JP2006062173A - インクカートリッジ及びプリンタ - Google Patents

インクカートリッジ及びプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2006062173A
JP2006062173A JP2004246453A JP2004246453A JP2006062173A JP 2006062173 A JP2006062173 A JP 2006062173A JP 2004246453 A JP2004246453 A JP 2004246453A JP 2004246453 A JP2004246453 A JP 2004246453A JP 2006062173 A JP2006062173 A JP 2006062173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink cartridge
ink
printer
ink sheet
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004246453A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyosei Miyata
京静 宮田
Nagamasa Mizoguchi
修理 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Photo Imaging Inc
Original Assignee
Konica Minolta Photo Imaging Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Photo Imaging Inc filed Critical Konica Minolta Photo Imaging Inc
Priority to JP2004246453A priority Critical patent/JP2006062173A/ja
Publication of JP2006062173A publication Critical patent/JP2006062173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済むようにしたインクカートリッジ及びプリンタを提供する。
【解決手段】 このインクカートリッジ10は、ケース内に収容されたインクシートが引き出されて巻取り軸12bに巻き取られるように構成され、巻取り軸12bの外周面にスパイク形状のピン12eを複数設け、巻取り軸に巻き取られるインクシート20にピンにより孔が多数形成されるように構成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタに装着されて使用されるインクカートリッジ及びプリンタに関するものである。
従来の熱転写型プリンタでは、テープ状のインクシートをサーマルヘッドで加熱して用紙にインクを転写する。また、ドットインパクトプリンタでは、リボンを印字ヘッドで叩いて用紙にインクを転写する。このようなプリンタでは、インクシートやリボンをケース内に収容したインクカートリッジを用い、インクカートリッジがプリンタに着脱自在となっている。
このような従来のプリンタでインクカートリッジを使用した場合、使用後のインクカートリッジのインクシートやリボンに印刷した画像が残るため、使用済みのインクカートリッジから画像を他人に読みとられる可能性が残り、情報漏洩のようなセキュリティ上の問題が生じ、廃棄の際には特別な配慮が必要となってしまう。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済むようにしたインクカートリッジ及びプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による第1のインクカートリッジは、ケース内に収容されたインクシートが引き出されて巻取り軸に巻き取られるように構成されたインクカートリッジであって、前記巻取り軸の外周面にスパイク形状のピンを複数設け、前記巻取り軸に巻き取られるインクシートに前記ピンにより孔が多数形成されるように構成したことを特徴とする。
このインクカートリッジによれば、プリンタに装着されて使用されると、使用後のインクシートが巻取り軸に巻き取られるとき、巻取り軸の外周面に設けた複数のピンがインクシートに刺さることで孔が多数形成されるので、そのインクシートに残った画像情報の読み取りが困難となる。このため、プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。なお、このインクカートリッジはプリンタに対し着脱自在に構成される。
上記インクカートリッジにおいて前記複数のピンを前記巻取り軸の軸方向に配置することで、インクシートの略全面にわたって確実に孔を形成できる。
また、前記複数のピンは、前記巻取り軸にほぼ完全に巻き取られたインクシートに貫通する程度の長さを有することで、インクシートの後端側にも確実に孔を形成できる。
本発明による第2のインクカートリッジは、ケース内に収容されたインクシートが引き出されて前記ケース内の巻取り軸に巻き取られるように構成されたインクカートリッジであって、前記巻取り軸に前置してカッタが設けられ、前記カッタにより前記インクシートが切断されながら前記巻取り軸に巻き取られるように構成されていることを特徴とする。
このインクカートリッジによれば、プリンタに装着されて使用されると、使用後のインクシートが巻取り軸に巻き取られるとき、巻取り軸に前置されたカッタにより切断されるので、そのインクシートに残った画像情報の読み取りが困難となる。このため、プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。なお、このインクカートリッジはプリンタに対し着脱自在に構成される。
上記インクカートリッジにおいて前記カッタは前記ケースの複数箇所に前記巻取り軸の軸方向に離れて設けられることで、インクシートを略全面にわたって確実に切断できる。
本発明による第3のインクカートリッジは、ケース内に収容されたインクシートが引き出されて前記ケース内の巻取り軸に巻き取られるように構成されたインクカートリッジであって、前記巻取り軸の軸方向に直線状に延びたスリットを前記ケースに設け、別部材のカッタ刃が前記スリットを通して前記巻取り軸に巻き取られたインクシートを切断できるように構成したことを特徴とする。
このインクカートリッジによれば、プリンタに装着されて使用されると、使用後のインクシートが巻取り軸に巻き取られるが、この巻き取られたインクシートを巻取り軸の軸方向に延びたスリットから別部材のカッタ刃でインクシートの幅方向に切断できるので、そのインクシートに残った画像情報の読み取りが困難となる。このため、プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、スリットからカッタ刃でインクシートを切断するだけでよく、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。
上記インクカートリッジにおいて使用前のインクシートを巻回して第1ケース部に収容し、使用後のインクシートを巻き取る前記巻取り軸を第2ケース部に収容し、前記スリットを前記第2ケースに設けることが好ましい。
本発明によるプリンタは、上述の第3のインクカートリッジがプリンタに対し着脱自在に構成され、前記装着されたインクカートリッジをそのプリンタから離脱させるとき前記スリットを通して前記巻取り軸に巻き取られたインクシートを切断する切断手段を備えることを特徴とする。
このプリンタによれば、巻取り軸の軸方向に直線状に延びたスリットを備えるインクカートリッジを装着して使用すると、使用後のインクシートが巻取り軸に巻き取られるが、インクカートリッジを引き出し離脱させるとき、切断手段がスリットを通してインクシートをその幅方向に自動的に切断するから、そのインクシートに残った画像情報の読み取りが困難となる。このため、プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。
本発明のインクカートリッジ及びプリンタによれば、プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済むようにできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
〈第1の実施の形態〉
図1は第1の実施の形態による熱転写型プリンタ用インクカートリッジを示す斜視図である。図2は図1のインクカートリッジを反転して巻き取り側のケース部のカバーを取り外した状態を示す斜視図である。図3は図2の状態のインクカートリッジを示す斜視図である。図4は図1,図2のインクカートリッジを熱転写型プリンタに装着する様子を概略的に示す斜視図である。図5は図4の熱転写型プリンタの要部を模式的に示す図である。
図1に示すように、熱転写型プリンタ用インクカートリッジ10は、ロール状に巻回されたインクシート20を内部に収容した略円筒状の第1ケース部11と、第1ケース部11から引き出されたインクシート20を巻き取る略円筒状の第2ケース部12と、第1ケース部11と第2ケース部12とを所定距離だけ離して連結する連結部13,14と、を備える。
連結部13,14は、第1ケース部11と第2ケース部12との間でインクシート20が外部に露出するプリント領域15が形成されるようにカートリッジの挿入方向xに対し先端側及び後端側に設けられている。インクシート20は、第1ケース部11から繰り出されてプリント領域15で外部に露出した状態で熱転写が行われてから、第2ケース部12内に巻き取られるようになっている。
図2,図3に、第2ケース部12のカバー12aを取り外した状態を示すが、第2ケース部12内には、使用後のインクシート20を巻き取る巻取り軸12bが回転可能に収容されている。巻取り軸12bは、インクカートリッジ10がプリンタ50(図4)に装着されたとき、その側面の被回転部10bにプリンタ側の駆動部が係合して回転駆動されることで、両端に配置された円板12c、12dの間でその外周面にインクシート20を巻き取る。
図2,図3のように、巻取り軸12bの円板12c、12dの間の外周面には、スパイク形状に先の尖った多数のピン12eが回転軸方向及び円周方向に分布して設けられている。使用後のインクシート20が巻取り軸12bに巻き取られると、多数のピン12eが刺さることで、多数の小さな孔がインクシート20に形成される。ピン12eの長さは、インクシート20がほぼ全部巻き取られたときの厚さとほぼ同じであるので、使用後のインクシート20の先端から後端まで多数の小さな孔を形成できる。
図1のインクカートリッジ10は、図4のように小型の熱転写型プリンタ50に対し図の挿入方向xに装着できかつその装着状態から図4の離脱方向x’に引き出し離脱できるように構成されている。インクカートリッジ10が装着されると、インクカートリッジ10の側面に位置する被回転部10a,10bがプリンタ側に係合し、被回転部10bはプリンタ側の駆動部と係合して回転駆動されるようになっている。
図4の熱転写型プリンタ50は、その矩方体状のケース側面に、インクカートリッジ10の側面形状と対応するように略円形状の第1円形孔部52と、略円形状の第2円形孔部53と、第1円形孔部52と第2円形孔部53とを結ぶ略直線状の細長孔部54と、を有する。これらの孔部52,53,54を通して熱転写型プリンタ50に対しインクカートリッジ10が着脱自在である。
図4、図5に示すように、熱転写型プリンタ50内には、ケース側面の細長孔部54から挿入方向xに延びるようにサーマルヘッド51が配置されている。サーマルヘッド51は、熱転写型プリンタ50内に図4の方向fから送り込まれた受像シート60(図5)の幅方向に図4の破線で示すように延びている。サーマルヘッド51の下面には多数の微細な発熱素子が直線状に並んでいる。
図4の熱転写型プリンタ50は、インクカートリッジ10が装着されかつ受像シートが図4の方向fに送り込まれると、サーマルヘッド51と受像シート60(図5)とが、プリント領域15に露出したインクシート20を間にして対向し、熱転写が行われるようになっている。
即ち、図5に模式的に示すように、熱転写型プリンタ50内では、第1ケース部11から引き出されたインクシート20が第2ケース部12に巻き取られながら矢印方向aに搬送される一方、受像シート60が矢印方向bにインクシート20とともに搬送され、プラテンロール61でインクシート20と受像シート60がサーマルヘッド51側に押し付けられた状態で、サーマルヘッド51の微細な発熱素子からインクシート20に熱が加えられ、加熱されたインクシート20のインク層から受像シート60の受像層に色素が拡散することで熱転写が行われ画像が形成される。
上記熱転写工程がインクシート20のCMYの各インクシート部21,22,23毎に行われ、例えばインクシート部22についての熱転写が終了すると、受像シート60が方向bの反対方向b’に戻されてから、次のインクシート部23について同様に熱転写が行われる。このようにして受像シート60に熱転写により画像が形成され、熱転写型プリンタ50から排出される。
以上のように、図4の熱転写型プリンタ50に図1〜図3のインクカートリッジ10を装着しインクシート20により受像シート60にプリントを行うと、図5の各インクシート部21,22,23では熱転写によりインク層から色素が抜けるため画像が反転した状態で残るが、熱転写後のインクシート20は順次、第2ケース部12内の巻取り軸12bに巻き取られ、巻取り軸12bに設けられた多数のピン12eが刺さり多数の小さな孔がインクシート20の略全面にわたって形成されるので、インクシート20の各インクシート部21,22,23に残った画像は損傷を受け、その画像情報を視覚的に読み取ることが困難となる。従って、ユーザは、プリンタ50で使用したインクカートリッジ10の廃棄等に当たって、そのインクシート20に残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。
〈第2の実施の形態〉
図6は第2の実施の形態による熱転写型プリンタ用インクカートリッジを示す斜視図である。
第2の実施の形態によるインクカートリッジは、図1〜図3と基本的に同様の構造であるが、巻取り軸にピンを設ける代わりに、第2ケース部の巻取り軸の上流側直前にカッタを設けたものである。即ち、図6のように、インクカートリッジ10Aは、第2ケース部12が軸方向(インクシート20の幅方向w)に離間した複数の小開口31,32,33を略円筒形部分に備えて構成されており、各小開口31,32,33にはそれぞれカッタ31a,32a,33aが配置されている。
各小開口31〜33は、第2ケース部12が連結部13,14に連結するように略円筒形部分から略板状に突き出した突き出し部35の近傍に設けられている。この突き出し部35側からインクシート20が第2ケース部12内に引き込まれ内部の巻取り軸12b(図2,図3)に巻き取られるので、各小開口31〜33に配置されたカッタ31a〜33aは巻取り軸12bの上流側直前に位置し、巻き取られる前のインクシート20を巻回方向に沿って直線状に切断する。この切断は、複数のカッタ31a〜33aによりインクシート20の幅方向wの複数箇所で行われる。
図4の熱転写型プリンタ50に図6のインクカートリッジ10Aを装着しインクシート20により受像シート60にプリントを行うと、図5の各インクシート部21,22,23に画像が反転した状態で残るが、熱転写後のインクシート20が第2ケース部12内に入り込むと、複数のカッタ31a〜33aにより幅方向wの複数箇所で巻回方向に切断さながら巻取り軸12b(図2,図3)に巻き取られるので、インクシート20の各インクシート部21,22,23に残った画像は損傷を受け、その画像情報を視覚的に読み取ることが困難となる。従って、ユーザは、プリンタ50で使用したインクカートリッジ10の廃棄等に当たって、そのインクシート20に残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。
〈第3の実施の形態〉
図7は第3の実施の形態による熱転写型プリンタ用インクカートリッジを示す斜視図である。
第3の実施の形態によるインクカートリッジは、図1〜図3と基本的に同様の構造であるが、巻取り軸にピンを設ける代わりに、第2ケース部の軸方向にスリットを設けたものである。即ち、図7のように、インクカートリッジ10Bの第2ケース部12の略円筒形部分に、軸方向に延びた細長状のスリット37が第2ケース12に貫通して設けられている。なお、第2ケース12のスリット37はインクカートリッジ10Bが図4のプリンタ50に装着されたとき、プリンタ筐体の底面側に対向するような位置に設けられている。
図4の熱転写型プリンタ50に図7のインクカートリッジ10Bを装着しインクシート20により受像シート60にプリントを行うと、図5の各インクシート部21,22,23に画像が反転した状態で残る。このインクカートリッジ10Bを使い切り熱転写型プリンタ50から取り出した後、ユーザは第2ケース部12内の巻取り軸12b(図2,図3)に巻き取られたインクシート20を幅方向wにスリット37を通して差し込んだナイフで切断する。このため、インクシート20の各インクシート部21,22,23に残った画像は損傷を受け、その画像情報を視覚的に読み取ることが困難となる。従って、ユーザは、プリンタ50で使用したインクカートリッジ10の廃棄等に当たって、カッタで第2ケース部12のスリット37からナイフで切り込みを入れるだけでよく、そのインクシート20に残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。
次に、図7のインクカートリッジ10Bを装着したプリンタ側に切断手段を設け、インクカートリッジ10B内の使用後のインクシートをインクカートリッジ10Bの取り出しのときに自動的に切断するようにした例を説明する。
図8は、図4のプリンタ50内に切断手段を設け図7のインクカートリッジ10Bを挿入する様子を示す要部斜視図である。図9は、図8のプリンタ内に装着した図7のインクカートリッジ10Bを引き出す様子を示す要部斜視図である。
図4の熱転写型プリンタ50内には、インクカートリッジ10Bが装着されるとき第2ケース部12が差し込まれる第2円形孔部53の近傍にインクカートリッジ10B内のインクシート20を切断する切断手段が設けられている。この切断手段は、図8,図9のように、インクカートリッジ10Bの第2ケース部12に設けたスリット37に入り込んでインクシートを切断するカッタ70と、カッタ70を回動可能に支持するブラケット73と、プリンタ50の筐体底面から突き出た固定部72と、固定部72にカッタ70を付勢するように取り付けられたコイルばね71と、を備える。
図8のように、熱転写型プリンタ50内にインクカートリッジ10Bが方向xから装着されるとき、カッタ70はコイルばね71の付勢力に抗して回動しスリット37に入り込まないようになっている。
次に、図9のように、インクカートリッジ10Bの装着後にカッタ70はコイルばね71の付勢力により回動しスリット37内に入り込んでおり、熱転写型プリンタ50内に装着されたインクカートリッジ10Bを方向x’に引き出すとき、第2ケース部12内の巻取り軸12b(図2,図3)に巻き取られたインクシート20がカッタ70によりスリット37に沿って自動的に切断される。
以上のように、図8,図9の熱転写型プリンタによれば、図7のようなスリット37を備えるインクカートリッジ10Bを装着して使用すると、使用後のインクシート20が巻取り軸12b(図2,図3)に巻き取られるが、インクカートリッジ10Bを方向x’に引き出すとき、切断手段のカッタ70がスリット37を通してインクシート20をその幅方向w(図7)に自動的に切断するので、そのインクシートに残った画像情報の読み取りが困難となる。このため、プリンタで使用したインクカートリッジの廃棄等に当たって、そのインクシートに残った画像情報についてセキュリティ上の特別な配慮をしなくて済む。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図7の構成に図6の構成を付加してもよく、この組み合わせ構成によれば、インクシートを幅方向及び巻回方向(長手方向)の両方向に切断可能となり、インクシートに残った画像情報の読み取りが更に困難となる。
また、本実施の形態では、熱転写型プリンタ用のインクカートリッジを例にして説明したが、ドットインパクトプリンタに用いられるインクカートリッジに本発明を適用してもよいことは勿論である。
第1の実施の形態による熱転写型プリンタ用インクカートリッジを示す斜視図である。 図1のインクカートリッジを反転して巻き取り側のケース部のカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図2の状態のインクカートリッジを示す斜視図である。。 図1,図2のインクカートリッジを熱転写型プリンタに装着する様子を概略的に示す斜視図である。 図4の熱転写型プリンタの要部を模式的に示す図である。 第2の実施の形態による熱転写型プリンタ用インクカートリッジを示す斜視図である。 第3の実施の形態による熱転写型プリンタ用インクカートリッジを示す斜視図である。 図4のプリンタ内に切断手段を設け図7のインクカートリッジ10Bを挿入する様子を示す要部斜視図である。 図8のプリンタ内に装着した図7のインクカートリッジ10Bを引き出す様子を示す要部斜視図である。
符号の説明
10,10A,10B 熱転写型プリンタ用インクカートリッジ
11 第1ケース部
12 第2ケース部
12b 巻取り軸
12e ピン
20 インクシート
21,22,23 インクシート部
31,32,33 小開口
31a,32a,33a カッタ
37 スリット
50 熱転写型プリンタ
51 サーマルヘッド
60 受像シート
61 プラテンロール
70 カッタ(切断手段)
w 幅方向
x 挿入方向
x’ 離脱方向

Claims (8)

  1. ケース内に収容されたインクシートが引き出されて巻取り軸に巻き取られるように構成されたインクカートリッジであって、
    前記巻取り軸の外周面にスパイク形状のピンを複数設け、前記巻取り軸に巻き取られるインクシートに前記ピンにより孔が多数形成されるように構成したことを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記複数のピンを前記巻取り軸の軸方向に配置したことを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記複数のピンは、前記巻取り軸にほぼ完全に巻き取られたインクシートに貫通する程度の長さを有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクカートリッジ。
  4. ケース内に収容されたインクシートが引き出されて前記ケース内の巻取り軸に巻き取られるように構成されたインクカートリッジであって、
    前記巻取り軸に前置してカッタが設けられ、前記カッタにより前記インクシートが切断されながら前記巻取り軸に巻き取られるように構成されていることを特徴とするインクカートリッジ。
  5. 前記カッタは、前記ケースの複数箇所に前記巻取り軸の軸方向に離れて設けられていることを特徴とする請求項4に記載のインクカートリッジ。
  6. ケース内に収容されたインクシートが引き出されて前記ケース内の巻取り軸に巻き取られるように構成されたインクカートリッジであって、
    前記巻取り軸の軸方向に直線状に延びたスリットを前記ケースに設け、別部材のカッタ刃が前記スリットを通して前記巻取り軸に巻き取られたインクシートを切断できるように構成したことを特徴とするインクカートリッジ。
  7. 使用前のインクシートを巻回して第1ケース部に収容し、使用後のインクシートを巻き取る前記巻取り軸を第2ケース部に収容し、前記スリットを前記第2ケースに設けたことを特徴とする請求項6に記載のインクカートリッジ。
  8. 請求項6または7に記載のインクカートリッジがプリンタに対し着脱自在に構成され、前記装着されたインクカートリッジをそのプリンタから離脱させるとき前記スリットを通して前記巻取り軸に巻き取られたインクシートを切断する切断手段を備えることを特徴とするプリンタ。

JP2004246453A 2004-08-26 2004-08-26 インクカートリッジ及びプリンタ Pending JP2006062173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004246453A JP2006062173A (ja) 2004-08-26 2004-08-26 インクカートリッジ及びプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004246453A JP2006062173A (ja) 2004-08-26 2004-08-26 インクカートリッジ及びプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006062173A true JP2006062173A (ja) 2006-03-09

Family

ID=36109061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004246453A Pending JP2006062173A (ja) 2004-08-26 2004-08-26 インクカートリッジ及びプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006062173A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2286353T3 (es) Dispositivo para formar imagen y cartucho de lamina de tinta montado en el dispositivo para formar imagenes.
JPH11348396A (ja) インクリボンの使用制限装置
JP2006016167A (ja) 給紙装置
JP4023354B2 (ja) テープ印刷装置及びプログラム
JP2006062173A (ja) インクカートリッジ及びプリンタ
JP2023121804A (ja) カセット
JP2001088989A (ja) ドラム式ハードコピー装置
JP7423962B2 (ja) 印刷装置及び印刷用カセット
JP7439596B2 (ja) 基板カートリッジ
JP2007070035A (ja) テープ印刷装置用テープ及びそれを用いたテープ印刷装置
JP3800814B2 (ja) テープカセット
JP2004142113A (ja) インクリボンカセット
JP4262447B2 (ja) ラベルライター用テープが収納されるテープカセット
CN114502386A (zh) 打印用带盒
JP5945941B2 (ja) 被印字媒体カートリッジ
JP3946506B2 (ja) 印字用ロール紙
WO2022070987A1 (ja) 印刷用カセット及び印刷装置
JP7056051B2 (ja) カセット、及び、印刷装置
JP2010005921A (ja) ラベルプリンタ
JP2012196859A (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法
JP7284664B2 (ja) プリンタ
JP3782275B2 (ja) リボンカセット
WO2021065469A1 (ja) 印刷用カセット及び印刷装置
JP4501749B2 (ja) シート材切断装置、シート材及びシートカセット
JP2010100377A (ja) テープカセット