JP2006080458A - ウエハキャリア - Google Patents

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Abstract

【課題】フープ内でP、Cl等の腐食性ガスが滞留することなく、処理済と処理前のウエハが混在しても、清浄な雰囲気を保つことができるフープを提供することを目的とする。
【解決手段】半導体製造プロセスにおいてウエハキャリアに用いられるフープにおいて、前記フープのシェルの内側に設けられるウエアを載置するためのセルであって、箱型形状に形成された前記セルの内側にウエハを載置するためのウエハサポートと、仕切られた箱状空間内にウエハを載置できるように前記ウエハサポートの間に仕切りが設けられていることを特徴とするフープである。また、前記セルが導電性を有するか、又は帯電防止処理されており、かつ前記シェルの上面、前記セル、及び前記シェルの下面が導通する部材を用いて構成されていることを特徴とする。さらに、前記セルのウエハの出し入れ側に対抗する反対側に開口部が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造プロセスに用いられるウエハキャリアに関する。
近年、300mmウエハを用いた半導体製造プロセスにおいて、例えば25枚のウエハを1バッチとし一括処理していた方法に替えて、ウエアを一枚ずつ処理する枚葉処理方法が採用されることがある。枚葉処理を採用するプロセスには、例えば、ウエハの洗浄、エッチング、CVD処理などの工程がある。
枚葉処理方式を用いる背景には、パターンの微細化に伴い、ウエハを一枚ずつ管理する必要性が増大したことと、少量多品種の生産に対応するため、Q−TAT方式(クイック−ターンアラウンドタイム方式)を実現する必要が生じたことがあげられる。そのような枚葉処理が行われるウェハは、下記の特許文献1に記載されているようなウェハキャリアに収納されて所定枚毎に一括して搬送される。
次に、図13(a)の斜視図及び図13(b)の水平断面図を参照して、ウエハキャリアとして用いられるフープ(FOUP:front open unified pod)について説明する。
フープ501は、大まかにポッド本体であるシェル503と、シェル503の外部からウエハをポッド内に出し入れすると共に、内部へのパーティクルの侵入防止や化学的な汚染防止を図るため、開閉自在のドア505とで構成される。
シェル503には、フープ501の自動釣り上げや釣り下げを行うためのフランジ507、作業員が運搬する等のためのマニュアルハンドル513、フープ501の自動搬送を行うためのサイドレール515が設けられている。また、ドア505には、フープ501の位置決めを行うためのレジストレーションピン穴509、ドア505を開閉及びロックするためのラッチキー穴511が設けられている。
フープ501内に収納されるウエハ521は、フープ501内の両側面に取り付けられるウエハサポート523に載置され、さらに、ドア505に設けられたウエハ押さえ機構であるリテーナ部525によって押さえられている。
次に、図14(a)に示すようにドア505を外した状態のフープ501の斜視図と、図14(b)に示すようにフープ501の正面から見た垂直断面図を参照して、フープ501の内部構造を説明する。
ウエハ521は、シェル503内側の左右に分割して配置されるセル531の各々に取り付けられた断面櫛状のウエハサポート523の各段上に載置される。ウエハサポート523は、例えば、セル531と一体に成形される。そのセル531は、シェル503の上面を貫通して取り付けられるネジ525と、シェル503の下面を貫通して取り付けられたるネジ527とによってフープ501の上下から支えられている。なお、フープ501の下面は、基準を合わすためのキネマティックベースプレート529に取り付けられている。
ところで、半導体工場内では、ウエハ521はフープ501に収納されて各処理装置間を移動される。そして、各々の処理装置では、図13に示した状態で、フープ501のドア505をシェル503から取り外し、ついでフープ501の前面からウエハ521を取り出して処理装置内部の処理部(不図示)に搬送し、その後に所要の処理が行われる。さらに、処理の終了後には、処理済みのウエハ521がフープ501に戻される。
このような処理を各ウェハ521毎に行い、全てのウエハ521の処理を終了した後にフープ501を搬送して一時保管した後に、次の処理装置に搬送される。このような工程を繰り返すことで所望の半導体回路がウエハ521上に形成される。
特開2002−110769号公報 (図5)
ウェハの処理として例えば枚葉式LPCVD(low pressure chemical vapor deposition)法があり、アルミニウム、銅等の配線下の層間絶縁膜の形成や半導体回路の機能保護のためのパッシベーション膜等の形成時に用いられる。
絶縁膜の膜種としては、ホウ素(B)、リン(P)を含んだSiO膜であるBPSG膜がある。BPSG膜形成には、例えば、SiH(シラン)、BH(ジボラン)、PH(ホスフィン)等の水素化合物と酸素(O)とを反応させたり、あるいは、TEOS(テトラエトキシシラン)、TMPO(トリメチルフォスフェート)、TMB(トリメトキシボロン)等の有機ソースとオゾン(O)とを反応させる方法がある。
ところで、絶縁膜にP成分を入れるのは、可動性イオンであるナトリウム(Na)のゲッタリングと、絶縁膜のリフロー温度を下げるためであり、また、B、P成分を入れることにより、絶縁膜にクラックが入りにくいように応力を制御できるからである。
また、膜種には、PSG膜(Pを含んだSiO膜)がある。PSG膜形成時には、SiO中にPOを添加する際には、方法によってはPOが混入する。POは、POに比べて低温で平坦化できるが、昇華性があるのでリフロー工程で膜表面に欠陥が発生する可能性がある。
B、Pを含んだSiO膜は不安定で、吸湿性がある。また、Pについては水分との反応によりリン酸が生じる可能性がある。これは、POの吸湿性が高いからである。また、CVDの処理条件によっては、メタホウ酸(HBO2)の微結晶が析出することがある。さらに、リン酸は、配線、銅配線等の金属配線に対して腐食を引き起こす場合があるし、シリコン窒化(Si3N4)膜にもダメージを与える場合がある。
ところで、前記の枚葉式LPCVD法では、二次汚染(クロスコンタミ)が発生する可性がある。その、機構について以下に説明する。
(1) 前述の方法によって処理された処理済ウエハは処理前のウエハを入れたフープに戻されると、処理済と処理前のウエハとがフープ内で混在することになる。
(2) フープ内の処理済のウエハから、例えばリンを含んだガスが揮発する。
(3) リンを含んだガスとフープ内の水分とが反応してリン酸が生じ、リン酸は未処理のウエハを汚染する。
(4) リン酸で汚染されたウエハをCVD装置で処理すると成膜の異常が発生する。
一方、ウェハ処理としてエッチングがあり、例えば、ClやBClに、N、CF、O、HO などを添加したガスを用いてアルミ配線をドライエッチングする処理がある。そのドライエッチングの後には、ウエハからCl系ガスが揮発するので、その処理済ウェハをそのままフープ内に入れると未処理ウエハのアルミ配線表面のアルマイトを腐食(コロージョン)するおそれがある。
以上のように、図13、図14に示したようなフープでは、空気の流れがほとんどないように設計されているため、処理済みのウェハからガスが出てフープ内を滞留して、別なウエハを汚染するおそれが高くなる。
なお、処理済と処理前のウエハを混在させないようにするためには、処理済みのウエハを別のフープに戻せば良いが、ウエハやフープの管理が増えて、ランニングコストが増加するため望ましい方法ではない。
従って、本発明は、フープ内でリン、塩素等の腐食性ガスが滞留することなく、処理済と処理前のウエハが混在しても、各ウェハ周囲で清浄な雰囲気を保つことができるウェハキャリアを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、下記のウェハキャリアを提供する。
本願発明の第1の態様は、半導体製造プロセスにおいてウエハキャリアとして用いられるドアとシェルとからなるフープであって、該フープの内部に入出可能に設けられた箱型形状に形成されたセルを備え、該セルはその内側に収容されるウエアを載置するためのウエハサポートと、
前記ウエハサポートに載置されたウエハの間を仕切るように配置される箱状の仕切りと、が設けられているセルであることを特徴とするウェハキャリアである。
本願発明の第2の態様は、前記セルが導電性を有するか、又は帯電防止処理されており、かつ前記シェルの上面、及び前記シェルの下面が導通する部材を用いて構成されていることを特徴とするウェハキャリアである。
本願発明の第3の態様は、前記セルのウエハの出し入れ側に対抗する反対側に開口部が設けられていることを特徴とするウェハキャリアである。
本願発明の第4の態様は、前記セルは、導電性を有するか帯電防止処理されている前側セルと、透明に形成され、かつ開口部が設けられている後側セルとが、接合されたセルを備えたことを特徴とするウェハキャリアである。
本願発明の第5の態様は、前記後側セルに設けられた開口部を蓋うカバーを設けたことを特徴とするウェハキャリアである。
本願発明の第6の態様は、前記カバーに更に開口部を設け、該開口部にはフィルタ及び/又はファンが設けられていることを特徴とするウェハキャリアである。
本願発明の第7の態様は、前記シェルに開口部を設け、該開口部にはフィルタ及び/又はファンが設けられていることを特徴とするウェハキャリアである。
本発明は、半導体製造プロセスにおいてウエハキャリアに用いられるフープのシェル部の内側に設けられるウエアを収容し、載置するためのセルを箱形形状にするとともに、そのセルの内部にウエハを載置するためのウエハサポートと、前記ウエハ同士を互いに仕切るための仕切りをウエハサポートの間に設けている。
これにより、フープ内でリン、塩素等の腐食性ガスが滞留することなく、処理済と処理前のウエハが混在しても、清浄な雰囲気を保つことができるフープを提供できる。
以下に図を参照して本発明のフープについて説明する。(ドア505)
図1は、本発明の実施形態に係るウェハキャリアであるフープの前を開けた状態を示す斜視図、図2は、図1に示したフープの中からウェハ用セルを取り出した状態を示す斜視図である。
フープ1は、前面に開口部を有するシェル3と、シェル3上面に設けられたフランジ5と、基準を合わすために下面に取り付けられるキネマティックベースプレート7とを有している。また、シェル3の中には、一体型のセル9が設けられ、セル9内に設けられたウエハサポート11上にはウエハ13が載置されるように構成されている。さらに、シェル3の前面には、図13に示した従来例と同じようにドア505(図11では4)が着脱可能に取り付けられている。なお、シェル3の外観を図13(a)に示した従来例とほぼ同じにしてもよい。
シェル3の底部のうちの前端寄りの領域には、図2に示すように左右に間隔をおいて第1の通気孔6が2つ形成され、第1の通気孔6のそれぞれの下には図3の断面図に示すように雰囲気清浄用のフィルタ8が取り付けられている。フィルタ8は、気泡性のテフロン(登録商標)を収容して上下に開口を有するプラグ8aと、プラグ8aと通気孔6の間に配置されるフィルタ基盤8bとを有しており、第1の通気孔6を通してシェル3内に入る空気中の塵、汚染物質等をフィルタ8によって除去するようになっている。
また、シェル3の底部のうちの奥の領域には第2の通気孔10が形成され、その第2の通気孔10の下には、シェル3内の空気、ガス等を外部に排出するためのファン12が取り付けられている。ファン12として、例えば図4に例示するように、モータ内蔵のものが用いられる。ファン12を駆動する電源は、外部から供給してもよいし、フープ1にバッテリーを取り付けてそのバッテリーから供給してもよい。
シェル3に収容されるセル9は、図5に示すように、ウェハ13の出し入れのために前面が開口され且つ後面に複数のガス通気孔19を有する箱形であり、その内部は、複数のウェハ13を間隔をおいて上下に重ねて収納できる大きさの空間となっている。そのセル9は、図6に示す前側セル15と図7に示す後側セル17を接合して構成される。
前側セル15は、図6(a)の斜視図に示すように、前と後が開放された直方体形状の箱体であり、横の寸法はウェハ13の寸法よりも少し長く、その奥行きはウェハ13を前後に少しはみ出させる寸法となっている。さらに、前側セル15の内部には、図6(a)、(b)に示すように、内部の空間を上下方向に等間隔でn(n>1)個のスペース23に区画するn−1枚の仕切21が一方の側面から他方の側面に渡されて取り付けられている。その仕切21の枚数は例えば12枚であり、スペース23の数は13である。
また、前側セル15内部の両側面のそれぞれには、ウェハ13の縁部を支持する狭い帯状のウェハサポート11が各側面の前端から後端にかけて取り付けられている。それらのウェハサポート11は、前側セル15の天板と仕切21の間のほぼ中間位置、各仕切21同士の間のほぼ中間位置、及び前側セル15の底板と仕切21の間のほぼ中間位置に取り付けられ、仕切21と平行になるように内向きに突出している。さらに、ウェハサポート11は、その上に載置するウェハ13を前側セル15の天板、底板及び仕切21にウェハ13に接触させない位置に取り付けられている。
一方、後側セル17は、図7(a)の斜視図に示すように、前面部が開放されるとともに前面部の両側縁から後にかけて内側に湾曲した背面部25を有する箱体であり、その上面から後方には、シェル3後部の内面形状に沿うように湾曲する形状のつば部31が突出している。
また、後側セル17の前面部の高さと幅は、前側セル15の後面部の高さと幅に等しくなっている。さらに、後側セル17の内部には、上下方向に等間隔でn(n>1)個のスペース29に区画するn−1枚の仕切27が背面部25の内面に沿って取り付けられている。これにより、後側セル17の内部は仕切21により上下に等間隔でn個のスペース29に仕切られている。
後側セル17の背面部25には、図7〜図9に示すように、仕切21の上面、下面、及び後側セル17内の上面、下面の各面に後端に沿った横長のスリット状の開口部19が形成されいている。これにより、各スペース29の後部は、上下2つの開口部19に繋がった状態となっている。
後側セル17の前部は前側セル15の後部に接合され、これらにより図5に示したような1つのセル9が構成されている。前側セル15と後側セル17を前後に合わせた状態では、前側セル15の仕切21と後側セル17の仕切27は同じ高さで前後に繋がっている。これにより、図8の断面図に示すように、前側セル15のスペース23と後側セル17のスペース29は、1つのセル9内で繋がって上下方向にスペース55を形成する。
また、図9に示すように、スペース55の後部は、仕切27と背面部25の接合部分33の上と下に上下に狭いスリット状の開口部19に繋がっている。さらに、図5に示したようにセル9内の両側面から内部に突出するウェハサポート11の各段に載置されるウェハ13には、未処理ウェハ53と処理済ウェハ51とがある。
セル9は、図10の正面の垂直断面図と図11の水平断面図に示すように、シェル3の前面の開口を通して内部に収納されており、さらに、シェル3上面の左右端近傍を貫通して取り付けられる第1のネジ41とシェル3下面の左右端近傍を貫通して取り付けられる第2のネジ43とにより支えられ、これによりセル9はシェル3内に固定される。
以上のようにセル9の内部空間は、仕切り21、27によって上下方向にn個のスペース55に分けられており、それぞれのスペース55の両側に設けられたウエハサポート11の各段上にはウエハ51,53が載置される。
ウェハサポート11は、最下段のウェハサポート11上のウエハ51,53と図14(b)に示した従来例の最下段のウェハサポート523上のウエハ521とは同じ高さ位置になるように配置される。また、セル9内の下から2段目のウェハサポート11に支持されるウエハ51,53は、図14(b)に示された従来例の第3段目のウェハサポート523に支持されるウエハ521と同じ高さと位置にある。即ち、セル9内のn段目のウェハサポート11は、図14(b)に示した従来のウェハサポートの2n−1段目とほぼ等しい高さとなる。
従って、本発明の最上段のウェハサポート11は13段目となり、従来例の最上の25段目のウエハサポート523と同じ高さとなる。
以上のように、本実施形態のセル9において、スペース55を13段としている理由は、エンドエフェクターを用いてウエハ51,53をフープから取り出す際に仕切21,27に接触する等の支障があることと、操作上FIMS(Front-opening Interface Mechanical Standard)の基準に合せているためである。従って、設計条件や用いる機材によっては13段にこだわる必要はなく、所望の段数を選択できることは言うまでもない。
上述したようなシェル3内にセル9を収め、セル9のウェハサポート11の各段にウェハを載せて成膜、エッチング等の処理を枚葉式で行う場合には、前側セル15の内側壁に設けられたウェハサポート11の各段のそれぞれの上には、処理済ウエハ51と未処理ウエハ53のいずれか載置される。
例えば、図8に示す状態で、下側のスペース55内では処理済ウエハ51がウェハサポート11に支持され、その上のスペース55のウエハは処理中であるため空であり、さらにその上方の複数のスペース55では未処理ウエハ53がウェハサポート11上に順次載置されている。
これら処理済ウエハ51及び未処理ウエハ53は同一のシェル3内に混在している。ところが、各ウエハ51,53は、セル9を仕切り21、27で分けられたスペース55内にそれぞれ配置されているので、処理済ウエハ51から発生したガス、例えば腐食性ガスが未処理ウエハ53に到達して汚染することを防ぐことが可能となる。
また、ドア4の開閉時やウエハの処理中には処理室が高圧に保たれているため、フープ1に空気が流れ込んで来ると、セル9のスペース55それぞれに高圧空気が流入する。高圧空気がフープ1のスペース55内に流入すると、乱流が生じてスペース55内の雰囲気をかき混ぜ、ひいては発生した腐食性ガスや沈積したパーティクルをスペース55の外に放出させる可能性がある。
この流入する空気をスペース55内で乱流を起こさないようにセル9の外に放出して圧力を開放する必要があり、その開放手段として開口部19が設けられている。従って、処理ウエハ51から発生する腐食性ガスは、開口部19を通してセル9の外に排出される。
即ち、仕切り21,27で仕切られたスペース55に各ウエハ51,53を載置した場合、各スペース55内のウエハ51から他のウェハ51,53への汚染は防ぐことができるが、このままでは、発生した腐食性ガスはスペース55内に滞留することになる。ところが、セル9の後部に開口部19を設けることによって、圧力の開放とともに、スペース55内の腐食性ガスを排出できる。
開口部19は、図9の部分拡大図に示したように、後側セル17の背面部25と仕切り27との接合箇所33の上と下に設けられ、横に長く且つ高さ方向の幅が狭いスリット形状となっている。なお、開口部19を設ける箇所は、例えば、接合箇所の上側、下側のいずれかのみ、あるいは、接合箇所33の間の中央部等、種々の態様がある。
セル9を収納したシェル3内のガスは、シェル3の底部の第2の通気孔10を通してファン12により強制的に外部に放出される。また、セル9を収納し、ドア4により前面が閉じられたシェル3内のガスは、ファン12によって第2の通気孔10から強制的に排気される一方、これにより圧力が低下するシェル3内にはフィルタ8を通して第1の通気孔6から清浄のガスが流入する。流入したガスはセル9の高さ方向にも拡散する。
これにより、開口部19を通してセル9の外側に流れたガスはフープ1の外部に排出されるので、ウェハから出た腐食性のガスはセル9内を還流することが防止される。
ところで、開口部の寸法、開口部の形状、開口面積、又は開口場所については、空気圧や流入量、腐食性ガス、揮発成分、パーテイクル等の汚染度、フープの洗浄条件その他の使用条件によって適宜設計すれば良い。要は、各スペース55から空気が乱流を起こさないように開口部19から排出させることが重要である。
その実施形態について図12を参照して説明する。セル61は上述したと同じように前側セル15と後側セル17で構成されている。前側セル15及び後側セル17の形状は、図7に示したものに同じである。ただし、つば部31の外縁形状に合せて、後側セル17のつば部31の外縁から下に伸びる側壁71と、その下に形成される底部73とを設けている構造は図7とは異なるもので、これによりつば部31の下方には水平断面が略三日月状の空間部69が形成される。
なお、図12において、セル61の仕切り63、ウエハサポート64、スペース65を図示したが、ウエハは省略した。後側セル17の背面部25には、図7に示したと開口部19と同じ位置に開口部67が形成されている。
ところで、開口部67から排出される空気、あるいはパーテイクルや腐食性ガスを含む空気は、空間部69内に放出される。そのため、空間部69に放出された空気は、さらに放出されて系外に取除くことが望ましく、側壁71、底部73、つば部31の何れかに1箇所以上の開口部74を設けるることが好ましい。
開口部74の寸法、形状、開口面積、又は開口場所については、空気圧や流入量、腐食性ガス、揮発成分、パーテイクル等の汚染度、フープ1の洗浄条件その他の使用条件によって適宜設計すれば良い。要は、各スペース65から空気を乱流を起こさないように開口部74から排出させることが重要である。
この開口部74には、例えば、メンブレーンフィルター、ブレザフィルター等のフィルターを設けてパーテイクルの放散を防いでも良い。また、特殊な吸着機能を有したフィルターを用いて、腐食性ガス等を除去しても良い。
更に、吸引力を高めるために、ファンを設けて吸引しても良い。例えば、底部73に開口部74を設け、この開口部74とフープ1に設けられた第2の通気孔10とをホース等で連通させてもよい。そして、開口部74からフィルター、又はファン12を介して排気する方法もある。
本実施形態でも、図2に示したように、フープ1にフィルター6を設けてもよい。即ち、シェル3の底部には、フープ1のドア4の開閉時、又はウエハの処理時、加圧空気を開放するためのフィルタープラグ8が設けられている。本実施形態では、セル61に設けられた開口部67から排出される空気、あるいはパーテイクルや腐食性ガスを含む空気は、そのまま、又は前述のように空間部69を経てセル61の後部、又はシェル3内に放出される。通常、シェル3内の空気は前記加圧空気の開放時にフィルタープラグ6aから放出される。
ところが、本実施形態では排出が不充分であっても対応できるように、前記フィルター6を利用するか、そのほかに、放出させるための開口部を、シェル3の上面、側面、底面、背面のいずれかに設けることが望ましい。また、複数設けても良い。この開口部には、例えば、メンブレーンフィルター、ブレザフィルター等のフィルターを設けてパーテイクルの放散を防いでも良い。また、特殊な吸着機能を有したフィルターを用いて、腐食性ガス等を除去しても良い。また、その開口部には、例えばファンを設けても良い。ファンを設けることにより、強制的に排気することができる。
なお、上述した実施形態に係るフープ1では、ウエハを載置する部分が導電性を有しているか帯電防止処理が施されており、フープ1が上下で導通されている。即ち、セル9が導電性を有している又は帯電防止処理されていることが好ましい。また、静電気によってウエハにパーティクルが付着することがないように、ウエハを載置させるウエハホルダ11を備える前側セル15は導電性を有しているか、帯電防止処理されていることが特に好ましい。
前側セル15は、PC(ポリカーボネート)、COP(シクロオレフィンポリマー)などの樹脂を用いて形成されるが、上記目的を達成できる樹脂であれば他の材料であっても良い。そして、その樹脂に、例えば、カーボンやカーボンファイバを混練させて成形し、導電性を持たすことが好ましいし、金属を用いても支障がないことはもちろんである。
帯電防止処理は、樹脂に界面活性剤を混練する方法や、前記樹脂の表面に導電性ポリマーを塗布する方法等がある。
また、そのように導電性を付与したり、帯電防止処理を施し、さらにシェル3上側の部材、シェル3内のセル9,61、及びシェル3下側の部材とが導通されるように、部材を選定することが望ましい。導通させることにより、静電気等のアースが可能となるからである。
さらに、上述した実施形態において、後側セル17はセル9、61内に載置されたウエハの外観や載置状態を観察できるように、透明に形成されていることが望ましい。シェル3は、樹脂を用いて透明に形成されている。セル9全体についても透明に形成されることが望ましいが、ウエハを載置させるウエハホルダー11,64を備えたセル9,61は、例えば、導電性を付与する場合、カーボンブラックと混練して成形されるので、黒色となって内部のウエハを見ることはできない。そのため、後側セルは透明に形成することが望ましい。
半導体製造プロセス用のウエハキャリアに用いることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るフープを示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るフープを構成するシェルである。 図3は、本発明の実施形態に係るフープを構成するシェルの通気孔に取り付けられるフィルタを示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るフープを構成するシェルの通気孔に取り付けられるフィルタを示す断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るフープを構成するセルを示す斜視図である。 図6(a)、(b)は、本発明の実施形態に係るフープを構成する前側セルを示す斜視図及び正面図である。 図7(a)、(b)は、本発明の実施形態に係るフープを構成する後側セルを示す斜視図及び正面図である。 図8は、本発明の実施形態に係るフープを構成するセルの一部を示す垂直断面図である。 図9は、図8の一部の拡大断面図である。 図10は、本発明の実施形態に係るフープの垂直断面図である。 図11は、本発明の実施形態に係るフープの水平断面図である。 図12は、本発明の別の実施形態に係るフープを構成するセルを示す斜視図である。 図13(a)、(b)は、従来例のフープを示す斜視図と水平断面図である。 図14(a)は従来のフープを構成するシェルの斜視図、図14(b)は従来のフープの垂直断面図である。
符号の説明
1:フープ
3:シェル
4:ドア
5:フランジ
6、10:通気孔
7:キネマティックベースプレート
9:セル
11:ウエハサポート
12:ファン
13:ウエハ
15:前側セル
17:後側セル
19:開口部
21:仕切り
23:スペース
25:背面部
27:仕切
29:スペース
31:つば部
33:接合部
41:ねじ
43:ねじ
51:処理ウエハ
53:未処理ウエハ
55:スペース
61:セル
63:仕切り
64:ウエハサポート
65:スペース
67:開口部
69:空間部
71:側壁
73:底部
74:開口部

Claims (7)

  1. 半導体製造プロセスにおいてウエハキャリアとして用いられるドアとシェルとからなるフープであって、該フープの内部に入出可能に設けられた箱型形状に形成されたセルを備え、該セルはその内側に収容されるウエアを載置するためのウエハサポートと、
    前記ウエハサポートに載置されたウエハの間を仕切るように配置される箱状の仕切りと、が設けられているセルであることを特徴とするウェハキャリア。
  2. 前記セルが導電性を有するか又は帯電防止処理されており、かつ前記シェルの上面及び前記シェルの下面が導通する部材を用いて構成されていることを特徴とする請求項1に記載のウェハキャリア。
  3. 前記セルのウエハの出し入れ側に対抗する反対側に開口部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウェハキャリア。
  4. 前記セルは、導電性を有するか又は帯電防止処理されている前側セルと、透明に形成され、かつ開口部が設けられている後側セルとが、接合された構造であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のウェハキャリア。
  5. 前記後側セルに設けられた開口部を蓋うカバーを設けたことを特徴とする請求項4に記載のウェハキャリア。
  6. 前記カバーに更に開口部を設け、該開口部にはフィルタ及び/又はファンが設けられていることを特徴とする請求項5に記載のウェハキャリア。
  7. 前記シェルに開口部を設け、該開口部にはフィルタ及び/又はファンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のウェハキャリア。
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