JP2007176693A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な小型・低背の装置においてもシート状記録材Pの整列性および操作性を良好に維持しつつ落下を防止することを可能とする。
【解決手段】画像を形成されたシート状記録材Pを積載するように装置本体側に固定した本体積載手段162に対して引出・収納可能に設けた補助積載手段164を本体積載手段162から引き出した際に、その引出方向の先端縁部分に設けた記録材係止体164bを回動立上手段164cにより揺動させて適宜の傾斜角度θをなすように立ち上げることにより、排出されたシート状記録材Pに対するストッパー部材として機能させるように構成したもの。
【選択図】 図2
【解決手段】画像を形成されたシート状記録材Pを積載するように装置本体側に固定した本体積載手段162に対して引出・収納可能に設けた補助積載手段164を本体積載手段162から引き出した際に、その引出方向の先端縁部分に設けた記録材係止体164bを回動立上手段164cにより揺動させて適宜の傾斜角度θをなすように立ち上げることにより、排出されたシート状記録材Pに対するストッパー部材として機能させるように構成したもの。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複写機やプリンタ、ファックス等の装置本体側に固定された本体積載手段に対して補助積載手段が引出・収納可能に設けられた画像形成装置に関する。
一般の画像形成装置では、例えば図10に示されたプリンタのように、給紙カセット1の中板2上に積層状に積載された記録用紙等のシート状記録材Pが、前記中板2を押し上げるバネ3の上方付勢力によって給紙ローラ4に押圧された状態に維持され、その状態で前記給紙ローラ4が回転駆動されると、前記シート状記録材Pが分離手段5により一枚ずつ捌かれながら給紙搬送される。その給紙されたシート状記録材Pは、レジストローラ対6により先端を揃えられて画像形成部に搬送される。画像形成部では、感光体ドラム7上に形成されたトナー画像が転写ローラ8により前記シート状記録材Pに転写され、そのトナー画像を転写されたシート状記録材Pは、定着装置9に設けられた定着ローラ9a内のヒータの熱と加圧ローラ9bの圧力によってトナー画像の定着が行われる。定着後のシート状記録材Pは、排紙部へと搬送されて排紙ローラ11により排出され、その排出されたシート状記録材Pは、本体積載手段としての排紙トレイ12上に積載されるようになっている。
本例の装置における排紙トレイ(本体積載手段)12は、装置本体の上カバー13の一部を利用して上面側に固定状態にて配置されたものであるが、上述したシート状記録材Pとして長尺状をなす用紙等が給紙された場合などには、その排紙トレイ12だけでは積載長さが不足することがある。そこで、そのトレイ長さの不足分を補うために、本体積載手段としての排紙トレイ12に対して、補助積載手段としての排紙補助トレイ14が引出・収納可能にスライドするように設けられることがある。
この補助積載手段として設けられた排紙補助トレイ14は、使用されるシート状記録材Pのサイズが本体積載手段としての排紙トレイ12のトレイ長さよりも小さい場合には、排紙トレイ12の下方側に重合させられるようにして収納されているが、排紙トレイ12の長さよりも長尺なシート状記録材が用いられる場合には、ユーザーの操作によって図中の2点鎖線のように矢印A方向に引き出されて使用され、それによってトレイ長さが延長されるようになっている。
ところが、このような通常の構成を有する積載手段を備えた画像形成装置では、装置本体の設置面積の省スペース化を行うために、排紙トレイ(本体積載手段)12のトレイ長さ、および排紙補助トレイ(補助積載手段)14による延長分が充分に取れなくなってきており、それに伴って積載長が短縮化されつつある。また、高さ方向に関する省スペース化、つまり低背化の要請から、排紙トレイ12および排紙補助トレイ14のトレイ傾斜角度を立ち上げ方向に設定にすることが困難になってきており、トレイ傾斜角度は水平方向に近づけられつつある。
その結果、トレイ上に排出されるシート状記録材の吸湿状態や、それに伴うソリ(カール)状態によっては、既に排出されたシート状記録材が次に排出されてくるシート状記録材により押し出されてしまい、積層状態の整列性が著しく損なわれたり、装置本体の下方へ落下したりするおそれが強くなってきている。
このような問題の対策としては、下記の特許文献1に記載されているように、補助積載手段として設けられた排紙補助トレイの引出方向先端縁部に、当該排紙補助トレイのトレイ面から略垂直に立ち上がる記録材係止体(ストッパー部材)を設けて、排出されたシート状記録材の整列性を向上させるとともに落下を防止するように構成したものが提案されている。しかしながら、この特許文献1に記載された装置では、常に記録材係止体(ストッパー部材)が固定的に配置されているため、特に近年の主流である中段排紙タイプの複写機系においては、排紙されたシート状記録材を取り出すためのスペースが狭くなって、操作性が著しく悪化するなどの問題がある。また、プリンター系において近年の主流となっている上面排出タイプにおいても、本体高さが高くなってしまい、デザイン的にも良好でないなどの問題がある。
そこで本発明は、小型・低背の装置本体においてもシート状記録材の整列性および操作性を良好に維持するとともに落下を防止することができるようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、画像を形成されたシート状記録材を積載するように構成された積載手段が、装置本体側に固定された本体積載手段と、その本体積載手段に対して引出・収納可能に取り付けられた補助積載手段と、を備えた画像形成装置において、前記補助積載手段における引出方向の先端縁部分には、前記引出方向に対して適宜の傾斜角度をなして立ち上がる記録材係止体が、前記補助積載手段に対して前記立ち上がり方向に沿って揺動するように回動可能に取り付けられているとともに、前記本体積載手段から前記補助積載手段が引き出された際に、前記記録材係止体を立ち上げ方向に回動させる回動立上手段が設けられている。
このような構成を有する画像形成装置によれば、本体積載手段に対して引出・収納可能に設けられた補助積載手段が前記本体積載手段から引き出された際に、その引出方向の先端縁部分に設けられた記録材係止体が回動立上手段により自動的に回動させられて適宜の傾斜角度をなすように立ち上げられることから、前記補助積載手段の引出しとともに、排出されたシート状記録材に対するストッパー部材として記録材係止体が機能することとなる。したがって、補助積載手段の積載長を短長なものとしても、シート状記録材が良好に整列されると同時に、シート状記録材の落下が良好に防止されるようになっている。
また、補助積載手段は、本体積載手段側に格納される際に、当該補助積載手段の格納方向に沿って自動的に倒されるように揺動させることが可能となるため、わざわざ折り畳むような操作を行うことなく補助積載手段の格納が簡易かつ確実に行われるようになっている。
以上述べたように本発明にかかる画像形成装置は、画像を形成されたシート状記録材を積載するように装置本体側に固定した本体積載手段に対して引出・収納可能に設けた補助積載手段を本体積載手段から引き出した際に、その引出方向の先端縁部分に設けた記録材係止体を回動立上手段により揺動させて適宜の傾斜角度をなすように立ち上げることにより、排出されたシート状記録材に対するストッパー部材として機能させるように構成したものであるから、小型・低背の装置においてもシート状記録材の整列性および操作性を良好に維持しつつ落下を防止することができ、画像形成装置の信頼性を低廉にて向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明するが、まず本発明が適用された画像形成装置としてのレーザプリンタの全体構造を概説する。
図1に示されているレーザプリンタ100においては、例えば外部のコンピュータから送られてきた原稿画像情報が、図示を省略したビデオコントローラを介してレーザ発光書込部110により光変調情報Rとして、プロセスカートリッジ120内に設けられた像担持体としての感光ドラム121上にスポット状に結像され、その光スポットが、上記感光ドラム121の軸方向(主走査方向)に往復走査されることによって当該感光ドラム121上に形成画像に対応する静電潜像が形成される。そして、その感光ドラム121上の静電潜像に対して、同じくプロセスカートリッジ120内に一体的に設けられた現像装置122から現像剤(トナー)が供給されることによってトナー像が形成されるようになっている。
一方、装置本体の下部側には、主給紙手段を構成する給紙カセット130が配置されている。その給紙カセット130内には、所望のサイズの記録紙(シート状記録材)Pが積層状に蓄えられている。そして、その給紙カセット130内の記録紙Pは、給紙ローラ131の回転により引き出されて、上述した感光ドラム121と対面する転写領域に至る送給紙経路132内に送り込まれ、その送給紙経路132に設けられたレジストローラ133によって適宜のタイミングをとられながら上記転写領域に向かって搬送されるようになっている。
上記感光ドラム121の転写領域には、当該感光ドラム121の表面に接触するようにして接触転写体としての転写ローラ140が接触・配置されている。この転写ローラ140には転写バイアスが印加され、その転写バイアスによって前記感光ドラム121上の未定着トナー像が記録紙P上に静電的に転写されるようになっている。さらに、転写後において上記感光ドラム121上に残留するトナーは、当該感光ドラム121の表面上に圧接するように配置されたクリーニングブレード123の摺接力により掻き落とされるようになっている。
さらに、上述した転写作用によって未定着トナーを担持した記録紙Pは、上記プロセスカートリッジ120に隣接して配置された定着装置150に向かって搬送される。上記定着装置150内には、加熱器としての定着ローラ151および加圧ローラ152が設けられており、それら定着ローラ151および加圧ローラ152の加熱・押圧作用によって、上記記録紙P上の未定着トナーが加熱・融解され、その結果、上記記録紙P上にトナー像が固定され定着されるようになっている。このような定着動作によってトナー像を固定された記録紙Pは、装置本体上部側に設けられた排紙部160に配置された排紙ローラ161によって、本体積載手段としての固定排紙トレイ162上に排出されるようになっている。
上述したように固定排紙トレイ162は、定着後に排出される記録紙Pを積層状に整列させて保持するように装置本体の上カバー170の一部を利用して設けられたものであるが、排紙口163の直下位置から紙送り方向(矢印C)に向かって斜め上方に延出するように配置されている。また、この固定排紙トレイ162における紙送り方向(矢印C)の先端部分には収納開口部162aが設けられており、その収納開口部162aを通して、当該固定排紙トレイ162の裏面側に、補助積載手段としての排紙補助トレイ164が引出・収納可能となるようにスライドするように装着されている。
すなわち、本体積載手段としての固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)には、補助積載手段としての排紙補助トレイ164を摺動自在にガイドするガイドレール162bが設けられており、そのガイドレール162bに摺動可能に保持された排紙補助トレイ164が、紙送り方向(矢印C)に沿ってスライドされることにより引出し延長され、またはその反対方向にスライドされることによって格納される構成になされている。すなわち、当該排紙補助トレイ(補助積載手段)164が、装置本体に使用される記録紙Pの状態またはサイズ等に対応して、図示矢印Aのように固定排紙トレイ(本体積載手段)162から引き出されたトレイ延長状態(図2ないし図4参照)と、そのトレイ延長状態から固定排紙トレイ162の裏面側に押し込まれた収納状態(図5参照)とを、ユーザーが任意に選択することができる構成になされている。
そして、長尺サイズではなく短長サイズの記録紙Pのプリントを行う場合には、図5のように排紙補助トレイ164を固定排紙トレイ162の裏面側、つまり装置本体内に収納しておくことで、装置本体全体の設置スペースを小さくすることが可能となる。一方、図2ないし図4のように、必要に応じて排紙補助トレイ164を固定排紙トレイ162から引き出してトレイ延長状態とすることで、長尺サイズの記録紙Pに対するプリントを行うことが可能となる。
さらに、上述した排紙補助トレイ164の引出方向(矢印A)における先端側に相当する部位には、当該排紙補助トレイ164の紙幅方向(紙面垂直方向)に延在する回動軸164aを介して、記録材係止体としての用紙ストッパー部材164bが揺動自在に連結されている。これらの排紙補助トレイ164と用紙ストッパー部材164bとを連結する回動軸164aの軸方向における略中央部分には、回動立上手段としてのトーションバネ164cが装着されている。このトーションバネ164cは、前記補助積載手段としての排紙補助トレイ164に対して用紙ストッパー部材164bを、常に垂直方向側に向かって立ち上げる方向(矢印B方向)の揺動付勢力を付与する構成になされている。
このとき、上述した排紙補助トレイ164の引出方向(矢印A)の先端縁には、前記用紙ストッパー部材164bの立ち上がり傾斜角度θ(図1参照)を規制する角度規制部164dが小突起状をなすように形成されている。そして、前記排紙補助トレイ164が固定排紙トレイ162から引き出されたトレイ延長状態においては、用紙ストッパー部材164bが、上述したようにトーションバネ164cの揺動付勢力によって自動的に立ち上がるように揺動される構成になされているが、その立ち上げ時に前記用紙ストッパー部材164bの揺動中心部分が前記角度規制部164dに突き当り、それによって当該用紙ストッパー部材164bが、適宜に定められた傾斜角度θで立ち上げられた状態に維持されるように構成されている。
この場合、前記用紙ストッパー部材164bが排紙補助トレイ164に対してなす立上傾斜角度θは、0<θ≦90°の鋭角範囲内となるように設定されているが、本実施形態においては、種々の実験結果を元に装置本体との設定も考慮して、その立上傾斜角度θが30°前後となるように設定されている。
さらに、排紙補助トレイ164は、上述したように固定排紙トレイ162の紙送り方向(矢印C)先端部に設けられた収納開口部162aを通して前記固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)における斜め下方の奥側に向かってガイドレール162bにより誘導されていくこととなるが、そのとき、前記収納開口部162aの上縁側には、当該収納開口部162aから奥側に向かって肉厚となるようにしてテーパ状の収納ガイド部162cが形成されている。
すなわち、前記排紙補助トレイ164が収納開口部162aを通して前記固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)に向かって矢印A方向と反対側に押し込まれたときに、上述した用紙ストッパー部材164bが収納ガイド部162cのテーパ面に当接する構成になされており、その収納ガイド部162cによって用紙ストッパー部材164bが水平方向側に押し倒されるように揺動されながら前記排紙補助トレイ164の全体が収納開口部162aを通して奥側に格納されるようになっている。そのようにして押し倒されるように揺動されながら固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)へ収納された用紙ストッパー部材164bは、特に図5に示されているように、排紙補助トレイ164から略直線的に延在した状態となって当該排紙補助トレイ164とともに前記固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)に重合されて格納される。
以上のように本実施形態では、排出される記録用紙(シート状記録材)Pの状態や用紙サイズ等に基づいてユーザーが、補助積載手段としての排紙補助トレイ164の引き出しによりトレイ延長が必要と判断した場合には、その排紙補助トレイ164の引き出しに伴って用紙ストッパー部材164bが適宜の傾斜角度θまで自動的に立ち上げ揺動されるように回動が行われる。また、排出される記録用紙Pの状態や用紙サイズ等により排紙補助トレイ164の引き出しによりトレイ延長が不要だとユーザーが判断して排紙補助トレイ164を固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)に押し込んだ場合には、用紙ストッパー部材164bが収納開口部162aの収納ガイド部162cにより自動的に押し倒される方向に揺動されるように回動されながら格納されるようになっている。
そして、排紙補助トレイ(補助積載手段)164が引き出されたトレイ延長状態で、排紙補助トレイ164から用紙ストッパー部材164bまで記録用紙Pが排出された場合には、その記録用紙Pの先端部分が前記排紙補助トレイ164からある傾斜角度θを持って立ち上がっている用紙ストッパー部材164bに乗り上げる状態となり、その乗り上げ量に応じて、記録用紙Pが排出方向(矢印C)へ移動することに対する抵抗が増大する。この移動抵抗力によって、カールした記録用紙Pが排出された場合であっても、前に排出された記録用紙と次の排出用紙との摩擦力や引掛りなどによる押し出し作用により生じる積載位置のズレ、つまり整列性不良が防止されるとともに、固定排紙トレイ162および排紙補助トレイ164からの落下等が防止されるようになっている。
また、補助積載手段としての排紙補助トレイ164が本体積載手段としての固定排紙トレイ162の内部側に格納される際には、当該排紙補助トレイ164の格納方向に沿って記録材係止体としての用紙ストッパー部材164bが自動的に倒される方向に揺動されるように回動が行われるこことから、その用紙ストッパー部材164bをわざわざ折り畳むような操作を行うことなく、固定排紙トレイ162に対する排紙補助トレイ164の格納が簡易かつ確実に行われるようになっている。
次に、図6および図7に表された第2の実施形態においては、記録材係止体としての用紙ストッパー部材264bが、適宜の弾性板状部材により弾性変位可能となるように形成されている。つまり、この用紙ストッパー部材264bを構成している前記弾性板状部材は、側面視において略「く」の字状をなすように屈曲した形状に形成されており、その弾性板状部材の屈曲部における弾性的復元力を利用して、当該弾性板状部材が回動立上手段を兼用するように構成されている。すなわち、この第2の実施形態では、上述した第1の実施形態のトーションバネ(符号164c参照)のような別個の回動立上手段が本実施形態では省略されている。
そして、補助積載手段としての排紙補助トレイ264の裏面側には、前記用紙ストッパー部材264bを挿入して位置決めするためのガイド部264aが前記用紙ストッパー部材264bの幅方向両側から挟むように配置されており、排紙補助トレイ264に対して先端縁側(図7の右端側)から前記ガイド部264aに沿って図示矢印D方向に前記用紙ストッパー部材264bを挿入し、最後に排紙補助トレイ264の裏面先端部に配した位置決めボス264cによって係止することで排紙補助トレイ264と用紙ストッパー部材264bとが固定される構成になされている。
このような第2実施形態においても、排紙補助トレイ264を引き出したトレイ延長状態においては、当該排紙補助トレイ264に対して用紙ストッパー部材264bが適宜の立上傾斜角度θをなすように弾性的に保持されることとなるが、その用紙ストッパー部材264bは、排紙補助トレイ264に対して弾性的に角度変位可能な構成になされている。つまり、当該用紙ストッパー部材264における略「く」の字形状の頂点部分には、より弾性的な角度変位が可能なように、側面視において略半円弧状をなす弾性屈曲部264dが突状をなすように形成されている。
このような用紙ストッパー部材264bを有する排紙補助トレイ264を、前述した第1の実施形態で述べた固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)に押し込むようにして収納させると、用紙ストッパー部材264bが収納ガイド部162cに当接することよって当該用紙ストッパー部材264bが弾性的に押し倒されるように揺動され、排紙補助トレイ264とともに前記固定排紙トレイ162の下部側(裏面側)に略直線状をなして収納されることとなる。
一方、図8および図9にかかる第3の実施形態は、基本的には上述した第2の実施形態と同様な構成を備えており、同一の構成物に対しては同一の符号を付してあるが、本実施形態における用紙ストッパー部材264eは、例えばステンレス棒などの棒状の弾性部材を湾曲状に折り曲げ形成された構成になされている。
このような第2および第3の実施形態によれば、極めて簡易な構成で、部品点数を少なく抑えながら同様の作用・効果を得られることとなる。
以上、本発明者によってなされた発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した各実施形態は、プリンタに本発明を適用したものであるが、本発明はそれに限定されることなく、複写機等の他の画像形成装置に対しても同様に適用することが可能である。
以上述べたように本発明にかかるプリンタや複写機などを始めとして多種多様な画像形成装置に対して広く適用することが可能である。
100 レーザプリンタ
110 レーザ発光書込部
120 プロセスカートリッジ
121 感光ドラム
122 現像装置
123 クリーニングブレード
130 給紙カセット
131 給紙ローラ
132 送給紙経路
133 レジストローラ
140 転写ローラ
150 定着装置
151 定着ローラ
152 加圧ローラ
160 排紙部
161 排紙ローラ
162 固定排紙トレイ(本体積載手段)
162a 収納開口部
162b ガイドレール
162c 収納ガイド部
163 排紙口
164 排紙補助トレイ(補助積載手段)
164a 回動軸
164b 用紙ストッパー部材(記録材係止体)
164c トーションバネ(回動立上手段)
164d 角度規制部
170 装置本体上カバー
P 記録紙(シート状記録材)
264 排紙補助トレイ(補助積載手段)
264a ガイド部
264b 用紙ストッパー部材(記録材係止体)
264c 位置決めボス
264d 弾性屈曲部
264e 用紙ストッパー部材
110 レーザ発光書込部
120 プロセスカートリッジ
121 感光ドラム
122 現像装置
123 クリーニングブレード
130 給紙カセット
131 給紙ローラ
132 送給紙経路
133 レジストローラ
140 転写ローラ
150 定着装置
151 定着ローラ
152 加圧ローラ
160 排紙部
161 排紙ローラ
162 固定排紙トレイ(本体積載手段)
162a 収納開口部
162b ガイドレール
162c 収納ガイド部
163 排紙口
164 排紙補助トレイ(補助積載手段)
164a 回動軸
164b 用紙ストッパー部材(記録材係止体)
164c トーションバネ(回動立上手段)
164d 角度規制部
170 装置本体上カバー
P 記録紙(シート状記録材)
264 排紙補助トレイ(補助積載手段)
264a ガイド部
264b 用紙ストッパー部材(記録材係止体)
264c 位置決めボス
264d 弾性屈曲部
264e 用紙ストッパー部材
Claims (4)
- 画像を形成されたシート状記録材を積載するように構成された積載手段が、装置本体側に固定された本体積載手段と、その本体積載手段に対して引出・収納可能に取り付けられた補助積載手段と、を備えた画像形成装置において、
前記補助積載手段における引出方向の先端縁部分には、前記引出方向に対して適宜の傾斜角度をなして立ち上がる記録材係止体が、前記補助積載手段に対して前記立ち上がり方向に沿って揺動するように回動可能に取り付けられているとともに、
前記本体積載手段から前記補助積載手段が引き出された際に、前記記録材係止体を立ち上げ方向に回動させる回動立上手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記回動立上手段は、前記記録材係止体を立ち上げ方向に揺動付勢するバネ部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記記録材係止体が、適宜の弾性部材により弾性変位可能に形成され、
その記録材係止体を構成する前記弾性部材の弾性的復元力を利用して、当該弾性部材が前記回動立上手段を兼用する構成になされていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記回動立上手段は、前記補助積載手段の引出方向に対する前記記録材係止体の立ち上げ方向の傾斜角度θが0°<θ≦90°の範囲内となるように規制する立上規制手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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JP2005380101A JP2007176693A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 画像形成装置 |
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2005
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