JP2006078690A - カメラ用ズームファインダ - Google Patents
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Abstract
【課題】 移動レンズが移動しても、マークが見やすいカメラ用ズームファインダを提供する。
【解決手段】 移動レンズである変倍レンズ37をマーク39とマイクロレンズ41との間に配置する。変倍レンズ37のレンズ面のうち、マーク39からマイクロレンズ41へ向かう光の入射面及び出射面を、前記光の進行方向と垂直な平面37a、37bにて構成する。これにより、変倍レンズ37が移動してもマーク39の視度は一定に保たれるので、マーク39を観察しやすい。
【選択図】 図3
【解決手段】 移動レンズである変倍レンズ37をマーク39とマイクロレンズ41との間に配置する。変倍レンズ37のレンズ面のうち、マーク39からマイクロレンズ41へ向かう光の入射面及び出射面を、前記光の進行方向と垂直な平面37a、37bにて構成する。これにより、変倍レンズ37が移動してもマーク39の視度は一定に保たれるので、マーク39を観察しやすい。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ファインダ光軸方向に移動する移動レンズを備え、撮影ズームレンズ機構のズーム動作に連動して、前記移動レンズを移動させ、ファインダ倍率を変更するカメラ用ズームファインダに関するものである。
カメラの多くは、光学式のファインダが搭載されている。そして、撮影者は、ファインダから観察される被写体像を観察しながらフレーミングを行い、撮影範囲を決定して撮影を行う。ファインダのなかには、ファインダ光軸方向に移動する移動レンズを備え、撮影ズームレンズ機構のズーム動作に連動して、移動レンズを移動させ、ファインダ倍率を変更するようにしたズームファインダがある。
また、下記特許文献1には、ファインダ光路内にマークを設け、このマークを接眼レンズや透明基盤上に形成した凸型のマイクロレンズを通して観察可能にしたカメラ用ファインダが記載されている。このファインダによれば、被写体像に重なるようにマークが観察されるので、マークを目安にフレーミングを行うことができる。
特開平8−248479号公報
しかしながら、上記特許文献記載のファインダは、ズームファインダへの適用に関しての配慮がなされていない。このため、マークとマイクロレンズとの間に移動レンズを配置してしまうと、移動レンズの移動に伴ってマークの視度が変化し、マークが見づらくなってしまう。この問題は、移動レンズよりも接眼側にマークを設けることで回避することができるが、この場合、マークとマイクロレンズとの距離が近くなるので、ファインダ画面内にマークを視認させるためには、屈折力の高いマイクロレンズを用いる必要がある。しかし、このような屈折力の高いマイクロレンズは、製造公差が厳しく、コストがかかってしまう。
本発明は、コストの増加を抑えるとともに、移動レンズが移動しても、マークが見やすいカメラ用ズームファインダを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のカメラ用ズームファインダは、移動レンズよりも対物側のファインダ光路中に配置されるマークと、移動レンズよりも接眼側のファインダ光路中に配置され、前記マークからの光を集光して、ファインダ画面内に前記マークを視認させるマイクロレンズとを設けるとともに、移動レンズのレンズ面のうち、前記マークから前記マイクロレンズへ向かう光の入射面及び出射面を、前記光の進行方向と垂直な平面にて構成したことを特徴としている。前記マークを、対物レンズまたは対物窓に設け、前記マイクロレンズを、接眼レンズまたは接眼窓に設けることが好ましい。
また、本発明のカメラ用ズームファインダは、移動レンズよりも接眼側に、外部光源から所定のマーク形状の光を採り入れて、ファインダ光路へ入射させる採光部と、採光部からの光を接眼側に反射させる反射部材と、反射部材からの光を集光し、マーク形状の光像をファインダ画面内に視認させるマイクロレンズとを設けたことを特徴としている。前記反射部材及び前記マイクロレンズを、接眼レンズまたは接眼窓に設けることが好ましい。
本発明のカメラ用ズームファインダは、移動レンズをマークとマイクロレンズとの間に配置するとともに、移動レンズのレンズ面のうち、マークからマイクロレンズへ向かう光の入射面及び出射面を、前記光の進行方向と垂直な平面にて構成したので、移動レンズが移動してもマークの視度が変化せず、マークを観察しやすい。また、マークとマイクロレンズとの間隔を離すことができ、屈折力の高いマイクロレンズ用いる必要が無く、コストが高くなってしまうこともない。さらに、マークを対物レンズまたは対物窓に設け、マイクロレンズを接眼レンズまたは接眼窓に設けることによって、部品点数の増加を抑え、コストを安くすることができる。
また、本発明のカメラ用ズームファインダは、マーク形状の光をファインダ光路へ入射させる採光部と、このマーク形状の光を反射させ、集光してファインダ画面内にマーク形状の光像を視認させる反射部材及びマイクロレンズを、移動レンズよりも接眼側に設けたので、移動レンズが移動してもマーク形状の光像の視度が変化せず、観察しやすい。また、ファインダ光路内にマークを設ける場合と比較して、採光部とマイクロレンズとの光学的な距離を離すことが可能であり、屈折力の高いマイクロレンズ用いる必要が無く、コストが高くなってしまうこともない。さらに、反射部材及びマイクロレンズを接眼レンズまたは接眼窓に設けることによって、部品点数の増加を抑え、コストを安くすることができる。
以下、本発明のズームファインダをズームカメラに搭載した場合の、実施例1、及び、実施例2についてそれそれ説明を行う。
ズームカメラの前面側の外観図を図1(A)に、背面側の外観図を同図(B)にそれぞれ示す。カメラ11の側面には、写真フイルムを収納した写真フイルムカートリッジを挿脱するための蓋13が設けられ、カメラ11の背面側に軸着されている。カメラ11の上面には、レリーズボタン15が設けられ、押下によってシャッタ装置が駆動され、写真フイルムに画像が記録される。
カメラ11は、撮影レンズ17の焦点位置を段階的に変化させるステップ式のズーム機構を備えており、カメラ11の中央部には、ズーム機構を成す鏡筒19が設けられている。カメラ11の背面には、ズームレバー21が設けられ、このズームレバー21の操作によって、撮影レンズ17の焦点位置が段階的に変化され、ズーム倍率が変更される。
鏡筒19のほぼ真上には、ファインダ31が設けられ、カメラ11の前面からはファインダ31の対物レンズ33が露呈し、カメラ11の背面からは、ファインダ31の接眼レンズ35が露呈している。詳しくは後述するが、ファインダ31は、移動レンズを備え、この移動レンズをファインダ光軸と平行に移動させ、ファインダ倍率を変更するズームファインダである。
図2に、ファインダ31を構成する各レンズの斜視図を、図3に各レンズの断面図をそれぞれ示す。ファインダ31には、ファインダ光軸上に被写体側から順に、対物レンズ33、変倍レンズ37、接眼レンズ35が設けられている。これら各レンズ33、37、35は、例えば、透明なプラスチックによって形成される。
対物レンズ33と接眼レンズ35は、凹レンズであり、カメラボディに固定される。一方、変倍レンズ37は、ファインダ倍率を変倍する凸型の移動レンズであり、図示しないレンズ移動機構により、ファインダ光軸方向に移動自在に保持される。カメラ11は、このレンズ移動機構の駆動制御を行い、変倍レンズ37を移動させ、ファインダ倍率を変更する。ファインダ倍率は、撮影レンズ17のズーム倍率に対応するように変更される。
対物レンズ33の接眼側レンズ面のほぼ中央部には、突起により形成された円形のマーク39が設けられている。マーク39は、撮影範囲のほぼ中央部を示し、撮影者がフレーミングを行う際の目安として機能する。また、接眼レンズ35の接眼側レンズ面のほぼ中央部にはマーク39からの光を集光し、ファインダ画面内でマーク39を視認可能とするために、凸型のマイクロレンズ41が設けられている。マイクロレンズ41は、マーク39の視度を考慮して、その焦点がマーク39に一致するように形成される。
変倍レンズ37は、マーク39とマイクロレンズ41との間に配置されるため、ファインダ倍率の変更に伴い、変倍レンズ37が移動されると、マーク39の視度が変化し、マーク39が見づらくなってしまう。このような問題を防止するために、変倍レンズ37の対物側レンズ面、及び、接眼側レンズ面には、それぞれ平面37a、37bが設けられている。
平面37aは、マーク39からマイクロレンズ41へ向かう光の光入射面であり、変倍レンズ37の対物側レンズ面のほぼ中央部に設けられる。平面37bは、マーク39からマイクロレンズ41へ向かう光の光出射面であり、変倍レンズ37の接眼側レンズ面のほぼ中央部に設けられる。また、平面37a、37bは、マーク39からマイクロレンズ41へ向かう光の進行方向に対して垂直に設けられる。これにより、マーク39からマイクロレンズ41へ向かう光は、屈折することなく、変倍レンズ37を透過する。
以下、上記構成による本発明の実施例1の作用について説明する。カメラ11の使用時に、撮影者は、ファインダ31をのぞき込んでフレーミングを行い、撮影範囲を決定する。このとき、対物レンズ33に設けたマーク39からの光が、接眼レンズ35に設けたマイクロレンズ41によって集光され、ファインダ画面内には、被写体像とともにマーク39が観察される。マイクロレンズ41の焦点は、マーク39に一致するように形成されているので、マーク39が観察しやすい。マーク39は撮影範囲の中央部分を示すものであり、撮影者はマーク39を目安にして、フレーミングを行うことができる。
撮影者が被写体に応じてズームレバー21を操作すると、撮影レンズ17のズーム倍率が変更される。これに伴い、マーク39とマイクロレンズ41との間に配置された変倍レンズ37が移動され、ファインダ倍率が変更される。このとき、変倍レンズ37に設けた平面37a、37bにより、マーク39からマイクロレンズ41へ向かう光は屈折することなく、そのまま変倍レンズ37を透過する。このため、マーク39の視度は、ファインダ倍率の変更に関わらず一定に保たれる。
このように、ファインダ31は、変倍レンズをマークとマイクロレンズとの間に配置するとともに、変倍レンズのレンズ面のうち、マークからマイクロレンズへ向かう光の入射面及び出射面を、前記光の進行方向と垂直な平面にて構成したので、変倍レンズが移動してもマークの視度は一定に保たれ、マークを観察しやすい。また、変倍レンズを挟んでマークとマイクロレンズを配置することにより、これらの間隔を離すことができる。このため、屈折力の高いマイクロレンズを用いる必要が無く、コストを抑えることができる。さらに、マークを対物レンズに設け、マイクロレンズを接眼レンズに設けたので、部品点数の増加を抑え、コストを安くすることができる。
なお、上記実施例1では、対物レンズにマークを設ける例で説明をしたが、対物レンズが移動レンズである場合がある。このような場合には、図4に示す、ファインダ51のように、対物レンズ53よりも対物側に透明な対物窓55を設け、この対物窓55にマーク39を形成する。また、対物レンズ53のレンズ面のうち、マーク39からマイクロレンズ41に向かう光の入射面53aと、出射面53bとをそれぞれ前記光の進行方向と垂直な平面にて構成すればよい。なお、図4においては、上述した実施形態1と同様の部材については同様の符号を付している。
また、接眼レンズが移動レンズである場合がある。この場合も同様に、接眼レンズよりも接眼側に透明な接眼窓を設け、この接眼窓にマイクロレンズを形成し、接眼レンズのレンズ面のうち、マークからマイクロレンズに向かう光の光入射面と、光出射面とをそれぞれ前記光の進行方向と垂直な平面にて構成すればよい。このような構成にすることによって、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、突起によりマークを形成する例で説明をしたが、溝によってマークを形成するようにしてもよいし、マーク形状の塗装を施すようにしてもよい。
以下、本発明の実施例2について説明を行う。なお、以降の説明においては、上述した実施例1と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略する。図5(A)、(B)に示す、カメラ61において、鏡筒4のほぼ真上には、ファインダ71が設けられ、カメラ61の前面からはファインダ71の対物レンズ73が露呈し、カメラ71の背面からは、ファインダ71の接眼レンズ75が露呈している。また、カメラ71の上面には、ファインダ光路に外光を採り入れるための採光窓76が形成されている。
図6に示すように、ファインダ71には、ファインダ光軸上に被写体側から順に、対物レンズ73、変倍レンズ77、接眼レンズ75が設けられている。対物レンズ73は、凹レンズであり、カメラボディに固定される。変倍レンズ77は、ファインダ倍率を変更する凸型の移動レンズである。接眼レンズ75は、凸レンズであり、採光窓76の下方に配置され、カメラボディに固定される。
採光窓76は、ファインダ光軸を略直交する方向から接眼レンズ75へ向けて外光を入射させる。採光窓76と接眼レンズ75との間にはスリット79が配置されている。スリット79には、平面視円形の開口79aが設けられており、採光窓76から入射した外光のうち円形のマーク形状の光を通過させる。
接眼レンズ75の対物側レンズ面のほぼ中央部には、光反射部材としてマイクロプリズム81が設けられている。マイクロプリズム81は反射面81aを備え、採光窓76から採り入れられ、スリット79を透過したマーク形状の光は、この反射面81aに向けて入射するようになっている。反射面81aは、半透過型のミラーから構成され、対物レンズ73から接眼レンズ75へと向かう光を透過させて、スリット79を透過したマーク形状の光を接眼側へ反射させる。
接眼レンズ75の接眼側レンズ面のほぼ中央部には、凸型のマイクロレンズ83が設けられている。マイクロレンズ83は、マイクロプリズム81からの光を集光し、ファインダ画面内で円形のマーク形状の光像を視認可能とする。この光像は、撮影範囲のほぼ中央部を示し、撮影者がフレーミングを行う際の目安として機能する。マイクロレンズ83は、光像の視度を考慮して、その焦点がスリット79の開口79aに一致するように形成される。
以下、上記構成による本発明の実施例2の作用について説明する。カメラ61の使用時に、撮影者は、ファインダ71をのぞき込んでフレーミングを行い、撮影範囲を決定する。このとき、採光窓76から採り入れられ、スリット79の開口79aを透過した円形のマーク形状の光が、マイクロプリズム81によって反射された後、マイクロレンズ83によって集光される。これにより、ファインダ画面内には、被写体像とともに円形のマーク形状の光像が観察される。マイクロレンズ83は、その焦点が開口79aに一致するように形成されているので、光像が観察しやすい。この光像は撮影範囲の中央部分を示すものであり、撮影者は光像を目安にして、フレーミングを行うことができる。
撮影者が被写体に応じてズームレバー21を操作すると、撮影レンズ17のズーム倍率が変更される。これに伴い、変倍レンズ77が移動され、ファインダ倍率が変更される。このとき、採光窓76からの外光は、変倍レンズ77を透過することなく光像として観察されるので、ファインダ倍率が変更されても光像の視度は一定に保たれる。
このように、ファインダ71は、採光窓とスリット、及び、マイクロプリズムとマイクロレンズを、変倍レンズよりも接眼側に設け、外部光源からの光を、変倍レンズを透過させることなく、マーク形状の光像として観察可能とした。このため、変倍レンズが移動してもマークの視度が変化しないので、マークを観察しやすい。また、ファインダ光路内にマークを設ける場合と比較して、スリットとマイクロレンズとの光学的な距離を離すことが可能であり、屈折力の高いマイクロレンズ用いる必要が無く、コストが高くなってしまうこともない。さらに、マイクロプリズム及びマイクロレンズを接眼レンズに設けたので、部品点数の増加を抑え、コストを安くすることができる。
なお、上記実施例2では、対物側レンズ面から突出するようにマイクロプリズムが設けられた接眼レンズを用いる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すような、接眼レンズ95を用いてもよい。接眼レンズ95は、対物側レンズ面の内側に反射面96が形成されている。この場合、スリット79を透過した、円形のマーク形状の光を、接眼レンズ95の上部に形成された採光面97から入射させる。そして、この光を、反射面96によって、マイクロレンズ83へ向けて反射させる。これにより、ファインダ画面内に、円形のマーク形状の光像が観察可能となる。このような構成にすることによって、接眼レンズの幅を抑え、ファインダの小型化や、移動レンズの移動幅を広げることができる。
また、上記実施例2では、スリットを透過した光を1回の反射によりマイクロレンズへ入射させる例で説明をしたが、スリットを透過した光を複数回反射させた後、マイクロレンズへ入射させるようにしてもよい。この場合、例えば、図8に示すように、採光面103と、複数の反射面105、107、109とが形成された接眼レンズ111を用いる。そして、スリット79を透過した光を、採光面103より入射させ、反射面105、107、109により、接眼レンズ111の内部で複数回反射させた後、マイクロレンズ83へ入射させる。このような構成にすることによって、スリットとマイクロレンズとの光学的な距離を、より離すことができる。
なお、上記実施例2では、接眼レンズが固定レンズである場合を例に説明をしたが、接眼レンズが移動レンズである場合がある。このような場合には、接眼レンズよりも接眼側に接眼窓を設け、この接眼窓に、スリットからの光を接眼側に反射させる反射面と、反射面からの光を集光するマイクロレンズを設けるようにすればよい。
また、上記実施例2では、スリットを透過した光を視認させる例で説明したが、スリットの代わりに、透明基盤を配置して、この透明基盤上に、突起や溝などによりマークを形成したり、マーク形状の塗装を施すようにしてもよい。このようにしても同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施例2では、採光窓からファインダ光路に外光を採り入れる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。採光窓の代わりに例えば、LEDなどの光源を設け、このLEDからの光をファインダ光路に採り入れるようにしてもよい。また、カメラには、ストロボチャージのパイロットランプや、オートフォーカスのパイロットランプなどの光源が設けられているが、このような光源からの光をファインダ光路内に採り入れるようにしてもよい。
また、上記実施例2では、スリットからの光をマイクロレンズにより集光して、ファインダ画面内で視認させるようにしたが、マイクロレンズを設けないといったことも考えられる。この場合、スリットからの光は集光されないままファインダの接眼側から出射するので、ファインダ画面内には、前述したマーク形状の光像の代わりに、ぼやけた明るいエリアが観察されることになる。
なお、上記実施例1及び実施例2においては、円形のマークを視認させる例で説明をしたが、視認させるマークの形状は自由に設定することができる。視認させるマークの形状としては、例えば、図9(A)〜(E)に示すようなものが考えられる。
また、本発明は、ファインダを構成するレンズの組み合わせによって限定されるものではないので、上述したレンズの組み合わせ以外であっても、本発明は実施可能である。また、虚像式のファインダを用いて説明をしたが、実像式のファインダにも本発明を適用することができる。
11、61 カメラ
17 撮影レンズ
19 鏡筒
21 ズームレバー
31、51、71 ファインダ
33、53、73 対物レンズ
35、75、95、111 接眼レンズ
37、77 変倍レンズ
37a、37b 平面
39 マーク
41、83 マイクロレンズ
53a 入射面
53b 出射面
55 対物窓
76 採光窓
79 スリット
79a 開口
81 マイクロプリズム
81a、96、105、107、109 反射面
17 撮影レンズ
19 鏡筒
21 ズームレバー
31、51、71 ファインダ
33、53、73 対物レンズ
35、75、95、111 接眼レンズ
37、77 変倍レンズ
37a、37b 平面
39 マーク
41、83 マイクロレンズ
53a 入射面
53b 出射面
55 対物窓
76 採光窓
79 スリット
79a 開口
81 マイクロプリズム
81a、96、105、107、109 反射面
Claims (4)
- 撮影レンズのズーム動作に連動して、ファインダ光軸方向に移動レンズを移動させて、ファインダ倍率を変更するカメラ用ズームファインダにおいて、
前記移動レンズよりも対物側のファインダ光路中に配置されるマークと、前記移動レンズよりも接眼側のファインダ光路中に配置され、前記マークからの光を集光して、ファインダ画面内に前記マークを視認させるマイクロレンズとを設けるとともに、
前記移動レンズのレンズ面のうち、前記マークから前記マイクロレンズへ向かう光の入射面及び出射面を、前記光の進行方向と垂直な平面にて構成したことを特徴とするカメラ用ズームファインダ。 - 前記マークを、対物レンズまたは対物窓に設け、前記マイクロレンズを、接眼レンズまたは接眼窓に設けたことを特徴とする請求項1記載のカメラ用ズームファインダ。
- 撮影レンズのズーム動作に連動して、ファインダ光軸方向に移動レンズを移動させて、ファインダ倍率を変更するカメラ用ズームファインダにおいて、
前記移動レンズよりも接眼側に、外部光源から所定のマーク形状の光を採り入れて、ファインダ光路へ入射させる採光部と、前記採光部からの光を接眼側に反射させる反射部材と、前記反射部材からの光を集光し、前記マーク形状の光像をファインダ画面内に視認させるマイクロレンズとを設けたことを特徴とするカメラ用ズームファインダ。 - 前記反射部材及び前記マイクロレンズを、接眼レンズまたは接眼窓に設けたことを特徴とする請求項3記載のカメラ用ズームファインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004261555A JP2006078690A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | カメラ用ズームファインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004261555A JP2006078690A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | カメラ用ズームファインダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006078690A true JP2006078690A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36158214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004261555A Pending JP2006078690A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | カメラ用ズームファインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006078690A (ja) |
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2004
- 2004-09-08 JP JP2004261555A patent/JP2006078690A/ja active Pending
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