JP2006069294A - クロ−ラ駆動用スプロケット - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はゴムクローラの噛合式駆動方式の改良を目的としたもので、ピン構造を改良することにより泥や草、藁等が堆積した場合でも簡単にこれを排出可能としたものである。
【解決手段】 クロ−ラの内周側に一定ピッチで突出するゴム突起と噛合って駆動力を伝達する噛合式スプロケットであって、二つの輪体とその輪体の対向する周縁近傍に前記ゴム突起に対応した噛合部を形成し、当該噛合部の中央を切り欠いた左右一対の噛合部構造としたことを特徴とする芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケット。1、2‥輪体、3、4‥噛合部、5‥ゴムラグ、6‥スチ−ルコ−ド、7‥ゴム突起、10‥スプロケット、20‥クロ−ラ、C‥隙間。
【選択図】図3

Description

本発明は芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケットに関するものである。
芯金レスクロ−ラの駆動には摩擦式と噛合式があるが、比較的小型の建機や農機では噛合式が多く採用されている。その理由は摩擦式では適正な駆動力を得るために高い張力と大きな駆動輪が必要となるが、小型では構造的やコスト的な事情から噛合式が一般的となっている。
図1は噛合式のスプロケットの一例であり、ピン駆動が主体で、二つの輪体31、32を並べ、その間にクロ−ラ側のゴム突起に対応したピン33、‥‥を配置している。
しかし、この構造は輪体31、32の間の空間に泥や草、藁等が堆積した場合、ピン33、33、‥‥が存在するため、容易には排出できず、場合によっては雪だるま式にこれらが堆積してしまい、クロ−ラのテンションが異常に高くなったり、噛合い不良が発生し、走行不能となることが指摘されていた。
本発明は上記の従来技術のうち、噛合式駆動方式の改良を目的としたもので、ピン構造を改良することにより泥や草、藁等が堆積した場合でも簡単にこれを排出可能としたものである。
本発明の要旨は、クロ−ラの内周側に一定ピッチで突出するゴム突起と噛合って駆動力を伝達する噛合式スプロケットであって、二つの輪体とその輪体の対向する周縁近傍に前記ゴム突起に対応した噛合部を形成し、当該噛合部の中央を切り欠いた左右一対の噛合部構造とした芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケットに係るものである。
本発明における噛合式スプロケットは、クロ−ラ側のゴム突起に対して二つの輪体より中央部を切り欠いた左右一対の噛合部が形成され、これによって駆動力が伝達されることとなる。従って、駆動力の伝達はほとんど低減することはなく、特に従来とは異なり噛合部の中央が切り欠かれているために泥や藁等がスプロケット内に堆積したとしても容易に排出できることとなったものである。
前記したように、クロ−ラは内周側に一定ピッチをもってゴム突起が形成され、このゴム突起の両側に輪体が配置され、この間にゴム突起のピッチをもってピンが備えられたものである。従って、スプロケット内に泥や藁等が堆積してしまった場合、クロ−ラの周長が伸ばされる方向に作用する。このため、クロ−ラに異常なテンションが掛り、ゴム突起との間で噛合い不良が発生してしまう。更に、この堆積物を排除しようとしても左右の輪体間に多数のピンが差し渡されて存在するため、これを効果的に掻き出すことは殆ど不可能であった。
しかるに、本発明のスプロケット構造にあっては、従来では輪体間に差し渡されていたピン等の噛合部にあって、その中央部を切り欠いて左右に一対の噛合部を備えたものである。従って、堆積物の自然排出が可能となり、更には、スクレ−パ−等にての強制排除も可能となったものである。
本発明にあって、左右一対の噛合部構造はゴム突起と噛合いができれば特に限定するものではないが、例えば、一対の短ピン構造であり、この短ピンが断面形状で輪体の中心より径方向に涙滴形状とした構造のものであり、場合によっては、噛合部構造が歯車形状をなしているものである。涙適形状とすることにより堆積物の排出は有利に行われることになり、更に、歯車形状とすることにより噛合部としての強度がアップすることになる。
そして、噛合部が左右に分割された構造としたことにより泥や藁等の堆積物が自然落下してスプロケットより排出されやすくなり、又、藁や草等が絡み付きにくくなったものである。更に、この分割された部位にスクレ−パ−を挿入することにより堆積物を強制的に排出することもできることとなったものである。
尚、スプロケットを構成する輪体は円盤状のものであってもよいが、円筒状のものであってもよく、通常はその周縁がクロ−ラの内面に接触して走行に供されることになる。
以下、本発明を図面をもって更に詳細に説明する。
図2は本発明のスプロケットの斜視図であり、図3はクロ−ラとの噛合時の正面図である。図中、10はスプロケットであり1、2は円筒状の輪体、そして、輪体1、2の周縁の対向する位置にピン状の噛合部3、4が備えられている。この噛合部3、4はその中央部が切り欠かれた構造(隙間C)となっている。勿論、この噛合部3、4はクロ−ラ側のゴム突起のピッチと同じピッチにて備えられている。
クロ−ラ20は外周側にゴムラグ5が形成され、内部にスチ−ルコ−ド6が埋設されており、内周側にはゴム突起7が長手方向に一定ピッチをもって形成されている。スプロケット10とクロ−ラ20とは輪体1、2の周縁がクロ−ラの内面に接しており、噛合部3、4はゴム突起7の根元部分に当接して駆動力が伝達されるものである。輪体1、2の周縁がクロ−ラ20の内面に圧接することによっても駆動力がより伝達されることは勿論である。
さて、スプロケット10の内部には泥や藁等が堆積してしまうこととなるが、噛合部3、4の中央部が切り欠かれた構造となっているため、従来のものに比べて排出のしやすさは極めて優れたものとなる。又、従来のものにあっては藁等が巻き付いてしまった場合にはこれを取り除くことは難作業であったが、本発明のものにあっては中央部が切り欠かれた構造となっているため、ここから抜き去ることが可能となったものである。
図4は本発明の別例を示す側断面図である。この例では、噛合部の中央部が切り欠かれた構造(隙間C)となっていることを利用し、ここに内部に溜る堆積物を掻き出すためのスクレ−パ−30を設置したものである。こうすることによって、堆積物は強制的に排除されることになる。
図5は本発明の更に別例を示すものであり、前記したピン形状の噛合部3、4を涙適形状3a、4aとしたものである。この形状にあっては、輪体1、2の中央より径方向に向かってかかる形状とするのが好ましい。
尚、本発明の噛合部構造は上記例の構造に限定するものではなく、その変形は任意であって、例えば図6に示すような歯車状の噛合部構造3b、4bを輪体1、2に対向して形成してもよい。
本発明は小型の芯金レスクロ−ラのみならず大型の芯金レスクロ−ラ、更には、高速走行に供される芯金レスクロ−ラ等あらゆる芯金レスクロ−ラに適用可能であり、その利用価値は高い。
図1は従来の噛合式のスプロケットの一例である。 図2は本発明の噛合式スプロケットの斜視図である。 図3は図2のスプロケットとクロ−ラとの噛合時の正面図である。 図4は本発明のスプロケットの応用例を示す側断面図である。 図5は本発明のスプロケットの第2例を示すその一方側の斜視図である。 図6は本発明のスプロケットの第3例を示すその一方側の斜視図である。
符号の説明
1、2‥輪体、
3、3a、3b、4、4a、4b‥噛合部、
5‥ゴムラグ、
6‥スチ−ルコ−ド、
7‥ゴム突起、
10‥スプロケット、
20‥クロ−ラ、
30‥スクレ−パ−、
C‥隙間。

Claims (5)

  1. クロ−ラの内周側に一定ピッチで突出するゴム突起と噛合って駆動力を伝達する噛合式スプロケットであって、二つの輪体とその輪体の対向する周縁近傍に前記ゴム突起に対応した噛合部を形成し、当該噛合部の中央を切り欠いた左右一対の噛合部構造としたことを特徴とする芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケット。
  2. 左右一対の噛合部構造が一対の短ピン構造である請求項1記載の芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケット。
  3. 短ピンが輪体の中心より径方向に涙滴形状とした請求項1記載の芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケット。
  4. 左右一対の噛合部構造が歯車形状である請求項1記載の芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケット。
  5. 左右一対の噛合部間にスクレ−パ−を装着した請求項1記載の芯金レスクロ−ラの駆動用スプロケット。
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