JP2006068463A - 清掃用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗剤が徐々に放出されて洗浄力が持続し、洗剤を継ぎ足すことなく洗浄を行うことができる清掃用シートを提供すること。
【解決手段】 清掃用シート20は、表面層1と洗剤層3との間に液不透過層4を介在させた積層シート10からなる。液不透過層間に洗剤層3が挟まれるように積層シート10が折り畳まれている。洗剤層3は、繊維材料の層に液状洗剤を含浸させ、次いで揮発分を除去させて得られたものであるか、又は繊維材料の層にペースト状洗剤を施した構造のものである。清掃用シート20は、食器又は調理器具の洗浄に好適に用いられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、油汚れや水垢、こびりつき汚れ等の除去洗浄に好適に用いられる清掃用シートに関する。本発明の清掃用シートは、特に、食器や調理器具の洗浄に好適に用いられる。
本出願人は先に、キッチン周り、浴室や洗面台等の水周りの汚れの清掃に好適に用いられる清掃用シートを提案した(特許文献1参照)。この清掃用シートは、繊維長が2〜15mmで且つ繊度が10〜150dtexの熱可塑性繊維を10〜90重量%、及びセルロース系繊維を10〜90重量%含み、表面に前記熱可塑性繊維の先端部が多数存在して、清掃対象面に存する汚れに対する研摩性ないし掻き取り性を有するものである。この清掃用シートには界面活性剤を含む水性洗浄剤が含浸されているので、水道から離れた場所を清掃する場合に、そのままの状態で(つまり追加的な水の供給無しに)清掃に供することができる。このような使用形態では、水性洗浄剤の洗浄力の持続性、即ち水性洗浄剤の徐放性は特に問題とならない。
しかし、食器や調理器具の洗浄のように、水で汚れを洗い流しながら対象物を洗浄する場合には、洗浄剤の徐放性が問題となる。即ち、水性洗浄剤剤が水と共に洗い流されてしまうので、洗浄剤を継ぎ足さないと洗浄力を持続させることができない。
特開2003−61885号公報
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点を解消し得る清掃用シートを提供することにある。
本発明は、表面層と洗剤層との間に液不透過層を介在させた積層シートからなり、液不透過層間に洗剤層が挟まれるように積層シートが折り畳まれた構造を有する清掃用シートを提供することにより前記目的を達成したものである。
また本発明は、前記の清掃用シートに水を含ませ、該清掃用シートによって清掃対象物を清掃する清掃方法を提供するものである。
本発明の清掃用シートは、積層シートが折り畳まれた状態で、液不透過層間に洗剤層が挟まれているので、水で汚れを洗い流しながら対象物を洗浄しても、洗剤が徐々に放出されて洗浄力が持続し、洗剤を継ぎ足すことなく洗浄を行うことができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には本発明の清掃用シートの元となる積層シートの一実施形態の一部破断斜視図が示されている。積層シート10は、第1の表面層1と洗剤層3との間に液不透過層4を介在させ、且つ洗剤層2上に第2の表面層2を積層させた構造を有している。積層シート10は、第1の表面層1、第2の表面層2、洗剤層3及び液不透過層4の合計4層が、エンボス加工によって接合一体化されて、4プライの1枚のシート構造になっている。図1中、符号5は、エンボス加工によって形成されたエンボス部を示している。
図2(a)及び(b)に示すように、本実施形態の清掃用シート20は、積層シート10が二つ折りに折り畳まれた構造を有している。折り畳みは、液不透過層4間に洗剤層3が挟まれるように行う。この結果、第1の表面層1が外方を向き、清掃用シート20の外面を構成する。
本実施形態の清掃用シート20は、液不透過層4間に洗剤層3が挟まれれている点に特徴の一つを有する。詳細には、清掃用シート20を用いて対象物を洗浄すると、洗剤層3への水の進入が液不透過層4によって阻止されるので、洗剤層3の洗剤が水に徐々に溶解して放出され、洗浄力が持続する。従って洗剤を継ぎ足すことなく洗浄を行うことができる。また洗浄の初期段階で洗剤が過度に放出されることがないので、手がぬるぬるし過ぎず、作業性が良好である。これに対して、界面活性剤を含有する液状の水性洗浄剤をシートに含浸させたタイプの清掃用シートを用い、水で汚れを洗い流しながら対象物を洗浄すると、洗浄の初期段階で液状の洗浄剤が多量に放出され、その後は放出量が急激に低下するので、洗浄力が持続しない。また、洗浄の初期段階で液状の洗浄剤が多量に放出されるので、手がぬるぬるしてしまい作業性が良好でない。
清掃用シート20には洗剤が保持されているものの、該洗剤はシート20の内部に保持されているので、シート20はその表面が実質的に湿潤していないドライな状態にある乾式シートである。清掃用シート20は先ず図2(b)に示す状態で使用される。シート20の使用に際しては、これに適量の水を含ませた後に該シート20を手で揉んで洗剤を泡立たせる。その状態下に対象物を洗浄する。洗浄の作業中に洗剤の泡立ちが低下してきたら、シート20に再び水を含ませて泡立たせる。洗剤は徐々に放出されるので、このような操作を複数回繰り返しても泡立ちが持続する。従って途中で洗剤を継ぎ足すことなく、一枚の清掃用シート20で多数の対象物を洗浄することができる。そうは言っても、洗浄を続けるうちに洗剤の放出量が徐々に減少し泡立ちが落ちてくる。このような状態になったら、二つ折りになっている清掃用シート20の折り方向を反転させ、図2(c)に示す折り畳み状態にして洗浄を継続する。この状態の清掃用シート20’においては、洗剤層3への水の進入を阻止する層が存在しないので、洗剤層3からの洗剤の放出が助長される。その結果、洗剤の泡立ちが再び良好になり、洗浄力を十分に長い時間持続させることができる。
洗剤層3は、洗剤単独の層であるか、又は基材に洗剤を保持した構造のものである。洗剤層3の安定性の観点からは、基材に洗剤を保持した構造のものであることが好ましい。基材としては、洗剤を多量に且つ安定的に保持し得る材料である多孔質構造を有する材料を用いることが好ましい。例えば繊維材料を用いることが好ましい。
清掃用シート20の使用に際しては、これに適量の水を含ませ手で揉んで洗剤層3の洗剤を泡立たせる。従って、清掃用シート20には、水をよく吸収し、水はねを起こさないような吸水力が要求される。この観点から、洗剤層3が、繊維材料の層に洗剤を保持させたものである場合、繊維材料としては、吸水力の高い材料であるセルロース系繊維を用いることが好ましい。セルロース系繊維としては、木材パルプ、レーヨン、コットンなどが挙げられる。これらのうち、特に吸水性の高い繊維である木材パルプを用いることが好ましい。
洗剤層3を構成する繊維材料は、セルロース系繊維を50重量%以上含むことが、十分な吸水力が発現する観点から好ましい。その場合、繊維材料は、セルロース系繊維100%から構成されていてもよい。或いは、好ましくは50重量%以上、更に好ましくは70重量%以上のセルロース系繊維に加えて、好ましくは50重量%以下で、更に好ましくは30重量%以下で、他の繊維材料が含まれていてもよい。他の繊維材料としては例えば熱可塑性繊維などが挙げられる。
洗剤層3の洗剤を効果的に泡立たせる観点から、繊維材料の層は嵩高で且つ繊維間に微細な多数の空隙を有している多孔質構造であることが好ましい。、繊維材料の層をそのような多孔質構造とするために、該層はエアレイ法によって形成されている。エアレイ法では、繊維を解繊して空気の流れにのせて搬送し、金網又は細孔を有するスクリーンを通過させた後、ワイヤーメッシュ上に落下堆積させる。エアレイ法で形成された繊維材料の層は、構成繊維が三次元状にランダムに堆積した状態になっているので、嵩高な構造となり、また構成繊維間に微細な多数の空隙が形成される。
エアレイ法で繊維が堆積されて形成されたウエブは、繊維同士の交点がバインダーを用いた接着によって接合されて繊維材料の層となされる。熱可塑性繊維が含まれている場合には、バインダーに代えて又はバインダーと共に、熱融着によって繊維同士の交点を接合することもできる。バインダーとしては、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン酢酸ビニル、ポリアクリレート等が用いられる。
繊維材料の層に含まれるセルロース系繊維は、その繊維長が0.1〜15mmであることが、エアレイ法による均一なウエブの作製の点から好ましい。セルロース系繊維として木材パルプが用いられる場合、木材パルプは一般に繊維長の分布が広いことから、長さ加重平均繊維長で1〜4mmの長さのものが好適に用いられる。木材パルプの長さ加重平均繊維長は、カヤーニ繊維長測定器等で測定される。微小な特定繊維長範囲内にある繊維の平均繊維長をli(i=1〜144)とし、その本数をNiとすると、全体の長さ加重平均繊維長は、以下の式で表わされる。
Figure 2006068463
セルロース系繊維の繊度については特に制限はなく、該セルロース系繊維の種類に応じて適切な繊度のものが用いられる。
洗剤層3を構成する繊維材料の層は、その坪量が20〜100g/m2、特に30〜60g/m2であることが、十分な量の水を吸収でき、また清掃用シート20を手で揉んで泡立たせるときの操作性が良好になる点から好ましい。
洗剤層3は例えば、繊維材料の層に液状洗剤を含浸させ、次いで揮発分を除去させて得られたものである。或いは、繊維材料の層にペースト状洗剤を施した構造のものである。
液状洗剤としては、例えば食器洗浄用として用いられている通常の洗剤を用いることができる。洗剤の徐放性を高める観点から、繊維材料の層に液状洗剤を含浸させた後に、揮発分をできるだけ除去させることが好ましい。
一方、洗剤としてペースト状洗剤を用いる場合には、ペースト状洗剤の配合組成によってその徐放性が影響を受ける。即ちペースト状洗剤における界面活性剤の配合量が高いほど、ペースト状洗剤の徐放性は高まる。この観点から、本実施形態においてはペースト状洗剤における界面活性剤の配合量を好ましくは50重量%以上、更に好ましくは80重量%以上、一層好ましくは85重量%以上とする。尤も、界面活性剤の配合量が高すぎると、その分散性等が低下するなど処方が容易でなくなる傾向にある。従って、界面活性剤の配合量の上限値は好ましくは95重量%であり、更に好ましくは90重量%である。
ペースト状洗剤の徐放性は、ペースト状洗剤の粘度にも関係している。即ちペースト状洗剤の粘度が高いほど、ペースト状洗剤の徐放性は高まる。尤も、粘度が高すぎると、ペースト状洗剤を繊維材料の量の層に施す操作が行いにくくなる場合がある。これらの観点から、ペースト状洗剤の粘度は、20℃において好ましくは1000mPa・s〜500000mPa・s、更に好ましくは3000mPa・s〜400000mPa・sである。ペースト状洗剤の粘度をこの範囲内に調整するためには、例えば界面活性剤の種類や配合量を調整したり、粘度調整剤を添加すればよい。ペースト状洗剤の粘度は、BH型粘度計を用い、No.7のローターにて2rpmで測定される。
本実施形態の清掃用シート20において、洗剤層3をその両側から挟み込む液不透過層4の材料は、水の進入を阻止し得るものであればその種類に特に制限はない。代表的な材料は熱可塑性樹脂のフィルムである。熱可塑性樹脂のフィルムを用いる場合には、清掃用シート20の使用中に該フィルムが破れないような厚みないし強度のものを用いる。該フィルムが破れてしまうと、その部分から洗剤層3に水が進入して洗剤の放出が甚だしくなる不都合が生じる。このような不都合が起こらないようにするためには、一般に坪量8〜200g/m2、特に10〜100g/m2のフィルムを用いればよい。
先に述べた通り、洗剤層3を構成する繊維材料の層はセルロース系繊維を含み且つエアレイ法によって形成されたものなので、強度の観点からは十分に高いものとは言えない場合がある。また、液不透過層4は一般に熱可塑性樹脂のフィルムから構成されているので、やはり強度の観点からは十分に高いものとは言えない場合がある。従って、これらの層を清掃用シート20の表面に直接露出させ、露出面を清掃に供することは有利ではない。そこで本実施形態においては、積層シート10の各外面に、強度の高い一対の第1の表面層1及び第2の表面層2を配し、これらの表面層1,2を清掃に供している。表面層1,2の強度を高める観点から、本実施形態においてはこれらの層1,2の構成繊維として熱可塑性繊維を用いている。熱可塑性繊維は1種又は2種以上を用いることができる。
熱可塑性繊維としては、繊維長が好ましくは2〜15mm、更に好ましくは3〜8mm、一層好ましくは4〜6mmのものを用いる。また、繊度が好ましくは10〜150dtex、更に好ましくは20〜130dtex、一層好ましくは30〜120dtexのものを用いる。つまり、短くて太い繊維を用いることが好ましい。それによって、表面層1,2の表面に、熱可塑性繊維の先端部が多数存在することになり、また個々の繊維が曲がりにくくなって、対象物の表面に存する汚れに対する研摩性ないし掻き取り性が高くなる。
表面層1,2の表面に、熱可塑性繊維の先端部を多数存在させる観点から、表面層1,2はエアレイ法で形成されたものであることが好ましい。エアレイ法で形成された表面層1,2は、構成繊維が三次元状にランダムに堆積した状態になっているので、その表面に繊維の先端部が存在しやすくなるからである。エアレイ法で繊維が堆積されて形成されたウエブは、繊維同士の交点が、熱融着及び/又はバインダーを用いた接着によって接合されている。バインダーとしては、先に述べたものを用いることができる。
表面層1,2に含まれる熱可塑性繊維としては、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリアクリル酸やポリメタクリル酸等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂、ナイロンなどのポリアミド系樹脂を材料とする繊維が用いられる。樹脂硬度は、ロックウェル硬さでR40〜R150の範囲が好ましい。特に、汚れの掻き取り性を向上させる点からは、R80〜R150の樹脂を用いることが好ましい。前記の各種材料のうち、2種の樹脂の組み合わせからなる複合繊維(芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維)を用いることもできる。特に、食器や調理器具へ与えるダメージが低く、且つ掻き取り性に優れているアクリル系繊維、ポリエステル系繊維、塩化ビニル系繊維、ポリアミド繊維及びポリオレフィン系繊維が好ましい。更に、繊維の脱落を防止する面からは、融点の異なる低融点樹脂と高融点繊維とからなり且つ該低融点樹脂が繊維表面の少なくとも一部を形成している熱融着性複合繊維を用いるのが好適である。低融点樹脂/高融点樹脂の組み合わせとしては、高密度ポリエチレン/ポリプロピレン、低密度ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリプロピレン/エチレン・ブテン−1結晶性共重合体、高密度ポリエチレン/ポリエチレンテレフタレート、ナイロン−6/ナイロン−66、低融点ポリエステル/ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン/ポリエチレンテレフタレート等が例示できる。
熱融着性複合繊維の形態は、並列型、鞘芯型、偏心鞘芯型、三層以上の多層型、中空並列型、中鞘芯型、異形鞘芯型、海島型等で且つ低融点樹脂が繊維表面の少なくとも一部を形成した構造であれば良い。熱融着性複合繊維のうち好ましいものは、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、エチレン・ブチレン−1結晶性共重合体、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンイソフタレートとの共重合ポリエステルなどの低融点ポリエステルから選ばれる何れか1種の熱可塑性樹脂を低融点樹脂とし、ポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレートを高融点樹脂とする並列型、鞘芯型、偏心鞘芯型の複合繊維である。特に、汚れの掻き取り性が良好になる点から、低融点ポリエステルとポリエチレンテレフタレートとの複合繊維を用いることが好ましい。
熱可塑性繊維として、捲縮性を有しているものを用いることもできる。これによって、清掃用シート20の厚み感(嵩高性)を向上させることができ、洗浄の作業性が良好になる。捲縮形態としては、スパイラル型、ジグザグ型、U字型などがあり、これの何れもが好適に用いられる。
表面層1,2は、熱可塑性繊維を50重量%以上含むことが、十分な強度が発現する観点から好ましい。その場合、表面層1,2は、セルロース系繊維100%から構成されていてもよい。或いは好ましくは50重量%以上、更に好ましくは80重量%以上の熱可塑性繊維に加えて、好ましくは50重量%以下で、更に好ましくは20重量%以下で、他の繊維材料が含まれていてもよい。他の繊維材料としては例えばセルロース系繊維などが挙げられる。
表面層1,2はその坪量が40〜100g/m2、特に50〜80g/m2であることが、十分な強度を確保でき、また清掃用シート20を手で揉んで泡立たせるときの操作性が良好になる点から好ましい。この場合、2つの表面層1,2はその坪量が同じでもよく、或いは異なっていてもよい。
先に述べた通り、本実施形態の清掃用シート20を用いて洗浄する場合には、図2(b)に示すように、第1の表面層1が外方を向いた状態になっている。つまり、第1の表面層1が洗浄に関与する面となる。洗剤の泡立ちが落ちてきたら、図2(c)に示すように、二つ折りの折り方向を反転させて、第2の表面層2が外方を向いた状態にして洗浄を継続する。この状態では、第2の表面層2が洗浄に関与する面となる。つまり、本実施形態の清掃用シート20を用いて洗浄する場合には、先ず第1の表面層1を用いて洗浄を行い、次いで第2の表面層2を用いて洗浄を行うという2段階の操作が行われる。ところで、食器や調理器具の洗浄においては、皿や椀など比較的汚れが少ない食器を先に洗浄し、次に汚れのひどい調理器具(例えばカレー鍋)を洗浄し、最後にシンクの排水口を洗浄するという手順が一般的である。この洗浄手順と、前述した第1の表面層1及び第2の表面層2による逐次的な洗浄操作とを考え併せると、第1の表面層1によって、比較的汚れが少ない食器や調理器具が洗浄され、次いで第2の表面層2によって、汚れのひどい調理器具等が洗浄されることになる。従って、第2の表面層2は、汚れを掻き落とすことができる硬質なものであることが好ましい。一方、第1の表面層1には第2の表面層2ほどの硬質性は要求されない。つまり、第2の表面層2よりも第1の表面層1の方が柔軟ないし軟質な材料からなり、積層シートを折り畳んだ状態で第1の表面層1が外方を向いていることが、食器や調理器具の洗浄手順との関係で好ましい。第1の表面層1の柔軟性ないし硬さを第2の表面層2よりも低くするには、例えば、第1の表面層1の構成繊維として、第2の表面層2の構成繊維よりも樹脂硬度の低いものを用いたり、或いは繊維径の小さいものを用いればよい。
図1に示すように、積層シート10を構成する4つの層はエンボス加工によって一体化されている。これらの層の一体化をエンボス加工によって行うことで、積層シート10に凹凸構造が形成される。即ち、エンボス部5が凹部となり、そのまわりが凸部となる。このような凹凸構造によって、清掃用シート20は、これを手でこすって対象物を洗浄する時の操作性が良好になる。また、エンボス加工によって清掃用シート20全体の強度が向上する。凹凸構造を形成するためのエンボス加工としては、ヒートエンボス加工や超音波エンボス加工を用いることが好ましい。
洗剤層3に含まれる洗剤(液状洗剤及びペースト状洗剤)に関しては、先にその概略を述べたが、該洗剤の具体的な配合組成については以下の通りである。洗剤に含まれる界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤の何れもが用いられる。洗浄力の高さや、手荒れを防ぐ観点から、界面活性剤として陰イオン界面活性剤及び/又は非イオン界面活性剤を用いることが好ましい。なお洗剤がペースト状である場合における界面活性剤の配合量は先に述べた通りである。
洗剤には、界面活性剤の他にアルカリ剤、電解質及び水溶性溶剤等を配合してもよい。アルカリ剤としては、水酸化ナトリウム等の水酸化物、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム等の炭酸塩、硫酸水素ナトリウム等のアルカリ性の硫酸塩、第1リン酸ナトリウム等のリン酸塩、酢酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム等の有機アルカリ金属塩、アンモニア、モノ、ジ又はトリエタノールアミン等のアルカノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等のβ−アミノアルカノール並びにモルホリン等が挙げられる。特に感触とpHの緩衝性の点でモノ、ジ又はトリエタノールアミン等のアルカノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等のβ−アミノアルカノール並びにモルホリンが好ましい。
電解質としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム及び硫酸ナトリウムのような一価の水溶性金属塩、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム及び硫酸亜鉛のような二価の水溶性金属塩、塩化アルミニウム及び塩化鉄のような三価の水溶性金属塩、並びにクエン酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、乳酸ナトリウム及びフマル酸ナトリウムのような水溶性有機酸塩が好ましい。
水溶性溶剤としては、一価アルコール、多価アルコール及びその誘導体から選ばれる1種以上のものが好適である。特に、油汚れの溶解性、仕上がり性、安全性の点から、エタノール、イソプロピルアルコール、プロパノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール、ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、ヘキシレングリコール、グリセリン等が好ましい。更に、除菌性能を付与する点からは、これらの中でもエタノール、イソプロピルアルコール、プロパノール等が好ましい。
洗剤がペースト状のものである場合、それに含まれるアルカリ剤の量は、0.01〜30重量%、特に0.1〜20重量%であることが好ましい。電解質の量は、0.01〜20重量%、特に0.1〜10重量%であることが好ましい。水溶性溶剤の量は、0.1〜20重量%、特に0.2〜10重量%であることが好ましい。また、水の量は、5〜20重量%、特に8〜18重量%であることが好ましい。
洗剤が液状のものである場合、揮発分を除去した後の洗剤の保持量は、清掃用シート20の全体重量(液状洗剤から揮発分を除去した後の清掃用シート20の全体重量)に対して20〜80重量%、特に30〜60重量%であることが、清掃用シート20の洗浄持続時間を長くする観点から好ましい。同様の理由により、揮発分を除去した後の洗剤の保持量は、25〜400g/m2、特に50〜250g/m2であることが好ましい。
一方、洗剤がペースト状のものである場合、ペースト状洗剤の保持量は、清掃用シート20の全体重量(ペースト状洗剤を施した後の清掃用シート20の全体重量)に対して10〜80重量%、特に20〜70重量%であることが、清掃用シート20の洗浄持続時間を長くする観点から好ましい。同様の理由により、ペースト状洗剤の保持量は、50〜300g/m2、特に70〜200g/m2であることが好ましい。
積層シート10の坪量は、50〜600g/m2、特に100〜500g/m2であることが、取り扱い性や経済性等の点から好ましい。清掃用シート20は、積層シート10を二つ折りしたものであるから、清掃用シート20の坪量は、積層シート10の坪量の2倍となる。
清掃用シート20による洗浄の対象物としては、食器や調理器具などが好適である。例えば魚焼きグリルやフライパン、カレー鍋やシチュー鍋のように、しつこい油汚れやこびりつき汚れ、或いは水垢が付着している食器・調理器具を清掃用シート20によってきれいに洗浄することができる。
次に本実施形態の清掃用シート20の好ましい製造方法について説明する。先ず、木材パルプ等のセルロース系繊維をエアレイ法によって堆積させ、ウエブを形成する。形成されたウエブに対してバインダーを施して繊維同士の交点を接合する。繊維が熱融着性を有する場合には、バインダーに代えて又はバインダーと共に繊維同士の交点を熱融着してもよい。この操作によって洗剤を保持するための繊維材料の層が形成される。
次いで、繊維材料の層上に熱可塑性繊維をエアレイ法によって堆積させ、ウエブを形成する。形成されたウエブにおける繊維同士の交点を熱融着によって接合する。熱融着に代えて又は熱融着と共にバインダーによる接着で繊維同士の交点を接合してもよい。このようにして一方の第2の表面層が繊維材料の層上に形成される。このようにして形成されたシートは、繊維材料の層と第2の表面層とが一体になった2プライの1枚のシートである。
このシートにおける繊維材料の層に洗剤を施す。この操作には各種塗工方法を用いることができる。洗剤が液状のものである場合には、洗剤を施した後に加熱によって揮発分を除去する。このようにして洗剤層が形成される。
次いで洗剤層の上に、別途製造しておいた液不透過層及び第1の表面層をこの順で積層し、最後にこれら4層にエンボス加工を施して、本実施形態の清掃用シート20が得られる。
次に、本発明の第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。この実施形態に関し、特に説明しない点については、第1の実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図3において、図1及び図2と同じ部材に同じ符号を付してある。
本実施形態においては、図3(a)に示すように積層シート10は3層構造になっている。即ち、積層シート10は、表面層1と洗剤層3との間に液不透過層4を介在させた構造になっている。各層の構成については第1の実施形態と同様とすることができる。この積層シート10は、液不透過層間に洗剤層3が挟まれるように二つ折りにされて図3(b)に示す清掃用シート20となされる。この清掃用シート20によっても、第1の実施形態の清掃用シートと同様に、水で汚れを洗い流しながら対象物を洗浄しても、洗剤が徐々に放出されて洗浄力が持続し、洗剤を継ぎ足すことなく洗浄を行うことができる。但し本実施形態の清掃用シート20は表面層を一層しか備えていないので、第1の実施形態の清掃用シートと異なり、図3(b)に示す状態から折り方向を反転させて使用することはできない。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記の各実施形態の積層シートは4層又は3層構造のものであったが、清掃用シートに各種機能を付与する目的で、積層シートを5層以上の構造にしてもよい。例えば清掃用シートに厚手感を付与して洗浄操作を行いやすくする観点から、パルプ繊維からなるエアレイド不織布の層を、第1又は第2の実施形態の積層シートに一層以上加えてもよい。
また積層シートの折り畳み方は前記実施形態に制限されず、例えば図4に示すように、積層シートをC字状に折り畳んでもよい。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。特に断らない限り「%」は「重量%」を意味する。
〔実施例1〕
セルロース系繊維としてのパルプ繊維(長さ加重平均繊維長2.5mm)を60%(坪量24g/m2)、鞘部がポリエチレンで芯部がポリエチレンテレフタレートである複合繊維(鞘/芯=5/5、2.2dtex×5mm)を40%(坪量16g/m2)用い、エアレイ法によりウェブを形成した。このウェブにおける構成繊維同士の交点を、バインダー(アクリロニトリルーブタジエンゴム)によって接着し(坪量5g/m2)、総坪量45g/m2の繊維材料の中間層を形成した。
鞘部が低融点ポリエチレンテレフタレートで芯部がポリエチレンテレフタレートである複合繊維(鞘/芯=5/5、56dtex×5mm)を75%(坪量45g/m2)、鞘部が低融点ポリエチレンテレフタレートで芯部がポリエチレンテレフタレートからなる複合繊維(鞘/芯=5/5、2.2dtex×5mm)を25%(坪量15g/m2)用い、エアレイ法により中間層上にウェブを形成した。中間層との接合は、含まれる熱融性繊維の接着によって行った。このようにして坪量60g/m2の第2の表面層を形成した。
このようにして得られた中間層と第2の表面層とが一体化されたシートにおける繊維材料の層の表面全域に、ペースト状洗剤を125g/m2の塗工量で塗布し洗剤層を形成した。ペースト状洗剤の組成は以下の通りである。また20℃における粘度は260000mPa・sであった。
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(界面活性剤) 77%
・2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(アルカリ剤) 3%
・水 20%
洗剤層の上に、液不透過層としての坪量20g/m2のポリエチレンフィルムを積層した。更にその上に、第1の表面層として、鞘部が低融点ポリエチレンテレフタレートで芯部がポリエチレンテレフタレートからなる複合繊維(鞘/芯=5/5、22dtex×5mm)を80%(坪量48g/m2)、鞘部が低融点ポリエチレンテレフタレートで芯部がポリエチレンテレフタレートからなる複合繊維(鞘/芯=5/5、2.2dtex×5mm)を20%(坪量12g/m2)用い、エアレイ法による不織布(坪量60g/m2)を積層した。このエアレイド不織布は、第2の表面層と同様の方法で製造した。
次いでヒートエンボス加工によってこれら4層を一体化した。エンボスパターンは図1に示す通りであった。このようにして積層シートを得た。得られた積層シートを、第2の表面層が内側となるように二つ折りして図2(b)に示す清掃用シートを得た。
〔実施例2〕
実施例1で用いたペースト状洗剤に代えて、以下の配合の液状洗剤を用いた。液状洗剤を260g/m2の含浸量で繊維材料の層に含浸させた。次いで加熱によって液状洗剤中の揮発分を除去した。除去後の洗剤の付着量は125g/m2であった。これら以外は実施例1と同様にして図2(b)に示す清掃用シートを得た。
・界面活性剤 10.5%
・アルカリ剤 1.0%
・水溶性溶剤 2.5%
・水 86%
〔比較例1〕
実施例2において液不透過層としてのポリエチレンフィルムを積層せずに3層構造の積層シートを得た。これ以外は実施例2と同様にして清掃用シートを得た。
〔徐放性評価〕
得られた清掃用シートにおける洗浄剤の徐放性を以下の方法で評価した。その結果を以下の表1に示す。
(1)清掃用シートに15gの水を含ませる。
(2)手で10回軽く揉む。
(3)シートから3gの液をしぼり出す。しぼり出した液を70℃で3時間乾燥させて揮発分を除去し、界面活性剤の重量を測定する。測定された重量から、絞り液中の界面活性剤の濃度を算出する。
(4)乾いた30cmの白色陶器皿を3枚洗う(皿の表のみをシートを4回転回して洗う)。
(5)シートに3gの水を含ませる。
(6)(3)の操作を行う。
(7)再びシートに3gの水を含ませる。
(8)手で3回軽く揉む。
(7)前記の(4)〜(8)の操作を5回繰り返す。
(9)清掃用シートの折り畳み方向を反転させ、第2の表面層を外方に露出させる。
(10)前記の(4)〜(8)の操作を6回繰り返す。
(11)このようにして合計36枚の皿を洗い、その間での界面活性剤の濃度の変化を測定する。
Figure 2006068463
表1に示す結果から明らかなように、実施例1及び2の清掃用シート(本発明品)では洗浄の初期に界面活性剤が多量に放出されず、徐々に放出されることが判る。特に、実施例1の清掃用シートは、洗浄の初期から終期に亘り界面活性剤が一定量で放出されることが判る。これに対して比較例1の清掃用シートでは、清掃の初期に界面活性剤が多量に放出されてしまうことが判る。
本発明の清掃用シートに用いられる積層シートの一実施形態を示す一部破断斜視図である。 積層シートを折り畳んで清掃用シートを形成し、また清掃用シートの折り方向を反転させる状態を示す模式図である。 本発明の清掃用シートの第2の実施形態を示す模式図(図2相当図)である。 積層シートの他の折り畳み方を示す模式図である。
符号の説明
1 第1の表面層
2 第2の表面層
3 洗剤層
4 液不透過層
10 積層シート
20 清掃用シート

Claims (7)

  1. 表面層と洗剤層との間に液不透過層を介在させた積層シートからなり、液不透過層間に洗剤層が挟まれるように積層シートが折り畳まれた構造を有する清掃用シート。
  2. 積層シートが、第1の表面層と洗剤層との間に液不透過層を介在させ、且つ洗剤層上に第2の表面層を更に積層させた構造のものである請求項1記載の清掃用シート。
  3. 第2の表面層よりも第1の表面層の方が柔軟ないし軟質な材料からなり、積層シートを折り畳んだ状態で第1の表面層が外方を向いている請求項2記載の清掃用シート。
  4. 洗剤層が、繊維材料の層に洗剤を保持した構造のものである請求項1ないし3の何れかに記載の清掃用シート。
  5. 洗剤層が、繊維材料の層に液状洗剤を含浸させ、次いで揮発分を除去させて得られたものであるか、又は繊維材料の層にペースト状洗剤を施した構造のものである請求項4記載の清掃用シート。
  6. 食器又は調理器具の洗浄に用いられる請求項1ないし5の何れかに記載の清掃用シート。
  7. 請求項1ないし6の何れかに記載の清掃用シートに水を含ませ、該清掃用シートによって清掃対象物を清掃する清掃方法。
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