JP2006317713A - スーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ファインダ装置まわりの配置の省スペ−ス化により、カメラボディのコンパクト化が可能でデザイン上の制約も少ないスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラを提供する。
【解決手段】一眼レフカメラ1は、スーパーインポーズ表示が可能なカメラであり、交換式レンズ鏡筒31と該レンズ鏡筒が着脱可能なカメラボディ2とからなり、カメラボディ2には、撮影光の光軸Oの上方部にリレー光学系ファインダ装置11が配されている。このファインダ装置11には、終段の斜設ミラー16とルーペ18との間にスーパーインポーズ表示スクリーン47が配されており、該スクリーン47の後方上部位置にスーパーインポーズ表示(AF枠表示)用投光装置20が配されている。投光装置20よりAF枠表示光束がスーパーインポーズ表示スクリーン47に向けて射出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラに関する。
従来より複数の測距視野を有するカメラ等において用いられ、選択された測距視野をファインダー視野内の被写体像に重ねて表示するいわゆるスーパーインポーズ表示技術が知られている。
特許文献1に開示の一眼レフレックスカメラのスーパーインポーズ表示装置は、カメラのフオーカシングスクリーンに隣接して設けられた反射板上、すなわち、表示部材上に微小プリズムの集合体による表示部を形成し、これを斜め方向から照明した際、プリズムで反射した光だけがファインダー光学系を通して見えると言った原理の発光型スーパーインポーズ表示に関するものであり、複数の発光素子と、該複数の発光素子より発した光束が入射する光偏向手段(投光レンズ)と、撮影レンズの予定詰像面あるいはその近傍に配置され、該光偏向手段から射出した上記複数の発光素子からの光束の作用による、上記発光素子に対応した表示部を有する表示部材とを具備している。上記光偏向手段は、該光偏向手段から射出した複数の発光素子の光束をペンタプリズムの前方斜め上方の面から入射させ、さらに、上記表示部の斜め上方から光束を入射させるように配置され、上記各表示部は、2つの全反射によって前記斜め上方から入射した光束を上方へ偏向するように構成されている。前記光偏向手段は、前記複数の発光素子に対応した複数の反射面を備え、上記複数の発光素子より発した光束は、該反射面を介してそれぞれ上記表示部材に対応した表示部に到達するとともに、上記複数の反射面のそれぞれに対応する発光素子に対して互いに近づく方向の偏向作用を及ぼすように該複数の反射面を設定したことを特徴とする。この構成によれば、表示部を撮影画面内の広範囲に置いた際にも発光素子のコンパクトなレイアウトを可能とするものである。
特許第3272871号公報である。
上述した特許文献1に開示された一眼レフレックスカメラのスーパーインポーズ表示装置は、上記複数の発光素子および上記光偏向手段(投光レンズ)が上記ペンタプリズムの上部に配置されることから、例えば、上記ペンタプリズム、あるいは、ファインダ装置の上方位置にストロボ発光部等を配置する構造を採用するものに対しては、高さ方向の寸法が大きくなり、カメラの小型化やコンパクト化に支障が生じる。また、デザイン上の制約も生じる。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、ファインダ装置まわりの配置の省スペ−ス化により、カメラボディのコンパクト化が可能でデザイン上の制約も少ないスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラは、撮影レンズからの被写体光束を上方に反射させる第一の反射ミラーと、上記第一の反射ミラーの上方に配置され、上記第一の反射ミラーから反射された撮影レンズからの被写体光束を結像させる第一の焦点板と、上記第一の焦点板の上方に配置され、上記第一の焦点板からの結像光をカメラ後方へ反射する第二の反射ミラーと、上記第二の反射ミラーからの結像光をリレーしてカメラ後方へ射出するリレーレンズ系と、上記リレーレンズ系から射出された上記結像光を受けてカメラ下方へ反射する第三の反射ミラーと、上記第三の反射ミラーの下方に配置され、上記第三の反射ミラーからの上記結像光をカメラ後方へ反射する第四の反射ミラーと、スーパーインポーズのための表示用プリズムが設けられ、上記第四の反射ミラーで反射された上記結像光を受けて結像を行なう第二の焦点板と、スーパーイン+ポーズのための上記表示用プリズムに投光するため、上記結像光の光路外であって、上記第二の焦点板より後方に配置された投光手段とを有する。
本発明の請求項2記載のスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラは、撮影レンズからの被写体光束を上方に反射させる第一の反射ミラーと、上記第一の反射ミラーの上方に配置され、上記第一の反射ミラーから反射された撮影レンズからの被写体光束を結像させる第一の焦点板と、上記焦点板の上方に配置され、上記第一の焦点板からの結像光をカメラ後方へ反射する第二の反射ミラーと、上記第二の反射ミラーからの結像光をリレーしてカメラ後方へ射出するリレーレンズ系と、上記リレーレンズ系から射出された上記結像光を受けてカメラ下方へ反射する第三の反射ミラーと、上記第三の反射ミラーの下方に配置され、上記第三の反射ミラーからの上記結像光をカメラ後方へ反射ナる第四の反射ミラーと、スーパーインポーズのための表示用プリズムが設けられ、上記第四の反射ミラーで反射された上記結像光を受けて結像を行なう第二の焦点板と、スーパーインポーズのための上記表示用プリズムに投光するため、上記結像光の光路外であって上記第二の焦点板より前方に配置された投光手段とを有する。
本発明の請求項3記載のスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラは、請求項2に記載のスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラにおいて、上記投光手段は、上記第三の反射ミラーと第四の反射ミラーとの間の上記結像光の光路外に配置されている。
本発明によれば、ファインダ装置まわりの配置の省スペ−ス化により、カメラボディのコンパクト化が可能でデザイン上の制約も少ないスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラを提供することができる。
以下、図を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態である一眼レフレックスカメラ(以下、一眼レフカメラと記載する)の要部配置を示す断面図である。図2は、上記一眼レフレックスカメラのファインダ装置に組み込まれるスーパーインポーズ表示スクリーンの斜視図である。図3は、上記スーパーインポーズ表示スクリーンの表示用プリズム部の部分拡大縦断面図である。図4は、上記一眼レフレックスカメラにおけるファインダ視野枠内の被写体とAF枠との配置を示す図である。
図1に示すように本実施形態の一眼レフカメラ1は、カメラボディ2と該カメラボディに着脱可能な撮影レンズ32を有するレンズ鏡筒31とからなり、スーパーインポーズ表示が可能な一眼レフカメラである。なお、一眼レフカメラ1において、レンズ鏡筒31は、撮影レンズの被写体光束の光軸Oを有し、該光軸Oは、カメラ装着状態では、カメラボディ2側光軸Oと一致する。また、光軸Oに対して直交する上下方向をY方向とする。光軸Oにおいて、被写体方向を前方、撮影被写体像結像側を後方とする。Y方向において、カメラボディのストロボ発光部29配置側(後述)を上方(+側)とする。
カメラボディ2は、その前面部にレンズ鏡筒装着用のボディマウント部2aを有しており、そのカメラボディ2の内部には、光軸Oに沿って第一の反射ミラーであるメインミラー3と、フォーカルプレーン式シャッタ4と、光学フィルタ5と、撮像素子基板7上に実装された撮像素子6と、カメラ制御用メイン基板8とが配されており、さらに、メインミラー3,撮像素子6等のY方向上部にファインダ装置11が配され、ファインダ装置11の上方にストロボ発光部29が配されている。メインミラー3は、ファインダ観察時に被写体光束の光路上の斜設位置と、被写体撮影時に該光路から退避する退避位置とに回動可能である。
カメラボディ2の後方部にLCDモニタ25部が配されている。該モニタ部はモニタ窓26を通して観察可能である。
ファインダ装置11の上方のカメラボディ2の外部に配されるストロボ発光部29は、発光可能位置と収納位置に回動可能であり、内部にストロボ発光管30が配されている。
カメラボディ底面部には、三脚ネジ部2bが配されている。
ファインダ装置11は、屈折したファインダ光軸Ofを有するリレー光学系ファインダ装置であって、メインミラー3と、メインミラー3の上方であって、被写体光束が結像する一次結像面位置に配される第一の焦点板としてのフォーカシングスクリーン12と、フォーカシングスクリーン12の上方に斜設状態で配される第二の反射ミラーとしての斜設ミラー13と、斜設ミラー13の後方に配されるリレーレンズ系14と、リレーレンズ系14の後方に斜設状態で配される第三の反射ミラーとしての斜設ミラー15と、斜設ミラー15の下方に斜設状態で配される第四の反射ミラーとしての斜設ミラー16と、斜設ミラー16の後方であって、被写体光束が結像する二次結像面に配される第二の焦点板としてのスーパーインポーズ表示スクリーン17と、該スクリーン17の後方に配されるルーペ18と、ファインダ光軸Ofの光路外であって、スーパーインポーズ表示スクリーン17の後方上部に配される投光手段としての投光装置20と、ルーペ18の後方に配される接眼ガラス27と、接眼ガラス27の外側周囲に配されるアイカップ装着枠28とを有してなる。
投光装置20は、ファインダ視野枠33上のAF枠(測距枠)33a,b,c(図4)の個数に応じた複数個のLED21と、各LED21の前面に配され、AF枠形状に応じて不要光をカットする複数の各LEDに対応したAF枠マスク22と、AF枠マスク22の前面に配される投光用プリズム23とを有してなる。
投光用プリズム23は、アクリルなどのプラスチックでできており、入射光の向きを変えるための反射面にアルミ蒸着などが施されて反射率を上げている。投光用プリズム23の射出側はレンズ形状になっていて、その射出光はAF枠マスク22の開口を通過し、スーパーインポーズ表示スクリーン17の表示用プリズム部17a,17b,17c(図2)へ投射される。
なお、AF枠マスク22は、プレス部品である。投光用プリズム23は、成形プラスチックスチック部品であり、それぞれ3セット分を一体で形成してもよい。
LED21は、本実施形態の例では、3つのAF枠用に対応して3つが設けられ、それぞれ単独で点灯し、AF枠を1ずつ表示させることも可能である。また、LED21の数を増やして3点以上の多点AF枠を表示することも可能である。
この投光装置20において、LED21からのAF枠表示光束は、AF枠マスク22を通過し、投光用プリズム23で屈折され、スーパーインポーズ表示スクリーン17の背面に所定の傾斜角度で入射する。
スーパーインポーズ表示スクリーン17には図2に示すようにAF枠を表示するための表示用プリズム部17a,17b,17cが前面側に設けられている。表示用プリズム部17a,17b,17cは、それぞれ枠状に沿った微細なプリズムで形成される。例えば、表示用プリズム部17aは、図3の拡大断面図に示すように、プリズム面17a1,17a2よりなり、投光用プリズム23からのAF枠表示用光線は、プリズム面17a1で全反射し、さらに、プリズム面17a2で全反射してルーペ18に向けて射出される。また、該表示用プリズム部以外の部分ではリレーレンズ系14からの被写体の結像光束が後方に透過される。
上述した構成を有する一眼レフカメラ1にてファインダ観察状態にあるときは、メインミラー3からの反射被写体光束は、フォーカシングスクリーン12上に結像する。その結像光束は、斜設ミラー13で後方のリレーレンズ系14に向けて反射される。さらに、上記結像光束は、リレーレンズ系14から後方の斜設ミラー15に向けて射出され、さらに、斜設ミラー15を経て斜設ミラー16により後方のスーパーインポーズ表示スクリーン17に向けて反射され、再度、結像する。
LED21が点灯状態にあるとき、LED21からのAF枠表示光束は、投光用プリズム23からスーパーインポーズ表示スクリーン17に向けて射出される。そして、AF枠表示光束は、スーパーインポーズス表示クリーン17上でリレーレンズ系14を透過した被写体光束と重畳し、ルーペ18を介して観察される。図4は、その観察表示例を示しており、ファインダ視野枠33上には、被写体像34に重畳した状態でAF枠33cが表示される。すなわち、AF枠33a,33b,33cのいずれかのAF枠に被写体が重畳し、この被写体が合焦されるべき被写体であると判断されれば、この被写体と重畳したAF枠が対応するLEDの発光により表示されることになる。また、複数の被写体が合焦されるべき状態にあれば、これら複数の被写体に対応したAF枠の表示は、同時に複数表示されることもある。
撮影状態にあるときは、メインミラー3が光軸Oの光路外に退避しており、被写体光束は、シャッタ5,さらに、光学フィルタ5を透過して撮像素子6の光電変換面上に結像する。撮像素子6により被写体像が電気的撮像信号に変換される。該電気的撮像信号は、メイン基板8に配されている画像処理部(図示せず)により画像処理が施され、撮影画像データとして記録媒体(図示せず)に記録される。
以上、説明したように本実施形態の一眼レフカメラ1は、ファインダ装置11として従来のペンタプリズムを適用せず、複数の反射ミラーとリレーレンズ系とスーパーインポーズ表示スクリーンとを適用するものであり、スーパーインポーズ表示のための投光装置20をスーパーインポーズ表示スクリーンの後方上部に配するよう構成した。従って、カメラボディ2のファインダ装置11の上側にストロボ発光部29等を配するようなカメラボディ構造を採用したとしてもカメラボディ2の高さ(Y方向)が著しく高くなることがなく、カメラのコンパクト化が可能になり、デザイン上の制約も少なくなる。
次に、本発明の第二の実施形態の一眼レフカメラについて、図5,6を用いて説明する。
図5は、本実施形態の一眼レフカメラの要部配置を示す断面図である。図6は、上記一眼レフカメラに適用されるスーパーインポーズ表示スクリーンの表示用プリズム部の部分拡大縦断面図である。
図5に示すように本実施形態の一眼レフカメラ51は、第一の実施形態の一眼レフカメラ1に対してファインダ装置11に組み込まれるスーパーインポーズ表示用投光手段としての投光装置40が第二の焦点板であるスーパーインポーズ表示スクリーン47の後方上部ではなく、該スクリーン47の前方であって、第四反射板である斜設ミラー16の上部前方位置(ファインダ光束の光路外)に配置されていることが異なっている。他の構成は、第一の実施形態の構成と同様であり、同様の構成部材に対しては、同一符号を付して、以下、異なる点について説明する。
投光装置40は、投光装置20の場合と同様にファインダ視野枠33上のAF枠(測距枠)33a,b,c(図4)の個数に応じた複数個のLED41と、LED41の前面に配され、AF枠形状を与えるAF枠マスク42と、AF枠マスク42の前面に配される投光用プリズム43とを有してなる。
投光用プリズム43は、アクリルなどのプラスチックでできており、入射光の向きを変えるための反射面にはアルミニウム蒸着などが施され、反射率を上げている。投光用プリズム43の射出側はレンズ形状になっていて、その射出光はAF枠マスク42の開口形状をスーパーインポーズ表示スクリーン47の前面側の表示用プリズム部47a,47b,47cへ投射される。
AF枠マスク42は、プレス部品であり、投光用プリズム43は、成形プラスチックスチック部品であり、それぞれ3セット分を一体で形成してもよい。
LED41は、本実施形態の例では、3つのAF枠用として3つが設けられ、それぞれ単独で点灯し、AF枠を一つずつ表示させることも可能である。また、LED41の数を増やして3点以上の多点AF枠を表示することも可能である。
この投光装置40では、LED41からのAF枠表示光束は、AF枠マスク42を通過し、投光用プリズム43で屈折され、スーパーインポーズ表示スクリーン47の前面に所定の傾斜角度で入射する。
スーパーインポーズ表示スクリーン47にはAF枠を表示するための表示用プリズム部47a,47b,47cがその背面側に設けられている。表示用プリズム部47a,47b,47cは、それぞれ枠状に沿った微細なプリズムより構成される。例えば、表示用プリズム部47aは、図6の拡大断面図に示すようにプリズム面47a1,47a2よりなり、投光用プリズム43からのAF枠表示用光線は、プリズム面47a1で屈折されて、ルーペ18に向けて射出される。また、該表示用プリズム部以外の部分でリレーレンズ系14からの被写体の結像光束が後方に透過される。
上述した構成を有する一眼レフカメラ51のファインダ装置11において、ファインダ観察状態でメインミラー3からの反射被写体光束は、フォーカシングスクリーン12上に結像する。その結像光束は、斜設ミラー13で後方のリレーレンズ系14に向けて反射される。該結像光束は、リレーレンズ系14から後方の斜設ミラーに向けて射出され、さらに、斜設ミラー15と斜設ミラー16で後方のスーパーインポーズ表示スクリーン47に向けて反射される。
そして、LED41が点灯状態にあるとき、LED41からのAF枠表示光束は、投光用プリズム43からスーパーインポーズ表示スクリーン47に向けて射出される。そして、AF枠表示光束は、スーパーインポーズ表示スクリーン47上でリレーレンズ系14を透過した被写体光束と重畳し、ルーペ18を介して観察される。
上述したように本実施形態の一眼レフカメラ51によれば、前記第一の実施形態の場合と同様の効果を奏するが、特に本実施形態では投光装置40をファインダ装置11の内部(スーパーインポーズ表示スクリーン47の前方位置)に配置されることから投光装置を含むファインダ装置11の占有スペ−スがさらに少なくなり、一眼レフカメラ51のコンパクト化に効果がある。
なお、上述した各実施形態におけるファインダ装置は、スーパーインポーズ表示の一例としてAF枠の表示を行うような実施形態として説明したが、AF枠の表示に限らず、他のスーパーインポーズ表示を行うファインダ装置にも本発明の構成を適用することは可能である。
この発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明によるスーパーインポーズ表示を行う一眼レフカメラは、ファインダ装置まわりの配置の省スペ−ス化により、カメラボディのコンパクト化が可能でデザイン上の制約も少ないスーパーインポーズ表示を行う一眼レフカメラとして利用が可能である。
本発明の第一の実施形態である一眼レフレックスカメラの要部配置を示す断面図である。 図1の一眼レフレックスカメラのファインダ装置に組み込まれるスーパーインポーズスクリーンの斜視図である。 図2のスーパーインポーズスクリーンの表示用プリズム部の部分拡大縦断面図である。 図1の一眼レフレックスカメラにおけるファインダ視野枠内の被写体とAF枠との配置を示す図である。 本発明の第二の実施形態である一眼レフレックスカメラの要部配置を示す断面図である。 図5の一眼レフレックスカメラに適用されるスーパーインポーズスクリーンの表示用プリズム部の部分拡大縦断面図である。
符号の説明
3 …メインミラー(第一の反射ミラー)
12 …フォーカシングスクリーン
(第一の焦点板)
13 …斜設ミラー(第二の反射ミラー)
14 …リレーレンズ系
15 …斜設ミラー(第三の反射ミラー)
16 …斜設ミラー(第四の反射ミラー)
17,47
…スーパーインポーズ表示スクリーン
(第二の焦点板)
17a,17b,17c,
47a,47b,47c
…表示用プリズム部
(スーパーインポーズ表示用プリズム)
20,40
…投光装置(投光手段)
32 …撮影レンズ

Claims (3)

  1. 撮影レンズからの被写体光束を上方に反射させる第一の反射ミラーと、
    上記第一の反射ミラーの上方に配置され、上記第一の反射ミラーから反射された撮影レンズからの被写体光束を結像させる第一の焦点板と、
    上記第一の焦点板の上方に配置され、上記第一の焦点板からの結像光をカメラ後方へ反射する第二の反射ミラーと、
    上記第二の反射ミラーからの結像光をリレーしてカメラ後方へ射出するリレーレンズ系と、
    上記リレーレンズ系から射出された上記結像光を受けてカメラ下方へ反射する第三の反射ミラーと、
    上記第三の反射ミラーの下方に配置され、上記第三の反射ミラーからの上記結像光をカメラ後方へ反射する第四の反射ミラーと、
    スーパーインポーズのための表示用プリズムが設けられ、上記第四の反射ミラーで反射された上記結像光を受けて結像を行なう第二の焦点板と、
    スーパーインポーズのための上記表示用プリズムに投光するため、上記結像光の光路外であって、上記第二の焦点板より後方に配置された投光手段と、
    を有することを特徴とするスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラ。
  2. 撮影レンズからの被写体光束を上方に反射させる第一の反射ミラーと、
    上記第一の反射ミラーの上方に配置され、上記第一の反射ミラーから反射された撮影レンズからの被写体光束を結像させる第一の焦点板と、
    上記焦点板の上方に配置され、上記第一の焦点板からの結像光をカメラ後方へ反射する第二の反射ミラーと、
    上記第二の反射ミラーからの結像光をリレーしてカメラ後方へ射出するリレーレンズ系と、
    上記リレーレンズ系から射出された上記結像光を受けてカメラ下方へ反射する第三の反射ミラーと、
    上記第三の反射ミラーの下方に配置され、上記第三の反射ミラーからの上記結像光をカメラ後方へ反射ナる第四の反射ミラーと、
    スーパーインポーズのための表示用プリズムが設けられ、上記第四の反射ミラーで反射された上記結像光を受けて結像を行なう第二の焦点板と、
    スーパーインポーズのための上記表示用プリズムに投光するため、上記結像光の光路外であって上記第二の焦点板より前方に配置された投光手段と、
    を有することを特徴とするスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラ。
  3. 上記投光手段は、上記第三の反射ミラーと第四の反射ミラーとの間の上記結像光の光路外に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のスーパーインポーズ表示を行う一眼レフレックスカメラ。
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