JP2017090876A - レンズモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】小型のレンズモジュールを提供する。
【解決手段】レンズモジュールは、鏡筒1とレンズ群2とを備え、前記レンズ群2は前記鏡筒1内に取り付けられる。前記鏡筒1は、水平方向に延伸する第1の筒壁11と、前記第1の筒壁11から折り曲がる第2の筒壁12とを備え、前記レンズモジュールは、前記鏡筒1内に設けられた遮光シート3を更に備え、前記遮光シート3は、前記第1の筒壁に固定される。前記遮光シート3及び前記レンズ群2は、物体側から像側まで順に配列される。遮光シート3の使用は、鏡筒1の長さを短くするので、鏡筒1を成形するときの難しさを低下させて、鏡筒1の良品率を向上させる。
【選択図】図1
【解決手段】レンズモジュールは、鏡筒1とレンズ群2とを備え、前記レンズ群2は前記鏡筒1内に取り付けられる。前記鏡筒1は、水平方向に延伸する第1の筒壁11と、前記第1の筒壁11から折り曲がる第2の筒壁12とを備え、前記レンズモジュールは、前記鏡筒1内に設けられた遮光シート3を更に備え、前記遮光シート3は、前記第1の筒壁に固定される。前記遮光シート3及び前記レンズ群2は、物体側から像側まで順に配列される。遮光シート3の使用は、鏡筒1の長さを短くするので、鏡筒1を成形するときの難しさを低下させて、鏡筒1の良品率を向上させる。
【選択図】図1
Description
本発明は光学的結像の技術分野に属し、特にカメラ、ビデオカメラ、携帯電話、パネルコンピュータ、ノートパソコン等の電子デバイスに用いられているレンズモジュールに関している。
従来、撮像技術の発展及び撮影機能を有する電子製品の進化に伴い、光学撮像レンズモジュールは各種の製品に広く応用されている。現在の電子製品では体積がますます小さくなるという傾向を満たすために、レンズモジュールの体積も小型化しなければならない。
従来技術では、レンズモジュールは、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒内に設けられるレンズと、レンズ同士に挟まれた遮光シートと、を備え、前記レンズ鏡筒は、水平方向に伸びている第1の筒壁と、前記第1の筒壁から折曲って伸びている第2の筒壁とを備え、前記第1の筒壁上に、レンズが伸びる通光孔が形成される。ところで、第1の筒壁上に通光孔が形成されるには、筒壁の肉厚が一定の要求を満たさなければならない。筒壁の厚さが増加すると、レンズモジュール全体の高さ及び重量は増加する。レンズ鏡筒を成形するときの難しさは高くなる。
したがって、新しいレンズモジュールを提供して上記の欠陥を克服する必要がある。
従来技術では、レンズモジュールは、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒内に設けられるレンズと、レンズ同士に挟まれた遮光シートと、を備え、前記レンズ鏡筒は、水平方向に伸びている第1の筒壁と、前記第1の筒壁から折曲って伸びている第2の筒壁とを備え、前記第1の筒壁上に、レンズが伸びる通光孔が形成される。ところで、第1の筒壁上に通光孔が形成されるには、筒壁の肉厚が一定の要求を満たさなければならない。筒壁の厚さが増加すると、レンズモジュール全体の高さ及び重量は増加する。レンズ鏡筒を成形するときの難しさは高くなる。
したがって、新しいレンズモジュールを提供して上記の欠陥を克服する必要がある。
本発明は、従来のレンズモジュールが全体として長く且つ重いことでてグレアとなり易く、レンズモジュールの結像品質を低下させるという課題を解決するための、レンズモジュールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、水平方向に延伸する第1の筒壁と、前記第1の筒壁から折曲って延伸する第2の筒壁とを備える鏡筒と、前記鏡筒内に取り付けられるレンズ群を備えるレンズモジュールであって、前記レンズモジュールは、前記鏡筒内に設けられた遮光シートを更に備え、前記遮光シートは前記第1の筒壁に固定され、前記遮光シート及び前記レンズ群は物体側から像側まで順に配列し、前記遮光シートには通光孔が形成される。
上記の目的を達成するために、本発明は、水平方向に延伸する第1の筒壁と、前記第1の筒壁から折曲って延伸する第2の筒壁とを備える鏡筒と、前記鏡筒内に取り付けられるレンズ群を備えるレンズモジュールであって、前記レンズモジュールは、前記鏡筒内に設けられた遮光シートを更に備え、前記遮光シートは前記第1の筒壁に固定され、前記遮光シート及び前記レンズ群は物体側から像側まで順に配列し、前記遮光シートには通光孔が形成される。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記遮光シートは中央に開口部を有するリング状の構造である。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記レンズ群は第1のレンズを含み、前記第1のレンズは第1の光学部と、前記第1の光学部を取り囲む第1の支持部とを備え、前記第1の光学部の光軸方向の正投影は少なくとも部分的に前記遮光シート上に位置する。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記レンズ群は第1のレンズを含み、前記第1のレンズは第1の光学部と、前記第1の光学部を取り囲む第1の支持部とを備え、前記第1の光学部の光軸方向の正投影は少なくとも部分的に前記遮光シート上に位置する。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記鏡筒に、前記第1の筒壁の内面から前記鏡筒の中心軸方向へ延伸するボスが設けられ、前記ボスは前記遮光シートと前記第1のレンズの第1の支持部との間に挟まれ、前記ボスと前記第1の筒壁の内面とが収納部を形成し、前記遮光シートは部分的に前記収納部に配置される。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記レンズ群は、前記第1のレンズと対向して前記第1のレンズの下方に位置する第2のレンズを備える。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記レンズ群は、前記第1のレンズと対向して前記第1のレンズの下方に位置する第2のレンズを備える。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記第1のレンズの第1の支持部は、前記第1の筒壁と前記第2のレンズとの間に挟まれる。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記遮光シートは接着剤を介して前記第1の筒壁に固定して接続される。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記遮光シートには通光孔が形成され、前記レンズ群の軸心は、前記通光孔の軸心と同一の直線上にある。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記遮光シートは接着剤を介して前記第1の筒壁に固定して接続される。
また、本発明におけるレンズモジュールでは、前記遮光シートには通光孔が形成され、前記レンズ群の軸心は、前記通光孔の軸心と同一の直線上にある。
第1の筒壁上に遮光シートが固定され、遮光シートを利用して、レンズ群を取り付けるバリア構成を形成して、従来の筒体の一体成形の内部突起部を代替する。遮光シートの厚さは、内部突起部の鏡筒の軸方向に沿う厚さよりもはるかに小さいので、鏡筒の長さを相当に減少させる。次に、遮光シートの厚さが、内部突起部の鏡筒の軸方向に沿う厚さよりも遥かに小さいので、遮光シートの通光孔を介してレンズ群に入る光線が遮光シートの内面に反射することは大幅に少なくなり、結像するときのグレアを弱くし、レンズモジュールの結像品質を向上させる。さらに、鏡筒の天井の面が一定の厚さであることを確保する際、遮光シートを使用することによって鏡筒の長さを短くすることができ、鏡筒の成形をするときその成形の難しさを低下させて、鏡筒の良品率を向上させることができる。
下記の図面を組み合わせながら詳細に記述することによって、遮光シートの上記の新規及び/または他の面及び利点は、より明白になり、より理解され易い。これらの図面は説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。
下記の図面を組み合わせながら詳細に記述することによって、遮光シートの上記の新規及び/または他の面及び利点は、より明白になり、より理解され易い。これらの図面は説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。
以下に記述する実施形態は、本発明の特定の具体的な実施態様であり、本発明の技術思想を説明するためのものであり、本発明を解釈・例示するものであり、本発明の本発明の範囲を制限するものではない。ここに記載する実施形態の他にも、当業者は、本願の請求の範囲及び明細書に開示された内容に基づいて明らかな他の技術を採用することもできる。これらの技術思想は、ここに記載する実施形態に対して任意の明白的な代替または修正をする技術思想を含む。
本明細書の図面は模式図であり、本発明の思想を補助して説明するものであり、各部の形状及びその相関関係を模式的に示すものである。本発明の実施形態の各部の構成を明瞭に表現するために、各図面は必ずしも同一の縮尺で作られていない。同一の符号は同じ部分を示すものである。
図1は本発明の一つの実施形態によるレンズモジュールを示す。前記レンズモジュールは、鏡筒1とレンズ群2を備え、前記レンズ群2は前記鏡筒1内に取り付けられ、前記鏡筒1は水平方向に延伸する第1の筒壁11と前記第1の筒壁11から折曲って延伸する第2の筒壁12とを備える。前記レンズモジュールは、前記鏡筒内に設けられている遮光シート3を更に備え、前記遮光シート3は前記第1の筒壁11に固定され、前記遮光シート3及び前記レンズ群2は、物体側から像側まで順に配列され、前記遮光シート3は中央に開口部を有するリング状の構造であるとともに、前記レンズモジュールの通光孔31を形成する。前記レンズ群2の軸心は、前記通光孔31の軸心と同一の直線上にある。
前記物体側とは、前記レンズモジュールを使用するときに鏡筒の物体側に近い側を意味し、前記像側は、物体側の反対側を意味する。図1において分かるように、第1の筒壁11は物体側に近く、第1の筒壁11の鏡筒中心へ延伸する長さは、第2の筒壁12よりも長い。
本発明の上記実施形態におけるレンズモジュールでは、前記レンズ群2には第1のレンズ21が設けられ、前記第1のレンズ21は、第1の光学部211と、前記第1の光学部211を取り囲む第1の支持部212とを備え、前記第1の光学部211の光軸方向での正投影は、少なくとも部分的に前記遮光シート3上に位置する。
本発明の上記実施形態におけるレンズモジュールでは、前記レンズ群2には第1のレンズ21が設けられ、前記第1のレンズ21は、第1の光学部211と、前記第1の光学部211を取り囲む第1の支持部212とを備え、前記第1の光学部211の光軸方向での正投影は、少なくとも部分的に前記遮光シート3上に位置する。
本発明の上記実施形態におけるレンズモジュールでは、前記鏡筒には、前記第1の筒壁11の内面から鏡筒1の中心軸方向へ延伸するボス111が設けられ、前記ボス111は、前記遮光シート3と前記第1のレンズ21の第1の支持部212との間に挟まれ、前記ボス111と前記第1の筒壁11の内面は収納部を形成し、前記遮光シートは部分的に前記収納部内に設けられる。この構成の利点は、遮光シートの組立が簡単であり、レンズを組み立てるとき、遮光シートを収納部に取り付けて固定すればよいということである。本実施形態において、前記遮光シート3は、接着剤4を介して前記第1の筒壁11に固定して接続される。
本発明の上記実施形態のレンズモジュールにおいて、前記レンズ群には、前記第1のレンズ21と対向して前記第1のレンズの下方に位置する第2のレンズ22が設けられる。前記第1のレンズ21の第1の支持部212は、前記第1の筒壁11と前記第2のレンズ22との間に配置される。当然、他の実施形態では、レンズ群は二つ以上のレンズを含んでも良い。
本発明の実施形態のレンズモジュールでは、まず、第1の筒壁上に遮光シートが固定される。遮光シートを利用してレンズ群を組み立てるバリア構成を形成して、従来の筒体の一体成形の内部突起部を代替する。遮光シートの厚さが、従来の内部突起部の鏡筒の軸方向に沿う厚さよりもはるかに小さいので、鏡筒の長さを大幅に減少させる。次に、遮光シートの厚さが、内部突起部の鏡筒の軸方向に沿う厚さよりもはるかに小さいので、遮光シートの通光孔を介してレンズ群に入る光線が遮光シートの内面に反射することは大幅に少なくなり、結像するときのグレアを弱くし、レンズモジュールの結像品質を向上させる。さらに、鏡筒の天井の面が一定の厚さであることを確保する際、遮光シートを使用することによって、鏡筒の長さを短くすることができ、鏡筒を成形するときの成形の難しさを低下させ、鏡筒の良品率を向上させることができる。
上記の開示されている各構成要件は、開示されたような他の構成要件との組み合わせに限っていない。当業者は、本発明の目的を達成できれば、発明の目的に基づいて各構成要件同士の他の組み合わせをすることもできる。
上記の開示されている各構成要件は、開示されたような他の構成要件との組み合わせに限っていない。当業者は、本発明の目的を達成できれば、発明の目的に基づいて各構成要件同士の他の組み合わせをすることもできる。
1 鏡筒
11 第1の筒壁
111 ボス
12 第2の筒壁
2 レンズ群
21 第1のレンズ
211 第1の光学部
212 第1の支持部
22 第2のレンズ
3 遮光シート
31 通光孔;
4 接着剤
11 第1の筒壁
111 ボス
12 第2の筒壁
2 レンズ群
21 第1のレンズ
211 第1の光学部
212 第1の支持部
22 第2のレンズ
3 遮光シート
31 通光孔;
4 接着剤
本発明の実施形態のレンズモジュールでは、まず、第1の筒壁上に遮光シートが固定される。遮光シートを利用してレンズ群を組み立てるバリア構成を形成して、従来の筒体の一体成形の内部突起部を代替する。遮光シートの厚さが、従来の内部突起部の鏡筒の軸方向に沿う厚さよりもはるかに小さいので、鏡筒の長さを大幅に減少させる。次に、遮光シートの厚さが、内部突起部の鏡筒の軸方向に沿う厚さよりもはるかに小さいので、遮光シートの通光孔を介してレンズ群に入る光線が遮光シートの内面に反射することは大幅に少なくなり、結像するときのグレアを弱くし、レンズモジュールの結像品質を向上させる。さらに、鏡筒の天井の面が一定の厚さであることを確保する際、遮光シートを使用することによって、鏡筒の長さを短くすることができ、鏡筒を成形するときの成形の難しさを低下させ、鏡筒の良品率を向上させることができる。
尚、第1のレンズの第1の光学部は遮光シートから物体側に向けて突出していても良い。
上記の開示されている各構成要件は、開示されたような他の構成要件との組み合わせに限っていない。当業者は、本発明の目的を達成できれば、発明の目的に基づいて各構成要件同士の他の組み合わせをすることもできる。
尚、第1のレンズの第1の光学部は遮光シートから物体側に向けて突出していても良い。
上記の開示されている各構成要件は、開示されたような他の構成要件との組み合わせに限っていない。当業者は、本発明の目的を達成できれば、発明の目的に基づいて各構成要件同士の他の組み合わせをすることもできる。
Claims (8)
- 水平方向に延伸する第1の筒壁と、前記第1の筒壁から折曲って延伸する第2の筒壁とを備える鏡筒と、前記鏡筒内に取り付けられているレンズ群を備えるレンズモジュールにおいて、
前記レンズモジュールは、前記鏡筒内に設けられている遮光シートを更に備え、前記遮光シートは前記第1の筒壁に固定されており、前記遮光シート及び前記レンズ群は物体側から像側まで順に配列されていることを特徴とするレンズモジュール。 - 前記遮光シートは中央に開口部を有するリング状の構造であることを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
- 前記レンズ群は第1のレンズを含み、前記第1のレンズは第1の光学部と、前記第1の光学部を取り囲む第1の支持部とを備え、前記第1の光学部の光軸方向の正投影は少なくとも部分的に前記遮光シート上に位置することを特徴とする請求項2に記載のレンズモジュール。
- 前記鏡筒に、前記第1の筒壁の内面から前記鏡筒の中心軸方向へ延伸するボスが設けられ、前記ボスは前記遮光シートと前記第1のレンズの第1の支持部との間に挟まれており、前記ボスと前記第1の筒壁の内面とが収納部を形成し、前記遮光シートは部分的に前記収納部に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
- 前記レンズ群は、前記第1のレンズと対向して前記第1のレンズの下方に位置する第2のレンズを備えることを特徴とする請求項4に記載のレンズモジュール。
- 前記第1のレンズの第1の支持部は、前記第1の筒壁と前記第2のレンズとの間に挟まれていることを特徴とする請求項5に記載のレンズモジュール。
- 前記遮光シートは接着剤を介して前記第1の筒壁に固定して接続されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
- 前記遮光シートには通光孔が形成されており、前記レンズ群の軸心は、前記通光孔の軸心と同一の直線上にあることを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
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Legal Events
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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