JP2006062863A - シート積載装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、シート積載装置において操作を簡便にすることを目的とする。また、簡便な操作で高精度な画像を形成すること若しくは簡便な操作で積載性を確保することが可能となる画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明のプリンタ1はシートをプリンタ1本体内に送り込むMPトレイユニット2と、プリンタ1の本体外に排出された画像が形成されたシートを積層する排出トレイユニット5とを備えている。MPトレイユニット2は、プリンタ1の本体の側面に設けられ、シートを積載するMPトレイ22と、不使用時はMPトレイ22の下側に位置し、使用時は、MPトレイ22のシートの給送方向と反対の方向に摺動する第1延長トレイ23と、第1延長トレイ23を摺動方向に規制するバネ26を有している。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明のプリンタ1はシートをプリンタ1本体内に送り込むMPトレイユニット2と、プリンタ1の本体外に排出された画像が形成されたシートを積層する排出トレイユニット5とを備えている。MPトレイユニット2は、プリンタ1の本体の側面に設けられ、シートを積載するMPトレイ22と、不使用時はMPトレイ22の下側に位置し、使用時は、MPトレイ22のシートの給送方向と反対の方向に摺動する第1延長トレイ23と、第1延長トレイ23を摺動方向に規制するバネ26を有している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シートを積載するシート積載装置および画像形成装置に関するものである。
従来から、電子写真方式、インクジェット方式、感熱紙方式等の印字原理によって画像形成部を有する画像形成装置がある。従来の画像形成装置の一例として電子写真方式の画像形成装置(以下プリンタと称す)の概要を図8及び図9用いて説明する。
プリンタは、プリンタ本体101と、プリンタ本体101に設けられた、シートSを給送カセット103から1枚ずつ分離して取り出す給送ローラ102aと、シートSをマルチパーパストレイ(以下MPトレイと称す)130から1枚ずつ分離して取り出す給送ローラ102bと、シートSの搬送タイミングをコントロールするレジストローラ104と、転写帯電ローラ105と、プロセスカートリッジ106を備えている。
このプロセスカートリッジ106は、少なくとも感光ドラム111と、現像器108と、帯電器109と、トナー収容部110と、感光ドラム111のクリーニング装置107とが内蔵されている。
また、従来のプリンタ101には定着器112が内蔵されており、この定着器112は、ハロゲンヒータ113と、アルミパイプ製定着ローラ114と、ゴム製の加圧ローラ115で構成されており、シートS上の現像剤は定着ローラ114、加圧ローラ115から加わる熱と圧力によって溶解し定着する。
さらに、プリンタ本体101には、搬送ローラ117と、フェースダウン排出ローラ118と、レーザー発振器(図示せず)から来た光を回転するミラーで反射することによって感光ドラムに走査するスキャナーユニット119と、レーザー光を感光ドラムに導く為の折り返しミラー120とが内蔵されている。
次に、従来のプリンタのプリント動作について説明する。
図示しないホストコンピューターからプリント信号が入力されると、シートSは給送カセット103より給送ローラ102aにより分離され取り出される。
図示しないホストコンピューターからプリント信号が入力されると、シートSは給送カセット103より給送ローラ102aにより分離され取り出される。
すると、シートSは、レジストローラ104によって感光ドラム111上の現像剤と先端タイミングを合わされて搬送される。そして、感光ドラム111上にレーザー光によって書き込まれた現像剤像は、転写帯電ローラ105によってシートSに転写される。
また、定着器112によって現像剤像がシートSに定着されると、シートSは搬送ローラ117と、排出ローラ118とによって搬送、排出され、プリンタ本体101の上面のフェースダウン排出面121に積載される。
さらに、図8に示すように、本例のプリンタ101は給送カセット103と、MPトレイ130との2つの用紙積載部を持つ。
給送カセット103はプリンタ本体101の側面側に収納され、比較的大容量の用紙を積載しておくことが出来る為、通常良く使う種類の紙を収納しておく事が多い。
一方のMPトレイ130は、普段は使用頻度が低いシートSに印字する際、給送カセッ
ト103内の用紙を取り除く事無く、一時的に給送する場合の給送部として用いられる事が多い。
ト103内の用紙を取り除く事無く、一時的に給送する場合の給送部として用いられる事が多い。
その為、MPトレイ130は、普段(不使用時)は図8に示すように収納しておき、余分なスペースを取らない構成になっているものが多い。そして、臨時の紙種に印字する場合だけ図8に示すようにMPトレイ130を収納しているユニットを回動させて給送部150を開放し、MPトレイ130を拡張させて使用する。
上記従来例の説明文で示した排出方向はプリンタ本体101上面の排出積載面に排出するフェースダウン排出であるが、図9に示すように、シートSの印字面を上にして(フェースアップ排出)積載する排出トレイユニット140がプリンタ本体101の背面側に設けられている。
排出トレイユニット140は、排出されたシートSを積載するフェースアップ排出トレイ141を有している。このフェースアップ排出トレイ141は伸縮自在であり、シートの大きさに応じてフェースアップ排出トレイ141を引き延ばして使用することができる。
特開平9‐188420号公報
ところで、前述したようにMPトレイ130は普段は収納されていて必要な時のみ取り出して用いられることが多い。
また、小型のプリンタにおいては上記例の様に給送カセット103とMPトレイ130という複数の給送口を持つ構成ではなく、MPトレイ130のみを持つ場合がある。
しかしながら、この様な構成においても、スペース効率の観点からMPトレイ130は不使用時には収納可能な構成になっている事が多い。
同様にフェースアップ排出トレイ141においても、大抵の場合、フェースアップ排出トレイ141は収納されており、使用時にはフェースアップ排出トレイ141を下方に引き下げて排出口160を開口させる必要がある。
これらMPトレイ130及びフェースアップ排出トレイ141の使用において、問題になるのは、ユーザーがこれらのトレイを所定の位置にまで伸展させないで用いることである。
実際、これらのトレイを完全に引き延ばさずとも給送口150又は排出口160を開口させれば給送又は排出の動作を行うことができる場合がある。因みに、給送の場合はシートがずり落ちないようにシートの後端を少し支えてやれば良いし、排出の場合は紙の屈曲を気にしなければ排出そのものには問題は無い場合がある。
しかながら、プリンタにおける給送の信頼性、印字精度、排出積載性、カール量はこれらのトレイを正しい位置まで引き延ばした場合において保証されるものである。このように、トレイを容易に想定外の状態にセットすることができてしまうという構成は望ましくないと考えられる。
また、給送及び排出に関する操作は最もユーザーが頻繁に行う操作であり、最も操作性が重要な箇所であると言える。それに伴い、頻繁に操作しなければならないため操作のし
易さが重要となる。そのため、トレイの引き延ばし操作は、操作し易い必要があった。
易さが重要となる。そのため、トレイの引き延ばし操作は、操作し易い必要があった。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、シート積載装置において操作を簡便にすることを目的とする。また、簡便な操作で高精度な画像を形成すること若しくは簡便な操作で積載性を確保することが可能となる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、収納位置とシートが積載される使用位置とに回動可能に支持されたシート積載部と、前記シート積載部に延出可能に設けられ、シートを支持する延長トレイと、を備え、前記シート積載部を前記収納位置から前記使用位置へ回動する動作に、前記シート積載部と重なった位置から延出するように前記延長トレイが連動することを特徴とする。
また、本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、シートを画像形成装置本体内に送り込む給送装置を備え、前記給送装置が上記シート積載装置を有することを特徴とする。
また、本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、画像を形成されたシートを画像形成装置本体外に排出する排出装置を備え、前記排出装置が上記シート積載装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シート積載装置においてユーザーがシート積載部を収納位置から使用位置に回動する操作をすると自動的に延長トレイが延出される事により、ユーザーは延出操作を意識する必要がない。また、画像形成装置の給紙装置や排紙装置に適用することによって、装置の設計どおりの給送性能、排出積載性能を発揮させることが出来るようになる。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨のものではない。また、本実施形態の画像形成装置(以下、プリンタと称す)は基本的な構造は上述した従来のプリンタと同じであるとし、重複する部分の説明は省略する。
<構成>
図1及び図5に示すように、本実施形態のプリンタ1はシートをプリンタ1本体内に送り込むMPトレイユニット2と、MPトレイユニットに積載されたシートをプリンタ内部に給送するための給送ローラPと、プリンタ1にて画像が形成されたシートを本体外に排出する排出ローラEと、本体外に排出されたシートを積層する排出トレイユニット5とを備えている。
図1及び図5に示すように、本実施形態のプリンタ1はシートをプリンタ1本体内に送り込むMPトレイユニット2と、MPトレイユニットに積載されたシートをプリンタ内部に給送するための給送ローラPと、プリンタ1にて画像が形成されたシートを本体外に排出する排出ローラEと、本体外に排出されたシートを積層する排出トレイユニット5とを備えている。
図1及び図2に示すように、シート積載装置としてのMPトレイユニット2は、プリンタ1の本体の側面に設けられ、シートを積載するMPトレイ(シート積載部)22と、不使用時はMPトレイ22と重なるようにMPトレイ22の下側に位置し、使用時は、MPトレイ22のシートの給送方向と反対の方向に摺動する第1延長トレイ23とを有している。なお、MPトレイユニット2と給送ローラとにより給送装置が構成されている。
また、MPトレイユニット2は、第1延長トレイ23を摺動方向に規制するバネ(弾性部材)26を有している。このバネ26は、第1延長トレイ23の摺動に伴い形成された
、MPトレイ22の下面と第1延長トレイ23の基端とにより形成されたスペースに設けられている。尚、本実施形態における規制部材は、バネとして説明するが、弾性力を有する部材であればこれに限るものではない。
、MPトレイ22の下面と第1延長トレイ23の基端とにより形成されたスペースに設けられている。尚、本実施形態における規制部材は、バネとして説明するが、弾性力を有する部材であればこれに限るものではない。
また、図3及び図4に示すように、本実施形態のバネ26は、第1延長トレイ23に設けられたピン25と当接している。第1延長トレイ23が収納された状態では、図4に示すように、バネ26は最大限のたわみを生じており復元力(弾性力)は最大となる。
一方、第1延長トレイ23が延出された図2に示すような状態においては、第1延長トレイ23は図中指示していないストッパーに突き当たってそれ以上は引き出せない状態をなしている。尚、この時、バネ26の復元力は最小になっているがゼロにはなっておらず、第1延長トレイ23のガタつきを防ぐために、第1延長トレイ23の先端を、収納時の第1延長トレイ23の先端と係合する凹部(係合部)11に押し付ける程度の撓みがあることとする。
一方、図5及び6示すように、シート積載装置としての排出トレイユニット5は、プリンタ1の本体の側面に設けられ、プリンタ1の本体内部から排出されてきたシートを積載する排出トレイ(排出シート積載部)51と、不使用時は排出トレイ51と重なるように排出トレイ51の下側に位置し、使用時は、排出トレイ51のシートの排出方向に摺動する第2延長トレイ53とを有している。なお、排出トレイユニット5と、排出ローラ対Eとによって排出装置が構成されている。
さらに排出トレイユニット5は、図7に示すように、排出トレイ51の基端に設けられ、排出トレイ51の回動中心となる回動軸59と排出トレイ51とを接続する腕部(アーム部)56と、回動軸59に軸止されると共に腕部56と噛み合うギア58と、回動軸59の軸上のギア58とは別の位置に固定された第1ギア54と、第1ギア54の上部で噛み合い第1ギア54の動きと連動する第2ギア55と、第2延長トレイ53の内面に設けられ、第2ギア55と噛み合い、第2ギア55の動きに伴い、第2延長トレイ53を摺動方向に移動させるラック57とを有している。
以上が、本実施形態のプリンタ1の構造である。
以上が、本実施形態のプリンタ1の構造である。
<動作状態>
次に、本実施形態のプリンタ1の動作状態について説明する。
まず、MPトレイユニット2側の動作状態について説明する。図1に示すように、不使用時、MPトレイユニット2のMPトレイ22は、シートを給送する給送口30を閉鎖するように、プリンタ1本体側に折りたたまれた収納位置にある。
次に、本実施形態のプリンタ1の動作状態について説明する。
まず、MPトレイユニット2側の動作状態について説明する。図1に示すように、不使用時、MPトレイユニット2のMPトレイ22は、シートを給送する給送口30を閉鎖するように、プリンタ1本体側に折りたたまれた収納位置にある。
このようにMPトレイ22が収納位置にあるとき第1延長トレイ23はMPトレイ22と重なるように収納された状態となり、バネ26は最大限のたわみを生じており、バネ力は最大である。第1延長トレイ23が延出された状態においては、第1延長トレイ23は図中指示していないストッパーに突き当たってそれ以上は引き出せない状態になっている。この時、バネ26の力は最小になっているがゼロにはなっておらず、第1延長トレイ23のガタつきを押さえるために、凹部11内に第1延長トレイ23の先端を押し付ける程度の復元力が作用している。
つまり、MPトレイ22が給送口30を閉じ、凹部11に係止された状態では、第1延長トレイ23の先端部が凹部11に嵌入した状態となり、このMPトレイユニット2はプリンタ1本体に対して堅固にロックされた状態となる。
また、この状態から給送口30を開放する為には、ユーザーが指3で第1延長トレイ2
3と一体に形成された手掛かり部24を、図1中矢印A方向(下側方向)に引き下げると共にMPトレイユニット2が給送口30を開放する方向(図1中矢印B方向)に引き下げる操作を行う。
3と一体に形成された手掛かり部24を、図1中矢印A方向(下側方向)に引き下げると共にMPトレイユニット2が給送口30を開放する方向(図1中矢印B方向)に引き下げる操作を行う。
第1延長トレイ23の先端部は本体の凹部11内に食い込んでロックされているが、第1延長トレイ23を下向きに押しながら回転させることでこのロックは解除される。
上記操作を行うことにより、図2に示すように、MPトレイユニット2が給送口30を開口し、シートが積載される使用位置にMPトレイ22が回動される。MPトレイユニット2は重力の働きでこの位置まで開口するが、MPトレイ22の下部がプリンタ1本体と当接しこれ以上開いた状態とはならない。
また、MPトレイ22が給送口30を開放したとき、第1延長トレイ23はバネ26の力によって延長(摺動)方向(図2中矢印C方向)に最大限まで押し出されている。以上の説明に示したように、MPトレイ22を収納位置から使用位置に回動する動作に、第2延長トレイ23はMPトレイ22から延出するように連動する。図2に示すMPトレイ22が使用位置にあるときにMPトレイ22と第2延長トレイ23の上にシートが積載される。尚、前述の様に第1延長トレイ23は図示しないストッパーに当接しており、これ以上押し出されることもなく且つ引っ張っても抜けない状態をなしている。尚、バネ26の弾性力で第1延長トレイ23が飛び出す構成の他にもダンパー機構を付与した構成としてもよい。
以上のような構成により、ユーザーはMPトレイ22を操作して給送口30を開口させる動作を行うと必ず第1延長トレイ23が引き出された状態になる。
これによってユーザーは、必ず、シートを紙長さ方向に3分の2以上の範囲で支持された、安定的に積載した状態で印字することになり、煩わしさを感じる事無くプリンタ本来の給送性能、印字精度を得ることが出来る。
また、本実施形態のプリンタ1は、第1延長トレイ23を押し出すバネ26の復元力(弾性力)を利用してロック機構を構成しているため、給送ユニット2のロック機構を構成することも可能となった。
次に、排出トレイユニット5の動作状態について説明する。
図5に示すように、不使用時において排出トレイユニット5の排出トレイ51は、シートが排出される排出口60を閉鎖するように、プリンタ1本体側に折りたたまれた収納位置にある。ユーザーが、排出トレイ51を使用するために排出トレイユニット5を下方向(図7中矢印E方向)に引き下げると、第2延長トレイ53は回動軸59を中心に図6に示す使用位置に回動する。
図5に示すように、不使用時において排出トレイユニット5の排出トレイ51は、シートが排出される排出口60を閉鎖するように、プリンタ1本体側に折りたたまれた収納位置にある。ユーザーが、排出トレイ51を使用するために排出トレイユニット5を下方向(図7中矢印E方向)に引き下げると、第2延長トレイ53は回動軸59を中心に図6に示す使用位置に回動する。
この時、腕部56によってギア58が回転させられると、ギア58と一体となって回転する第1ギア54も排出トレイ53を開かせる方向(図7中矢印F方向)に回転する。
それに伴い、第2のギアとしてのアイドラーギア55が(図7中矢印G方向に)回転することになり、更にはこのアイドラーギア55と噛み合った第2延長トレイ53に設けられたラック57が、アイドラーギア55とラック57の噛み合いにて第2延長トレイ53の摺動方向(図7中矢印H方向)に移動させられる。即ち、排出トレイ51を収納位置から使用位置に回動する動作に、第2延長トレイ53は排出トレイ51から延出するように連動する。使用位置にあるときに排出トレイ51と第2延長トレイ53との上にシートは積載される。
尚、排出トレイ51を閉じるときは、各種ギアの働きによって上記開くときと逆の動きが生じる為、ユーザーは延出された第2延長トレイ53を単独で元の位置に戻す操作を行うことなく、図5に示す第2延長トレイ53を縮めた初期状態に戻すことが出来る。
以上の構成により、排出トレイユニット5を開こうとする動作によって第2延長トレイ53は、図6に示すように、排出トレイ51に対してスライドし、排出トレイ51の先端からさらに伸展する方向に移動する。即ち、ユーザーが排出口60を開口させるため排出トレイ51を移動する動作を行うと、それに伴い第2延長トレイ53が引き出された状態になる。
これによってユーザーはシートを正しい位置(状態)で、且つ安定的に積載可能な状態でトレイを使うことになる。
加えて、本実施形態の構成によれば、排出トレイ51の延出を面倒くさいと感じる事無く、本来の排出積載性能を得ることが出来るようになる。
なお、延長トレイの延出機構の延出力に弾性部材であるばねの復元力を用いることにより、この力を利用してシート積載部を装置本体に係止し、堅固で明確なクリック感のある固定をすることが出来る。
また、延長トレイの延出機構のメカニズムとしてギア等を用いて、延長トレイの延長のためにシート積載部を回動させる回転駆動力を用いる構成を採用することにより、ユーザーは延長トレイの延出、収納を全く意識する事無く、自動的に伸縮される事になり、操作を面倒と感じる事無く装置の設計どおりの給送、排出積載性能を発揮させることが出来るようになる。
尚、本実施形態では、給送ユニット2はバネ26を設けた構成とし、排出ユニット5はギアを設けた構成としたが、双方のユニットが同じ構成(例えば、給送ユニット2も排出ユニット5もバネ26を設けた構成)としてもよいし、本実施形態のユニットと構成の組み合わせとは逆の組み合わせとしてもよい。
また、本実施形態においては、延長トレイがシート積載部から延出する形態として、シート積載部に対して延長トレイとがスライド移動する構成を例示したが、本発明はこの形態のみならず延長トレイがシート積載部に対して回動することによって延出する形態であってもよい。
1 プリンタ(本体)
2 給送トレイユニット
5 排出トレイユニット
22 MPトレイ
23 第1延長トレイ
26 バネ
2 給送トレイユニット
5 排出トレイユニット
22 MPトレイ
23 第1延長トレイ
26 バネ
Claims (6)
- 収納位置とシートが積載される使用位置とに回動可能に支持されたシート積載部と、
前記シート積載部に延出可能に設けられ、シートを支持する延長トレイと、を備え、
前記シート積載部を前記収納位置から前記使用位置へ回動する動作に、前記シート積載部と重なった位置から延出するように前記延長トレイが連動することを特徴とするシート積載装置。 - 前記延長トレイの延出に伴い形成された、前記シート積載部の下面と前記延長トレイの基端とにより形成されたスペースに設けられ、前記延出トレイを延出する方向に移動させる弾性部材を有することを特徴とするシート積載装置。
- 前記シート積載部の回動中心となる回動軸に固定された第1ギアと、
前記第1ギアと噛み合う第2ギアと、
前記延長トレイに設けられ、且つ前記第2ギアと噛み合い、前記延長トレイを移動させるラックと、
を有することを特徴とするシート積載装置。 - 装置本体には、前記シート積載部が前記収納位置にあるときに前記延長トレイの移動を制限するように前記延長トレイと係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシート積載装置。
- シートに画像を形成する画像形成装置であって、
シートを画像形成装置本体内に送り込む給送装置を備え、
前記給送装置が請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置を有することを特徴とする画像形成装置。 - シートに画像を形成する画像形成装置であって、
画像を形成されたシートを画像形成装置本体外に排出する排出装置を備え、
前記排出装置が請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)
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WO2018131092A1 (ja) * | 2017-01-11 | 2018-07-19 | 株式会社Pfu | 媒体搬送装置 |
WO2018131117A1 (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | 株式会社Pfu | 媒体搬送装置 |
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