JP4348205B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒に関する。
小型の沈胴式のレンズ鏡筒として、固定筒の内周面に形成した雌ヘリコイドに、ヘリコイド環の後端部のギヤヘリコイド突起に形成した雄ヘリコイドを螺合させ、この雄ヘリコイドの山の上に平歯車を形成し、この平歯車を定位置で回転駆動されるピニオンに螺合させた構造が知られている。ギヤヘリコイド環の外周には、光軸方向に直進案内された直進案内環が備えられており、ギヤヘリコイド環のギヤヘリコイド突起の直前と、直進案内環の後端部とにはそれぞれ、該ギヤヘリコイド環と直進案内環を相対回転は自在に軸方向には一緒に移動するように係合させるバヨネット突起と周方向溝が形成されている。ギヤヘリコイド環が回転駆動されると、直進案内環を介して直進案内されているレンズ群が光軸方向に移動する。
特開平11−44835号公報
このようなレンズ鏡筒では、極限までの小型化を追求するために、ギヤヘリコイド環のギヤヘリコイド突起の軸方向長はできるだけ短くしたい。しかし、短すぎると、ピニオンとの噛合長の確保が困難となり、安定したレンズ移動が達成できない。また、レンズ鏡筒をズームレンズ鏡筒とした場合には、ズーミング動作が安定しなくなってしまう。
本発明は、小型化、特にギヤヘリコイド環の軸方向長の短縮を達成でき、かつ、レンズ動作が安定するレンズ鏡筒を得ることを目的とする。
本発明のレンズ鏡筒は、撮像素子を保持するホルダ;内周面に雌ヘリコイドを有する固定筒;後端部外周に形成したギヤヘリコイド突起に、この固定筒の雌ヘリコイドに螺合する雄ヘリコイドと、該雄ヘリコイドの山の上に形成した平歯車とを有するギヤヘリコイド環;及びこのギヤヘリコイド環の平歯車に噛み合う、定位置で回転駆動されるピニオン;を有し、上記ギヤヘリコイド環の回転によりレンズ群を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒において、上記ギヤヘリコイド環のギヤヘリコイド突起は、平歯車を有する雄ヘリコイドの山の後端部の少なくとも一つが、ヘリコイドの谷と平歯車の谷に沿って後方に延長されており、上記ギヤヘリコイド環が所定の収納停止位置に位置するとき、この後方延長部の少なくとも一部が上記ホルダに形成した切欠部内に進入することを特徴としている。
上記ギヤヘリコイド環が上記収納停止位置に位置するとき、上記後方延長部の先端部に形成されたストッパ面が、上記切欠部の端面に当接可能であるのが好ましい。
別の態様によれば、本発明のレンズ鏡筒は、内周面に雌ヘリコイドを有する固定筒;後端部外周から後方に突出するギヤヘリコイド突起に、この固定筒の雌ヘリコイドに螺合する雄ヘリコイドと、該雄ヘリコイドの山の上に形成した平歯車とを有するギヤヘリコイド環;及びこのギヤヘリコイド環の平歯車に噛み合う、定位置で回転駆動されるピニオン;を有し、上記ギヤヘリコイド環の回転によりレンズ群を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒において、上記ギヤヘリコイド環のギヤヘリコイド突起は、平歯車を有する雄ヘリコイドの山の後端部の少なくとも一つが、ヘリコイドの谷と平歯車の谷に沿って切り欠かれていて、上記ギヤヘリコイド環が後退端に位置するとき、この切欠内に撮像素子を保持するホルダに形成したストッパ突起が進入すると共に上記ギヤヘリコイド突起における上記切欠が形成されていない部分である突部が該ホルダに形成した隙間に進入し、かつ、上記ストッパ突起と、上記切欠の平歯車の谷に沿うストッパ面との当接位置でギヤヘリコイド環の後退位置が規制されることを特徴としている。
いずれに態様でも、さらに、上記ギヤヘリコイド環の外周に位置し、光軸方向に直進案内され、かつ上記レンズ群を光軸方向に直進案内する直進案内環、及び上記ギヤヘリコイド環の上記ギヤヘリコイド突起の直前と、上記直進案内環の後端部とにそれぞれ形成された、該ギヤヘリコイド環と直進案内環を相対回転は自在に軸方向には一緒に移動するように係合させるバヨネット突起と周方向溝、を設けて実施してもよい。
いずれの態様においても、上記ギヤヘリコイド環に、上記レンズ群を支持する移動筒に形成したカムフォロアが嵌合するカム溝を形成することが可能である。
いずれの態様においても、上記レンズ群を変倍レンズ群として実施することも可能である。
本発明によれば、小型化、特にギヤヘリコイド環の軸方向長の短縮を達成でき、かつ、レンズ動作が安定するレンズ鏡筒が得られる。
最初に、図1について、本発明をズームレンズ鏡筒に適用した一実施形態のズームレンズ光学系を説明する。このズームレンズ系は、物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群L1、負のパワーの第2レンズ群L2、正のパワーの第3レンズ群L3、及び正のパワーの第4レンズ群L4からなるバリフォーカルレンズ系である。変倍は、第1から第3レンズ群L1〜L3で行い、変倍に伴う焦点移動を第4レンズ群L4で補正する。変倍時に第1レンズ群L1と第3レンズ群L3は一定間隔を保って一緒に移動する。第4レンズ群L4は同時にフォーカス群である。図1は、ズーミング軌跡と収納時の軌跡の両方を描いている。なお、厳密には、バリフォーカスレンズ系は変倍に伴って焦点移動が生じるレンズ系、ズームレンズ系は焦点移動が生じないレンズ系として定義されているが、本実施形態では、上記バリフォーカルレンズ系をズームレンズ系の一種として扱い、さらに以下の説明では上記バリフォーカルレンズ系をズームレンズ系と呼ぶ。
図1から図19について、本実施形態のズームレンズ鏡筒の全体構造を説明する。カメラボディに固定される固定筒11には、例えば図8に示すように、その内周面に雌ヘリコイド11aと、光軸と平行な方向の直進案内溝11bとが形成されている。この固定筒11の雌ヘリコイド11aには、図9に示すように、カムヘリコイド環12の後端部に形成した雄ヘリコイド12aが螺合する。雄ヘリコイド12aの山部には平歯車12bが形成されており、この平歯車12bが、固定筒11の内面凹部11c(図3)に位置させて回動自在に支持した駆動ピニオン13(図15参照)と常時噛み合う。従って、カムヘリコイド環12は、駆動ピニオン13及び平歯車12bを介して回動すると、雄ヘリコイド12aと雌ヘリコイド11aに従って光軸方向に移動する。本実施形態のズームレンズ鏡筒は、このカムヘリコイド環12が光軸を中心とする唯一の回動部材である。
カムヘリコイド環12の外周には、直進案内環14が嵌まっている。この直進案内環14はその後端部外面に径方向の直進案内突起14aを有し、後端部の内面にバヨネット突起14b(図4)を有する。直進案内突起14aは、固定筒11の直進案内溝11bに相対移動自在に嵌まっており、バヨネット突起14bは、カムヘリコイド環12の雄ヘリコイド12a(平歯車12b)の直前に形成した周方向溝12cに相対回転自在に嵌まっている。従って直進案内環14は、回転せずに光軸方向にカムヘリコイド環12と一緒に移動する。
カムヘリコイド環12の外周面には、図4、図9、図16に示すように、第1レンズ群L1を支持した1群移動筒15用のカム溝C15と、飾り筒16用のカム溝C16が形成されており、内周面には、第2レンズ群L2を支持した2群移動筒17用のカム溝C17(図19参照)が形成されている。1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16は僅かに形状が相違し、それぞれ周方向に離隔させて3本ずつ形成され、2群用カム溝C17は同一基礎軌跡が周方向及び光軸方向に離隔させて6本形成されている。1群移動筒15、飾り筒16、2群移動筒17はそれぞれ光軸方向に直進案内されており、これらの1群用カム溝C15、飾り筒用カム溝C16、2群用カム溝C17に従って、カムヘリコイド環12の回転に伴って光軸方向に進退する。
これらの直進案内関係を説明する。1群移動筒15は、図4、図5に示すように、外筒15X、内筒15Y及びこの外筒15Xと内筒15Yの先端部を接続したフランジ壁15Zを有する断面コ字状をなしており、外筒15Xと内筒15Yの間に、カムヘリコイド環12が位置している。外筒15Xの後端部には、カムヘリコイド環12の1群用カム溝C15に嵌まるカムフォロア15aが固定されている。内筒15Yの先端部には、図8、図9に示すように、第1レンズ群L1を固定した1群枠24が螺合固定されている。1群枠24は、第1レンズ群L1を光軸方向に位置調整してズーミング調整する際に用いることができる。
固定筒11に直進案内されている直進案内環14の内周面には、光軸と平行な直進案内溝14c(図9)が略120゜間隔で形成されており、この直進案内溝14cに、外筒15Xの後端部から径方向に突出させた直進案内突起15bが嵌まっている。1群移動筒15の外筒15Xには、組立用溝15cの後端部に幅の狭い直進案内溝15d(図16)が形成されており、この直進案内溝15dに、外筒15Xと直進案内環14の間に位置する飾り筒16に固定した直進案内キー16aが位置している。1群移動筒15と飾り筒16の光軸方向の相対移動距離(1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16の形状の違い)は、僅かであり、直進案内溝15dの光軸方向の長さもこれに対応して短い。直進案内キー16aには一体に、飾り筒用カム溝C16に嵌まるカムフォロア16bが設けられている。
1群移動筒15と飾り筒16との間には、圧縮コイルばね19(図3から図5参照)が挿入されている。この圧縮コイルばね19は、1群移動筒15を後方に、飾り筒16を前方に移動付勢して、1群用カム溝C15とカムフォロア15aの間、及び飾り筒用カム溝C16とカムフォロア16bの間のバックラッシュをとる作用をする。
また、1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16は、図16に示すように、撮影位置と比較して収納位置においては飾り筒16を1群移動筒15に対して前方に出し、バリアブロック30(図8)のバリアと第1レンズ群L1との干渉を防ぐように僅かに形状を異ならせて設定されている。より詳細には、図16に示すように、1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16の光軸方向距離Qは、準備区間(収納位置からバリアが全開するまでの区間)の方がズーム区間(ワイド端位置からテレ端位置の区間)より大きくなるように1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16の形状が設定されている。即ち、準備区間では全区間においてQ=Q1であるが、バリア全開位置OP1を所定量通過した位置OP2(すなわち、レンズL1とバリアとが干渉しない位置から)から、上記距離Qは徐々に小さくなり、ワイド端位置においてQ=Q2(<Q1)となる。そしてズーム区間では、その全区間においてQ=Q2となる。図3に示す収納位置において、1群移動筒15の前端部のフランジ壁15Zと、その前方に位置する飾り筒16のフランジ壁との間のクリアランスc1は、図4または図5に示す撮影状態における両フランジ壁間のクリアランスよりも大きく形成されているのが分かる。別言すると、撮影位置においては、バリアブロック30を第1レンズ群L1に接近させることで、バリアブロック30によるケラレを防止している。バリアブロック30は、飾り筒16の前端部に支持されており、該バリアブロック30のすぐ後方に位置させたバリア開閉環31(図9)を収納位置近傍においてカムヘリコイド環12によって回転させることで、バリアの開閉を行う。このようなバリア開閉環31の回転運動でバリアブロック30の開閉を行うバリア機構は周知である。なお、本実施形態では、ズーム区間において距離Qを一定の値(=Q2)となるように1群用カム溝C15と飾り筒用カム溝C16の形状を設定しているが、焦点距離に応じて距離Qが変化するようにしてもよく、準備区間における距離Qよりもズーム区間における距離Qを大きくなるように構成してもよい。
また、飾り筒用カム溝C16は、その前端部が開放されており、飾り筒16のカムフォロア16bは、特定の組立位置において、その開放端C16a(図16)から該カム溝C16内に挿入される。1群用カム溝C15についても、同様に前端開放端C15aから1群移動筒15のカムフォロア15aが挿入される。
1群移動筒15の内筒15Yには、その内周面に光軸と平行な方向の直進案内突起15f(図6、図7)が形成されており、2群移動筒17には、この直進案内突起15fが相対摺動自在に嵌まる光軸と平行な方向の直進案内溝17aが形成されている。直進案内突起15fにはその中心部に、光軸と平行な方向の吊り溝15eが形成されており、この吊り溝15eの後端部は閉じられている(図17、図18参照)。2群移動筒17には、カムヘリコイド環12の2群用カム溝C17に嵌まるカムフォロア17cが形成されている。
2群移動筒17の内周には、第3レンズ群L3を支持した3群移動筒18が位置している。この3群移動筒18には、2群移動筒17の直進案内溝17aに内側から相対摺動自在に嵌まる光軸と平行な直進案内突起18aが形成されている。この直進案内突起18aの中心部には、吊り溝15eに嵌まる直進キー18b(図11、図17、図18)が形成されている。図11に示すように、3群移動筒18には、第3レンズ群L3の前方に位置させてシャッタブロック20が挿入され、抑え環20aで固定されている。そして、この3群移動筒18(抑え環20a)と2群移動筒17との間には、圧縮コイルばね21が挿入されていて、常時、2群移動筒17に対して3群移動筒18を後方に移動付勢している。この3群移動筒18の後方への移動端は、直進キー18bが1群移動筒15の吊り溝15eの後端部に当接する位置で規制される。すなわち、撮影状態においては、直進キー18bが1群移動筒15の吊り溝15eの後端部に当接した状態が維持され、第1レンズ群L1と第3レンズ群L3との相対間隔が一定となる。ズームレンズ鏡筒が撮影状態から収納状態へ変化する際には、第3レンズ群L3(3群移動筒18)が機械的な後退端に達した後、第1レンズ群L1が1群用カム溝C15に従ってさらに後退すると、圧縮コイルばね21が撓んで第1レンズ群L1が第3レンズ群L3に接近する(図1参照)。直進キー18bは頭部が膨らんでいて、吊り溝15eからの脱落が防止されている。
圧縮コイルばね21は、直接2群移動筒17に作用させてもよい(第2レンズ群L2は2群移動筒17に固定してもよい)が、図示実施形態では、収納長の一層の短縮を図るため、2群移動筒17に対して第2レンズ群L2を後退可能としている。図12、図13はその構成を示すもので、2群移動筒17には、先端部に内方フランジ17dを有する筒状部17eが形成されており、この筒状部17eには光軸と平行で後端及び前端が開放された直進案内溝17fが、周方向に等角度間隔で3本形成されている。筒状部17eには、中間筒部材25に形成したフランジ部25aが嵌っており、フランジ部25aの外周面に周方向に等角度間隔で突設した径方向外向きの3本の案内突起25dが、対応する直進案内溝17fに後方からそれぞれ嵌められている。このため、中間筒部材25は2群移動筒17に対して、光軸回りの相対回転が規制され、光軸方向にのみ相対移動可能であり、フランジ部25aの前面が内方フランジ17dの後面に当接するまで前方へ移動できる。第2レンズ群L2は、2群枠26に固定されており、この2群枠26の雄ねじ26bが中間筒部材25の内周に形成された雌ねじ25eに螺合されている。従って、光軸回りの回転が規制された中間筒部材25に対して2群枠26を回転させることで、第2レンズ群L2の光軸方向の位置を調整(ズーミング調整)することができ、調整後は、接着剤穴25bから接着剤を滴下することで、2群枠26を中間筒部材25に固定することができる。2群移動筒17の内方フランジ17dの前端面と2群枠26の外方フランジ26aとの間には、調整代を含めた隙間c2(図13)が存在する。圧縮コイルばね21は、中間筒部材25に作用しており、常時は(撮影状態では)、中間筒部材25はフランジ部25aが内方フランジ17dに当接する位置に保持される。つまり、第2レンズ群L2の位置は撮影状態では2群用カム溝C17によって制御される一方、収納時には、2群枠26が1群枠24の後端によって機械的に後方に押されることで、外方フランジ26aが内方フランジ17dに当接する位置まで後退でき、隙間c2分収納長の短縮ができる。
中間筒部材25には、遮光枠27が支持されている。遮光枠27は、環状の遮光部27aと、この環状遮光部27aから略120゜間隔で前方に延びる保持脚27bと、保持脚27bの先端部を外方に曲折した抜け止めフック部27cとを有しており、中間筒部材25には、この抜け止めフック部27cが嵌まる遮光部材保持穴25cが形成されている(図12)。そして、遮光枠27と2群枠26の間には、円錐コイルばね28が挿入されていて、遮光枠27を常時後方に移動付勢している。この遮光枠27は、鏡筒を収納するとき、遮光枠27が機械的な後退端に達すると、円錐コイルばね28を撓ませて2群枠26に接近する。遮光部材保持穴25cの光軸方向長は、環状遮光部27aが第2レンズ群L2に当接できるように設定されている。
円錐コイルばね28はさらに、2群枠26を回転させて行うズーミング調整時のバックラッシュ取りの作用をする。ズーミング調整は、画像位置を観察しながら、第2レンズ群L2の光軸方向位置を調整して行う調整であり、2群枠26の中間筒部材25(2群移動筒17)に対するバックラッシュを除去することにより、正確な調整ができる。
第4レンズ群L4は4群枠22に固定されている。第4レンズ群L4は前述のように、バリフォーカルレンズ系の焦点移動を補正する役割と、フォーカスレンズ群としての役割をもっており、パルスモータ23によって進退制御される。すなわち、パルスモータ23の駆動軸はねじ軸23aであり、このねじ軸23aに回転を規制されたナット部材23bが螺合している。ナット部材23bは、ばね手段Sによって、常時4群枠22の足部22aに当接する方向に移動付勢されており、4群枠22は、ガイドバー22bによって回転を規制されている。よって、パルスモータ23を駆動すると、4群枠22(第4レンズ群L4)が光軸方向に進退する。パルスモータ23は、焦点距離情報及び被写体距離情報に応じて制御される。
従って、上記構成の本ズームレンズ鏡筒は、駆動ピニオン13を介してカムヘリコイド環12を回転させると、直進案内されている1群移動筒15、飾り筒16、2群移動筒17がカム溝C15、C16、C17に従って光軸方向に移動する。3群移動筒18は、1群移動筒15が収納位置から前進して直進キー18bが吊り溝15eの後端部に当接すると、1群移動枠15と一緒に移動する。また第4レンズ群L4は焦点距離情報に応じて制御されるパルスモータ23によって位置制御され、バリフォーカルレンズ系の焦点移動の補正が行われる。その結果、図1のようなズーミング軌跡が得られる。また、パルスモータ23は、被写体距離情報によっても制御され、フォーカシング動作が実行される。
本実施形態では、固定筒11の内周面に雌ヘリコイド11aを形成するとともに、固定筒11の後面に、図8に示すCCD(撮像素子)32を保持する板状のCCDホルダ(ホルダ)33を取り付けている。このCCDホルダ33の外周部には、2つの切欠部K1、K2が形成されていて、両切欠部K1、K2の間に位置する円弧状のストッパ突起33aの切欠部K1側の端面がストッパ縁部33bとなっている。固定筒11の内側にはカムヘリコイド環(ギヤヘリコイド環)12が位置し、このカムヘリコイド環12の外周面の後端部には、環状のギヤヘリコイド突起12eが形成されており、ギヤヘリコイド突起12eの外周面には雌ヘリコイド11aと螺合する雄ヘリコイド12aが形成されている。さらに、雄ヘリコイド12aの各山12a1には平歯車12bが形成され、平歯車12bには駆動ピニオン(ピニオン)13が噛合しており、この駆動ピニオン13が定位置で回転することにより、カムヘリコイド環12が光軸方向に進退する。
固定筒11とカムヘリコイド環12の間には直進案内環14が位置しており、直進案内環14の外周面の後端部に突設された直進案内突起14aが、固定筒11の内周面に形成された直進案内溝11bに係合している。さらに、カムヘリコイド環12の外周面には、ギヤヘリコイド突起12eの直前に位置する周方向溝12cが設けられており、直進案内環14の内面の後端部に突設されたバヨネット突起14bが、この周方向溝12cに嵌合している。このため、直進案内環14は、回転せずに光軸方向にカムヘリコイド環12と一緒に移動する。
さらに、第1レンズ群(レンズ群)(変倍レンズ群)L1を支持し、カムヘリコイド環12と直進案内環14の間に位置する1群移動筒(移動筒)15のカムフォロア15aが、カムヘリコイド環12の外周面に形成されたカム溝C15に係合しており、第2レンズ群(レンズ群)(変倍レンズ群)L2を支持し、カムヘリコイド環12の内側に位置する2群移動筒(移動筒)17のカムフォロア17cが、カムヘリコイド環12の内周面に形成されたカム溝C17に係合している。そして、1群移動筒15を直進案内環14によって直進案内し、1群移動筒15の内筒15Yによって2群移動筒17を直進案内している。
さらに、カムヘリコイド環12の内側には、第3レンズ群(レンズ群)(変倍レンズ群)L3を支持する3群移動筒(移動筒)18が、2群移動筒17の後方に位置する状態で配設されている。この3群移動筒18は、1群移動筒15と2群移動筒17とによって直進案内されており、2群移動筒17との間に縮設された圧縮コイルばね21によって後方に常時付勢されており、1群移動筒15との間の直進案内機構(吊り溝15e、直進キー18b)によって、1群移動筒15に対する後退端が規定されている。
そして、カムヘリコイド環12が光軸回りに回転すると、1群移動筒15、2群移動筒17、及び3群移動筒18が光軸方向に進退し、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、及び第3レンズ群L3によってズーミングが行われる。
さらに、図20及び図21に示すように、ギヤヘリコイド突起12eの後端部には、後方に向かって延出する後方延長部12fが一つ突設されている。この後方延長部12fは、雄ヘリコイド12aの一つの谷12a2に沿って斜め後方に延びる傾斜境界面12f1と、平歯車12bの谷12b1と平行な軸方向境界面(ストッパ面)12f2と、カムヘリコイド環12の周方向と平行をなす周方向境界面12f3とによって画成されている。
そして、カムヘリコイド環12が回転しながら後退すると、図21に示すように、後方延長部12fが切欠部K1に進入し、通常時は、モータ23の駆動制御により、ストッパ面12f2がストッパ縁部33bに当接する直前の所定位置(収納停止位置)にて停止する。
一方、何らかの原因でモータ23が正常動作せずに、カムヘリコイド環12が収納停止位置を越えてさらに後退した場合(非常時)は、やがてストッパ面12f2がストッパ縁部33bに当接して、カムヘリコイド環12は停止する。
このように本実施形態では、ギヤヘリコイド突起12eの一部に後方延長部12fを形成し、この後方延長部12fに平歯車12bを形成することにより、この部分の平歯車12bの前後長を他の平歯車12bに比べて長くしている。このため、駆動ピニオン13と平歯車12bがより確実に噛合するようになるので、安定したズーミング動作が可能となる。
さらに、後方延長部12fの光軸方向寸法分だけ、後方延長部12fを形成しない場合に比べて、駆動ピニオン13と平歯車12bの噛合域が広がるため、カムヘリコイド環12の回転量(光軸方向の移動量)が大きくなる。従って、撮影時にはズームレンズ鏡筒をカメラボディから大きく突出させられるので、ズーム比を大きくすることが可能である。しかも、駆動ピニオン13を光軸方向に大型化させないので、カメラボディが光軸方向に大型化することもない。
また、ズームレンズ鏡筒の収納時には、後方延長部12fが切欠部K1に進入するので、収納時におけるズームレンズ鏡筒の前後長の小型化を図ることができるとともに、非常時においては、ストッパ面12f2がストッパ縁部33bに当接して確実にカムヘリコイド環12を停止させることができる。
また、図22は本ズームレンズ鏡筒の変形例を示している。
この変形例では、ギヤヘリコイド突起12gの前後長を上記実施形態のギヤヘリコイド突起12eより長く設定してあり、雄ヘリコイド12aの隣り合う山12a1の後部間には切欠12g1が形成されている。各切欠12g1は、その直前に位置する山12a1と隣りの山12a1との間に形成された谷12a2の後方への延長線をなす傾斜境界面12g2と、平歯車12bの谷12b1の後方への延長線に沿って切り欠かれた軸方向境界面(ストッパ面)12g3と、カムヘリコイド間12の周方向と平行をなす周方向境界面12g4とによって画成されている。
一方、CCDホルダ33の外周部には、周方向長が長い1個の円弧状のストッパ突起33d(鏡筒構成部材)が形成されており、ストッパ突起33dの周方向の両端面33e、33fの一方の端面33eはストッパ縁部を構成している。さらに、CCDホルダ33の外周部の両端面33e、33fの間には、周方向に並んだ、周方向長がストッパ突起33dより短い7個の小寸のストッパ突起(鏡筒構成部材)33cが形成されている。隣り合うストッパ突起33cの間、及びストッパ突起33dの周方向の両端面33e、33fと両端のストッパ突起33cの間には隙間K3が形成されている。
そして、カムヘリコイド環12が回転しながら後退すると、図22に示すように、各ストッパ突起33cが対応する切欠12g1に進入し、ギヤヘリコイド突起12gの隣り合う切欠12g1の間に形成された突部12g5が対応する隙間K3に進入し、通常時はモータ23の駆動制御により、各ストッパ面12g3がストッパ突起33c及びストッパ突起33dのストッパ縁部33eに当接する直前の収納停止位置にて停止する。
一方、何らかの原因でモータ23が正常動作せずに、カムヘリコイド環12が収納停止位置を越えてさらに後退した場合(非常時)は、各ストッパ面12g3が対応するストッパ突起33cとストッパ縁部33eに当接して、カムヘリコイド環12が後退端で停止する。
このように変形例では、ギヤヘリコイド突起12gの前後長を上記実施形態のものより長く設定してあるので、駆動ピニオン13と平歯車12bがより確実に噛合し、安定したズーミング動作が可能となる。
さらに、ズームレンズ鏡筒の収納時には、ギヤヘリコイド突起12gの隣り合う切欠12g1の間に形成された突部12g5が対応する隙間K3に進入するので、収納時におけるズームレンズ鏡筒の前後長の小型化を図ることができるとともに、非常時においては、各ストッパ面12g3が対応するストッパ突起33cとストッパ縁部33eに当接して、確実にカムヘリコイド環12を停止させることができる。
また、上記実施形態と同様に、ギヤヘリコイド突起12gの前後長を長くしない場合に比べて、カムヘリコイド環12の回転量(光軸方向の移動量)を大きくできるので、カメラボディの光軸方向寸法を大きくすることなくズーム比を大きくできる。
本実施形態は本発明をズームレンズ鏡筒に適用したものであるが、ズームレンズ鏡筒以外のレンズ鏡筒に本発明を適用して実施することも勿論可能である。
本発明によるズームレンズ鏡筒を適用するズームレンズ系のズーミング基礎軌跡を示す図である。 同ズームレンズ系の構成レンズ群とそのレンズ枠を示す半切斜視図である。 本発明の一実施形態によるズームレンズ鏡筒の収納状態における上半断面図である。 同ズームレンズ鏡筒のワイド端無限遠撮影状態における上半断面図である。 同ズームレンズ鏡筒のテレ端無限遠撮影状態における下半断面図である。 図3のVI-VI線に沿う断面図である。 図3のVII-VII線に沿う断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の一部の分解斜視図である。 同別の部分の分解斜視図である。 1群移動筒回りの分解斜視図である。 3群移動筒回りの分解斜視図である。 2群移動筒回りの分解斜視図である。 2群移動筒回りの上半断面図である。 固定筒に支持するパルスモータ回りの背面から見た分解斜視図である。 同固定筒と第4レンズ群回りの分解斜視図である。 カムヘリコイド筒の1群用カム溝と飾り筒用カム溝の展開図である。 1群移動筒、2群移動筒及び3群移動筒の直進案内関係を示す展開図である。 同拡大展開図である。 カムヘリコイド環の2群用カム溝の形状を示す展開図である。 撮影時の固定筒とカムヘリコイド環の展開図である。 収納時の固定筒とカムヘリコイド環の展開図である。 変形例の固定筒とカムヘリコイド環の収納時の展開図である。
符号の説明
C15 1群用カム溝
C16 飾り筒用カム溝
C17 2群用カム溝
K1 K2 切欠部
K3 隙間
L1 第1レンズ群(レンズ群)(変倍レンズ群)
L2 第2レンズ群(レンズ群)(変倍レンズ群)
L3 第3レンズ群(レンズ群)(変倍レンズ群)
L4 第4レンズ群
S ばね手段
11 固定筒
11a 雌ヘリコイド
11b 直進案内溝
11c 内面凹部
12 カムヘリコイド環(ギヤヘリコイド環)
12a 雄ヘリコイド
12a1 山
12a2 谷
12b 平歯車
12b1 谷
12c 周方向溝
12d 直進ガイド溝
12e ギヤヘリコイド突起
12f 後方延長部
12f1 傾斜境界面
12f2 軸方向境界面(ストッパ面)
12f3 周方向境界面
12g ギヤヘリコイド突起
12g1 切欠
12g2 傾斜境界面
12g3 軸方向境界面(ストッパ面)
12g4 周方向境界面
12g5 突部
13 駆動ピニオン(ピニオン)
14 直進案内環
14a 直進案内突起
14b バヨネット突起
14c 直進案内溝
15 1群移動筒(移動筒)
15a カムフォロア
15b 直進案内突起
15c 組立用溝
15d 直進案内溝
15e 吊り溝
15f 直進案内突起
15X 外筒
15Y 内筒
15Z フランジ壁
16 飾り筒
16a 直進案内キー
16b カムフォロア
17 2群移動筒(移動筒)
17a 直進案内溝
17c カムフォロア
17d 内方フランジ
17e 筒状部
17f 直進案内溝
18 3群移動筒(移動筒)
18a 直進案内突起
18b 直進キー
19 圧縮コイルばね
20 シャッタブロック
20a 抑え環
21 圧縮コイルばね
22 4群枠
22a 足部
22b ガイドバー
23 パルスモータ
23a ねじ軸
23b ナット部材
24 1群枠
25 中間筒部材
25a フランジ部
25b 接着剤穴
25c 遮光部材保持穴
25d 案内突起
25e 雌ねじ
26 2群枠
26a 外方フランジ
26b 雄ねじ
27 遮光枠
27a 環状遮光部
27b 保持脚
27c 抜け止めフック部
28 円錐コイルばね
30 バリアブロック
31 バリア開閉環
32 CCD(撮像素子)
33 CCDホルダ(ホルダ)
33a ストッパ突起
33b ストッパ縁部
33c ストッパ突起(鏡筒構成部材)
33d ストッパ突起(鏡筒構成部材)
33e ストッパ縁部
33f 端面

Claims (6)

  1. 撮像素子を保持するホルダ;
    内周面に雌ヘリコイドを有する固定筒;
    後端部外周に形成したギヤヘリコイド突起に、この固定筒の雌ヘリコイドに螺合する雄ヘリコイドと、該雄ヘリコイドの山の上に形成した平歯車とを有するギヤヘリコイド環;
    及び
    このギヤヘリコイド環の平歯車に噛み合う、定位置で回転駆動されるピニオン;を有し、
    上記ギヤヘリコイド環の回転によりレンズ群を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒において、
    上記ギヤヘリコイド環のギヤヘリコイド突起は、平歯車を有する雄ヘリコイドの山の後端部の少なくとも一つが、ヘリコイドの谷と平歯車の谷に沿って後方に延長されており、上記ギヤヘリコイド環が所定の収納停止位置に位置するとき、この後方延長部の少なくとも一部が上記ホルダに形成した切欠部内に進入することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1記載のレンズ鏡筒において、上記ギヤヘリコイド環が上記収納停止位置に位置するとき、上記後方延長部の先端部に形成されたストッパ面が、上記切欠部の端面に当接可能であるレンズ鏡筒。
  3. 内周面に雌ヘリコイドを有する固定筒;
    後端部外周から後方に突出するギヤヘリコイド突起に、この固定筒の雌ヘリコイドに螺合する雄ヘリコイドと、該雄ヘリコイドの山の上に形成した平歯車とを有するギヤヘリコイド環;及び
    このギヤヘリコイド環の平歯車に噛み合う、定位置で回転駆動されるピニオン;
    を有し、
    上記ギヤヘリコイド環の回転によりレンズ群を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒において、
    上記ギヤヘリコイド環のギヤヘリコイド突起は、平歯車を有する雄ヘリコイドの山の後端部の少なくとも一つが、ヘリコイドの谷と平歯車の谷に沿って切り欠かれていて、上記ギヤヘリコイド環が後退端に位置するとき、この切欠内に撮像素子を保持するホルダに形成したストッパ突起が進入すると共に上記ギヤヘリコイド突起における上記切欠が形成されていない部分である突部が該ホルダに形成した隙間に進入し、かつ、上記ストッパ突起と、上記切欠の平歯車の谷に沿うストッパ面との当接位置でギヤヘリコイド環の後退位置が規制されることを特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のレンズ鏡筒において、
    上記ギヤヘリコイド環の外周に位置し、光軸方向に直進案内され、かつ上記レンズ群を光軸方向に直進案内する直進案内環、及び
    上記ギヤヘリコイド環の上記ギヤヘリコイド突起の直前と、上記直進案内環の後端部とにそれぞれ形成された、該ギヤヘリコイド環と直進案内環を相対回転は自在に軸方向には一緒に移動するように係合させるバヨネット突起と周方向溝、を備えたレンズ鏡筒。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のレンズ鏡筒において、上記ギヤヘリコイド環に、上記レンズ群を支持する移動筒に形成したカムフォロアが嵌合するカム溝を形成したレンズ鏡筒。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載のレンズ鏡筒において、上記レンズ群が変倍レンズ群であるレンズ鏡筒。
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