JP2006076522A - ワイパーアーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 樹脂カバーによりワイパーアーム本体の全体を隙間なく覆う構成でありながら、アームヘッドに対するワイパーアームの主要部の回動動作を支障なく行いうるワイパーアームを提供する。
【解決手段】 アームヘッド21を覆うヘッドカバー31に、延長部31Gを設ける。アーム本体20の主要部(リテーナ22及び軸部23)を覆う主要部カバー32には、切り欠き部32Bを形成され、リテーナ22には、開口部22Eが形成される。ワイパーアーム2の通常使用状態においては、延長部31Gは切り欠き部32B内に配置される。アームヘッド21に対してアーム本体20の主要部を起立させた起立状態では、延長部31Gは開口部22E内に入り込み、ヘッドカバー31とアーム本体20の干渉が防止される。
【選択図】 図13

Description

本発明は、自動車等に用いられるワイパー装置におけるワイパーアームに関し、特に、ワイパーアーム本体を覆う樹脂カバーを備えたワイパーアームに関する。
自動車等に用いられるワイパー装置は、自動車のガラス面等の被払拭面を払拭するワイパーブレードをワイパーアームにより支持し、このワイパーアームを、リンク機構を介して駆動モータに連結して構成される。ワイパーアームは、リンク機構に連係するアームヘッドと、このアームヘッドに対して回動可能に支持される主要部とからなる。ワイパーブレードは、主要部に支持される。ワイパー装置は、ワイパーアームのアームヘッドに対する主要部の回動により、ワイパーブレードを被払拭面に接触させる状態(通常使用状態)と、ワイパーブレードを被払拭面に対して起立させる状態(通常使用状態と比較してワイパーヘッドに対する主要部の角度が大きな状態)をとることができる。
また、ワイパー装置においては、ワイパーブレード及びワイパーアームを覆う樹脂製カバーが用いられることがある。この場合、ワイパーアーム本体(ワイパーアームの樹脂製カバー以外の部分)を覆う樹脂製カバーは、アームヘッドを覆うヘッドカバーと、主要部を覆う主要部カバーから構成される。
特願2004−201740 特願2004−219564 特願2004−219599
しかしながら、このような樹脂製カバーを備えたワイパーアームでは、ワイパーアームのアームヘッドに対する主要部の回動時に、アームヘッドと主要部の連結部分付近で、カバーがワイパーアームの本体と干渉してしまったり(ぶつかってしまったり)、ヘッドカバーと主要部カバーが干渉してしまう恐れがある。このような干渉を防止するために、ヘッドカバーと主要部カバーの間に隙間を設けると、ワイパーアーム本体の一部(アームヘッドとワイパーアームの主要部の連結部分付近)に、樹脂カバーで覆われない部分が生じてしまう。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、樹脂カバーによりワイパーアーム本体の全体を隙間なく覆う構成でありながら、アームヘッドに対するワイパーアームの主要部の回動動作を支障なく行いうるワイパーアームを提供することを目的とする。
本発明では、ワイパーアーム本体と、前記ワイパーアーム本体に取り付けられるカバーを備えたワイパーアームにおいて、前記ワイパーアーム本体は、前記ワイパーアームの駆動手段に連係されるアームヘッドと、このアームヘッドに回動可能に連結された主要部を備え、前記カバーは、前記アームヘッドに取り付けられるヘッドカバーと、前記主要部に取り付けられる主要部カバーを備え、前記ヘッドカバーに、前記アームヘッドと前記主要部との連結部分を覆う延長部を設け、前記主要部に、前記延長部が入り込むことができる開口部を形成した。
前記主要部カバーは、前記アームヘッドと前記主要部との連結部分に相対する位置に切り欠き部を備えるとともに、前記延長部は、前記ワイパーアームの通常使用状態において、前記切り欠き部の内側を覆うように配置されてもよい。
前記主要部は、前記アームヘッドに対して起立する起立状態をとることができ、前記延長部は、前記主要部が前記起立状態にあるときに、前記開口部内に入り込むようにしてもよい。
前記開口部は、前記主要部の上面から両側側面の上端付近にまで及んで形成されていてもよい。
前記延長部に、リブを設けてもよい。
前記アームヘッドと前記主要部との間にスプリングを備えるとともに、前記延長部に溝部を設け、前記延長部が前記スプリング側に移動したときには、前記スプリングの一部が前記溝部内に入り込むようにしてもよい。
前記カバーは、樹脂からなってもよい。
本発明によれば、ワイパーアーム(例えばワイパーアーム1)のアームヘッド(例えばアームヘッド21)に取り付けられるヘッドカバー(例えばヘッドカバー31)に延長部(例えば延長部31G)を設けるとともに、ワイパーアームの主要部に形成された開口部(例えばリテーナ22に形成された開口部22E)を備えたので、ワイパーアームの通常使用時においては、アームヘッドと主要部の連結部分(例えば連結部分35)付近は延長部で被覆される一方、アームヘッドに対して主要部を回動させたときには、延長部が開口部に入り込むことにより、カバー(例えば樹脂カバー30)とワイパーアームの本体(例えばアーム本体)とが干渉しないようにできる。したがって、カバーによりワイパーアームの本体の全体を隙間なく覆う構成を持ちながら、アームヘッドに対する主要部の回動動作を支障なく行いうるワイパーアームを提供できる。
また、主要部カバー(例えば主要部カバー32)に切り欠き部(例えば切り欠き部32B)を設け、ワイパーアームの通常使用状態において、延長部が切り欠き部の内側を覆うようにすれば、ワイパーアームの本体(例えばアーム本体20)の全体を隙間なく覆うカバーを合理的に構成できる。
また、延長部に溝部(例えば溝部31K)を形成し、ワイパーアームの本体の主要部をアームヘッドに対して回動させたとき、この溝部内にスプリング(例えばスプリング25)の一部が入り込むようにすれば、ヘッドカバーをスプリングに近接させた配置とすることができ、ワイパーアームをコンパクトに構成することが可能となる。
また、延長部にリブ(例えばリブ31L)を設ければ、延長部を薄くすることができるので、延長部をワイパーアームの他の構成要素に近接して配置することができ、ワイパーアームをコンパクトに構成できる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1、図2には、本実施形態のワイパーアーム1と、このワイパーアーム1に連結されたワイパーブレード2を示す。図示されるように、ワイパーブレード2は、ワイパーブレード本体3と、樹脂カバー4とから構成される。
ワイパーブレード本体3は、プライマリーレバー11と、このプライマリーレバー11により支持された下位のレバー12、13、14と、これらのレバー12、13、14により支持されたワイパーラバー15とを備えている。プライマリーレバー11の略中央付近には、ワイパーアーム1との連結部16が備えられる。この連結部16に設けられた連結ピン(図示せず)にワイパーアーム1のU字型フック部23Bが係合することにより、ワイパーブレード2がワイパーアーム1に取り付けられる。
樹脂カバー4は、ワイパーブレード本体3の上側に被せられる断面コの字形の部材で、ワイパーブレード本体3の前端側(図の左側)に取り付けられる。これにより、樹脂カバー4は、プライマリーレバー21の前側ほぼ半分と、レバー12、13を被覆している。
ワイパーアーム1は、アーム本体20と樹脂カバー30とから構成される。樹脂カバー30は、アーム本体20の上側に配置され、アーム本体20全体を被覆する。この場合、樹脂カバー30の前端は、ワイパーブレード2の樹脂カバー4の後端に隣接する位置にある。これにより、アーム本体20とワイパーブレード本体3の全体が、隙間なく、樹脂カバー30と樹脂カバー4で被覆されるようになっている。
図3から図5には、ワイパーアーム1を詳細に示す。また、図6、図7には、アーム本体20を取り出して示す。図示されるように、アーム本体20は、基端(後端)側のアームヘッド21と、このアームヘッド21に連結されたリテーナ22と、このリテーナ22に固定された軸部23と、軸部23とアームヘッド21の間に設けられたスプリング25とを備えている。
アームヘッド21は、図示されないリンク機構に連結される部分で、基端部21Aと、リテーナ支持部21Bとからなる。基端部21Aの下面には、リンク機構の連結軸が嵌合する嵌合穴21Bが形成されている。リンク機構は、図示されない駆動モータに連結されるもので、これにより、ワイパーアーム1及びワイパーブレード2は、駆動モータで駆動されるようになっている。
リテーナ支持部21Cは、基端部21Aから斜め上方に延び出している。このリテーナ支持部21Cには、連結ピン24が貫通する穴21D(図10参照)が形成されており、リテーナ22の基端部22Aが、連結ピン24を介して回動可能に支持される。なお、この穴21Dの周囲には、ボス部21E(図10参照)が形成されている。
リテーナ22は、上面22Bと両側側面22C、22Dとから構成される断面コの字形の部材である。リテーナ22の基端部22Aは、アームヘッド21のリテーナ支持部21Cを狭持するように配置され、連結ピン24を介してアームヘッド21のリテーナ支持部21Cに対して回動自在に取り付けられている。
リテーナ22の基端部22A付近には、上面22Bから両側側面22C、22Dの上端付近に渡って、開口部22Eが形成されている。この開口部22Eは、ヘッドカバー31の延長部31Gが入り込む逃げ穴となる。また、この開口部22Eの縁部は、主要部カバー32の係合爪32Cが係合する被係合部22Iとなる。
軸部23の基端部23Aは、リベット22Jによって、リテーナ22の先端部22Fの上面22Bに固定されている。また、リテーナ22の先端部22Fは、両側側面22C、22Dの下端部が内側にかしめられ、かしめ部22G、22Hとなっている。軸部23の基端部23Aは、このかしめ部22G、22Hと、リテーナ22の両側側面22C、22D及び上面22Bにより包み込まれるようにして、リテーナ22の先端部22Fに保持されている。
軸部23は、リテーナ22の先端部22Fから前方に延び出す長尺部材で、先端に、U字型フック部23Bを備えている。前述したように、このU字型フック部23Bは、ワイパーブレード2の連結部16に設けられた連結ピンに引っかけられ、これにより、ワイパーアーム1とワイパーブレード2の連結がなされるようになっている。
このように互いに固定されたリテーナ22と軸部23は、アーム本体20の主要部を構成する。このアーム本体20の主要部がアームヘッド21に対して回動することにより、ワイパーアーム20は、主要部がアームヘッド21のリテーナ支持部21Cの前方に略真っ直ぐ延び出す状態(通常使用状態)と、主要部がリテーナ支持部21Cに対して通常使用状態よりも大きな角度を持つ状態(起立状態)とをとることができる。
スプリング25は、軸部23の基端部23Aと、アームヘッド21のリテーナ支持部21Cの間に、備えられる。このスプリング25は、リテーナ22の上面22B及び両側面22C、22Dで形成されたコの字型フレーム内に配置される。スプリング25の先端部25Aは、軸部23の基端部23Aに形成された取り付け穴23Cに係止されている。また、スプリング25の基端部25Bは、アームヘッド21のリテーナ支持部21Cに設けられた取り付けピン(図示せず)に係止されている。
スプリング25は、アームヘッド21に対するリテーナ22及び軸部23の回動角度を、通常使用状態における角度、すなわちワイパー装置に通常使用時にワイパーブレード2が被払拭面に押しつけられる角度(図1の状態)と、起立状態における角度、すなわちワイパーブレード2とリテーナ22及び軸部23をアームヘッド21及び被払拭面に対して起立させる角度(図13参照)のいずれかの角度に選択的に固定するように作用する。また、ワイパーブレード2が被払拭面に押しつけられるときには、スプリング25は、ワイパーブレード2に対して適切な押しつけ力を与えるように作用する。
樹脂カバー30は、アームヘッド21を被覆するヘッドカバー31と、リテーナ22及び軸部23(アーム本体20の主要部)を被覆する主要部カバー32とからなる。
図8、図9に示すように、主要部カバー32は、アーム本体20の形状に合わせて湾曲した断面コの字型の部材である。主要部カバー32の上面32Aには、主要部カバー32の基端側に位置する切り欠き部32Bが形成されている。この切り欠き部32Bは、アームヘッド21に対してリテーナ22及び軸部23を起立状態へと回動させたとき(図13参照)、主要部カバー32の基端側とヘッドカバー31の先端側が干渉しないために形成されたものである。そして、この切り欠き部32Bの存在により主要部カバー32によって被覆されないワイパーアーム本体20の部分(すなわち、アームヘッド21とリテーナ22の連結部分)は、ヘッドカバー31の延長部31Gで被覆されるようになっている。
主要部カバー32の上面32Aには、主要部カバー32の内側に延び出す係合爪32Cが備えられる。本実施形態において、係合爪32Cは、切り欠き部32Bの最奥部の縁の近傍に配置されている。この係合爪32Cは、リテーナ22の上面22Bに形成された被係合部22Gに係合する。本実施形態では、リテーナ22の開口部22Eの縁部が、被係合部22Gとなっている。
また、主要部カバー32の基端付近の両側面には爪32Dが設けられ、この爪32Dは、リテーナ22の側面22C、22Dの下端に係合する。また、図5に示すように、軸部23は、複数の固定部材34により、主要部カバー32に対して固定される。これらの構成により、主要部カバー32は、アーム本体20に対して正しい位置に固定され、脱落が防止されている。
図10、図11に示すように、ヘッドカバー31は、アームヘッド21の基端部21Aを覆う上面31A、後側側面31B、31C及び後端面31Dと、アームヘッド21のリテーナ支持部21Cの両側に配置される前側側面31E、31F(図には31Eのみを示す)と、上面31Aから前方に延び出してリテーナ支持部21Cの上方を覆う延長部31Gとを備えている。
ヘッドカバー31の後側側面31B、31Cの下端付近には、それぞれ爪31Hが設けられている。これらの爪31Hは、アームヘッド21の爪係合部(図示せず)に係合する。また、ヘッドカバー31の後端面31Dの内側には、複数の支持板31Iが設けられ、アームヘッド21の基端部21Aに接している。さらに、ヘッドカバー31の前側側面31E、31Fの先端側周縁には、弧状部31Jが形成されている。この弧状部31Jは、アームヘッド21のボス部21Eの外形と同一形状を有するもので、ボス部21Eにぴったり当接する。これらの構成により、ヘッドカバー31は、アームヘッド21に被覆されたときに、アームヘッド21に対して正しく位置決めされ、またアームヘッド21からの脱落が防止される。
ヘッドカバー31の延長部31Gは、主要部カバー32の切り欠き部32Bよりも僅かに幅の狭いもので、ワイパー装置の通常使用状態(アームヘッド21に対するリテーナ22及び軸部23の角度が図1から図7に示す角度にある状態)においては、主要部カバー32基端の切り欠き部32Bの内側を覆う位置に配置され、図12に示すように、アームヘッド21とリテーナ22の連結部分35の上方を被覆している。
一方、図13に示すように、アームヘッド21に対してリテーナ22及び軸部23を起立状態へとに回動させたときには、延長部31Gはリテーナ22の開口部22E内に入り込むことにより、延長部31Gがリテーナ22の上面22Bにぶつからないようになっている。したがって、アームヘッド21に対するリテーナ22及び軸部23の回動が阻害されることはない。
延長部31Gの先端には、溝部31Kが形成されている。この溝部31Kは、延長部31Gとスプリング25が干渉しないためのものである。つまり、アームヘッド21に対してリテーナ22及び軸部23を起立させたとき、ワイパーアーム本体20のスプリング25の一部25Bが、この溝部31K内に入り込むことにより、スプリング25と延長部31Gがぶつかってしまわないようになっている。
また、図14に示すように、延長部31Gの下面には、延長部31Gの長手方向に沿って延びるリブ31Lが形成されている。このリブ31Lは、延長部31Gを補強するものである。これにより、延長部31Gを十分に薄く形成することができ、延長部31Gとアーム本体20との間に十分なクリアランスを確保することができる。
以上のように、本実施形態のワイパーアーム1によれば、アームヘッド21を被覆するヘッドカバー31に延長部31Gを備えるとともに、アーム本体20のリテーナ22に開口部22Eを形成した。そして、通常使用状態においては、延長部31が主要部カバー32の切り欠き部32Bの内側を覆うようにするとともに、アーム本体20の主要部(すなわちリテーナ22及び軸部23)をアームヘッド21に対して起立状態にしたときには、延長部31Gが開口部22E内に入り込むようにした。
これにより、通常使用状態においては、アームヘッド21とリテーナ22の連結部分35の上方を含めて、アーム本体20の全体が樹脂カバー30により被覆されるようにできる。つまり、主要部カバー32には、アームヘッド21とアーム本体20の主要部の回動動作がなされたときにヘッドカバー31とぶつかってしまわないように、切り欠き部32Bが設けられているため、そのままでは、この切り欠き部32Bの部分においてアーム本体20が露出してしまう。このような問題点に対して、本実施形態では、延長部31Gが切り欠き部32Bの内側に配置されるので、切り欠き部32Bの部分でアーム本体20が露出してしまうことはない。
一方、アーム本体20の主要部をアームヘッド21に対して起立状態に回動させたとき、延長部31Gは、開口部22Eに入り込むので、アーム本体20とぶつかってしまうことはない。したがって、延長部31Gとアーム本体20が干渉することによって、アームヘッド21とアーム本体20の主要部の回動動作が阻害されることはない。
このように、本実施形態のワイパーアーム2によれば、樹脂カバー30によりアーム本体20全体を隙間なく覆う構成でありながら、アームヘッド21に対するアーム本体20の主要部の回動動作を支障なく行いうるワイパーアームを提供できる。
また、本実施形態では、延長部31Gの先端には溝部31Kを形成され、アーム本体20の主要部をアームヘッド21に対して起立状態に回動させたとき、この溝部31K内にスプリング25の一部が入り込む。これにより、ヘッドカバー31をスプリング25に近接させた配置とすることができ、ワイパーアーム2をコンパクトに構成することが可能となる。
さらに、延長部31Gにはリブ31Lが設けられるので、延長部31Gを薄くすることができる。これにより、延長部31Gをワイパーアーム2の他の構成要素に近接して配置することができ、ワイパーアーム2をさらにコンパクトに構成できる。
本発明の実施形態におけるワイパーアームとワイパーブレードを示す側面図である。 同じく平面図である。 本発明の実施形態におけるワイパーアームを示す側面図である。 同じく平面図である。 同じく底面図である。 本発明の実施形態におけるアーム本体を示す側面図である。 同じく平面図である。 本発明の実施形態における主要部カバーを示す平面図である。 本発明の実施形態における主要部カバーがリテーナに固定された状態を示す断面図である。 本発明の実施形態におけるヘッドカバーを示す断面図である。 同じく平面図である。 本発明の実施形態におけるアーム本体とヘッドカバーを示す側面図である。 本発明の実施形態において、アームヘッドに対してリテーナを起立させた状態を示す断面図である。 本発明の実施形態におけるヘッドカバーの延長部を示す正面図である。
符号の説明
1 ワイパーアーム
2 ワイパーブレード
20 アーム本体
21 アームヘッド
22 リテーナ
22E 開口部
22G 被係合部
23 軸部
30 樹脂カバー
31 ヘッドカバー
31G 延長部
31K 溝部
31L リブ
32 主要部カバー
32B 切り欠き部
32C 係合爪

Claims (7)

  1. ワイパーアーム本体と、前記ワイパーアーム本体に取り付けられるカバーを備えたワイパーアームにおいて、
    前記ワイパーアーム本体は、前記ワイパーアームの駆動手段に連係されるアームヘッドと、このアームヘッドに回動可能に連結された主要部を備え、
    前記カバーは、前記アームヘッドに取り付けられるヘッドカバーと、前記主要部に取り付けられる主要部カバーを備え、
    前記ヘッドカバーに、前記アームヘッドと前記主要部との連結部分を覆う延長部を設け、
    前記主要部に、前記延長部が入り込むことができる開口部を形成したワイパーアーム。
  2. 前記主要部カバーは、前記アームヘッドと前記主要部との連結部分に相対する位置に切り欠き部を備えるとともに、前記延長部は、前記ワイパーアームの通常使用状態において、前記切り欠き部の内側を覆うように配置される請求項1に記載のワイパーアーム。
  3. 前記主要部は、前記アームヘッドに対して起立する起立状態をとることができ、前記延長部は、前記主要部が前記起立状態にあるときに、前記開口部内に入り込むようにした請求項1又は請求項2に記載のワイパーアーム。
  4. 前記開口部は、前記主要部の上面から両側側面の上端付近にまで及んで形成されている請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のワイパーアーム。
  5. 前記延長部に、リブを設けた請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のワイパーアーム。
  6. 前記アームヘッドと前記主要部との間にスプリングを備えるとともに、前記延長部に溝部を設け、前記延長部が前記スプリング側に移動したときには、前記スプリングの一部が前記溝部内に入り込むようにした請求項1から請求項5のいずれか一つに記載のワイパーアーム。
  7. 前記カバーは、樹脂からなる請求項1から請求項6のいずれか一つに記載のワイパーアーム。

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