形態では、モード設定ダイヤル
22の操作により通常撮影モードとゴミ補正モードが選
択可能である。通常撮影モードでは通常の撮影動作が実
行される。すなわち、レリーズボタン21が全押しされ
ると、CCD36の各フォトダイオードでは受光量に応
じた画素信号が検出され、CCD36から被写体像の1
フレーム分の画像信号が出力され、この画像信号に対応
した静止画像がそのまま表示、記録等される。
【0026】一方、ゴミ補正モードでは、CCD36か
ら出力された画像信号の中から、ゴミが付着した部分に
対応するフォトダイオードから検出された画素信号が検
出され、この画素信号について補正処理が施される。こ
の補正処理の施された画素信号を含む、画像信号に対応
した静止画像が表示、記録等される。
【0027】ゴミ補正モードにおけるゴミが付着した部
分に対応するフォトダイオードは、輝度値の差によって
検出される。すなわち、光学ローパスフィルタ37にゴ
ミの付着した部分では、撮影レンズ群12からの光はゴ
ミにより遮られる。したがってゴミの付着した部分で
は、撮影レンズ群12からの光が到達する部分(ゴミの
付着していない部分)と比較すると、低輝度値の画素信
号が検出される。そこで、ゴミ補正モードでは、各フォ
トダイオードに略均一な輝度値の光が入射するように調
整し、この状態において相対的に低輝度値に対応する画
素信号が検出されたフォトダイオードをゴミの付着した
部分に対応するフォトダイオードであるとみなして、補
正処理の対象とする。
【0028】各フォトダイオードに略均一な輝度値の光
を受光させるために、本実施形態では測光素子35を用
いて輝度値の分布調整する。すなわち、図4に示す測光
素子35の各領域35A〜35F毎に輝度値を測定し、
領域35A〜領域35Fの全てにおいて略均一な輝度値
を検出した時にCCD36を露光させる。
【0029】ゴミ補正モードにおける輝度値の分布調整
時には、図3に示すように鏡胴11の先端に拡散キャッ
プ14が装着され、交換レンズ10に入射する光は拡散
される。また交換レンズ10に入射した光は撮影レンズ
群12の光軸に対して平行に進むようには撮影レンズ群
12の焦点調整は無限遠に設定される。これにより、拡
散キャップ14の装着された交換レンズ10には、均一
の輝度値の光が入射しやすくなる。
【0030】拡散キャップ14を介してカメラボディ2
0内に入射した光は、測光素子35の各領域35A〜3
5Fで輝度値が測定される。各領域35A〜35Fにお
いて略均一の輝度値が検出されると、メインミラー30
が跳ね上げられ、シャッタ38が動作し、CCD36が
露光される。光学ローパスフィルタ37にゴミが付着し
ていない場合、各フォトダイオードでは略同一輝度値の
画素信号が検出される。一方、光学ローパスフィルタ3
7にゴミが付着している場合、ゴミが付着した部分に対
応するフォトダイオードでは相対的に低輝度値の画素信
号が検出される。このフォトダイオードの位置が補正デ
ータとして設定される。以上のように、検出された画素
信号の輝度値を比較することによりゴミが付着した部分
に対応するフォトダイオードの位置を確認することがで
きる。
【0031】ゴミ補正モードにおける撮影時には、設定
された補正データに基づいて補正処理が実行される。す
なわち、拡散キャップ14が装着されていない状態で撮
影され、各フォトダイオードで検出された画素信号のう
ち、補正データにより指定されたフォトダイオ−ドで検
出された画素信号は補正されて画像信号が生成される。
本実施形態では、補正方式としてニアレストネイバー法
を採用し、補正の対象となる画素信号は、補正対象とな
っていない画素信号から演算される補正画素信号に置き
換えられる。
【0032】図5は電子スチルカメラ100の回路構成
を模式的に示すブロック図である。CPU(図示せず)
が設けられたシステムコントロール回路40は電子スチ
ルカメラ100全体を制御する回路であり、測光スイッ
チ41A、レリーズスイッチ41B、モード設定スイッ
チ43、補正開始スイッチ42の各回路、メインスイッ
チMが接続されている。またシステムコントロール回路
40にはDC/DCコンバータ44を介して電池45が
接続されており、システムコントロール回路40により
電池45からの電源が各回路に供給される。
【0033】レリーズボタン21の半押しに連動する測
光スイッチ41Aがオン状態に定められると測光動作お
よび合焦位置検出動作が実行される。すなわち測光素子
35で検出された被写体の輝度値に応じた輝度信号が露
出制御回路46に送られ、システムコントロール回路4
0の制御により、被写体に応じた適正露出値が算出され
る。またAFモジュール32で検出される画像信号に基
づいて、システムコントロール回路40で被写体の合焦
位置が検出され、撮影レンズ群12のフォーカスレンズ
がAF駆動機構48によって駆動される。
【0034】レリーズボタン21の全押しに連動するレ
リーズボタン41Bがオン状態に定められると、静止画
像を記録するための動作が実行される。まず、システム
コントロール回路40により絞り13が絞り駆動機構4
7を介して所定の絞り口径となるまで駆動される。次に
システムコントロール回路40から制御信号がミラー駆
動回路49へ送られ、ミラー駆動回路49によりメイン
ミラー30が光軸LP上から退避させられる。また露出
制御回路46の算出結果に基づいてシャッタ駆動回路5
0がシャッタ36を所定時間駆動する。これにより撮影
レンズ群12を通過した光は光学ローパスフィルタ3
7、CCD36に到達する。
【0035】CCD36の各フォトダイオードでは光電
変換によって受光量に応じた画素信号が発生し、発生し
た1フレーム分の画像信号は、クロックジェネレータ5
1で発生するクロック信号に基づいてCCDドライバ5
2により読み出され、アンプ回路53に送られる。アン
プ回路53では、画像信号は増幅されてA/D変換器5
4へ送られる。A/D変換器54ではアナログの画像信
号がデジタルの画像信号に変換され、信号処理回路55
に送られる。信号処理回路55ではデジタルの画像信号
に対してガンマ補正等の処理が施され、補正処理回路5
6に送られる。補正処理回路56では補正データに基づ
いて補正対象画素に対して補正処理が施される。
【0036】補正処理回路56では、後述するようにメ
モリ回路40Mに記憶された補正データに基づいて画像
信号に補正処理が施され、圧縮回路56に送られる。圧
縮回路57において画像信号は非圧縮または圧縮処理さ
れ、処理された画像信号は記録回路58において記録媒
体(図示せず)に記録される。また補正処理回路56で
補正処理が施された画像信号はシステムコントロール回
路40を介して液晶表示パネル24に送られ、画像信号
に対応した画像が表示される。
【0037】モード設定ダイヤル22においてゴミ補正
モードが選択され、かつ補正開始ボタン23が押下され
ると、補正開始スイッチ42がオン状態にされ補正デー
タの検出処理が開始される。測光素子35において検出
された輝度信号が露出制御回路46を介してシステムコ
ントロール回路40に送られる。システムコントロール
回路40では検出された輝度信号に基づいて、輝度分布
を演算する。輝度分布の演算結果に基づいて、警告音発
生回路58、液晶表示パネル24が駆動する。警告音発
生回路58はシステムコントロール回路の制御により、
後述する第1、第2の警告音を発生する。
【0038】システムコントロール回路40で輝度値の
分布が略均一であると検出されると、撮影時と同様にメ
インミラー30が跳ね上げられ、シャッタ38が全開さ
れてCCD36が露光される。CCD36から出力され
る画像信号はアンプ回路54、露出制御回路46を介し
てシステムコントロール回路40に入力される。システ
ムコントロール回路40ではこの画像信号から補正デー
タを設定し、メモリ回路40Mに一時的に格納する。
【0039】補正データはシステムコントロール回路4
0により読み出され、補正処理回路56において、補正
データに基づいて画像信号の補正処理が実行される。す
なわち補正処理の対象である画素信号を、近傍に位置す
るフォトダイオードの出力に基づいて演算された画素信
号に置き換えることにより補正処理が施される。
【0040】システムコントロール回路40に接続され
るメインスイッチMは、測光スイッチ41A、レリーズ
スイッチ41B、モード切替スイッチ42、補正開始ス
イッチ43が5秒間操作されない場合に自動的にオフ状
態に切り替えられる。メインスイッチMがオフ状態にな
ると、システムコントロール回路40の制御により液晶
表示パネル24に電源が供給されなくなる省電力状態に
切り替えられる。
【0041】なお、交換レンズ10とカメラボディ20
の装着マウント部には、絞り駆動機構47、AF駆動機
構48の連係稈(図示せず)の他に、データ通信用の接
点ピン(図示せず)が配置されており、交換レンズ10
がカメラボディ20に装着されると、これら接点ピンを
介して交換レンズ10内のメモリ(図示せず)に格納さ
れている光学情報等の授受が行なわれる。
【0042】図6は本実施形態の撮影動作のメインルー
チンを示すフローチャートである。電源スイッチ(図示
せず)がオン状態にされると、ステップS101におい
て、メインスイッチMがオン状態に定められているか否
かが判定される。メインスイッチMがオフ状態のとき
は、ステップS118にスキップし、省電力状態が維持
される。
【0043】メインスイッチMがオン状態であると判定
された場合、ステップS102において省電力状態は解
除され、液晶表示パネル24が表示される。ステップS
103において、モード設定ダイヤル22により設定さ
れているモードがシステムコントロール回路40に入力
される。
【0044】ステップS104では、選択されているモ
ードがゴミ補正モードか否かが判定される。ゴミ補正モ
ードではなく、補正処理を行わない通常撮影モードが選
択されているときはステップS105において、補正処
理実行の有無を表す補正処理動作フラグFCについて補
正処理を実行しないことを示す0に定められ、ステップ
S116の撮影動作に移行する。一方、ゴミ補正モード
であると判定されたときは、ステップS106において
補正開始スイッチ42がオン状態か否かが判定される。
すなわち以前に設定した補正データを変更するか否かが
判定される。補正開始スイッチ42がオン状態でないと
判定されたときは、ステップS116に移行し、すでに
設定されている補正データに基づいて撮像動作が実行さ
れる。
【0045】補正開始スイッチ42がオン状態であると
判定されると補正データの検出処理の動作に移行する。
ステップS107において交換レンズ10が装着されて
いるか否かが判定される。交換レンズ10が装着されて
いないと判定されたときは、ステップS108において
警告音発生回路58から第1の警告音が発生し、ユーザ
に交換レンズ10が装着されていないことが警告され
る。ステップS109において第1の警告音が発生して
から所定時間経過したか否かが判定され、所定時間経過
していない場合はステップS107に戻る。すなわち、
交換レンズ10が装着されるか、または第1の警告音が
発生してから所定時間経過するまで、ステップS107
〜S109までのループは実行される。ステップS10
9において、第1の警告音が発生してから所定時間経過
したと判定された場合は、ステップS118にスキップ
し、省電力状態に定められる。
【0046】ステップS107において交換レンズ10
が装着されていると判定された場合はステップS110
において、輝度値分布の検出処理が実行される。すなわ
ち測光素子35の各領域35A〜35Fにおいて輝度値
が検出され、輝度値分布が確認される。
【0047】ステップS111において測光素子35で
検出された輝度値分布が許容範囲内にあるか否かが判定
される。許容範囲内にない場合はステップS112にお
いて警告音発生回路58から第2の警告音が発生し、ユ
ーザに撮影レンズ群12に入射する光の輝度分布が一定
でないことが警告される。ステップS113において第
2の警告音が発生してから所定時間経過したか否かが判
定され、所定時間経過していない場合はステップS11
0に戻る。すなわち、交換レンズ10に入射する光の輝
度値分布が略同一にされるか、または第2の警告音が発
生してから所定時間経過するまで、ステップS110〜
ステップS113までのループは実行される。ステップ
S113において第2の警告音が発生してから所定時間
経過したと判定された場合はステップS118にスキッ
プし、省電力状態に定められる。
【0048】一方、ステップS111において測光素子
35で検出された輝度値分布が許容範囲内にあると判定
された場合は、ステップS114において、低輝度値に
検出された画素信号に対応するフォトダイオード、すな
わちゴミが付着している部分に対応するフォトダイオー
ドが確認され、補正データとして設定される。ステップ
S115では補正動作の有無を表す補正処理動作フラグ
FCが、補正処理動作を実行することを示す1に定めら
れる。以上により補正データの検出処理の動作は終了す
る。
【0049】ステップS116では撮影動作が実行さ
れ、静止画像が記録媒体に記録される。通常撮影モード
が設定されている場合は、撮影された画像は補正処理さ
れずに記録されるが、ゴミ補正モードが設定されている
場合は、撮影された画像は補正データに基づいて補正処
理が施されて記録される。ステップS117ではメイン
スイッチMがオフ状態に定められたか否かが判定され
る。メインスイッチMがオフ状態であると判定されると
省電力状態に定められ、メインルーチンは終了する。メ
インスイッチMがオフ状態でないと判定された場合はス
テップS103に戻る。
【0050】図7は図6のステップS110においてコ
ールされる輝度値分布検出のサブルーチンの処理手順を
示すフローチャートである。図6のステップS110に
おいて輝度値分布の検出処理がスタートすると、ステッ
プS201において測光素子35の各領域35A〜35
Fの各領域で検出された輝度値の差が許容範囲内にある
か否かを表す輝度分布フラグFDについて、許容範囲内
にないことを示す0に定められる。また後述するエラー
確認フラグFEが0に定められる。ステップS202に
おいて液晶表示パネル24に表示されるパン方向表示デ
ータがリセットされる。
【0051】ステップS203では測光素子35の中央
付近の領域である第1領域35A〜第5領域35Eで測
定された輝度値と、中央付近から離れた領域である第6
領域35Fで測定された輝度値との差が許容範囲αよも
小さいか否かが判定される。輝度値の差が許容範囲αよ
り小さいと判定されたときは、ステップS204におい
て測光素子35の中央領域である第1領域35Aで測定
された輝度値と、中央付近の領域におけるその他の各領
域35B〜35Eで測定された輝度値との差が許容範囲
βより小さいか否かが判定される。第1領域35Aとそ
の他の領域35B〜35Eとの輝度値の差がそれぞれ許
容範囲βより小さいと判定されると、ステップS230
において輝度分布フラグFDについて、輝度値の差が許
容範囲内にあることを示す1に定められ、その後図6の
メインルーチンに戻る。
【0052】ステップS203、またはステップS20
4において、輝度値の差が許容範囲α、βより小さくな
いと判定されたときは、ステップS205以降において
パン方向表示データの検出が実行される。ステップS2
05では、第4領域35Dの輝度値が第5領域35Eの
輝度値よりも大きいか否かが判定される。第4領域35
Dの輝度値の方が大きいと判定されたときはステップS
206において、電子スチルカメラ100を第4領域3
5D方向である左方向にパンさせるように、液晶表示パ
ネル24に左方向矢印が表示される。その後ステップS
211に進む。
【0053】ステップS205において第4領域35D
の輝度値が第5領域35Eの輝度値より大きくないと判
定されたときは、ステップS207において第4領域3
5Dの輝度値が第5領域の輝度値より小さいか否かが判
定される。第4領域35Dの輝度値が小さいと判定され
たときはステップS208において、電子スチルカメラ
100を第5領域35E方向である右方向にパンさせる
ように、液晶表示パネル24に右方向矢印が表示され
る。その後ステップS211に進む
【0054】ステップS207において第4領域35D
の輝度値が第5領域35Eの輝度値より小さくないと判
定されたときは、ステップS205での判定結果と合わ
せて第4領域35Dと第5領域35Eとの輝度値は同じ
であるとみなされ、ステップS209に進む。ステップ
S209では、第4領域35Dの輝度値と第5領域35
Eの輝度値が同じか否かを表すエラー確認フラグFE
が、同じ輝度値であることを示す1に定められ、その後
ステップS211に進む。
【0055】ステップS211では第2領域35Bの輝
度値が第3領域35Cの輝度値よりも大きいか否かが判
定される。第2領域35Bの輝度値の方が大きいと判定
されたときはステップS212において、電子スチルカ
メラ100を第2領域35B方向である上方向にパンさ
せるように、液晶表示パネル24に上方向矢印が表示さ
れる。その後、図6のメインルーチンに戻る。
【0056】ステップS211において第2領域35B
の輝度値が第3領域35Cの輝度値より大きくないと判
定されたときは、ステップS213において第2領域3
5Bの輝度値が第3領域35Cの輝度値より小さいか否
かが判定される。第2領域35Dの輝度値が小さいと判
定されたときはステップS214において、電子スチル
カメラ100を第3領域35C方向である下方向にパン
させるように、液晶表示パネル24に下方向矢印が表示
される。その後、図6のメインルーチンに戻る。
【0057】ステップS213において第2領域35B
の輝度値が第3領域35Cの輝度値より小さくないと判
定されたときは、ステップS211での判定結果と合わ
せて第2領域35Bの輝度値と第3領域35Cの輝度値
は同じであるとみなされ、ステップS215に進む。ス
テップS215では、エラー確認フラグFEが1に定め
られているか否かが判定される。エラー確認フラグFE
が1に定められていないとき、すなわち第4領域35D
の輝度値と第5領域35Eとの輝度値が異なるときは、
ステップS216において、液晶表示パネル24上には
上下方向の矢印は表示されずに、ステップS206また
はステップS208において設定された左または右方向
パン表示のみが表示される。その後、図6のメインルー
チンに戻る。
【0058】ステップS215において、エラー確認フ
ラグFEが1に定められていると判定されたとき、すな
わち第4領域35Dの輝度値と第5領域35Eとの輝度
値が同じであるときは、ステップS217において第2
領域35Bの輝度値が第5領域35Eの輝度値より小さ
いか否か、すなわち縦方向の領域(第2領域35Bと第
3領域35C)の輝度値が、横方向の領域(第4領域3
5Dと第5領域35E)の輝度値が比較される。第2領
域35Bの輝度値が小さいと判定されたとき、すなわ
ち、縦方向の領域の輝度値が横方向の輝度値より小さい
ときは、光源が横方向に偏っているため、ステップS2
18において電子スチルカメラ100を上方向または下
方向にパンさせるように液晶表示パネル24に、上およ
び下方向矢印が点滅表示される。
【0059】一方、ステップS217において第2領域
35Bの輝度値が小さくないと判定されたときはステッ
プS219において、第2領域35Bの輝度値が第5領
域35Eの輝度値より大きいか否か、すなわち縦方向の
領域が横方向の領域より大きいか否かが判定される。第
2領域35Bの輝度値が第5領域35Eの輝度値より大
きいと判定されたとき、すなわち縦方向の領域の輝度値
が横方向の領域の輝度値より大きいと判定されたとき
は、光源が縦方向に偏っているため、ステップS220
において電子スチルカメラ100を右方向または左方向
にパンさせるように、液晶表示パネル24に右および左
方向矢印が点滅表示される。
【0060】一方、ステップS219において第2領域
35Bの輝度値が第5領域35Eの輝度値より大きくな
いと判定されたときは、ステップS217での判定結果
と合わせて、縦方向の領域の輝度値と横方向の領域(第
2領域34Bから第5領域35E)の輝度値が全て同じ
であるとみなされる。この状態はステップS203また
はステップS204の判定結果と矛盾する。すなわち、
上述のようにステップS203において中央付近の領域
である第1領域34A〜第5領域35Eで測定された輝
度値と、中央付近から離れた領域である第6領域35F
で測定された輝度値との差が許容範囲αよりも大きいと
判定され、またはステップS204において中央領域で
ある第1領域35Aの輝度値と、その他の各領域35B
〜35Eで測定された輝度値と差が許容範囲βより大き
いと判定された場合にステップS205以降のパン方向
表示データの検出が実行される。したがって、第2領域
35B〜第5領域35Eの輝度値が同じである場合は、
中央付近からはなれた第6領域35Fだけが局所的に輝
度値が異なる状態、または中央の第1領域35Aだけが
局所的に輝度値が異なる状態と推定される。よってステ
ップS222においてパン方向表示が不可能であること
を示す上下左右方向矢印が点滅表示される。その後、図
6のメインルーチンに戻る。
【0061】図8は図6のステップS116においてコ
ールされる撮影動作のサブルーチンの処理手順を示すフ
ローチャートである。撮影動作が開始されるとステップ
S301において、測光スイッチ41Aがオン状態に定
められているか否かが判定される。測光スイッチ41A
がオン状態でないと判定されるとステップS304にス
キップする。測光スイッチ41Aがオン状態であると判
定されるとステップS302にいて、測光素子35によ
り測光動作が行われ、またAFモジュール32により合
焦位置検出動作が行われる。ステップS303では、ス
テップS302において検出された被写体の輝度値に応
じた適正露出値が検出され、シャッタスピード値、絞り
値が設定される。
【0062】ステップS304ではレリーズスイッチ4
1Bがオン状態か否かが判定される。レリーズスイッチ
41Bがオン状態でないと判定されたときは、ステップ
S301に戻る。レリーズスイッチ41Bがオン状態で
あると判定されたときはステップS305において、露
光制御が行われ、ステップS306でCCD36から画
像信号が出力される。
【0063】ステップS307において補正処理動作フ
ラグFCが1に定められているか否かが判定される。す
なわち、ゴミ補正モードか否かが判定される。補正処理
動作フラグFCが0であり通常撮影モードであると判定
されたときはステップS309にスキップする。補正処
理動作フラグFCが1でありゴミ補正モードであると判
定されたときはステップS308で補正データが読み出
され、補正処理が実行される。
【0064】ステップS309では画像信号に対して圧
縮処理等の処理が施され、ステップS310において記
録媒体に記録される。以上により撮影動作は終了し、図
6のメインルーチンに戻る。
【0065】なお、本実施形態においては、測光素子3
5よってCCD36の受光の輝度値分布を調整したが、
拡散キャップ14に入射した光をCCD36において直
接受光することにより輝度値分布を調整してもよい。す
なわち、拡散キャップ14を透過した光がCCD36に
直接入射するように、メインミラー30を光軸LP上か
ら退避させ、シャッタ38を全開させて、さらに光学ロ
ーパスフィルタ37を光軸上から退避させるように制御
する。その後CCD36の受光面全体で略同一の輝度値
が検出されたら、光学ローパスフィルタ37を介してC
CD36で光を受光する。この場合においても、光学ロ
ーパスフィルタ37のゴミが付着した部分に対応するフ
ォトダイオードからは相対的に低輝度値に対応する画素
信号が検出されるので、ゴミの付着している位置を確認
することが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば光学ロー
パスフィルタに付着したゴミが写り込むことなく、撮影
可能なレンズ交換式の電子スチルカメラを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を適用したレンズ交換式電子スチル
カメラの斜視図である。
【図2】レンズ交換式電子スチルカメラを背面からみた
図である。
【図3】レンズ交換式電子スチルカメラの断面を模式的
に示す図である。
【図4】測光素子の受光面を示す図である。
【図5】レンズ交換式電子スチルカメラの回路構成を示
すブロック図である。
【図6】撮影動作のメインルーチンを示すフローチャー
トである。
【図7】輝度値分布検出処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】撮影動作のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 交換レンズ 13 絞り 14 拡散キャップ 22 モード設定ダイヤル 23 補正開始ボタン 24 液晶表示パネル 35 測光素子 36 CCD 37 光学ローパスフィルタ 56 補正処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/18 G06T 1/00 460D 2H102 19/02 H04N 5/14 A 5B047 G06T 1/00 460 5/225 F 5C021 H04N 5/14 A 5C022 5/225 G02B 7/11 Z G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H002 DB06 DB14 2H011 AA03 BA21 CA14 CA21 DA01 2H051 AA00 AA06 BA02 DD20 EB01 FA40 GB19 2H054 AA01 2H083 BB31 2H102 AA71 5B047 AB02 BB04 BC05 BC09 CB21 DA04 DC07 5C021 PA53 PA66 PA72 RA06 RB03 XA03 YA01 5C022 AA13 AB06 AB51 AC03 AC12 AC54 AC55 AC69 AC71 AC77 CA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディに装着された撮影レンズを
    通過する被写体からの光を受光し、受光した光の輝度値
    に対応した画素信号を出力する複数のフォトダイオード
    を有する撮像部と、 前記被写体からの光を受光し、前記輝度値を検出する輝
    度値検出手段と、 前記輝度値検出手段によって検出された前記輝度値に基
    づいて、前記各フォトダイオードに実質的に同一輝度値
    の光が入射する輝度均一状態になるように報知する報知
    手段と、 前記輝度均一状態において、前記各フォトダイオードか
    ら出力された画素信号のうち、相対的に低輝度値に対応
    した前記画素信号に対して補正処理を施す補正処理手段
    とを備えることを特徴とするレンズ交換式電子スチルカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 前記撮影レンズと前記撮像部との光路上
    において進退可能に配置される偏向手段と、前記偏向手
    段により偏向される光路中であって、前記撮像部のフォ
    トダイオードの受光面と光学的に等価な位置に配置され
    る焦点板とを有し、前記輝度値検出手段は、前記焦点板
    上の異なる領域ごとに前記輝度値を検出可能な複数の領
    域を有するとともに、前記報知手段は、前記各領域で検
    出された前記輝度値に基づいて、前記輝度均一状態にな
    るような前記カメラボディの姿勢方向を報知することを
    特徴とする請求項1に記載のレンズ交換式電子スチルカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 前記撮影レンズの受光面側を覆うように
    装着可能であり、入射した光を拡散して出射する拡散キ
    ャップをさらに有し、 前記輝度値検出手段が、前記拡散キャップにより拡散さ
    れた光に対して前記輝度値を検出することを特徴とする
    請求項1に記載のレンズ交換式電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記撮影レンズを光軸方向に沿って移動
    させることにより合焦させる焦点調整手段をさらに有
    し、 前記輝度値検出手段が、前記撮影レンズを無限遠に合焦
    させた状態において前記輝度値を検出することを特徴と
    する請求項1に記載のレンズ交換式電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記輝度値検出手段が、前記被写体から
    の光に対する前記撮像部の適正露出値を算出する露出算
    出手段を兼ねることを特徴とする請求項1に記載のレン
    ズ交換式電子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記補正処理手段が、前記相対的に低輝
    度値に対応した画素信号を、前記各フォトダイオードに
    入射した実質的に同一輝度値の光に対応した前記画素信
    号に置き換えることを特徴とする請求項1に記載のレン
    ズ交換式電子スチルカメラ。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は、方向表示を表示する表
    示部を有し、前記輝度値検出手段の検出結果に基づい
    て、前記輝度均一状態になるようなカメラのパン方向対
    応した方向表示を前記表示部に表示させることを特徴と
    する請求項1に記載のレンズ交換式電子スチルカメラ。
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