JP2006069105A - 液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006069105A
JP2006069105A JP2004257160A JP2004257160A JP2006069105A JP 2006069105 A JP2006069105 A JP 2006069105A JP 2004257160 A JP2004257160 A JP 2004257160A JP 2004257160 A JP2004257160 A JP 2004257160A JP 2006069105 A JP2006069105 A JP 2006069105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
droplet
driving
pressure chamber
discharge head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004257160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4678158B2 (ja
Inventor
Shinichi Okuda
真一 奥田
Toshiki Ishiyama
敏規 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004257160A priority Critical patent/JP4678158B2/ja
Publication of JP2006069105A publication Critical patent/JP2006069105A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4678158B2 publication Critical patent/JP4678158B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】 十分な滴径変調範囲の確保、高周波での吐出安定性の確保、意図しない吐出の防止、及び液滴の粘度増加の抑制が可能な液滴吐出ヘッドの駆動方法及び液滴吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【解決手段】 電気機械変換素子に印加する駆動信号として電圧波形の電圧レベルが3値の矩形駆動波を用いる。そして、3値の電圧レベルのうち最低電圧と最大電圧の電位差をV1、最高電圧と中間電圧の電位差をV2としたときに、V1とV2の電圧比V2/V1を0.25〜0.45の範囲に設定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置にかかり、特に、ピエゾ素子等の圧電素子を用いて液滴を吐出する液滴吐出ヘッドの駆動方法、該駆動方法を用いた液滴吐出ヘッド、及び該液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置に関する。
ピエゾ素子等の電気機械変換素子を用いて圧力室内に充填された液体に対して圧力波を発生させて、その圧力波によって圧力室と連通するノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドは一般的によく知られている。特に、インクの液滴を吐出して記録紙に画像を記録するインクジェット記録装置は広く普及しており、近年では高画質な画像を記録することが可能となっている。
電気機械変換素子を用いた液滴吐出ヘッドでは、例えば、特許文献1に記載の技術のように、電気機械変換素子に複雑な駆動波形(アナログ波形)を印加することによってノズル部のメニスカス動作を高精度に制御することが可能である。しかしながら、このようなアナログ波形を用いた駆動回路では、コストが高くなってしまうので、装置全体のコストが増加してしまう。
そこで、駆動波形に単純な矩形駆動波形を用いることが考えられる。例えば、特許文献2〜5には矩形駆動波形を用いたものが提案されている。このように矩形駆動波形を用いることで駆動回路のコストは大幅に減少させることができる。
特開2001−334659号公報 特許第1469531号 特開昭59−176060号公報 特許第3249719号 特開2001−018388号公報
しかしながら、従来の矩形駆動波形では、パルス幅の設定等によって滴体積の変調を行っていたが、パルス幅の設定による滴体積の変調で得られる滴径変調範囲が非常に狭く(例えば、6〜10pl)、高品位印刷と高速記録を行う場合には、広範囲な滴径変調範囲(例えば、2〜20pl)を得ることができない、という問題がある。
また、液滴を高周波で安定して吐出するためには、液滴吐出後の残響抑制が必要であるが、従来の矩形駆動波形の場合には、残響抑制部での電圧変化量や傾きを自由に設定することができないため、適切な残響抑制を行うことができない、という問題がある。
また、サテライトやミストといった意図しない吐出の発生は、吐出直後の残響強度に依存し、残響抑制部での電圧変化量や傾きを自由に設定することができないため、サテライトやミストの発生の防止を確実に行うことができない、という問題がある。
さらに、吐出する液体としてインクを適用した場合には、インク溶媒の揮発のためノズル部のメニスカスではインクの粘度が増加する。この時、アナログ波形を用いた場合には、これを防止するためにメニスカスに微少振動を生じさせる微弱な駆動波形を印加することが可能であるが、矩形駆動波形では、アナログ波形のような微弱な駆動波形を印加することが難しく、インク粘度の増加による影響を防止することが困難であった。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、十分な滴径変調範囲の確保、高周波での吐出安定性の確保、意図しない吐出の防止、及び液滴の粘度増加の抑制が可能な液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法は、電気機械変換素子に駆動信号を印加して当該電気機械変換素子を変形させることで圧力室に圧力変化を生じさせ、圧力室内に充填された液体を圧力室と連通するノズルから液滴として吐出する液滴吐出ヘッドの駆動方法であって、前記駆動信号として電圧波形の電圧レベルが3値の矩形駆動波を用い、3値の電圧レベルのうち最低電圧と最高電圧の電位差をV1、最高電圧と中間電圧の電位差をV2としたときに、V1とV2の電圧比V2/V1を0.25〜0.45の範囲で設定して電気機械変換素子に印加することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、電気機械変換素子に印加する駆動信号として電圧波形の電圧レベルが3値の矩形駆動波を用いる。このように矩形駆動波を用いることによって、駆動回路を安価にすることができる。また、矩形駆動波の電圧レベルを3値にすることによって、矩形駆動波の波形設計自由度を増加させることができる。なお、本明細書中において、「矩形駆動波」とは、立ち上げ時間及び立ち下げ時間がそれぞれ1種類である駆動波形のことを意味するものとする。
そして、3値の電圧レベルのうち最低電圧と最高電圧の電位差をV1、最高電圧と中間電圧の電位差をV2としたときに、V1とV2の電圧比V2/V1を0.25〜0.45の範囲に設定することで、十分な滴径変調範囲、高周波吐出安定性、サテライトやミストなどの意図しない吐出の抑制、及び液滴の粘度増加の抑制の全ての要求範囲を満足することが可能となる。
この時、請求項2に記載の発明のように、矩形駆動波の立上げ時間及び立ち下げ時間を液滴吐出ヘッドの固有周期の1/4以下に設定して電気機械変換素子に印加することによって、微小液滴を吐出する際に、高画質記録が可能な滴体積でノズルから液滴を吐出することが可能となる。
なお、矩形駆動波形としては、請求項3に記載の発明のように、第1の滴径の液滴を吐出するための第1駆動波形、第1の滴径よりも小さい第2の滴径の液滴を吐出するための第2駆動波形、及び液滴を吐出せずに液面を振動させて液滴の粘度増加を抑制するための第3の駆動波形とすることが可能である。
この時、請求項4に記載の発明のように、第1駆動波形としては、印加する電圧を中間電圧から最低電圧に変化させてメニスカスを圧力室側に引き込む第1電圧変化プロセスと、印加する電圧を最低電圧から最高電圧に変化させて圧力室の体積を収縮させて液滴を吐出させる第2電圧変化プロセスと、印加する電圧を最高電圧から中間電圧に変化させて圧力室内の残響を調整する第3電圧変化プロセスと、を含んだ駆動波形とすることができ、これによって第2の滴径よりも大きな滴体積を有する第1の滴径の液滴を吐出することが可能となる。
また、第2駆動波形としては、、印加する電圧を中間電圧から最低電圧に変化させてメニスカスを圧力室側に引き込む第1電圧変化プロセスと、印加する電圧を最低電圧から中間電圧に変化させて液柱を形成する第4電圧変化プロセスと、印加する電圧を中間電圧から最低電圧に変化させてメニスカスを圧力室側に引き込んで液滴を吐出する第5電圧変化プロセスと、印加する電圧を最低電圧から中間電圧に変化させて圧力室内の残響を調整する第6電圧変化プロセスと、を含んだ駆動波形とすることができ、これによって第1の滴径よりも小さい第2の滴径の液滴を吐出することが可能となる。
更に、第3駆動波形としては、印加する電圧を中間電圧から最高電圧に変化させてメニスカスに微小振動を発生開始させる第7電圧変化プロセスと、印加する電圧を最高電圧から中間電圧に変化させて圧力室内の残響を調整する第3電圧変化プロセスと、を含んだ駆動波形とすることができ、これによって液滴を吐出せずに液面を振動させて、液滴の粘度増加を抑制することが可能となる。
そして、請求項5に記載の発明のように、第1駆動波形の第1電圧変化プロセス開始から第2電圧変化プロセス開始までの時間及び第2駆動波形の第1電圧変化プロセス開始から第4電圧変化プロセス開始までの時間をそれぞれ液滴吐出ヘッドの固有周期の1/2に設定することによって、各電圧変化プロセスで発生した固有振動が重畳するので、液滴を効率的に吐出することが可能となる。また、第3駆動波形の第7電圧変化プロセス開始から第8電圧変化プロセス開始までの時間を液滴吐出ヘッドの固有周期に一致させることによって、各電圧変化プロセスによる振動が相殺されるので、圧力室内の残響を効果的に抑制することが可能となり、サテライトやミストなどの意図しない吐出を防止することができる。
請求項6に記載の液滴吐出ヘッドは、液体が充填される圧力室と、前記圧力室と連通するノズルと、駆動信号が印加されると変形して、前記圧力室に圧力波を発生させ、充填された液体を前記ノズルから液滴として吐出させる電気機械変換素子と、前記電気機械変換素子を請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法で駆動信号を印加する駆動回路と、を含むことを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、電気機械変換素子に駆動信号を印加して変形させることで、圧力室に圧力波を発生させ、圧力室に充填された液体をノズルから液滴として吐出される。
この時、電気機械変換素子は、駆動回路によって、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法で駆動信号が印加されるので、上述したように、十分な滴径変調範囲の確保、高周波での吐出安定性の確保、意図しない吐出の防止、及び液滴の粘度増加の抑制が可能となる。
請求項7に記載の液滴吐出装置は、請求項6に記載の液滴吐出ヘッドを備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の液滴吐出ヘッドを備えているので、上述したように、十分な滴径変調範囲の確保、高周波での吐出安定性の確保、意図しない吐出の防止、及び液滴の粘度増加の抑制が可能となる。
以上説明したように本発明によれば、電気機械変換素子に印加する駆動信号として電圧波形の電圧レベルが3値の矩形駆動波を用い、最低電圧と最高電圧の電位差をV1、最高電圧と中間電圧の電位差をV2としたときに、V1とV2の電圧比V2/V1を0.25〜0.45の範囲で設定して電気機械変換素子に印加することで、特に、V1とV2の電圧比V2/V1を0.30〜0.35の範囲に設定することで、十分な滴径変調範囲の確保、高周波での吐出安定性の確保、意図しない吐出の防止、及び液滴の粘度増加の抑制が可能となる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。なお、本実施の形態は、本発明をインクジェット記録装置に適用したものである。
図1は、本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置の1ノズルあたりのヘッド構造を示す図である。
ヘッド10は、インクタンク12、供給路14、圧力室16、ノズル18、及び電気機械変換素子としての圧電素子20を有している。
インクタンク12には、インクが蓄えられ、インクタンク12に蓄えられたインクは、供給路14を介して圧力室16に充填され、圧力室16に連通したノズル18にインクが供給される。
圧力室16の壁面の一部は振動板16Aからなり、該振動板16Aにピエゾ素子等の圧電素子20が設けられており、圧電素子20によって振動板16Aを変形させて振動させることで、圧力室16内に圧力波が発生する。すなわち、圧電素子20の振動によって発生する圧力波によって、圧力室16内に蓄えられたインクがノズル18から吐出され、圧力室16には供給路14を介してインクタンク12からインクが補給されるようになっている。
ノズル18は、例えば、記録紙幅方向に複数配列した記録ヘッドすることで、記録紙幅方向の画像を記録し、記録紙と記録ヘッドとを相対的に移動することで記録紙に画像を記録することができる。
図2は、本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のヘッドを駆動する駆動回路を示す図である。
本実施の形態では、複数のノズルを配列することで記録ヘッドが構成される。すなわち、圧電素子20を複数有しており、駆動回路30によって圧電素子20が駆動される。
駆動回路30は、図2に示すように、複数の圧電素子20と圧電素子20への電圧の印加を制御するためのスイッチング回路22を含んで構成されており、各圧電素子20は、一端が接地されており、他端がスイッチング回路22に接続されている。
各スイッチング回路22は、3つのスイッチング素子22A、22B、22Cを含んで構成されており、図示しないコントローラから入力される制御信号に応じて各スイッチング素子22A、22B、22Cのオンオフが制御されるようになっている。
スイッチング回路22のスイッチング素子22Aは接地(GND)され、スイッチング素子22Bは基準電圧V0(図3におけるV2−V1)が印加され、スイッチング素子22Cは電圧V1が印加されるようになっている。すなわち、それぞれ制御信号を用いてスイッチング素子22AをオンすることによってGNDが圧電素子20に印加され、スイッチング素子22Bをオンすることによって基準電圧V0が圧電素子20に印加され、スイッチング素子22Cをオンすることによって電圧V1が印加される。従って、制御信号に応じてスイッチング素子22A、22B、22Cのオンオフを制御することで、圧電素子20に3値の電圧レベルが印加されるようになっている。なお、各電圧は、V1>V0>GNDとする。
本実施の形態の駆動回路30では、3値の電圧レベルを用いてノズル18から吐出するインクの滴径を変更している。詳細には、大滴と小滴を吐出すると共に、インク粘度の増加を防止するために吐出しない程度に圧電素子20に電圧を印加するようになっている。
図3には、上述の駆動回路30によって圧電素子20に印加される駆動信号の電圧波形の一例を示す。図3(A)は大滴を吐出するための大滴吐出用駆動波形を示し、図3(B)は小滴を吐出するための小滴吐出用駆動波形を示し、図3(C)は液滴を吐出せずにメニスカスに適度な微振動を発生させてインクの粘度増加を防止するための増粘防止用の予備波形を示す。
本実施の形態では、矩形駆動波の立ち上がり時間tr及び立ち下がり時間tfをそれぞれ1種類として、選択できる電圧レベルを3値に固定した駆動波形を用いており、電圧レベルを3値に設定することにより波形の設計自由度を増加している。なお、選択できる電圧レベルを4値以上に設定すれば、波形の設計自由度は更に増加するが、電圧レベルを4値以上に設定すると駆動回路コストが増加し、従来のアナログ波形に対してコスト的なメリットが損なわれてしまう。従って、駆動回路コストを低く抑え、かつ波形の設計自由度を確保するには、選択できる電圧レベルを3値とすることが最も有効となる。
具体的には、大滴吐出用駆動波形は、図3(A)に示すように、(1)の電圧変化プロセスで、中間電圧であるV0から最低電圧GNDに電圧を変化させて、圧力室16を膨張させることで、ノズル18内部にメニスカスの引き込みを行う。次に(2)の電圧変化プロセスで、最低電圧から最高電圧V1に電圧を変化させて、圧力室16を収縮させることで、ノズル18からインク滴の吐出を行う。そして、(3)の電圧変化プロセスで、最高電圧V1から中間電圧V0に電圧を変化させて、インク滴吐出後の圧力室16内の残響を調整するようになっている。
小滴吐出用駆動波形は、図3(B)に示すように、(1)の電圧変化プロセスで、中間電圧V0から最低電圧GNDに電圧を変化させて、圧力室16を膨張させることで、ノズル18内部にメニスカスの引き込みを行う。次に(2)の電圧変化プロセスで、最低電圧GNDから中間電圧V0に電圧を変化させて、ノズル中央部に細い液柱を形成する。そして、(3)の電圧変化プロセスで、中間電圧V0から最低電圧GNDに電圧を変化させて、メニスカスを急激に引き戻すことにより微小液滴の吐出を行う。また、(4)の電圧変化プロセスで、最低電圧GNDから中間電圧V0に電圧を変化させて、液滴吐出後の圧力室16の残響を調整するようになっている。
ここで、図4(A)〜(D)に小滴吐出用駆動波形が印加された場合の、ノズル18内での液体の挙動(特に、メニスカスの変化)を示す。小滴吐出用駆動波形が印加されると、図4(A)に示すように、当初はノズル18の開口部に位置していた略平坦状のメニスカスが、(1)の電圧変化プロセスによる圧力室16の容積増大によって圧力室16側へ引き込まれ、メニスカスの中央部がメニスカスの周辺部よりも大きく後退して、凹型のメニスカスが形成される(図4B)。この状態で、(2)の電圧変化プロセスによって圧力室16の容積が減少されると、図4(C)に示すように、メニスカスの中央部に、ノズル18(インク吐出口の内径)よりも細い液柱32が形成され、次いで、液柱32の先端部が分離して液滴34が形成される(図4(D)。この時の液滴の滴径は、形成された液柱32の太さとほぼ等しく、ノズル径よりも小さい。すなわち、こうした駆動方法(「メニスカス制御方式」あるいは「引き打ち方式」)を用いることにより、ノズル径よりも小さな液滴を吐出することが可能となる。
予備波形は、図3(C)に示すように、(1)の電圧変化プロセスで、中間電圧V0から最高電圧V1に電圧を変化させて、メニスカスに適度な微振動を発生させる。そして、(2)の電圧変化プロセスで最高電圧V1から中間電圧V0に電圧を変化させて、圧力室16内の不必要な残響を抑制するようになっている。
ここで、上述の大滴吐出用駆動波形、小滴吐出用駆動波形、及び予備波形の各駆動波形における各電圧レベルの印加時間の各種設定について説明する。
大滴吐出用駆動波形及び小滴吐出用駆動波形では、(1)の電圧変化プロセス時にヘッド10に発生する固有振動と、(2)の電圧変化プロセス時にヘッド10に発生する固有振動とが干渉して、メニスカスに大きな影響を及ぼす。
そこで、大滴吐出用駆動波形及び小滴吐出用駆動波形では、それぞれ(1)の電圧変化プロセスの開始時から(2)の電圧変化プロセスを開始するまでの時間、すなわちパルス幅をそれぞれヘッド10の固有周期Tcの1/2としている。
このように、大滴吐出用駆動波形及び小滴吐出用駆動波形のパルス幅をヘッド10の固有周期Tcの1/2とすることで、大滴吐出用駆動波形では、(1)の電圧変化プロセスによって発生したヘッド10の振動と、(2)の電圧変化プロセスで発生したヘッド10の振動とが重畳されるので、液滴を吐出させやすくすることができ、大滴の吐出効率を向上することができる。そして、小滴吐出用駆動波形も同様に、(1)の電圧変化プロセスによって発生したヘッド10の振動と、(2)の電圧変化プロセスで発生したヘッド10の振動とが重畳されるので、これによって小滴吐出用駆動波形では、細い液柱の発生に有利となり、微小滴を効率的に吐出することができる。
また、予備波形では、(1)の電圧変化プロセスの開始時から(2)の電圧変化プロセスを開始するまでの時間、すなわち、パルス幅がヘッド10の固有周期Tcとしている。
このように、予備波形のパルス幅を固有周期Tcとすることで、(1)の電圧変化プロセスによって発生したヘッド10の振動と、(2)の電圧変動プロセスで発生したヘッド10の振動とが相殺されて、圧力室16内の残響を効果的に抑制することができる。
また、上述の大滴吐出用駆動波形、小滴吐出用駆動波形、及び予備波形の各波形では、最高電圧V1と最低電圧GNDの振幅である電位差V1と、最高電圧V1と基準電圧となる中間電圧V0との電位差V2との電圧比V2/V1を変化させることによって、滴径変調範囲、高周波吐出安定性、サテライト/ミストの発生状態、及びインク増粘防止効果が変化する。
そこで、まず、表1に示すように、電圧比V2/V1を変化させて、滴径変調範囲、高周波吐出安定性、サテライト/ミストの発生状態、及びインク増粘防止効果についてそれぞれ調べた。
Figure 2006069105
表1の大滴吐出の「滴体積」は、15pl以上を「◎」、10plから15plまでを「○」、10pl以下を「×」として評価した。これは、画像記録装置で一般的に用いられる400〜600dpi程度の記録解像度に対応するには、通常、15pl以上の滴体積が必要とされるためである。また、小滴吐出の「滴体積」は、2pl以下を「◎」、2plから5plまでを「○」、5pl以上を「×」として評価した。これは、2pl以下の液滴で形成した記録ドットは人間の肉眼で認識することが困難となり、粒状感の低い高画質な記録が可能となるためである。また、大滴吐出及び小滴吐出の「高周波吐出」及び「サテライト」は、20kHzでの吐出状態の観察、着弾位置精度、及びドット形状測定等を行うことによって3段階に評価し、「増粘防止」は、予備波形の印加によって液滴の吐出が発生してしまう場合を「×」、適度なメニスカス振動が発生し、十分な増粘防止効果が得られる場合を「◎」とし、液滴の吐出はないが、増粘防止効果が少ない場合、或いは問題にならない程度の液滴(サテライトやミスト)の吐出があるものの増粘防止効果を得られる場合を「○」としてそれぞれ評価した。
このように、表1から、電圧比V2/V1を0.25〜0.45の範囲内に設定することにより、滴径変調範囲、高周波吐出安定性、サテライト/ミストの発生状態、及びインク増粘防止効果の全ての要求を満足することが可能となることがわかる。また、さらに好ましい条件として、電圧比V2/V1を0.3〜0.35の範囲に設定することが望ましい。
従って、大滴吐出用駆動波形、小滴吐出用駆動波形、及び予備波形のそれぞれに対して、上述の電圧比V2/V1が0.25〜0.45の範囲内となるように各駆動波形を設定することによって、滴径変調範囲、高周波吐出安定性、サテライト/ミストの発生状態、及びインク増粘防止効果の全ての要求範囲を満足したインク吐出を行うことができる。
すなわち、大滴を吐出する際には、大きな滴体積の確保が可能となると同時に、圧力室16内の残響強度を適正化できると共に、高周波での吐出安定性を確保することができ、サテライトやミストの発生も防止することが可能となる。
また、小滴吐出する際には、微小滴の吐出が可能となると同時に、圧力室16内の残響強度を適正化できると共に、高周波での吐出安定性を確保することができ、サテライトやミストの発生も防止することが可能となる。
さらに、予備波形を用いて増粘防止を行う際には、インクを吐出することなく、メニスカスに微小振動を加えることができ、効果的に増粘防止を行うことが可能となる。
一方、上述のような大滴吐出用駆動波形、小滴吐出用駆動波形、及び予備波形は、上述の電圧比V2/V1の他に、各電圧変化プロセス時の電圧の立上げ時間tr及び立ち下げ時間tfによって、滴体積が変化する。特に、小滴吐出によって高精細な画像を記録する場合には、各電圧変化プロセス時の電圧の立上げ時間tf及び立ち下げ時間tfの影響が大きい。
そこで、小滴吐出時に電圧の立上げ時間tr及び立ち下げ時間tfを変化させて、小滴の滴体積を測定した。
図5は、電圧の立上げ時間tr及び立ち下げ時間tfの変化に伴う微小滴の滴体積の変化を測定した結果を示すグラフである。なお、図5では、ヘッド10の固有周期Tcが10μsのものを一例として測定した結果を示す。
高画質な画像記録を行うためには、微小滴の滴体積を少なくとも4pl以下にする必要がある。すなわち、図5から分かるように、4pl以下にするためには、電圧の立上げ時間tr及び立ち下げ時間tfを約2.5μs以下に設定する必要がある。ここで、図5では、ヘッド10の固有周期Tcが10μsであるので、他の固有周期のヘッドを用いた場合を考えると、電圧の立上げ時間tr及び立ち下げ時間tfを固有周期Tcの1/4に設定することで、微小滴の滴体積を4pl以下にすることができる。
従って、電圧の立上げ時間tr及び立ち下げ時間tfをヘッド10の固有周期Tcの1/4とすることによって、微小滴の吐出を行うことができ、高画質な画像を記録することが可能となる。
ここで、上述のヘッド10を搭載した液滴吐出装置としてのインクジェット記録装置の一例について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置の一例を示す図である。
インクジェット記録装置は、上述のヘッド10を搭載するキャリッジ36、キャリッジ36を主走査方向Xに走査するための主走査機構38、記録媒体としての記録用紙40を副走査方向Yに搬送するための副走査機構42を含んで構成されている。
ヘッドはノズル面が記録用紙40と対向するようにキャリッジ36上に搭載され、主走査方向Xに搬送されながら記録用紙40に対して液滴としてインク滴を吐出することにより、一定のバンド領域44に対して記録を行う。次いで、記録用紙40を副走査方向Yに搬送し、再びキャリッジ36を主走査方向Xに搬送しながら次のバンド領域を記録する。
実際に、このようなインクジェット記録装置を用いて画像記録を行い、画像品質の評価を行った。インク滴を吐出する液滴吐出制御には、上記の実施の形態で述べた駆動方法を使用した。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインクに対応させて、1色あたり260個のイジェクタを有するマトリクス状配列ヘッドをキャリッジ36上に並べて配置し、記録用紙有る上で4色のドットを重ね合わせることにより、フルカラー画像記録を行った。その結果、各イジェクタから安定した吐出を実現でき、極めて高い品質の画像記録を記録用紙全面にわたって実行することができた。
なお、液滴吐出装置として説明した上記インクジェット記録装置では、ヘッド10をキャリッジ36によって搬送しながら記録を行う形態を説明したが、ノズルを記録媒体の全幅にわたって配置したライン型ヘッドを用いて、ヘッドを固定して記録媒体のみを搬送しながら記録を行う(この場合には、主走査のみとなる)など、別の装置形態に本発明を適用することも可能である。
また、上記の実施の形態では、インクジェット記録装置のヘッド10に本発明を適用した例を説明したが、これに限るものではなく、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドあれば、他の装置に適用することも可能である。
例えば、上記実施の形態では、圧力発生手段として圧電アクチュエータを用いたが、静電力や磁気力を利用した電気機械変換素子や、沸騰現象を利用して圧力を発生させるための電気熱変換素子など、他の圧力発生手段を用いてもかまわない。また、圧電アクチュエータとしても、本実施の形態で使用した単板型の圧電アクチュエータの他に、縦振動タイプの積層型圧電アクチュエータなど、別の形態のアクチュエータを用いてもかまわない。
また、上記の実施の形態では、記録紙上に着色インクを吐出して文字や画像などの記録を行うインクジェット記録装置を例に挙げて説明したが、本明細書におけるインクジェット記録装置とは、記録紙上への文字や画像の記録に限定されるものではない。すなわち、記録媒体は紙に限定されるわけではなく、また、吐出する液体も着色インクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上に着色インクを吐出してディスプレイ用のカラーフィルタを作製したり、溶融状態のハンダを基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したりするなど、工業的に用いられる液的噴射装置一般に対して、本発明を利用することも可能である。
本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置の1ノズルあたりのヘッド構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のヘッドを駆動する駆動回路を示す図である。 駆動回路によって圧電素子に印加される駆動信号の電圧波形の一例を示す。 小滴吐出用駆動波形が印加された場合の、ノズル内での液体の挙動を示す図である。 ヘッドの固有周期Tcが10μsの時の電圧の立上げ時間及び立ち下げ時間の変化に伴う微小滴の滴体積の変化を測定した結果を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置の一例を示す図である。
符号の説明
10 ヘッド
12 インクタンク
14 供給路
16 圧力室
18 ノズル
20 圧電素子
22 スイッチング回路
30 駆動回路

Claims (7)

  1. 電気機械変換素子に駆動信号を印加して当該電気機械変換素子を変形させることで圧力室に圧力変化を生じさせ、圧力室内に充填された液体を圧力室と連通するノズルから液滴として吐出する液滴吐出ヘッドの駆動方法であって、
    前記駆動信号として電圧波形の電圧レベルが3値の矩形駆動波を用い、
    3値の電圧レベルのうち最低電圧と最高電圧の電位差をV1、最高電圧と中間電圧の電位差をV2としたときに、V1とV2の電圧比V2/V1を0.25〜0.45の範囲で設定して電気機械変換素子に印加することを特徴とする液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  2. 前記矩形駆動波の立上げ時間及び立ち下がり時間を前記液滴吐出ヘッドの固有周期の1/4以下に設定して電気機械変換素子に印加することを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  3. 前記矩形駆動波は、第1の滴径の液滴を吐出するための第1駆動波形、第1の滴径よりも小さい第2の滴径の液滴を吐出するための第2駆動波形、及び液滴を吐出せずに液面を振動させるための第3駆動波形からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  4. 前記第1駆動波形は、印加する電圧を中間電圧から最低電圧に変化させてメニスカスを前記圧力室側に引き込む第1電圧変化プロセスと、印加する電圧を最低電圧から最高電圧に変化させて前記圧力室の体積を収縮させて液滴を吐出させる第2電圧変化プロセスと、印加する電圧を最高電圧から中間電圧に変化させて前記圧力室内の残響を調整する第3電圧変化プロセスと、を含んで構成し、
    前記第2駆動波形は、前記第1電圧変化プロセスと、印加する電圧を最低電圧から中間電圧に変化させて液柱を形成する第4電圧変化プロセスと、印加する電圧を中間電圧から最低電圧に変化させて前記メニスカスを前記圧力室側に引き込んで液滴を吐出する第5電圧変化プロセスと、印加する電圧を最低電圧から中間電圧に変化させて前記圧力室内の残響を調整する第6電圧変化プロセスと、を含んで構成し、
    前記第3駆動波形は、印加する電圧を中間電圧から最高電圧に変化させてメニスカスに微少振動を発生開始させる第7電圧変化プロセスと、前記第3電圧変化プロセスと、を含んで構成することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  5. 前記第1駆動波形は、前記第1電圧変化プロセス開始から前記第2電圧変化プロセス開始までの時間、及び前記第2電圧変化プロセス開始から前記第3電圧変化プロセス開始までの時間を前記液滴吐出ヘッドの固有周期の1/2に設定し、
    前記第2駆動波形は、前記第1電圧変化プロセス開始から前記第4電圧変化プロセス開始までの時間を前記固有周期の1/2に設定し、
    前記第3駆動波形は、前記第7電圧変化プロセス開始から前記第8電圧変化プロセス開始までの時間を前記固有周期と一致するように設定することを特徴とする請求項4に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  6. 液体が充填される圧力室と、
    前記圧力室と連通するノズルと、
    駆動信号が印加されると変形して、前記圧力室に圧力波を発生させ、充填された液体を前記ノズルから液滴として吐出させる電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子を請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法で駆動信号を印加する駆動回路と、
    を含む液滴吐出ヘッド。
  7. 請求項6に記載の液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置。
JP2004257160A 2004-09-03 2004-09-03 液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置 Expired - Fee Related JP4678158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004257160A JP4678158B2 (ja) 2004-09-03 2004-09-03 液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004257160A JP4678158B2 (ja) 2004-09-03 2004-09-03 液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006069105A true JP2006069105A (ja) 2006-03-16
JP4678158B2 JP4678158B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=36150214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004257160A Expired - Fee Related JP4678158B2 (ja) 2004-09-03 2004-09-03 液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4678158B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201090A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 駆動回路、画像形成装置
JP2013056453A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドの駆動方法、及び、その液体吐出ヘッドを有する画像形成装置
JP2014184658A (ja) * 2013-03-23 2014-10-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、ヘッド駆動制御方法
EP3335880A1 (en) 2016-12-13 2018-06-20 SII Printek Inc Liquid jet head and liquid jet head drive method

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07178907A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッドの駆動装置及び駆動方法
JPH1081012A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Seiko Epson Corp インクジェット式プリントヘッドの駆動装置及び駆動方法
JP2000141642A (ja) * 1998-04-03 2000-05-23 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッドの駆動方法
JP2000158651A (ja) * 1998-11-25 2000-06-13 Nec Corp インクジェット式記録装置及びインクジェット式記録方法
JP2000326511A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Nec Corp インクジェット記録ヘッドの駆動方法及びその回路
JP2001246746A (ja) * 2000-03-03 2001-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2004114526A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Seiko Epson Corp 液体噴射装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07178907A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッドの駆動装置及び駆動方法
JPH1081012A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Seiko Epson Corp インクジェット式プリントヘッドの駆動装置及び駆動方法
JP2000141642A (ja) * 1998-04-03 2000-05-23 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッドの駆動方法
JP2000158651A (ja) * 1998-11-25 2000-06-13 Nec Corp インクジェット式記録装置及びインクジェット式記録方法
JP2000326511A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Nec Corp インクジェット記録ヘッドの駆動方法及びその回路
JP2001246746A (ja) * 2000-03-03 2001-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2004114526A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Seiko Epson Corp 液体噴射装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201090A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 駆動回路、画像形成装置
JP2013056453A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドの駆動方法、及び、その液体吐出ヘッドを有する画像形成装置
JP2014184658A (ja) * 2013-03-23 2014-10-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、ヘッド駆動制御方法
EP3335880A1 (en) 2016-12-13 2018-06-20 SII Printek Inc Liquid jet head and liquid jet head drive method
CN108215486A (zh) * 2016-12-13 2018-06-29 精工电子打印科技有限公司 液体喷射头、液体喷射记录装置、及液体喷射头驱动方法
US10336067B2 (en) 2016-12-13 2019-07-02 Sii Printek Inc. Liquid jet head, liquid jet recording device, and liquid jet head drive method
CN108215486B (zh) * 2016-12-13 2020-10-16 精工电子打印科技有限公司 液体喷射头、液体喷射记录装置、及液体喷射头驱动方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4678158B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3159188B2 (ja) インクジェット記録ヘッドの駆動方法
JP4806682B2 (ja) 液体吐出装置、圧電インクジェットヘッドおよび液体吐出装置の駆動方法
JPH0957963A (ja) 液滴噴射装置および液滴噴射方法
JP2014019050A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット式記録ヘッドの駆動方法
JP2019059131A (ja) 液体吐出装置
JP2010221567A (ja) 液体吐出装置、及び、その制御方法
JP3056191B1 (ja) インクジェット式プリンタ用ヘッドの駆動装置および方法
US20060061609A1 (en) Droplet ejection head driving method, droplet ejection head and droplet ejection device
JP5347537B2 (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法
JP2785727B2 (ja) インクジェット式プリントヘッド及びその駆動方法
JP2011207080A (ja) 液体噴射装置
JP4678158B2 (ja) 液滴吐出ヘッドの駆動方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置
JP5402656B2 (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法
JP3500692B2 (ja) インクジェット記録装置
US6805420B2 (en) Drive unit for liquid ejection head and liquid ejection apparatus provided with such unit
JP4529515B2 (ja) 液体噴射装置
JP2004042414A (ja) インクジェットヘッドの駆動方法およびその駆動方法を用いたインクジェット印刷装置
JP4763418B2 (ja) インクジェットヘッドの駆動方法、インクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置
JP3755569B2 (ja) インクジェット記録ヘッドの駆動方法及びその回路
JP2010179585A (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法
JP5359632B2 (ja) ヘッドユニット、液体吐出装置、及び、ヘッドユニットの駆動方法
JP2010179502A (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法
JP2004322315A (ja) インクジェットプリンタ用記録ヘッド、及び、インクジェットプリンタ
JP5315540B2 (ja) インクジェット記録装置
JP5326514B2 (ja) 液滴吐出ヘッドの駆動装置および駆動方法ならびに画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4678158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees