JP2006074766A - 後方散乱リーダ/ライタの受信方法、及び変調後方散乱システムのリーダ/ライタ - Google Patents

後方散乱リーダ/ライタの受信方法、及び変調後方散乱システムのリーダ/ライタ Download PDF

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    • H04B1/525Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa with means for reducing leakage of transmitter signal into the receiver

Abstract

【課題】リーダ/ライタから無線リンクを介してタグ装置に、周波数がfcの連続した搬送波信号を送信し、タグ装置によって、変調後方散乱信号を用いて、リーダ/ライタにデータを送信し、リーダ/ライタによって、受信した変調後方散乱信号を復調して、タグ装置から送信されたデータを読み出す後方散乱リーダ/ライタの受信感度の性能を向上する。
【解決手段】リーダ/ライタ100は、受信した変調後方散乱信号P2に含まれ、搬送周波数に対応した周波数fcの帯域内妨害波信号の位相及び振幅を推定し、リーダ/ライタ100は、帯域内妨害波信号の推定とは逆の位相で同じ振幅を有するキャンセリング信号を生成し、キャンセリング信号を受信した変調後方散乱信号P2に混合して、帯域内妨害波信号の影響を低減する。また、2段の妨害波キャンセリング方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、後方散乱リーダ/ライタの受信方法、及び変調後方散乱システムのリーダ/ライタに関する。
変調後方散乱方式(modulated backscatter system:以下、MBSと略す)は、当該技術分野において周知であり、近年開発された、所謂無線ICタグ(無線周波数識別(radio frequency identification:以下、RFIDと略す))システムの基礎となっている。これらのRFIDシステムは、例えば、商品、在庫、人、動物を識別及び/又は追跡するのに使用される。RFIDシステムは、リーダ/ライタ(interrogator)と呼ばれる無線トランシーバと、少なくとも1つの所謂タグ(tag)との間の通信を可能にする無線通信システムである。RFIDシステムにおいて、リーダ/ライタは、無変調の無線信号を送信し、この無線信号はタグによって受信され、タグは変調してリーダ/ライタに返信することにより、タグとの通信を行う。
変調後方散乱方式の基礎となる一般的な概念を図1に示す。レーダ技術の分野と同様に、後方散乱通信は、電磁波が物体で反射するという概念に基づいている。物体が電磁波を反射する効率は、そのレーダの断面積で表される。物体は、それに当たる波面との共振点であり、実際には適切な周波数のアンテナの場合は、例えば、特に大きなレーダ断面積を有する。
図1に示す一般的な変調後方散乱方式では、リーダ/ライタ100の送信回路101から信号P1が放出され、その僅かな一部P1’がタグ110のアンテナ111に到達する。
入力電力P1’の一部は、タグ110のアンテナ111で反射されて、電力P2として返送される。アンテナ111の反射特性は、アンテナ111に接続される負荷を変えることによって影響を受ける可能性がある。タグ111からリーダ/ライタ110にデータを送信するには、図1の具体例における2つの異なる負荷インピーダンス値Z、Z’を、送信するデータストリームに合わせて交互にアンテナ111に接続する。このようにして、タグ110から反射される電力P2の振幅を変調し、変調後方散乱信号を得ることができる。
タグ110から反射された電力P2は、再び自由空間に放出され、その僅かな一部P2’がリーダ/ライタ100のアンテナ103で拾われる。したがって、反射信号は、リーダ/ライタ100のアンテナ接続点に逆方向に伝わり、分波され、リーダ/ライタ100の受信機102に転送され、ここで、信号は、タグ110によって送信された情報を読み出すために復調される。また、アンテナ103を、空間的に離れた別々の送信アンテナと受信アンテナに分け、リーダ/ライタ100から合分波器を無くすこともできる。
後方散乱通信を用いることによって起こる1つの問題は、強い、所謂帯域内妨害波(in-band interferer)の出現である。上述した変調後方散乱方式では、リーダ/ライタ100から放出した無線周波数信号の波形P1の一部が、リーダ/ライタの受信機102にフィードバックされる。ここで、局部発振器(local oscillator:以下、LOと略す)の信号が乗算され、望ましくないベースバンド信号が発生する。このベースバンド信号は、問合せ信号の波形の漏れの電力、リーダ/ライタ100とタグ110間の遅延量等に比例する。この結果、リーダ/ライタ100の受信機102の性能、及び変調後方散乱方式を使用できる範囲が低下してしまう。
したがって、本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、変調後方散乱システムにおいて用いられる、受信感度の性能が高いリーダ/ライタを提供することである。
本発明は、帯域内妨害波と呼ばれる問合せRF信号波形の漏れの影響を低減して、受信感度を高めることができる新規な考え方を提案する。
帯域内妨害波は、常に変調後方散乱方式に存在しており、受信した後方散乱信号自体よりもはるかに強いので、本発明の一側面では、強い帯域内妨害波の位相及び振幅を追跡して、帯域内妨害波と同じ振幅で位相が180°ずれたキャンセリング信号を生成するために、位相同期ループ(phase-locked loop:以下、PLLと略す)の原理を採用することを提案する。その後、受信信号を次段に送る前に、この生成したキャンセリング信号を受信信号に混合して、帯域内妨害波をキャンセルした後、次段において、信号を最終的に復調して、タグから送信されたデータを読み出す。この方法を用いることにより、帯域内妨害波の電力レベルを大幅に下げ、受信感度を高めることができる。
本発明の第1の側面では、リーダ/ライタから無線リンクを介して1つのタグ装置又は多数のタグ装置に、周波数がfcの連続した無変調の搬送波信号を送信し、タグ装置によって、中間周波数fiを用いて又は用いずに受信した搬送波信号を変調することにより生成される変調後方散乱信号を用いて、リーダ/ライタにデータを送信し、リーダ/ライタによって、受信した変調後方散乱信号を復調して、タグ装置から送信されたデータを読み出す後方散乱リーダ/ライタ受信方法において、リーダ/ライタは、受信した変調後方散乱信号に含まれ、搬送周波数に対応した周波数fcの帯域内妨害波信号の位相及び振幅を推定し、リーダ/ライタは、帯域内妨害波信号の推定とは逆の位相で同じ振幅を有するキャンセリング信号を生成し、キャンセリング信号を受信した変調後方散乱信号に混合して、帯域内妨害波信号の影響を低減する後方散乱リーダ/ライタ受信方法を、提供する。
また、本発明の第1の側面では、変調後方散乱システムにおいて用いられるリーダ/ライタにおいて、周波数がfcの連続した搬送波信号をタグ装置に送信する送信手段と、搬送波信号を変調することにより得られる後方散乱信号を受信する受信手段と、タグ装置から送信されたデータを読み出す復調手段とを備え、さらに、復調手段は、受信した変調後方散乱信号に含まれ、搬送周波数に対応した周波数fcの帯域内妨害波信号の位相及び振幅を推定し、帯域内妨害波信号の推定とは逆の位相で同じ振幅を有するキャンセリング信号を生成し、キャンセリング信号を受信した後方散乱信号に混合して、帯域内妨害波信号の影響を低減する帯域内妨害波キャンセリング手段(20)を備えるリーダ/ライタを、提供する。
タグからリーダ/ライタへの長距離後方散乱伝送(例えば5m以上)の場合、帯域内妨害波は、受信した後方散乱信号よりも60dB以上も強いことがある。この場合、従来技術のRFIDシステムで一般的に用いられているような1段の帯域内妨害波キャンセリングでは、帯域内妨害波を十分効果的にキャンセルすことができない。したがって、高い受信感度と広いダイナミックレンジを保証することができない。
このため、本発明の第2の側面では、帯域内妨害波キャンセリング方式を2段有効に連結して、帯域内妨害波を除去する改良された受信機の構成を提案する。特に、本発明は、高い受信感度を得ることができる改良されたスーパヘテレロダイン受信機の構成を提案する。
本発明の第2の側面では、リーダ/ライタから無線リンクを介してタグ装置に、周波数がfcの連続した搬送波信号を送信し、タグ装置によって、変調後方散乱信号を用いて、リーダ/ライタにデータを送信し、リーダ/ライタによって、受信した変調後方散乱信号を復調して、タグ装置から送信されたデータを読み出す後方散乱リーダ/ライタの受信方法において、受信した変調後方散乱信号に含まれる帯域内妨害波信号の影響を、連続して2段階で低減する後方散乱リーダ/ライタの受信方法を提供する。好ましくは、受信した変調後方散乱信号を中間周波数f0にダウンコンバートし、この中間周波数f0においてバンドパスフィルタによりフィルタリングし、ベースバンドにおける一対のノッチフィルタにより再度フィルタリングして、帯域内妨害波信号の影響を低減する。
また、本発明の第2の側面では、変調後方散乱システムにおいて用いられるリーダ/ライタにおいて、周波数がfcの連続した搬送波信号をタグ装置に送信する送信手段と、搬送波信号を変調することにより得られる後方散乱信号を受信する受信手段と、上記タグ装置から送信されたデータを読み出す復調手段とを備え、さらに、復調手段は、上記受信した変調後方散乱信号に含まれる帯域内妨害波信号の影響を、連続して2段階で低減する第1及び第2の2つのキャンセリング回路を備えるリーダ/ライタを、提供する。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
変調後方散乱通信の原理については、図1を参照して既に説明した。ここでも、リーダ/ライタ100から放出された信号P1を変調するために、タグ110のアンテナ111の負荷インピーダンスを、例えばデータ信号を表す値「1」と「0」で変化させる。リーダ/ライタ100側から見ると、タグ110によって反射された問合せ無線周波数信号の波形は、それら2つの値間で振幅(及び/又は位相)が切り換えられたものである。スイッチが閉じているときは、アンテナ111は、電力の一部を反射する単一の半波長アンテナと電気的に等価となり、スイッチが開いているときは、アンテナ111は、電力のごく一部しか反射しない4分の2波長アンテナと電気的に等価となる。この結果は、変調の深さが浅い振幅偏移(amplitude shift keying:以下、ASKと略す)変調に対応するものである。
変調された反射信号P2は、MBS信号と呼ばれ、強い帯域内妨害波とともに、リーダ/ライタ100で受信される。リーダ/ライタ100の局部発振器(LO)により導入される帯域内の妨害波及び位相雑音、フリッカ雑音、ジッタの影響を低減するためには、MBSのスペクトルを、問合せRF搬送周波数の漏れ(帯域内妨害波と呼ばれる)から遠く離されなければならない。これは、中間周波数を導入することによって達成される。様々な中間周波数MBS変調方式の例を図2に示す。
図3は、リーダ/ライタ100のアンテナ101によって受信される中間周波数MBS信号の典型的なスペクトルを示す図である。ここで、fcは問合せ搬送波信号P1の搬送周波数であり、fiはMBS中間周波数である。典型的なRFIDの適用例では、帯域内妨害波の電力は、MBS反射信号の電力よりも約25dB強い。リーダ/ライタ100とタグ110との距離が例えば5m以上に広がると、反射MBS信号の電力は、さらに約35dB以上低下する。この結果、帯域内妨害波の電力は、MBS信号の電力よりも約60dB強くなることがある。
リーダ/ライタ100において、帯域内妨害波は局部発振器の信号と乗算され、望ましくないベースバンド雑音が発生する。この雑音の一部は、MBS信号のスペクトルと重なり、その電力は、帯域内妨害波の電力レベル、リーダ/ライタ100とタグ110間の往復の遅延量等に比例する。雑音レベルがMBS信号のレベルに近くなると、反射MBS信号を復調することができず、信頼性が高いデータ伝送を保証できなくなる。
ここで、本発明は、帯域内妨害波の影響を低減することにより、従来の変調後方散乱方式における動作範囲を拡大することができる改良されたリーダ/ライタの受信機を提供する。
本発明が提案する受信機の構成は、図4に示す既存の受信機の構成に基づいている。この既存の構成は、ダイレクトダウンコンバータのアーキテクチャの利点と、中間周波数(IF)を低くするというアーキテクチャの利点とを組み合わせたものである。本発明に係る改良点を説明する前に、図4の既存の受信機の構成要素の機能について、以下に簡単に説明する。
この既存の受信機の構成では、アンテナ2により受信されたMBS信号は、帯域外信号エネルギを除去するとともに、影像成分を部分的に排除するために、まず、前置選択フィルタ(pre-selection filter)3に供給される。このフィルタリングの後、信号は、低雑音増幅器(low noise amplifier:以下、LNAと略す)4によって増幅される。
次に、この信号は、2つの直交混合器5a、5bにより中間周波数の信号が混合されて、中間周波数にダウンコンバートされ、ダウンコンバートされた信号の実部と虚部、すなわち所謂同相成分(受信機の構成の上側)と直交成分(下側)が得られる。
両方の信号成分は、2つのDCノッチフィルタ6a、6bを通って、2つの自動利得制御増幅器(automatic gain controller:以下、AGCと略す)7a、7bに供給され、AGC7a、7bによって増幅された信号成分は、ローパスフィルタ8a、8bを通って更なる増幅器9a、9bに供給される。そして、増幅器9a、9bで増幅された信号成分は、2つのアナログ/デジタル変換器(A/D)10a、10bによってデジタル信号に変換された後、4つの混合器11a〜11dと2つの加算器11e、11fからなる複素混合器部11に供給され、再び複素信号が混合される。最後に、信号は、再び2つのベースバンド選択フィルタ12a、12bによってフィルタリングされた後、デジタルシグナルプロセッサからなるベースバンドの復調器13によって復調される。
図4に示すこの受信機の構成は、ジェイ・クロルス(J. Crols)、エム・エス・ジェイ・スタイヤート(M.S.J. Steyaert)著「完全問合せ受信機の高性能アナログフロントエンド用の低IFトポロジー(Low-IF Topologies for High-Performance Analogue Front Ends of Fully Interrogated Receivers)」、及び、シャーリアール・ミラバシ(Shahriar Mirabbasi)、ケン・マーティン(Ken Martin)著「旧型及び新型の受信機のアーキテクチャ(Classical and Modern Receiver Architectures)」に記載されている。この受信機トポロジーは、既存のヘテロダイン受信機とホモダイン受信機の構成を組み合わせたものであり、受信信号の信頼性が高い復調を行うことができる。受信機の構成の幾つかの構成要素の詳細な機能に関する更なる情報は、上述した2つの文献に記載されている。
ここで、本発明の第1の側面は、既存の受信機の構成を更に発展させたものであり、これを図5に示す。特に、本発明の第1の側面は、低雑音増幅器(LNA)4と、2つの混合器5a、5bからなる第1段目のダウンコンバータとの間に配置された枠に囲む部分に関するものであり、図4に示すのと同様に信号を次段のダウンコンバータに入力する前に、帯域内妨害波の電力を低減するように機能する。
枠で囲んだ部分は、帯域内妨害波の電力を大幅に低減する帯域内妨害波プリキャンセリング回路20である。プリキャンセリング回路20の構成要素は、トラッキング回路21と、電力推定回路22とを備え、電力推定回路22は、低雑音増幅器4から供給される信号に含まれる帯域内妨害波の位相及び振幅を推定する。トラッキング回路21及び電力推定回路22から得られる情報に基づいて、キャンセリング信号発生器23は、キャンセリング信号を生成し、このキャンセリング信号は、低雑音増幅器4から出力された後、遅延されたMBS信号が混合される。したがって、プリキャンセリング回路20は、さらに、MBS信号を遅延させる遅延回路24と、2つの信号を混合する混合回路25とを備えている。
キャンセリング信号を、元の帯域内妨害波と同じ振幅であって、位相が180°ずれているようにすることにより、両方の信号(遅延したMBS信号とキャンセリング信号)を混合した結果として、帯域内妨害波の電力レベルを大幅に低減することができる。したがって、受信したMBS信号を次段に送る前に、帯域内妨害波の影響が低減され、全体的な受信機性能を高めることができる。
なお、帯域内妨害波のプリキャンセリングを、図4の既存の受信機の構成の改良として示した。しかしながら、本発明は、この特定の受信機の構成に何ら限定されるものではなく、信号の復調を開始する時点で、既に帯域内妨害波の影響を低減するようにしたものであれば、他の受信機の構成についても適用することができる。
図4に示す受信機の構成に戻って説明すると、この既知の構成の受信機において用いられる1段の帯域内妨害波キャンセリング方式は単純であり、また、必要な受信感度は約−70dBmであり、帯域内妨害波はMBS信号よりも約25dB強いので、従来のRFIDシステムに対して十分に有効である。しかしながら、既知の構成の受信機の性能は、MBS信号よりも約60dB強くなる可能性がある帯域内妨害波が存在する中で−100dBm以上の受信感度が必要とされる長距離MBS伝送をサポートできるほど良好なものではない。
本発明の第2の側面では、帯域内妨害波キャンセリングを異なる周波数で連続して2段階で効果的に働かせることを提案し、これを以下に説明する。
キャンセリング回路は、フィルタであると考えることができ、すなわち、キャンセリング回路は、従来のスーパヘテロダイン構成における1つのIF弾性表面波(surface acoustic wave:以下、SAWと略す)バンドパスフィルタ、又は従来のホモダイン構成における一対(同相信号成分用と直交信号成分用)のDCノッチフィルタとして実現することができる。2つの構成はいずれも、幾つかの利点と問題点がある。例えば、一対のDCノッチフィルタでは、帯域内妨害波を低減すると同時にコモンモード雑音を除去することができるが、ダイナミックレンジとチャンネル選択性に問題がある。一方、IFSAWバンドパスフィルタは、帯域内妨害波を低減すると同時に優れたダイナミックレンジ及びチャンネル選択性を得ることができるが、高価で、チップ設計において集積化することが難しく、また、コモンモード雑音を除去することができない。
2段からなる帯域内妨害波キャンセリング方式を採用する場合、図6に示すように、それぞれの構成要素を、様々な方法で配置することができる。
図6(a)に示す第1の構成では、発生した雑音のレベルを低減するために、第2の混合器の後段に、連続した2つのキャンセリング回路を配置している。キャンセリング回路は、ベースバンド又はその近辺で動作させるので、非常に安い。しかしながら、2つのキャンセリング回路の前段のRF系全体は、帯域内妨害波が強い条件下において線形でなければならず、図6(a)の構成を採用することは、非現実的と考えられる。
図6(b)に示す第2の構成では、第1の混合器の直後に、2つのキャンセリング回路を連続して配置しており、背景雑音は1つの混合器によってのみ発生し、MBS信号のスペクトルに部分的に重なる。雑音指数割当(noise figure budget)を変えてはならないという前提条件下では、第1の混合器を設計することは困難である。また、IFSAWバンドパスフィルタを2つ用いることは高価であり、コモンモード雑音を除去できない。
新規でより効果的な、連続した2段階のキャンセリング回路を図6(c)に示す。この場合、構成をより複雑にすることなく、雑音レベルを低減することができる。第1段目のダウンコンバータである混合器の後段に、非直交のキャンセリング回路を用いる。非直交のキャンセリング回路は、図6(a)に示す直交キャンセリング回路よりも安価であり、影像成分が妨害波に重なることもない。第2段目のキャンセリング回路は、ベースバンド又はその近辺で動作するので、余り高くない直交キャンセリング回路(一対のDCノッチフィルタ)を使用する。この結果、コモンモード雑音を低減することができる。
図6(c)の構成を用いることにより、以下の点で受信機の性能が向上する。
a)帯域内妨害波のキャンセリングを連続して効率的に行うことができ、60dB以上高い帯域内妨害波の影響を完全に除去することができる。したがって、受信感度を得ることができる。
b)1つのIFSAWバンドパスフィルタと一対のDCノッチフィルタを用いることにより、それらを組み合わせた利点、すなわち、優れたダイナミックレンジ、チャンネル選択性、コモンモード雑音のキャンセリングを実現することができる。
c)1つのIFSAWフィルタを用いるスーパヘテロダイン受信機の構成と比較して、部品点数及びコストが僅かに増えるだけである。
図7は、上述の改良した2段構成の妨害波キャンセリング受信機の構成を示すブロック図であり、図4及び図5に示す構成要件と同じ構成要素には、同じ指示符号を付してある。新たな中間周波数f0を導入することにより、第1段目の妨害波キャンセリング回路とチャンネル選択フィルタを実現している。この段におけるフィルタは安くないので、好ましくは、非直交のキャンセリング回路を採用する。低雑音増幅器4から得られた信号は、上述したように、まず混合器30によって第1の混合周波数fc−f0が混合された後、順次第1段目の帯域内妨害波キャンセリングフィルタ31と、増幅器32とに供給される。一方、第2の妨害波キャンセリング回路は、2つの混合器5a、5bの出力段に配置された一対のDCノッチフィルタ33a、33bによって実現されており、これによって直交処理が適用され、帯域内妨害波の低減とコモンモード雑音のキャンセリングの両方が行われる。
以上のように、本発明では、MBSシステム用のリーダ/ライタの受信感度を大幅に高め、単純で比較的廉価な受信機を提供する。したがって、信頼性が高いデータ伝送を行うことができるとともに、MBSシステムの使用可能な範囲を拡大する。
変調後方散乱方式の原理を概略的に示す図である。 一般的な中間周波数変調が行われた後方散乱変調方式を示す図である。 中間周波数MBS信号の一般的なスペクトルを示す図である。 変調後方散乱システムにおいて用いられる既存のリーダ/ライタの受信機の構成を示す図である。 本発明の第1の側面における改良されたリーダ/ライタの受信機の構成を示す図である。 2段の帯域内妨害波キャンセリングについて3つの異なる可能性を概略的に示す図であり、単一の矢印は実スカラ信号を示し、二重の矢印は同相成分及び直交成分を示す図である。 本発明の第2の側面に係るリーダ/ライタの受信機の構成の実施形態を示す図であり、追加的な中間周波数f0を導入して、2段の帯域内妨害波キャンセリングを実現する実施形態を示す図である。
符号の説明
3 前置選択フィルタ、4 低雑音増幅器、5a,5b 混合器、6a,6b ノッチフィルタ、7a,7b AGC、8a,8b ローパスフィルタ、9a,9b 増幅器、10a,10b A/D変換器、11 複素混合器、11a〜11d 混合器、11e,11f 加算器、12a,12b ベースバンド選択フィルタ、13 ベースバンド復調器、20 帯域内妨害波プリキャンセリング回路、21、トラッキング回路、22 電力推定回路、23 キャンセリング信号発生器、24 遅延回路、25 混合回路

Claims (15)

  1. リーダ/ライタ(100)から無線リンクを介してタグ装置(110)に、周波数がfcの連続した搬送波信号(P1)を送信し、該タグ装置(110)によって、変調後方散乱信号(P2)を用いて、該リーダ/ライタ(100)にデータを送信し、該リーダ/ライタ(100)によって、受信した変調後方散乱信号(P2)を復調して、該タグ装置(110)から送信されたデータを読み出す後方散乱リーダ/ライタの受信方法において、
    上記リーダ/ライタ(100)は、上記受信した変調後方散乱信号(P2)に含まれ、上記搬送周波数に対応した周波数fcの帯域内妨害波信号の位相及び振幅を推定し、
    上記リーダ/ライタ(100)は、上記帯域内妨害波信号の推定とは逆の位相で同じ振幅を有するキャンセリング信号を生成し、該キャンセリング信号を上記受信した変調後方散乱信号(P2)に混合して、該帯域内妨害波信号の影響を低減することを特徴とする後方散乱リーダ/ライタの受信方法。
  2. 上記受信した変調後方散乱信号(P2)は、上記キャンセリング信号が混合される前に、遅延されることを特徴とする請求項1に記載の後方散乱リーダ/ライタの受信方法。
  3. 上記受信した変調後方散乱信号(P2)は、上記帯域内妨害波の影響を低減する前に、フィルタリング及び増幅されることを特徴とする請求項1又は2に記載の後方散乱リーダ/ライタの受信方法。
  4. リーダ/ライタ(100)から無線リンクを介してタグ装置(110)に、周波数がfcの連続した搬送波信号(P1)を送信し、該タグ装置(110)によって、変調後方散乱信号(P2)を用いて、該リーダ/ライタ(100)にデータを送信し、該リーダ/ライタ(100)によって、受信した変調後方散乱信号(P2)を復調して、該タグ装置(110)から送信されたデータを読み出す後方散乱リーダ/ライタの受信方法において、
    上記受信した変調後方散乱信号(P2)に含まれる帯域内妨害波信号の影響を、連続して2段階で低減することを特徴とする後方散乱リーダ/ライタの受信方法。
  5. 上記受信した変調後方散乱信号(P2)を、中間周波数f0にダウンコンバートし、該中間周波数f0においてバンドパスフィルタによりフィルタリングし、ベースバンドにおける一対のノッチフィルタにより再度フィルタリングして、上記帯域内妨害波信号の影響を低減することを特徴とする請求項4に記載の後方散乱リーダ/ライタの受信方法。
  6. 上記受信した変調後方散乱信号(P2)は、上記帯域内妨害波の影響を低減する前に、フィルタリング及び増幅されることを特徴とする請求項4又は5に記載の後方散乱リーダ/ライタの受信方法。
  7. 変調後方散乱システムにおいて用いられるリーダ/ライタ(100)において、
    周波数がfcの連続した搬送波信号(P1)をタグ装置(110)に送信する送信手段(101)と、
    上記搬送波信号(P1)を変調することにより得られる後方散乱信号(P2)を受信する受信手段(102)と、
    上記タグ装置(110)から送信されたデータを読み出す復調手段とを備え、
    上記復調手段は、
    a)上記受信した変調後方散乱信号(P2)に含まれ、上記搬送周波数に対応した周波数fcの帯域内妨害波信号の位相及び振幅を推定し、
    b)上記帯域内妨害波信号の推定とは逆の位相で同じ振幅を有するキャンセリング信号を生成し、
    c)上記キャンセリング信号を上記受信した後方散乱信号(P2)に混合して、帯域内妨害波信号の影響を低減する
    帯域内妨害波キャンセリング手段(20)を備えることを特徴とするリーダ/ライタ(100)。
  8. 上記帯域内妨害波キャンセリング手段(20)は、上記帯域内妨害波信号の位相を推定するトラッキング手段(21)を備えることを特徴とする請求項7に記載のリーダ/ライタ。
  9. 上記帯域内妨害波キャンセリング手段(20)は、上記帯域内妨害波信号の電力を推定する電力推定手段(22)を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載のリーダ/ライタ。
  10. 上記帯域内妨害波キャンセリング手段(20)は、上記受信した後方散乱信号(P2)にキャンセリング信号を混合する前に、該受信した後方散乱信号(P2)を遅延させる遅延回路(24)を備えることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のリーダ/ライタ。
  11. 変調後方散乱システムにおいて用いられるリーダ/ライタ(100)において、
    周波数がfcの連続した搬送波信号(P1)をタグ装置(110)に送信する送信手段(101)と、
    搬送波信号(P1)を変調することにより得られる後方散乱信号(P2)を受信する受信手段(102)と、
    上記タグ装置(110)から送信されたデータを読み出す復調手段とを備え、
    上記復調手段は、上記受信した変調後方散乱信号(P2)に含まれる帯域内妨害波信号の影響を、連続して2段階で低減する第1及び第2の2つのキャンセリング回路(31、33a、33b)を備えることを特徴とするリーダ/ライタ。
  12. 上記第1のキャンセリング回路は、バンドパスフィルタ(31)であることを特徴とする請求項11に記載のリーダ/ライタ。
  13. 上記バンドパスフィルタ(31)の前段に、上記受信した変調後方散乱信号(P2)を中間周波数f0にダウンコンバートする混合器(30)が配置されていることを特徴とする請求項12に記載のリーダ/ライタ。
  14. 上記第2のキャンセリング回路は、一対のDCノッチフィルタ(33a、33b)からなることを特徴とする請求項11又は12に記載のリーダ/ライタ。
  15. 上記一対のDCノッチフィルタ(33a、33b)の前段に、2つの混合器(5a、5b)からなる直交混合器が配置されていることを特徴とする請求項14に記載のリーダ/ライタ。
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