JP2006061412A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 食器が比較的少量の場合の洗い時間及び水量を低減できるようにする。
【解決手段】 食器が収容される洗浄槽2と、該洗浄槽2内の底側に並置される回転自在の第1及び第2のノズル4,5と、洗浄槽2内の後側に固定される第3のノズル(6)とを備えており、第1のノズル4から噴射する噴射時間を、第2及び第3のノズル5,(6)から噴射する噴射時間よりも長くし、食器が比較的少量の場合、第1のノズル4側に食器を収容することにより、第1のノズル4から噴射する水により食器を洗うようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は洗浄槽内の複数の位置にノズルが配された食器洗い機に関する。
食器洗い機は、洗浄槽内の底側に回転が可能なノズルを配し、該ノズルから噴射する水により、洗浄槽内に収容された食器を洗浄するように構成されている(例えば、特許文献1。)
また、洗浄槽内の底側に回転が可能な複数のノズルを並置することにより、ノズルの回転半径を短くし、洗浄槽を小形化、ひいては食器洗い機全体を小形化するように構成された食器洗い機も知られている。
また、このように複数のノズルを備える食器洗い機は、ポンプに連通連結され、前記ポンプが発生した加圧水を各ノズルに分配して等時間ずつ供給する回転式の分配弁を備えている。
実開平7−163502号公報
ところが、複数のノズルを備える従来の食器洗い機にあっては、複数の位置に配されたノズルから噴射する噴射時間は、洗浄槽内に収容される食器量の多少に関係なくそれぞれ等しくなっているため、食器が比較的少量の場合は、食器洗いが終わっている後においても全てのノズルから水が噴射されることになり、噴射時間及び水量が無駄となり、改善策が要望されていた。即ち、食器が比較的多量の場合はノズルから噴射された噴射水が各食器の全面に当り難く、食器に付着している汚れが落ち難いため、食器が比較的多量の場合に必要とする噴射時間に設定されており、従って、食器が比較的少量の場合は、上記したように噴射時間及び噴射水量が無駄となる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は一のノズルから噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くすることにより、食器が比較的少量の場合の噴射時間を短縮、及び噴射水量を低減できる食器洗い機を提供することにある。
また、他の目的は洗い過程及び/又はすすぎ過程において一のノズルから噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くすることにより、洗い過程及び/又はすすぎ過程において食器が比較的少量の場合の噴射時間を短縮、及び噴射水量を低減できる食器洗い機を提供することにある。
また、他の目的はポンプ及び各ノズルに連通する連通路を開閉する開閉弁と、該開閉弁が前記連通路を開いている時間を制御する制御部とを備える構成とすることにより、構造を複雑にすることなく簡易に採用することができる食器洗い機を提供することにある。
また、他の目的は一のノズルに連通する連通路を開閉弁が開とする時間を長時間とし、他のノズルに連通する連通路を開閉弁が開とする時間を短時間とした後、一のノズルに連通する連通路を開閉弁が開とする時間を長時間とするように設定された制御部を備えることにより、少ない噴射水量で洗浄槽内を清潔に保つことができる食器洗い機を提供することにある。
また、他の目的は洗浄槽内の底側に並置される回転自在の第1及び第2のノズルと、洗浄槽内の後側に固定される第3のノズルとを備え、第1又は第2のノズルを、一のノズルとすることにより、食器が比較的少量の場合の噴射時間を短縮、及び噴射水量を低減でき、さらに、少ない噴射水量で洗浄槽内を清潔に保つことができる食器洗い機を提供することにある。
本発明に係る食器洗い機は、食器が収容される洗浄槽内に複数のノズルを備えた食器洗い機において、一のノズルから水を噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、一のノズルから噴射する噴射時間が、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長いため、食器が比較的少量の場合、一のノズル側に食器を収容することにより、一のノズルから噴射する噴射水により食器を洗うことができ、噴射時間を短縮、及び噴射水量を低減できる。
また、本発明に係る食器洗い機は、食器が収容される洗浄槽内に複数のノズルを備え、洗い過程及びすすぎ過程で前記ノズルから水を噴射する食器洗い機において、前記洗い過程及び/又はすすぎ過程において一のノズルから噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、洗い過程及び/又はすすぎ過程において一のノズルから噴射する噴射時間が、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長いため、食器が比較的少量の場合、一のノズル側に食器を収容することにより、洗い過程及び/又はすすぎ過程において一のノズルから噴射する噴射水により食器を洗うことができ、噴射時間を短縮、及び噴射水量を低減できる。
また、本発明に係る食器洗い機は、前記ノズルに加圧水を供給するポンプと、該ポンプ及び各ノズルに連通する連通路を開閉する開閉弁と、該開閉弁が前記連通路を開いている時間を制御する制御部とを有することを特徴とする。
この発明にあっては、開閉弁が連通路を開いている時間を制御することにより一のノズルから噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くすることができるため、構造を複雑にすることなく簡易に採用することができる。
また、本発明に係る食器洗い機は、前記制御部は、前記一のノズルに連通する連通路を前記開閉弁が開とする時間を長時間とし、前記他のノズルに連通する連通路を前記開閉弁が開とする時間を短時間とした後、前記一のノズルに連通する連通路を前記開閉弁が開とする時間を長時間とするように設定されていることを特徴とする。
この発明にあっては、一のノズルに連通する連通路を長時間にわたって開とし、一のノズルから長時間にわたって噴射しつつ食器を洗う。この一のノズルによる洗いを途中で中断して短時間だけ他のノズルに連通する連通路を開とし、他のノズルから短時間だけ噴射するため、一のノズルから噴射する噴射水により飛び散った汚れ、洗剤等が乾いて落ち難くならないときに前記飛び散った汚れ、洗剤等を他のノズルから噴射する少水量の噴射水により洗い流すことができる。このため、食器が比較的少量の場合、一のノズル側に食器を収容することにより、一のノズルにより集中的に食器を洗うことができ、しかも、一のノズルによる食器洗いが終わった後で洗浄槽内を洗う場合に比べて少ない噴射水量で洗浄槽内を清潔に保つことができる。
また、本発明に係る食器洗い機は、前記ノズルは前記洗浄槽内の底側に並置される回転自在の第1及び第2のノズルと、前記洗浄槽内の後側に固定される第3のノズルとを有しており、前記第1又は第2のノズルが前記一のノズルであることを特徴とする。
この発明にあっては、回転自在の第1又は第2のノズルから長時間噴射することができるため、比較的少量の食器を第1又は第2のノズル側に収容することにより、短い噴射時間及び少ない水量で食器を洗うことができ、また、第1又は第2のノズルと洗浄槽内の後側に固定される第3のノズルから短時間噴射することができるため、第1又は第2のノズルから噴射する噴射水により飛び散った汚れ、洗剤等を、第1又は第2のノズルと第3のノズルとから噴射する噴射水により洗い流すことができ、少ない噴射水量で洗浄槽内を清潔に保つことができる。
本発明によれば、複数のノズルから噴射する噴射時間を変えることができるため、食器が比較的少量の場合、一のノズル側に食器を収容することにより、一のノズルから噴射する噴射水により洗うことができ、噴射時間を短縮、及び噴射水量を低減できる。
また、本発明によれば、食器が比較的少量の場合、一のノズル側に食器を収容することにより、洗い過程及び/又はすすぎ過程において一のノズルから噴射する噴射水により食器を洗うことができ、噴射時間を短縮、及び噴射水量を低減できる。
また、本発明によれば、開閉弁が連通路を開いている時間を制御することにより一のノズルから噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くすることができ、構造を複雑にすることなく簡易に採用することができる。
また、本発明によれば、食器が比較的少量の場合、一のノズルにより長時間にわたって集中的に食器を洗うことができ、しかも、一のノズルによる洗いを途中で中断して他のノズルから短時間だけ噴射するため、少ない噴射水量で洗浄槽内を清潔に保つことができる。
また、本発明によれば、比較的少量の食器を回転自在の第1又は第2のノズル側に収容することにより、短い噴射時間及び少ない水量で食器を洗うことができ、しかも、第1のノズルから噴射する噴射水により飛び散った汚れ、洗剤等を、第2及び第3のノズルから噴射する噴射水により洗い流すことができ、少ない噴射水量で洗浄槽内を清潔に保つことができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る食器洗い機の構成を示す縦断側面図、図2は食器洗い機の構成を示す縦断正面図、図3は食器洗い機の構成を示す概略平面図である。
食器洗い機は、筐体1と、該筐体1内に配され、その前面に開口部2aを有する洗浄槽2と、該洗浄槽2に収容され、食器Aが載せられるあみ篭形状の食器受具3と、該食器受具3の下側に回転自在に配され、食器受具3に載せられた食器Aに向けて水を噴射する回転可能な第1及び第2のノズル4,5と、洗浄槽2内の後側に固定され、食器受具3に載せられた食器Aに向けて水を噴射する第3のノズル6と、第1及び第3のノズルに加圧水を供給するポンプ7と、該ポンプ及び各ノズルの連通路を開閉し、ポンプ7が発生した加圧水を順次第1〜第3のノズル4〜6に供給する開閉弁8と、開閉弁が連通路を開いている時間を制御し、第1のノズル4から噴射する噴射時間を、第2及び第3のノズル5,6から噴射する噴射時間よりも長くするための制御手段9と、洗浄槽2内を乾燥させるヒータ10と、開口部2aの上下を閉じ、上下方向へ回動自在に筐体1に枢支された上部扉11及び下部扉12とを備える。
洗浄槽2の底部には、蛇口等の水源に接続される給水弁13と、該給水弁13に給水通路を介して連通し、洗浄槽2内に開口する給水口14と、該給水口14と対角する位置に配され、給水口14から給水された水を貯水する貯水部15と、該貯水部15に吸込ダクトを介して連通し、貯水部15内の水を吸込み、加圧するポンプ7と、開閉弁8と、給水口14及び貯水部15間の流水路に配置されたヒータ16と、該ヒータ16の近傍に配されたサーミスタ17とが設けられている。また、洗浄槽2内の後部には、洗浄槽2内の空気を吸込み、加圧する送風機18と、該送風機18が加圧した加圧空気を洗浄槽2内に吹き出す吹出口19とが設けられている。また、洗浄槽2内で、貯水部15の上側にはフィルタ20が設けられており、ヒータ16の上側にはヒータカバー21が設けられている。
第1〜第3のノズル4,5,6はそれぞれ複数の噴射口4a,5a,6aを有する。第1及び第2のノズル4,5は、開閉弁8の2つの出側ポートに連通し、洗浄槽2の内底に上方へ突設された2つの連通管に回転自在に嵌合される基管部の回転中心線と直交する位置に複数の噴射口4a,5aが設けられており、洗浄槽2内の両側に並置され、洗浄槽2の上方に向けて噴射するように構成されている。第3のノズル6は開閉弁8の1つの出側ポートに連通し、洗浄槽2内の上下方向に配された連通部の上部から洗浄槽2の両側に配されており、噴射口6aから前方に向けて噴射するように構成されている。
開閉弁8は、電動モータ22の出力軸に連動連結された弁体を有しており、該弁体が一回転する間に第1〜第3のノズル4,5,6と各出側ポートとが連通する時間を異ならせ、第1〜第3のノズル4,5,6から噴射する噴射時間を異ならせるように構成されている。
マイクロプロセッサを用いてなる制御部9は、食器Aが比較的多量の場合の基準洗い、及び食器Aが比較的少量の場合のスポット洗いの制御と、スポット洗いの場合の軽い汚れ洗い、及び標準汚れ洗いを行う制御と、開閉弁8が連通路を開いている時間の制御とを行うもので、基準洗いを選択する第1のスイッチ(図示せず)と、スポット洗いを選択する第2のスイッチと、スポット洗いにおける軽い汚れ洗い又は標準汚れ洗いを選択する第3及び第4のスイッチと、第3又は第4のスイッチを選択したときに洗浄を開始するスタートスイッチとが接続されており、第1〜第4のスイッチのいずれかをオン操作した場合、洗い過程と、第1のすすぎ過程と、第2のすすぎ過程と、第3のすすぎ過程のそれぞれにおいて開閉弁8が連通路を開いているトータル時間Tだけ第1〜第3のノズル4,5,6から噴射することができるように構成されており、また、制御部9は洗い過程及びすすぎ過程の回数Nをカウントするようにしてある。制御部9の出力部にはポンプ7を駆動する電動モータ25の駆動回路及び開閉弁8を駆動する電動モータ22の駆動回路が接続されており、制御部9が出力するモータ電流指令値によりそれぞれの駆動回路を制御するように構成されている。
食器Aが比較的多量の場合の標準洗いは、第1〜第3のノズル4,5,6から噴射する噴射時間、換言すれば第1〜第3のノズル4,5,6に連通する連通路を開閉弁8が順次開いている時間が等しくなるように電動モータ22の駆動回路が制御される。
図4はスポット洗いのシーケンス図である。
第2のスイッチにより選択されるスポット洗いは、第3のスイッチにより軽い汚れ洗いを選択した場合、洗い過程と、第1のすすぎ過程と、第2のすすぎ過程と、第3のすすぎ過程とのそれぞれにおいて、第1のノズル4の噴射時間を30秒、第2及び第3のノズル5,6の噴射時間をそれぞれ5秒とし、洗い過程では、第1のノズル4で30秒間食器Aを洗って食器Aの汚れを大まかに落し、第2のノズル5から5秒間噴射して、第1のノズル4での洗いにより飛散った洗浄槽2内の汚れ、洗剤等を洗い流し、つづいて第3のノズル6で5秒間洗って第1のノズル4での洗浄により飛散った洗浄槽2内の汚れ、洗剤等を落した後、開閉弁8が連通路を開いているトータル時間Tになるまで第1のノズル4での噴射時間を連続させて、第1のノズル4側に収容された食器Aの洗いを完了する。
第1のすすぎ過程では、第1のノズル4で30秒間食器Aをすすぎ洗いして食器Aを大まかにすすぎ、第2のノズル5で5秒間すすぎ洗いして、第1のノズル4でのすすぎ洗いにより飛散った洗浄槽2内の汚れ、洗剤等を洗い流し、つづいて第3のノズル6で5秒間すすぎ洗いして、第1のノズル4でのすすぎ洗いにより飛散った洗浄槽2内の汚れ、洗剤等を洗い流した後、連通路を開いているトータル時間Tになるまで第1のノズル4での噴射時間を連続させて、第1のノズル4側に収容された食器Aの一回目のすすぎ洗いを完了する。
第2のすすぎ過程では、第1のノズル4で30秒間すすぎ洗いして食器Aをすすぎ、第2のノズル5で5秒間すすぎ洗いして、第1のノズル4でのすすぎ洗いにより飛散った洗浄槽2内の微小の汚れを洗い流し、つづいて第3のノズル6で5秒間すすぎ洗いして、第1のノズル4でのすすぎ洗いにより飛散った洗浄槽2内の微小の汚れを洗い流した後、連通路を開いているトータル時間Tになるまで第1のノズル4での噴射時間を連続させて、第1のノズル4側に収容された食器Aの二回目のすすぎ洗いを完了する。
第3のすすぎ過程では、第1のノズル4で30秒間仕上げすすぎ洗いして食器Aを仕上げすすぎ、第2のノズル5で5秒間仕上げすすぎ洗いして、第1のノズル4での仕上げすすぎ洗いにより飛散った部分を洗い流し、つづいて第3のノズル6で5秒間仕上げすすぎ洗いして、第1のノズル4での第3のすすぎ洗いにより飛散った部分を洗い流した後、連通路を開いているトータル時間Tになるまで第1のノズル4での噴射時間を連続させて、第1のノズル4側に収容された食器Aの三回目のすすぎ洗いを完了する。
第4のスイッチにより標準汚れ洗いを選択した場合、洗い過程と、第1のすすぎ過程とのそれぞれにおいては、第1のノズル4の噴射時間を30秒、第2及び第3のノズル5,6の噴射時間を5秒とし、トータル噴射時間T内で第1〜第3のノズル4,5,6での噴射を複数回繰り返すことにより第1のノズル4側に収容された食器Aの洗い、及び食器Aの一回目のすすぎ洗いを完了する。つづいて、第2のすすぎ過程と、第3のすすぎ過程とのそれぞれにおいては、第1のノズル4の噴射時間を30秒、第2及び第3のノズル5,6の噴射時間を5秒とし、軽い汚れ洗いの場合と同様、第1のノズル4で30秒間すすぎ洗い(三回目のすすぎ洗い)して食器Aをすすぎ、第2のノズル5で5秒間すすぎ洗い(三回目のすすぎ洗い)して、第1のノズル4でのすすぎ洗いにより飛散った部分を洗い流し、つづいて第3のノズル6で5秒間すすぎ洗い(三回目のすすぎ洗い)して、第1のノズル4でのすすぎ洗いにより飛散った部分を洗い流した後、連通路を開いているトータル時間Tになるまで第1のノズル4での噴射時間を連続させて、第1のノズル4側に収容された食器Aの二回目のすすぎ洗い、及び三回目のすすぎ洗いを完了する。
図5、図6はスポット洗いを行う場合のフローチャートである。
電源がオンされた後、制御部9が制御動作を開始する。第2のスイッチによりスポット洗いが選択されると、軽い汚れ洗い用の第3のスイッチがオンされているか否かを判定し(S1)、第3のスイッチがオンされている場合、スタートスイッチがオンされているか否かを判定しS2、スタートスイッチがオンされている場合、制御部9は洗い過程及びすすぎ過程の回数Nを初期化し(S3)、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第1のノズル4に連通する連通路を開とし(S4)、第1のノズル4から水又は洗剤を噴射し、タイマーが計時スタートする(S5)。第1のノズル4に連通する連通路を開閉弁8が30秒間開いているか否かを判定し(S6)、30秒間開いていない場合はS4に戻り、30秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第2のノズル5に連通する連通路を開とし(S7)、第2のノズル5から水又は洗剤を噴射し、タイマーが計時スタートする(S8)。第2のノズル5に連通する連通路を開閉弁8が5秒間開いているか否かを判定し(S9)、5秒間開いていない場合はS7に戻り、5秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第3のノズル6に連通する連通路を開とし(S10)、第3のノズル6から水又は洗剤を噴射し、タイマーが計時スタートする(S11)。第3のノズル6に連通する連通路を開閉弁8が5秒間開いているか否かを判定し(S12)、5秒間開いていない場合はS10に戻り、5秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第1のノズル4に連通する連通路を開とし(S13)、第1のノズル4から水又は洗剤を噴射し、タイマーが計時スタートする(S14)。開閉弁8が連通路を開いているトータル時間Tになったか否かを判定し(S15)、トータル時間Tになっていない場合はS13に戻り、トータル時間Tになっている場合、洗い過程及びすすぎ過程の回数Nが3回であるか否かを判定し(S16)、回数Nが3回でない場合、第1〜第3のノズル4,5,6から順次噴射する過程を繰り返すようにN=N+1に設定し(S17)、S4〜S15を繰り返し、一回目のすすぎ洗いを行う。
一回目のすすぎ洗いの後、再び洗い過程及びすすぎ過程の回数Nが3回であるか否かを判定し(S16)、回数Nが3回でない場合、第1〜第3のノズル4,5,6から順次噴射する過程を繰り返すように、S17においてN=N+2に設定し、S4〜S15を繰り返し、二回目のすすぎ洗いを行う。
二回目のすすぎ洗いの後、再び洗い過程及びすすぎ過程の回数Nが3回であるか否かを判定し(S16)、回数Nが3回でない場合、第1〜第3のノズル4,5,6から順次噴射する過程を繰り返すように、S17においてN=N+3に設定し、S4〜S15を繰り返し、三回目のすすぎ洗いを行う。三回目のすすぎ洗いの後、再び洗い過程及びすすぎ過程の回数Nが3回であるか否かを判定すると(S16)、回数Nが3回となり、噴射する過程の制御は終了する。
また、S1の判定の結果、軽い汚れ洗い用の第3のスイッチがオンされていない場合、標準汚れ洗い用の第4のスイッチがオンされているか否かを判定し(S18)、第4のスイッチがオンされている場合、スタートスイッチがオンされているか否かを判定し(S19)、スタートスイッチがオンされている場合、制御部9は洗い過程及びすすぎ過程の回数Nを初期化し(S20)、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第1のノズル4に連通する連通路を開とし(S21)、第1のノズル4から水又は洗剤を噴射し、タイマーが計時スタートする(S22)。第1のノズル4に連通する連通路を開閉弁8が30秒間開いているか否かを判定し(S23)、30秒間開いていない場合はS21に戻り、30秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第2のノズル5に連通する連通路を開とし(S24)、第2のノズル5から水を噴射し、タイマーが計時スタートする(S25)。第2のノズル5に連通する連通路を開閉弁8が5秒間開いているか否かを判定し(S26)、5秒間開いていない場合はS24に戻り、5秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第3のノズル6に連通する連通路を開とし(S27)、第3のノズル6から水を噴射し、タイマーが計時スタートする(S28)。第3のノズル6に連通する連通路を開閉弁8が5秒間開いているか否かを判定し(S29)、5秒間開いていない場合はS27に戻り、5秒間開いている場合は、S21〜S29の噴射する過程を繰り返すべく電動モータ22により開閉弁8を回動させ、タイマーにより計時して第1〜第3のノズル4,5,6に連通する連通路の開を繰り返し(S30)、所定の繰り返し回数が終了したか否かを判定し(S31)、所定の繰り返し回数が終了している場合、S21〜S31の回数Nが1回であるか否かを判定し(S32)、回数Nが1回でない場合、S21〜S31の噴射する過程を繰り返すようにN=N+1に設定し(S33)、S21〜S31を繰り返し、一回目のすすぎ洗いを行う。
一回目のすすぎ洗いの後、再び洗い過程及びすすぎ過程の回数Nが1回であるか否かを判定する(S32)、回数Nが1回となり、二回目のすすぎ洗いとなる。二回目のすすぎ洗いでは、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第1のノズル4に連通する連通路を開とし(S34)、第1のノズル4から水を噴射し、タイマーが計時スタートする(S35)。第1のノズル4に連通する連通路を開閉弁8が30秒間開いているか否かを判定し(S36)、30秒間開いていない場合はS34に戻り、30秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第2のノズル5に連通する連通路を開とし(S37)、第2のノズル5から水を噴射し、タイマーが計時スタートする(S38)。第2のノズル5に連通する連通路を開閉弁8が5秒間開いているか否かを判定し(S39)、5秒間開いていない場合はS37に戻り、5秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第3のノズル6に連通する連通路を開とし(S40)、第3のノズル6から水を噴射し、タイマーが計時スタートする(S41)。第3のノズル6に連通する連通路を開閉弁8が5秒間開いているか否かを判定し(S42)、5秒間開いていない場合はS40に戻り、5秒間開いている場合は、電動モータ22により開閉弁8を回動させて第1のノズル4に連通する連通路を開とし(S43)、第1のノズル4から水を噴射し、タイマーが計時スタートする(S44)。開閉弁8が連通路を開いているトータル時間Tになったか否かを判定し(S45)、トータル時間Tになっていない場合はS43に戻り、トータル時間Tになっている場合、洗い過程及びすすぎ過程の回数Nが1回であるか否かを判定し(S46)、回数Nが1回でない場合、S34〜S45の噴射する過程を繰り返すようにN=N+1に設定し(S47)、S34〜S45を繰り返し、二回目のすすぎ洗いを行う。
二回目のすすぎ洗いの後、再び洗い過程及びすすぎ過程の回数Nが1回であるか否かを判定すると(S46)、回数Nが1回となり、噴射する過程の制御は終了する。
尚、以上説明した実施の形態では、開閉弁8が連通路を開いている時間を制御することにより、第1のノズル4から噴射する噴射時間を、第2及び第3のノズル5,6から噴射する噴射時間よりも長くなるように制御する制御部9として、第2及び第3のノズル5,6からそれぞれ5秒間噴射するように構成したが、その他、第2及び第3のノズル5,6から噴射する時間は5秒を超える時間、又は5秒未満であってもよいし、また、0秒であってもよく、その時間は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では、開閉弁8が連通路を開いている時間を制御することにより、回転可能な第1のノズル4から噴射する噴射時間を、第2及び第3のノズル5,6から噴射する噴射時間よりも長くなるような構成としたが、その他、回転可能な第2のノズル5から噴射する噴射時間を、第1及び第3のノズル4,6から噴射する噴射時間よりも長くなるような構成としてもよい。
また、第1〜第3のノズル4,5,6を有する構成としたが、その他、回転可能な第1及び第2のノズル4,5を有する構成としてもよいし、また、回転可能な第1又は第2のノズル4,5と第3のノズル6とを有する構成としてもよい。
本発明に係る食器洗い機の構成を示す縦断側面図である。 本発明に係る食器洗い機の構成を示す縦断正面図である。 本発明に係る食器洗い機の構成を示す概略平面図である。 本発明に係る食器洗い機のスポット洗いのシーケンス図である。 本発明に係る食器洗い機のスポット洗いを行う場合のフローチャートである。 本発明に係る食器洗い機のスポット洗いを行う場合のフローチャートである。
符号の説明
2 洗浄槽
4,5,6 ノズル
7 ポンプ
8 開閉弁
9 制御部

Claims (5)

  1. 食器が収容される洗浄槽内に複数のノズルを備えた食器洗い乾燥機において、一のノズルから水を噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くしてあることを特徴とする食器洗い機。
  2. 食器が収容される洗浄槽内に複数のノズルを備え、洗い過程及びすすぎ過程で前記ノズルから水を噴射する食器洗い機において、前記洗い過程及び/又はすすぎ過程において一のノズルから噴射する噴射時間を、他のノズルから噴射する噴射時間よりも長くしてあることを特徴とする食器洗い機。
  3. 前記ノズルに加圧水を供給するポンプと、該ポンプ及び各ノズルに連通する連通路を開閉する開閉弁と、該開閉弁が前記連通路を開いている時間を制御する制御部とを有する請求項1又は2記載の食器洗い機。
  4. 前記制御部は、前記一のノズルに連通する連通路を前記開閉弁が開とする時間を長時間とし、前記他のノズルに連通する連通路を前記開閉弁が開とする時間を短時間とした後、前記一のノズルに連通する連通路を前記開閉弁が開とする時間を長時間とするように設定されている請求項3記載の食器洗い機。
  5. 前記ノズルは前記洗浄槽内の底側に並置される回転自在の第1及び第2のノズルと、前記洗浄槽内の後側に固定される第3のノズルとを有しており、前記第1又は第2のノズルが前記一のノズルである請求項1乃至4のいずれかひとつに記載の食器洗い機。
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