JP2006079070A - ズームレンズ鏡筒の遮光構造 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒の遮光構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006079070A
JP2006079070A JP2005225485A JP2005225485A JP2006079070A JP 2006079070 A JP2006079070 A JP 2006079070A JP 2005225485 A JP2005225485 A JP 2005225485A JP 2005225485 A JP2005225485 A JP 2005225485A JP 2006079070 A JP2006079070 A JP 2006079070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
barrel
light shielding
light
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005225485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4657850B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Yamazaki
伊広 山崎
Yuji Kogure
悠司 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2005225485A priority Critical patent/JP4657850B2/ja
Publication of JP2006079070A publication Critical patent/JP2006079070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4657850B2 publication Critical patent/JP4657850B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 レンズ枠に貫通溝を形成するズームレンズ鏡筒において、単純な遮光部材で全ズーム域の遮光を図ることができる遮光構造を得る。
【解決手段】大径順に、外鏡筒と、この外鏡筒に対して相対移動可能で貫通溝を有する中鏡筒と、この中鏡筒に対して相対移動可能な内鏡筒とを同軸に有するズームレンズ鏡筒において、内鏡筒の外周面に、中鏡筒の上記貫通溝に相対移動自在に嵌まる突起を形成し、内鏡筒に、該内鏡筒に固定される固定部と、この固定部から径方向に突出して中鏡筒の貫通溝を通過し先端部が上記外鏡筒の内周面に接触する弾性変形可能な遮光弾性舌片とを有する遮光シートを設けたズームレンズ鏡筒の遮光構造。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ズームレンズ鏡筒の遮光構造に関する。
ズームレンズ鏡筒では、各レンズ群を支持したレンズ枠を光軸方向に直進案内することが広く行われている。この直進案内機構は各種が提案されているが、基本的には固定側部材に光軸と平行な直進案内溝を形成し、可動部材(レンズ枠)にこの直進案内溝に嵌まる直進案内突起を形成している。
近年のズームレンズ鏡筒は、小型小径化のため、直進案内溝を貫通溝とする場合があり、この貫通溝から有害光が進入するおそれがある。つまり、ズームレンズ鏡筒では、ズーミングに伴い複数のレンズ枠の光軸方向の相対位置が変わるため、その相対位置によっては貫通溝から撮影に関係のない有害光が撮像面に達し、画像を損ねるおそれがあった。従来、この有害光の進入を防止するための遮光構造が施されているが、複数のレンズ枠の光軸方向の相対位置がズーミングにより変化するため、全ズーム域において有効で簡単な遮光構造を得ることが困難であった。
本発明は従って、レンズ枠に貫通溝を形成するズームレンズ鏡筒において、単純な遮光部材で全ズーム域の遮光を図ることができる遮光構造を得ることを目的とする。
本発明は、大径順に、外鏡筒と、この外鏡筒に対して相対移動可能で貫通溝を有する中鏡筒と、この中鏡筒に対して相対移動可能な内鏡筒とを同軸に有するズームレンズ鏡筒において、内鏡筒の外周面に、中鏡筒の貫通溝に相対移動自在に嵌まる突起を形成し、内鏡筒に、該内鏡筒に固定される環状部と、この環状部から径方向に突出して中鏡筒の各貫通溝を通過し先端部が外鏡筒の内周面に接触可能で接触したとき弾性変形する複数の遮光弾性舌片とを有する遮光シートを設けたことを特徴としている。
本発明の遮光構造は、中鏡筒と外鏡筒との間に、ズーミングに伴い該中鏡筒と外鏡筒に対して相対移動する遮光シート変形枠を位置させ、この遮光シート変形枠が遮光シートの遮光弾性舌片と当接したとき、該遮光弾性舌片を、外鏡筒との接触状態から該遮光シート変形枠との接触状態に弾性変形させるズームレンズ鏡筒において特に有用である。
本発明は、中鏡筒の貫通溝が非線形のカム溝のときも、光軸と平行な直進案内溝のときも適用することができる。
本発明のズームレンズ鏡筒では、外鏡筒は、具体的には例えば、回転駆動されて上記中鏡筒、内鏡筒及び遮光シート変形枠を所定の軌跡で駆動するカム環とすることができる。
遮光シート変形枠は、二重筒構造とし、その内筒と外筒の間に、カム環を位置させることができる。遮光シートの遮光弾性舌片は、この二重筒構造の遮光シート変形枠の内筒によって弾性変形される。
また本発明の一態様では、遮光シート変形枠、中鏡筒及び内鏡筒はそれぞれ、物体側から順に位置する第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群をそれぞれ支持した1群移動枠、2群移動枠及び3群移動枠とすることができる。
また、中鏡筒の貫通溝は、遮光シート変形枠と内鏡筒をガイドする溝とすることができ、中鏡筒の貫通溝に相対摺動自在に嵌まる内鏡筒の突起は、遮光シート変形枠と係合させることができる。
本発明によれば、大径順に、外鏡筒と、この外鏡筒に対して相対移動可能で貫通溝を有する中鏡筒と、この中鏡筒に対して相対移動可能な内鏡筒とを同軸に有し、内鏡筒の外周面に、中鏡筒の貫通溝に相対移動自在に嵌まる突起を形成するズームレンズ鏡筒において、内鏡筒に、該内鏡筒に固定される固定部と、この固定部から径方向に突出して中鏡筒の貫通溝を通過し先端部が外鏡筒の内周面に接触する弾性変形可能な遮光弾性舌片とを有する遮光シートを設けるという簡単な構成で、全ズーム域において貫通溝から有害光が撮像面に到達するのを防ぐことができる。
図示実施形態は、本出願人が特願2003-27341号等で提案したズームレンズ鏡筒に本発明を適用した実施形態である。まず、図1ないし図19についてこのズームレンズ鏡筒の全体構造を説明する。このズームレンズ鏡筒の光学系は、図1に示すように、物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群L1、負のパワーの第2レンズ群L2、正のパワーの第3レンズ群L3、及び正のパワーの第4レンズ群L4からなるバリフォーカルレンズ系である。変倍は、第1ないし第3レンズ群L1〜L3で行い、変倍に伴う焦点移動を第4レンズ群L4で補正する。変倍時に第1レンズ群L1と第3レンズ群L3は一定間隔を保って一緒に移動する。第4レンズ群L4は同時にフォーカス群である。図1は、ズーミング軌跡と収納時の軌跡の両方を描いている。
カメラボディに固定される固定筒11には、例えば図8に示すように、その内周面に雌ヘリコイド11aと、光軸Oと平行な方向の直進案内溝11bとが形成されている。この固定筒11の雌ヘリコイド11aには、図9に示すように、カムヘリコイド環(カム環、外鏡筒)12の後端部に形成した雄ヘリコイド12aが螺合する。雄ヘリコイド12aの山部には平歯車12bが形成されており、この平歯車12bが、固定筒11の内面凹部11c(図3)に位置させて回動自在に支持した駆動ピニオン13(図15参照)と常時噛み合う。
従って、カムヘリコイド環12は、駆動ピニオン13及び平歯車12bを介して回動すると、雄ヘリコイド12aと雌ヘリコイド11aに従って光軸方向に移動する。本実施形態のズームレンズ鏡筒は、このカムヘリコイド環12が光軸Oを中心とする唯一の回動部材である。
カムヘリコイド環12の外周には、直進案内環14が嵌まっている。この直進案内環14は、その後端部外面に径方向の直進案内突起14aを有し、後端部の内面にバヨネット突起14b(図4)を有する。直進案内突起14aは、固定筒11の直進案内溝11bに相対移動自在に嵌まっており、バヨネット突起14bは、カムヘリコイド環12の雄ヘリコイド12a(平歯車12b)の直前に形成した周方向溝12cに相対回転自在に嵌まっている。従って直進案内環14は、回転せずに光軸方向にカムヘリコイド環12と一緒に移動する。
カムヘリコイド環12の外周面には、図4、図9、図16に示すように、第1レンズ群L1を支持した1群移動枠(遮光シート変形枠)15用のカム溝C15と、飾り筒16用のカム溝C16が形成されており、内周面には、第2レンズ群L2を支持した2群移動枠(中鏡筒)17用のカム溝C17(図19参照)が形成されている。
1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16は、僅かに形状が相違し、それぞれ周方向に離隔させて3本ずつ形成され、2群用カム溝C17は同一基礎軌跡が周方向及び光軸方向に離隔させて6本形成されている。1群移動枠15、飾り筒16、2群移動枠17はそれぞれ光軸方向に直進案内されており、これらの1群用カム溝C15、飾り筒用カム溝C16、2群用カム溝C17に従って、カムヘリコイド環12の回転に伴って光軸方向に進退する。
これらの直進案内関係を説明する。1群移動枠15は、図4、図5に示すように、外筒15X、内筒15Y及びこの外筒15Xと内筒15Yの先端部を接続したフランジ壁15Zを有する断面コ字状をなしており、外筒15Xと内筒15Yの間に、カムヘリコイド環12が位置している。外筒15Xの後端部には、カムヘリコイド環12の1群用カム溝C15に嵌まるカムフォロア15aが固定されている。内筒15Yの先端部には、図8、図9に示すように、第1レンズ群L1を固定した1群枠24が螺合固定されている。1群枠24は、第1レンズ群L1を光軸方向に位置調整してズーミング調整する際に用いることができる。
固定筒11に直進案内されている直進案内環14の内周面には、光軸Oと平行な直進案内溝14c(図9)が略120゜間隔で形成されており、この直進案内溝14cに、外筒15Xの後端部から径方向に突出させた直進案内突起15bが嵌まっている。1群移動枠15の外筒15Xには、組立用溝15cの後端部に幅の狭い直進案内溝15d(図16)が形成されており、この直進案内溝15dに、外筒15Xと直進案内環14の間に位置する飾り筒16に固定した直進案内キー16aが位置している。
1群移動枠15と飾り筒16の光軸方向の相対移動距離(1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16の形状の違い)は、僅かであり、直進案内溝15dの光軸方向の長さもこれに対応して短い。直進案内キー16aには一体に、飾り筒用カム溝C16に嵌まるカムフォロア16bが設けられている。
1群移動枠15と飾り筒16との間には、圧縮コイルばね19(図3ないし図5参照)が挿入されている。この圧縮コイルばね19は、1群移動枠15を後方に、飾り筒16を前方に移動付勢して、1群用カム溝C15とカムフォロア15aの間、及び飾り筒用カム溝C16とカムフォロア16bの間のバックラッシュをとる作用をする。
また、1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16は、図16に示すように、撮影位置と比較して収納位置においては飾り筒16(図3)を1群移動枠15に対して前方に出し、バリアブロック30(図8)のバリアと第1レンズ群L1との干渉を防ぐように僅かに形状を異ならせて設定されている。図3に示す収納位置において、1群移動枠15の前端部のフランジ壁15Zと、その前方に位置する飾り筒16のフランジ壁との間のクリアランスは、図4または図5に示す撮影状態における両フランジ壁間のクリアランスよりも大きく形成されているのが分かる。別言すると、撮影位置においては、バリアブロック30を第1レンズ群L1に接近させることで、バリアブロック30によるケラレを防止している。バリアブロック30は、飾り筒16の前端部に支持されており、該バリアブロック30のすぐ後方に位置させたバリア開閉環31(図9)を収納位置近傍においてカムヘリコイド環12によって回転させることで、バリアの開閉を行う。このようなバリア開閉環31の回転運動でバリアブロック30の開閉を行うバリア機構は周知である。
また、飾り筒用カム溝C16は、その前端部が開放されており、飾り筒16のカムフォロア16bは、特定の組立位置において、その開放端C16a(図16)から該カム溝C16内に挿入される。1群用カム溝C15についても、同様に前端開放端C15aから1群移動枠15のカムフォロア15aが挿入される。
1群移動枠15の内筒15Yには、その内周面に光軸Oと平行な方向の3本の直進案内突起15f(図6、図7)が形成されており、2群移動枠17には、この直進案内突起15fが相対摺動自在に嵌まる光軸Oと平行な方向の3本の直進案内貫通溝17aが形成されている。直進案内突起15fにはその中心部に、光軸Oと平行な方向の吊り溝15eが形成されており、この吊り溝15eの後端部は周方向壁15e’で閉じられている(図17、図18、図20、図22、図23参照)。2群移動枠17には、カムヘリコイド環12の2群用カム溝C17に嵌まるカムフォロア17cが形成されている。
2群移動枠17の内周には、第3レンズ群L3を支持した3群移動枠(内鏡筒)18が位置している。この3群移動枠18には、2群移動枠17の直進案内貫通溝17aに内側から相対摺動自在に嵌まる光軸Oと平行な直進案内突起18aが形成されている。3群移動枠18の先端部には、直進案内突起18aの中心部に位置させて、吊り溝15eに嵌まる直進キー(ストッパ突起)18b(図11、図17、図18)が形成されている。
図11に示すように、3群移動枠18には、第3レンズ群L3の前方に位置させてシャッタブロック20が挿入され、抑え環20aで固定されている。そして、この3群移動枠18(抑え環20a)と2群移動枠17との間には、圧縮コイルばね21が挿入されていて、常時、2群移動枠17に対して3群移動枠18を後方に移動付勢している。
この3群移動枠18の後方への移動端は、直進キー18bが1群移動枠15の吊り溝15eの後端部に当接する位置で規制される。すなわち、撮影状態においては、直進キー18bが1群移動枠15の吊り溝15eの後端部に当接した状態が維持され、第1レンズ群L1と第3レンズ群L3との相対間隔が一定となる。ズームレンズ鏡筒が撮影状態から収納状態へ変化する際には、第3レンズ群L3(3群移動枠18)が機械的な後退端に達した後、第1レンズ群L1が1群用カム溝C15に従ってさらに後退すると、圧縮コイルばね21が撓んで第1レンズ群L1が第3レンズ群L3に接近する(図1参照)。直進キー18bは頭部が膨らんでいて、吊り溝15eからの脱落が防止されている。
圧縮コイルばね21は、直接2群移動枠17に作用させてもよい(第2レンズ群L2は2群移動枠17に固定してもよい)が、図示実施形態では、収納長の一層の短縮を図るため、2群移動枠17に対して第2レンズ群L2を後退可能としている。図12、図13はその構成を示すもので、2群移動枠17には、先端部に内方フランジ17dを有する筒状部17eが形成されており、この筒状部17eには、光軸Oと平行で後端及び前端が開放された直進案内溝17fが、周方向に等角度間隔で3本形成されている。筒状部17eには、中間筒部材25に形成したフランジ部25aが嵌っており、フランジ部25aの外周面に周方向に等角度間隔で突設した径方向外向きの3本の案内突起25dが、対応する直進案内溝17fに後方からそれぞれ嵌められている。このため、中間筒部材25は2群移動枠17に対して、光軸回りの相対回転が規制され、光軸方向にのみ相対移動可能であり、フランジ部25aの前面が内方フランジ17dの後面に当接するまで前方へ移動できる。
第2レンズ群L2は、2群枠26に固定されており、この2群枠26の雄ねじ26bが中間筒部材25の内周に形成された雌ねじ25eに螺合されている。従って、光軸回りの回転が規制された中間筒部材25に対して2群枠26を回転させることで、第2レンズ群L2の光軸方向の位置を調整(ズーミング調整)することができ、調整後は、接着剤穴25bから接着剤を滴下することで、2群枠26を中間筒部材25に固定することができる。
2群移動枠17の内方フランジ17dの前端面と2群枠26の外方フランジ26aとの間には、調整代を含めた隙間C2(図13)が存在する。圧縮コイルばね21は、中間筒部材25に作用しており、常時は(撮影状態では)、中間筒部材25はフランジ部25aが内方フランジ17dに当接する位置に保持される。つまり、第2レンズ群L2の位置は撮影状態では2群用カム溝C17によって制御される一方、収納時には、2群枠26が1群枠24の後端によって機械的に後方に押されることで、外方フランジ26aが内方フランジ17dに当接する位置まで後退でき、隙間C2分の収納長の短縮ができる。
中間筒部材25には、遮光枠27が支持されている。遮光枠27は、環状の遮光部27aと、この環状遮光部27aから略120゜間隔で前方に延びる保持脚27bと、保持脚27bの先端部を外方に曲折した抜け止めフック部27cとを有しており、中間筒部材25には、この抜け止めフック部27cが嵌まる遮光部材保持穴25cが形成されている(図12)。
そして、遮光枠27と2群枠26の間には、円錐コイルばね28が挿入されていて、遮光枠27を常時後方に移動付勢している。この遮光枠27は、鏡筒を収納するとき、遮光枠27が機械的な後退端に達すると、円錐コイルばね28を撓ませて2群枠26に接近する。遮光部材保持穴25cの光軸方向長は、環状遮光部27aが第2レンズ群L2に当接できるように設定されている。
円錐コイルばね28はさらに、2群枠26を回転させて行うズーミング調整時のバックラッシュ取りの作用をする。ズーミング調整は、画像位置を観察しながら、第2レンズ群L2の光軸方向位置を調整して行う調整であり、2群枠26の中間筒部材25(2群移動枠17)に対するバックラッシュを除去することにより、正確な調整ができる。
第4レンズ群L4は、4群枠22に固定されている。第4レンズ群L4は前述のように、バリフォーカルレンズ系の焦点移動を補正する役割と、フォーカスレンズ群としての役割をもっており、パルスモータ23によって進退制御される。すなわち、パルスモータ23の駆動軸はねじ軸23aであり、このねじ軸23aに回転を規制されたナット部材23bが螺合している。ナット部材23bは、ばね手段S(図15)によって、常時4群枠22の足部22aに当接する方向に移動付勢されており、4群枠22は、径方向腕22cに係合するガイドバー22bによって回転を規制されている。よって、パルスモータ23を駆動すると、4群枠22(第4レンズ群L4)が光軸方向に進退する。パルスモータ23は、焦点距離情報及び被写体距離情報に応じて制御される。
従って、上記構成の本ズームレンズ鏡筒は、駆動ピニオン13を介してカムヘリコイド環12を回転させると、直進案内されている1群移動枠15、飾り筒16、2群移動枠17がカム溝C15、C16、C17に従って光軸方向に移動する。3群移動枠18は、1群移動枠15が収納位置から前進して直進キー(ストッパ突起)18bが吊り溝15eの後端部に当接すると、1群移動枠15と一緒に移動する。また第4レンズ群L4は焦点距離情報に応じて制御されるパルスモータ23によって位置制御され、バリフォーカルレンズ系の焦点移動の補正が行われる。その結果、図1のようなズーミング軌跡が得られる。また、パルスモータ23は、被写体距離情報によっても制御され、フォーカシング動作が実行される。
以上のズームレンズ鏡筒では、2群移動枠17に形成した直進案内貫通溝17aに、3群移動枠18に形成した直進案内突起18aが摺動自在に嵌まり、直進案内突起18aの前端部に突出形成したストッパ突起18bは直進案内貫通溝17aを通って1群移動枠15の貫通穴である吊り溝15eに嵌まっている。また1群移動枠15には貫通穴である組立用溝15c、直進案内溝15dが形成されており、2群移動枠17には、その後部に、後端開放貫通溝17g(図9、図12、図20、図21)が形成されている。このため、これらの貫通穴を通って有害光A(図24、図25)が撮像面に達するおそれがある。有害光Aは、特に長焦点距離側にズーミングして、1群移動枠15、2群移動枠17、3群移動枠18が光軸方向に離間するときに撮像面に達しやすい。
本実施形態は、この有害光Aの進入を防止するために、図20ないし図25に示すように、3群移動枠18の後端面に遮光性材料からなる遮光シート40を貼着している。遮光シート40は、図20ないし図25のみに描いており、図1ないし図19には描いていない。この遮光シート40は、図20に明らかなように、平板状であり、光軸Oを中心とする環状部(固定部)41と、この環状部41から径方向に突出する3つの遮光弾性舌片42と、これとは別の2つの遮光弾性舌片43とを有している。3つの遮光弾性舌片42は、2群移動枠17の3本の直進案内貫通溝17aに対応しており、2つの遮光弾性舌片43は、2群移動枠17の2つの後端開放貫通溝17gに対応している。環状部41は、3群移動枠18の後端面に接着されており、遮光弾性舌片42は、その先端部がカムヘリコイド環12の内周面に接触する長さと、該カムヘリコイド環12より小径の1群移動枠15の内筒15Yに接触したとき弾性変形する柔軟性を有している。カムヘリコイド環12の内周面には、少なくとも遮光弾性舌片42の対応部分には貫通穴は存在しない。環状部41には、必要に応じ補強板を接着することができる。
図22、図23は、遮光シート40の遮光弾性舌片42が存在する部分(2群移動枠17の直進案内貫通溝17a部分)のズームレンズ鏡筒の縦断面であり、図22は収納状態、図23は最大繰出状態を示している。図22に示すように、収納時には、遮光弾性舌片42は、1群移動枠15の内筒15Y(吊り溝15eの存在する部分)によって弾性変形し、収納することができる。この収納状態から撮影状態に移行すると、1群移動枠15の内筒15Yの後端部(周方向壁15e’)が遮光弾性舌片42を超えたとき、該遮光弾性舌片42は2群移動枠17の直進案内貫通溝17aから外方に突出し、カムヘリコイド環12の内周面に接触して有害光Aの進入を防ぐ。
図24、図25は、遮光シート40の遮光弾性舌片43が存在する部分(2群移動枠17の後端開放貫通溝17g部分)のズームレンズ鏡筒の縦断面であり、図24は収納状態、図25は最大繰出状態を示している。図24に示すように、収納時には、遮光弾性舌片43は、1群移動枠15の内筒15Yによって弾性変形し、収納することができる。この収納状態から撮影状態に移行すると、1群移動枠15の内筒15Yの後端部が弾性舌片43を超えたとき、該弾性舌片43はカムヘリコイド環12の内周面に接触して有害光Aの進入を防ぐ。このように有害光Aは、3群移動枠18に接着された遮光シート40の遮光弾性舌片42、43によって全ズーム域において、撮像面に到達することなく、遮断される。以上のような構成の遮光構造によると、3群移動枠18に遮光シート40を接着するという簡単な構造で、1群移動枠15および2群移動枠17の貫通溝から進入する有害光Aが撮像面に到達することを防止することができる。
なお、2群移動枠17の後端開放貫通溝17gは全てが遮光弾性舌片43で塞がれるわけではないが、遮光弾性舌片43が存在しない部分は、他の鏡筒部材が進入して遮光することができる。
以上の実施形態で説明したズームレンズ鏡筒は、本発明の遮光構造を適用した一例である。本発明の遮光構造は、外鏡筒と、この外鏡筒に対して相対移動可能で貫通溝を有する中鏡筒と、この中鏡筒に対して相対移動可能な内鏡筒とを同軸に配し、内鏡筒の外周面にこれらの貫通溝に摺動自在に相対移動自在に嵌まる光軸と平行な直進案内突起を形成したズームレンズ鏡筒であれば適用可能である。
本発明によるズームレンズ鏡筒を適用するズームレンズ系のズーミング基礎軌跡を示す図である。 同ズームレンズ系の構成レンズ群とそのレンズ枠を示す半切斜視図である。 本発明の一実施形態によるズームレンズ鏡筒の収納状態における上半断面図である。 同ズームレンズ鏡筒のワイド端無限遠撮影状態における上半断面図である。 同ズームレンズ鏡筒のテレ端無限遠撮影状態における下半断面図である。 図3のVI-VI線に沿う断面図である。 図3のVII-VII線に沿う断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の一部の分解斜視図である。 同別の部分の分解斜視図である。 1群移動枠回りの分解斜視図である。 3群移動枠回りの分解斜視図である。 2群移動枠回りの分解斜視図である。 2群移動枠回りの上半断面図である。 固定筒に支持するパルスモータ回りの背面から見た分解斜視図である。 同固定筒と第4レンズ群回りの分解斜視図である。 カムヘリコイド筒の1群用カム溝と飾り筒用カム溝の展開図である。 1群移動枠、2群移動枠及び3群移動枠の直進案内関係を示す展開図である。 同拡大展開図である。 カムヘリコイド環の2群用カム溝の形状を示す展開図である。 同ズームレンズ鏡筒の一部の分解斜視図である。 3群移動枠の背面から見た図である。 同ズームレンズ鏡筒の収納時における、2群移動枠の直進案内溝部分の縦断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態における縦断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の収納時における、遮光シートの図22、図23とは別の断面における縦断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態における縦断面図である。
符号の説明
C2 隙間
C15 C16 C17 カム溝
C15a C16a 開放端
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
A 有害光
O 光軸
S ばね手段
11 固定筒
11a 雌ヘリコイド
11b 直進案内溝
11c 内面凹部
12 カムヘリコイド環(外鏡筒)
12a 雄ヘリコイド
12b 平歯車
12c 周方向溝
13 駆動ピニオン
14 直進案内環
14a 直進案内突起
14b バヨネット突起
14c 直進案内溝
15 1群移動枠(遮光シート変形枠)
15a カムフォロア
15b 直進案内突起
15c 組立用溝
15d 直進案内溝
15e 吊り溝
15e’ 周方向壁
15f 直進案内突起
15X 外筒
15Y 内筒
15Z フランジ壁
16 飾り筒
16a 直進案内キー
16b カムフォロア
17 2群移動枠(中鏡筒)
17a 直進案内貫通溝
17c カムフォロア
17d 内方フランジ
17e 筒状部
17f 直進案内溝
17g 後端開放貫通溝
18 3群移動枠(内鏡筒)
18a 直進案内突起
18b ストッパ突起(直進キー)
19 圧縮コイルばね
20 シャッタブロック
20a 抑え環
21 圧縮コイルばね
22 4群枠
22a 足部
22b ガイドバー
22c 径方向腕
23 パルスモータ
23a ねじ軸
23b ナット部材
24 1群枠
25 中間筒部材
25a フランジ部
25b 接着剤穴
25c 遮光部材保持穴
25d 案内突起
25e 雌ねじ
26 2群枠
26a 外方フランジ
26b 雄ねじ
27 遮光枠
27a 環状遮光部
27b 保持脚
27c 抜け止めフック部
28 円錐コイルばね
30 バリアブロック
31 バリア開閉環
40 遮光シート
41 環状部(固定部)
42 43 遮光弾性舌片


Claims (8)

  1. 大径順に、外鏡筒と、この外鏡筒に対して相対移動可能で貫通溝を有する中鏡筒と、この中鏡筒に対して相対移動可能な内鏡筒とを同軸に有するズームレンズ鏡筒において、
    上記内鏡筒の外周面に、中鏡筒の上記貫通溝に相対移動自在に嵌まる突起を形成し、
    上記内鏡筒に、該内鏡筒に固定される固定部と、この固定部から径方向に突出して中鏡筒の貫通溝を通過し先端部が上記外鏡筒の内周面に接触する弾性変形可能な遮光弾性舌片とを有する遮光シートを設けたことを特徴とするズームレンズ鏡筒の遮光構造。
  2. 請求項1記載のズームレンズ鏡筒の遮光構造において、中鏡筒と外鏡筒との間には、ズーミングに伴い該中鏡筒と外鏡筒に対して相対移動する遮光シート変形枠が位置しており、この遮光シート変形枠は、遮光シートの遮光弾性舌片と当接したとき、該遮光弾性舌片を、外鏡筒との接触状態から該遮光シート変形枠との接触状態に弾性変形させるズームレンズ鏡筒の遮光構造。
  3. 請求項1または2記載のズームレンズ鏡筒の遮光構造において、中鏡筒の貫通溝は光軸と平行な直進案内貫通溝であるズームレンズ鏡筒の遮光構造。
  4. 請求項2または3記載のズームレンズ鏡筒の遮光構造において、外鏡筒は、回転駆動されて上記中鏡筒、内鏡筒及び遮光シート変形枠を所定の軌跡で駆動するカム環であるズームレンズ鏡筒の遮光構造。
  5. 請求項4記載のズームレンズ鏡筒の遮光構造において、遮光シート変形枠は、二重筒構造をなしていて、その内筒と外筒の間に、上記カム環が位置しており、上記遮光シートの遮光弾性舌片は、この二重筒構造の遮光シート変形枠の内筒によって弾性変形されるズームレンズ鏡筒の遮光構造。
  6. 請求項2ないし5のいずれか1項記載のズームレンズ鏡筒の遮光構造において、上記遮光シート変形枠、中鏡筒及び内鏡筒は、物体側から順に位置する第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群をそれぞれ支持した1群移動枠、2群移動枠及び3群移動枠であるズームレンズ鏡筒の遮光構造。
  7. 請求項2ないし6のいずれか1項記載のズームレンズ鏡筒の遮光構造において、中鏡筒の貫通溝は、遮光シート変形枠と内鏡筒をガイドする溝であるズームレンズ鏡筒の遮光構造。
  8. 請求項2ないし7のいずれか1項記載のズームレンズ鏡筒の遮光構造において、中鏡筒の貫通溝に相対摺動自在に嵌まる内鏡筒の突起は、遮光シート変形枠と係合しているズームレンズ鏡筒の遮光構造。


JP2005225485A 2004-08-12 2005-08-03 ズームレンズ鏡筒の遮光構造 Expired - Fee Related JP4657850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005225485A JP4657850B2 (ja) 2004-08-12 2005-08-03 ズームレンズ鏡筒の遮光構造

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004235437 2004-08-12
JP2005225485A JP4657850B2 (ja) 2004-08-12 2005-08-03 ズームレンズ鏡筒の遮光構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006079070A true JP2006079070A (ja) 2006-03-23
JP4657850B2 JP4657850B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=36158536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005225485A Expired - Fee Related JP4657850B2 (ja) 2004-08-12 2005-08-03 ズームレンズ鏡筒の遮光構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4657850B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310099A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Pentax Corp 光学機器の遮光構造
US7768725B2 (en) 2006-09-21 2010-08-03 Ricoh Company, Ltd. Lens barrel
US9304279B2 (en) 2013-01-28 2016-04-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lens barrel
JP2017090875A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. レンズモジュール
JP2017090876A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. レンズモジュール

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743576A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Canon Inc レンズ鏡筒
JPH10282393A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Canon Inc レンズ鏡筒およびこれを備えた光学機器
JP2001208947A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Asahi Optical Co Ltd 遮光枠の固定装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743576A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Canon Inc レンズ鏡筒
JPH10282393A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Canon Inc レンズ鏡筒およびこれを備えた光学機器
JP2001208947A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Asahi Optical Co Ltd 遮光枠の固定装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310099A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Pentax Corp 光学機器の遮光構造
US7768725B2 (en) 2006-09-21 2010-08-03 Ricoh Company, Ltd. Lens barrel
US9304279B2 (en) 2013-01-28 2016-04-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lens barrel
JP2017090875A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. レンズモジュール
JP2017090876A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. レンズモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP4657850B2 (ja) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7212352B2 (en) Cam mechanism of a lens barrel
JP4154349B2 (ja) レンズ鏡筒のカム機構
US6819502B2 (en) Structure of a zoom lens barrel
JP4959407B2 (ja) レンズ駆動装置、ズームレンズ駆動装置およびカメラ
JP2001215390A (ja) ズームレンズ鏡筒のレンズ枠案内装置
US7373082B2 (en) Light shielding structure of a zoom lens barrel
US6853500B2 (en) Retracting mechanism of a zoom lens barrel
JP4657850B2 (ja) ズームレンズ鏡筒の遮光構造
US6919995B2 (en) Light shielding structure of a retractable lens barrel
US6888685B2 (en) Retracting mechanism of a zoom lens barrel
JP4050239B2 (ja) ズームレンズの鏡筒構造
JP2006215394A (ja) レンズ装置
JP4906284B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2012053412A (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置
JP5788340B2 (ja) レンズ鏡筒の遮光構造
JP4130963B2 (ja) 沈胴式レンズ鏡筒の遮光構造
JP4159487B2 (ja) ズームレンズ鏡筒の圧縮収納構造
JP4348205B2 (ja) レンズ鏡筒
JP4177274B2 (ja) レンズ鏡筒構造
JP4159486B2 (ja) ズームレンズ鏡筒の圧縮収納構造
US6956705B2 (en) Structure of a lens barrel
JP3920521B2 (ja) ズームレンズ鏡筒
JP2013125231A (ja) レンズ鏡筒およびそれを備える撮像装置
JP5504106B2 (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置
JPH0713245A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070620

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080321

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees