JP2006062720A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線殺菌器と抗菌性部材との組み合わせにより紫外線殺菌器の寿命を長くでき、また、抗菌性部材を各所に配置することにより簡単に細菌の繁殖を防止できる飲料供給装置を提供する。
【解決手段】飲料を貯留する飲料貯留部1と、飲料貯留部1から導水された飲料を冷却する冷水タンク23と、冷水タンク23内の飲料を紫外線により殺菌する紫外線殺菌器27とを備えた飲料供給装置において、冷水タンク23の周壁231は抗菌性部材を含有してなる。これにより、冷水タンク23内の飲料が紫外線殺菌器27により殺菌され、また、紫外線殺菌器27を停止するときでも、冷水タンク23の周壁231に含有され抗菌性部材により冷水タンク23が殺菌される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天然水等の飲料水を冷却して供給する飲料供給装置に関するものである。
従来、この種の飲料供給装置として、特開2000−85893号公報に記載されたものが知られている。
飲料供給装置の飲料貯留部に貯留されている飲料が冷水タンク及び温水タンクに供給されている。また、冷水タンクでは冷却装置により冷水が生成され、一方、温水タンクではヒータにより温水が生成されている。ここで、冷水バルブを開くときはノズルから冷水が注出され、温水バルブを開くときはノズルから温水が注出される。
また、飲料供給装置は冷水循環装置と紫外線殺菌器とを有し、冷水循環装置の駆動により冷水タンクの飲料水が循環撹拌させる一方、紫外線殺菌器への通電により冷水タンク内に紫外線が照射され、冷水タンク内の細菌の繁殖が防止される。
特開2000−85893号公報
しかしながら、前記従来の飲料供給装置では、紫外線殺菌器のみで継続的に冷水タンク内を殺菌するため、紫外線殺菌器の紫外線ランプの寿命が短くなり、ランニングコストが高くなるという問題点を有していた。また、冷水タンク内を殺菌できるが、冷水タンク以外、例えば冷水タンクと飲料貯留部との間の配管や、冷水タンクと注水部との間の配管を殺菌するときは、これらの箇所にも別個に紫外線殺菌器を設置しなければならず、装置が大がかりとなるという問題点を有していた。
本発明の目的は前記従来の問題点に鑑み、紫外線殺菌器と抗菌性部材との組み合わせにより紫外線殺菌器の寿命を長くでき、また、抗菌性部材を各所に配置することにより簡単に細菌の繁殖を防止できる飲料供給装置を提供する。
本発明に係る飲料供給装置は、飲料を貯留する飲料貯留部と、飲料貯留部から導水された飲料を冷却する冷水タンクと、冷水タンク内の飲料を紫外線により殺菌する紫外線殺菌器とを備えた飲料供給装置において、冷水タンクの周壁は抗菌性部材を含有してなる。
請求項1の発明によれば、冷水タンク内の飲料が紫外線殺菌器により殺菌されることはもとより、紫外線殺菌器を停止するときでも、冷水タンクの周壁に含有した抗菌性部材により殺菌が継続される。
請求項2の発明は、飲料を貯留する飲料貯留部と、飲料貯留部から導水された飲料を冷却する冷水タンクと、冷水タンク内の飲料を紫外線により殺菌する紫外線殺菌器とを備えた飲料供給装置において、冷水タンク内に抗菌性部材を配置した構造となっている。
請求項2の発明によれば、冷水タンク内の飲料が紫外線殺菌器により殺菌されることはもとより、紫外線殺菌器を停止するときでも、冷水タンク内に配置された抗菌性部材により殺菌が継続される。なお、この抗菌性部材は冷水タンクの周壁内面にコーティングしたものでもよい(請求項3の発明)。
請求項4の発明は、飲料を貯留する飲料貯留部と、飲料貯留部から導水された飲料を冷却する冷水タンクと、冷水タンク内の飲料を紫外線により殺菌する紫外線殺菌器と、冷水タンク内の飲料を注水する注水部とを備えた飲料供給装置において、飲料貯留部と冷水タンクとの間の配管又は冷水タンクと注水部との間の配管の少なくとも一方に抗菌性部材を設置した構造となっている。
請求項4の発明によれば、冷水タンク内の飲料は紫外線殺菌器により殺菌され、また、飲料貯留部と冷水タンクとの間の配管又は冷水タンクと注水部との間の配管は抗菌性部材で殺菌される。なお、この抗菌性部材を加熱装置で加熱することにより、抗菌性部材の溶出を増加させることができる(請求項5の発明)。
請求項6の発明は、請求項2の発明に係る飲料供給装置において、飲料貯留部から導水された飲料を加温する温水タンクと、温水タンク内の温水を抗菌性部材に給水する温水連通管とを有する構造となっている。
請求項6の発明によれば、温水タンク内の温水が温水連通管を通じて抗菌性部材に給水され、温水熱により抗菌性部材の溶出量を増加させることができる。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6の発明に係る飲料供給装置において、冷水タンク内の飲料を冷水タンクの出口に向かって導水する導水筒を有し、導水筒の内側に紫外線殺菌器を配置した構造となっている。
請求項7の発明によれば、冷水タンク内の飲料が出水されるとき、この飲料が導水筒に導かれる。ここで、導水筒の内側には紫外線殺菌装置が配置されているため、出水される飲料が確実に紫外線により殺菌される。なお、紫外線殺菌器の一部が導水筒より外側に露出しているときは、紫外線殺菌器の一部から冷水タンク内に紫外線が照射され、冷水タンクの殺菌が行われる(請求項8の発明)。また、導水筒の内面を紫外線が反射しうるよう鏡面状に形成したときは、導水筒内で紫外線が反射し、冷水を効率良く殺菌することができる(請求項9の発明)。更に、導水筒の周壁に紫外線が通過可能な透過部を有するときは、紫外線が透過部を通じて冷水タンクの周壁に向かって放射され、冷水タンクの殺菌が行われる(請求項10の発明)。
請求項11の発明は、請求項2の飲料供給装置において、抗菌性部材を銀電極で形成した構造となっているので、各銀電極を塩素発生電極として用い、各銀電極の間の飲料に直流電圧を印加するときは、塩素が発生して次亜塩素酸濃度が高くなり、殺菌効果を向上させることができる。勿論、各銀電極への通電を停止しているときは、各電極の銀成分により殺菌されることは言うまでもない。
なお、請求項1乃至請求項10の飲料供給装置において、抗菌性部材の抗菌剤として、銀、亜鉛、銅などの無機系抗菌剤、又はリン酸チタニウム系化合物を用いても良い(請求項12の発明)。
請求項1及び請求項2の発明によれば、冷水タンク内の飲料が紫外線殺菌器により殺菌されることはもとより、抗菌性部材により冷水タンク内が殺菌されるため、紫外線殺菌器の稼働時間を短くすることができ、紫外線殺菌器の寿命を長くすることができる。
請求項4の発明によれば、飲料貯留部と冷水タンクとの間の配管又は冷水タンクと注水部との間の配管は抗菌性部材で殺菌されるため、冷水タンク以外の箇所も確実に殺菌される。
図1は本発明に係る飲料供給装置の第1実施形態を示すものである。
飲料供給装置は、天然水等の飲料が貯留された飲料貯留部、例えばミネラル水容器1と、容器1に連結した飲料給水系2と、飲料給水系2から注出された飲料をカップAで受ける受け部3とを有している。
容器1は一端に注水口11を有するボトルやタンクが用いられている。また、容器1は飲料給水系2に接続しており、この注水口11から飲料給水系2に飲料を供給するようになっている。
飲料給水系2は上下の導水配管21,22と各導水配管21,22に連結された冷水タンク23とを有している。上部導水配管21の上端は継手部213を介して容器1に連通する一方、上部導水配管21の下端は冷水タンク23の上部に連通している。これにより、容器1内の飲料が上部導水配管21を通じて冷水タンク23に導水されるようになっている。また、下部導水配管22の上端は冷水タンク23の底部に連通する一方、下部導水配管22の下端はカップAへの注水部であるノズル24に連結している。これにより、冷水タンク23内の飲料が下部導水配管22を通じてカップAに注がれるようになっている。また、下部導水配管22の途中には冷水バルブ25が設置されており、この冷水バルブ25を手動又は自動で開閉動作し、飲料の注出制御を行うようになっている。
以上のように構成された飲料供給装置において、冷水タンク23は次のように構成されている。即ち、冷水タンク23の周壁231には冷却装置26のコイル式蒸発器261が巻回されている。この冷却装置26は周知のもので、圧縮機262→凝縮器263→膨張弁264→コイル式蒸発器261→圧縮機262と順次冷媒循環している。これにより、冷水タンク23内の飲料と冷媒との間で熱交換し、冷水タンク23内の飲料が冷却されるようになっている。また、冷水タンク23の周壁231は樹脂にて形成され、抗菌性部材が混練されたものとなっている。この抗菌性部材の抗菌剤としては、銀、亜鉛、銅などの無機系抗菌剤、又はリン酸チタニウム系化合物等が用いられている。更に、冷水タンク23内には紫外線殺菌器27が配置されている。紫外線殺菌器27は水銀ランプを用いたもの、紫外線発光ダイオードを用いたもの、紫外線パルス光により細菌を死滅させるものなどが用いられている。なお、図1において、紫外線殺菌器27が上部導水配管21の出口に対向するよう記載されているが、紫外線殺菌器27が該出口に当たらないようやや後方に位置していることは言うまでもない(後述する各実施形態において同じ)。
本実施形態によれば、紫外線殺菌器27に通電するとき、冷水タンク23の周壁231の内面及び冷水タンク23内の飲料が殺菌される。また、周壁231に含有する抗菌性部材により、常時、周壁231の内面及び冷水タンク23内の飲料が殺菌されている。
この抗菌性部材の制菌殺菌効果により、紫外線殺菌器27への連続通電が不要となり、紫外線殺菌器27の通電時間を短くでき、水銀ランプ等の寿命を長くすることができる。
図2は本発明に係る飲料供給装置の第2実施形態を示すもので、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記第1実施形態では抗菌性部材を冷水タンクの周壁に混練した構造となっているが、本実施形態は周壁231aの内面に抗菌性部材4をコーティングした構造となっている。ここで、抗菌性部材4として用いる抗菌剤として例えばリン酸チタニウム系化合物が好適となっている。
本実施形態によれば、抗菌性部材4の継続的使用により抗菌性効果が低減したときは、周壁231aの内面に抗菌性部材4を重ねてコーティングすればよく、抗菌効果を簡単に維持することができる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図3は本発明に係る飲料供給装置の第3実施形態を示すもので、前記第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記第2実施形態では周壁の内面に抗菌性部材をコーティングした構造となっているが、本実施形態は冷水タンク23内に一対のプレート状の銀電極41を配置した構造となっている。
本実施形態によれば、各銀電極41が抗菌性部材となっており、これにより、飲料が殺菌される。また、各銀電極41の間に直流電圧を印加することにより、有効塩素が発生し、次亜塩素酸濃度が上昇する。この次亜塩素酸濃度の上昇によっても、飲料が殺菌される。なお、その他の構成、作用は前記第2実施形態と同様である。
図4は本発明に係る飲料供給装置の第4実施形態を示すもので、前記第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記第2実施形態では抗菌性部材4を周壁231aの内面にコーティングした構造となっているが、本実施形態は冷水タンク23の上部に抗菌性部材42を設置している。また、冷水タンク23の底部には下部導水配管22の上端に連通する飲料出口232を有している。更に、冷水タンク23の底部には飲料出口232を囲うように上方に向かって延在した導水筒233を設け、また、導水筒233の内側には紫外線殺菌器271が設置されている。なお、図4では紫外線殺菌器271が飲料出口232を閉塞するよう外観視されるが、紫外線殺菌器271は飲料出口232から離隔した箇所に設置されている。
本実施形態によれば、抗菌性部材42により、常時、冷水タンク23が殺菌されている。また、冷水バルブ25を開くとき、導水筒233内に貯留されている飲料がノズル24を通じてカップAに給水される。ここで、例えば、紫外線殺菌器271に通電するよう制御するときは、導水筒233内の飲料が紫外線殺菌器271で集中的に殺菌され、カップAに給水される飲料が確実に殺菌される。また、導水筒233を透明部材、例えば透明樹脂や石英などで形成するときは、導水筒233の外側も殺菌することができる。なお、その他の構成、作用は前記第2実施形態と同様である。
図5は本発明に係る飲料供給装置の第5実施形態を示すもので、前記第4実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記第4実施形態では導水筒の高さ寸法が紫外線殺菌器の高さ寸法と等しいか或いは高く形成している。これに対して、本実施形態に係る導水筒234の高さ寸法を紫外線殺菌器271の高さ寸法よりも低く形成し、紫外線殺菌器271の上部が導水筒234から上方に突出した構造となっている。
本実施形態によれば、導水筒234内の飲料を紫外線殺菌器271で集中的に殺菌することはもとより、紫外線殺菌器271の突出部分から放射される紫外線が冷水タンク23の周壁231aに向かって照射され、冷水タンク23内の殺菌を行うことができる。なお、その他の構成及び作用は前記第4実施形態と同様である。
図6は本発明に係る飲料供給装置の第6実施形態を示すもので、前記第4実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記第4実施形態は導水筒の高さ寸法を紫外線殺菌器の高さ寸法と等しいか或いは高く形成しているため、導水筒から周方向への紫外線照射が遮蔽されている。これに対して、本実施形態に係る導水筒235はその周壁に多数の透過部235aを形成した構造となっている。
本実施形態によれば、紫外線殺菌器271から放射された紫外線の一部が、各放射孔235aを通過して冷水タンク23の周壁231aに向かって照射される。これにより、紫外線殺菌器271から発せられる紫外線は導水筒235の内側の飲料を殺菌することはもとより、冷水タンク23内の周壁231側も殺菌することができる。なお、その他の構成及び作用は前記第4実施形態と同様である。
図7は本発明に係る飲料供給装置の第7実施形態を示すもので、前記第4実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記第4実施形態は導水筒に紫外線殺菌器を立設したものとなっている。これに対して、本実施形態に係る紫外線殺菌器27は冷水タンク23の上部に設置されており、紫外線殺菌器27の先端が導水筒233の上端開口から挿入されるよう配置されている。
本実施形態によれば、紫外線殺菌器27で導水筒233で囲われた部分から放射される紫外線は導水筒233内に照射され、導水筒233の上方に位置する部分から放射される紫外線は冷水タンク23の周壁231aに照射される。これにより、紫外線殺菌器27から発せられる紫外線は導水筒233の内側の飲料を殺菌することはもとより、冷水タンク23内の周壁231a側も殺菌することができる。なお、その他の構成及び作用は前記第4実施形態と同様である。
図8及び図9は本発明に係る飲料供給装置の第8実施形態を示すもので、前記第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記第2実施形態では周壁の内面に抗菌性部材をコーティングした構造となっているが、本実施形態では上部導水配管21及び下部導水配管22に抗菌性部材43を設置している。なお、図9では上部導水配管21に配置された抗菌性部材43のみを示したが、図8に示すように、下部導水配管22についても同様に配置されている。
抗菌性部材43は抗菌剤を収納した複数の抗菌剤収納袋431と、各抗菌剤収納袋431を収容する外観正方体形状の収容箱432とを有している。各抗菌剤収納袋431は通水性を有し、内部に粒状化した抗菌剤が収納されている。また、各抗菌剤収納袋431を収容箱432に収容したときは、蓋体432aを収容箱432の開口に当て、蓋体432aをねじ432bで収容箱432に締結し、シールされた状態で収容箱432を閉塞する。一方、収容箱432の上板及び下板には上部導水配管21が接続している。
本実施形態によれば、容器1から冷水タンク23に給水される飲料は抗菌剤収納袋431の抗菌剤で殺菌されるし、また、冷水タンク23からノズル24に向かって流れる水は同じく抗菌剤収納袋体431の抗菌剤で殺菌される。
従って、冷水タンク23内は前記第2実施形態と同様に紫外線殺菌器27で殺菌が行われることはもとより、上部導水配管21及び下部導水配管22は抗菌性部材43により殺菌が行われ、冷水タンク23以外の箇所も簡単かつ確実に殺菌できる。
また、抗菌性部材43の抗菌作用が低下したときは、抗菌剤収納袋431を交換すれば足り、メンテナンスも極めて簡単なものとなっている。
なお、本実施形態では上部導水配管21及び下部導水配管22の両者に設置した例を説明したが、いずれかの配管21又は22の一方にのみ設置するようにしてもよい。また、前記抗菌性部材43は配管21の継手部213や冷水バルブ25に隣接した位置に設けるか、或いは、継手部213や冷水バルブ25と一体に形成するようにしてもよい。更に、前記抗菌性部材43は配管21,22に設置しているが、継手部213や冷水バルブ25に抗菌剤を含有させるようにしてもよい。なお、その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様である。
図10は本発明に係る飲料供給装置の第9実施形態を示すもので、前記第8実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
本実施形態は前記第8実施形態の抗菌性部材43に加熱装置(例えばニクロム線ヒータ)44を付加したものである。抗菌性部材43が加熱されることにより抗菌性部材43の溶出量が増大するため、加熱装置44の加熱量制御により抗菌効果を制御することができる。
本実施形態によれば、加熱装置5の加熱量を制御することにより最適な殺菌効果を発揮させることができる。なお、その他の構成及び作用は前記第8実施形態と同様である。
図11は本発明に係る飲料供給装置の第10実施形態を示すもので、前記第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
前記各実施形態に係る飲料供給装置は冷水タンク23で生成された冷水を供給する構造となっている。これに対して、本実施形態に係る飲料供給装置は冷水とともに温水を供給する構造となっている。
即ち、本実施形態に係る飲料供給装置は、冷水タンク23内の周壁231aの一側には上下に亘って抗菌性部材45が設置されている。一方、温水供給配管系として、上部導水配管21から分岐した温水生成用の他の上部導水配管21aと、上部導水配管21aから導水された飲料が貯留される温水タンク23aとを有している。温水タンク23a内にはヒータ29が設置され、温水タンク23a内の飲料を加温している。温水タンク23aの底部には他の下部導水配管22aが連結している。更に、下部導水配管22aには温水バルブ25a及びノズル24aが設置されており、温水バルブ25aの開閉によりカップAに温水が供給されるようになっている。
このように構成された飲料供給装置において、本実施形態は温水タンク23a内の温水を冷水タンク23aに供給する温水連通管22bを有している。温水連通管22bの一端は下部導水配管22aのうち温水バルブ25aの上流側に接続し、他端は冷水タンク23aのうち抗菌性部材45と対向する箇所、即ち冷水タンク23aの上部に接続している。また、温水連通管22bには開閉バルブ22cを設置している。
本実施形態によれば、開閉バルブ22cを開くとき、温水タンク23a内の温水が温水連通管22bを通じて冷水タンク23内に流入し、抗菌性部材45を加熱することとなる。従って、開閉バルブ22cの開閉制御により、抗菌性部材45が最適な殺菌効果を発揮することができる。なお、その他の構成及び作用は前記第2実施形態と同様である。
第1実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第2実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第3実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第4実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第5実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第6実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第7実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第8実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第8実施形態に係る飲料供給装置の抗菌性部材の分解斜視図 第9実施形態に係る飲料供給装置の水回路図 第10実施形態に係る飲料供給装置の水回路図
符号の説明
1…飲料貯留部、2…飲料給水系、4,41,42,43,45…抗菌性部材、21…上部導水配管、22…下部導水配管、22b…温水連通管、23…冷水タンク、23a…温水タンク、24,24a…ノズル、26…冷却装置、27,271…紫外線殺菌器、44…加熱装置、233,234,235…導水筒、235a…放射孔、A…カップ。

Claims (12)

  1. 飲料を貯留する飲料貯留部と、該飲料貯留部から導水された飲料を冷却する冷水タンクと、該冷水タンク内の飲料を紫外線により殺菌する紫外線殺菌器とを備えた飲料供給装置において、
    前記冷水タンクの周壁は抗菌性部材を含有してなる
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 飲料を貯留する飲料貯留部と、該飲料貯留部から導水された飲料を冷却する冷水タンクと、該冷水タンク内の飲料を紫外線により殺菌する紫外線殺菌器とを備えた飲料供給装置において、
    前記冷水タンク内に抗菌性部材を配置した
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  3. 前記抗菌性部材は前記冷水タンクの周壁内面にコーティングした
    ことを特徴とする請求項2記載の飲料供給装置。
  4. 飲料を貯留する飲料貯留部と、該飲料貯留部から導水された飲料を冷却する冷水タンクと、該冷水タンク内の飲料を紫外線により殺菌する紫外線殺菌器と、該冷水タンク内の飲料を注水する注水部とを備えた飲料供給装置において、
    前記飲料貯留部と前記冷水タンクとの間の配管又は該冷水タンクと前記注水部との間の配管の少なくとも一方に抗菌性部材を設置した
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  5. 前記抗菌性部材に加熱装置を設置した
    ことを特徴とする請求項4記載の飲料供給装置。
  6. 前記飲料貯留部から導水された飲料を加温する温水タンクと、該温水タンク内の温水を抗菌性部材に給水する温水連通管とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の飲料供給装置。
  7. 前記冷水タンク内の飲料を該冷水タンクの出口に向かって導水する導水筒を有し、該導水筒の内側には前記紫外線殺菌器を配置した
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項記載の飲料供給装置。
  8. 前記紫外線殺菌器の一部が前記導水筒の外側に露出している
    ことを特徴とする請求項7記載の飲料供給装置。
  9. 前記導水筒の内面を紫外線が反射しうるよう鏡面状に形成した
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の飲料供給装置。
  10. 前記導水筒の周壁には紫外線が通過可能な複数の透過部を有する
    ことを特徴とする請求項7記載の飲料供給装置。
  11. 前記抗菌性部材は銀電極である
    ことを特徴とする請求項2記載の飲料供給装置。
  12. 前記抗菌性部材の抗菌剤は、銀、亜鉛、銅などの無機系抗菌剤、又はリン酸チタニウム系化合物である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一項記載の飲料供給装置。
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