JP2019072395A - 水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセット - Google Patents

水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセット Download PDF

Info

Publication number
JP2019072395A
JP2019072395A JP2017202400A JP2017202400A JP2019072395A JP 2019072395 A JP2019072395 A JP 2019072395A JP 2017202400 A JP2017202400 A JP 2017202400A JP 2017202400 A JP2017202400 A JP 2017202400A JP 2019072395 A JP2019072395 A JP 2019072395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
water
scale
water scale
liquid agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017202400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019072395A5 (ja
Inventor
幸司 石田
Koji Ishida
幸司 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Liberta Coltd
Original Assignee
Liberta Coltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Liberta Coltd filed Critical Liberta Coltd
Priority to JP2017202400A priority Critical patent/JP2019072395A/ja
Publication of JP2019072395A publication Critical patent/JP2019072395A/ja
Publication of JP2019072395A5 publication Critical patent/JP2019072395A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

【課題】シリカスケール等の水垢が付着した場所を傷付けることなく、簡易的な方法で水垢を容易に除去する方法を提供すること。【解決手段】水道水に含まれる成分が固化した水垢を除去する水垢を除去方法であって、水垢WSを軟化させる成分を含有する液剤11をシート12に塗布する塗布工程K1と、水垢WSが付着している部分にシート12を貼付する貼付工程K2と、シート12に塗布された液剤11と水垢WSとを反応させて軟化させる軟化工程K3と、をその順で含むにより上記課題を解決する。【選択図】図1

Description

本発明は、水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセットに関する。
浴室等の水まわりには頑固な水垢(スケールともいう)が付着することが多い。水垢Sは、主に水道水に含まれるミネラル成分等の物質が堆積して固化した汚れであり、例えば水道水に含まれるカルキ(次亜塩素酸カルシウムNaClO)が付着してできる「カルキ汚れ」は水垢の一種である。カルキ汚れには、「カルシウムスケール」と「シリカスケール」がある。カルシウムスケールは、一般的なカルキ汚れであり、水道水に含まれているカルシウムと二酸化炭素とが反応して析出された汚れである。カルシウムスケールは、カルキ汚れの中では比較的除去し易く、一般的な酸性洗浄剤、酢、クエン酸等を用いることで、ある程度は除去することができる。
これに対して、シリカスケールは、水道水に含まれるシリカSiOとカルシウム等の塩基とが反応して析出された、非常に頑固な汚れである。このため、カランやシャワーヘッド等のメッキ部分や洗面台等に付着したシリカスケールは、強塩酸や硫酸を使用したとても除去することが困難となる。特に、鏡やガラスの表面に付着し、ウロコ形状に固化したシリカスケールを除去することは極めて困難となる。これは、鏡やガラスにはシリカスケールと同じ成分のケイ素が含まれているため、シリカスケールが鏡やガラスの表面に付着すると、時間の経過とともにガラスとシリカスケールとが一体化してしまうからである。このため、鏡やガラスの表面にシリカスケールが付着して固化した状態が長く続くと、それだけ一体化が進行してしまうため、液剤はもちろん、擦り洗いを行ったとしてもシリカスケールを除去することは極めて困難となる。
シリカスケールは、フッ酸(フッ化水素酸)を用いて除去することができるが、フッ酸は、使用上危険を伴う薬品であり一般的には用いられていない。このため、一般的には、シリカスケールよりも硬度が高い物質を用いた研磨によってシリカスケールを除去する方法が用いられる。例えば、特許文献1には、ウロコ形状の水垢を、鏡やガラスを傷付けるリスクを低減しつつ迅速に除去できる、とされる研磨シートが提案されている。
特開2016−140930号公報
しかしながら、特許文献1で提案されている研磨シートの場合、鏡やガラス等、水垢が付着した場所を傷付けてしまうリスクを完全に回避することは困難である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、シリカスケール等の水垢が付着した場所を傷付けることなく簡易的な方法で水垢を除去する方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る水垢除去方法は、
水道水に含まれる成分が固化した水垢を除去する水垢除去方法であって、
前記水垢を軟化させる成分を含有する液剤をシートに塗布する塗布工程と、
前記水垢が付着している部分に前記シートを貼付する貼付工程と、
前記シートに塗布された前記液剤と前記水垢とを反応させて軟化させる軟化工程と、
をその順で含む、ことを特徴とする水垢除去方法。
本発明によれば、水垢WSが付着した場所を傷付けることなく、簡易的な方法で水垢を容易に除去する方法を提供することができる。
前記成分には、塩酸と、シュウ酸と、一水素二フッ化アンモニウムと、フッ化アンモニウムとが含まれることが好ましい。
本発明によれば、カランやシャワーヘッド等のメッキ部分や洗面台等に付着したシリカスケールを容易に除去することができる。
前記成分には、スルファミン酸と、塩酸と、有機酸と、無機酸とが含まれることが好ましい。
本発明によれば、鏡やガラスの表面に付着し、ウロコ形状に固化したシリカスケールを容易に除去することができる。
前記貼付工程において、前記シートを貼付しておく時間は3分間とするのが好ましい。
本発明によれば、水垢が付着した鏡等が変色するリスクを負うことなく容易に水垢WSを軟化させることができる。
前記シートは、1種類以上の素材からなる複数の層で構成されているのが好ましい。
この発明によれば、液剤を保持できる量と、シート自体の剥がれ難さとのバランスがとられたシートを提供することができる。
前記シートの表面には、エンボス加工が施されているのが好ましい。
この発明によれば、シートの保水性を向上させる。これにより、シートが保持できる液剤の量を増やすことができるので、水垢に浸透させる液剤の量も増える。その結果、水垢を軟化させる効果を向上させることができる。また、エンボス加工によりシートの表面に形成された凸部の点接触により、取外工程でシートを取り外し易くすることができる。
本発明によれば、シリカスケール等の水垢が付着した場所を傷付けることなく簡易的な方法で水垢を除去することができる。
本発明に係る水垢除去方法を含む一連の工程を示すフローチャートである。 水垢が軟化して除去されるまでの様子を示すイメージ図である。(A)は水垢が付着したガラスにシートを貼付する前の様子を示す断面図である。(B)はシートが貼付された様子を示す断面図である。(C)は水垢に液剤が浸透する様子を示す断面図である。(D)シートが取り外された後の様子を示す断面図である。(E)は洗い流した後の様子を示す断面図である。 図1の水垢除去方法で用いられるシートの一例を示す外観図である。 図1の水垢除去方法で水垢が除去された実例を示す写真である。(A)はシートを貼付する前の状態の一例を示す写真である。(B)はシートを貼付けた状態の一例を示す写真である。(C)はシートを貼付けてから3分経過した後に、水垢を拭き取りながらシートを取り外し、シャワーで洗い流した後の状態の一例を示す写真である。 図1の水垢除去方法において用いられる、液剤とシートとのセットの一例を示す外観図である。(A)はカルキ汚れを除去する掃除用品のセットの一例である。(B)は鏡に付着したウロコ形状の水垢を除去する掃除用品のセットの一例である。
本発明に係る水垢除去方法について、図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る水垢除去方法は、図1〜図2に示すように、水道水に含まれるミネラル成分や皮脂等が固化した汚れである水垢WSを除去する方法である。詳しくは、水垢WSを軟化させる成分を含有する液剤11をシート12に塗布する塗布工程K1と、水垢WSが固化している場所にシート12を貼付する貼付工程K2と、シート12に塗布された液剤11と水垢WSとを反応させて水垢WSを軟化させる軟化工程K3と、をその順で含む方法である。
この水垢除去方法は、水垢WSが固化している場所に、水垢WSを軟化させる成分を含有する液剤11が塗布されたシート12を貼付し、液剤11と水垢WSとを反応させて水垢WSを軟化させるので、こびりついて硬くなった水垢WSを除去し易くすることができる。軟化工程K3で水垢WSを軟化させた後は、貼付されたシート12で水垢WSを拭き取りながら、貼付されたシート12を取り外す取外工程K4と、シート12が貼付されていた部分をシャワー等で洗い流す洗浄工程K5を経ることにより、水垢WSを容易に除去することができる。
すなわち、本発明に係る水垢除去方法によれば、カランやシャワーヘッド等のメッキ部分や洗面台等に付着したシリカスケールや、鏡やガラスの表面にウロコ形状に付着したシリカスケールを、付着面に傷を付けることなく容易に除去することができる。すなわち、シリカスケールが付着した部分に、シリカスケールを軟化させる成分を含有する液剤11が塗布されたシート12を貼付し、液剤11とシリカスケールとを反応させてシリカスケールを軟化させるので、シリカスケールを除去し易くすることができる。その結果、シリカスケールのような頑固な水垢WSも容易に除去することが可能になる。
以下、各構成要素を詳しく説明する。
(液剤)
液剤は、水垢WSを軟化させる成分を含有する。水垢WSを軟化させる成分や、その配合割合は特に限定されない。除去すべき水垢WSの種類に応じた配合割合とすることができる。例えば、カランやシャワーヘッド等のメッキ部分や、洗面台等に付着したシリカスケールを除去するための液剤11としては、塩酸、シュウ酸、一水素二フッ化アンモニウム(フッ化水素アンモニウム)、及びフッ化アンモニウムが配合されたものを用いることが好ましい。また例えば、鏡やガラスの表面にウロコ形状に付着したシリカスケールを除去するための液剤としては、スルファミン酸、塩酸、有機酸、及び無機酸が配合されたものを用いることが好ましい。
(シート)
シート12は、液剤11を保持する。シート12は、図2(B)に示すように、水垢WSが付着した部分に貼付される。シート12には、水垢WSを軟化させる成分を含有する液剤11が塗布されているので、水垢WSに液剤11を密着させた状態を維持させることができる。このため、図2(C)に示すように、効率良く水垢WSに液剤11を浸透させることができるので、水垢WSを効率良く軟化させることができる。その結果、図2(D)及び図2(E)に示すように、水垢WSを効率良く除去することができる。
シート12の材質や大きさは特に限定されない。例えば、図3(A)のシート12のように、縦辺Yと横辺Xとの長さがいずれも40cmの正方形のシートとしてもよいし、シート12の表面に格子柄のエンボス加工21を施してもよい。また、端部からの距離W1及びW2が5〜6cmの位置にロゴ印刷22を施してもよい。
図3(A)に示すように、シート12が、一辺40cmの正方形とした場合、浴室や洗面所等の鏡やガラス等の表面に広範囲で付着した水垢WSを一度に効率良く軟化させることができる。なお、シート12は、はさみ等で裁断して使用することができる。これにより、鏡やガラス等の表面の広さに合わせてシート12を用意することができる。
図3(A)に示すように、シート12の表面に格子柄のエンボス加工21が施した場合、エンボス加工によりシート12の表面に形成された凹凸面が、シート12の保水性を向上させる。これにより、シート12が保持できる液剤11の量を増やすことができるので、水垢WSに浸透させる液剤11の量も増える。その結果、水垢WSを軟化させる効果を向上させることができる。また、エンボス加工によりシート12の表面に凹凸面が形成されると、凸部の点接触により、後述する取外工程K4でシート12を取り外し易くなる。
図3(A)に示すように、シート12の表面にロゴ印刷22が施した場合、商品の広告効果を高めることができる。
シート12の具体的な構造は特に限定されない。例えば、図3(B)に示すように、シート12を層L1〜層L3からなる3層構造としてもよい。シート12を1層構造又は2層構造とすることもできるが、シート12を3層構造とした方が、シート12を1層構造又は2層構造とするよりも、シート12に液剤11を保持させる量を増やすことができる。なお、図示はしないが、1層毎の厚さを厚くして、2層以下の構造としてもよい。これにより、3層構造の場合と同じような効果を奏することができる。
このようにシート12の厚さを考慮して、保持できる液剤11の量を増やすことにより、後述する貼付工程K2で貼付されたシート12から液剤11が滴り落ちてしまうことを防ぐことができる。さらに、3層に重ね合わせた状態で上述のエンボス加工を施した場合には、凹凸の屈曲部に各層が互いに入り込むので、3層を互いに接合する力を高めることができる。
シート12は、4層以上の構造としてもよい。シート12を4層以上の構造とした場合、シート12に液剤11を保持させる量をさらに増やすことができる。ただし、シート12全体の重量がその分増加するため、壁面の鏡等にシート12を貼付する場合には、貼付されたシート12が、自重で剥がれ落ちてしまうおそれがある。このため、シート12は、液剤11を保持できる量と、シート12自体の剥がれ難さという2つの観点からのバランス上、3層構造とするか、1層毎の厚さを少し厚くした2層以下の構造とするのが好ましい。
[塗布工程]
塗布工程K1は、水垢WSを軟化させる成分を含有する液剤11をシート12に塗布する工程である。これにより、後述する貼付工程K2において水垢WSが付着した部分に貼付されるシート12に、液剤11を予め塗布して保持させておくことができる。
[貼付工程]
貼付工程K2は、水垢WSが付着している場所にシート12を貼付する工程である。これにより、後述する軟化工程K3において水垢WSを軟化させる液剤11を、水垢WSに密着させて浸透させておくことができる。水垢WSが付着している場所にシート12を貼付しておく時間は特に限定されないが、水垢WSに液剤11を十分に浸透させるための時間を考慮すると、3分間であることが好ましい。3分未満だと、水垢WSに液剤11が十分に浸透しない場合があり、3分を超えると、水垢WSが付着している鏡等が液剤11の影響で変色するリスクが生じるからである。
[軟化工程]
軟化工程K3は、シート12に塗布された液剤11を水垢WSに浸透させて、液剤11と水垢WSとを反応させることにより、水垢WSを軟化させる工程である。これにより、後述する取外工程K4において水垢WSを拭き取りながらシート12を取り外す際、効率良く水垢WSを拭き取ることができるように、水垢WSを軟化させておくことができる。
[取外工程]
取外工程K4は、シート12で水垢WSを拭き取りながら、シート12を取り外す工程である。これにより、水垢WSが付着した部分から水垢WSを容易に除去することができる。
[洗浄工程]
貼付工程は、シート12を取り外す際に拭き取りきれなかった水垢WSを洗浄する工程である。具体的な洗浄方法は特に限定されず、シャワー等で水垢WSを洗い流してもよい。これにより、シート12で拭き取りきれなかった水垢WSを除去することができる。
以上の一連の工程を含む水垢除去方法によれば、例えば図4(A)に示すように、シリカスケールのような水垢WSがガラスMに付着した状態であっても、これを容易に除去して、図4(C)に示すような状態にすることが可能となる。
以上の一連の工程を含む水垢除去方法を実現するための液剤11及びシート12は、いずれも単品で提供されてもよいし、セットで提供されてもよい。例えば、図5(A)に示すように、カルキ汚れを除去する掃除用品のセットとして提供されてもよいし、図5(B)に示すように、鏡に付着したウロコ形状の水垢WSを除去する掃除用品のセットとして提供されてもよい。このように、水垢WSの種類に応じて異なる商品形態で提供することにより、消費者の多種多様なニーズに的確に応えることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。また、本発明に係る要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更を施してもよい。
例えば、上述の実施形態では、除去の対象となっている水垢は、水道水に含まれる成分が固化したものとなっているが、これに限定されず、水道水以外の水に含まれる成分が固化したものであってもよい。
また、上述の実施形態では、液剤を浸透させる対象はシートであるが、これに限定されず、液剤を保持可能な物体であればよい。例えばスポンジのような形状のものであってもよい。
以上まとめると、本発明が適用される水垢除去方法は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
すなわち、本発明が適用される水垢除去方法は、
水道水に含まれる成分が固化した水垢(例えば図2の水垢WS)を除去する方法であって、
前記水垢を軟化させる成分を含有する液剤(例えば図2の液剤11)をシート(例えば図2のシート12)に塗布する塗布工程(例えば図1の塗布工程K1)と、
前記水垢が付着している部分(例えば図2の鏡M)に前記シートを貼付する貼付工程(例えば図1の貼付工程K2)と、
前記シートに塗布された前記液剤と前記水垢とを反応させて軟化させる軟化工程(例えば図1の軟化工程K3)と、
を含む。
これにより、水垢WSが付着した場所を傷付けることなく、簡易的な方法で水垢WSを容易に除去する方法を提供することができる。
また、前記成分には、塩酸と、シュウ酸と、一水素二フッ化アンモニウムと、フッ化アンモニウムとを含めることができる。
これにより、カランやシャワーヘッド等のメッキ部分や洗面台等に付着したシリカスケールを容易に除去することができる。
また、前記成分には、スルファミン酸と、塩酸と、有機酸と、無機酸とを含めることができる。
これにより、鏡やガラスの表面に付着し、ウロコ形状に固化したシリカスケールを容易に除去することができる。
また、前記貼付工程において、前記シートを貼付しておく時間は3分間である。
これにより、水垢WSに対し十分に液剤11を浸透させつつ、水垢WSが付着した鏡等を変色させるリスクを生じさせることなく容易に水垢WSを軟化させることができる。
また、前記シートは、1種類以上の素材からなる複数の層で構成させることができる。
これにより、液剤11を保持できる量と、シート12自体の剥がれ難さとのバランスがとれたシート12を提供することができる。
また、前記シートの表面には、エンボス加工を施すことができる。
これにより、シート12の保水性を向上させて、保持できる液剤11の量を増やすことができるので、水垢WSに浸透させる液剤11の量も増える。その結果、水垢WSを軟化させる効果を向上させることができる。また、エンボス加工によりシート12の表面に形成された凸部の点接触により、取外工程でシート12を取り外し易くなる。
11・・・ 液剤
12・・・ シート
21・・・ エンボス加工した部分
22・・・ ロゴ印刷
L1,L2,L3・・・ 層
M・・・ 鏡
WS・・・ 水垢(スケール)
W1,W2・・・ 端部からの距離
X・・・ シートの横辺
Y・・・ シートの縦辺

Claims (9)

  1. 水道水に含まれる成分が固化した水垢を除去する水垢除去方法であって、
    前記水垢を軟化させる成分を含有する液剤をシートに塗布する塗布工程と、
    前記水垢が付着している部分に前記シートを貼付する貼付工程と、
    前記シートに塗布された前記液剤と前記水垢とを反応させて軟化させる軟化工程と、
    をその順で含む、ことを特徴とする水垢除去方法。
  2. 前記成分には、塩酸と、シュウ酸と、一水素二フッ化アンモニウムと、フッ化アンモニウムとが含まれる、
    請求項1に記載の水垢除去方法。
  3. 前記成分には、スルファミン酸と、塩酸と、有機酸と、無機酸とが含まれる、
    請求項1に記載の水垢除去方法。
  4. 前記貼付工程において、前記シートを貼付しておく時間は3分間である、
    請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の水垢除去方法。
  5. 前記シートは、1種類以上の素材からなる複数の層で構成されている、
    請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の水垢除去方法。
  6. 前記シートの表面には、エンボス加工が施されている、
    請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の水垢除去方法。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の水垢除去方法で用いられる液剤。
  8. 請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の水垢除去方法で用いられるシート。
  9. 請求項7に記載の前記液剤と、請求項8に記載の前記シートとのセット。
JP2017202400A 2017-10-19 2017-10-19 水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセット Pending JP2019072395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017202400A JP2019072395A (ja) 2017-10-19 2017-10-19 水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017202400A JP2019072395A (ja) 2017-10-19 2017-10-19 水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019072395A true JP2019072395A (ja) 2019-05-16
JP2019072395A5 JP2019072395A5 (ja) 2020-11-26

Family

ID=66542892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017202400A Pending JP2019072395A (ja) 2017-10-19 2017-10-19 水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019072395A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134098A (ja) * 1984-07-03 1986-02-18 宇野 聆 スケ−ル洗浄剤組成物
JP2003041387A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Hakuto Co Ltd シリカ系スケールの除去方法
JP2005002393A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Asahi Denka Kogyo Kk スケール除去剤組成物
JP2005008828A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Nippon Paint Co Ltd 車両の水垢除去用湿布剤、車両の水垢除去用セット及び車両の水垢除去方法
JP2006068463A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Kao Corp 清掃用シート
JP2010131527A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Parker Corp 洗浄液および洗浄方法
JP2010253191A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 New Sanraito Kk スケール除去用洗浄シート及びスケール除去方法
JP2014079719A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Japan Organo Co Ltd スケール洗浄液組成物およびスケール洗浄方法
JP2015113460A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 有限会社リペアワークスジャパン マーカータイプの鏡の水垢落とし商品及び方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134098A (ja) * 1984-07-03 1986-02-18 宇野 聆 スケ−ル洗浄剤組成物
JP2003041387A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Hakuto Co Ltd シリカ系スケールの除去方法
JP2005002393A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Asahi Denka Kogyo Kk スケール除去剤組成物
JP2005008828A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Nippon Paint Co Ltd 車両の水垢除去用湿布剤、車両の水垢除去用セット及び車両の水垢除去方法
JP2006068463A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Kao Corp 清掃用シート
JP2010131527A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Parker Corp 洗浄液および洗浄方法
JP2010253191A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 New Sanraito Kk スケール除去用洗浄シート及びスケール除去方法
JP2014079719A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Japan Organo Co Ltd スケール洗浄液組成物およびスケール洗浄方法
JP2015113460A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 有限会社リペアワークスジャパン マーカータイプの鏡の水垢落とし商品及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7842654B2 (en) Method, articles and compositions for cleaning bathroom surfaces
JP2018172684A (ja) 多機能性組成物及び使用方法
NO20081378L (no) Surt rengjoringsmiddel inneholdende en hydrofilgjorende polymer
JP2006265017A (ja) ガラス表面のエッチング方法
JP2019072395A (ja) 水垢除去方法、液剤、シート、液剤とシートとのセット
US9115022B2 (en) Process to attach thermal stencils to a glass substrate and permanently etch a mark therein
JP2015192849A (ja) 浴室用カウンター
JP5357525B2 (ja) 洗浄液および洗浄方法
US6399554B1 (en) Cleaning composition for removing adhesives
US7198822B2 (en) Method of applying silicone caulking compound
KR950014787B1 (ko) 유리표면 엣칭용 부식액 조성물 및 유리표면에 무늬를 엣칭하는 방법
CN104986964A (zh) 一种玻璃蚀刻方法及玻璃蚀刻套装
KR200492184Y1 (ko) 세제를 포함한 친환경 타월
KR102592072B1 (ko) 대리석 표면에 구조물을 형성하여 문양을 형성하는 방법
JP2017525830A (ja) 水クラスターが支配的なアルカリ界面活性剤組成物及びその使用
JP2020001018A (ja) スケール除去用洗浄シート及びスケール除去方法
JP6875621B1 (ja) 油脂成分溶解剤、それを用いた粗面化された金属表面の油脂成分の除去方法、及び部材表面に付着した油脂成分の判定方法
JP2019072395A5 (ja)
US9809090B1 (en) Silicone coating suited for automotive windshields and process for preparation
JP7276829B2 (ja) 装飾付き浴槽及びその製造方法
JP3213761U (ja) ガラス洗浄コーティング用シート、ガラス洗浄コーティング用具及びガラス洗浄コーティング用具セット
KR200413903Y1 (ko) 장식 제품
KR101924123B1 (ko) 포토 리소그래피 방식을 이용한 손톱광택기 제조방법
KR20050096867A (ko) 접착력의 차이를 이용한 스티커와 접착되어지는 인쇄물의제조방법
JP5292253B2 (ja) 塗布具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201019

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220329