JP2007055726A - 手差し給紙機構及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置本体の設置面の周辺における作業領域を確保しながら手差し給紙が可能な手差し給紙機構及び画像形成装置を得る。
【解決手段】 手差しトレイ46に記録紙Pを載置して手差し印刷をする場合、手差しトレイ46から外付け給紙機構部44へ送られた記録紙Pは、中継給紙機構部39を介して反転機構部36に向かって上から下へ給紙され、反転機構部36を経て搬送機構部18へ搬送された後、搬送機構部18で本体排出口20へ向けて搬送され、排出される。このように、手差し給紙機構40を装置本体12の上部に取り付けて反転機構部36経由で搬送機構部18へ給紙することで、装置本体12の設置面の周辺における作業領域を確保しながら手差し給紙が可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 手差しトレイ46に記録紙Pを載置して手差し印刷をする場合、手差しトレイ46から外付け給紙機構部44へ送られた記録紙Pは、中継給紙機構部39を介して反転機構部36に向かって上から下へ給紙され、反転機構部36を経て搬送機構部18へ搬送された後、搬送機構部18で本体排出口20へ向けて搬送され、排出される。このように、手差し給紙機構40を装置本体12の上部に取り付けて反転機構部36経由で搬送機構部18へ給紙することで、装置本体12の設置面の周辺における作業領域を確保しながら手差し給紙が可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、記録紙を給紙する手差し給紙機構、及び、記録紙を給紙して記録紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置においては、種々の用紙をセット可能とするために、手差し給紙機構を設ける場合がある(例えば、特許文献1参照)。このような機構では、装置本体の下部に手差しトレイを突出配置させて手差しトレイから搬送経路への給紙を可能にした状態としている。
この従来の画像形成装置では、手差しトレイによって、例えば、下部カセットの出し入れが行いにくくなったり、装置本体の下部周辺に資料を置くスペースが小さくなる等のように、装置本体の設置面の周辺における作業領域が狭くなる。この問題は手差しトレイに替えて画像が形成された記録紙が排出される排出トレイが装置本体の下部に突出配置されている場合も同様である。
特開2003−73038公報
本発明は、上記事実を考慮して、装置本体の設置面の周辺における作業領域を確保しながら手差し給紙が可能な手差し給紙機構及び画像形成装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の手差し給紙機構は、画像形成された記録紙が排出される排紙手段を有する画像形成装置の装置本体に取り付けられる手差し給紙機構であって、前記排紙手段の上方に配置され、記録紙を載置する載置部と、前記載置部に載置された前記記録紙を前記画像形成装置の反転機構部に向かって上から下へ給紙する給紙機構部と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明の手差し給紙機構によれば、手差し給紙機構が画像形成装置の装置本体に取り付けられて手差し印刷をする場合、載置部に載置された記録紙は、給紙機構部によって画像形成装置の反転機構部に向かって上から下へ給紙される。
載置部は排紙手段の上方に配置されるので、装置をコンパクトに構成でき、設置面の周辺における作業領域を確保できる。
反転機構部を給紙経路として兼用するので、別途上から下へ給紙する経路を設ける必要が無く、装置をコンパクトに構成でき、設置面の周辺における作業領域を確保できる。
請求項2に記載する本発明の画像形成装置は、記録紙を排出側へ向けて搬送する搬送機構部と、前記搬送機構部に接続され、片面に記録された記録紙を反転させて前記搬送機構部へ戻す反転機構部と、前記記録紙を載置する載置部と、前記反転機構部に接続され、前記載置部に載置された前記記録紙を前記反転機構部に向かって上から下へ給紙する給紙機構部と、前記搬送機構部で搬送された前記記録紙が排出される排紙トレイと、を有し、前記載置部が前記排紙トレイに重なって配置されることを特徴とする。
請求項2に記載する本発明の画像形成装置によれば、載置部に記録紙を載置して手差し印刷をする場合、載置部から給紙機構部へ送られた記録紙は、反転機構部に向かって上から下へ給紙され、反転機構部を経て搬送機構部へ搬送された後、搬送機構部で排出側へ向けて搬送され、排出される。
積載部と排紙トレイが重なって配置されるので、装置をコンパクトに構成でき、設置面の周辺における作業領域を確保できる。
請求項3に記載する本発明の画像形成装置は、請求項2記載の構成において、前記載置部から前記記録紙を送り出す方向と、前記記録紙が排出される方向とが反対方向であることを特徴とする。
請求項3に記載する本発明の画像形成装置によれば、載置部から記録紙が送り出され、この送り出す方向と記録紙が排出される方向とが反対方向となっている。
請求項4に記載する本発明の画像形成装置は、請求項2又は請求項3に記載の構成において、前記載置部と前記給紙機構部とを備えた手差し給紙機構を有し、前記手差し給紙機構が、前記反転機構部に接続可能な複数の取付け位置に着脱可能であることを特徴とする。
請求項4に記載する本発明の画像形成装置によれば、手差し給紙機構の取付け位置を、使用状況に応じて変えることができる。
請求項5に記載する本発明の画像形成装置は、請求項2から4のいずれか一項に記載の構成において、前記載置部と前記給紙機構部とを備えた手差し給紙機構を有し、前記載置部は、前記記録紙が排出される位置の上方に配置可能とされ、前記手差し給紙機構の移動又は取外しによって前記記録紙が排出される位置の上方から退避可能とされることを特徴とする。
請求項5に記載する本発明の画像形成装置によれば、排出された記録紙を取り出す際に、手差し給紙機構の移動又は取外しによって記録紙が排出される位置の上方から載置部を退避させることで、記録紙を容易に取り出すことができる。
請求項6に記載する本発明の画像形成装置は、請求項2から5のいずれか一項に記載の構成において、前記載置部は、前記記録紙が排出される位置の上方に配置可能とされると共に、前記記録紙が排出される位置の上方から、移動又は取り外されて退避可能であることを特徴とする。
請求項6に記載する本発明の画像形成装置によれば、排出された記録紙を取り出す際に、記録紙が排出される位置の上方から、載置部を移動又は取り外して退避させることで、記録紙を容易に取り出すことができる。
請求項7に記載する本発明の画像形成装置は、請求項2記載の構成において、前記載置部の上方に前記記録紙が排出されることを特徴とする。
請求項7に記載する本発明の画像形成装置によれば、載置部の上方に記録紙が排出されるので、記録紙の取り出しが容易になる。
請求項8に記載する本発明の画像形成装置は、記録紙が排出される排紙手段と、前記記録紙を排出側へ向けて搬送する搬送機構部と、前記搬送機構部に接続され、片面に記録された記録紙を反転させて前記搬送機構部へ戻す反転機構部と、前記反転機構部に接続され、前記記録紙を前記反転機構部に向かって上から下へ給紙する給紙機構部と、を有し、前記排紙手段の上方から前記記録紙を給紙することを特徴とする。
請求項8に記載する本発明の画像形成装置によれば、記録紙を印刷する場合、排紙手段の上方から給紙機構部へ給紙された記録紙は、反転機構部に向かって上から下へ給紙され、反転機構部を経て搬送機構部へ搬送された後、搬送機構部で排出側へ向けて搬送され、排紙手段に排出される。
以上説明したように、本発明の手差し給紙機構及び画像形成装置によれば、装置本体の設置面の周辺における作業領域を確保しながら手差し給紙ができるという優れた効果を有する。
本発明における手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第1の実施形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1に示されるように、画像形成装置10は、装置本体12を備えており、設置台90上に設置されている。装置本体12の下部には、着脱可能な給紙カセット14が装着され、給紙カセット14内には、複数枚の記録紙Pが積載されている。給紙カセット14の上方には、給紙ローラ16が配置されており、この給紙ローラ16が回転することで、記録紙Pが1枚ずつ上方へ給紙される。
(第1の実施形態)
図1に示されるように、画像形成装置10は、装置本体12を備えており、設置台90上に設置されている。装置本体12の下部には、着脱可能な給紙カセット14が装着され、給紙カセット14内には、複数枚の記録紙Pが積載されている。給紙カセット14の上方には、給紙ローラ16が配置されており、この給紙ローラ16が回転することで、記録紙Pが1枚ずつ上方へ給紙される。
給紙ローラ16の用紙排出側には、搬送機構部18が設けられる。搬送機構部18は、略上下方向に延びる搬送経路18Aを画定するための部品(ガイド板、搬送ローラ22等)を備え、記録紙Pを排出側となる本体排出口20へ向けて搬送する機構部である。ここで、搬送経路18Aは、本体排出口20に至る記録紙通路とされ、搬送機構部18に配置される搬送ローラ22は、搬送経路18Aに沿って記録紙Pを搬送するようになっている。
搬送機構部18の中間には、感光ドラム24が配置されており、この感光ドラム24上では、帯電処理、露光処理、現像処理がなされて感光ドラム24上にトナー画像を形成するようになっている。感光ドラム24に対向した位置には、転写ローラ26が配置されており、この転写ローラ26は、感光ドラム24上のトナー画像を記録紙Pに転写するようになっている。
感光ドラム24及び転写ローラ26の搬送下流側(図1の上方)には、加圧ローラ28と加熱ローラ29とで構成される定着装置30が配置される。定着装置30は、トナー画像が転写された記録紙Pを挟持搬送しながら熱定着するようになっている。定着装置30の搬送下流側には、一対の排紙ローラ32が配置されている。排紙ローラ32は、記録紙Pの排出時には、記録紙Pを挟持搬送して装置本体12の上部の排紙手段としての排紙トレイ34に排出するようになっている。
搬送機構部18には、反転機構部36が接続されている。この反転機構部36は、反転経路36Aを画定するための部品(ガイド板、搬送ローラ38等)を備え、片面に記録された記録紙Pを反転させて搬送機構部18へ戻す機構部である。
ここで、反転経路36Aは、略上下方向に延び、搬送上流側及び搬送下流側が搬送経路18Aに接続された記録紙通路とされる。すなわち、反転経路36Aの搬送上流側は、搬送経路18Aにおける排紙ローラ32の搬送上流側に接続され、反転経路36Aの搬送下流側は、搬送経路18Aにおける感光ドラム24及び転写ローラ26の搬送上流側(図1の下方)に接続されている。
記録紙Pを両面印刷する場合には、排紙ローラ32によって挟持される記録紙Pの後端が搬送経路18Aと反転経路36Aとの接続部を通過した後に、排紙ローラ32の回転を逆転させることで、記録紙Pを反転経路36Aに搬送するようになっている。反転機構部36で搬送された記録紙Pは、再び搬送機構部18へ戻されて裏面印刷がされるようになっている。
反転機構部36の上方には、装置本体12の上部に手差し給紙機構用の取付け部12Aが設けられており、この取付け部12Aに手差し給紙機構40の給紙装置部42が着脱可能に取り付けられている。取付け部12Aには、下方の反転機構部36に接続される中継給紙機構部39が形成され、給紙装置部42には、外付け給紙機構部44が形成されており、取付け部12Aに給紙装置部42を取り付けることによって、給紙装置部42の外付け給紙機構部44が中継給紙機構部39に接続されるようになっている。
中継給紙機構部39は、略上下方向に延びる中継給紙路39Aを画定するための部品(ガイド板等)を備え、外付け給紙機構部44からの記録紙Pを反転機構部36に給紙する機構部である。外付け給紙機構部44は、外付け給紙路44Aを画定するための部品(ガイド板等)を備え、給紙装置部42に取り付けられた載置部としての手差しトレイ46(詳細後述)に載置された記録紙Pを(本実施形態では、中継給紙機構部39を介して)反転機構部36に向かって上から下へ給紙する機構部である。ここで、取付け部12Aに給紙装置部42を取り付けた状態では、外付け給紙路44Aが中継給紙路39Aに接続された状態となっている。
給紙装置部42には、載置部としての手差しトレイ46が着脱可能に取り付けられており、この手差しトレイ46に記録紙Pが載置される。この手差しトレイ46は、排紙トレイ34の上方、すなわち、記録紙Pが排出される位置の上方に配置される(本実施形態では、手差しトレイ46が排紙トレイ34に重なって(離れた状態で)配置される。)。
手差しトレイ46の取付け基部側の上方には、外付け給紙路44Aに繋がる開口部(図示省略)が形成されると共に、給紙装置部42に設けられた手差し給紙ローラ48が配置されている。給紙装置部42には、手差し給紙ローラ48のローラ軸に連結された歯車機構(図示省略)が設けられる。この歯車機構の歯車(図示省略)は、給紙装置部42が装置本体12に取り付けられることで、装置本体12に設けられた歯車機構の歯車(図示省略)と噛み合うようになっており、装置本体12に設けられた歯車機構の歯車は、装置本体12のコントローラ(図示省略)からの指示に従って回転駆動するようになっている。
これにより、給紙装置部42が装置本体12に取り付けられた状態では、装置本体12のコントローラ(図示省略)からの指示に従って手差し給紙ローラ48が回転し、手差しトレイに載置された記録紙Pを外付け給紙路44Aに1枚ずつ給紙する。給紙された記録紙Pは、外付け給紙路44A、中継給紙路39Aを通って反転経路36Aに向かって上から下へ給紙されるようになっている。
なお、本実施形態では、給紙装置部42と装置本体12との連結によって、双方に設けられた歯車同士が噛み合う構成であるが、給紙装置部42と装置本体12との連結によって、手差し給紙ローラ48のローラ軸における駆動モータ(図示省略)が、装置本体12と電気的に接続され、装置本体12のコントローラ(図示省略)からの指示に従って、手差し給紙ローラ48のローラ軸における駆動モータが回転駆動するような構成としてもよい。
手差し給紙ローラ48が給紙のために手差しトレイ46から記録紙Pを送り出す方向(矢印A方向)と、排紙ローラ32によって排紙トレイ34へ記録紙Pが排出される方向(矢印B方向)とは、反対方向となるように設定されている。
上記により手差し給紙機構40を配置した場合、表面を上向きにして記録紙Pを手差しトレイ46に載置(給紙カセット14へ記録紙Pを収容する場合と同様の向きに載置)すれば、記録紙Pの表面が印刷されることになるので、記録紙Pの載置時における表裏の向きを誤りにくい。
次に、上記の実施形態の作用を説明する。
手差し給紙機構40が画像形成装置10に取り付けられて手差し印刷をする場合、装置本体12のコントローラ(図示省略)からの指示に従って手差し給紙ローラ48が回転し、手差しトレイ46に載置された記録紙Pを外付け給紙路44Aに1枚ずつ給紙する(排紙トレイ34の上方から記録紙Pを給紙する。)。
手差しトレイ46から外付け給紙路44Aへ送られた記録紙Pは、外付け給紙機構部44から中継給紙機構部39を経て反転機構部36に向かって上から下へ給紙される。このとき、記録紙Pは、駆動ローラによる駆動力を受けることなく、自由落下によって反転機構部36に導かれる。
反転機構部36では、搬送ローラ38が反転経路36Aに沿って記録紙Pを搬送機構部18へ搬送する。搬送機構部18では、搬送ローラ22が搬送経路18Aに沿って記録紙Pを搬送し、転写ローラ26が感光ドラム24上のトナー画像を記録紙Pに転写し、定着装置30が記録紙P上のトナー画像を熱定着した後、排紙ローラ32が画像形成された記録紙Pを排紙トレイ34に排出する。なお、両面印刷の場合には、排紙ローラ32が逆回転して記録紙Pを反転経路36Aへ導く。
以上のように、手差し給紙機構40を装置本体12の上部に取り付けて反転機構部36経由で搬送機構部18へ給紙することで、装置本体12の設置面の周辺における作業領域を確保しながら手差し給紙が可能となる(特に、本実施形態によれば、投影面積を変えずに、手差し給紙を実現できる。)。また、手差しトレイ46への記録紙Pの補給作業の容易性も確保できる。
さらに、反転機構部36に向かって上から下へ給紙することによって、別途搬送用の駆動ローラ等の部品を設けることなく手差し給紙を実現できる。
(第2の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第2の実施形態を図2に基づき説明する。第2の実施形態に係る画像形成装置10は、ソータの機能を備えた画像形成装置である。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(第2の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第2の実施形態を図2に基づき説明する。第2の実施形態に係る画像形成装置10は、ソータの機能を備えた画像形成装置である。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図2に示されるように、装置本体12の取付け部12Aには、第2排出機構50の排出機構部52が取り付けられている。排出機構部52は、装置本体12の搬送経路18Aから分流した分流搬送経路53に接続される分流経路54を備える。分流経路54には、一対の排紙ローラ56が配置され、この排紙ローラ56は、装置本体12の定着装置30で熱定着された記録紙Pを挟持搬送して排出機構部52に取り付けられた第2排紙トレイ58に排出するようになっている。
排出機構部52の上部には、手差し給紙機構用の取付け部52Aが設けられており、この取付け部52Aに手差し給紙機構40の給紙装置部42が着脱可能に取り付けられている。取付け部52Aには、下方の中継給紙機構部39に接続される第2中継給紙機構部59が形成される。第2中継給紙機構部59は、第2中継給紙路59Aを画定するための部品(ガイド板等)を備え、排出機構部52が装置本体12の取付け部12Aに取り付けられた状態では、第2中継給紙路59Aが中継給紙路39Aに接続される。また、排出機構部52の取付け部52Aに給紙装置部42を取り付けることによって、給紙装置部42に形成される外付け給紙機構部44が第2中継給紙機構部59に接続され、外付け給紙路44Aが第2中継給紙路59Aに接続されるようになっている。
これによって、手差しトレイ46に載置された記録紙Pは、外付け給紙機構部44、第2中継給紙機構部59、及び、中継給紙機構部39を経て反転機構部36に搬送されるようになっている。
(第3の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第3の実施形態を図3に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(第3の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第3の実施形態を図3に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図3に示されるように、装置本体12の上部に設けられる手差し給紙機構用の取付け部12Bは、図3の左右方向に若干位置の異なる2個の取付け位置で手差し給紙機構40の給紙装置部42を着脱できるようになっている。なお、図3では、2個の取付け位置の(図3における)各右端部を112B、212Bで示し、以下の記載において、右端部が112Bとなる取付け位置を便宜上「第1取付け位置112B」といい、右端部が212Bとなる取付け位置を便宜上「第2取付け位置212B」という。
ここで、手差し給紙機構40の手差しトレイ46が排紙トレイ34の上方となるように配置する場合には、手差し給紙機構40の給紙装置部42を第1取付け位置112Bに取り付ける。これによって、外付け給紙機構部44が中継給紙機構部39を介して反転機構部36に接続されるようになっている。
また、手差しトレイ46が排紙トレイ34と反対側となるように(図3では、装置本体12の右側に突き出すように)配置する場合には、手差し給紙機構40の給紙装置部42を第2取付け位置212Bに取り付ける。これによって、外付け給紙機構部44が中継給紙機構部39を介して反転機構部36に接続されるようになっている。
以上のように、手差し給紙機構40が、反転機構部36に接続可能な複数の取付け位置(第1、第2取付け位置112B、212B)に着脱可能とされることで、手差し給紙機構40の取付け位置を、使用状況に応じて変えることができる。
(第4、第5の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第4の実施形態を図4に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(第4、第5の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第4の実施形態を図4に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図4に示されるように、手差し給紙機構40の給紙装置部42が装置本体12の取付け部12Aに取り付けられた給紙時の状態において、手差しトレイ46は、記録紙Pが排出される位置の上方、すなわち、排紙トレイ34の上方に配置される。
装置本体12の取付け部12Aには、排紙トレイ34側と反対側の方向(矢印C方向)に引き出し可能なスライド部13が設けられている。給紙装置部42は、スライド部13と共に排紙トレイ34側と反対側の方向(矢印C方向)へスライド移動可能とされる。これによって、手差しトレイ46を排紙トレイ34の上方から退避させることができる。
排紙トレイ34に排出された記録紙Pを取り出す場合には、手差し給紙機構40のスライド移動によって手差しトレイ46を排紙トレイ34の上方から退避させることで、記録紙Pを容易に取り出すことができる。
なお、第5の実施形態を示す図5のように、装置本体12の上方にスキャナ装置60が取り付けられた画像形成装置10において、第4の実施形態と同様の構成を適用してもよい。
(第6の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第6の実施形態を図6に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(第6の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第6の実施形態を図6に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図6に示されるように、手差し給紙機構40の給紙装置部42が装置本体12の取付け部12Aに取り付けられた状態においては、手差しトレイ46は、記録紙Pが排出される位置の上方、すなわち、排紙トレイ34の上方に配置される。
手差しトレイ46の取付け基部側の側部には、支持ピン46Aが設けられて給紙装置部42の溝状支持部(図示省略)に係合するようになっている。手差しトレイ46の取付け状態では、手差しトレイ46の取付け基部側の下方は、給紙装置部42に折り畳み可能に設けられた受け部42Aによって支持されるようになっている。このように、手差しトレイ46は、給紙装置部42に着脱可能に取り付けられている。これにより、手差しトレイ46を排紙トレイ34の上方から容易に取り外して退避させることが可能となっている。
排紙トレイ34に排出された記録紙Pを取り出す場合には、手差しトレイ46を取り外して排紙トレイ34の上方から退避させることで、記録紙Pを容易に取り出すことができる。
なお、本実施形態では、手差しトレイ46を給紙装置部42から取り外すことによって排紙トレイ34の上方から退避させているが、給紙装置部42に手差しトレイ46をスライド移動させるための機構を設け、手差しトレイ46をスライド移動させることによって手差しトレイ46を排紙トレイ34の上方から退避させるようにしてもよい。
(第7の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第7の実施形態を図7に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(第7の実施形態)
次に、手差し給紙機構が取り付けられる画像形成装置の第7の実施形態を図7に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図7に示されるように、装置本体12の上部には、手差し給紙機構40を備えたオプション装置62のオプション装置本体64が取り付けられる。オプション装置本体64は、手差し給紙機構40の載置部としての手差し用凹部66を備え、この手差し用凹部66に記録紙Pが載置されるようになっている。この手差し用凹部66に載置された記録紙Pは、外付け給紙機構部44、中継給紙機構部39を介して装置本体12の反転機構部36に向かって上から下へ給紙されるようになっている。
オプション装置本体64内には、排紙搬送機構部68が形成されている。排紙搬送機構部68は、排紙搬送路68Aを画定するための部品(ガイド板、搬送ローラ72等)を備え、記録紙Pをオプション排出口70へ排出するための機構である。ここで、排紙搬送路68Aは、装置本体12の本体排出口20を介して搬送経路18Aに接続されており、U字状に折り返して手差し用凹部66の上方に配置されるオプション排出口70へ向けて記録紙Pを搬送するための記録紙通路とされている。排紙搬送機構部68に配置される搬送ローラ72は、排紙搬送路68Aに沿って記録紙Pを搬送するようになっている。
オプション装置本体64内において、オプション排出口70に近接した位置には、一対の第2排紙ローラ74が配置されている。第2排紙ローラ74は、記録紙Pの排出時には、記録紙Pを挟持搬送してオプション装置本体64に取り付けられた第2排紙トレイ76に排出するようになっている。
なお、排紙搬送機構部68の中間部には、記録紙Pを反転させるための反転機構78が設けられており、この反転機構78は、一対のローラを備えて記録紙Pを第2排紙トレイ76上で所望の向き(印刷面を下にした向き)に排出できるように、搬送される記録紙Pを反転させるようになっている。
以上説明したような構成によれば、手差し用凹部66の上方に記録紙Pが排出されており、排出された記録紙Pを目視によって容易に確認できると共に、記録紙Pの取り出しも容易になる。
なお、上記第1〜第7の実施形態では、記録紙Pが載置される載置部として、手差しトレイ46、手差し用凹部66が適用される場合について説明したが、載置部は、例えば、手差しカセット等のような記録紙を載置できる他の載置部であってもよい。
また、画像形成装置は、記録紙が載置される載置部のない構成であって単枚手差しによって記録紙の給紙が可能な構成であってもよい。
10 画像形成装置
12 装置本体
18 搬送機構部
34 排紙トレイ(排紙手段)
36 反転機構部
39 中継給紙機構部(給紙機構部)
40 手差し給紙機構
44 外付け給紙機構部(給紙機構部)
46 手差しトレイ(載置部)
59 第2中継給紙機構部(給紙機構部)
66 手差し用凹部(載置部)
76 第2排紙トレイ(排紙トレイ)
112B 第1取付け位置(取付け位置)
212B 第2取付け位置(取付け位置)
A 記録紙Pを送り出す方向
B 記録紙Pが排出される方向
P 記録紙
12 装置本体
18 搬送機構部
34 排紙トレイ(排紙手段)
36 反転機構部
39 中継給紙機構部(給紙機構部)
40 手差し給紙機構
44 外付け給紙機構部(給紙機構部)
46 手差しトレイ(載置部)
59 第2中継給紙機構部(給紙機構部)
66 手差し用凹部(載置部)
76 第2排紙トレイ(排紙トレイ)
112B 第1取付け位置(取付け位置)
212B 第2取付け位置(取付け位置)
A 記録紙Pを送り出す方向
B 記録紙Pが排出される方向
P 記録紙
Claims (8)
- 画像形成された記録紙が排出される排紙手段を有する画像形成装置の装置本体に取り付けられる手差し給紙機構であって、
前記排紙手段の上方に配置され、記録紙を載置する載置部と、
前記載置部に載置された前記記録紙を前記画像形成装置の反転機構部に向かって上から下へ給紙する給紙機構部と、
を有することを特徴とする手差し給紙機構。 - 記録紙を排出側へ向けて搬送する搬送機構部と、
前記搬送機構部に接続され、片面に記録された記録紙を反転させて前記搬送機構部へ戻す反転機構部と、
前記記録紙を載置する載置部と、
前記反転機構部に接続され、前記載置部に載置された前記記録紙を前記反転機構部に向かって上から下へ給紙する給紙機構部と、
前記搬送機構部で搬送された前記記録紙が排出される排紙トレイと、
を有し、
前記載置部が前記排紙トレイに重なって配置されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記載置部から前記記録紙を送り出す方向と、前記記録紙が排出される方向とが反対方向であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記載置部と前記給紙機構部とを備えた手差し給紙機構を有し、前記手差し給紙機構が、前記反転機構部に接続可能な複数の取付け位置に着脱可能であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記載置部と前記給紙機構部とを備えた手差し給紙機構を有し、前記載置部は、前記記録紙が排出される位置の上方に配置可能とされ、前記手差し給紙機構の移動又は取外しによって前記記録紙が排出される位置の上方から退避可能とされることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記載置部は、前記記録紙が排出される位置の上方に配置可能とされると共に、前記記録紙が排出される位置の上方から、移動又は取り外されて退避可能であることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記載置部の上方に前記記録紙が排出されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 記録紙が排出される排紙手段と、
前記記録紙を排出側へ向けて搬送する搬送機構部と、
前記搬送機構部に接続され、片面に記録された記録紙を反転させて前記搬送機構部へ戻す反転機構部と、
前記反転機構部に接続され、前記記録紙を前記反転機構部に向かって上から下へ給紙する給紙機構部と、
を有し、前記排紙手段の上方から前記記録紙を給紙することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005242286A JP2007055726A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 手差し給紙機構及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005242286A JP2007055726A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 手差し給紙機構及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007055726A true JP2007055726A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37919538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005242286A Pending JP2007055726A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 手差し給紙機構及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007055726A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010070347A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010202371A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Ricoh Co Ltd | 記録紙搬送装置、画像形成装置 |
-
2005
- 2005-08-24 JP JP2005242286A patent/JP2007055726A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010070347A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010202371A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Ricoh Co Ltd | 記録紙搬送装置、画像形成装置 |
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