JP2006079055A - 定着装置、画像形成装置および定着装置の加熱制御方法 - Google Patents

定着装置、画像形成装置および定着装置の加熱制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単純な制御で複数の加熱源が同時にオン状態にならないようにし、最大消費電力
を抑え、フリッカ規制を満足する。
【解決手段】待機時には、加圧ヒータがオンした後、第1の加熱ヒータがオンとなり、第
1の加熱ヒータがオフした時点で第2の加熱ヒータがオンになり、第1および第2の加熱
ヒータが同時にオンになることを禁止する。一方、通紙時には、加圧ヒータがオフのとき
に第1および第2の加熱ヒータをオンし、第1および第2の加熱ヒータが共にオフになっ
た時点で加圧ヒータをオンし、加圧ヒータがオフした後、第2(あるいは第1)の加熱ヒ
ータがオンになる。いずれにしても加圧ヒータ、第1の加熱ヒータ、および第2の加熱ヒ
ータが同時にオンにならないように制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に使用される定着装置、この定着装置を使用した画像形成装置、および、定着装置の加熱用ヒータの加熱制御方法に関する。
画像形成装置の定着装置においては、機器の立ち上げ時間を短縮するために、定着装置の加熱時の定着可能温度までの到達時間を短縮する必要がある。このため、第1の回転体(加熱ローラ)と第2の回転体(加圧ローラ)を各々加熱する第1および第2の加熱源(加熱ヒータ)と加熱源(加圧ヒータ)は、ヒータ熱容量を大容量化する必要がある。しかし、単純なヒータ熱容量の大容量化は最大消費電力の増加や、フリッカ規制への対応のため困難である。このため、定着ヒータは小容量で複数の配光分布を持つヒータに複数化されている。
このような複数のヒータを有する定着装置としては、例えば特許文献1あるいは2に開示されている。また、関連する発明として特許文献3ないし7に記載の発明も知られている。
このうち特許文献1には、トナーを定着されるシート状媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、上記定着ベルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び定着ローラと、上記定着ベルトを介して上記定着ローラに対向して配置される加圧ローラと、上記加熱ローラの温度を検知するための第1の温度検知手段と、上記定着ローラの温度を検知するための第2の温度検知手段と、上記加熱ローラの温度を、第1の温度検知手段の検知信号に基づいて設定温度となるよう制御する制御手段とを有する定着装置において、上記加熱ローラの設定温度を、第2の温度検知手段の検知信号に基づいて決定する設定温度決定手段を有し、定着ベルトの回転による温度低下に対応した温度制御を行うことにより定着が良好となるよう温度のコントロールを的確に行い、定着性が安定化したベルトタイプの定着装置を提供することを目的とした発明が開示されている。
また、特許文献2には、露光手段によってオリジナル画像を照明して得られる当該画像の光像に基づいて形成される転写材上の可視画像に対向する側に位置する定着ローラと、当該定着ローラに圧接する加圧ローラとの間に転写材を通紙して転写材上の可視画像を定着させる定着装置において、定着ローラと加圧ローラのそれぞれに温度センサ及び異なる消費電力のヒータが配設され、これらが相互に独立に制御され、加熱ローラの設定温度よりも低めに設定された加圧ローラの制御温度が待機時より通紙時の方が高く、通紙時の加圧ローラ温度が加熱ローラの温度に近づくこと、及び露光手段が作動中は定着ローラと加圧ローラのそれぞれのヒータが同時に点灯しないように制御されるように構成し、消費電力を満足できる範囲に温度制御すべく、加圧ローラの温度低下による定着性の防止して且つ消費電力を予め定められた標準的電源容量内に収めることができるようにした定着装置が開示されている。
特開2003−156966号公報 特許第3186906号公報 特開平09−016015号公報 特開平11−161095号公報 特開2001−056622号公報 特開2003−307963号公報 特開2004−045687号公報
しかし、上述のような複数のヒータを備えた定着装置では、これらの複数のヒータを全て同時にオンした場合には、ヒータ熱容量の大容量化と同じことになり、最大消費電力の増加や、フリッカ規制への対応が困難になる。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、単純な制御で最大消費電力を抑え、フリッカ規制を満足することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、定着待機時には、前記第1の加熱源のオン・オフ状態とは無関係に前記第2の加熱源をオン・オフ制御することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は、前記第1の加熱源の各熱源のオン状態が重ならないように前記各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする。
第3の手段は、第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記記録媒体の通過時には、前記第1及び第2の加熱源のオン状態が重ならないようにオン・オフ制御することを特徴とする。
第4の手段は、第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記記録媒体の通過時には、前記第1の加熱源のオン・オフ状態に無関係に前記第2の加熱源をオフ状態にすることを特徴とする。
第5の手段は、第3または第4の手段において、前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は、前記第1の加熱源の各熱源のオン状態の重なりを許容した上で前記各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする。
第6の手段は、第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記記録媒体の通過前昇温時には、前記第1の加熱源のオン・オフ状態に無関係に前記第2の加熱源をオフ状態にすることを特徴とする。
第7の手段は、第6の手段において、前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は、前記第1の加熱源の各熱源のオン状態の重なりを許容した上で前記各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする。
第8の手段は、第4ないし第7のいずれかの手段において、前記制御手段は、待機時には、前記第1及び第2の加熱源のオン状態が重ならないようにオン・オフ制御することを特徴とする。
第9の手段は、第8の手段において、前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は前記第1の加熱源の各熱源のオン状態の重なりを許容した上で各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする。
第10の手段は、第2、第5、第7及び第9のいずれかの手段において、前記各熱源の少なくとも1つは、中央部に配光特性を持った中央部ヒータであり、少なくとも他の1つは端部に配光特性を持った端部ヒータであることを特徴とする。
第11の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記第1の加熱源は、定着ベルトをかけて回す第1の回転体の中に設けられていることを特徴とする。
第12の手段は、第1ないし第11のいずれかの手段において、前記第1の回転体は前記記録媒体の定着対象となる画像形成面側を加熱することを特徴とする。
第13の手段は、第1ないし第12のいずれかの手段において、前記第2の回転体は前記記録媒体の非画像形成面または定着対象となっていない画像形成面側に接触し、前記第2の加熱源は前記記録媒体の非画像形成面側または定着対象となっていない画像形成面側を加熱することを特徴とする。
第14の手段は、第1ないし第13のいずれかの手段において、前記第1の加熱源によって加熱され、定着対象側に接触する加熱部材と、前記記録媒体を加圧する加圧部材の熱容量が、
加熱部材の熱容量<加圧部材の熱容量
の関係に設定されていることを特徴とする。
第15の手段は、第1ないし第14のいずれかの手段に係る定着装置を画像形成装置を備えていることを特徴とする。
第16の手段は、第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置の加熱制御方法において、前記記録媒体の通過時か待機時かを判定し、通過時には前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源がオフ状態のときに前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源をオン状態にすることを特徴とする。
第17の手段は、第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置の加熱制御方法において、前記記録媒体の通過時か待機時かを判定し、待機時には前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源がオン状態のときに、前記第1の加熱源をオンまたはオフ状態とすることを特徴とする。
第18の手段は、第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置の加熱制御方法において、前記記録媒体の通過時か通過前昇温時かを判定し、いずれかの場合には、第1の加熱源のオン・オフ状態に関係なく、第2の加熱源をオフ状態にすることを特徴とする。
なお、以下の実施形態において、第1の回転体は定着ローラ、加熱ローラおよび定着ベルトに、第1の加熱源は加熱ヒータ321,322に、第1の温度検知手段は第1の温度検知センサ350に、第2の回転体は加圧ローラ340に、第2の加熱源は加圧ヒータ341に、第2の温度検知手段は第2の温度検知センサ351に、制御手段は制御部701に、熱源は第1の加熱ヒータ321,第2の加熱ヒータ322にそれぞれ対応する。
本発明によれば、複数の加熱源が同時にオン状態にならないように制御するので、また、第1の加熱源のオン・オフ状態に関係なく、第2の加熱源をオフ状態にするので、最大消費電力を抑え、フリッカ規制を満足することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。図1において、カラープリンタは作像部100、給紙部200、定着部300および排紙部400から基本的に構成されている。
作像部100は、CMYK各色の感光体ドラム101C,101M,101Y,101Kと、各感光体ドラム101C,101M,101Y,101Kに対して光書き込みを行う図示しない各色毎の書き込みユニットと、各感光体ドラム101C,101M,101Y,101Kと接触し、駆動プーリと従動プーリとの間に張設された転写ベルト102と、転写ベルト102を挟んで各感光体ドラム101C,101M,101Y,101Kと対向する位置に設けられた転写ローラ103C,103M,103Y,103Kと、黒転写部の下流側であって縦搬送路105を挟んで設けられた転写ローラ104とから主に構成されている。
給紙部200は、第1および第2の給紙トレイ210,220と、給紙トレイ210,220から給紙ローラ211,221によって繰り出された転写紙212,222を縦搬送路105に搬送するための転写紙搬送経路106と、縦搬送路105に手差しで転写紙を送り込むための手差しトレイ230とから構成されている。
定着装置300は縦搬送路105の転写紙搬送方向下流側に設けられ、定着ローラ310、加熱ローラ320、定着ベルト330および加圧ローラ340とからなる。
排紙部400は、定着装置300の転写紙搬送方向下流側に設けられ、排紙ローラ410と排紙トレイ420から構成されている。
このように構成されたカラープリンタでは、給紙トレイ210,220または手差しトレイ230から給紙された転写紙は、縦搬送路105に送り出され、現像・転写を行う作像部100で作像され、転写ベルト102の表面に重畳されたフルカラーの画像が転写ローラ104によって転写紙に転写される。転写紙上に転写された未定着画像は定着装置300に送られ、ヒータ等の熱源により表面が加熱された定着ベルト330の内側で駆動および従動する定着ローラ310と加圧ローラ340で形成されるニップを通過することにより転写紙の表面に定着されて半永久画像となり、排紙トレイ420に排出される。
図2は定着装置300の詳細な構成を示す図である。定着装置300は定着ローラ310、加熱ローラ320及び両者間に張架された定着ベルト330からなり、定着ローラ310及び加熱ローラ320は固定され、図示しないスプリング(加圧手段あるいは弾性付勢手段)によって加圧されたベルト張架部材(テンションローラ)331によって適切なテンションを保持する。また、定着ベルト330の内部側に位置し、弾性体で形成される定着ローラ310と加圧ローラ320との間には適切な圧力が加わり、これにより定着ベルト330と加圧ローラ340間にニップが形成される。
加熱ローラ320の内部には第1及び第2の加熱ヒータ321,322が設けられ、この加熱ヒータ321,322によって加熱ローラ320を内部から加熱し、定着ベルト330を加熱する。なお、この実施形態では、加熱ヒータは2個であるが、それ以上多くともよい。また、加熱ローラ320の外周部にも温度検知センサ350が設けられ、定着ベルト330の表面温度を接触または非接触で検知し、この検知した定着ベルト330の表面温度に基づいて第1の加熱ヒータ321の通電を制御し、定着ベルト330の表面温度を適切な温度範囲に制御する。加圧ローラ340の内部にも加熱用ヒータ(以下、加圧ヒータと称す)341が設けられ、加圧ローラ340の外周部に設けられた温度検知センサ351により加圧ローラ340の表面温度を検知し、この検知した加圧ローラ340の表面温度に基づいて加圧ヒータ341の通電を制御し、加圧ローラ340の表面温度を適切な温度範囲に制御する。なお、加圧ローラ340の外周部にはクリーニング部材360が設けられ、加圧ローラ340の表面に付着した汚れを清掃するようになっている。
この実施形態では、定着側回転体(定着ベルト330)側が転写紙Pの画像面側、加圧側回転体(加圧ローラ340)側が非画像側であり、転写紙212に形成された未定着画像610は上記の如く加熱されたニップ部を通過する間に転写紙212に定着される。すなわち、転写紙212の表面に定着トナー像620が付着し、定着されることになる。
なお、符号371は入口ガイド板、372は分離部材、373はで出口ガイド板である。また、本実施形態では、定着ベルト330、定着ローラ310および加熱ローラ320を含む加熱側の部材の熱容量が加圧ローラ340の熱容量よりも小さくなるように設定する。このように構成することにより、加圧ヒータ341を第1及び第2の加熱ヒータ321,322のように複数化しなくてもよくなる。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置の制御回路の構成を示すブロック図であり、定着装置の制御に係る部分のみ示す。制御回路700は図示しないROM及びRAMを備えた制御部(CPU)701と、定着ベルト330の表面温度を検知する第1の温度検知センサ350、加圧ローラ340の表面温度を検知する第2の温度検知センサ351、前記第1および第2の加熱ヒータ321,322、加圧ヒータ341、定着ローラ310および加圧ローラ340を回転駆動する駆動モータ365を含み、前記各センサ350,351、各ヒータ321,322,341および駆動モータ365がそれぞれ制御部701に接続されている。制御部701は、図示しないROMに格納されたプログラムに従って、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながらプログラムされた所定の処理を実行する。
図4は前記制御部701によって実行される制御手順を示すフローチャートである。図4の制御手順では、まず、定着装置300に転写紙が通っているかどうか、いわゆる通紙時かどうかをチェックし(ステップS1)、通紙時であれば、加圧ローラ340を加熱する加圧ヒータオン要求があるかどうかをチェックする(ステップS2)。なお、ここでは通紙と称しているが、記録媒体が転写紙以外のもの、例えばOHPシートなどのフィルム状のものもあり、その場合には、記録媒体が前記ニップを通過する状態に対応する。ステップS2でヒータオン要求がなければステップS1に戻り、オン要求があれば、加熱ローラ320の第1および第2の加熱ローラのオン要求があるかどうかをチェックする(ステップS3)。第1および第2の加熱ヒータ321,322のオン要求があれば、ステップS2の処理に戻り、オン要求がなければ、第1および第2の加熱ヒータ321,322のオンを禁止し(ステップS4)、次いで、加圧ヒータ341をオンし(ステップS5)、第2の温度検知センサ351の温度監視に基づいて制御される加圧ヒータ341の通電状態がオフされると(ステップS6)、第1および第2の加熱ヒータ321,322のオン禁止を解除し(ステップS7)、ステップS1に戻る。
ステップS1で通紙状態でないとき(待機時)には(ステップS1−N)、余熱定着が行われているか否かをチェックし(ステップS8)、余熱定着も行われていない状態であれば、処理を終える。一方、余熱定着が行われていれば、加圧ヒータ341がオンかどうかをチェックし(ステップS9)、加圧ヒータ341がオンであれば、第1および第2の加熱ヒータ321,322を同時にオンすることを禁止し(ステップS10)、加圧ヒータ341をオンする(ステップS11)。そして、前記温度監視による制御により加圧ヒータ341がオフになった時点で(ステップS11)、前記ステップS10の禁止状態を解除し、すなわち、第1および第2加熱ヒータ321,322の同時オン禁止状態を解除して(ステップS12)、ステップS1に戻る。
このように制御すると、第1および第2の加熱ヒータ321,322と加圧ヒータ341の三者が同時にオン状態になることなく、所望の加熱制御が可能となる。
このときの制御タイミングを図5のタイミングチャートに示す。図5(a)はステップS1で通紙時ではない待機時の3つのヒータ321,322,341のオン・オフのタイミングを示すもので、ステップS9で加圧ヒータ341がオンした後、第1の加熱ヒータ321がオンとなり、第1の加熱ヒータ321がオフした時点で第2の加熱ヒータ322がオンになっている。これはステップS10で第1および第2の加熱ヒータ321,322が同時にオンになることを禁止しているからである。なお、この実施形態では、第1の加熱ヒータ321(図4および図5では加熱ヒータ1として示している)が加熱ローラ320の中央部を、第2の加熱ヒータ322(図4および図5では加熱ヒータ2として示している)が加熱ローラ320の端部をそれぞれ加熱するように各ヒータが配置されている。このタイミングでは、加圧ヒータ341と第1および第2の加熱ヒータ321,322のいずれかとはオン状態が重なるときはあるが、第1および第2の加熱ヒータ321,322のオン状態は重なることはない。
図5(b)は通紙時における3つのヒータ321,322,341のオン・オフのタイミングを示すもので、加圧ヒータ341がオフ(ステップS2−N)のときに第1および第2の加熱ヒータ321,322をオンし、第1および第2の加熱ヒータ321,322が共にオフになった時点で(ステップS4)加圧ヒータ341をオンし(ステップS5)、加圧ヒータ341がオフした後(ステップS6)、第2の加熱ヒータ322がオンになる(ステップS7)。このタイミングでは、第1および第2の加熱ヒータ321,322のオン状態が重なることはあるが、加圧ヒータ341と第1および第2の加熱ヒータ321,322のオン状態が重なることはない。
なお、以上の実施形態では、転写紙212の片面に画像を形成し、画像を定着することについて述べているが、片面ずつ両面に画像を形成する場合も同様である。この場合には、非定着側の画像形成面が加圧ローラ340に接触することになる。
以上のように本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
すなわち、定着ユニット300の待機時には、加熱ヒータ321,322のオン/オフに関係なく、加圧ヒータ341をオン/オフ制御しているので、加圧ヒータ341の制御を、加熱ヒータ321,322の状態によらない単純な制御にすることができる。
定着ユニット300の通紙時には、加圧ヒータ341を加熱ヒータ321,322のオンとは重ならないようにオン/オフ制御しているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応が可能となる。
加熱ヒータ321,322は2個以上あり、それらは待機時には互いにオンが重ならないように制御しているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応が可能となる。
加熱ヒータ321,322は2個以上あり、それらは通紙時には互いにオン状態が重なってもよいように制御しているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応をしながら、加熱ヒータ321,322の制御を、お互いの状態によらない単純な制御にすることができる。
複数の加熱ヒータ321,322の少なくとも1つは中央部に配光特性を持ち、他の少なくとも1つは端部に配光特性を持った端部ヒータに複数化し、機能を分けているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応が可能となる。
加熱ヒータ321,322は定着ベルト330を掛けて回す加熱ローラ320の中に設けられているので、加熱ヒータ321,322の構造が簡単になり、かつ熱効率を向上させることができる。
加圧ローラ340を加熱する加圧ヒータ341は、転写紙212の画像の裏側を加熱しているので、定着構造を熱定着により効果的に行うことができる。
加熱ローラ320、定着ベルト330および定着ローラ310からなる加熱側の部材の熱容量を、加圧側の部材より小さくしているので、加圧ヒータ341を複数化する必要がない。
<第2の実施形態>
第1実施形態では、複数のヒータのオン状態が条件に応じて重ならないように制御して最大消費電力の低減とフリッカ規制への対応を行うようにしているが、本実施形態では、所定の条件のときに積極的に加圧ヒータをオフにして第1の実施形態と同様の効果を得るようにしたものである。
図6は第2の実施形態に係る制御手順を示すフローチャート、図7は第2の実施形態におけるヒータの加熱タイミングの関係を示すタイミングチャートである。なお、画像形成装置、定着装置及び制御回路自体は、前述の図1ないし図3に示した第1の実施形態と同等に構成されているので重複する説明は省略する。
この第2の実施形態では、まず、定着ユニット300が通紙状態か通紙前昇温状態かをチェックし(ステップS21)、通知状態あるいは通紙前昇温状態であれば(ステップS21−Y)、加圧ヒータ341をオフにその状態を保持する(ステップS22)。この状態で第1及び第2の加熱ヒータ321,322はいずれかをオン状態にしても、あるいは両者をオン状態にすることができる(ステップS23)。そして、この状態で通紙終了をチェックし(ステップS24)、通知が終了した時点で通紙している用紙に対する定着が完了したとして処理を終える。
一方、定着ユニット300が通紙状態でも通紙前昇温状態でもなければ(ステップS21−N)、余熱定着が行われているか否かをチェックし(ステップS25)、余熱定着も行われていない状態であれば、処理を終える。一方、余熱定着が行われていれば、加熱ヒータ321,322のいずれかがオンかどうかをチェックし(ステップS26)、オンでなければステップS21に戻って以降の処理を繰り返し、オンであれば加圧ヒータ341がオン状態になるのを禁止し(ステップS27)、第1及び第2の加熱ヒータ321,322をオンする(ステップS28)。例えば所定温度まで加熱ローラ320が昇温して第1及び第2の加熱ヒータ321,322が共にオフになった時点で加圧ヒータ341のオン禁止状態を解除し(ステップS30)、加圧ヒータの加熱が可能と状態とした後、ステップS21に戻って以降の処理を繰り返す。
このように制御すると、第1および第2の加熱ヒータ321,322と加圧ヒータ341の三者が同時にオン状態になることなく、所望の加熱制御が可能となる。
このときの制御タイミングを図7のタイミングチャートに示す。図7(a)はステップS21で通紙時における3つのヒータ321,322,341のオン・オフのタイミングを示すもので、ステップS22で加圧ヒータ341がオフとなり、ステップS23で第1及び/又は第2の加熱ヒータ321,322がオンとなった状態、ここでは、第1の加熱ヒータ321がオン時に第2の加熱ヒータ322が第1の加熱ヒータ321よりも短い期間オンとなり、両加熱ヒータ321,322が同時オンの状態があることを示している。しかし、加圧ヒータ341と第1及び/又は第2の加熱ヒータ321,322の三者が同時にオンになることはない。
図7(b)は待機時における3つのヒータ321,322,341のオン・オフのタイミングを示すもので、加熱ヒータ321,322のいずれかがオン(ステップS26−Y)のときに加圧ヒータ341のオンを禁止し(ステップS27)、加圧ヒータ341がオフのとき第1及び/又は第2の加熱ヒータ321,322がオンとなる。このタイミングでは、第1および第2の加熱ヒータ321,322のオン状態が重なることはあるが、加圧ヒータ341と第1および第2の加熱ヒータ321,322のオン状態が重なることはない。
なお、以上の実施形態では、転写紙212の片面に画像を形成し、画像を定着することについて述べているが、片面ずつ両面に画像を形成する場合も同様である。この場合には、非定着側の画像形成面が加圧ローラ340に接触することになる。
また、加熱部材の熱容量を
加熱部材の熱容量<加圧部材の熱容量
に設定する。ここで、加熱部材は直接加熱に関与する部材、すなわち、加熱用ローラ320及び定着ベルト330に、加圧部材は圧を付与する部材、すなわち、加圧ローラ340及び定着ローラ310に対応している。このように構成すると、加圧部材側の熱容量が大きく、熱変動も少ないので加熱部材側の複数の熱源による加熱制御により定着状態を制御可能なので、加熱部材側の加熱源である加圧ヒータ341を複数化しなくとも十分に定着ユニット300の温度制御を行うことができる。
その他、特に説明しない各部は前述の第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
すなわち、定着ユニット300の通紙時には、加熱ヒータ321,322のオン/オフに関係なく、加圧ヒータ341をオフにしているので、加熱ヒータ321,322の制御を、加圧ヒータ341のオン/オフ状態によらない単純な制御にすることができる。
定着ユニット300の定着ヒータ通紙前昇温時には、加熱ヒータ321,322のオン/オフに関係なく、加圧ヒータ341をオフにしているので、加熱ヒータ321,322の制御を、加圧ヒータ341の状態によらない単純な制御にすることができる。
加熱ヒータ321,322は2個以上あり、それらは通紙時には互いにオンが重なってもよいように制御しているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応を可能にしながら加熱ヒータ341の制御を、お互いの状態によらない単純な制御にすることができる。
加熱ヒータ321,322は2個所以上あり、定着ユニット300のヒータ通紙前昇温時にも、互いにオン状態が重なってもよいように制御しているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応を可能にしながら、定着ユニット300への通紙時の加熱ヒータ制御を、お互いの状態によらない単純な制御にすることができる。
定着ユニット300の待機時には、加圧ヒータ341と加熱ヒータ321,322のオン状態が重ならないようにオン/オフ制御しているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応を可能にできる。
加熱ヒータ321,322は2個以上あり、それらは通紙時には互いにオン状態が重なってもよいように制御しているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応を可能にしながら、通紙時の加熱ヒータ321,322の制御を、お互いの状態によらない単純な制御にすることができる。
複数の加熱ヒータ321,322の少なくとも1つは中央部に配光特性を持ち、他の少なくとも1つは端部に配光特性を持った端部ヒータに複数化し、機能を分けているので、最大消費電力を低減し、かつフリッカ規制への対応が可能となる。
加熱ヒータ321,322は定着ベルト330を掛けて回す加熱ローラ320の中としているので、加熱ヒータ321,322の構造が簡単になり、かつ熱効率を向上させることができる。
加圧ローラ340を加熱する加圧ヒータ341は、転写紙212の画像の裏側を加熱しているので、定着構造を熱定着に効果的にすることができる。
加熱部材の熱容量を(加熱部材の熱容量)<(加圧部材の熱容量)としているので、加圧ヒータ341を複数化しなくてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るカラー画像形成装置としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。 図1に示した定着装置の詳細な構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るカラープリンタの制御回路の定着装置に関する部分を示したブロック図である。 本発明の第1の実施形態で実行される制御の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態で実行される制御の制御タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態で実行される制御の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態で実行される制御の制御タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
100 作像部
105 縦搬送路
200 給紙部
212 転写紙
300 定着装置(ユニット)
310 定着ローラ
320 加熱ローラ
321,322 加熱ヒータ
330 定着ベルト
340 加圧ローラ
341 加圧ヒータ
350 第1の温度検知センサ
351 第2の温度検知センサ
400 排紙部
610 未定着トナー像
620 定着トナー像
700 制御回路
701 制御部

Claims (18)

  1. 第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、
    前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、
    前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、
    前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、
    前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、
    前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、定着待機時には、前記第1の加熱源のオン・オフ状態とは無関係に前記第2の加熱源をオン・オフ制御することを特徴とする定着装置。
  2. 前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は、前記第1の加熱源の各熱源のオン状態が重ならないように前記各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、
    前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、
    前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、
    前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、
    前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、
    前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記記録媒体の通過時には、前記第1及び第2の加熱源のオン状態が重ならないようにオン・オフ制御することを特徴とする定着装置。
  4. 第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、
    前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、
    前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、
    前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、
    前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、
    前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記記録媒体の通過時には、前記第1の加熱源のオン・オフ状態に無関係に前記第2の加熱源をオフ状態にすることを特徴とする定着装置。
  5. 前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は、前記第1の加熱源の各熱源のオン状態の重なりを許容した上で前記各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする請求項3または4記載の定着装置。
  6. 第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置において、
    前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源と、
    前記第1の回転体の表面温度を検知する第1の温度検知手段と、
    前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源と、
    前記第2の回転体の表面温度を検知する第2の温度検知手段と、
    前記第1および第2の温度検知手段によって検知された温度に基づいて前記第1および第2の加熱源の加熱量をそれぞれ制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記記録媒体の通過前昇温時には、前記第1の加熱源のオン・オフ状態に無関係に前記第2の加熱源をオフ状態にすることを特徴とする定着装置。
  7. 前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は、前記第1の加熱源の各熱源のオン状態の重なりを許容した上で前記各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする請求項6記載の定着装置。
  8. 前記制御手段は、待機時には、前記第1及び第2の加熱源のオン状態が重ならないようにオン・オフ制御することを特徴とする請求項4ないし7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記第1の加熱源は2以上の熱源からなり、前記制御手段は前記第1の加熱源の各熱源のオン状態の重なりを許容した上で各熱源をオン・オフ制御することを特徴とする請求項8記載の定着装置。
  10. 前記各熱源の少なくとも1つは、中央部に配光特性を持った中央部ヒータであり、少なくとも他の1つは端部に配光特性を持った端部ヒータであることを特徴とする請求項2、5、7及び9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記第1の加熱源は、定着ベルトをかけて回す第1の回転体の中に設けられていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 前記第1の回転体は前記記録媒体の定着対象となる画像形成面側を加熱することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の定着装置。
  13. 前記第2の回転体は前記記録媒体の非画像形成面または定着対象となっていない画像形成面側に接触し、前記第2の加熱源は前記記録媒体の非画像形成面側または定着対象となっていない画像形成面側を加熱することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の定着装置。
  14. 前記第1の加熱源によって加熱され、定着対象側に接触する加熱部材と、前記記録媒体を加圧する加圧部材の熱容量が、
    加熱部材の熱容量<加圧部材の熱容量
    の関係に設定されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の定着装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  16. 第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置の加熱制御方法において、
    前記記録媒体の通過時か待機時かを判定し、通過時には前記第1の回転体を加熱する第1の加熱源がオフ状態のときに前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源をオン状態にすることを特徴とする定着装置の加熱制御方法。
  17. 第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置の加熱制御方法において、
    前記記録媒体の通過時か待機時かを判定し、待機時には前記第2の回転体を加熱する第2の加熱源がオン状態のときに、前記第1の加熱源をオンまたはオフ状態とすることを特徴とする定着装置の加熱制御方法。
  18. 第1および第2の一対の回転体の間に記録媒体を通過させることにより、記録媒体上に画像を定着させる定着装置の加熱制御方法において、
    前記記録媒体の通過時か通過前昇温時かを判定し、いずれかの場合には、第1の加熱源のオン・オフ状態に関係なく、第2の加熱源をオフ状態にすることを特徴とする定着装置の加熱制御方法。
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