JP2002043992A - 干渉波キャンセル装置 - Google Patents

干渉波キャンセル装置

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JP2002043992A JP2000229192A JP2000229192A JP2002043992A JP 2002043992 A JP2002043992 A JP 2002043992A JP 2000229192 A JP2000229192 A JP 2000229192A JP 2000229192 A JP2000229192 A JP 2000229192A JP 2002043992 A JP2002043992 A JP 2002043992A
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哲也 山田
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Akinori Hashimoto
明記 橋本
Jun Matsumoto
純 松本
Junji Kumada
純二 熊田
Yukio Noda
幸雄 野田
Hiroshi Hirabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 干渉波の電力が希望波の電力に比べて著しく
大きい場合でも干渉波を高精度に除去する。 【解決手段】 受信回路1には、希望波信号A及び干渉
波信号Bからなる信号が入力される。デジタル復調回路
2−1及びデジタル変調回路2−3によって、干渉波信
号Bのスペクトラムを有する信号を生成する。このよう
に生成された信号は、伝送路歪付加回路2−4によって
伝送路歪が付加され、振幅位相調整回路2−5によって
振幅及び位相が調整される。減算器4は、受信信号遅延
回路3の出力信号からレプリカ生成ブロック2の出力信
号を減算して、希望波信号のみを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送や通信の分野
で利用され、周波数帯域が重複するとともに帯域幅が互
いに異なる二つの信号が干渉を生じる場合において、干
渉波信号の受信電力が希望波信号の受信電力に比べて十
分大きい受信条件の受信設備に付加的に追加され、干渉
波信号をキャンセルして希望波信号のみを出力する干渉
波キャンセル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】干渉波を除去する技術としては、通信の
分野においては、アダプティブアレイアンテナを用いた
干渉波キャンセル装置や、CDMA方式における干渉波
キャンセル装置や、偏波多重伝送における干渉波キャン
セル装置のような種々の干渉波キャンセル装置が開発さ
れている。また、放送の分野では、ゴーストキャンセラ
や、Eスポキャンセラや、回り込みキャンセラのような
技術が開発されている。
【0003】従来、干渉波キャンセル装置では、希望波
の変調方式及び信号形式が既知であるとともに、希望波
の中に基準信号が含まれており、この基準信号を所定の
形態で利用しているのが一般的である。ゴーストキャン
セラの場合、垂直ブランキング期間に多重されている既
知の基準信号であるGCR(Ghost Canceller Referenc
e)信号を利用している。また、実用化されているEスポ
キャンセラでは、垂直ブランキング期間の黒信号ライン
において混信波を検出している。さらに、地上デジタル
放送用におけるSFNでの放送波中継を実現するための
回り込みキャンセラでは、ISDB−T信号に含まれる
SP(Scattered Pilot)を基準信号として利用する方式
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】希望波がデジタル変調
とアナログ変調とが混在し及び/又は複合的に変調が加
えられるような複雑な変調方式及び/又は信号形式であ
る場合、希望波を復調した結果からキャンセル残差情報
を取得する方式では、装置の規模が著しく大きくなると
いう不都合がある。また、干渉波の電力が希望波の電力
に比べて著しく大きい場合、キャンセル残差情報を希望
波信号から直接取得することができないという不都合が
ある。また、秘匿性の保護のため復調ができない事態も
ありうる。
【0005】さらに、干渉波キャンセル装置を従来の受
信設備の前段に挿入して使用するという条件が追加され
た場合、装置内で許容される遅延量をできるだけ小さく
しなければならない場合がある。希望波を一旦復調して
再変調する再変調方式では遅延量が大きくなるので、こ
の要件を満足することができない。それに加えて、伝送
路において干渉波信号に非線形歪が生じている場合、キ
ャンセル性能が低下する。
【0006】本発明の目的は、希望波信号がデジタル変
調とアナログ変調とが混在し及び/又は複合的に変調が
加えられるような複雑な変調方式及び/又は信号形式で
ある場合でも、装置の規模を著しく大きくする必要がな
く、かつ、干渉波の電力が希望波の電力に比べて著しく
大きい場合でもキャンセル残差情報を容易に取得でき、
その情報を基に干渉波を高精度に除去できるようにする
ことである。
【0007】本発明の他の目的は、希望波を復調できな
い事態が生じても不都合がない干渉波キャンセル装置を
提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、干渉波キャンセル装
置を従来の受信設備の前段に挿入して使用するという条
件が追加された場合でも、装置内の遅延量の影響が少な
い干渉波キャンセル装置を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、伝送路において干渉
波信号に非線形歪が生じている場合でもキャンセル性能
が低下しない干渉波キャンセル装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による干渉波キャ
ンセル装置は、希望波信号及び干渉波信号の成分を有す
る信号を受信する受信手段と、その受信手段によって受
信した信号を二つに分配する分配手段と、その分配手段
によって分配された信号のうちの一方から前記干渉波信
号を生成する生成手段と、前記分配手段によって分配さ
れた信号のうちの他方を、前記生成手段に起因する信号
遅延分だけ遅延させる遅延手段と、その遅延手段の出力
信号から前記生成手段の出力信号を減算して、前記希望
波信号のみを出力する減算手段とを具えることを特徴と
するものである。
【0011】本発明によれば、干渉波信号のキャンセル
残差情報を、希望波信号を復調することなく取得してい
るので、装置規模を小さくでき、かつ、干渉波の電力が
希望波の電力に比べて著しく大きい場合でもキャンセル
残差情報を容易に取得でき、その情報を基に、干渉波を
高精度に除去することができる。
【0012】また、希望波信号を復調することなく干渉
波信号をキャンセルしているので、秘匿性の保護のため
に復調ができない事態が生じても不都合がなく、分配手
段によって分配された信号のうちの他方を、前記生成手
段に起因する信号遅延分だけ遅延させるだけでよいの
で、干渉波キャンセル装置を従来の受信設備の前段に挿
入して使用するという条件が追加された場合でも、本発
明による干渉波キャンセル装置を適用することができ
る。
【0013】さらに、伝送路において干渉波信号に非線
形歪が生じている場合でも、それと同一特性の歪を前記
生成手段で生成する信号に付加することにより、キャン
セル性能が劣化しない。
【0014】好適には、前記受信手段から出力された信
号を直交復調して、I,Q信号からなる等価ベースバン
ド信号に変換する直交復調手段と、その等価ベースバン
ド信号が前記分配手段、遅延手段及び減算手段を通じて
入力され、前記等価ベースバンド信号をIF信号に変換
する直交変調手段とを更に具える。
【0015】前記直交復調手段をアナログ回路で構成し
た場合、好適には、前記直交復調手段によって生じる直
交誤差を補正する補正手段を更に具える。
【0016】前記減算手段からの信号を二つに分配し、
そのうちの一方の信号を前記希望波信号として出力する
とともに、他方の信号から、予め設定された周波数帯域
内の信号スペクトラムを抽出し、かつ、その信号スペク
トラムのエネルギーをキャンセル残差エネルギーとして
検出する検出手段と、前記キャンセル残差エネルギーに
基づいて前記生成手段及び/又は前記補正手段を制御す
る制御手段とを更に具える。
【0017】好適には、前記制御手段が、前記キャンセ
ル残差エネルギーが最小となるように、前記生成手段及
び/又は前記補正手段の調整パラメータを変化させる。
【0018】好適には、前記分配手段によって分配され
た信号のうちの一方の信号を入力し、前記制御手段から
第1及び第2の調整パラメータに対応した前記干渉波信
号を、第1及び第2の出力端子にそれぞれ独立に出力す
る別の生成手段と、前記キャンセル残差エネルギーを小
さくする第1の調整パラメータの制御方向を検出するた
めに、前記第2の調整パラメータに対応した第2の出力
端子からの結果を、前記第1のパラメータに反映させる
ように構成し、前記遅延手段からの信号を二つに分配し
た一方の信号及び前記別の生成手段の第2の出力端子か
らの信号が入力され、これら減算結果の信号を前記検出
手段に出力する第2の減算手段とを更に具える。
【0019】好適には、前記検出手段が、前記予め設定
された周波数帯域を、前記希望波信号の周波数帯域の上
及び/又は下に隣接するように設定する。
【0020】好適には、前記予め設定された周波数帯域
が、前記干渉波信号の周波数帯域と同一の周波数帯域を
有する第1の周波数帯域と、前記干渉波信号の周波数帯
域よりも狭い周波数帯域を有し、前記希望波信号の周波
数帯域に近接して設定した第2の周波数帯域とを具え、
前記検出手段が、前記第1及び第2の周波数帯域で検出
したキャンセル残差エネルギーについての情報を有する
信号を、前記制御手段に供給する。
【0021】好適には、前記補正手段が、前記干渉波信
号のコンスタレーションの平均位置と正規の位置との誤
差ベクトルを検出するとともに、検出したコンスタレー
ションの平均誤差によって直交誤差を算出して補正す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明による干渉波キャンセル装
置の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明による干渉波キャンセル装置の原理を説明
するための図である。図1(a)−(d)のグラフにお
いて、縦軸に振幅を表すとともに、横軸に周波数を表
す。この場合、本発明による干渉波キャンセル装置に
は、希望波信号A及び干渉波信号Bからなる信号が入力
され、図1(a)に示すように、希望波信号A及び干渉
波信号Bの帯域が重複するとともに希望波信号Aの帯域
が干渉波信号Bの帯域に比べて著しく狭く、かつ、干渉
波信号Bの受信電力が希望波信号Aの受信電力に比べて
著しく大きいものであるとする。
【0023】干渉波信号Bを、一旦デジタル復調し、そ
のデジタルデータを用いて再びデジタル変調することに
よって、図1(b)に示すようなスペクトラムを有する
干渉波信号Bのレプリカ信号Cが生成される。
【0024】希望波信号Aの変調方式を任意のものとす
ることができる。干渉波信号Bが既知のデジタル変調方
式で変調された信号であり、希望波信号Aに比べて十分
高いレベルにあるので、図1(b)に示すようなスペク
トラムを有するレプリカ信号Cを生成することができ
る。
【0025】このようなレプリカ信号Cに、TWTなど
で生じる伝送路歪特性を付加して、干渉波信号Bと同一
スペクトラムを有するレプリカ干渉波信号Dを生成する
(図1(c))。
【0026】希望波信号A及び干渉波信号Bからレプリ
カ干渉波信号Dを減算すると、干渉波キャンセル装置
は、希望波信号Aのみを出力する(図1(d))。レプ
リカ干渉波信号Dの生成過程では、デジタル復調及び変
調並びに伝送路歪特性付加のためのフィルタ処理などの
遅延しか存在せず、狭帯域の希望波信号Aを復調及び変
調する必要がないので、本発明による干渉波キャンセル
装置における遅延時間は非常に小さくなる。
【0027】このような処理を行わない、すなわち、後
に詳細に説明するような本発明による干渉波キャンセル
装置を使用しない場合、希望波信号Aが干渉波信号Bに
よる妨害を受けるので、復調を行うことができない。本
発明による干渉波キャンセル装置の場合、希望波信号A
を復調することなく干渉波信号Bをキャンセルするの
で、希望波信号Aの変調方式に依存しない。その結果、
希望波信号が複雑な変調方式及び/又は信号形式である
場合でも、装置の規模が大きくなることはない。
【0028】図2は、本発明による干渉波キャンセル装
置の第1の実施の形態を示す図である。この干渉波キャ
ンセル装置は、受信回路1と、レプリカ生成ブロック2
と、受信信号遅延回路3と、減算器4とを具える。レプ
リカ生成ブロック2は、デジタル復調回路2−1と、キ
ャリア再生回路2−2と、デジタル変調回路2−3と、
伝送路歪付加回路2−4と、振幅位相調整回路2−5と
を有する。
【0029】図2では、PSKなどのデジタル変調され
た信号が干渉波信号Bとして希望波信号Aに対して存在
する場合において、干渉波信号Bをキャンセルする場合
について説明する。
【0030】受信回路1は、図1(a)にようなスペク
トラムの希望波信号A及び干渉波信号Bからなる信号を
受信し、その信号をIF信号に変換して出力する。この
IF信号は、レプリカ生成ブロック2と、受信信号遅延
回路3とに分配される。
【0031】レプリカ生成ブロック2に分配されたIF
信号は、デジタル復調回路2−1及びキャリア再生回路
2−2に入力される。なお、デジタル復調回路2−1及
びデジタル変調回路2−3には、デジタル変復調のため
に再生されたキャリア信号がキャリア再生回路2−2か
ら供給される。デジタル復調回路2−1は、デジタル復
調した信号をデジタル変調回路2−3に出力する。
【0032】図1(a)に示すように、干渉波信号Bの
レベルが希望波信号Aのレベルに比べて十分大きいの
で、デジタル変調波である干渉波信号Bを誤りなしで復
調することができ、元のデータ列を得ることができる。
したがって、デジタル変調回路2−3は、デジタル復調
回路2−1から出力されるデータ列を用いて再びデジタ
ル変調することによって、希望波信号Aの成分を完全に
消失させ、干渉波信号Bのみのスペクトラムを有するレ
プリカ信号C(図1(b))を生成する。
【0033】デジタル変調回路2−3から出力された信
号は、伝送路歪付加回路2−4において干渉波信号Bが
実際の伝送路で受ける伝送路歪と同一の歪が付加され
る。例えば、放送衛星搭載のTWTや出力フィルタ等で
歪が生じる場合、伝送路歪付加回路2−4は、TWTや
出力フィルタと同一特性の歪を付加し、レプリカ干渉波
信号D(図1(d))を出力する。
【0034】振幅位相調整回路2−5は、伝送路歪付加
回路2−4から出力されたレプリカ干渉波信号Dの振幅
及び位相を調整し、調整後の信号を減算器4の一方の入
力端子に供給する。
【0035】一方、受信信号遅延回路3は、レプリカ生
成ブロック2で生じた信号遅延を補償するために、入力
IF信号を遅延させる。遅延された信号は、減算器4の
他方の入力端子に供給される。
【0036】減算器4は、希望波信号A及び干渉波信号
Bの成分を有する信号から、レプリカ干渉波信号Dを減
算し、図1(d)に示すようなスペクトラムを有する希
望波信号Aのみを出力し、干渉波信号Bをキャンセルす
る。
【0037】図3は、本発明による干渉波キャンセル装
置の第2の実施の形態を示す図である。この干渉波キャ
ンセル装置は、入力部11と、レプリカ生成ブロック1
2と、受信信号遅延回路13と、減算器14及び15
と、広帯域観測窓電力検出回路16と、狭帯域観測窓電
力検出回路17と、制御回路18とを具える。
【0038】レプリカ生成ブロック12は、デジタル復
調回路12−1と、キャリア再生回路12−2と、判定
識別回路12−3と、再マッピング回路12−4と、デ
ジタル変調回路12−5と、本線系伝送路歪付加回路1
2−6と、本線系振幅位相調整回路12−7と、探索系
伝送路歪付加回路12−8と、探索系振幅位相調整回路
12−9とを有する。
【0039】この場合、レプリカ生成ブロック12に本
線系及び探索系を設け、減算器15からの出力信号に観
測窓を用いてキャンセル残差エネルギーを検出し、制御
回路18によって、本線系伝送路歪付加回路12−6、
本線系振幅位相調整回路12−7、探索系伝送路歪付加
回路12−8及び探索系振幅位相調整回路12−9の調
整パラメータをそれぞれ制御する。
【0040】デジタル変調回路12−5から出力された
信号は、本線系伝送路歪付加回路12−6及び探索系伝
送路歪付加回路12−8に分配される。探索系は、伝送
路歪付加回路12−8及び振幅位相調整回路12−9の
調整パラメータを変化させて、キャンセル残差エネルギ
ーを評価することによって、キャンセル残差エネルギー
を小さくするパラメータの制御方向を検出し、その結果
を本線系伝送路歪付加回路12−6及び本線系振幅位相
調整回路12−7に反映する。探索系は、本線系のキャ
ンセル残差エネルギーが一時的に増加するのを防止する
ために、本線系とは別に設けた信号系統である。
【0041】本線系伝送路歪付加回路12−6及び探索
系伝送路歪付加回路12−8では、デジタル変調回路1
2−5から出力されたレプリカ信号Cに、例えば放送衛
星搭載のTWTや出力フィルタ等で生じる歪と同一特性
の歪を付加する。伝送路歪の調整パラメータは、制御回
路18によって制御される。
【0042】本線系振幅位相調整回路12−7及び探索
系振幅位相調整回路12−9では、本線系伝送路歪付加
回路12−6及び探索系伝送路歪付加回路12−8から
出力された本線系及び探索系のレプリカ干渉波信号Dの
振幅及び位相をそれぞれ調整する。振幅及び位相の調整
パラメータは、制御回路18によって制御される。
【0043】減算器14及び15はそれぞれ、図2の減
算器4と同様な動作で希望波信号Aを出力する。広帯域
観測窓電力検出回路16は、減算器15から出力された
キャンセル残差エネルギーを検出し、それを制御回路1
8に供給する。それに対して、狭帯域観測窓電力検出回
路17は、減算器15から出力されたキャンセル残差エ
ネルギーのうち希望波信号A付近の狭帯域信号を検出
し、それを制御回路18に供給する。
【0044】一般に、希望波信号Aと干渉波信号Bとは
無相関であるので、希望波Aを含む帯域を狭帯域観測窓
に割り当てても、希望波信号Aの電力が干渉波信号Bの
キャンセル残差エネルギーに加算されるだけであり、キ
ャンセル残差エネルギーを最小にする調整パラメータを
探索することができる。一方、希望波信号Aと干渉波信
号Bとが完全に無相関でない場合や、希望波信号Aのレ
ベル変動が大きい場合には、狭帯域観測窓を、希望波信
号Aの周波数帯域の上及び/又は下に隣接するように設
定し、そのキャンセル残差エネルギーを用いて最適調整
パラメータを探索することができる。
【0045】それに対して、広帯域観測窓を用いると、
観測窓内の信号スペクトラムを抽出するための観測窓フ
ィルタの遅延時間が小さく、単位時間あたりの情報量が
多いので、短時間で最適値の探索ができる。一方、狭帯
域観測窓を用いると、観測窓フィルタによる遅延が大き
く、また、単位時間当たりの情報量が少ないので、広帯
域観測窓を用いる場合に比べて最適値探索に要する時間
が増大するが、本来必要な希望波信号Aの周波数帯域の
付近で干渉波信号Bのキャンセル残差エネルギーを最小
にすることができるので、キャンセル効果が更に高くな
る。
【0046】さらに、これらの観測窓を組み合わせた方
式を用いると、まず、広帯域観測窓を用いて、短時間で
粗調整を行い、その後狭帯域観測窓を用いて精度よく微
調整することによって、短時間で精度よく調整パラメー
タを収束させることができる。なお、観測窓の概念を図
4に示す。
【0047】制御回路18では、調整パラメータを有す
る各回路との間で信号のやりとりを行い、観測窓内で検
出されるキャンセル残差エネルギーが最小となるよう
に、予め設定されたステップ量だけ変化させて各調整パ
ラメータの設定更新を行う。
【0048】本線系伝送路歪付加回路12−6及び探索
系伝送路歪付加回路12−8のパラメータの調整を、例
えば、出力フィルタの周波数特性やTWTのバックオフ
量を調整し及びTWT特性をROMに記録して再現する
ことによって行う。
【0049】次に、等価ベースバンド帯域におけるデジ
タル信号処理を用いて動作させる第3〜5の実施の形態
を説明する。図5は、本発明による干渉波キャンセル装
置の第3の実施の形態を示す図である。この干渉波キャ
ンセル装置は、入力部21と、受信回路22と、A/D
変換器23と、直交復調回路24と、レプリカ生成ブロ
ック25と、キャリア再生回路26と、受信信号遅延回
路27と、減算器28〜31と、広帯域観測窓電力検出
回路32と、狭帯域観測窓電力検出回路33と、制御回
路34と、直交変調回路35と、D/A変換器36とを
具える。
【0050】デジタル信号処理を行う場合、干渉波のシ
ンボルクロックに同期したクロック再生回路が必要であ
るが、これは既存技術であるので、本図での記載及び詳
細な説明は省略する。
【0051】レプリカ生成ブロック25は、判定識別回
路25−1と、再マッピング回路25−2と、本線系伝
送路歪付加回路25−3、本線系振幅位相調整回路25
−4と、探索系伝送路歪付加回路25−5と、探索系振
幅位相調整回路25−6とを有する。
【0052】この場合、入力部21は、希望波信号A及
びデジタル変調された干渉波信号Bが混在する信号を受
信し、その信号は、受信回路22によってIF帯の信号
に変換される。
【0053】IF帯のアナログ信号は、A/D変換器2
3によってデジタルIF信号に変換され、直交復調回路
24に供給される。直交復調回路24からの出力信号は
分配され、レプリカ生成ブロック25、キャリア再生回
路26及び受信信号遅延回路27に供給される。キャリ
ア再生回路26からの出力信号は分配され、直交復調回
路24及び直交変調回路35に供給される。
【0054】直交復調回路24の出力信号は等価ベース
バンド信号であり、直交変調回路35の入力までデジタ
ル化された等価ベースバンド信号に対して処理を行う。
直交変調回路35の出力信号はD/A変換器36に入力
され、D/A変換器36は、IF帯域の希望波信号Aを
アナログ信号で出力する。
【0055】本実施の形態では、IF帯域のアナログ信
号は、入力の直後にA/D変換され、出力の直前でD/
A変換された後、IF帯域のアナログ信号で出力され
る。
【0056】図6は、本発明による干渉波キャンセル装
置の第4の実施の形態を示す図である。この干渉波キャ
ンセル装置は、入力部41と、直交復調回路42と、A
/D変換器43及び44と、レプリカ生成ブロック45
と、キャリア再生回路46と、受信信号遅延回路47
と、本線系直交誤差補正回路48と、探索系直交誤差補
正回路49と、減算器50〜53と、広帯域観測窓電力
検出回路54と、狭帯域観測窓電力検出回路55と、制
御回路56と、D/A変換器57及び58と、直交変調
回路59とを具える。レプリカ生成ブロック45は、図
5のレプリカ生成ブロック25と同一構成を有する。
【0057】本実施の形態では、直交復調回路42は、
アナログ回路で構成され、等価ベースバンド帯域の信号
に変換した後、A/D変換器43及び44でデジタルの
等価ベースバンド信号に変換し、さらに、受信信号遅延
回路47の出力信号を、本線系直交誤差補正回路48
と、探索系直交誤差補正回路49とに分配し、制御回路
56によって調整パラメータを制御することによって、
直交誤差によって生じるキャンセル特性の劣化を防止す
る。
【0058】図7は、本発明による干渉波キャンセル装
置の第5の実施の形態を示す図である。この干渉波キャ
ンセル装置は、入力部71と、直交復調回路72と、A
/D変換器73及び74と、レプリカ生成ブロック75
と、キャリア再生回路76と、直交誤差検出回路77
と、直交誤差補正回路78と、受信信号遅延回路79
と、減算器80〜83と、広帯域観測窓電力検出回路8
4と、狭帯域観測窓電力検出回路85と、制御回路86
と、D/A変換器87及び88と、直交変調回路89と
を具える。レプリカ生成ブロック75は、再マッピング
回路75−1が直交誤差検出回路77に対する二つの出
力部を有する点を除いて図5のレプリカ生成ブロック2
5と同一構成を有する。
【0059】本実施の形態では、直交誤差検出回路77
は、デジタル変調波である干渉波信号Bのコンスタレー
ションの平均位置と再マッピング回路75−1から出力
される正規の位置との誤差ベクトルを検出し、直交誤差
補正回路78は、その平均誤差からIQ軸直交ずれθ及
びIQ利得バランスのずれαを算出して補正することに
よって、調整パラメータの制御を受けることなくIQ軸
直交ずれθ及びIQ利得バランスのずれαの補正を行
う。
【0060】図8は、判定マッピング前後信号を利用し
た直交誤差補正の原理をIQ軸平面上で示した図であ
る。この場合、図8(a)に示すようなIQ軸直交ずれ
θに対して、図8(b)に示すような判定マッピングを
行うことによって、平均位置と正規の位置との誤差ベク
トルが求められる。
【0061】このような補正を行うに当たり、以下の式
で示される誤差電力Perrを最小にするIQ軸直交ずれθ
及びIQ利得バランスのずれαを求めることによって最
適値を算出することができる。
【0062】
【数1】 この場合、
【0063】
【外1】 をそれぞれi番目の平均位置とし、I,Qをそれぞ
れi番目の正規の位置とする。
【0064】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例え
ば、上記実施の形態において、受信した信号を分配する
際に分配器を使用してもよい。
【0065】上記実施の形態において、干渉波信号Bが
PSK変調の場合について説明したが、その他のデジタ
ル変調方式でも同様なキャンセル効果を得ることができ
る。また、干渉波信号Bのレベルが希望波信号Aのレベ
ルに比べて十分大きい場合について説明したが、希望波
信号Aのレベルが干渉波信号Bのレベルと同程度の場合
にも、干渉波信号Bとの周波数関係によっては本発明に
よる干渉波キャンセル装置は有効に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による干渉波キャンセル装置の原理を
説明するための図である。
【図2】 本発明による干渉波キャンセル装置の第1の
実施の形態を示す図である。
【図3】 本発明による干渉波キャンセル装置の第2の
実施の形態を示す図である。
【図4】 観測窓の概念図である。
【図5】 本発明による干渉波キャンセル装置の第3の
実施の形態を示す図である。
【図6】 本発明による干渉波キャンセル装置の第4の
実施の形態を示す図である。
【図7】 本発明による干渉波キャンセル装置の第5の
実施の形態を示す図である。
【図8】 判定マッピング前後信号を利用した直交誤差
補正の原理図である。
【符号の説明】
1,22 受信回路 2,12,25,45,75 レプリカ生成ブロック 2−1,12−1 デジタル復調回路 2−2,12−2,26,46,76 キャリア再生回
路 2−3,12−5 デジタル変調回路 2−4 伝送路歪付加回路 2−5 振幅位相調整回路 3,13,27,47,79 受信信号遅延回路 4,14,15,28,29,30,31,50,5
1,52,53,80,81,82,83 減算器 11,21、41,71 入力部 16,32,54,84 広帯域観測窓電力検出回路 17,33,55,85 狭帯域観測窓電力検出回路 18,34,56,86 制御回路 12−3,25−1 判定識別回路 12−4,25−2,75−1 再マッピング回路 12−6,25−3 本線系伝送路歪付加回路 12−7,25−4 本線系振幅位相調整回路 12−8,25−5 探索系伝送路歪付加回路 12−9,25−6 探索系振幅位相調整回路 23,43,44,73,74 A/D変換器 24,42,72 直交復調回路 48 本線系直交誤差補正回路 49 探索系直交誤差補正回路 35,59,89 直交変調回路 36,57,58,87,88 D/A変換器 77 直交誤差検出回路 78 直交誤差補正回路 A 希望波信号 B 干渉波信号 C レプリカ信号 D レプリカ干渉波信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月9日(2001.1.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】なお、希望波信号Aの変調方式は任意のも
のとすることができる。干渉波信号Bが既知のデジタル
変調方式で変調された信号であり、希望波信号Aに比べ
て十分高いレベルにあるので、図1(b)に示すような
スペクトラムを有するレプリカ信号Cを生成することが
できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】デジタル変調回路2−3から出力された信
号は、伝送路歪付加回路2−4において干渉波信号Bが
実際の伝送路で受ける伝送路歪と同一の歪が付加され
る。例えば、放送衛星搭載のTWTや出力フィルタ等で
歪が生じる場合、伝送路歪付加回路2−4は、TWTや
出力フィルタと同一特性の歪を付加し、レプリカ干渉波
信号D(図1(C))を出力する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 哲也 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 水木 也寸志 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 橋本 明記 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 松本 純 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 熊田 純二 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 野田 幸雄 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 日本放 送協会 放送センター内 (72)発明者 平林 洋志 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 日本放 送協会 放送センター内 (72)発明者 九鬼 孝夫 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5K004 AA05 FE10 FG02 5K046 AA05 EE06 EE37 EE47 5K052 AA01 CC00 DD04 FF32 GG11 GG19 GG42

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希望波信号及び干渉波信号の成分を有す
    る信号を受信する受信手段と、 その受信手段によって受信した信号を二つに分配する分
    配手段と、 その分配手段によって分配された信号のうちの一方から
    前記干渉波信号を生成する生成手段と、 前記分配手段によって分配された信号のうちの他方を、
    前記生成手段に起因する信号遅延分だけ遅延させる遅延
    手段と、 その遅延手段の出力信号から前記生成手段の出力信号を
    減算して、前記希望波信号のみを出力する減算手段とを
    具えることを特徴とする干渉波キャンセル装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段から出力された信号を直交
    復調して、I,Q信号からなる等価ベースバンド信号に
    変換する直交復調手段と、 その等価ベースバンド信号が前記分配手段、遅延手段及
    び減算手段を通じて入力され、前記等価ベースバンド信
    号をIF信号に変換する直交変調手段とを更に具えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の干渉波キャンセル装置。
  3. 【請求項3】 前記直交復調手段をアナログ回路で構成
    し、 前記直交復調手段によって生じる直交誤差を補正する補
    正手段を更に具えることを特徴とする請求項2記載の干
    渉波キャンセル装置。
  4. 【請求項4】 前記減算手段からの信号を二つに分配
    し、そのうちの一方の信号を前記希望波信号として出力
    するとともに、 他方の信号から、予め設定された周波数帯域内の信号ス
    ペクトラムを抽出し、かつ、その信号スペクトラムのエ
    ネルギーをキャンセル残差エネルギーとして検出する検
    出手段と、 前記キャンセル残差エネルギーに基づいて前記生成手段
    及び/又は前記補正手段を制御する制御手段とを更に具
    えることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか
    1項に記載の干渉波キャンセル装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記キャンセル残差エ
    ネルギーが最小となるように、前記生成手段及び/又は
    前記補正手段の調整パラメータを変化させるように構成
    したことを特徴とする請求項4記載の干渉波キャンセル
    装置。
  6. 【請求項6】 前記分配手段によって分配された信号の
    うちの一方の信号を入力し、前記制御手段から第1及び
    第2の調整パラメータに対応した前記干渉波信号を、第
    1及び第2の出力端子にそれぞれ独立に出力する別の生
    成手段と、 前記キャンセル残差エネルギーを小さくする第1の調整
    パラメータの制御方向を検出するために、前記第2の調
    整パラメータに対応した第2の出力端子からの結果を、
    前記第1のパラメータに反映させるように構成し、 前記遅延手段からの信号を二つに分配した一方の信号及
    び前記別の生成手段の第2の出力端子からの信号が入力
    され、これら減算結果の信号を前記検出手段に出力する
    第2の減算手段とを更に具えることを特徴とする請求項
    4又は5記載の干渉波キャンセル装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段が、前記予め設定された周
    波数帯域を、前記希望波信号の周波数帯域の上及び/又
    は下に隣接するように設定するように構成したことを特
    徴とする請求項4から6のうちのいずれか1項に記載の
    干渉波キャンセル装置。
  8. 【請求項8】 前記予め設定された周波数帯域が、 前記干渉波信号の周波数帯域と同一の周波数帯域を有す
    る第1の周波数帯域と、 前記干渉波信号の周波数帯域よりも狭い周波数帯域を有
    し、前記希望波信号の周波数帯域に近接して設定した第
    2の周波数帯域とを具え、 前記検出手段が、前記第1及び第2の周波数帯域で検出
    したキャンセル残差エネルギーについての情報を有する
    信号を、前記制御手段に供給するように構成したことを
    特徴とする請求項4から7のうちのいずれか1項に記載
    の干渉波キャンセル装置。
  9. 【請求項9】 前記補正手段が、前記干渉波信号のコン
    スタレーションの平均位置と正規の位置との誤差ベクト
    ルを検出するとともに、検出したコンスタレーションの
    平均誤差によって直交誤差を算出して補正するように構
    成したことを特徴とする請求項3から8のうちのいずれ
    か1項に記載の干渉波キャンセル装置。
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