JP2006063799A - 建物の補強金物 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の後付け補強金物を確実に強固に取り付けられ、なおかつ外壁を壊すことなく、床下に入らずに施工できる建物の補強金物を提供する。
【解決手段】柱部分に関しては、引き付けボルト受け9の付いた柱用L型プレート3を柱に固定する際に通しボルト4を柱の対角を通すことにより外壁を壊すことなく確実に強固に取り付けることができる、また基礎部分に関しては、引き付けボルト受け9の付いた基礎用L型プレート5を基礎に固定する際に基礎用通しボルト7と基礎用通しナット6と固定ボルト14を建物の外部から連結できる事により床下に入ることなく確実に強固に取り付けることができるようにした。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、木造建築物の柱と土台と基礎の接部が地震等により外れる事を防止する後付け補強金物である。
従来の後付け補強金物には、壁を壊さず、床下に入らずに柱及び基礎に固定する際に通しボルトを用いた物が無かった。
発明が解決しようとする課題
従来の後付け補強金物は、柱に補強金物を取り付ける際、ビス及びスクリュウボルトが使用されていた、ビス及びスクリュウボルトは摩擦の力による固定方法なので施工する個所の材質により引き抜き強度にばらつきがあった、また外壁の施工が完了している場合、柱の背割りの向きは、把握できない、そのためビス及びスクリュウボルトを柱の背割り部分に取り付けてしまうと引き抜き強度が弱くなるといった施工上の欠点があった、また通しボルトを使おうとすると外壁を壊さなければならなかった、それと基礎に補強金物を取り付ける際グリップアンカーが使用されていたグリップアンカーはコンクリートドリルで穴をあけて取り付けるが基礎の厚みの半分位しか埋め込まないので老朽化して強度の低下したコンクリートに施工した場合その部分に地震等で大きな力が加わるとコンクリートが剥離や粉砕してグリップアンカーが外れてしまう欠点があった、また通しボルトを使おうとすると床下に入らなければならなかった、本発明は、この課題を解消するためになされたものである。
課題を解決するための手段
柱の部分に柱用L型プレート3を取り付ける際、通しボルト4を施工個所の柱に貫通させた事によって、施工する個所の材質によって生じる引き抜き強度のばらつきを無くし、柱の背割りの向きに影響されることなく外壁を壊さずに確実に固定することができるようにした、基礎の部分に関しては基礎に基礎用L型プレート5を取り付ける際、基礎用通しナット6と基礎用通しボルト7を基礎コンクリートに貫通させ建物の外部からの作業により基礎内部で連結することができるので床下に入らずに取り付けできる。
以下、本発明の実施の形態について説明する
(イ)柱用L型プレート3を外壁面11に仮止めビス10で仮止めする。
(ロ)柱用L型プレート3に設けられた通しボルト用受座12には通しボルト4を通すための穴があいているが、その穴からドリル等を用いて貫通穴をあける。
(ハ)(ロ)の貫通穴に通しボルト4を通しナット13で締め付けて固定する、このときスプリングワッシャーなどを入れてもかまわない。
(ニ)基礎に基礎用L型プレート5をあてがい基礎用通しボルト7と基礎用通しナット6を通すための穴の位置にしるしをつけたのち基礎用L型プレート5をはずし、しるしをつけた位置にドリルなどで穴を空ける。
(ホ)(ニ)であけた穴に基礎用通しナット6と基礎用通しボルト7を差し込む、基礎用通しナット6には基礎用通しボルト7と連結させるための雌ネジが設けられている、そこに基礎用通しボルト7を一度連結させてから外す、こうする事により基礎用通しナット6が定位置になる。
(ヘ)基礎用L型プレート5を(ニ)であけた穴にあわせて基礎用通しボルト7を差し込み基礎用通しナット6と連結させる。
(ト)基礎用通しナット6には固定ボルト14と連結させるための雌ネジも基礎表面側に設けられているが、そこに固定ボルト14を連結させる。
(チ)基礎用通しボルト7と固定ボルト14を締め付けて基礎用L型プレート5を固定する。
(リ)柱用L型プレート3と基礎用L型プレート5に設けられている引き付けボルト受け9に引き付けボルト8を通し締め付ける、このときスプリングワッシャーなどを入れてもかまわない。
(ヌ)柱用L型プレート3と基礎用L型プレート5を取り付ける際に外壁面及び基礎表面との間に緩衝材を入れてもかまわない。
(ル)上記の各工程の中、又は後に雨水対策のシーリング作業を行ってもかまわない。
発明の効果
後付け補強金物を柱部分及び基礎部分の取り付けるときに通しボルトを用いた事で施工する個所の材質によって生じる引き抜き強度のばらつきを無くし、柱の背割りの向きを問わずに外壁を壊すことなく安定した施工を得る事ができると共にコンクリートの剥離や粉砕による取り付け後の金物の外れる欠点と床下に入らなければならない欠点を解消した。
本発明の装着時の斜視図である。 本発明の柱部分への装着時の水平断面図である。 本発明の基礎部分への装着時の水平断面図である。
符号の説明
1柱
2基礎
3柱用L型プレート
4通しボルト
5基礎用L型プレート
6基礎用通しナット
7基礎用通しボルト
8引き付けボルト
9引き付けボルト受け
10仮止めビス
11外壁面
12通しボルト受け座
13ナット
14固定ボルト

Claims (4)

  1. 柱の対角を通しボルトが貫通する建物の補強金物
  2. 基礎用通しナット6、基礎用通しボルト7、固定ボルト14の組み合わせ
  3. 柱用L型のプレート3又は基礎用L型プレート5に引き付けボルト受け9がある建物の補強金物
  4. 柱用L型のプレート3に通しボルト受け座12がある建物の補強金物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107217755A (zh) * 2017-08-09 2017-09-29 新疆凯乐新材料有限公司 自保温砖被动式建筑构造施工结构及方法

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