JP6836200B2 - 操作スイッチ、遊技機 - Google Patents

操作スイッチ、遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP6836200B2
JP6836200B2 JP2017238596A JP2017238596A JP6836200B2 JP 6836200 B2 JP6836200 B2 JP 6836200B2 JP 2017238596 A JP2017238596 A JP 2017238596A JP 2017238596 A JP2017238596 A JP 2017238596A JP 6836200 B2 JP6836200 B2 JP 6836200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing member
inner diameter
operation switch
operating lever
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017238596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019103654A (ja
Inventor
宗治 宮腰
宗治 宮腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2017238596A priority Critical patent/JP6836200B2/ja
Publication of JP2019103654A publication Critical patent/JP2019103654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6836200B2 publication Critical patent/JP6836200B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

本発明は、操作スイッチ、および遊技機に関に関する。
遊技機としてスロットマシンがあり、広く普及している。スロットマシンでは、毎ゲームごとにリールを回転させるようになっており、遊技者は、操作スイッチを操作してリールを回転させる。そのため、毎ゲームごとに必ず操作される操作スイッチの操作感は、遊技の面白みを決定する重要な要素の1つである。
例えば、操作スイッチの感度が低い場合、操作したにもかかわらずリールが回転しないことが起こる。その場合、遊技者は再度、操作することとなるが、再操作の頻度が高いと、遊技者は操作スイッチの感度に不満を感じ遊技の興を削がれてしまう。また、操作スイッチの負荷が大きく重かったり、あるいは途中で引っ掛かるような感じがあったりしても同様である。
リールを回転させるための操作スイッチの一つとして、軸状の操作部を有する操作スイッチがある。軸状の操作部は、例えば操作軸の端部に操作頭部が設けられた操作レバーである。操作軸における操作頭部とは逆の端部には押圧部材が設けられている。操作レバーが傾動されると、押圧部材がスライド部材を押圧する。スライド部材は、押圧部材による押圧方向とは逆方向にスプリングにより付勢されており、押圧部材に押圧されることで、円筒状のケース内部を軸方向であって押圧方向に移動する。スライド部材には被センサ部が設けられており、スライド部材の移動によって被センサ部が押圧方向に押し出される。このような被センサ部の位置の変化をセンサ部が検出することにより、操作スイッチが操作されたか否かを検出することができる。
本願出願人は、本願よりも先にこのような軸状の操作部を有する操作スイッチを発明し、特許出願している(特許文献1)。図10は、特許文献1と同様の構成を有する従来の操作スイッチ100の外観斜視図と要部拡大図であり、(a)は操作レバー101が非操作の状態を示し、(b)は操作レバー101が検出位置まで傾動操作された状態を示す。
図10の(a)(b)に示すように、従来の操作スイッチ100においては、操作レバー101は、操作軸102の一方の端部に操作頭部103が設けられ、他方の端部に押圧部材104を備えている。押圧部材104は、辺縁部104aが曲面となった円盤状をなす。
図10の(a)に示すように、操作レバー101が操作されていない状態では、押圧部材104は、スプリング111に付勢されたスライド部材112に押されることで、ケース110の内壁におけるR部110aに突き当たっている。この状態で、操作レバー101は、操作軸102の軸方向をケース110の軸方向と平行に保持される。以下、このように操作レバー101が保持された状態を水平に保持されるという。
図10の(b)に示すように、操作レバー101が傾動操作されて下方向に傾くと、押圧部材104は、傾動方向とは逆側の辺縁部104a(上端部)を支点として矢印Eの方向に回転する。この回転にて、傾動方向側の辺縁部104a(下端部)が、R部110aから離れる方向(図中右方向)にケース110の内壁面110bを摺動しながら軸方向に水平移動する。この水平移動にて、傾動方向側の辺縁部104a(下端部)がスライド部材112をスプリング111の付勢力に抗して押圧し、スライド部材112が押圧方向(図中右方向)に移動する。これにより、スライド部材112に設けられた被センサ部113の位置が変化し、検出部114がこれを検出する。
なお、ここでは操作レバー101を下方向に傾動操作した場合を説明したが、操作レバー101は、操作レバー101を操作していない状態(水平に保持された状態)の位置である通常固定位置を中心として、360度の何れの方向にも傾動させることが可能な構成となっている。
特許第4687214号明細書
本願は、上記従来の操作スイッチ100の改良を図るものである。上記操作スイッチ100では、上述したように、操作レバー101が傾動操作されると、押圧部材104は、傾動方向とは逆側の端部を支点として回転して傾動方向側の端部がR部110aから離れる方向に内壁面110bを摺動しながら水平移動する。そして、この水平移動に伴って回転の支点となっている傾動方向とは逆側の端部も傾動方向にR部110aを摺動しながら傾動方向に移動する。つまり、従来の操作スイッチ100においては、操作レバー101の回転の中心となる押圧部材104の回転支点が操作中に傾動方向へと移動する。
しかしながら、押圧部材104の回転支点が傾動操作に伴って移動する構成では、操作レバー101の操作角度(傾動角度)を大きくすると、R部110aで押圧部材104の回転を保持できなくなり、押圧部材104がR部110aから外れる。操作スイッチ100の場合、操作角度は、操作レバー101の長さと、押圧部材48の直径の比によって決まり、操作角度が構造上制限され、操作スイッチ自体を大型化することなく傾動角度を大きくすることはできない。
一般的に、操作レバーの操作角度は、大きい程、誤検出、誤操作が減り、安定した操作が可能となる。また、遊技者に満足度の高い操作感を与えることもできる。また、小さな操作角度で、誤検出、誤操作を減らすためには、検出部114として高精度なセンサが必要となり、センサの選択肢の幅が狭められる。
さらに、操作スイッチ100における押圧部材104の回転支点が傾動操作に伴って移動する構成では、操作レバー101の回転の中心が変化するため、操作レバー101の動きは純粋な円軌道とはならない。したがって、純粋な円軌道を描く構成(操作レバー101の回転の中心が変化しない構成)と比べて違和感があることも否めない。
本発明は、操作スイッチ自体を大型化することなく操作レバーの操作角度を大きくすることができ、かつ、操作に違和感のない操作スイッチを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用している。
すなわち、本発明の一側面に係る操作スイッチは、操作レバーと、前記操作レバーの基端側に設けられた押圧部材と、シリンダ状の内壁を有し前記操作レバーの基端側を収容するケースと、前記ケースの内部に前記内壁を軸方向に摺動可能に配設されるスライド部材と、前記スライド部材を前記軸方向であって前記押圧部材に突き当たる方向に付勢する付勢部材と、前記スライド部材の動きを検出する検出部と、を備えた操作スイッチであって、前記操作レバーの基端側であって前記押圧部材よりも当該操作レバーの先端側に設けられた球体軸と、前記ケース内部に設けられ、前記球体軸を回転可能に支持する球体軸受部と、を備え、前記スライド部材は、前記押圧部材と突き当たる側に、前記操作レバーと同軸に形成されたすり鉢状の傾斜部を有し、前記押圧部材は円環状をなし、穴の端面が曲面を成す中央の穴に前記操作レバーが挿入され、辺縁部が前記傾斜部に当接している。
上記構成によれば、操作レバーの基端側であって押圧部材よりも操作レバーの先端側に球体軸が設けられ、該球体軸がケース内部に設けられた球体軸受部にて回転可能に支持されている。
操作レバーが傾動されると、球体軸を中心に回転し、押圧部材が傾動方向とは逆側に移動する。押圧部材は、スライド部材に形成されたすり鉢状の傾斜部に辺縁部が当接し、かつ、穴の端面が曲面を成す中央の穴に操作レバーは挿入されているだけであるので、傾動方向とは逆側の軸方向と直交する方向に略平行移動する。このような押圧部材の移動が、スライド部材の傾斜部によって軸方向の力に変換され、スライド部材は、押圧部材の辺縁部を傾斜部が摺動しながら、付勢力に抗って押圧部材から離れる方向に移動する。
操作レバーに力が加えられなくなると、付勢力で、スライド部材は押圧部材に突き当たる方向に移動する。このようなスライド部材の移動により、今度は押圧部材の辺縁部が傾斜部を摺動しながら、中心に移動し保持され、操作レバーが基に状態に復帰し保持される。
このような構成では、操作レバーの回転支点が固定されており、操作レバーの操作角度を大きくしても回転支点の移動が無いため、操作角度を大きく設定することが可能となる。これにより、操作スイッチ自体を大きくすることなく、操作角度大きくして、誤検出、誤操作を減らして、安定した操作が可能となり、検出部に用いるセンサの選択肢の幅が広がる。また、大きな操作角度とすることで、遊技者に満足度の高い操作感を与えることもできる。しかも、操作レバーの回転支点が固定されることで、同一支点での回転となり、操作に違和感を与えることもない。
また、押圧部材が傾動方向の逆側に平行に移動するため、押圧部材の位置を検出することで、操作レバーの傾動方向を検出することも容易に行える。
本発明の一側面に係る操作スイッチにおいては、さらに、上記押圧部材の辺縁部における前記傾斜部と接する面が曲面である構成とすることができる。
上記構成によれば、スライド部材の傾斜部と押圧部材の辺縁部との摺動時の摩擦を小さくすることができる。
本発明の一側面に係る操作スイッチにおいては、さらに、前記ケースは内部に、内径の小さい小内径部と、該小内径部よりも内径が大きく該小内径部における前記操作レバーの基端側に隣接する大内径部とが設けられ、前記大内径部に、フォルダが軸方向に摺動可能に配設され、前記球体軸受部は、前記小内径部における、前記フォルダと接する側に形成され第1軸受と、前記フォルダにおける、前記小内径部と接する側に形成された第2軸受とを有し、前記球体軸が前記第1軸受と前記第2軸受との間に架け渡されている構成とすることができる。
上記構成によれば、球体軸受部を構成する第2軸受が、ケース内部に摺動可能に配設されたフォルダに形成され、球体軸はケース内部に形成された第1軸受と第2軸受との間に架け渡されているので、操作レバーを先端側から基端側に向かって押し込む押込操作が可能となる。
本発明の一側面に係る操作スイッチにおいては、さらに、前記スライド部材の動きを検出する検出部を第1検出部として、前記押圧部材の動きを検出する第2検出部を備える構成とすることができる。
上記構成によれば、第2検出部にて軸方向とほぼ直交する方向に平行に動く押圧部材の位置を検出することで、操作レバーの傾動方向を検出することができる。
本発明の一側面に係る遊技機は、前記本発明の一側面に係る操作スイッチを備えたことを特徴とする。
本発明は、操作スイッチ自体を大型化することなく操作レバーの操作角度を大きくすることができ、操作に違和感のない操作スイッチを提供することができるといった効果を奏する。
本実施の形態に係る操作スイッチの適用例を例示するもので、操作スイッチがスタートスイッチとして搭載されている遊技機の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係る操作スイッチの外観斜視図である。 上記操作スイッチの正面図、平面図、側面図および背面図である。 図3の正面図のA−A線矢視断面図である。 上記操作スイッチの分解斜視図である。 上記操作スイッチの断面図と要部拡大図であり、(a)は操作レバーが非操作の状態を示し、(b)は操作レバーが傾動された途中の状態を示し、(c)は操作レバーが検出位置にまで傾動された状態を示す。 上記操作スイッチの断面図であり、操作レバーが押込操作された状態を示す。 第2の実施の形態に係る操作スイッチの要部構成を示す模式図であり、(a)は押圧部材48が中央に位置する状態、(b)は押圧部材48が上に移動した状態、(c)は押圧部材48が下に移動した状態、(d)は押圧部材48が左に移動した状態、(e)は押圧部材48が右に移動した状態を示す。 上記操作スイッチの要部拡大図であり、(a)は、操作レバーが通常保持位置にある状態を示し、(b)は操作レバーが下方に傾動操作された状態を示す。 特許文献1と同様の構成を有する従来の操作スイッチの外観斜視図と要部拡大図であり、(a)は操作レバーが非操作の状態を示し、(b)は操作レバーが検出位置まで傾動操作された状態を示す。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
§1 適用例
まず、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る操作スイッチの適用例を例示するもので、操作スイッチがスタートスイッチ26として搭載されている遊技機11の構成を示す斜視図である。遊技機11は、いわゆるスロットマシンに属するパチスロ機である。
遊技機11の前面扉28の中段右側に投入口21が設けられており、遊技者は、遊技に用いるメダルを投入する。投入口21は、投入されたメダルの大きさに応じて、正規の大きさのメダルを図示せぬ内部に取り込み、メダルの投入を認識すると共に、正規の大きさではないメダルが投入されると不正なメダルとみなし、前面扉28の下段に設けられた払出口22より返却する。また、投入口21より投入されたメダルは、所定の枚数(例えば、50枚)だけ貯留する(実際には、枚数のカウンタがカウントされる)ことが可能であり、貯留枚数分は、予め投入されたメダルをBETボタン24またはMAXBETボタン25を操作することにより、メダルが投入されたものとして扱うことができる。
投入口21の下部には、本体側に対して押圧可能な詰まり解除ボタン23が設けられており、この詰まり解除ボタン23が遊技者により押圧操作されると、メダルが詰まった場
合に払出口22よりメダルが返却される。
BETボタン24は、1回押下されると、貯留されているメダルのうち、1枚分が投入口21から投入されたものとみなされ、メダル1枚が掛けられたものとみなされる。BETボタン24を連続して押下することで、掛け数を増やすことができる。パチスロ機の場合は、1度にメダル3枚までを掛けることができる。
また、MAXBETボタン25は、1回押下されると、貯留されているメダルのうち、掛けることが可能な最大枚数分のメダルが投入口21より投入されたものとみなされる。すなわち、貯留されているメダルの枚数が3枚以上である場合、MAXBETボタン25の1回の押下で、3枚のメダルが掛けられたものとみなされ、貯留されているメダルが3枚未満の場合、貯留されている全ての枚数が掛けられたものとみなされる。
なお、遊技(ゲーム)の状況(大当り中など)において、メダルのかけ枚数が変化する機種の場合は、MAXBETボタン25の1回の押下で掛けることのできるメダル枚数もそれに応じて変化する。
スタートスイッチ26は、リール29の回転を開始させるときに遊技者により操作される操作スイッチであり、メダルが掛けられた状態で操作されるとリール29の回転が開始される。本実施形態に係る操作スイッチは、このスタートスイッチ26として適用されている。
リール29は、連続して描かれた図柄を有する回転体であり、図1の例示ではリール29の数は3個となっているが3個以上であればよく、リールを5個備える機種もある。
ストップボタン27は、各リール29毎に設けられており、リール29が回転している場合、その回転を停止させるときに遊技者により操作される。各リール29毎に設けられたストップボタン27が押下されて、対応する各リール29が停止した後、リール29の図柄が横方向、または、斜め方向に揃うと揃った図柄の種類に応じて、メダルが払出口22より払い出される。
〔第1の実施の形態〕
§2 構成例
以下、本発明の一側面における実施形態を、図2〜図7に基づいて例示する。
(操作スイッチ1の概略構成)
図2は、本実施形態に係る操作スイッチ1の外観斜視図である。図3は、操作スイッチ1の正面図、平面図、側面図および背面図である。図4は、図3の正面図のA−A線矢視断面図である。
図2、図3に示すように、操作スイッチ1は、操作レバー40と、該操作レバー40の基端側を収容するケース41と、ケース41の背面側を覆うカバー42とを備える。ケース41は正面側に操作レバー40が付き出るように取り付けられる開口41bを有し、ケース41の内部に後述するプランジャ(スライド部材)49や該プランジャ49を押圧する押圧部材48等が収容されている(図4参照)。
なお、以下の説明においては、正面を前、背面を後、奥とも表現する。また、通常固定位置の操作レバー40が水平となるように操作スイッチ1が取り付けられていることを前提に「水平」「垂直」の文言を使用する。
カバー42は、ケース41の背面側を覆っており、ケース41の2箇所に設けられた係合爪41fにてケース41に取り付けられている。カバー42には、プランジャ49の動きを検出する検出部(第1検出部)として、例えばフォトセンサ51が取り付けられている。なお、検出部として、ここではフォトセンサ51を例示するが、近接センサ、金属センサなど、他のセンサであってもよい。要は、プランジャ49の動きを検出できるものであればよい。
図4に示すように、操作レバー40は、操作軸43を有し、該操作軸43の一方の端部に、遊技者が操作する操作頭部44が設けられている。操作頭部44は、例えば操作軸43の端部にインサート成形されることで設けられる。操作レバー40の基端側となる操作軸43の他方の端部には、後述する球体軸45が取り付けられている。そして、球体軸45の後方に位置する、操作軸43の延長軸である固定シャフト46が、円環状の押圧部材48に挿入されている。
ケース41は、カバー42が取り付けられる背面側を除いてシリンダ状の外形を有し、軸方向の中央部より後方にシリンダ状の内壁41aを有する。ケース41内部におけるこのシリンダ状の内壁41aを有する部分に、軸方向に摺動可能にプランジャ49が配設されている。プランジャ49はシリンダ状の外周面49aを有し、該外周面49aがケース41のシリンダ状の内壁41aを摺動する。
プランジャ49は、プランジャ49とカバー42との間に挟み込まれたスプリング(付勢部材)50にて、カバー42から離れる方向に付勢されている。つまり、プランジャ49は、スプリング50にて、軸方向であって押圧部材48に突き当たる方向に付勢されている。押圧部材48は、このようにプランジャ49が付勢されることで、プランジャ49とケース41の内部に取り付けられたフォルダ47との間で保持されている。
プランジャ49の背面側には、後方に向かって突き出る突出部49bが形成されており、該突出部49bが、カバー42の穴部42aに挿入されている。カバー42の背面に取り付けられたフォトセンサ51は、この突出部49bの先端を検出することで、プランジャ49の動きを検出する。
フォトセンサ51は、発光部であるLEDと受光部であるフォトICを備えている。フォトセンサ51は、発光部から照射された光が、突出部49bにて遮られて受光部で受光できない場合に、操作スイッチ1が操作されたことを検出して、検出結果を遊技機11の制御処理部(図示せず)に供給する。図4中、発光部から照射されて受光部で受光される光軸を、破線Lにて示す。
(操作スイッチ1の詳細構成)
次に、図4および図5を用いて、操作スイッチ1の詳細構成を説明する。図5は、操作スイッチ1の分解斜視図である。
図4、図5に示すように、操作レバー40の基端側となる操作軸43の端部に、球体軸45が固定シャフト46にて取り付けられている。球体軸45は、操作レバー40を傾動操作する際の回転の支点となる球体部45aと、球体部45aより延びる筒状部45bとを有する。球体部45aおよび筒状部45bには、操作軸43および固定シャフト46が挿入される軸穴が形成されている。固定シャフト46は、先端にネジ部46aを有し、外周面に球体軸45に形成された軸穴よりも径の大きいリブ46bを有している。
球体軸45の筒状部45b側より操作軸43が挿入される。固定シャフト46は、操作軸43に挿入された状態の球体軸45に対して後方より挿入され、リブ46bが球体部45aに当接するまでネジ部46aが操作軸43に螺入される。これにより、球体軸45は、操作軸43に形成されたリブ43aと固定シャフト46に形成されたリブ46bとの間に堅固に固定される。
球体軸45は、ケース41の内部に形成された球体部45aと同形状の球体軸受部55にて回転可能に支持されている。図4においては、球体軸受部55の部分を破線で囲んで強調して示している。図4に示すように、球体軸受部55は、ケース41の内壁の一部として形成された第1軸受41dと、ケース41の内部のフォルダ47に形成された第2軸受47aとから構成されている。
ケース41は、前述したように、軸方向の中央部より後方に、プランジャ49と摺動するシリンダ状の内壁41aを有している。このシリンダ状の内壁41aを有する部分の内径を第1の内径とし、この部分を第1内径部41−1とする。ケース41は、軸方向の中央部より前方に、第1内径よりも小さい第2内径の第2内径部(小内径部)41−2を有している。そして、第1内径部41−1と第2内径部41−2と間は、フォルダ47を取り付けるフォルダ取付部(大内径部)41−3となっている。図4の例示では、フォルダ取付部41−3の内径は、第1内径と第2内径との間の寸法となっているが、フォルダ取付部41−3の内径は、第2内径よりも大きく、第1内径以下であればよい。つまり、フォルダ取付部41−3の内径は、第1内径と同じであってもよい。また、ケース41における第2内径部41−2より前方の内壁41cは、開口41bに向かって内径が徐々に広がる円錐の側面のようになっている。
フォルダ47は、円環状をなし、フォルダ取付部41−3に取り付けられている。本実施形態では、フォルダ47の前部がフォルダ取付部41−3の内径と略同形に形成され、該前部がフォルダ取付部41−3の内壁41eに対し、軸方向に摺動可能に配設されている。図4の例示では、フォルダ47の後部は、フォルダ取付部41−3の内径よりも小径に形成されており、第1内径部41−1におけるシリンダ状の内壁41aとの間に、プランジャ49の前端部を逃がす空間を確保している。
球体軸受部55を構成する第1軸受41dおよび第2軸受47aのうち、第1軸受41dは、第2内径部41−2におけるフォルダ47が接する側に形成され、第2軸受47aは、フォルダ47における第2内径部41−2と接する側に形成されている。球体軸45は、このようなケース41に形成された第1軸受41dと、フォルダ47に形成された第2軸受47aとの間に挟まれ、架け渡されている。
固定シャフト46の後部は、フォルダ47よりも後方に突き出ていて、この突き出た部分に押圧部材48が挿入されている。押圧部材48は、辺縁部48aおよび固定シャフト46と接する中央の穴の端面部(穴の端面)48bが共に曲面となった円環状(ドーナツ状)をなす。図4の例では、押圧部材48の中心を通る線で切った断面の形状が、軸方向よりも径方向に長い長円状をなす平たい円環状に形成されている。このような押圧部材48は、プランジャ49を介してスプリング50の付勢力を受けてフォルダ47の後面47bに突き当たっている。
プランジャ49は、押圧部材48と対向する側に、操作レバー40と同軸のすり鉢状の傾斜部49cを有している。傾斜部49cは、プランジャ49の軸の中心側から押圧部材48が位置する前方に向かって内径が徐々に広がる円錐の側面のような壁面を有している。プランジャ49は、スプリング50の付勢力にて傾斜部49cを押圧部材48に突き当てており、押圧部材48の辺縁部48aが傾斜部49cに当接している。押圧部材48の辺縁部48aにおける傾斜部49cと接する面は曲面となっている。これにより、傾斜部49cと摺動する際の摩擦を小さくすることができる。
図4に示すように、押圧部材48の辺縁部48aが傾斜部49cに360度全ての方位で当接している状態、つまり、押圧部材48が軸の中心に保持されている状態で、操作レバー40は水平に保持される。図4の例示では、軸方向に対する傾斜部49cの角度、つまり軸方向と傾斜部49cの壁面との成す角度を約45度としている。軸方向に対する傾斜部49cの角度は、45度に限られるものではない。
(操作スイッチ1の動作)
次に、図6、図7を用いて、操作スイッチ1の動作を説明する。図6は、操作スイッチ1の断面図と要部拡大図であり、(a)は操作レバー40が非操作の状態を示し、(b)は操作レバー40が傾動操作された途中の状態を示し、(c)は操作レバー40が検出位置にまで傾動操作された状態を示す。図7は、操作スイッチ1の断面図であり、操作レバー40が押込操作された状態を示す。
図6の(a)に示すように、操作レバー40を操作されていない状態では、プランジャ49がスプリング50の付勢力でカバー42より離れる方向、つまり、押圧部材48に突き当たる方向(矢印Aの方向)に付勢されている。
この状態では、プランジャ49は、付勢力でカバー42より離れる方向に移動しているため、フォトセンサ51は透光状態となる。操作レバー40は、スプリング50の付勢力が、プランジャ49の傾斜部49cを介して押圧部材48を中心に保持することで、水平に保持される。操作レバー40は、このように水平に保持された通常固定位置を中心として、360度の何れの方向にも傾動させることが可能な構成となっている。
この状態より、例えば、図6の(b)に示すように、操作頭部44が下方向に押し下げられると(傾動操作)、操作レバー40は球体軸45を中心に回転し下方に傾く。操作レバー40の回転に伴い、押圧部材48は、垂直方向上向き(矢印Cの方向)に略平行移動する。このような押圧部材48の移動は、プランジャ49の傾斜部49cにより、水平方向の力に変換される。詳細に言うと、押圧部材48の上端の辺縁部48aがプランジャ49の傾斜部49cに当接し、押圧部材48が垂直方向上向きに略平行移動する。これにより、プランジャ49は、傾斜部49cが押圧部材48の上端の辺縁部48aを摺動しながら、カバー42に近づく方向(矢印Bの方向)に水平移動する。
押圧部材48の中央の穴に固定シャフト46が挿入されているだけで押圧部材48は固定シャフト4に固定されておらず、かつ、固定シャフト46と接する中央の穴の端面部48bが曲面となっている。これにより、押圧部材48は操作軸43に対する角度を変えることができる。
図6の(c)に示すように、操作頭部44が下方向に十分に押し下げられ、操作レバー40が検出位置にまで傾動操作されると、カバー42に近づく方向に移動したプランジャ49の突出部49bがフォトセンサ51の光軸を遮光する。これにより、フォトセンサ51は、操作レバー40が操作されたことを検出する。
操作レバー40の傾動操作が終了し、操作頭部44に力が加えられなくなると、スプリング50の付勢力で、プランジャ49はカバー42より離れる方向に移動する。この動きにより、プランジャ49の傾斜部49cを介し、押圧部材48は垂直方向下向き(矢印Dの方向)に略平行移動する。詳細に言うと、プランジャ49がカバー42より離れる方向に水平移動し、プランジャ49の傾斜部49cが押圧部材48の上端の辺縁部48aに当接し、押圧部材48の上端がプランジャ49の傾斜部49cを摺動しながら、垂直方向下向きに垂直移動する。これにより、押圧部材48が中心に移動し保持され、操作レバー40も水平状態に復帰して保持される。プランジャ49の移動により、フォトセンサ51は再び透光状態に変化する。
操作レバー40は、このような通常固定位置を中心とした360度方向への傾動操作以外に、ケース41の軸方向に沿って奥側に操作レバー40を押し込む押込操作も可能となっている。押込操作時の操作スイッチ1の動作を、図7を用いて説明する。
図6の(a)に示す操作レバー40が通常保持位置にある状態より、図7に示すように、操作頭部44を矢印Bの奥側(背面側)に押し込むことで、球体軸45が、フォルダ47、押圧部材48およびプランジャ49を、スプリング50の付勢力に抗して、カバー42に近づく方向(矢印Bの方向)に平行移動させる。これにより、プランジャ49の突出部49bがフォトセンサ51の光軸を遮光し、フォトセンサ51が、操作レバー40が操作されたことを検出する。
操作レバー40の押込操作が終了し、操作頭部44に力が加えられなくなると、スプリング50の付勢力で、プランジャ49はカバー42より離れる方向に移動する。これにより、プランジャ49に押されて、押圧部材48、フォルダ47および球体軸45がカバー42から離れる方向(矢印Aの方向)に平行移動し、操作レバー40が通常保持位置に復帰する。プランジャ49の移動により、フォトセンサ51は再び透光状態に変化する。
(効果)
上記構成では、操作レバー40の回転支点が球体軸45に固定されており、操作レバー40の操作角度を大きくしても回転支点の移動が無いため、操作レバー40の操作角度(傾動角度)を大きく設定することが可能となる。これにより、操作スイッチ1自体を大きくすることなく、操作レバー40の操作角度を大きくして、誤検出、誤操作を減らして、安定した操作が可能となる。また、大きな操作角度とすることで、遊技機11(図1参照)に搭載した場合に、遊技者に満足度の高い操作感を与えることもできる。しかも、操作レバー40の回転支点が固定されることで、同一支点での回転となり、操作時の違和感を与えることもない。
また、押圧部材48が傾動方向の逆側に平行に移動するため、押圧部材48の位置を検出することで、操作レバー40の傾動方向を検出することも容易に行える。
また、プランジャ49に設ける傾斜部49cの角度を変えることで、プランジャ49の移動量や、操作レバーの重さ等を調整することもできる。つまり、図4において、軸方向に対する傾斜部49cの角度を浅くする(すり鉢形状を深くする)程、操作レバー40は軽くなり、プランジャ49の移動量は小さくなる。逆に、軸方向に対する傾斜部49cの角度を深くする(すり鉢形状を浅くする)程に、操作レバー40は重くなり、プランジャ49の移動は大きくなる。そして、プランジャ49の移動量に基づいて、検出部(第1検出部)として用いるセンサを変えることができる。
操作レバー40の操作角度を同じとした場合、検出精度の高いセンサであれば、プランジャ49の移動量は小さくでもよいので、傾斜部49cの角度を浅くして操作レバー40の操作負荷を軽くする。逆に、検出精度の低いセンサであれば、傾斜部49cの角度を深くし、操作レバー40の操作負荷は重くなるが、プランジャ49の移動量を確保する。
〔第2の実施の形態〕
以下、本発明の一側面における他の実施の形態を、図8および図9に基づいて例示する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図8は、本実施の形態に係る操作スイッチ1Aの要部構成を示す模式図であり、(a)は押圧部材48が中央に位置する状態、(b)は押圧部材48が上に移動した状態、(c)は押圧部材48が下に移動した状態、(d)は押圧部材48が左に移動した状態、(e)は押圧部材48が右に移動した状態を示す。
図8の(a)に示すように、操作スイッチ1Aは、正面より見た押圧部材48の周囲の上下左右の4方向に配置されたセンサS1〜S4を有している。これらセンサS1〜S4は、押圧部材48の動きを検出する第2検出部であり、それぞれ自身に押圧部材48が近づいてきたことを検出する。具体的には、図8の(b)に示すように、センサS1は押圧部材48が上に移動した状態を検出し、図8の(c)に示すように、センサS3は押圧部材48が下に移動した状態を検出する。また、図8の(d)に示すように、センサS4は、押圧部材48が左に移動した状態を検出し、図8の(e)に示すように、センサS2は押圧部材48が右に移動した状態を検出する。図8では、移動した押圧部材48を仮想線にて示している。なお、上下左右の区別をする必要が無い場合は、センサSと称する。
押圧部材48が上に向かって移動すると、センサS1がこれを検出し、センサS1からの出力を受信した制御部(図示せず)は、押圧部材48が上方に移動した、つまり、操作レバー40は下向きに傾動操作されたと判定する。押圧部材48が下に向かって移動すると、センサS3がこれを検出し、センサS3からの出力を受信した制御部は、押圧部材48が下に移動した、つまり、操作レバー40は上向きに傾動操作されたと判定する。同様に、押圧部材48が左に向かって移動すると、センサS4がこれを検出し、センサS4からの出力を受信した制御部は、押圧部材48が左に移動した、つまり、操作レバー40は右向きに傾動操作されたと判定する。同様に、押圧部材48が右に向かって移動すると、センサS2がこれを検出し、センサS2からの出力を受信した制御部は、押圧部材48が右に移動した、つまり、操作レバー40は左向きに傾動操作されたと判定する。
また、センサS1〜S4のうち、隣り合う2つのセンサSの検出結果の両方を用いることで、上下左右の4方向の間を含む8方向について傾動方向を判定することができる。具体的には、センサS1とセンサS2とが共に押圧部材48が近くにあることを検出している場合、制御部は、押圧部材48が斜め右上の方向に移動した、つまり、操作レバー40は斜め左下向きに傾動操作されたと判定する。また、センサS1とセンサS4とが共に押圧部材48が近くにあることを検出している場合、制御部は、押圧部材48が斜め左上の方向に移動した、つまり、操作レバー40は斜め右下向きに傾動操作されたと判定する。同様に、センサS2とセンサS3とが共に押圧部材48が近くにあることを検出している場合、制御部は、押圧部材48が斜め右下の方向に移動した、つまり、操作レバー40は斜め左上向きに傾動操作されたと判定する。同様に、センサS3とセンサS4とが共に押圧部材48が近くにあることを検出している場合、制御部は、押圧部材48が斜め左下の方向に移動した、つまり、操作レバー40は斜め右上向きに傾動操作されたと判定する。
押圧部材48の周囲に配置するセンサSの数を増やすことで、分解能を上げて、操作レバー40の傾動方向をより細かく検出することができる。
上記センサSとしては、例えば、近接センサを用いることができる。近接センサの一種である誘導形近接センサを用いる場合は、押圧部材48を金属(鉄やアルミ、真鍮、銅など)の導体より構成する。また、押圧部材48の4方向に検出片を設け、各検出片をフォトセンサで検出するといった構成でもよい。要は押圧部材48が近くにきた状態を検出できればよい。
図9は、本実施形態の操作スイッチ1Aの要部拡大図であり、(a)は、操作レバー40が通常保持位置にある状態を示し、(b)は操作レバー40が下方に傾動操作された状態を示す。図9の(a)に示すように、操作レバー40が傾動操作されていない状態では、押圧部材48はセンサS1からもセンサS3からも遠い位置にあり、センサS1もセンサS3も非検出となる。図9の(b)に示すように、操作レバー40が下方に傾動操作されて押圧部材48が上方に移動すると、センサS1に近づき、センサS1が押圧部材48を検出する。これにより、制御部は、操作レバー40が下方に傾動操作されたと判定する。
センサSを設ける箇所としては、プランジャ49に設けることも可能であるが、信号の取出し(電源供給)の面から考えて、ケース41側に設けることが好ましい。プランジャ49に設ける場合は、センサSは、プランジャ49がカバー42に近づく方向に移動した状態で、押圧部材48と向き合う位置に設けることが好ましい。
(効果)
操作レバー40を傾動操作した場合に押圧部材48の動きは、プランジャ49の突出部49bの中心から変化量よりも大きいので、突出部49bの中心からの変化に基づいて操作レバー40の傾動方向を判定するよりも検出の精度を高めることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、1A 操作スイッチ
11 遊技機
26 スタートスイッチ(操作スイッチ)
40 操作レバー
41 ケース
41−1 第1内径部
41−2 第2内径部(小内径部)
41−3 フォルダ取付部(大内径部)
41a、41c、41e 内壁
41b 開口
41d 第1軸受
41f 係合爪
42 カバー
42a 穴部
43 操作軸
43a、46b リブ
44 操作頭部
45 球体軸
45a 球体部
45b 筒状部
46 固定シャフト
46a ネジ部
47 フォルダ
47a 第2軸受
47b 後面
48 押圧部材
48a 辺縁部
48b 端面部
49 プランジャ(スライド部材)
49a 外周面
49b 突出部
50 スプリング
51 フォトセンサ(検出部、第1検出部)
55 球体軸受部
S1〜S4 センサ(第2検出部)

Claims (5)

  1. 操作レバーと、
    前記操作レバーの基端側に設けられた押圧部材と、
    シリンダ状の内壁を有し前記操作レバーの基端側を収容するケースと、
    前記ケースの内部に前記内壁を軸方向に摺動可能に配設されるスライド部材と、
    前記スライド部材を前記軸方向であって前記押圧部材に突き当たる方向に付勢する付勢部材と、
    前記スライド部材の動きを検出する検出部と、を備えた操作スイッチであって、
    前記操作レバーの基端側であって前記押圧部材よりも当該操作レバーの先端側に設けられた球体軸と、
    前記ケース内部に設けられ、前記球体軸を回転可能に支持する球体軸受部と、を備え、
    前記スライド部材は、前記押圧部材と突き当たる側に、前記操作レバーと同軸に形成されたすり鉢状の傾斜部を有し、
    前記押圧部材は、円環状をなし、穴の端面が曲面を成す中央の穴に前記操作レバーが挿入され、辺縁部が前記傾斜部に当接していることを特徴とする操作スイッチ。
  2. 上記押圧部材の辺縁部における前記傾斜部と接する面が曲面であることを特徴とする請求項1に記載の操作スイッチ。
  3. 前記ケースは内部に、内径の小さい小内径部と、該小内径部よりも内径が大きく該小内径部における前記操作レバーの基端側に隣接する大内径部とが設けられ、
    前記大内径部に、フォルダが軸方向に摺動可能に配設され、
    前記球体軸受部は、前記小内径部における、前記フォルダと接する側に形成され第1軸受と、前記フォルダにおける、前記小内径部と接する側に形成された第2軸受とを有し、
    前記球体軸が前記第1軸受と前記第2軸受との間に架け渡されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作スイッチ。
  4. 前記スライド部材の動きを検出する検出部を第1検出部として、
    前記押圧部材の動きを検出する第2検出部を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の操作スイッチ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の操作スイッチを備えたことを特徴とする遊技機。
JP2017238596A 2017-12-13 2017-12-13 操作スイッチ、遊技機 Active JP6836200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017238596A JP6836200B2 (ja) 2017-12-13 2017-12-13 操作スイッチ、遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017238596A JP6836200B2 (ja) 2017-12-13 2017-12-13 操作スイッチ、遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019103654A JP2019103654A (ja) 2019-06-27
JP6836200B2 true JP6836200B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=67062255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017238596A Active JP6836200B2 (ja) 2017-12-13 2017-12-13 操作スイッチ、遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6836200B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019103654A (ja) 2019-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009022537A (ja) レバー装置及び回胴式遊技機
JP6836200B2 (ja) 操作スイッチ、遊技機
JP5109625B2 (ja) 照光式レバースイッチ及び遊技機
JP4687214B2 (ja) 操作スイッチ、並びに遊技機
TWM628672U (zh) 具側向抵靠滾輪作動之滑鼠結構
JP4789852B2 (ja) 弾球遊技機の発射ハンドル
JP5586206B2 (ja) 遊技機
JP2013022325A (ja) 弾球式遊技機
JP6836199B2 (ja) 操作スイッチ、遊技機
JP3511365B2 (ja) 遊技機操作装置
JP2942470B2 (ja) 弾球遊技機の操作ハンドル
JP4713563B2 (ja) 弾球遊技機
JP2009011601A (ja) 弾球遊技機の発射ハンドル
JP6369110B2 (ja) レバースイッチ
JP2012115353A (ja) 遊技機
JP5934469B2 (ja) パチンコ機
JP2006055208A (ja) スロットマシン
JP4789890B2 (ja) 弾球遊技機の発射ハンドル装置
JP2004215705A (ja) 遊技機用操作ボタン装置及びパネル部材
JP5500899B2 (ja) 遊技機操作装置
JP2008125775A (ja) 枠体の不正開放検出装置、不正開放検出プログラム及び遊技機
JP4897537B2 (ja) 遊技機における発射ハンドル
JP2005052421A (ja) 遊技機
JP2013022323A (ja) 弾球式遊技機の発射操作装置
JP2011030724A (ja) 弾球遊技機の発射ハンドル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200304

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6836200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150