JP2006347556A - 飲料ディスペンサ - Google Patents
飲料ディスペンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006347556A JP2006347556A JP2005172651A JP2005172651A JP2006347556A JP 2006347556 A JP2006347556 A JP 2006347556A JP 2005172651 A JP2005172651 A JP 2005172651A JP 2005172651 A JP2005172651 A JP 2005172651A JP 2006347556 A JP2006347556 A JP 2006347556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beverage
- cooling
- reservoir
- dispenser according
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Abstract
【課題】冷却用貯溜部内の飲料の殺菌に要する電力量を低減することができ、しかも時間をかけずに各貯溜部内の飲料を殺菌することのできる飲料ディスペンサを提供する。
【解決手段】各ボトル1から供給される飲料は必ず温水タンク20内に流入するとともに、温水タンク20内で加熱殺菌された飲料が第2連通管62を介して冷却タンク30内に流入するので、冷却タンク30内に飲料を殺菌するための専用の機器を別途設ける必要がない。即ち、冷却タンク30内の飲料を殺菌するために電力を要することがなく、省電力化を図ることができる。また、冷却タンク30内に流入した飲料は冷却タンク30内で既に冷却されている飲料によって冷却され、冷却タンク30内に流入する飲料の冷却に長時間を要することがないので、時間をかけずに各貯溜部内の飲料を殺菌することができる。
【選択図】図1
【解決手段】各ボトル1から供給される飲料は必ず温水タンク20内に流入するとともに、温水タンク20内で加熱殺菌された飲料が第2連通管62を介して冷却タンク30内に流入するので、冷却タンク30内に飲料を殺菌するための専用の機器を別途設ける必要がない。即ち、冷却タンク30内の飲料を殺菌するために電力を要することがなく、省電力化を図ることができる。また、冷却タンク30内に流入した飲料は冷却タンク30内で既に冷却されている飲料によって冷却され、冷却タンク30内に流入する飲料の冷却に長時間を要することがないので、時間をかけずに各貯溜部内の飲料を殺菌することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばミネラルウォーターを収容した飲料容器が着脱自在に取付けられ、飲料容器から供給されるミネラルウォーターを加熱または冷却して注出弁から任意に注出可能な飲料ディスペンサに関するものである。
従来、この種の飲料ディスペンサとしては、飲料容器が飲料注出口を下方に向けて着脱自在に連結される飲料注入部と、飲料容器から供給される飲料を所定の温度に加熱して貯溜する加熱用貯溜部と、飲料容器から供給される飲料を所定の温度に冷却して貯溜する冷却用貯溜部と、飲料注入部から加熱用貯溜部に飲料を流通させる第1連通管と、第1連通管から冷却用貯溜部に飲料を流通させる第2連通管と、加熱用貯溜部から冷却用貯溜部に飲料を流通させる第3連通管と、第3連通管の途中に設けられ、第3連通管内の飲料を冷却用貯溜部側に流通させるポンプとを備え、ポンプによって定期的に加熱用貯溜部内で加熱された飲料を冷却用貯溜部及び各連通管に流通させることにより、冷却用貯溜部内の飲料を定期的に加熱殺菌するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−190577号公報
しかしながら、前記飲料ディスペンサでは、加熱殺菌のために冷却用貯溜部内の冷却されていた飲料を加熱するとともに、加熱殺菌後に飲料を再度冷却する必要があるので、加熱殺菌のために長時間に亘って冷却された飲料を提供することができないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却された飲料の提供を妨げることなく冷却用貯溜部内の飲料を殺菌することのできる飲料ディスペンサを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、飲料容器の飲料注出口が着脱自在に連結される飲料注入部と、飲料を加熱して貯溜可能な加熱用貯溜部と、飲料を冷却して貯溜可能な冷却用貯溜部と、飲料容器から飲料注入部に流入する飲料を各貯溜部に流通させる流路とを備え、各貯溜部内からそれぞれ任意に飲料を注出可能な飲料ディスペンサにおいて、前記流路を、飲料注入部から加熱用貯溜部に飲料を流通させるとともに、加熱用貯溜部から冷却用貯溜部に飲料を流通させるように形成している。
これにより、飲料容器から供給される飲料は加熱用貯溜部内に流通して加熱殺菌されるとともに、加熱用貯溜部内から冷却用貯溜部内に流通するので、飲料容器から供給される飲料は加熱殺菌されてから冷却用貯溜部内に流入する。また、冷却用貯溜部内に流入する飲料は冷却用貯溜部内の冷却された飲料と混ざりながら冷却されるので、冷却用貯溜部に流入する飲料を短時間で冷却することができる。
本発明の飲料ディスペンサによれば、飲料容器から供給される飲料は加熱殺菌されてから冷却用貯溜部内に流入するとともに、冷却用貯溜部内に流入する飲料を短時間で冷却することができるので、冷却された飲料の提供を妨げることなく冷却用貯溜部内の飲料を殺菌することができる。
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は飲料ディスペンサの構成図、図2は飲料ディスペンサのブロック図、図3乃至図5は制御部の動作を示すフローチャートである。
本実施形態の飲料ディスペンサは、飲料容器としてのボトル1が着脱自在に連結される飲料注入部としての複数のリザーバ10と、各リザーバ10から供給される飲料を加熱して貯溜可能な加熱用貯溜部としての温水タンク20と、温水タンク20から供給される飲料を冷却して貯溜可能な冷却用貯溜部としての冷却タンク30と、温水タンク20内の飲料を任意に注出可能な温水ノズル40と、冷却タンク30内の飲料を任意に注出可能な注出弁としての冷水ノズル50と、各リザーバ10から温水タンク20に飲料を流通可能な流路としての第1連通管61と、温水タンク20から冷却タンク30に飲料を流通可能な流路としての第2連通管62と、第2連通管62から温水ノズル40に飲料を流通可能な第3連通管63と、冷却タンク30から冷水ノズル50に飲料を流通可能な第4連通管64と、第1連通管61に設けられ、第1連通管61内の飲料を温水タンク20側に流通させる周知のポンプ65とを備えている。
各ボトル1はミネラルウォーター等の飲料を収容して販売されている汎用のプラスチック製容器であり、飲料注出口を下方に向けてリザーバ10に取付けられている。
各リザーバ10は上面に複数のボトル1が連結され、各ボトル1から流出した飲料を所定の量だけ貯溜可能になっている。また、各リザーバ10の上面にはエアフィルター11が取付けられ、エアフィルター11は各リザーバ10内を介して各ボトル1に空気を供給可能になっている。
温水タンク20は両端部を閉鎖された円筒状に形成され、貯溜している飲料を加熱するための周知の電熱ヒータ21と、貯溜している飲料の温度を検出可能な温度センサ22と、飲料の量が所定の量以下になったことを検知可能な空焚き防止センサ23と、温水タンク20内の飲料が所定の量を超えた際に飲料が排出されるドレンパイプ24とを備えている。電熱ヒータ21は温度センサ22の検出結果に基づき制御され、温水タンク20内の飲料を所定の温度に維持するようになっている。また、ドレンパイプ24には排出方向にのみ飲料が流通するように逆止弁25が設けられ、ドレンパイプ24の排出口の下方には排水容器26が設けられている。
冷却タンク30は両端部を閉鎖された円筒状に形成され、貯溜している飲料を冷却するための冷却器31と、貯溜している飲料の温度を検出可能な温度センサ32と、冷却タンク30内に紫外線を照射可能な紫外線照射器としての周知の紫外線灯33と、貯溜している飲料を加熱するための加熱器としての周知の電熱ヒータ34とを備えている。冷却器31は図示しない周知の圧縮機に接続され、圧縮機から供給される冷媒によって冷却タンク30内の飲料を冷却するようになっている。ここで、冷却器31に供給される冷媒の量は温度センサ32の検出結果に基づき制御され、冷却タンク30内の飲料を所定の温度に維持するようになっている。また、紫外線灯33は所定の時間おきにあるいは冷水販売毎に所定の時間だけ紫外線を照射するようになっている。
温水ノズル40は第3連通管63の一端に接続されるとともに、下方に延びるように形成された注出用パイプ41を備えている。また、温水ノズル40は内部に図示しない電磁弁が設けられ、注出用パイプ41の下方に配置されるコップCAに任意に飲料を注出するようになっている。さらに、温水ノズル40には第1注出センサ42が設けられ、第1注出センサ42によって注出用パイプ41からの飲料の注出の有無を検知可能になっている。
冷水ノズル50は第4連通管64の一端に接続されるとともに、下方に延びるように形成された注出用パイプ51を備えている。また、冷水ノズル50は内部に図示しない電磁弁が設けられ、注出用パイプ51の下方に配置されるコップCAに任意に飲料を注出するようになっている。さらに、冷水ノズル50には第2注出センサ52が設けられ、第2注出センサ52によって注出用パイプ51からの飲料の注出の有無を検知可能になっている。
第1連通管61は一端側が分岐して各リザーバ10にそれぞれ連通するとともに、他端が温水タンク20に下方から連通している。また、第1連通管61の一端側が分岐してなる各分岐管61aにはそれぞれ電磁弁61bが設けられ、各電磁弁61bによって各分岐管60aの流路がそれぞれ開閉するようになっている。即ち、各電磁弁61bの開閉をそれぞれ切換えることにより、各リザーバ10のうち任意のリザーバ10が温水タンク20に連通するようになっている。
第2連通管62は一端が温水タンク20に上方から連通し、他端が冷却タンク30に上方から連通している。また、第2連通管62の途中には放熱用流路としての放熱部62aが設けられている。放熱部62aは金属製の管状部材を螺旋状に巻回してなり、第2連通管62の一部として設けられている。
第3連通管63は一端が温水ノズル40に連通するとともに、他端が温水タンク20と放熱部62aとの間の第2連通管62に連通している。
第4連通管64は一端が冷水ノズル50に連通するとともに、他端が冷却タンク30に下方から連通している。
前記冷却器31、温度センサ32、電熱ヒータ34、冷水ノズル50及び第2注出センサ52は周知のマイクロコンピュータからなる制御部70にそれぞれ接続されるとともに、制御部70には入力部71及び記憶部72が接続されている。ここで、記憶部72には冷却タンク30内の殺菌を行うための第1及び第2の殺菌プログラムが記憶されており、入力部71に入力される指示によって何れかの殺菌プログラムが選択されると、その殺菌プログラムに基づき制御部70による制御が行われるようになっている。また、記憶部72には注出停止プログラムが記憶されており、冷却タンク30内の飲料の温度に基づき冷水ノズル50を制御するようになっている。
このように構成された飲料ディスペンサは、図1に示すように、各リザーバ10に連結された各ボトル1内の飲料は第1連通管61を介して温水タンク20内に流入し、温水タンク20内の飲料は第2連通管62を介して冷却タンク30内に流入する。また、温水タンク20内の飲料は第2連通管62及び第3連通管63を介して温水ノズル40から任意に注出され、冷却タンク30内の飲料は第4連通管64を介して冷水ノズル50から任意に注出される。
従って、各ボトル1から供給される飲料は必ず温水タンク20内に流入し、飲料は温水タンク20内で加熱殺菌される。また、温水タンク20内の飲料が第2連通管62を介して冷却タンク30内に流入するので、冷却タンク30内に流入する飲料は温水タンク20内で既に加熱殺菌されている。さらに、第2連通管62には放熱部62aが設けられているので、飲料は第2連通管62を通過する間に冷却される。また、飲料が第2連通管62から冷却タンク30内に流入すると、流入した飲料は冷却タンク30内の既に冷却されている飲料と混ざりながら冷却されるので、温水タンク20から冷却タンク30に流通する飲料は短時間で冷却される。なお、冷水ノズル50から冷却タンク30内の飲料を注出した時に、注出した飲料の分だけ第2連通管62内の飲料が冷却タンク30内に流入するようになっている。
ここで、注出停止プログラムに基づき冷水ノズル50から飲料が注出されないように制御する場合について、制御部70の動作を示すフローチャート(図3)を参照しながら説明する。
例えば、温水タンク20から冷却タンク30内に短時間で多量の飲料が流入すると、冷却タンク30内の飲料の温度が上昇する。この時、温度センサ32の検出結果が所定の温度よりも高くなると(S1)、冷水ノズル50を開放不能な状態にする(S2)。その後冷却タンク内の飲料が冷却され、温度センサ32の検出結果が所定の温度以下になると(S3)、冷水ノズル50を開放可能な状態にする(S4)。従って、冷水ノズル50から所定の温度よりも高い温度の飲料が注出されることがない。
また、第1の殺菌プログラムに基づき冷却タンク30内の飲料の殺菌を行う場合について、制御部70の動作を示すフローチャート(図4)を参照しながら説明する。
先ず、冷水ノズル50から飲料を注出していない状態において、制御部70内の内部時計が設定された所定の時刻になると(S11)、冷却器31を停止させるとともに、電熱ヒータ34を作動させる(S12)。この時、電熱ヒータ34は温度センサ32の検出結果に基づき冷却タンク30内の飲料の温度を所定の温度に保持する。例えば、冷却タンク30内の飲料の温度を80℃±3℃の範囲に保持する。次に、電熱ヒータ34を作動させてから30分が経過すると(S3)、電熱ヒータ34を停止させるとともに、冷却器31を作動させる(S4)。これにより、所定の時刻になると冷却タンク30内の飲料が加熱殺菌される。
次に、第2の殺菌プログラムに基づき殺菌を行う場合について、制御部70の動作を示すフローチャート(図5)を参照しながら説明する。
先ず、第2注出センサ52によって飲料の注出が検出されなくなってから2時間が経過すると(S21)、冷却器31を停止させるとともに、電熱ヒータ34を作動させる(S22)。この時、電熱ヒータ34は温度センサ32の検出結果に基づき冷却タンク30内の飲料の温度を所定の温度に保持する。例えば、冷却タンク30内の飲料の温度を80℃±3℃の範囲に保持する。次に、電熱ヒータ34を作動させてから30分が経過すると(S23)、電熱ヒータ34を停止させるとともに、冷却器31を作動させる(S24)。これにより、冷水ノズル50から飲料の注出が検知されなくなってから所定の時間が経過すると冷却タンク30内の飲料が加熱殺菌される。
このように、本実施形態によれば、各ボトル1から供給される飲料は必ず温水タンク20内に流入するとともに、温水タンク20内で加熱殺菌された飲料が第2連通管62を介して冷却タンク30内に流入するので、各ボトル1から供給される飲料は加熱殺菌されてから冷却タンク30内に流入する。また、冷却タンク30内に流入する飲料は冷却タンク30内で既に冷却されている飲料と混ざりながら冷却されるので、冷却タンク30内に流入する飲料を短時間で冷却することができる。即ち、冷却された飲料の提供を妨げることなく冷却タンク30内の飲料を殺菌することができる。尚、温水タンク20内の飲料は飲料提供のための加熱によって必然的に加熱殺菌される。
さらに、第2連通管62に放熱部62aを設けたので、温水タンク20から冷却タンク30に流通する飲料が放熱部62aによって冷却され、冷却タンク30内に流入する飲料の冷却に要する時間をより短縮することができる。
また、放熱部62aを螺旋状に巻回された金属製の管状部材から形成したので、放熱部62a内の飲料と外気との間の熱交換が効率よく行われ、冷却タンク30内の飲料の温度上昇を防止する上で極めて有利である。
さらに、冷却タンク30内に紫外線を照射する紫外線灯33を設けたので、冷却タンク30内の飲料を殺菌された状態に確実に維持することができ、衛生的な飲料を提供する上で極めて有利である。
また、冷却タンク30内に電熱ヒータ34を設けたので、冷却タンク30内の飲料を殺菌された状態に確実に維持することができ、衛生的な飲料を提供する上で極めて有利である。
さらに、温度センサ32によって検出された温度が所定の温度よりも高くなると、冷水ノズル50が開放不能な状態に制御されるようにしたので、冷水ノズル50から所定の温度よりも高い温度の飲料が注出されることがなく、常に所定の温度に冷却された飲料を提供することができる。
尚、本実施形態では、冷却タンク30内に紫外線灯33及び電熱ヒータ34を設けたものを示したが、紫外線灯33及び電熱ヒータ34のうち何れか一方のみを設けることも可能である。
また、本実施形態では、冷却タンク30内の飲料を加熱して殺菌するようにしたものを示したが、加熱殺菌を行う際に冷水ノズル50から所定量の飲料を注出して冷却タンク30内の飲料を少なくすることも可能である。これにより、冷却タンク30内の飲料を加熱及び冷却するための時間を短縮することができるとともに、冷却タンク30内を飲料の蒸気によって加熱殺菌することができる。
尚、本実施形態では、放熱部62aが外気との自然な熱交換によって冷却されるようにしたものを示したが、図6に示すように、放熱部62aに向かって空気を送る送風機80を設け、送風機80によって放熱部62aを強制的に冷却することも可能である。これにより、温水タンク20から冷却タンク30側に流通する飲料がより冷却され、冷却タンク30内に流入する飲料の冷却に要する時間を短縮する上で極めて有利である。
さらに、図7に示すように、放熱部62aと送風機80との間に蒸発器81を設けることも可能である。蒸発器81は冷却器31が接続された圧縮機に接続され、圧縮機から供給される冷媒によって送風機80から送られる空気を冷却するようになっている。これにより、温水タンク20から冷却タンク30側に流通する飲料がより冷却され、冷却タンク30内に流入する飲料の冷却に要する時間を短縮する上で極めて有利である。尚、蒸発器81を送風機80の空気を吸入する側に設けることも可能である。
また、図8に示すように、放熱部62aを第1連通管61と熱交換可能に設けることも可能である。詳しくは、放熱部62aの内側に第1連通管61が挿通するように放熱部62aを配置するとともに、放熱部62aと第1連通管61とを接触させる。これにより、第1連通管61内を流通する加熱されていない飲料と放熱部62a内を流通する加熱された飲料との間で熱交換が行われる。即ち、温水タンク20から冷却タンク30側に流通する飲料がより冷却され、冷却タンク30内に流入する飲料の冷却に要する時間を短縮する上で極めて有利である。また、温水タンク20内に流入する飲料が予備的に加熱されるので、温水タンク20内の飲料の加熱に要する電力量を低減することができ、省電力化を図る上で有利である。
また、図9に示すように、放熱部62aの代わりに第2連通管62の途中に複数のフィン62bを設けることも可能である。即ち、各フィン62bが設けられている部分の第2連通管62が放熱用流路となる。これにより、第2連通管62は各フィン90aによって効率的に外気と熱交換されるので、温水タンク20から冷却タンク30に流通する飲料が各フィン62bによって冷却される。
また、図10に示すように、第2連通管62の途中を冷媒の流れる冷媒配管90と接触させることも可能である。即ち、冷媒配管90と接触している部分の第2連通管62が放熱用流路となる。冷媒配管90は冷却器31が接続された圧縮機に接続されている。これにより、冷媒配管90と接触してい第2連通管62が冷媒によって冷却され、温水タンク20から冷却タンク30に流通する飲料が冷却される。
また、図11及び図12に示すように、第2連通管62をその一部が冷媒の流れる冷媒配管100内を挿通するように設けることも可能である。即ち、冷媒配管100内を挿通する部分の第2連通管62が放熱用流路となる。冷媒配管100は冷却器31が接続された圧縮機に接続されている。これにより、冷媒配管100内の第2連通管62は冷媒によって冷却されるので、温水タンク20から冷却タンク30に流通する飲料が冷却される。
尚、本実施形態では、飲料容器としてプラスチック製のボトル1を例示したが、それ以外に例えば可撓性の袋状部材から成る容器(例えばBag In Box)を用いることも可能である。この場合には、容器内の飲料の減少に応じて容器が変形するので、リザーバ10にエアフィルタ11を取付ける必要がなく、装置を簡素化して製造コストの低減を図ることができる。
1…ボトル、10…リザーバ、20…温水タンク、21…電熱ヒータ、22…温度センサ、23…空焚き防止センサ、24…ドレンパイプ、26…排水容器、30…冷却タンク、31…冷却器、32…温度センサ、33…紫外線灯、34…電熱ヒータ、40…温水ノズル、41…注出用パイプ、42…第1注出センサ、50…冷水ノズル、51…注出用パイプ、52…第2注出センサ、61…第1連通管、62…第2連通管、62a…放熱部、62b…フィン、63…第3連通管、64…第4連通管、65…ポンプ、70…制御部、71…入力部、72…記憶部、80…送風機、81…蒸発器、90…冷媒配管、100…冷媒配管、CA…カップ。
Claims (12)
- 飲料容器の飲料注出口が着脱自在に連結される飲料注入部と、飲料を加熱して貯溜可能な加熱用貯溜部と、飲料を冷却して貯溜可能な冷却用貯溜部と、飲料容器から飲料注入部に流入する飲料を各貯溜部に流通させる流路とを備え、各貯溜部内からそれぞれ任意に飲料を注出可能な飲料ディスペンサにおいて、
前記流路を、飲料注入部から加熱用貯溜部に飲料を流通させるとともに、加熱用貯溜部から冷却用貯溜部に飲料を流通させるように形成した
ことを特徴とする飲料ディスペンサ。 - 前記加熱用貯溜部と冷却用貯溜部との間の流路に飲料を冷却するための放熱用流路を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の飲料ディスペンサ。 - 前記放熱用流路を螺旋状に巻回された管状部材から形成した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料ディスペンサ。 - 前記放熱用流路を外周面に放熱用フィンが設けられた管状部材から形成した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料ディスペンサ。 - 前記放熱用流路を、所定の冷却用媒体が流通する他の管状部材と接触する管状部材から形成した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料ディスペンサ。 - 前記放熱用流路を、所定の冷却用媒体が流通する他の管状部材内を挿通する管状部材から形成した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料ディスペンサ。 - 前記放熱用流路を冷却するための送風機を備えた
ことを特徴とする請求項2、3または4記載の飲料ディスペンサ。 - 前記放熱用流路に送風される空気を冷却する蒸発器を備えた
ことを特徴とする請求項7記載の飲料ディスペンサ。 - 前記放熱用流路を、飲料注入部と加熱用貯溜部との間の流路と熱交換可能に形成した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料ディスペンサ。 - 前記冷却用貯溜部内に殺菌用の紫外線を照射可能な紫外線照射器を備えた
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の飲料ディスペンサ。 - 前記冷却用貯溜部内の飲料を加熱可能な加熱器を備えた
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の飲料ディスペンサ。 - 前記冷却用貯溜部内の飲料を任意に注出可能な注出弁と、
冷却用貯溜部内の飲料の温度を検出可能な温度センサと、
温度センサによって検出された温度が所定の温度よりも高くなると飲料の注出を規制するように注出弁を制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の飲料ディスペンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005172651A JP2006347556A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 飲料ディスペンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005172651A JP2006347556A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 飲料ディスペンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006347556A true JP2006347556A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37643814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005172651A Pending JP2006347556A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 飲料ディスペンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006347556A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133166A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Purpose Co Ltd | ウォーターサーバおよびその給水方法 |
JP2014133578A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 飲料供給方法及び飲料サーバー |
-
2005
- 2005-06-13 JP JP2005172651A patent/JP2006347556A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133166A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Purpose Co Ltd | ウォーターサーバおよびその給水方法 |
JP2014133578A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 飲料供給方法及び飲料サーバー |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4419854B2 (ja) | 飲料水のディスペンサ | |
RU2006126050A (ru) | Разливной автомат для напитка | |
KR100975240B1 (ko) | 음료수의 디스펜서 | |
JP2013133166A (ja) | ウォーターサーバおよびその給水方法 | |
JP6055788B2 (ja) | 個別に動作可能な2系統の熱殺菌経路を備えた給水機 | |
US20120318823A1 (en) | Hot water supply device and cold/hot water dispenser using the same | |
JP2016153308A (ja) | 飲料水供給装置 | |
JP2005249266A (ja) | 飲料水のディスペンサ | |
JP5072039B2 (ja) | 飲料サーバー | |
JP2010083582A (ja) | 飲料サーバー | |
JP5633018B2 (ja) | 飲料サーバー | |
JP2006347557A (ja) | 飲料ディスペンサ | |
JP2006021793A (ja) | 飲料サーバー | |
JP2006347556A (ja) | 飲料ディスペンサ | |
JP4464290B2 (ja) | 飲料サーバー | |
US20110226703A1 (en) | Method for sterilizing liquid and liquid sterilization device | |
JP2009097846A (ja) | 飲料用ディスペンサ | |
JP3153851U (ja) | 飲料水供給装置 | |
JP2005170432A (ja) | 飲料サーバー | |
JP6224784B2 (ja) | ウォーターサーバおよびその給水方法 | |
JP5157751B2 (ja) | ウォータサーバ | |
KR100915322B1 (ko) | 액체포장용기용 냉각장치 | |
JP2007293756A (ja) | カップ式自動販売機 | |
KR101600165B1 (ko) | 냉온음료 공급기 | |
JPH0923977A (ja) | 湯ざまし供給機 |