JP2006069707A - 搬送処理装置 - Google Patents
搬送処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006069707A JP2006069707A JP2004252742A JP2004252742A JP2006069707A JP 2006069707 A JP2006069707 A JP 2006069707A JP 2004252742 A JP2004252742 A JP 2004252742A JP 2004252742 A JP2004252742 A JP 2004252742A JP 2006069707 A JP2006069707 A JP 2006069707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transport
- container
- volume
- product
- category
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 搬送品をコンテナに効率よく積載して搬送することができて、搬送コストを低減することができる搬送処理装置を提供する。
【解決手段】 第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1及び搬送体積V1と、その第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2及び搬送体積V2とを予め設定する。第1カテゴリ搬送品の搬送体積V1と、コンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出する。コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2を、少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1を、コンテナへの積載数量として設定する。その設定の結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、その余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整する。
【選択図】 図8
【解決手段】 第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1及び搬送体積V1と、その第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2及び搬送体積V2とを予め設定する。第1カテゴリ搬送品の搬送体積V1と、コンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出する。コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2を、少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1を、コンテナへの積載数量として設定する。その設定の結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、その余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整する。
【選択図】 図8
Description
この発明は、例えば複数の店舗等から発注された複数種の商品等の搬送品を取りまとめ、コンテナに効率よく積載できるように演算処理を行うようにした搬送処理装置に関するものである。
昨今では、小売店や中間卸店等の店舗がチェーン店化する傾向にあり、複数の店舗から定期的に各種商品の在庫データを取り込んで、各商品の補給量を取りまとめて発注することが多くなっている。そして、商品の発注先においては、発注された搬送商品をコンテナ等に積載して、船舶,トラック,鉄道等の搬送手段により搬送している。このような場合、搬送品の搬送体積に応じて必要なコンテナの台数を決定するとともに、そのコンテナ内に余剰が生じないように搬送品を効率よく積載して、搬送コストを低減することが要求される。
このような要求に対処するために、例えば特許文献1に開示されるような搬送品の積載方法も従来から提案されている。すなわち、この従来方法においては、補給商品を車両に積載して倉庫から依頼元へ搬送する際に、車両の容積に余剰が生じる場合、次回の補給商品を在庫欠品緊急度の高い商品順に、余剰が埋まるまで前倒しで積載調整している。また、積載率オーバーの場合には、在庫欠品余裕度の高い商品順に積み残しが発生しなくなるまで後倒しで積載調整している。これにより、車両に対する商品の積載効率を高めて、搬送コストの低減を図るようにしている。
特開2000−72206号公報
ところが、この従来の積載方法は、倉庫と依頼元とが1:1の対応関係にある場合を適用対象として提案されている。そのため、店舗等の依頼元が複数存在して、それらの依頼元からの依頼商品を取りまとめて積載搬送する場合には、商品の前倒しや後倒しの積載調整が煩雑になって、適用が困難になるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、搬送品をコンテナに効率よく積載して搬送することができて、搬送コストを低減することができ、特に複数の店舗等の発注元から発注された複数種の商品等の搬送品を取りまとめて積載搬送する場合に好適である搬送処理装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、搬送品の搬送に必要なコンテナ数を搬送数量から算出するようにしたコンピュータからなる搬送処理装置において、第1カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積と、その第1カテゴリ搬送品の搬送数量より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積とを設定する搬送数量等設定手段と、その搬送数量等設定手段により設定された第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出するコンテナ数算出手段と、そのコンテナ数算出手段によるコンテナ数の算出に際して、コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定し、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定するコンテナ積載数量設定手段と、そのコンテナ積載数量設定手段によりコンテナへの積載数量を設定した結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、そのコンテナの容積の余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整する調整手段とを前記コンピュータに設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記調整手段は、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定している場合において、積載数量に過剰が生じたとき、その積載数量の過剰分について、前記第1カテゴリ搬送品の搬送数量を割り当てて調整することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、第1カテゴリ搬送品は、在庫零点と予め設定された最大在庫点との間の所定の供給基準点を下回った場合に、最大在庫点まで復帰するように発注された商品を含み、第2カテゴリ搬送品は、前記最大在庫点を下回った場合に、最大在庫点まで復帰するように発注された商品であり、第3カテゴリ搬送品は、在庫状況とは無関係に搬送される商品であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明においては、請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の発明において、前記コンテナ数算出手段は、第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積との比較に際して、コンテナ容積に対して一定期間内における第3カテゴリ搬送品の搬送体積に関連する数値を乗じ、その乗じた値と搬送体積とを比較することを特徴としたものである。
(作用)
請求項1に記載の発明においては、まず第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、コンテナの容積との比較により、所要コンテナ数が算出される。続いて、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量が、所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量がコンテナへの積載数量として設定される。さらに、その積載数量の設定の結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、その余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量が充当調整される。よって、搬送品をコンテナに余剰が生じることなく効率よく積載して搬送することができて、搬送コストを低減することができる。特に、第1〜第3カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積等を予め設定して、それらの選択適用によりコンテナの容積の余剰調整を行っているので、搬送品の積載調整が煩雑になることはない。よって、複数の店舗等の発注元から発注された複数種の商品等の搬送品を取りまとめて積載搬送する場合に好適である。
請求項1に記載の発明においては、まず第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、コンテナの容積との比較により、所要コンテナ数が算出される。続いて、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量が、所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量がコンテナへの積載数量として設定される。さらに、その積載数量の設定の結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、その余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量が充当調整される。よって、搬送品をコンテナに余剰が生じることなく効率よく積載して搬送することができて、搬送コストを低減することができる。特に、第1〜第3カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積等を予め設定して、それらの選択適用によりコンテナの容積の余剰調整を行っているので、搬送品の積載調整が煩雑になることはない。よって、複数の店舗等の発注元から発注された複数種の商品等の搬送品を取りまとめて積載搬送する場合に好適である。
請求項2に記載の発明においては、コンテナの積載数量に過剰が生じたとき、その積載数量の過剰分について、第1カテゴリ搬送品の搬送数量が割り当てられて調整される。よって、コンテナに対する搬送品の積載効率を一層高めることができる。
請求項3に記載の発明においては、複数の店舗等における各種商品の在庫管理において、各店舗等に対して所要数量の商品を低搬送コストで的確に搬送供給することができる。
請求項4に記載の発明においては、コンテナ容積に対して、一定期間内における第3カテゴリ搬送品の搬送体積に関連する数値を乗じて、その乗じた値と搬送体積とを比較するため、コンテナ容積に余剰が生じる場合において有効に対処することができる。
請求項4に記載の発明においては、コンテナ容積に対して、一定期間内における第3カテゴリ搬送品の搬送体積に関連する数値を乗じて、その乗じた値と搬送体積とを比較するため、コンテナ容積に余剰が生じる場合において有効に対処することができる。
以上のように、この発明によれば、搬送品をコンテナに効率よく積載して搬送することができて、搬送コストを低減することができ。よって、特に複数の店舗等の発注元から発注された複数種の商品等の搬送品を取りまとめて積載搬送する場合に好適である。
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この搬送処理装置の商品搬送経路においては、各種商品を製造する複数のメーカ11に対応して、商品の搬送元としての集積センタ12が設置されている。そして、各メーカ11で製造された各種商品は集積センタ12に搬入されて集積される。商品を販売する複数の店舗13に対応して、商品の搬送先としての配送センタ14が設置されている。そして、前記集積センタ12から出荷される商品がコンテナ15に積載された状態で、船舶16やトラック、あるいは鉄道等の適当な搬送手段により配送センタ14に搬送される。さらに、配送センタ14に搬送された商品が、その配送センタ14から各店舗13に割り振って供給される。
図1に示すように、この搬送処理装置の商品搬送経路においては、各種商品を製造する複数のメーカ11に対応して、商品の搬送元としての集積センタ12が設置されている。そして、各メーカ11で製造された各種商品は集積センタ12に搬入されて集積される。商品を販売する複数の店舗13に対応して、商品の搬送先としての配送センタ14が設置されている。そして、前記集積センタ12から出荷される商品がコンテナ15に積載された状態で、船舶16やトラック、あるいは鉄道等の適当な搬送手段により配送センタ14に搬送される。さらに、配送センタ14に搬送された商品が、その配送センタ14から各店舗13に割り振って供給される。
図2に示すように、この搬送処理装置の情報伝達経路においては、前記集積センタ12、各店舗13及び配送センタ14のほかに、情報を処理するための処理センタ17が設置されている。各店舗13には、コンピュータ18、データベース19及び複数のPOS(Point Of Sales)端末20が装備されている。集積センタ12、配送センタ14及び処理センタ17には、コンピュータ21,22,23及びデータベース24,25,26がそれぞれ装備されている。そして、各店舗13、集積センタ12、配送センタ14及び処理センタ17のコンピュータ18,21,22,23は、データ通信を行うためのインターネット等の通信回線27を介して接続されている。
図3に示すように、前記処理センタ17のコンピュータ23は、CPU等よりなる制御装置28、各種の動作を制御するためのプログラムを格納するROM29、及び諸動作の実行に伴って発生したデータを記憶するためのRAM30を備えている。また、コンピュータ23は、前記通信回線27との間の接続を制御するための通信部(図示しない)を有している。制御装置28には、各種データを表示するための表示部31、諸データを印刷するための印刷部32、前記データベース26が接続されている。
前記制御装置28は、図5に示すように、各種商品について、各店舗13における過去一定期間(例えば、数週間)の商品の販売実績等に基づいて、商品の最大在庫点、及びその最大在庫点と在庫零点との間の供給基準点を設定するための最大在庫点等設定手段を構成している。ここで、前記供給基準点は、最大在庫点と在庫零点との間の中間点、最大在庫の3分の1、最大在庫の3分の2等、商品の季節販売特性等の各種要因に応じて適宜に設定される。なお、図5においては、説明の便宜上、各店舗(A店〜L店)の最大在庫点及び供給基準点が同一数値となるように設定されているが、実際には各店舗(A店〜L店)で販売実績等に応じて異なった数値となっており、しかも最大在庫点は、過去一定期間(例えば数週間)の販売実績に応じて変動する。そして、この制御装置28で設定された最大在庫点及び供給基準点のデータが、データベース26に記憶されている。
前記データベース26には、図6に示すように、第1カテゴリ搬送品を設定するための店舗・商品別復帰ロジックが記憶されている。この店舗・商品別復帰ロジックでは、各店舗13に対して、過去一定期間(例えば、数週間)の商品の販売実績等に基づいて、例えば「1」、「1.2」、「1.5」、「2」のように、店別販売ランクを示す数字が付与されている。そして、販売実績の良好な店別販売ランク「2」の店舗13では、各商品について発注時点が最大在庫点に設定されて、帳簿在庫が最大在庫点を下回った場合(最大在庫点―1)に、最大在庫点まで復帰させるように商品の発注を行うように指定されている。
また、販売実績が通常である店別販売ランク「1」の店舗13では、特別商品(例えば、図6の第5商品)を除く各商品について発注時点が供給基準点に設定されて、帳簿在庫が供給基準点を下回った場合(供給基準点―1)に、最大在庫点まで復帰させるように商品の発注を行うように指定されている。
さらに、販売実績のやや良好な店別販売ランク「1.2」、「1.5」等の店舗13では、商品ごとに発注時点が最大在庫点(最大在庫点―1)と供給基準点(供給基準点―1)とに設定されている。
そして、例えば図6に示す第5商品のように、全店舗13を通して販売実績の良好な特別商品については、店別販売ランクに関係なく各店舗13において発注時点が最大在庫点(最大在庫点―1)に設定されている。
また、前記データベース26には、図7に示すように、第2カテゴリ搬送品を設定するための最大在庫点復帰ロジックが記憶されている。この最大在庫点復帰ロジックでは、各店舗13において係数に関係なく、各商品の発注時点が最大在庫点に設定され、帳簿在庫が最大在庫点を下まわった場合(最大在庫点―1)に商品の発注が行われる。さらに、データベース26には、前記コンテナ15に対する商品の積載に際して、コンテナ15の容積に余剰が生じる場合に、その余剰分に充当するための第3カテゴリ搬送品としてのベースカーゴ商品が登録されている。このベースカーゴ商品としては、例えば全店舗13を通して販売実績が良好であるとともに、単位当たりの体積が比較的小さい商品等が指定されている。しかも、データベース26には、前記両ロジックにおける各商品及びベースカーゴ商品について、梱包状態での単位(1個)当たりの体積が記憶されている。従って、単位当たりの商品の体積に商品数を乗じることにより、第1〜第3カテゴリ搬送品の全体の体積が算出される。
そして、前記制御装置28は、各店舗13から在庫情報を取り込んだとき、各店舗13における各商品について、発注数量を算出する。すなわち、制御装置28は、前記店舗・商品別復帰ロジックに基づいて、第1カテゴリ搬送品全体の搬送数量及び搬送体積を算出設定するとともに、最大在庫点復帰ロジックに基づいて、第2カテゴリ搬送品全体の搬送数量及び搬送体積を算出設定するための搬送数量等設定手段を構成している。また、制御装置28は、第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナ15の容積とを比較して、所要コンテナ数を算出するコンテナ数算出手段を構成している。
さらに、前記制御装置28は、コンテナ数の算出に際して、コンテナ15の容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定し、コンテナ数の算出に際して、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定するコンテナ積載数量設定手段を構成している。しかも、制御装置28は、コンテナ15への積載数量を設定した結果、コンテナ15の容積に余剰が生じる場合には、そのコンテナ15の容積の余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整し、コンテナ15への積載数量を設定した結果、積載数量に過剰が生じた場合には、その積載数量の過剰分について、第1カテゴリ搬送品の搬送数量を割り当てて調整するための調整手段を構成している。
そして、図4に示すように、前記制御装置28は、定期的に(例えば、毎日20時)通信回線27を介して、各店舗13のデータベース19から、各商品について販売数や帳簿在庫を収集して、データベース26に取り込む。また、制御装置28は、各店舗13に対して、商品の割り振り数データ等を送信する。また、制御装置28は処理センタ17から集積センタ12に対して、商品の発注数量に基づいて搬送処理に関する諸データを送信するとともに、集積センタ12からの搬送実績データを収集する。さらに、制御装置28は処理センタ17から配送センタ14に対して、商品の割り振り数データを送信するとともに、配送センタ14からの割り振り実績データを収集する。
次に、前記のように構成された搬送処理装置の動作を、図8及び図9のフローチャートに従って説明する。なお、この動作は、処理センタ17のコンピュータ23におけるROM29に記憶されたプログラムに基づき、制御装置28の制御に従って実行され、その実行結果はコンピュータ23の所定の記憶領域に設定記憶される。
さて、図8のステップS1においては、例えば毎週月曜日等の所定日に、処理センタ17においてデータベース26からコンピュータ23に在庫情報が取り込まれる。この在庫情報には、直近の閉店時における各店舗13の商品ごとの帳簿在庫のデータが含まれている。それとともに、データベース26から各店舗13における各商品の最大在庫点、及びその最大在庫点と在庫零点との間の供給基準点のデータが取り込まれる。
続いて、S2においては、図6に示す店舗・商品別復帰ロジックに基づいて、第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1及び搬送体積V1が計算される。すなわち、店舗・商品別復帰ロジックにおいて、第1〜第nの各商品の帳簿在庫が供給基準点を下回る各店舗13について、第1〜第nの各商品の(最大在庫点−帳簿在庫)が発注数量として算出され、それらの全店舗及び全商品について数量及び体積の合計がそれぞれ求められる。また、同ロジックにおいて、帳簿在庫が最大在庫点を下回る各店舗13について、各商品の(最大在庫点−帳簿在庫)が発注数量として算出され、それらの全店舗及び全商品について数量及び体積の合計がそれぞれ求められる。従って、これらの数量及び体積の合計値を総計することにより、前記搬送数量Q1及び搬送体積V1についてそれらの値が求められる。
次に、S3においては、図7に示す最大在庫点復帰ロジックに基づいて、前記第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1及び搬送体積V1よりも多い、第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2及び搬送体積V2が計算される。すなわち、最大在庫点復帰ロジックにおいて、帳簿在庫が最大在庫点を下回る各店舗13について、第1〜第nの各商品の(最大在庫点−帳簿在庫)が算出され、全店舗及び全商品について数量及び体積を合計することにより、前記搬送数量Q2及び搬送体積V2が求められる。ここで、最大在庫点復帰ロジックに従った第2カテゴリ搬送品の場合は、全店舗及び全商品について帳簿在庫が最大在庫点を下回る場合を対象としているため、帳簿在庫が供給基準点を下回った場合を含む第1カテゴリ搬送品よりも、前述のようにその量が多くなる。
その後、S4においては、第1カテゴリ搬送品の搬送体積V1を1台のコンテナ15に積載したとき、コンテナ15の容積に所定量よりも多い余剰が生じるか否かが判別される。すなわち、搬送体積V1がコンテナ15の容積の例えば55(立方メートル)×0.75よりも少なくて、コンテナ15の容積に1/4よりも多い余剰が生じるか否かが判別される。
ここで、前記「0.75」は、過去一定期間内(例えば、数週間)において1搬送回当たりのベースカーゴ商品の平均搬送体積に関連して任意に定められる容積係数で、「1−コンテナ容積/1搬送回当たりのベースカーゴ商品の平均体積」により算出され、実施形態では前記のように「0.75」としている。ちなみに、1搬送回当たりのベースカーゴ商品の体積がそれほど変動しないのであれば、この容積係数を固定的に継続して扱ってもよい。従って、この容積係数は、1未満の任意の適当な数値、すなわち、0を越えて1未満の範囲内の適当な数値が採用されてもよい。
コンテナ15に所定量よりも多い余剰が生じる場合にはS5に進行し、コンテナ15に所定量よりも少ない余剰が生じる場合にはS9に進行して、それぞれ動作が続行される。
そして、S5においては、コンテナ15の所要台数が1台に設定されるとともに、第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2がコンテナ15への積載数量として設定される。すなわち、コンテナ15に容積の1/4よりも多い余剰が生じる場合には、図7に示す最大在庫点復帰ロジックに基づいて算出された第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2が選択されて、コンテナ15に積載されることになる。
そして、S5においては、コンテナ15の所要台数が1台に設定されるとともに、第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2がコンテナ15への積載数量として設定される。すなわち、コンテナ15に容積の1/4よりも多い余剰が生じる場合には、図7に示す最大在庫点復帰ロジックに基づいて算出された第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2が選択されて、コンテナ15に積載されることになる。
次のS6においては、第2カテゴリ搬送品の搬送体積V2を1台のコンテナ15に積載したとき、コンテナ15の容積(この場合には前記容積係数を乗じない)に余剰が生じるか否かが判別される。すなわち、搬送体積V2がコンテナ15の容積の55(立方メートル)よりも少ないか否かが判別される。コンテナ15に余剰が生じる場合にはS7に進行し、容積に余剰が生じない場合、すなわち搬送数量Q2に過剰が生じている場合にはS8に進行して、それぞれ動作が続行される。
そして、S7においては、コンテナ15の容積の余剰分に対して、予め定められた第3カテゴリの搬送品としてのベースカーゴ商品が、余剰分の埋まるまでの数量だけ、つまり余剰分を埋める体積ぶんだけ充当されて調整設定される。これに対して、S8においては、コンテナ15に対する搬送数量Q2の過剰分について、第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1が割り当てられて調整設定される。すなわち、過剰分が生じなくなるまで、発注が図7の最大在庫点復帰ロジックに基づく最大在庫点から、図6の店舗・商品別復帰ロジックに基づく供給基準点に変更されて、コンテナ15への積載数量が削減調整される。例えば、店別販売ランクの低い店舗から順に、A店,C店・・・・・・というように、発注数量が供給基準点に変更されるとともに、搬送体積がそれに応じて減算されていき、搬送体積がコンテナ容積と一致したところで、すなわち、コンテナ容積に隙間が生じなくなった段階で減算が停止される。
前記S9においては、搬送体積V1の第1カテゴリ搬送品を1台のコンテナ15に積載したとき、コンテナ15の容積に余剰が生じるか否かが判別される。すなわち、搬送体積V1がコンテナ15の容積の55(立方メートル)以下であるか否かが判別される。搬送体積V1がコンテナ15の容積以下の場合にはS10に進行し、搬送体積V1がコンテナ15の容積を超える場合には図9のS12に進行して、それぞれ動作が続行される。
そして、S10においては、コンテナ15の所要台数が1台に設定されるとともに、第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1がコンテナ15への積載数量として設定される。すなわち、前記S4においてコンテナ15の容積に1/4よりも少ない余剰が生じると判断される場合には、S9を経て、図6に示す店舗・商品別復帰ロジックに基づいて算出された第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1が選択されて、コンテナ15に積載されることになる。その後、S11においては、前記S7の場合と同様に、コンテナ15の容積に余剰分が生じている場合、その余剰分に対して、ベースカーゴ商品の数量が充当されて調整設定される。
次に、図9のS12において、すなわち、搬送体積V1がコンテナ容積を越える場合は、コンテナ15の追加台数nが1に設定されて、所要台数がn+1の合計2台に設定される。続いて、S13においては、搬送体積V1の第1カテゴリ搬送品をn+1台のコンテナ15に積載したとき、前記容積係数を用いて、コンテナ15の容積に所定量よりも多い余剰が生じるか否かが判別される。すなわち、搬送体積V1がコンテナ15の容積の55(立方メートル)×(n+0.75)よりも少なくて、n+1台のコンテナ15のうちの1台のコンテナ15の容積に1/4よりも多い余剰が生じるか否かが判別される。コンテナ15に所定量よりも多い余剰が生じる場合にはS14に進行し、コンテナ15に所定量よりも少ない余剰が生じる場合にはS18に進行して、それぞれ動作が続行される。
そして、S14においては、コンテナ15の所要台数がn+1台に設定されるとともに、第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2がコンテナ15への積載数量として設定される。すなわち、1台のコンテナ15に容積の1/4よりも多い余剰が生じる場合には、その1台のコンテナ15について、前記S5の場合と同様に、最大在庫点復帰ロジックに基づいて算出された第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2が選択されて、コンテナ15に積載されることになる。
次のS15においては、第2カテゴリ搬送品の搬送体積V2をn+1台のコンテナ15に積載したとき、コンテナ15の容積に余剰が生じるか否かが判別される。すなわち、搬送体積V2がコンテナ15の容積の55(立方メートル)×(n+1)よりも少なくて、コンテナ15の容積に余剰が生じるか否かが判別される。コンテナ15に余剰が生じる場合にはS16に進行し、容積に余剰が生じていない場合すなわち搬送数量Q2に過剰が生じている場合にはS17に進行して、それぞれ動作が続行される。
そして、S16においては、前記S7の場合と同様に、コンテナ15の容積の余剰分に対して、ベースカーゴ商品の数量が充当されて調整される。これに対して、S17においては、前記S8の場合と同様に、搬送数量Q2の過剰分について、第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1が割り当てられて調整される。
前記S18においては、第1カテゴリ搬送品の搬送体積V1をn+1台のコンテナ15に積載したとき、コンテナ15の容積に余剰が生じるか否かが判別される。すなわち、搬送体積V1がコンテナ15の容積の55(立方メートル)×(n+1)以下であるか否かが判別される。搬送体積V1がコンテナ15の容積以下の場合にはS19に進行し、搬送体積V1がコンテナ15の容積を超える場合にはS21に進行して、それぞれ動作が続行される。
そして、S19においては、コンテナ15の所要台数がn+1台に設定されるとともに、第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1がコンテナ15への積載数量として設定される。すなわち、n+1台のコンテナ15のうちの1台のコンテナ15の容積に1/4よりも少ない余剰が生じる場合には、前記S10の場合と同様に、店舗・商品別復帰ロジックに基づいて算出された第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1が選択されて、コンテナ15に積載されることになる。その後、S20においては、前記S11の場合と同様に、コンテナ15の容積の余剰分に対して、ベースカーゴ商品の数量が充当されて調整設定される。
前記S21においては、コンテナ15の追加台数nに1がさらに加算される。そして、前記S13に戻って、S13〜S20の動作が繰り返して行われる。すなわち、コンテナ15の所要台数が1台ずつ追加設定されながら、それらのコンテナ15への積載数量が第2カテゴリ搬送品の搬送数量Q2または第1カテゴリ搬送品の搬送数量Q1に設定されるとともに、余剰容積分または過剰数量分の調整が行われ、コンテナ15内に隙間が生じないようにする。
コンテナ15により搬送された各商品は、一定期間(例えば2週間)経過後に、図1に示す配送センタ14に入荷し、その配送センタ14から各店舗13に対して、その時点の各店舗の在庫状況等を勘案して振り分けられる。
以上の説明から明らかなように、この実施形態においては、以下のような効果がある。
・ 集積センタ12から各種商品をコンテナ15に積載して配送センタ14に搬送する際に、それらの商品をコンテナ15に余剰、すなわち隙間が生じることなく効率よく積載して搬送することができる。よって、商品の搬送コストを低減することができる。
・ 集積センタ12から各種商品をコンテナ15に積載して配送センタ14に搬送する際に、それらの商品をコンテナ15に余剰、すなわち隙間が生じることなく効率よく積載して搬送することができる。よって、商品の搬送コストを低減することができる。
・ 第1〜第3カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積等を予め設定して、それらの選択適用によりコンテナ15の容積の余剰調整を行うようにしている。このため、搬送商品の積載調整を容易に行うことができて、特に複数の店舗13から発注された複数種の商品を取りまとめて積載搬送する場合に好適である。
・ 第1カテゴリ搬送品の搬送体積とコンテナ15の容積との比較に際して(S13)、コンテナ容積に対して一定期間内における第3カテゴリ搬送品の搬送体積に関連する数値を乗じ、その乗じた値と搬送体積とを比較するようにしている。このため、コンテナ容積に余剰が生じると判断された場合に、ベースカーゴ商品を適切に割り当てて、コンテナ容積の余剰分を有効に埋めることができる。
・ 前記実施形態では、図8及び図9のS4,S9,S13,S18の各ステップにおいて、第1カテゴリ搬送品の搬送体積に応じて必要最小限のコンテナ台数を設定するようにした。そして、追加コンテナ(1台のみの場合はその1台)の容積に余剰が生じる場合には、S5,S10,S14,S19において、余剰分に第2カテゴリ搬送品を割り当てるようにして。しかも、その割り当てによって搬送品体積に過剰が生じる場合には、その過剰分を第1カテゴリ搬送品に置き換えて、コンテナ数が増えないようにした。このように、コンテナ数を必要最小限に設定して、搬送コストを抑制できる。しかも、コンテナ容積に余剰が生じた場合には、その余剰分に最大在庫点復帰数である第2カテゴリ搬送品を割り当てて余裕分を確保するようにしたため、日数が経過して配送センタ14に着荷したときにおける各店舗13の在庫量の変動や最大在庫点の変更等に有効に対処でき、欠品を防止できる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 商品の供給元としての集積センタ12と配送センタ14とを統合した構成にこの発明を用いること。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 商品の供給元としての集積センタ12と配送センタ14とを統合した構成にこの発明を用いること。
・ 前記実施形態では、複数のメーカ11からの商品を集積センタ12に集積するようにしたが、1つのメーカ11からの商品を集積センタ12の集積するようにしたり、集積センタ12を設けることなく、商品をメーカ11またはメーカ11の倉庫から直接配送センタ14に搬送したりするようにすること。メーカ11またはメーカ11の倉庫から直接配送センタ14に搬送する場合、メーカ11の数は、1つでも複数でもよい。
・ 前記各実施形態では、供給先群の各供給先と、供給元との間でデータ通信を行い、各供給先の在庫情報を確認して、供給元から供給先群に供給される商品の供給総量を算出し、その算出されたデータをデータ通信を介して供給元に送信するようにした。これに対し、各供給先の在庫情報を確認や、算出された供給総量の供給元への送信を、電話連絡やファクシミリ通信に行うこと。
・ 前記実施形態においては、集積センタ12から配送センタ14への商品の積載搬送処理に実施しているが、その他の搬送元と搬送先との間における各種搬送品の搬送処理に具体化してもよい。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握され、請求項に記載の技術的思想以外の技術的思想は以下の通りである。
前記実施形態から把握され、請求項に記載の技術的思想以外の技術的思想は以下の通りである。
(1) 第1カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積と、その第1カテゴリ搬送品の搬送数量より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積とを設定する第1ステップと、
第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出する第2ステップと、
そのコンテナ数算出手段によるコンテナ数の算出に際して、コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定し、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定する第3ステップと、
そのコンテナ積載数量設定手段によりコンテナへの積載数量を設定した結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、そのコンテナの容積の余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整する第4ステップと
の前記各ステップをコンピュータにより実行することを特徴とする搬送処理方法。
第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出する第2ステップと、
そのコンテナ数算出手段によるコンテナ数の算出に際して、コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定し、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定する第3ステップと、
そのコンテナ積載数量設定手段によりコンテナへの積載数量を設定した結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、そのコンテナの容積の余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整する第4ステップと
の前記各ステップをコンピュータにより実行することを特徴とする搬送処理方法。
(2) 前記第4ステップは、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定している場合において、積載数量に過剰が生じたとき、その積載数量の過剰分について、前記第1カテゴリ搬送品の搬送数量を割り当てて調整することを特徴とする前記(1)項に記載の搬送処理方法。
(3) 第1カテゴリ搬送品は、在庫零点と予め設定された最大在庫点との間の所定の供給基準点を下回った場合に、最大在庫点まで復帰するように発注された商品を含み、第2カテゴリ搬送品は、前記最大在庫点を下回った場合に、最大在庫点まで復帰するように発注された商品であり、第3カテゴリ搬送品は、在庫状況とは無関係に搬送される商品であることを特徴とする前記(1)項または(2)項に記載の搬送処理方法。
(4) コンピュータに、
第1カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積と、その第1カテゴリ搬送品の搬送数量より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積とを設定するステップと、
第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出するステップと、
そのコンテナ数算出手段によるコンテナ数の算出に際して、コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定し、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定するステップと、
そのコンテナ積載数量設定手段によりコンテナへの積載数量を設定した結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、そのコンテナの容積の余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整するステップと
を実行させるための搬送処理プログラム。
第1カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積と、その第1カテゴリ搬送品の搬送数量より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積とを設定するステップと、
第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出するステップと、
そのコンテナ数算出手段によるコンテナ数の算出に際して、コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定し、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定するステップと、
そのコンテナ積載数量設定手段によりコンテナへの積載数量を設定した結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、そのコンテナの容積の余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整するステップと
を実行させるための搬送処理プログラム。
11…メーカ、12…搬送元としての集積センタ、13…店舗、14…搬送先としての配送センタ、15…コンテナ、16…船舶、17…処理センタ、18,21,22,23…コンピュータ、19,24,25,26…データベース、27…通信回線、28…搬送数量等設定手段、コンテナ数算出手段、コンテナ積載数量設定手段及び調整手段を構成する制御装置、29…ROM、30…RAM、Q1,Q2…搬送数量、V1,V2…搬送体積。
Claims (4)
- 搬送品の搬送に必要なコンテナ数を搬送数量から算出するようにしたコンピュータからなる搬送処理装置において、
第1カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積と、その第1カテゴリ搬送品の搬送数量より多い第2カテゴリ搬送品の搬送数量及び搬送体積とを設定する搬送数量等設定手段と、
その搬送数量等設定手段により設定された第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積とを比較して、所要コンテナ数を算出するコンテナ数算出手段と、
そのコンテナ数算出手段によるコンテナ数の算出に際して、コンテナの容積に所定量よりも多い余剰が生じる場合には、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定し、コンテナの容積に所定量よりも少ない余剰が生じる場合には、第1カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定するコンテナ積載数量設定手段と、
そのコンテナ積載数量設定手段によりコンテナへの積載数量を設定した結果、コンテナの容積に余剰が生じる場合には、そのコンテナの容積の余剰分に予め定められた第3カテゴリの搬送品の数量を充当調整する調整手段と
を前記コンピュータに設けたことを特徴とする搬送処理装置。 - 前記調整手段は、第2カテゴリ搬送品の搬送数量をコンテナへの積載数量として設定している場合において、積載数量に過剰が生じたとき、その積載数量の過剰分について、前記第1カテゴリ搬送品の搬送数量を割り当てて調整することを特徴とする請求項1に記載の搬送処理装置。
- 第1カテゴリ搬送品は、在庫零点と予め設定された最大在庫点との間の所定の供給基準点を下回った場合に、最大在庫点まで復帰するように発注された商品を含み、第2カテゴリ搬送品は、前記最大在庫点を下回った場合に、最大在庫点まで復帰するように発注された商品であり、第3カテゴリ搬送品は、在庫状況とは無関係に搬送される商品であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の搬送処理装置。
- 前記コンテナ数算出手段は、第1カテゴリ搬送品の搬送体積と、搬送品を積載するためのコンテナの容積との比較に際して、コンテナ容積に対して一定期間内における第3カテゴリ搬送品の搬送体積に関連する数値を乗じ、その乗じた値と搬送体積とを比較することを特徴とした請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の搬送処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004252742A JP2006069707A (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 搬送処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004252742A JP2006069707A (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 搬送処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006069707A true JP2006069707A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36150719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004252742A Pending JP2006069707A (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 搬送処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006069707A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216437A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 出荷待機設備及びその方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61243731A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-30 | Nippon Yuusen Kk | 積荷スペ−スへの計算機による積荷方法 |
JPH04294451A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-19 | Hitachi Ltd | 配車計画システム |
JPH11292217A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-10-26 | Toyo Kanetsu Kk | 商品取扱い方法 |
-
2004
- 2004-08-31 JP JP2004252742A patent/JP2006069707A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61243731A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-30 | Nippon Yuusen Kk | 積荷スペ−スへの計算機による積荷方法 |
JPH04294451A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-19 | Hitachi Ltd | 配車計画システム |
JPH11292217A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-10-26 | Toyo Kanetsu Kk | 商品取扱い方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216437A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 出荷待機設備及びその方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108780529B (zh) | 用于包装和配送优化的系统和方法 | |
US11615373B2 (en) | Inventory management | |
TWI331310B (en) | Method for optimal multi-vehicle dispatch and system for the same | |
US20220129817A1 (en) | Demand aware replenishment system | |
KR100477035B1 (ko) | 재고 계획 방법 및 장치와, 재고 계획 방법을 실행시키는 컴퓨터 프로그램이 저장된 컴퓨터 판독 가능 기록 매체 | |
CN110390497B (zh) | 物品入库方法和装置 | |
US11263584B2 (en) | Demand signal router for demand aware replenishment system | |
CN116402445B (zh) | 货物出库调度方法、装置和计算机设备 | |
CN111784223B (zh) | 货物调拨数据的处理方法、装置和存储介质 | |
EP2236444A1 (en) | Transportaion planning system and method for the same | |
JP3751485B2 (ja) | 物流システム | |
CN113450047A (zh) | 用于电子补货设备的处理方法和装置、电子补货设备 | |
JP2006069707A (ja) | 搬送処理装置 | |
JP2000062916A (ja) | 輸送計画作成方法及びシステム | |
JP2004352384A (ja) | 製品の在庫管理システム | |
CN115729197A (zh) | 车间补货方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
JP2001225927A (ja) | 需給計画立案装置および需給計画立案方法並びに需給計画立案用のプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2005089060A (ja) | 物流拠点決定装置、物流拠点決定方法及びそのプログラム | |
JP2003312848A (ja) | 製品流通システム、製品補充元装置、製品流通方法及び補充先倉庫端末 | |
JP7439244B2 (ja) | 物品の移動を制御するためのシステムおよび方法 | |
JP6663064B1 (ja) | 発注管理装置、発注管理方法及び発注管理プログラム | |
JPH01188256A (ja) | 部品生産指示装置 | |
JPH1131183A (ja) | 商品の在庫管理方式 | |
CN117893141A (zh) | 批量订货方法、装置、电子设备和存储介质 | |
JP6909455B2 (ja) | 情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070820 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20100518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101019 |