JP2006079058A - 偏光分離素子及びそれを有する投影装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに異なる屈折率を有する3種類以上の薄膜を積層した多層膜構造を有する偏光分離素子において、該多層膜構造は、隣り合う薄膜の屈折率より高い屈折率を有するH層、隣り合う薄膜の屈折率より低い屈折率を有するL層、H層とL層の屈折率の間の屈折率を有するM層を、ある層を挟んで上下に該ある層とは異なった層の順番で繰返し、積層した多層膜を含み、該多層膜は、S偏光に対して第一波長帯域の透過率が高く、第一波長帯域と異なる第二波長帯域の透過率が低く、且つP偏光に対して第一波長帯域の透過率が低く、第二波長帯域の透過率が高い光学特性を有し、第一波長帯域および第二波長帯域は、共に30nm以上の帯域幅があり、且つS偏光とP偏光の透過率の差が60%以上の帯域が含まれていること。
【選択図】図1
Description
Li Li and J. A. Dobrowolski, Appl. Opt., vol.39, p.2754, 2000.
第1範囲内の屈折率を有する第1層と、前記第1範囲と重複しない第2範囲内の屈折率を有する第2層と、前記第1及び第2範囲と重複しない第3範囲内の屈折率を有する第3層とを、前記第1層、前記第2層、前記第1層、前記第3層の順に連続して積層した多層膜を含む偏光分離素子であって、
第一波長領域の光に対しては、S偏光の透過率がP偏光の透過率よりも60%以上高く、
前記第一波長領域の光とは異なる第二波長領域の光に対しては、P偏光の透過率が70%以上であり、
前記第一波長領域も前記第二波長領域も30nm以上の帯域幅を有することを特徴としている。
第1範囲内の屈折率を有する第1層と、前記第1範囲と重複しない第2範囲内の屈折率を有する第2層と、前記第1及び第2範囲と重複しない第3範囲内の屈折率を有する第3層とを、前記第1層、前記第2層、前記第1層、前記第3層の順に連続して積層した多層膜を含む偏光分離素子であって、
第一波長領域の光に対しては、S偏光の透過率がP偏光の透過率よりも60%以上高く、
前記第一波長領域の光とは異なる第二波長領域の光に対しては、P偏光の透過率がS偏光の透過率よりも60%以上高く、
前記第一波長領域も前記第二波長領域も30nm以上の帯域幅を有することを特徴としている。
前記多層膜は、前記第1層、前記第2層、前記第1層、前記第3層の順に連続して5回以上積層した多層膜であることを特徴としている。
前記第一波長領域及び前記第二波長領域は、共に可視光領域内(400nm以上700nm以下)の波長であることを特徴としている。
前記第一波長領域が450nm〜480nmの帯域を含み、前記第二波長領域が600nm〜630nmの帯域を含むことを特徴としている。
前記第1、2、3層のうち屈折率が最も高い層をH層(高屈折率層)、2番目に屈折率が高い層をM層(中屈折率層)、最も屈折率が低い層をL層(低屈折率層)とするとき、
前記高屈折率層の屈折率が、2.0以上2.6以下であり、
前記中屈折率層の屈折率が、1.59以上1.9以下であり、
前記低屈折率層の屈折率が、1.25以上1.56以下であることを特徴としている。
前記第1、第2、第3層のうち屈折率が最も高い層をH層(高屈折率層)、2番目に屈折率が高い層をM層(中屈折率層)、最も屈折率が低い層をL層(低屈折率層)とするとき、
前記高屈折率層と前記中屈折率層との屈折率の差が、0.35以上0.9以下であり、
前記中屈折率層と前記低屈折率層との屈折率の差が、0.12以上0.55以下であることを特徴としている。
前記多層膜は、屈折率が1.55以上2.10以下の第1材料からなる物質と、屈折率が1.40以上1.70以下の第2材料からなる物質との間に挟まれていることを特徴としている。
前記第1層、前記第2層、前記第3層の少なくとも1つは、互いに屈折率が異なる層を含むことを特徴としている。
前記第1、第2、第3範囲のうち最も屈折率が高い範囲が前記第1範囲であることを特徴としている。
前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のH層、M層、第2のH層、L層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のH層、前記M層、前記第2のH層、前記L層の膜厚を、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)、a×λ/(4nL)とするとき、
0<a<3、 0<b≦1、 0<c<5、 0<d≦1
を満足することを特徴としている。
前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のH層、M層、第2のH層、L層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のH層、前記M層、前記第2のH層、前記L層の膜厚を、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)、a×λ/(4nL)とするとき、
0<b≦a≦c<5、 0<d≦a≦c<5
を満足することを特徴としている。
前記第1、第2、第3範囲のうち2番目に屈折率が高い範囲が前記第1範囲であることを特徴としている。
前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のM層、L層、第2のM層、H層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のM層、前記L層、前記第2のM層、前記H層の膜厚を、a×λ/(4nM)、b×λ/(4nL)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)とするとき、
0<a<6、 0<c<6、d<b、 0<b<5、0<d<2
を満足することを特徴としている。
前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のM層、L層、第2のM層、H層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のM層、前記L層、前記第2のM層、前記H層の膜厚を、a×λ/(4nM)、b×λ/(4nL)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)とするとき、
0<a<3、 0<c<6、d<b、 0<b<2、0<d<1
を満足することを特徴としている。
前記第1、第2、第3範囲のうち最も屈折率が低い範囲が前記第1範囲であることを特徴としている。
前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のL層、H層、第2のL層、M層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のL層、前記H層、前記第2のL層、前記M層の膜厚を、a×λ/(4nL)、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nL)、d×λ/(4nM)とするとき、
0<a<3、 0<b<5、d<b、 0<c<3、0<d≦1
を満足することを特徴としている。
前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のL層、H層、第2のL層、M層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のL層、前記H層、前記第2のL層、前記M層の膜厚を、a×λ/(4nL)、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nL)、d×λ/(4nM)とするとき、
0<b≦a≦c<5、0<d≦a≦c<5
を満足することを特徴としている。
第1の画像表示素子と、
第2の画像表示素子と、
前記第1の画像表示素子から出射する第1画像光と、前記第2の画像表示素子から出射する第2画像光とを合成する色合成光学系とを備えており、
前記色合成光学系が、請求項1〜18いずれかに記載の偏光分離素子を有することを特徴としている。
第1色光に対応する第1の反射型液晶表示素子と、
前記第1色光とは異なる第2色光に対応する第2の反射型液晶表示素子と、
光源からの光で前記第1、第2反射型液晶表示素子を照明する照明光学系と、
前記第1、第2反射型液晶表示素子からの光を被投射面に投射する投射光学系とを有する画像表示装置であって、
前記照明光学系が、請求項1〜18に記載の偏光分離素子を含み、第1偏光状態の前記第1色光と前記第1偏光状態の前記第2色光とを前記偏光分離素子に導くことにより、前記第1偏光状態の前記第1色光で前記第1反射型液晶表示素子を照明し、前記第1偏光状態の前記第2色光で前記第2反射型液晶表示素子を照明しており、
前記第1反射型液晶表示素子及び前記第2反射型液晶表示素子から出射する、前記第1偏光状態とは偏光方向が直交する第2偏光状態の前記第1色光と前記第2偏光状態の前記第2色光とを、前記偏光分離素子で色合成した上で前記投射光学系に導くことを特徴としている。
◎互いに異なる屈折率を有する3種類以上の薄膜を積層した多層膜構造を有する偏光分離素子において、該多層膜構造は、隣り合う薄膜の屈折率より高い屈折率を有するH層、隣り合う薄膜の屈折率より低い屈折率を有するL層、H層とL層の屈折率の間の屈折率を有するM層を、ある層を挟んで上下に該ある層とは異なった層の順番で繰返し、積層した多層膜を含み、該多層膜は、S偏光に対して第一波長帯域の透過率が高く、第一波長帯域と異なる第二波長帯域の透過率が低く、且つP偏光に対して第一波長帯域の透過率が低く、第二波長帯域の透過率が高い光学特性を有し、第一波長帯域および第二波長帯域は、共に30nm以上の帯域幅があり、且つS偏光とP偏光の透過率の差が60%以上の帯域が含まれていることを特徴としている。
◎複数の反射型液晶表示素子と、
複数の色光でそれぞれ対応する前記複数の反射型液晶表示素子を照明し、該複数の反射型液晶表示素子からの複数の色光を合成して投射する光学系とを有する画像表示装置であって、
前記光学系が前記記載のいずれかに記載の偏光分離素子を用いて、前記複数の反射型液晶表示素子からの前記複数の色光を合成することを特徴としている。
◎光源手段と、無偏光の光の偏光方向を揃える偏光変換素子と、波長帯域により光を反射と透過に分離するダイクロイックミラーと、偏光状態により光を反射と透過に分離する偏光ビームスプリッタと、前記記載のいずれかの偏光分離素子と、信号に合わせて偏光方向を変調する光変調素子と、偏光の方向を90°回転する1/2波長板と、該光変調素子により変調された光を合成する偏光ビームスプリッタと、合成された光を投影する投影レンズと、を有することを特徴としている。
を満足するように多層膜、或いはその多層膜を有する偏光分離素子の設計を行う。
0<a<1.5, 0<b≦1, 0<c<2, 0<d≦1(ただし、a,b,c,dは実数。)
しかし、図3の透過波長帯域(入射角45°)には若干のリップルが見られる。このリップルの低減と波長帯域の調整をするため膜厚の調節(最適化)を行った。ここで、入射側プリズム11はOHARA社商品名PBH56(波長550nmにおける材料の屈折率1.85)、H層はTiO2(波長550nmにおける屈折率2.32)、L層はMgF2(波長550nmにおける屈折率1.39)、M層はAl2O3(波長550nmにおける屈折率1.65)、射出側は屈折率1.55の接着剤とした。尚、以下の各実施例においてH層、L層、M層の材料は同様のものが適用できる。
nd≦2nm
程度の層を設けても良く、これに限定されない。
H=λ/(4nH)、L=dL=λ/(4nL)、M=λ/(4nM)であるからL層、H層、M層、H層の膜厚は順にa×λ/(4nL)、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)となる。
a=dL×(4nL)/λ
となる。ここで表−1より
dL=70.66(nm)
λ=550(nm)
nL=1.39
を代入すると
a=0.714
となる。
b=dH×(4nH)/λ
に
dH=26.45(nm)
λ=550(nm)
nH=2.32
を代入すると
b=0.446
となる。
c=dM×(4nM)/λ
に
dM=96.53(nm)
λ=550(nm)
nM=1.65
を代入すると
c=1.158
となる。
d=dH×(4nH)/λ
に
dH=39.69(nm)
λ=550(nm)
nH=2.32
を代入すると
c=0.670
となる。
0<b≦a≦c<5, 0<d≦a≦c<5(ただし、a,b,c,dは実数。)
を満足するように、多層膜を構成すれば、角度特性が良好な偏光分離素子を得ることができる。
0<b≦a≦c<2, 0<d≦a≦c<2
以上のような、低入射角度における阻止帯域拡大を目的とした第2多層膜と、第1多層膜とを積層し、リップルの低減と波長帯域の調整をするために膜厚の調整(最適化)を行った。ここで、入射側プリズム11はOHARA社商品名PBH56(波長550nmにおける材料の屈折率1.85)、H層はTiO2(波長550nmにおける屈折率2.32)、L層はMgF2(波長550nmにおける屈折率1.39)、M層はAl2O3(波長550nmにおける屈折率1.65)、射出側は屈折率1.55の接着剤とした。層数は全部で103層となった。この多層膜、及びその多層膜を有する偏光分離素子内の各膜厚を表2に示し、45±5度の入射角度で入射するS偏光、P偏光に対する偏光分離素子の透過率特性を図7に示す。この図7より、45±5度の入射角度範囲(実質的に40〜50度の入射角度範囲内すべて)において、青波長帯域(特に440〜480nm)の光に対しては、S偏光の透過率がP偏光の透過率よりも60%以上高く(S偏光を透過し、P偏光を反射し)、赤波長帯域(特に590〜640nm)の光に対しては、P偏光の透過率がS偏光の透過率よりも60%以上高い(S偏光を反射し、P偏光を透過する)偏光分離素子(波長選択性偏光分離素子)を提供することが可能となる。
(a×M b×L c×M d×H)
0<a<6, 0<c<6, d<b, 0<b<5, 0<d<2
ただし、a,b,c,dは実数、HはdH=λ/(4nH)の高屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号、LはdL=λ/(4nL)の低屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号、MはdM=λ/(4nM)の中間屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号を表す。nH、nL、nMはそれぞれH層、L層、M層の屈折率、dH、dL、dMはそれぞれH層、L層、M層の膜厚、λは設計波長である。
(a×M b×L c×M d×H)
0<a<3, 0<c<3, d<b, 0<b<2, 0<d<1
具体的な設計においては第1多層膜と低入射角度における阻止帯域拡大のために層数を増やした第5多層膜を積層し、リップルの低減と波長帯域の調整をするために膜厚最適化を行った。
(a×L b×M c×L d×H)
0<a<3, 0<b<5, 0<c<3, 0<d≦1
ただし、a,b,c,dは実数、HはdH=λ/(4nH)の高屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号、LはdL=λ/(4nL)の低屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号、MはdM=λ/(4nM)の中間屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号を表す。nH、nL、nMはそれぞれH層、L層、M層の屈折率、dH、dL、dMはそれぞれH層、L層、M層の膜厚、λは設計波長である。
(a×L b×M c×L d×H)
0<a<1.5, 0<b<2, 0<c<1.5, 0<d≦1
しかし、図19の透過波長帯域にはリップルが見られる。このリップルの低減と波長帯域の調整をするため膜厚最適化を行った。また、入射側プリズム11はOHARA社商品名S-LAH55(波長550nmにおける材料の屈折率1.85)、H層はTiO2(波長550nmにおける屈折率2.32)、L層はMgF2(波長550nmにおける屈折率1.39)、M層はAl2O3(波長550nmにおける屈折率1.65)、射出側は屈折率1.55の接着剤とした。
層数は全部で40層である。結果を各膜厚を表13、入射角45°における透過率を図20に示す。表の層数番号は入射側からの順番である。入射角45度において、青波長帯域(略430-490nm)はS偏光を透過、P偏光を反射、赤波長帯域(略580-650nm)はS偏光を反射、P偏光を透過しており、波長帯域、偏光分離とも良好な特性であることがわかる。
実施例2の図6、実施例8の図15と同様に基本的に透過帯域と反射帯域が交互に現れるエッジフィルタの特性であるがS偏光とP偏光で強い偏光分離が見られることが特徴である。この強い偏光分離を利用することにより、およそ青波長帯域(第一波長帯域)はS偏光を透過、P偏光を反射しているのに対し、赤波長帯域(第二波長帯域)はS偏光とP偏光を透過している特性、つまり第7多層膜の基本特性となっていることがわかる。
(a×L b×M c×L d×H)
0<d≦a≦b<5, 0<d≦c≦b<5
ただし、a,b,c,dは実数、HはdH=λ/(4nH)の高屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号、LはdL=λ/(4nL)の低屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号、MはdM=λ/(4nM)の中間屈折率層の1/4波長膜厚の表記記号を表す。nH、nL、nMはそれぞれH層、L層、M層の屈折率、dH、dL、dMはそれぞれH層、L層、M層の膜厚、λは設計波長である。
(a×L b×M c×L d×H)
0<d≦a≦b<3, 0<d≦c≦b<3
具体的な設計においては第6多層膜と低入射角度における阻止帯域拡大のために層数を増やした第7多層膜を積層し、リップルの低減と波長帯域の調整をするために膜厚最適化を行った。
前記高屈折率層の屈折率が、2.0以上2.6以下であり、前記中屈折率層の屈折率が、1.59以上1.9以下であり、前記低屈折率層の屈折率が、1.25以上1.56以下である。
0<a<3、 0<b≦1、 0<c<5、 0<d≦1
を満足する。さらに望ましくは、
0<b≦a≦c<5、 0<d≦a≦c<5
を満足する。
0<a<6、 0<c<6、d<b、 0<b<5、0<d<2
を満足する。さらに望ましくは、
0<a<3、 0<c<6、d<b、 0<b<2、0<d<1
を満足する。
0<a<3、 0<b<5、d<b、 0<c<3、0<d≦1
を満足する。さらに望ましくは、
0<b≦a≦c<5、0<d≦a≦c<5
を満足する。
11,12:光学部材
10:多層構造
20:青波長帯域のS偏光光線
21:青波長帯域のP偏光光線
22:青波長帯域の円偏光光線
30:緑波長帯域のS偏光光線
31:緑波長帯域のP偏光光線
32:緑波長帯域の円偏光光線
40:赤波長帯域のS偏光光線
41:赤波長帯域のP偏光光線
42:赤波長帯域の円偏光光線
51:光源
52:偏光変換素子
53a:ダイクロイックミラー(S偏光の青・赤波長帯域を反射、緑波長帯域を透過)
53b:ダイクロイックプリズム(P偏光の青・赤波長帯域を反射、緑波長帯域を透過)
54a,54b,54c:偏光ビームスプリッタ
55b,55g,55r:液晶による反射型光変調素子
56b,56r:波長選択性位相子
57:投射レンズ系
58:1/2波長板
59:偏光子
60:1/4波長板
Claims (20)
- 第1範囲内の屈折率を有する第1層と、前記第1範囲と重複しない第2範囲内の屈折率を有する第2層と、前記第1及び第2範囲と重複しない第3範囲内の屈折率を有する第3層とを、前記第1層、前記第2層、前記第1層、前記第3層の順に連続して積層した多層膜を含む偏光分離素子であって、
第一波長領域の光に対しては、S偏光の透過率がP偏光の透過率よりも60%以上高く、
前記第一波長領域の光とは異なる第二波長領域の光に対しては、P偏光の透過率が70%以上であり、
前記第一波長領域も前記第二波長領域も30nm以上の帯域幅を有することを特徴とする偏光分離素子。 - 第1範囲内の屈折率を有する第1層と、前記第1範囲と重複しない第2範囲内の屈折率を有する第2層と、前記第1及び第2範囲と重複しない第3範囲内の屈折率を有する第3層とを、前記第1層、前記第2層、前記第1層、前記第3層の順に連続して積層した多層膜を含む偏光分離素子であって、
第一波長領域の光に対しては、S偏光の透過率がP偏光の透過率よりも60%以上高く、
前記第一波長領域の光とは異なる第二波長領域の光に対しては、P偏光の透過率がS偏光の透過率よりも60%以上高く、
前記第一波長領域も前記第二波長領域も30nm以上の帯域幅を有することを特徴とする偏光分離素子。 - 前記多層膜は、前記第1層、前記第2層、前記第1層、前記第3層の順に連続して5回以上積層した多層膜であることを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光分離素子。
- 前記第一波長領域及び前記第二波長領域は、共に可視光領域内(400nm以上700nm以下)の波長であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の偏光分離素子。
- 前記第一波長領域が450nm〜480nmの帯域を含み、前記第二波長領域が600nm〜630nmの帯域を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の偏光分離素子。
- 前記第1、2、3層のうち屈折率が最も高い層をH層(高屈折率層)、2番目に屈折率が高い層をM層(中屈折率層)、最も屈折率が低い層をL層(低屈折率層)とするとき、
前記高屈折率層の屈折率が、2.0以上2.6以下であり、
前記中屈折率層の屈折率が、1.59以上1.9以下であり、
前記低屈折率層の屈折率が、1.25以上1.56以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の偏光分離素子。 - 前記第1、第2、第3層のうち屈折率が最も高い層をH層(高屈折率層)、2番目に屈折率が高い層をM層(中屈折率層)、最も屈折率が低い層をL層(低屈折率層)とするとき、
前記高屈折率層と前記中屈折率層との屈折率の差が、0.35以上0.9以下であり、
前記中屈折率層と前記低屈折率層との屈折率の差が、0.12以上0.55以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の偏光分離素子。 - 前記多層膜は、屈折率が1.55以上2.10以下の第1材料からなる物質と、屈折率が1.40以上1.70以下の第2材料からなる物質との間に挟まれていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の偏光分離素子。
- 前記第1層、前記第2層、前記第3層の少なくとも1つは、互いに屈折率が異なる層を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の偏光分離素子。
- 前記第1、第2、第3範囲のうち最も屈折率が高い範囲が前記第1範囲であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の偏光分離素子。
- 前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のH層、M層、第2のH層、L層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のH層、前記M層、前記第2のH層、前記L層の膜厚を、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)、a×λ/(4nL)とするとき、
0<a<3、 0<b≦1、 0<c<5、 0<d≦1
を満足することを特徴とする請求項10に記載の偏光分離素子。 - 前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のH層、M層、第2のH層、L層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のH層、前記M層、前記第2のH層、前記L層の膜厚を、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)、a×λ/(4nL)とするとき、
0<b≦a≦c<5、 0<d≦a≦c<5
を満足することを特徴とする請求項10又は11に記載の偏光分離素子。 - 前記第1、第2、第3範囲のうち2番目に屈折率が高い範囲が前記第1範囲であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の偏光分離素子。
- 前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のM層、L層、第2のM層、H層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のM層、前記L層、前記第2のM層、前記H層の膜厚を、a×λ/(4nM)、b×λ/(4nL)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)とするとき、
0<a<6、 0<c<6、d<b、 0<b<5、0<d<2
を満足することを特徴とする請求項13に記載の偏光分離素子。 - 前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のM層、L層、第2のM層、H層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のM層、前記L層、前記第2のM層、前記H層の膜厚を、a×λ/(4nM)、b×λ/(4nL)、c×λ/(4nM)、d×λ/(4nH)とするとき、
0<a<3、 0<c<6、d<b、 0<b<2、0<d<1
を満足することを特徴とする請求項13又は14に記載の偏光分離素子。 - 前記第1、第2、第3範囲のうち最も屈折率が低い範囲が前記第1範囲であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の偏光分離素子。
- 前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のL層、H層、第2のL層、M層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のL層、前記H層、前記第2のL層、前記M層の膜厚を、a×λ/(4nL)、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nL)、d×λ/(4nM)とするとき、
0<a<3、 0<b<5、d<b、 0<c<3、0<d≦1
を満足することを特徴とする請求項16に記載の偏光分離素子。 - 前記第1、第2、第3層のうち最も屈折率が高い層をH層、2番目に屈折率が高い層をM層、最も屈折率が低い層をL層とし、
前記H層、L層、M層の各々の屈折率をnH、nL、nMとし、
設計波長をλとし、
前記多層膜が第1のL層、H層、第2のL層、M層の順に連続して積層されているものとし、
前記第1のL層、前記H層、前記第2のL層、前記M層の膜厚を、a×λ/(4nL)、b×λ/(4nH)、c×λ/(4nL)、d×λ/(4nM)とするとき、
0<b≦a≦c<5、0<d≦a≦c<5
を満足することを特徴とする請求項16又は17に記載の偏光分離素子。 - 第1の画像表示素子と、
第2の画像表示素子と、
前記第1の画像表示素子から出射する第1画像光と、前記第2の画像表示素子から出射する第2画像光とを合成する色合成光学系とを備えており、
前記色合成光学系が、請求項1〜18いずれかに記載の偏光分離素子を有することを特徴とする画像表示素子。 - 第1色光に対応する第1の反射型液晶表示素子と、
前記第1色光とは異なる第2色光に対応する第2の反射型液晶表示素子と、
光源からの光で前記第1、第2反射型液晶表示素子を照明する照明光学系と、
前記第1、第2反射型液晶表示素子からの光を被投射面に投射する投射光学系とを有する画像表示装置であって、
前記照明光学系が、請求項1〜18に記載の偏光分離素子を含み、第1偏光状態の前記第1色光と前記第1偏光状態の前記第2色光とを前記偏光分離素子に導くことにより、前記第1偏光状態の前記第1色光で前記第1反射型液晶表示素子を照明し、前記第1偏光状態の前記第2色光で前記第2反射型液晶表示素子を照明しており、
前記第1反射型液晶表示素子及び前記第2反射型液晶表示素子から出射する、前記第1偏光状態とは偏光方向が直交する第2偏光状態の前記第1色光と前記第2偏光状態の前記第2色光とを、前記偏光分離素子で色合成した上で前記投射光学系に導くことを特徴とする画像表示装置。
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