JP2006068451A - パチンコ機 - Google Patents

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Mutsuyuki Oura
睦志 大浦
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Abstract

【課題】 操作レバーを回動操作した状態であっても、簡単な動作によって速やかに遊技球の発射を停止することが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供することを目的とする。
【解決手段】 遊技者の指の導電性部材78への接触がタッチ検出手段48によって検出されなくなると、遊技球の発射が発射制御回路92によって不能とされるパチンコ機10において、操作レバー38を回動操作する際の回動力が及ぼされる回動力作用面76に対して導電性部材78を設けるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機本体に突設された操作ハンドルに対して回動可能に組み付けられた操作レバーが回動操作せしめられることで遊技球が発射されるパチンコ機に関するものである。
このようなパチンコ機において、遊技球が発射されるためには、一般的に、操作レバーが回動操作されるという条件に加えて、遊技者が操作レバーに触れているという条件が必要となっており、このような二つの条件を課すことによって、一人の遊技者が複数のパチンコ機で同時に遊技をする等といった不正行為を防止するようになっている。
そこにおいて、遊技者が操作レバーに触れているか否かは、例えば、導電性を有する部材で形成された操作レバーを採用する等して、操作レバーに導電性をもたせておき、遊技者が操作レバーに触れたことに起因する静電容量の変化を検出すること等によって行われている。なお、このようにして遊技者が操作レバーに触れていることを検出する場合、一般に、遊技者が操作レバーの何れかの部分に触れてさえいれば、遊技球を発射するために必要な条件が満たされるようになっている。
そして、このような遊技球の発射条件が設定されている場合、遊技者は、上述の二つの条件の何れかを満たさないようにすれば、遊技球の発射を停止することが出来るのである。
ところで、操作レバーには、初期位置に向かう付勢力が常時及ぼされていることが一般的であるから、遊技者が操作レバーに触れないようにすると、操作レバーが付勢力によって初期位置に戻ってしまう。それ故、操作レバーを回動操作した位置で遊技球の発射を停止したい場合には、操作ハンドルに設けられた発射停止ボタンを操作する必要がある。
しかしながら、発射停止ボタンは、操作ハンドルに対して位置固定されていることから、操作レバーを回動操作した状態で発射停止ボタンを操作しようとした場合、次のような問題がある。即ち、一般に、パチンコ機では、操作レバーの回動位置(回動操作量)に応じて遊技球の発射強度が異なるように設定されていることから、操作レバーが常に一定の回動位置にあるとは限らず、その結果、発射停止ボタンを操作しようとした場合、発射停止ボタンの位置を確認する必要があり、直ちに遊技球の発射を停止することが難しいという問題がある。
加えて、操作レバーの回動位置によっては、操作レバーを回動操作している手で発射停止ボタンを操作することが困難な場合があり、その場合には、もう一方の手で発射停止ボタンを操作するか、操作レバーを持ち替えてから発射停止ボタンを操作しなければならず、その動作が面倒であるという問題もある。
なお、特許文献1において、遊技者が操作する操作ハンドルに対して遊技者の指を挿入する指挿入リングを設けると共に、かかる指挿入リングに挿入された指が接触する部分に対して反射型フォトマイクロセンサを組み込んで、かかる反射型フォトマイクロセンサによって遊技者が操作ハンドルに触れていることを検出する、パチンコ機におけるタッチセンサ装置が提案されている。
このようなパチンコ機におけるタッチセンサ装置を用いると、操作ハンドルを回動操作した状態であっても、指を反射型フォトマイクロセンサから離すことによって、遊技球の発射を停止することが可能となるが、遊技者の指の太さ等によっては、指を指挿入リングに挿入した状態で反射型フォトマイクロセンサから離す動作が困難である場合がある。また、指挿入リングから指を抜くと、反射型フォトマイクロセンサから指を確実に離すことも可能であるが、その動作が非常に面倒であり、現実的ではない。
特開平11−169518号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであり、その解決課題とするところは、操作レバーを回動操作した状態であっても、簡単な動作によって速やかに遊技球の発射を停止することが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体に記載されたもの、或いは、それらの記載から当業者が把握することが出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
本発明の第一の態様は、(a)パチンコ機本体に突設された操作ハンドルと、(b)該操作ハンドルに対して回動可能に組み付けられて、所定方向への回動量の増加に伴って遊技球の発射強度を増加せしめる操作レバーと、(c)該操作レバーに対して、遊技球の発射強度を増加せしめる回動方向とは反対方向に付勢力を及ぼす付勢手段と、(d)該操作レバーに設けられて、外周側に突出すると共に、該操作レバーを回動操作する際の回動力が及ぼされる回動力作用面を有する指掛部と、(e)該回動力作用面に設けられた導電性部材と、(f)該導電性部材に遊技者の指が触れているか否かを検出するタッチ検出手段と、(g)該タッチ検出手段によって遊技者の指が該導電性部材に触れていることが検出された状態で該操作レバーが回動操作された場合に遊技球の発射を可能にする一方、該タッチ検出手段によって遊技者の指が該導電性部材に触れていることが検出されていない場合に遊技球の発射を不能にする発射制御回路とを、備えていることを、特徴とする。
このような本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、操作レバーを回動操作する際に導電性部材に接触している遊技者の指を導電性部材から離すことで、遊技者の指の導電性部材への接触がタッチ検出手段によって検出されなくなり、それによって、遊技球の発射が発射制御回路によって不能とされる。
そこにおいて、本態様に係るパチンコ機にあっては、操作レバーを回動操作する際の回動力が及ぼされる回動力作用面に対して導電性部材が設けられていることから、操作レバーを回動操作して遊技球を発射する際には、遊技者の指の導電性部材への接触状態を有利に確保することが可能となる。
特に、本態様に係るパチンコ機においては、操作レバーに及ぼされている付勢手段による付勢力を巧く利用して、遊技者の指の導電性部材への接触圧を有利に確保することが可能となり、それによって、操作レバーを回動操作する際における遊技者の指の導電性部材への接触状態を一層有利に確保することが可能となる。
一方、遊技球の発射を停止する際には、遊技者の指の導電性部材への接触を回避するだけで良いことになり、それによって、導電性部材に接触している指を除いた他の指で操作レバーを回動操作位置に保持しながら、導電性部材に接触している指を導電性部材から離すことが可能となる。
従って、本態様に係るパチンコ機においては、導電性部材から指を離すという極めて簡単な動作によって、操作レバーを回動操作位置に保持した状態で、遊技球の発射を速やかに停止することが可能となる。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係るパチンコ機において、前記指掛部が複数設けられており、それら複数の指掛部の少なくとも一つに対して前記導電性部材が設けられていることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、導電性部材が設けられた指掛部を除いた他の指掛部を利用することによって、操作レバーの回動操作位置への保持が容易に実現可能となる。
本発明の第三の態様は、前記第二の態様に係るパチンコ機において、前記複数の指掛部のうち、遊技者の親指が接触する指掛部に対して前記導電性部材が設けられていることを、特徴とする。
本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れかの態様に係るパチンコ機において、前記回動力作用面が前記指掛部における前記操作レバーの回動操作方向とは反対側の端面を含んで構成されていることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、指掛部における操作レバーの回動操作方向とは反対側の端面に対して導電性部材を設けることが可能となり、それによって、遊技者の指を操作レバーの回動操作方向と反対方向に動かすことで遊技者の指を導電性部材から離すことが可能となる。その結果、操作レバーを回動操作位置に保持した状態で遊技球の発射を停止する際に必要な指を導電性部材から離す動作を一層速やかに行うことが可能となる。
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされたパチンコ機においては、指掛部における回動力作用面に設けられた導電性部材から指を離すことによって遊技球の発射が停止されるようになっていることから、操作レバーの持ち替え等の面倒な動作ではなく、導電性部材から指を離すという極めて簡単な動作によって、操作レバーを回動操作位置に保持した状態であっても、遊技球の発射を速やかに停止することが可能となる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
図1には、本発明の一実施形態としてのパチンコ機10が示されている。このパチンコ機10の外枠12には、パチンコ機本体としての中枠14が開閉自在に取り付けられている。また、中枠14の上側部分には、ガラス枠16が開閉自在に取り付けられている。なお、図面上では明示されていないが、中枠14には、ガラス枠16の後方において、ガイドレールによって囲まれた略円形の遊技領域を有する遊技盤が取り付けられている。
また、ガラス枠16の下方には、上皿18を備える皿板20が中枠14に対して開閉自在に取り付けられている。また、上皿18の下方、即ち、中枠14の前面最下部には、下皿22が取り付けられており、かかる下皿22の右方には、操作ハンドル24が突出して設けられている。
この操作ハンドル24は、図2乃至6にも示されているように、中枠14に対して位置固定に設けられて、遊技者側に突出するハンドルベース26と、該ハンドルベース26の突出端に対して固定されたハンドルカバー28を備えている。ハンドルベース26は、合成樹脂材によって形成されており、略一定の断面でストレートに延びる固定部30の延出方向一方の端部に対して略御椀形状を有する取付部32の底壁が外周面側から重ね合わせられるようにして一体形成された構造とされている。一方、ハンドルカバー28は、合成樹脂材によって形成されており、全体として御椀形状を呈している。
このような構造とされたハンドルベース26とハンドルカバー28は、図面上では必ずしも明らかではないが、ハンドルベース26における取付部32の底壁に突設された固定筒部34の突出端と、ハンドルカバー28の底壁部分に突設された固定筒部(図示せず)の突出端が重ね合わせられて、ハンドルベース26側の固定筒部34に形成されている貫通孔36に挿通された固定ねじが、ハンドルカバー28側の固定筒部に形成されたねじ穴に螺挿されることによって、ハンドルベース26とハンドルカバー28が固定されるようになっている。そして、このようにハンドルベース26とハンドルカバー28が固定されることによって、ハンドルベース26における取付部32の開口端と、ハンドルカバー28の開口端の間には、全周に亘って隙間が形成されており、かかる隙間に対して、操作レバー38が配されている。
この操作レバー38は、筒状部40を備えており、かかる筒状部40の軸方向両端には、軸方向外方に突出する円環状の支持片42,42が設けられている。そして、これらの支持片42,42の一方がハンドルカバー28に対して開口端から挿通されると共に、他方の支持片42がハンドルベース26における取付部32に対して開口端から挿通された状態で、操作レバー38が上述の隙間に配されるようになっている。また、このように操作レバー38が配されることによって、操作レバー38は、その中心軸回りで操作ハンドル24に対して回動可能に組み付けられているのである。
さらに、筒状部40の内側には、筒状部40の軸方向一方の側に開口する収納ボックス44が配されており、かかる収納ボックス44は、一対の連結部46,46によって筒状部40に対して一体形成されている。そして、操作レバー38が回動操作された際に、これら一対の連結部46,46が取付部32に固設された固定筒部34に当接されるようになっており、それによって、操作レバー38の回動操作量、即ち、操作レバー38の回動可能な範囲が制限されるようになっている。なお、操作レバー38の回動可能な範囲は、一般に、一周以下の適当な角度範囲とされており、本実施形態では、略90度とされている。
また、この収納ボックス44には、タッチ検出手段としてのタッチセンサ48が組み付けられた支持部材50が収容位置せしめられており、かかる支持部材50は、収納ボックス44に収容位置せしめられた状態で、ネジ52によって操作レバー38に固定されている。なお、タッチセンサ48としては、例えば、人体がもつ静電容量への充電現象を利用して、その変化を検出する検出回路によって構成された従来から公知のもの、具体的には、後述するタッチプレート78が接続される発振回路が内部に設けられており、タッチプレート78に人体(例えば、遊技者の指)が接触すると発振回路の発振のバランスを崩して発振を停止させて、かかる発振の停止の有無により人体の接触/非接触状態を検出するようにした検出回路によって構成されたものが採用される。
また、支持部材50には、収納ボックス44に収容位置せしめられた状態で操作レバー38の軸方向外方に向かって突出するボス部54,56が設けられている。そして、図面上では明示されていないが、支持部材50が収納ボックス44に収容位置せしめられた状態下において、ハンドルベース26側に突出するベース側ボス部54は、収納ボックス44の底壁に形成された挿通孔に挿通された状態でハンドルベース26側に突出せしめられていると共に、その突出端がハンドルベース26における取付部32の底壁に形成された支持凹部に挿通されている一方、ハンドルカバー28側に突出するカバー側ボス部56は、その突出端がハンドルカバー28の底壁に形成された支持凹部に挿通されている。
また、このように支持部材50が収納ボックス44に収容位置せしめられた状態下において、ベース側ボス部54の基端側外周面に形成された係止歯58は、取付部32の底壁に対して固定的に設けられたボリュームスイッチ60(図7参照)に連結されているボリュームピニオン62に対して噛合せしめられている。これにより、操作レバー38が回動せしめられると、操作レバー38の動きが、操作レバー38と一体的に回動せしめられるベース側ボス部54に形成された係止歯58によってボリュームピニオン62に伝達されるようになっている。そこにおいて、操作レバー38の回動量とボリュームピニオン62の回動量は同じとなるように設定されており、それによって、ボリュームスイッチ60により検出されるボリュームピニオン62の回動量が操作レバー38の回動量と一致するようになっている。
更にまた、カバー側ボス部56には、付勢手段としての巻ばね64が挿通配置されている。この巻ばね64は、その一端部が支持部材50に設けられた係止片66に係止されている一方、他端部が取付部32の底壁に突設された係止突部68に対して係止されている。これにより、操作レバー38には、回動操作方向(本実施形態では、反時計回りの方向)と反対の方向(本実施形態では、時計回りの方向)に対して巻ばね64による付勢力が及ぼされるようになっている。従って、操作レバー38は、かかる巻ばね64による付勢力に抗して、反時計回りの方向に回動操作されるようになっているのである。
そして、このように巻ばね64による付勢力が及ぼされている操作レバー38は、連結部46,46が取付部32に固設された固定筒部34に対して当接せしめられることで規定されている操作レバー38の回動可能な範囲の一端側に位置せしめられている。即ち、操作レバー38は、巻ばね64の付勢力によって、回動可能な範囲の一端(始動端)に弾性的に保持されるようになっているのである。
また、操作レバー38における筒状部40には、径方向外方に突出する指掛部70が複数(本実施形態では、三つ)形成されている。これら三つの指掛部70は、何れも、鋸歯形状の断面で筒状部40の軸方向にストレートに延びるように形成されている。即ち、各指掛部70は、筒状部40の外周面から径方向外方に向かって立ち上がる起立壁72と、該起立壁72の突出端から筒状部40の外周面に向かって緩やかに湾曲しながら延びて筒状部40の外周面に対して略接線方向で接続される接続壁74を備えた構造とされており、各指掛部70において、接続壁74が操作レバー38の回動操作方向の側に位置せしめられている。そして、このように各指掛部70において接続壁74が操作レバー38の回動操作方向の側に位置せしめられていることによって、各指掛部70において起立壁72が回動操作方向と反対側に位置せしめられている。これにより、各指掛部70における起立壁72の外側壁面76によって、指掛部70における回動操作方向とは反対側の端面、即ち、回動力作用面が構成されている。
そこにおいて、本実施形態では、これら三つの指掛部70のうち、操作レバー38が始動端に位置せしめられた状態で、中枠14の左方向の側に位置せしめられた指掛部70の起立壁72に対して導電性部材としてのタッチプレート78が設けられている。このタッチプレート78は、金属材によって形成されており、全体として、矩形平板形状を呈している。そして、このタッチプレート78は、起立壁72に形成された切欠80に嵌め込まれて、その外周縁部が切欠80の内周縁部に形成された段差面に接着されている。これにより、タッチプレート78が起立壁72の外側壁面76に設けられているのである。そこにおいて、タッチプレート78における遊技者の指が接触可能な部分が起立壁72の外側壁面76に対して占める割合は30%以上に設定されていることが望ましく、それによって、操作レバー38の回動操作時において遊技者の指のタッチプレート78への接触状態を有利に確保することが可能となる。また、タッチプレート78における遊技者の指が接触可能な部分の大きさとしては、操作レバー38の回動軸方向の寸法:Wが8〜12mmとされていると共に、操作レバー38の回動軸方向に直交し、且つ、外側壁面76に沿う方向の寸法:Lが6〜10mmとされていることが望ましく、それによって、操作レバー38の回動操作時において遊技者の指のタッチプレート78への接触状態を有利に確保することが可能となる。因みに、本実施形態では、タッチプレート78における遊技者の指が接触可能な部分の大きさはW=12mm,L=8mmとされており、タッチプレート78において遊技者の指が接触可能な部分における操作レバー38の回動軸方向の寸法:Wは、操作レバー38の回動軸方向に直交し、且つ、外側壁面76に沿う方向で一定とされている。更にまた、本実施形態では、タッチプレート78は、右手親指が接触する部分に設けられている。また、タッチプレート78において遊技者の指が接触する面と起立壁72の外側壁面76は略面一とされていても良いし、段差があっても良い。
このようにして指掛部70における起立壁72の外側壁面76に設けられたタッチプレート78とタッチセンサ48がワイヤ82によって接続されており、それによって、タッチプレート78とタッチセンサ48が電気的に接続されているのである。
また、図面上では明示されていないが、操作レバー38における筒状部40の内周面には、径方向内方に突出する押圧突起が形成されており、かかる押圧突起が一軸回りに揺動可能に配された押圧操作片86に当接せしめられることによって、取付部32に設けられた発射停止スイッチ88が、押圧操作片86によって押圧操作されるようになっている。なお、発射停止スイッチ88は、従来から公知のマイクロスイッチによって構成されている。
そこにおいて、押圧突起に押圧操作片86が当接せしめられて発射停止スイッチ88が押圧操作されるのは、巻ばね64による付勢力で操作レバー38が回動可能な範囲の一端側に位置せしめられている状態であり、操作レバー38が巻ばねの付勢力に抗して回動操作された状態では、押圧突起は押圧操作片86に当接しておらず、それによって、発射停止スイッチ88が押圧操作されていない状態となる。なお、押圧操作片86の一部は、取付部32に形成された切欠90から径方向外方に突出せしめられており、それによって、操作レバー38が回動操作された状態で、押圧操作片86における取付部32から径方向外方に突出せしめられた部分を遊技者が押圧操作することによって、発射停止スイッチ88が押圧操作されるようになっている。
続いて、本実施形態のパチンコ機10が備えている発射制御回路92について、図7に基づいて、説明する。この発射制御回路92は、発振器94,発射パルス生成部96,処理部98,出力部100を含んで構成されている。そこにおいて、処理部98および出力部100には、タッチセンサ48が接続されている。また、出力部100には、発射停止スイッチ88とボリュームスイッチ60が接続されている。
発振器94は、従来から公知の水晶振動子を含んで構成されており、パルス信号を発生させるものである。そして、発振器94は、発射パルス生成部96に接続されている。
発射パルス生成部96は、所謂分周回路によって構成されており、発振器94によって生成されたパルス信号の周波数を基準となる発射間隔(本実施形態では、約0.6秒)で遊技球を発射できるような周波数に変更するものである。このような発射パルス生成部96は、処理部98に接続されている。
処理部98は、各種の回路素子を組み合わせることによって、或いは、専用設計されたICを適当に組み合わせることによって構成されており、タッチセンサ48からの検出信号の入力の有無や発射パルス生成部96からのパルス信号の入力の有無を検出するようになっている。そして、処理部98は、タッチセンサ48からの検出信号が入力されている場合には、発射パルス生成部96からのパルス信号の入力の有無を検出するようになっている一方、タッチセンサ48からの検出信号が入力されていない場合には、発射パルス生成部96からのパルス信号の入力の有無を検出しないようになっている。また、パルス信号が入力された場合には、発射信号を出力するようになっている。このような処理部98は、出力部100に接続されている。
出力部100は、各種の回路素子を組み合わせることによって、或いは、専用設計されたICを適当に組み合わせることによって構成されており、タッチセンサ48からの検出信号の入力の有無や発射停止スイッチ88からの検出信号の入力の有無、ボリュームスイッチ60からの回動量信号の入力の有無,処理部98からの発射信号の入力の有無を検出するようになっている。
そして、出力部100は、タッチセンサ48からの検出信号が入力されている一方、発射停止スイッチ88からの検出信号が入力されていない場合、即ち、遊技者が操作レバー38を手で持って回動操作している場合には、処理部98からの発射信号が入力されると、ボリュームスイッチ60からの回動量信号に対応した大きさの電流をソレノイド102に通電するようになっている。このようにしてソレノイド102への通電が行われると、図示しないプランジャが永久磁石(図示せず)との間で作用する磁力に抗して引込作動せしめられる。その後、ソレノイド102への通電が行われなくなると、プランジャは、永久磁石との間で作用する磁力で初期位置に戻ることとなり、それによって、図示しない発射レールに載置された遊技球が発射されるようになっている。このことから明らかなように、本実施形態では、遊技者が操作レバー38を手で持って回動操作すること、即ち、タッチセンサ48からの検出信号が入力されている一方、発射停止スイッチ88からの検出信号が入力されていないことが、遊技球の発射条件となっている。
一方、タッチセンサ48と発射停止スイッチ88の両方から検出信号が入力されている場合(遊技者が操作レバー38を手で持っているが、操作レバー38を回動操作していない場合、或いは、遊技者が操作レバー38を手で持って回動操作した状態で押圧操作片86を押圧操作した場合)や、タッチセンサ48から検出信号が入力されていない一方、発射停止スイッチ88から検出信号が入力されている場合(遊技者が操作レバー38を手で持っていない場合)には、出力部100は、ソレノイド102への通電を行わないようになっている。
このような構造とされたパチンコ機10においては、タッチプレート78が指掛部70において操作レバー38の回動方向とは反対側の外側端面76に設けられていることから、遊技者の指をタッチプレート78から容易に離すことが可能となり、それによって、操作レバー38が回動操作された状態であったとしても、遊技球の発射を速やかに停止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記実施形態では、三つの指掛部70の一つに対してタッチプレート78が設けられていたが、三つの指掛部70の全てに対してタッチプレートが設けられるようにしても良い。
また、前記実施形態では、指掛部70に対してタッチプレート78が接着されていたが、例えば、指掛部70に対してタッチプレート78を埋め込むようにしても良いし、或いは、タッチプレート78を指掛部70に対してかしめ固定するようにしても良い。
更にまた、前記実施形態では、タッチプレート78における遊技者の指が接触可能な部分の形状は略長方形とされていたが、タッチプレート78における遊技者の指が接触可能な部分の形状は、前記実施形態のものに限定されることなく、例えば、円形等であっても良い。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としてのパチンコ機を示す斜視図である。 図1に示されたパチンコ機を構成する操作ハンドルとそれに組み付けられた操作レバーを示す斜視図である。 図1に示されたパチンコ機を構成する操作ハンドルとそれに組み付けられた操作レバーを示す右側面図である。 図3におけるIV−IV断面図である。 図3におけるV−V断面図である。 図1に示されたパチンコ機を構成する操作ハンドルとそれに組み付けられた操作レバーを示す図面であって、ハンドルカバーが取り外された状態の正面図である。 本実施形態のパチンコ機に採用されている発射制御回路を説明するためのブロック図である。
符号の説明
10 パチンコ機
14 中枠
24 操作ハンドル
38 操作レバー
48 タッチセンサ
64 巻ばね
70 指掛部
76 外側壁面
78 タッチプレート
92 発射制御回路

Claims (4)

  1. パチンコ機本体に突設された操作ハンドルと、
    該操作ハンドルに対して回動可能に組み付けられて、所定方向への回動量の増加に伴って遊技球の発射強度を増加せしめる操作レバーと、
    該操作レバーに対して、遊技球の発射強度を増加せしめる回動方向とは反対方向に付勢力を及ぼす付勢手段と、
    該操作レバーに設けられて、外周側に突出すると共に、該操作レバーを回動操作する際の回動力が及ぼされる回動力作用面を有する指掛部と、
    該回動力作用面に設けられた導電性部材と、
    該導電性部材に遊技者の指が触れているか否かを検出するタッチ検出手段と、
    該タッチ検出手段によって遊技者の指が該導電性部材に触れていることが検出された状態で該操作レバーが回動操作された場合に遊技球の発射を可能にする一方、該タッチ検出手段によって遊技者の指が該導電性部材に触れていることが検出されていない場合に遊技球の発射を不能にする発射制御回路と
    を、備えていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記指掛部が複数設けられており、それら複数の指掛部の少なくとも一つに対して前記導電性部材が設けられている請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記複数の指掛部のうち、遊技者の親指が接触する指掛部に対して前記導電性部材が設けられている請求項2に記載のパチンコ機。
  4. 前記回動力作用面が前記指掛部における前記操作レバーの回動操作方向とは反対側の端面を含んで構成されている請求項1乃至3の何れかに記載のパチンコ機。
JP2004258707A 2004-09-06 2004-09-06 パチンコ機 Pending JP2006068451A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131608A (ja) * 2007-11-08 2009-06-18 Takeya Co Ltd 遊技機の打球操作ハンドル
JP2017225554A (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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JP2017225554A (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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