JP2006063927A - 筒内直噴式内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンダヘッドから延びた支持ボスに押え板を介して燃料噴射弁が取付けられ、燃料噴射弁の振動のシリンダヘッドカバーへの直接的な伝達が抑制されて、これによりシリンダヘッドカバーの振動による騒音の発生の効果的な抑制を図る。
【解決手段】 シリンダヘッド3の支持ボス3dは、シリンダヘッドカバー4の内部にまで延びており、支持ボス3dには柱状部材51bが取付けられ、また、ロッカアームシャフトホルダ4dにも柱状部材51aが取付けられ、これら柱状部材51a,51bはヘッドカバー4の上部を抜けて燃料噴射弁42の上部に達し、該柱状部材51a,51bの上端の押え板50により燃料噴射弁42のフランジ部42A上面を押圧して該支持ボス3dに柱状部材51a,51bを介して燃料噴射弁42が取付けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、燃料噴射弁と混合気噴射弁が2段構造として、シリンダ部に配置された筒内直噴式内燃機関に関する。
燃料噴射弁における振動の発生による騒音対策として、該噴射弁のハウジング本体を弾性カバーにより被覆するものが良く知られており、また、電磁式燃料噴射弁においてその主振動発生源となる受電、給電コネクタ部を防水用ゴム体により被覆して振動発生による騒音の抑制を図った噴射弁構造も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−61770号公報(第2頁、第1図)
燃料噴射弁としてはエアアシスト式筒内直噴式内燃機関における噴射弁として、混合気噴射弁と燃料噴射弁が直列的に2段構造とされた噴射弁が知られており、この噴射弁の上部の燃料噴射弁がヘッドカバーに直接取付けられる構造とされた内燃機関も提供されるところである。しかしながら、この内燃機関においては、燃料噴射弁がヘッドカバーに取付けされた構造であるから燃料噴射弁の振動が直接ヘッドカバーに伝達され、ヘッドカバーが振動し、この振動により騒音が発生する。
このような状況の中で、2段構造とされた噴射弁配置の燃料噴射装置において、ヘッドカバーに取付けられる燃料噴射弁の取付構造にさらなる改良を施すことで、燃料噴射弁とヘッドカバー間の振動の伝達が効果的に遮断されて、ヘッドカバーの振動と、該振動による騒音の発生がさらに抑制された内燃機関の改良構造の提供が待たれている。
本発明は、前記課題を解決するための筒内直噴式内燃機関の改良構造に関し、とりわけ、内燃機関のシリンダヘッドカバーに取付けられる燃料噴射弁の振動と騒音対策にその改良の視点をおいた前記内燃機関の改良構造に関し、シリンダヘッドと、シリンダヘッドカバーと、内燃機関の燃焼室に燃料を直接噴射すべく前記シリンダヘッドおよび前記シリンダヘッドカバーを貫通して取付けられる混合気燃料噴射装置とを備えた筒内直噴式内燃機関において、前記シリンダヘッドカバーは燃料噴射装置を嵌装させる貫通孔を備えると共に燃料噴射装置を覆ってシリンダヘッドに取付けられており、前記シリンダヘッド側から前記シリンダヘッドカバーを貫通して前記燃料噴射装置の上部に延びる支持ボスが設けられ、該支持ボスに燃料噴射装置を固定する固定部を備えるインジェクタホルダが設けられていることを特徴とする。
また、前記インジェクタホルダは、ロッカアームシャフトホルダと一体構造であることを特徴とする。
さらに、前記燃料噴射弁とインジェクタホルダにはこれら両者を覆うインジェクタキャップが設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、シリンダヘッドと、シリンダヘッドカバーと、内燃機関の燃焼室に燃料を直接噴射すべく前記シリンダヘッドおよび前記シリンダヘッドカバーを貫通して取付けられる混合気燃料噴射装置とを備えた筒内直噴式内燃機関において、前記シリンダヘッドカバーは燃料噴射装置を嵌装させる貫通孔を備えると共に燃料噴射装置を覆ってシリンダヘッドに取付けられており、前記シリンダヘッド側から前記シリンダヘッドカバーを貫通して前記燃料噴射装置の上部に延びる支持ボスが設けられ、該支持ボスに燃料噴射装置を固定する固定部を備えるインジェクタホルダが設けられているから、燃料噴射装置から伝わる振動騒音は前記固定部を介してシリンダヘッド部分に伝達され、シリンダヘッドカバーに振動が伝わるのを防止できるので、燃料噴射装置の作動に伴う騒音を低減できる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記インジェクタホルダは、ロッカアームシャフトホルダと一体構造であるから、部品点数が削減されると共に、ホルダを大型のものとしてより騒音の低減を図ることができる。
さらに、請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記燃料噴射弁とインジェクタホルダにはこれら両者を覆うインジェクタキャップが設けられているから、部品点数が削減されると共に、インジェクタホルダからの騒音の発生を低減できる。
本発明の実施例1を図1ないし図9に基づいて以下に説明する。
図1には、本発明の実施例1に係る内燃機関の主要構造部が縦断面図として図示されている。 本発明の実施例1における内燃機関Eは、単気筒の4サイクル機関であり、図1においては明らかにされていないが、そのシリンダヘッド3側を車両の前方に、クランクケース1側を後方にして、かつ吸気ポート側を上方にして自動二輪車の車体に搭載されている。
内燃機関Eは、分割構造とされたクランクケース1、シリンダブロック2、シリンダヘッド3およびシリンダヘッドカバー4等からなり、クランクケース1内には、クランク軸10と、僅かにその一部のみが図示される変速装置のメインシャフト20や、カウンタシャフト等が回転可能に軸支されており、クランク軸10のクランク部10aには周知のようにコンロッド10bを介してピストンPが取付けられており、このピストンPは前記シリンダブロック2のシリンダ孔2a内を往復摺動するように構成されている。
シリンダブロック2には、シリンダ孔2aに平行する貫通孔が形成されており、この貫通孔は、後述の動弁機構30の一構造部であるロッカアーム34作動用のカム31aを備えるカム軸31の収容部2bであり、カム軸31はこの収容部2b内において軸受支持され、クランク軸10の駆動力が該軸10のスプロケット10cからチェーン31cを介してスプロケット31bに伝達されることで回転される。カム軸31のカム31aによる前記ロッカアーム34の作動は、カム31aの回転でカム山がプッシュロッド33の下端のカムフォロア32を押動することでなされる。
シリンダブロック2のシリンダ孔2aの図示における上部とシリンダヘッド3の下部の凹部3aとにより形成される空間には燃焼室3bが設けられ、該燃焼室3bには、点火プラグ3cが臨むように装備され、また、後に詳しく説明される混合気燃料噴射装置40の混合気噴射弁41の噴射口部41aが臨んでおり、さらに燃焼室3bには吸排気のための明確には図示されないバルブ開口と吸排気バルブが配設されている。
シリンダヘッド3には、後述される燃料噴射弁42と共に混合気燃料噴射装置40を構成する混合気噴射弁41が設けられ、また吸排気バルブ開口に連通する吸排気のための通路部や該バルブの装着のための構造部、さらに、図3に図示される後述の柱状部材51a,51bの取付用に供されるヘッドカバー4の内部に延びる支持ボス3dと、ヘッドカバー4内部のロッカアームシャフトホルダ4dへの接続に供される接続部3e等が設けられている。また、上述のシリンダブロック2に配置された動弁機構30のカム軸31により作動されるロッカアーム34作動用のプッシュロッド33が収容される収容貫通孔3fが設けられている。
シリンダヘッドカバー4には、空気圧レギュレータや動弁機構30のロッカアーム34や、上述の混合気噴射弁41と共に混合気燃料噴射装置40を構成する燃料噴射弁42等が配設されている(図1等参照)。なお、燃料噴射弁42については後に詳しく説明される。また、動弁機構30については、とりわけ、そのタペットクリアランス調整機構は特徴的な構造を備えるので、この点については後に詳しく説明される。
内燃機関Eの構造の概要は上述のとおりであるが、図2,3には、内燃機関Eのシリンダ部の断面図が図示されており、この図には特に内燃機関Eのシリンダヘッド3およびシリンダヘッドカバー4における混合気噴射弁41と燃料噴射弁42の装着部の周辺構造が拡大されて示されている。
シリンダヘッド3には、その図示における上部から下部にかけて該ヘッド3の略中央部を貫通する噴射弁の収容孔部3gが設けられ、収容孔部3g内には混合気噴射弁41が装着されている。なお、収容孔部3gの構造の詳細は混合気噴射弁41の装着に関連して説明されるので、ここではその説明は省略される。
そして、既述のようにシリンダヘッド3の上部には、シリンダヘッドカバー4がボルトB1等の固定手段を介して取付けられるが、該ヘッド3の上部には、シリンダヘッドカバー4の取付けに供される接合面からさらに上方に突出する既述の支持ボス3d(図3参照)が設けられている。この支持ボス3dは、シリンダヘッド3の上部へのヘッドカバー4の取付けにおいて該カバー4の内部に所定の長さを有して突出するものである。
この支持ボス3dは後述されるシリンダヘッドカバー4のロッカアームシャフトホルダ4dと共に燃料噴射弁42の取付けに供されるインジェクタホルダとなるべく柱状部材51bの取付用構造部とされ、そのためのネジ孔3d1を上部に備えている。また、上述の点火プラグ3cは実質的にこのシリンダヘッド3に取付けられている。
シリンダヘッドカバー4は、全体的には略椀状の外形形状をなしており、その外形を形作る覆い構造部4aと、その略中央部の燃料噴射弁42装着用の収容孔部4bが開孔形成される構造部4cと、ロッカアーム34等動弁系の上述のホルダ4d等が一体とされた構造部とされ、中央構造部4cに開孔された燃料噴射弁42装着用の弁収容孔部4bは、実質的にシリンダヘッドカバー4の上部から下部にかけて該ヘッドカバー4の略中央部を貫通している。
そして、シリンダヘッドカバー4のシリンダヘッド3への取付状態においては、上述の2つの噴射弁、すなわち混合気噴射弁41と燃料噴射弁42は、互いにその長手方向軸線を一致させて、かつその一部が挿入関係とされて互いに重なる接続部43を備えるものとして、それぞれ前記シリンダヘッド3とシリンダヘッドカバー4の収容孔部3g,4bにおいて後述の装着手段により装着されている。
また、燃料噴射弁42の収容のための収容孔部4bには、その比較的上方位置に燃料噴射弁42への燃料供給のための供給口4b6が開口し、その下方位置には混合気噴射弁41への圧縮空気の供給のための供給口4b7が開口している(図5参照)。
さらに、これらの供給口4b6,4b7に燃料と圧縮空気を供給のための通路の一部がシリンダヘッドカバー4内に形成されている。なお、収容孔部4bの構造は燃料噴射弁42の装着に関連して後に詳しく説明され、前記2つの噴射弁41,42への燃料供給と圧縮空気の供給についても後述される。
図2を参照して、その内部に収容孔部4bが開孔形成されるヘッドカバー4の中央構造部4cは、その上部がやや膨れた形状とされて、この形状部において該カバー4の覆い構造部4aとその環状周縁において一体連接構造とされ、さらにこの覆い構造部4aとの一体連接部から上方へ突出する部分を備えている。そして、ロッカアーム33のシャフトホルダ4dは既述のように、シリンダヘッド3の支持ボス3dと共に燃料噴射弁42の取付けに供されるインジェクタホルダとなるべく柱状部材51aのための構造部を兼ねるものであるから、そのためのネジ孔4d1が備えられている。
実質的にインジェクタホルダを形成する柱状部材51a,51bは、上述のように、また図3に図示されるように、ロッカアームシャフトホルダ4dと支持ボス3dのそれぞれのネジ孔4d1,3d1を使用して取付けられるが、この取付けは、その下端の雄ネジ部51a1,51b1を前記ネジ孔4d1,3d1にねじ込み固定することでなされ、取付状態において、2本の柱状部材51a,51bは互いに平行な関係をもってヘッドカバー4内を図示上方へ向って延び、その上部がカバー4の覆い構造部4aの貫通開口4a1を通して突き抜けて突出し、その突出高さは収容孔部4bを備えた中央構造部4cを超える高さまで達している。
なお、覆い構造部4aの貫通開口4a1にはグロメットゴム等からなるシール部材52が嵌装されており、これにより該貫通開口4a1を通る柱状部材51a,51bとヘッドカバー覆い構造部4aはシール部材52を介在して接続されるので、両者は互いに振動伝達の有効な遮断関係において、また有効なシール関係をもって接続されている。
覆い構造部4aの貫通開口4a1を通る2本の柱状部材51a,51bの上端にはそれぞれ、ネジ孔51a2,51b2が設けられ、これらのネジ孔51a2,51b2には後述される混合気燃料噴射装置40の燃料噴射弁42の取付けに際して、該噴射弁42の上部を押さえ込む押え板50の固定用ボルトB2がねじ込まれる。
2つの柱状部材51a,51bの上端に跨ってボルトB2により固定される押え板50は(図4参照)、その平面視三角形に類似した形状の所定厚の金属板からなり、その三角形類似形状の底辺における2つの対角頂点部分50a,50bに前記柱状部材51a,51bの上端ネジ孔51a2,51b2にそれぞれ対応する固定用ボルト孔50a1,50b1を備えており、また該三角形の略中央部に、円形の開口の三角形頂点50c側が切り開かれた形状の実質円弧状とされた円弧部50dを備えている。
ところで、シリンダヘッド3の収容孔部3gに収容される混合気燃料噴射装置40の混合気噴射弁41は、それ自体の構造の詳細が図示されるところではないが、直接噴射型であり、圧縮空気によって混合気を燃焼室3bへ直接噴射する形式のものである。すなわち、その弁体には図示されない貫通中心孔が設けられ、該孔の図示における下部の開口を開閉するポペット弁がソレノイドにより開閉制御されることで、図示されない高圧空気供給路を通して後に説明される両噴射弁41,42の接続部43の圧縮空気室40Aに供給された圧縮空気が、燃料噴射弁42の噴射により供給された燃料と混合されて燃焼室3bへと噴射される形式のものである。
そして、図1ないし図3には混合気噴射弁41のその外観のみが図示されており、これらの図によれば該噴射弁41の弁体の外形形状は、概ね略弁体中央部から上方に偏在した位置の大径弁体部41Aと、この大径弁体部41Aの下部から延出する弁体部41Bと、大径弁体部41Aの上部から延出する弁体部41Cとからなるものである。
混合気噴射弁41の収容孔部3gへの装着は、シリンダヘッド3にシリンダヘッドカバー4が取付けられる前になされるものであり、シリンダヘッド3の上部から下部にかけて貫通する収容孔部3gに、該孔部3gの上部開口である拡径孔部3g1から噴射弁41の噴射口41aを先にして挿入することでなされる。
そして、混合気噴射弁41の収容孔部3gへの装着のための挿入は、該噴射弁41の大径弁体部41A下部から延出する弁体部41Bの環状凹溝41B1にシールのためのOリングR1が嵌入されて、この状態において該弁体部41Bが収容孔部3gの上部の開口である拡径孔部3g1につながる下方寄りの縮径孔部3g2に挿入され、その噴射口41aが前記燃焼室3bの壁部形成面に開口する該孔部3g2の下部縮径孔部3g3からやや突出して該燃焼室3b内に臨むようになされ、これにより混合気噴射弁41は前記収容孔部3g内に装着され、該噴射弁41の装着状態においては、前記大径弁体部41Aの上部の段部表面がシリンダヘッド3の収容孔部3g上部の開口である拡径孔部3g1縁部と同一面とされる。
したがって、混合気噴射弁41の収容孔部3gへの前記装着状態においては、該噴射弁41の大径弁体部41Aの上部から延出する弁体部41Cがシリンダヘッド3の上部より突出することになる。そして、この突出する弁体部41Cは、シリンダヘッド3にシリンダヘッドカバー4が取付けられるときに、シリンダヘッドカバー4の燃料噴射弁42の収容孔部4bの後述される最下方の孔部である縮径孔部4b5に挿入されることになる(図2,3,5等参照)。
シリンダヘッド3の上部より突出する混合気噴射弁41の弁体部41Cの前記収容孔部4bの縮径孔部4b5への挿入は、該弁体部41Cの外周に形成された一つの環状凹溝41C1にシールのためのOリングR2が嵌入された状態での前記縮径孔部4b5への圧入によりなされる。
結局、混合気噴射弁41は、その大径弁体部41Aの下部および上部の弁体部41B,41Cがそれぞれ、その環状凹溝41B1,41C1へのOリングR1,R2の嵌入を介して前記収容孔部3g,4bにそれぞれ圧入保持されることで一定の弾性保持力を得て安定した状態に保持される。
混合気噴射弁41のこの保持状態は、後にその装着についての説明がなされる燃料噴射弁42の先端の噴射口42aとこの混合気噴射弁41の上部弁体部41Cの上端凹部とが互いに挿入関係とされて両噴射弁41,42の接続部43が形成される(図1,2,3および図5等参照)。
一方、燃料噴射弁42は、いわゆる噴射弁体の側面に燃料取入口があるサイドフィード型と呼ばれる噴射弁であり、この燃料噴射弁42は該弁体内に装着された図示されないソレノイドによって開閉されるポペット弁を備え、該ポペット弁の作動により燃料噴射の制御がなされ形式のものであり、その具体的な内部構造については図示されず、その説明も省略される。
そして、図1,2,3等には、燃料噴射弁42のその外観図のみが図示され、これらの図から理解できるように、この噴射弁42の外形形状は概ね、略噴射弁42の弁体の図示における上方寄りの位置に大径の鍔状フランジ部42Aが設けられ、該フランジ部42Aの下部から延出する長い弁体部42Bと、該フランジ部42Aの上部から延出する上部弁体42Cとからなるものである。
フランジ部42Aの下部から延出する長い弁体部42Bは、複数段にその弁体軸径が変化する構造であり、弁体部42Bの略中央部近傍側面には噴射燃料の取入開口が備えられ、また、フランジ部42A近傍のやや太めの軸径部分と、弁体部42Bのフランジ部42Aから離れた弁体部42Bの下部の噴射口42aに比較的近い細い軸径部分にはそれぞれ、環状の凹溝42B1,42B2が形成されており、この環状凹溝42B1,42B2にはシール部材であるOリングR3,R4がそれぞれ嵌入される。
シリンダヘッドカバー4に設けられた燃料噴射弁42のための収容孔部4bは、図1ないし図3および図5に図示されるように、前記噴射弁42のフランジ部42Aを受入れるための拡径された段部4b1と、噴射弁42の下部弁体部42Bのやや太めの軸径部分を受入れる孔部4b2と、孔部4b2に連なる弁体外周との間に燃料室40Bを形成する大きな内径の孔部4b3と、大きな内径の孔部4b3に連なる弁体部42Bの下部を受入れる2つの縮径孔部4b4,4b5とからなる。
そして、上述の拡径された段部4b1は、噴射弁42の装着を容易になし、また、下部弁体部42Bのやや太めの軸径部分を受入れる孔部4b2と、下部弁体部42Bの下部を受入れる縮径孔部4b4は、燃料噴射弁42の装着時に該噴射弁42の弁体部42Bの環状凹溝42B1,42B2に挿入されたシールのためのOリングR3,R4を密封保持する役目をなしている。
ここで、燃料噴射弁42のシリンダヘッドカバー4に設けられた前記収容孔部4b内への装着について説明する。
燃料噴射弁42の収容孔部4b内への装着は、既述したようにシリンダヘッド3の収容孔部3gに混合気噴射弁41が装着され、シリンダヘッド3にシリンダヘッドカバー4が取付けられた状態においてなされる。すなわち、シリンダヘッド3に装着された混合気噴射弁41は、その上部弁体部41Cが収納孔部3gの上端から突出して、この突出した上部弁体部41Cがシリンダヘッドカバー4の燃料噴射弁42のための収容孔部4b最下部の縮径孔部4b5に挿入嵌合される状態においてなされる。
燃料噴射弁42は、収容孔部4bの上部開口の拡径段部4b1からその噴射口42a側を先にして該噴射弁42の弁体を押込み挿入することで該収容孔部4bに装着されるが、この装着のための挿入に際し、噴射弁42のフランジ部42A下部から延出する弁体部42Bの軸径の異なる部分に形成された2つの環状凹溝42B1,42B2には予め上述のシール部材であるOリングR3,R4が嵌入される。
収容孔部4bの拡径段部4b1から押し込み挿入された燃料噴射弁42は、そのフランジ部42Aの下部面が収容孔部4bの上部開口である前記拡径段部4b1に僅かな隙間を保持して近接対峙する位置まで押し込まれ、この押し込みは同時にフランジ部42A下部から延出する弁体部42Bが、その間隔をおいた2箇所の軸径の異なる軸部の環状凹溝42B1,42B2にそれぞれOリングR3,R4が嵌入されて収容孔部4bの拡径段部4b1に続く下部孔部4b2と縮径孔部4b4に押込み挿入されることを意味する。
そして、この押し込み挿入状態は、下部弁体部42Bの下端の噴射口42aが、収容孔部4bの最下部の孔部である縮径孔部4b5に既に挿入されている前記混合気噴射弁41の上部弁体部41Cの上端凹部、すなわち両噴射弁41,42の接続部43に燃料噴射可能な状態とされて収容されるものである。
燃料噴射弁42の上述の装着は、フランジ部42A下部から延出する弁体部42Bの異なる軸径部の環状凹溝42B1,42B2にOリングR3,R4が嵌入されることで形成される空間部、すなわち、燃料室40Bを形成せしめ、燃料室40Bには収容孔部4bの壁面において開口する燃料供給口4b6が設けられている(図5参照)。燃料供給口4b6は、燃料ポンプ70に接続される。
また、弁体部42Bの前記OリングR4と、収容孔部4b最下部の縮径孔部4b5に挿入された混合気噴射弁41の上部弁体部41Cの環状凹溝41C1に嵌入されたOリングR2により形成された下部空間部、すなわち、圧縮空気室40Aには収容孔部4bの壁面において開口する圧縮空気供給口4b7が設けられている(図5参照)。圧縮空気供給口4b7は、空気ポンプ60に接続される。
したがって、これらの供給口4b6,4b7を通して燃料噴射弁42への燃料供給と、燃料噴射弁42の噴射口42aと該噴射口42aを収容する混合気噴射弁41の上部との接続部43への圧縮空気の供給がなされるようにされている。この燃料供給と圧縮空気の供給は、言うまでもなく既述の混合気噴射を達成せしめるものである。なお、燃料供給と圧縮空気の供給については後述される。
燃料噴射弁42の装着後、フランジ部42A上部弁体部42Cに平面視略三角形状の押え板50が上部から嵌合される。押え板50の嵌合は、図3,4等の参照により理解できるように、上部弁体部42Cである突出部の環状外周部を押え板50の円弧状部50dが抱合するようにしてなされ、この抱合状態において略三角形状をなす押え板50の底辺対角50a,50bのボルト挿通孔50a1,50b1に締付けボルトB2が挿通されて2本の柱状部材51a,51bの上端にそれぞれ設けられたネジ孔51a2,51b2に該ボルトB2がねじ込まれ締付け固定される。
このボルトB2の締付け固定状態において、押え板50はその下面が燃料噴射弁42のフランジ部42A上面に押圧当接しフランジ部42Aを下方へ向けて押え込む(図1ないし3等参照)、しかしフランジ部42Aの下面はヘッドカバー4の中央構造部4cの噴射弁収容孔部4b開口の拡径段部4b1に直接当接することなく該段部4b1と所定の隙間をもって対峙する関係に保持され、この状態において燃料噴射弁42は収容孔部4b内に2個所のシール部材であるOリングR3,R4を介して充分に押し込められており強固に装着される。
すなわち、燃料噴射弁42は、その上部のフランジ部42Aが押え板50のボルトB2の締付けによる上面からの押圧作用で固定されて、シリンダヘッドカバー4の覆い構造部4aの開口4a1をグロメットゴムであるシール部材52を介して貫通突出する2本の柱状部材51a,51bの上端に押え板50を介して固定支持される。したがって、燃料噴射弁42から発する振動はシリンダヘッドカバー4に直接伝達されることなく、2つの柱状部材51a,51b、さらには支持ボス3dとロッカアームシャフトホルダ4dを介してシリンダヘッド3へと伝達される。
なお、柱状部材51aの取付構造部であるロッカアームシャフトホルダ4dに換えて、OHC内燃機関においてはカムシャフトホルダとすることができる。
本実施例1の混合気燃料噴射装置40の装着構造は上述のとおりである。
ここで、混合気燃料噴射装置40、すなわち燃料噴射弁42と混合気噴射弁41における燃料供給と圧縮空気の供給について、図5を参照して簡単に説明しておく。
図5は内燃機関Eの燃料供給システム図であり、燃料および空気が圧力調整されてそれぞれ燃料噴射弁42と混合気噴射弁41へと供給される経路が示されている。
空気は、空気ポンプ60によって圧縮空気として送り出され、収容孔部4b内の混合気噴射弁41上部に連なるシール部材であるOリングR2とR4で仕切られた圧縮空気室40Aへと送り込まれる。一方、混合気噴射弁41へ向かう経路から分岐した圧縮空気はオリフイスを経て空気圧レギュレータへ向かう。
混合気噴射弁41へ向かう圧縮空気は、前記空気ポンプ60のピストンの上昇に伴い圧力が上昇して高温高圧となり、空気中の水分は水蒸気として空気通路内へ送り込まれる。オリフイスは、燃料圧レギュレータの基準圧に空気ポンプ60の脈動波の影響が及ぼさないようにするためと、混合気噴射弁41における混合気の噴射に高圧圧縮空気を利用するための高圧保持との2つの目的をもって設けられた装置である。
上記オリフイスで急激な圧力上昇が防止され、かつ空気圧レギュレータで圧力調整された圧縮空気が、空気圧レギュレータから燃料圧レギュレータへ基準圧としてその背圧室へ送られる。空気圧レギュレータに加わった設定圧力以上の余剰空気は戻り空気としてエアクリーナ等の吸入系へ戻され、再び空気ポンプ60へと供給される。空気通路全体は温度の高い内燃機関E部分に形成されており、圧縮空気内の水蒸気は冷やされることがないので、余剰空気と共に水蒸気は結露することなく空気圧レギュレータへと送られ、そこを通ることができる。
また、燃料は、本発明における実施例の燃料噴射弁42が、サイドフィード型の燃料噴射弁42であり、以下のようにして供給される。すなわち、燃料タンクからフィルタを経て燃料ポンプ70へ送られた燃料は、該ポンプ70により高圧で吐出され、脈動ダンパーを経て燃料噴射弁42の収容孔部4b内壁の燃料供給口4b6を通して燃料噴射弁42の燃料取入口に連なるシール部材であるOリングR3とR4とにより区切られた空間である燃料室40Bへと送り込まれる。
そして、燃料噴射弁42へ向かう経路から分岐した一部の燃料は燃料圧レギュレータへ向かう。ここで燃料は、前記オリフイス下流の圧力調整された圧縮空気を基準として、この基準圧より高く、かつ圧力差が一定となるよう圧力調整される。このようにして、燃料は、圧縮空気室内の空気圧より高い圧力で、前記収容孔部4b内の燃料室40Bへ送り込まれる。燃料圧レギュレータに加わった設定圧力以上の余剰燃料は、戻り燃料として再び燃料タンクへ戻され、再び燃料ポンプ70へ供給されるようになされる。
そして、燃料噴射弁42と混合気噴射弁41との互いの接合部にある収容孔部4b内の圧縮空気室40Aに圧縮空気圧が加わり、それにより高圧の燃料が燃料室40B内にて計量されている状態で、燃料噴射弁42の図示されないソレノイドに通電され、ポペット弁が開くと燃料室40B内の高圧の燃料が燃料噴射弁42を経て混合気噴射弁41の中へ噴射され、ここで圧縮空気と混合される。次の段階として混合気噴射弁41の図示されないポペット弁が開くと、上記混合気は圧縮空気に押し出されて燃焼室3bに噴射される。
次に、既述のように本実施例においてはプッシュロッド式動弁機構30の改良において特徴的な構造を備えるものであるからこの動弁機構30について説明を加えておく。
ところで、従来のプッシュロッド式OHV内燃機関のタペットクリアランスの調整機構は、バルブステムエンドに当接するロッカアーム端部に設けられたアジャストスクリュウ機構の調整手段により行われていた。また、別の調整手段としてロッカアームの回動支持軸であるロッカーシャフトをオフセットさせるもの、さらには、ロッカアームの取付けホルダ部のインナーシムの交換により行うもの等が知られている。
しかしながら、ロッカアーム端部に設けられたアジャストスクリュウ機構の調整手段によるものは、アジャストスクリュウ機構の重量が動弁系の等価慣性重量を増大させることになる。そして、アクセスウィンドウにより機関を分解することなくタペットクリアランスを調整することが可能だが、このものにおいてはウィンドウを設けるスペースが必要になってしまう。
また、ロッカーシャフトオフセットの場合、ヘッド周りの機構が複雑となりサイズが大きくなってしまい、ロッカーシャフトをオフセットするとバルブステムエンドの当たり位置が変化してしまうことになる。さらに、インナーシムの交換によるものは、慣性重量の低減という視点からは受入可能とされるものであるが、タペットクリアランスを調整するためにはヘッドカバーを開け、ロッカアームを取外し、シムを交換しないといけないため、ユーザーが容易にメンテナンスすることは不可能である。
本実施例は上述のような状況の中で、提案されたタペットクリアランスの調整機構の改良構造であり、図1および図6,7を参照して理解できるように、シリンダブロック2の側面に配置されたカム軸31のカム31aによりプッシュロッド33をカムフォロア32を介して押上げる構造とし、このときカムフォロア32の支点32oをオフセットさせることでタペットクリアランスを調整できるようにする。オフセットさせる手段は、支点32oとなる回転軸を偏心軸とするか、もしくは回転軸を移動させる。
ここで、本実施例の動弁機構30におけるタペットクリアランス調整機構の具体的な構造を図6,7に基づいて説明する。
図1も参照して、シリンダブロック2のカム軸31収容空間2bに回転可能に軸受支持されたカム軸31のカム31aに、プッシュロッド33下端のカムフォロア32のローラ32aが当接する。カムフォロア32は固定可能な軸支手段をもつアーム部32bと、図示における上下で分岐する2つのアーム部32c,32dを備え、上方のアーム部32cにはプッシュロッド33の球状部33aを支持する球軸受部32eが形成され、また下方のアーム部32dには上述のカム当接のローラ32aが回動可能に軸支されている。
上方のアーム部32cの球軸受部32eにはプッシュロッド33下端の球状部33aが揺動可能な状態を維持して支持され、プッシュロッド33の上端はその球状部33bがロッカアーム34一端34aの球軸受部34bに揺動可能な状態を維持して支持される。ロッカアーム34はその略中央部34cが水平軸であるロッカーシャフト34dにより揺動可能に支持され、その他端34eはバルブステム35のステムエンド35aに当接可能に支持される。
したがって、カム軸31の回転によるカム31aに当接のカムフォロア32のローラ32aを介した該カムフォロア32の揺動によりプッシュロッド33が押動され、ロッカアーム34の一端34aが押されて該ロッカアーム34はその略中央部34cの水平軸であるロッカーシャフト34dを支点として揺動し、その他端34eによりバルブステム35のステムエンド35aをバネ36の力に抗して押し下げ、バルブ37の開放がなされる。
タペットクリアランスの調整は、カムフォロア32の固定可能な軸支手段をもつアーム部32bの取付支点32oの位置調整によりなされ、図示左右方向における位置調整、例えば取付支点32oのD1なる左方側への位置調整においてカムフォロア32のローラ32aがカム31aのカム面31bに当接されることで、プッシュロッド33がD2なる上下調整がなされ、これにより所望とされる適切なタペットクリアランスの調整がなされる。調整後前記軸支アーム部32bがその調整後の取付支点32oにおいて固定される。
また、このタペットクリアランスの調整機構は、図8,9に図示されるものとすることができる。このクリアランス調整機構は、カム31aに当接するカムフォロア32、プッシュロッド33、ロッカアーム34の構造については基本的には差異がない。しかしながら、カムフォロア32の回動可能な軸支手段をもつアーム部32bの軸支孔32b1にその一体化された偏心軸38bが回動支持される調整部材38の構造において特徴的である。
この調整部材38は、図9(a)(b)に図示されるように、略扇型をした所定厚の板状部材38aと、この板状部材38aの扇の要となる位置38cから突出する該板状部材と一体化された偏心軸38bからなり、この偏心軸38bは、板状部材38a隣接の太めの軸部38b1と、該軸部38b1に連続する偏心軸部38b2と、該偏心軸部38b2に連続する前記太い軸部38b1と同心の細い軸部38b3とからなる。
板状部材38aにはその扇の広がり部38dに該板状部材38aの円弧状輪郭線に沿う円弧状の所定幅の開口部38eが設けられ、この開口部38eはその円弧が前記扇の要位置38cの偏心軸38bの回動軸線38b4を中心として描かれる円の一部として形成される。
調整部材38は、その偏心軸38bがカムフォロア32の軸支アーム部32bの軸支孔32b1に嵌合され、該カムフォロア32がこの偏心軸38bの偏心軸部38b2に回動可能に嵌合支持されるとともに、その先端の細い軸部38b3と板状部材38a隣接の太い軸部38b1がシリンダブロック2の壁部に回動可能に支持されることで、カムフォロア32と調整部材38が該偏心軸38b2を介してシリンダブロック2の壁部に対しかつ互いに相対回動可能に支持されている。
調整部材38の回動量、すなわち、調整部材38の調整量は円弧状開口部38eの長さで決められているが、この最大調整量は実質的にシリンダブロック2の壁部にねじ込みされるボルトB3が該開口部38e内に位置することで制限され、また所望の調整量での固定が該ボルトB3の締付けにおいてなされる。
タペットクリアランスの調整は、図9,10に図示されるように調整部材38がその偏心軸38bと共に該軸38bを中心として回動することでなされ、この回動により偏心軸38bの偏心軸部38b2に嵌合支持されるカムフォロア32が例えば偏心軸38bの偏心量D3だけ移動され、この偏心量D3に基づきプッシュロッド33が上下方向でD4だけ移動され、これによりロッカアーム34の他端34eとバルブステムエンド35aのタペットクリアランスが所望のクリアランス状態に調整される。
タペットクリアランス調整後は、調整部材38がその円弧状開口部38eに挿入されるボルトB3の締付けでシリンダブロック2の壁部に対して固定される。
本実施例1においては、タペットクリアランスの最大調整量は、例えば、略1mmとされ、この調整量は円弧状開口部38eにおける最大調整域に相当する。
本発明の図1ないし図9に図示された実施例1は、上記構成であるから以下のような作用効果を奏し得る。
燃料噴射弁42は、その弁体のフランジ部42A下部から延出する弁体部42Bが2個所のシール部材であるOリングR3,R4の弾圧変形により収容孔部4bに摩擦保持されるとともに、前記フランジ部42Aの上面が押え板50により上から押え付けられるように押圧されているから、該噴射弁42の燃料噴射時における反動的な振動は押え板50により効果的に抑制される。
また、燃料噴射弁42のフランジ部42Aの上部弁体部42Cは、その環状外周面が押え板50の円弧状部50bに僅かな隙間をもって対峙されるから、装着された燃料噴射弁42はその上方部の揺動が略完全に押えられるので緩みがなく、長期に亘って強固な装着状態が維持される。
燃料噴射弁42からの振動は、押え板50を介して柱状部材51a,51bに伝達されて、支持ボス3dとロッカアームシャフトホルダ4dに伝達され、さらにシリンダヘッド3に伝達されるが、柱状部材51a,51bのシリンダヘッドカバー4の貫通孔4a1にはグロメットゴム等の弾性シール部材52が介在されるから前記振動はシリンダヘッドカバー4には直接伝達されず、ヘッドカバー4の振動による騒音の発生は効果的に抑制される。
動弁機構30におけるタペットクリアランスの調整機構は、カムフォロア32の軸支支点32oの位置を調整することでなされるので、内燃機関Eを分解することなく該クリアランスの調整を容易に行うことができる機構であり、また、シリンダヘッド3周りにタペット調整機構を配置する必要がないので、該ヘッド3の小型化を図ることができる。さらに、従来技術におけるロッカーシャフト34dをオフセットする場合に生じたステムエンド35aの当たり位置の変化の解消が図られる。
また、偏心軸38bを用いた調整部材38の使用で、調整機構をより簡素化することができ、プッシュロッド33の傾き変化も考慮に入れるとより少ないバルブタイミング変化量で大きな調整代を持たせるレイアウトが可能である。
本発明の実施例1においては、ヘッドカバー4から上方へ突出する燃料噴射弁42の上部弁体部42Cやインジェクタコネクタ部42D、さらには燃料噴射弁42の押え板50による固定部等は露出部とされるが、図10,11に図示される実施例においては、これら露出部をインジェクタキャップ5で被覆している。このためヘッドカバー4の覆い構造部4a上面にはキャップ5の取付けに供されるための平面視略ハート型を呈して延びる環状突出リブ4a2が形成されている。
インジェクタキャップ5は、ゴムや樹脂等からなるものであり、上述の露出部を全面的に覆う構造とされ、その一端(図示上部)がコード8の挿通のための小さな孔5eを備えるだけで閉じられた構造部とされ、他端(図示下部)が大きな開口端とされ、この開口端が該キャップ5のヘッドカバー4への装着部とされ、この装着部である低部輪郭形成部5aはヘッドカバー4の環状突出リブ4a2と同様ハート型に類似した形状を呈しており、この底部輪郭形成部5aにはヘッドカバー4の前記環状突出リブ4a2への装着に供されるための該リブ4a2と同じ形状の環状凹溝5bが形成されている。また、キャップ5の内周部には上面視三角形類似の押え板50の外形輪郭部に嵌合する環状の凹溝5cが形成されている。
したがって、インジェクタキャップ5の装着は、先ずその上部の小さな孔5eにコード8が挿通され、コネクタ部42Dや押え板50の上部からこれらを全面的に覆うように被せられ、キャップ5の開口端である該キャップ装着部の環状凹溝5bがヘッドカバー4の覆い構造部4aの環状突出リブ4a2に嵌合され、またキャップ5の環状凹溝5cが押え板50の外形輪郭部に嵌合されることでなされ、これにより、キャップ5はヘッドカバー4の覆い構造部4aと押え板50に対して装着される。
また、インジェクタキャップ5は、図10に図示されるようにその側断面視該図における右方側に突出部5dを備えた変形構造とされるが、これは燃料噴射弁42の上部から突出するインジェクタコネクタ部42Dを覆うための突出構造部である。
キャップ5の形状や構造はヘッドカバー4と該カバー4から突出する燃料噴射弁42の上部構造に応じて変更されるものであり、ゴムや樹脂も弾性のあるものに限られるものではなく適宜適材が選択される。
なお、この実施例においては、燃料噴射弁42のフランジ部42Aの上面が押え板50と当接せず、押え板50とフランジ部42A上面は隙間を存して対峙し、噴射弁42の噴射反動時に両者が当接して振動の抑制を図るが、勿論押え板50によりフランジ部42A上面が常時押圧される構造とすることは可能である。
さらに、他の実施例としては、図12に図示されるようにインジェクタキャップ6が、上述の露出部を全面的に覆うことなく燃料噴射弁42の上部弁体部42Cとインジェクタコネクタ部42Dのみを覆う構造とされており、該キャップ6は、その一端がコード8の挿通のための小さな孔6eを備えるだけで閉じられた構造とされる略筒状の形状を呈し、その開口端部には外周側に延びる環状の鍔状部6aが備えられている。
このインジェクタキャップ6は、上述のキャップ5同様、ゴムや樹脂等からなるものとされるが、本実施例の場合には弾性のあるものが好ましく、この選択により該キャップ6はコネクタ部42Dにその弾性により装着保持される構造とされる。キャップ6の装着は、先ずキャップ6の一端(図示上部)の閉じられた構造の小さな孔6eにコード8が挿通され、コネクタ部42Dの上部から被せられ、その他端(図示下部)開口端部の環状の鍔状部6aが燃料噴射弁42の上部弁体部42C上部と押え板50の上面に密接状態で当接することでなされる。
また、この実施例においては、燃料噴射弁42の上部弁体部42Cにそのキャップ7の略中央部開口7aが嵌装されて燃料噴射弁42のフランジ部42A上面を覆い、かつヘッドカバー4の中央構造部4cの上部を覆い該中央構造部4cの上部外周に被覆嵌合される別の被覆キャップ7を備えており、この被覆キャップ7は押え板50によるフランジ部42A上面の押圧固定時に該押え板50とフランジ部42A上面間に該フランジ部42A上面の前記覆い部7bが介在される構造とされている。
そして、このキャップ7もゴムや樹脂製であり、その材質としては弾性のある部材が選択されることが好ましく、この選択により燃料噴射弁42のフランジ部42A上面と押え板50間に介在されたキャップ7の覆い部7bの弾性により燃料噴射弁42の振動は吸収緩和されて押え板50に伝達されることになり、より一層の振動遮断効果の向上が図られる。
上述の実施例2,3においては、実施例1において奏し得る上述の効果に加えて、さらに、インジェクタキャップ5,6により燃料噴射弁42および押え板50からの放射音が効果的に遮られ、また該キャップ5,6によりインジェクタコネクタ部42Dや噴射弁42上部への水の浸入が防止されるので、これら構造部における錆の発生や水分の浸入による損傷からの保護が充分になされる。
本発明の燃料噴射弁が装着される内燃機関の主要構造部を示す断面図である。 本発明内燃機関の主要構造部の断面を示す拡大図である。 本発明内燃機関の主要構造部を示す拡大図であり、図4におけるA−A断面図である。 本発明内燃機関のシリンダヘッドカバーの上面から見た図である。 本発明の混合気燃料噴射装置における圧縮空気と燃料供給の概要を示す図である。 本発明の動弁機構におけるタペットクリアランスの調整機構を示す図である。 本発明の図6におけるタペットクリアランスの調整機構の主要部の拡大図である。 本発明のタペットクリアランス調整機構の別の態様を示す図である。 本発明の図8におけるタペットクリアランス調整機構の拡大部品図であり、(a)は部品の側面図、(b)は部品の正面図である。 本発明の他の実施例を示す図である。 本発明の他の実施例を示す図であり、図10における上面図である。 本発明のさらに他の実施例を示す図である。
符号の説明
1・・・クランクケース、2・・・シリンダブロック、3・・・シリンダヘッド、3d・・・支持ボス、3g・・・混合気噴射弁収容孔部、4・・・シリンダヘッドカバー、4a・・・覆い構造部、4b・・・燃料噴射弁収容孔部、4c・・・中央構造部、4d・・・ロッカアームシャフトホルダ、10・・・クランク軸、30・・・動弁機構、31・・・カム軸、32・・・カムフォロア、33・・・プッシュロッド、34・・・ロッカアーム、38・・・調整部材、38a・・・板状部材、38b・・・偏心軸、40・・・混合気燃料噴射弁装置、40A・・・燃料室、40B・・・圧縮空気室、41・・・混合気噴射弁、42・・・燃料噴射弁、43・・・接続部、5,6・・・インジェクタキャップ、50・・・押え板、51a,51b・・・柱状部材、7・・・キャップ、B1,B2,B3・・・ボルト、E・・・内燃機関、P・・・ピストン、R1,R2,R3,R4・・・シール部材であるOリング。

Claims (3)

  1. シリンダヘッドと、シリンダヘッドカバーと、内燃機関の燃焼室に燃料を直接噴射すべく前記シリンダヘッドおよび前記シリンダヘッドカバーを貫通して取付けられる混合気燃料噴射装置とを備えた筒内直噴式内燃機関において、
    前記シリンダヘッドカバーは燃料噴射装置を嵌装させる貫通孔を備えると共に燃料噴射装置を覆ってシリンダヘッドに取付けられており、前記シリンダヘッド側から前記シリンダヘッドカバーを貫通して前記燃料噴射装置の上部に延びる支持ボスが設けられ、該支持ボスに燃料噴射装置を固定する固定部を備えるインジェクタホルダが設けられていることを特徴とする筒内直噴式内燃機関。
  2. 前記インジェクタホルダは、ロッカーアームシャフトホルダと一体構造であることを特徴とする前記請求項1に記載の筒内直噴式内燃機関。
  3. 前記燃料噴射弁とインジェクタホルダにはこれら両者を覆うインジェクタキャップが設けられていることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の筒内直噴式内燃機関。
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