JP2006060949A - 電源バックアップユニットおよびこれを用いた電子制御装置 - Google Patents

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Kazuki Morita
一樹 森田
Junji Takemoto
順治 竹本
Toshihiko Ohashi
敏彦 大橋
Yasusuke Mitani
庸介 三谷
Yoshimitsu Odajima
義光 小田島
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Abstract

【課題】本発明は電源バックアップユニットおよびこれを用いた電子制御装置に関するものであり、その信頼性の向上を目的とするものである。
【解決手段】電子制御部2に駆動電力を供給する主電源の出力が規定電圧以下となった時に電子制御部2に対して補助的に電力を供給する補助電源3と、電子制御部2にカソードが接続されアノードが第2のスイッチを介して補助電源3に接続されたダイオード4とを備え、補助電源3とダイオード4のアノードを昇圧回路8を介して接続するとともに、このダイオード4に電圧検出回路11を並列に接続する構造としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源バックアップユニットおよびこれを用いた電子制御装置に関するものである。
一般に車載用の電子制御ブレーキシステムなどの高い安全性を要求される電源回路は、電力を供給する主電源となるバッテリーに異常が発生し、その出力が規定電圧以下となった場合においても、補助的に電力の供給が行えるよう補助電源が接続された構成となっている。
通常、このような電源バックアップユニットは、図3に示すごとく、主電源1から電子制御部2に至る経路に対して並列に補助電源3が接続されるもので、主電源1からの出力電圧の低下により補助電源3の電位が主電源1側の電位より高くなり、これによりダイオード4が導通状態となり、補助電源3に蓄えられた電力が電子制御部2に供給されるものである。
従来、このような電源バックアップユニットにおいては、いかなる時にも補助電源3からの給電を確実に行えるようにするため、補助電源3から電子制御部2に至る経路に配置されたダイオード4に対して別途ダイオード5を並列に接続した構造となっていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
実開平5−74147号公報(実願平4−9918号のCD−ROM)
しかしながら、複数のダイオード4,5を並列に接続することは、確かに冗長性を高めることはできるのであるが、全てのダイオード4,5が同時に故障する可能性を完全に否定できるものではなく、より一層の信頼性の確保が課題となっていた。
そこで、本発明はこのような問題を解決し電源バックアップユニットおよびこれを用いた電子制御装置の信頼性をより一層高めることを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、特に、電子制御部と補助電源間に配置されたダイオードのアノード側に昇圧回路を接続するとともに、このダイオードに電圧検出回路を並列に接続する構造としたのである。
この構成により、主電源の正常作動時にダイオードの異常を情報として検出できるので、電源バックアップユニットの異常時の使用を抑制することができ、結果として電源バックアップユニットおよびこれを用いた電子制御装置の信頼性を高めることができるのである。
以下、本発明の一実施の形態について図を用いて説明する。なお上述した背景技術と同様の構成については同じ符号を付して説明するものとする。
図1は車載用の電子制御ブレーキシステムなどの高い信頼性が要求される電子制御装置を示したシステムブロック図であり、主な構成は主電源1から電子制御部2に至る経路に対して並列に電源バックアップユニット6が接続されたもので、主電源1からの出力電圧の低下により電源バックアップユニット6を構成する補助電源3の電位が主電源1の電位より高くなるとダイオード4が導通状態となり、補助電源3に蓄えられた電力が電源バックアップユニット6から電子制御部2に供給されるものである。第1のスイッチ7は電子制御部2から主電源1への電力の逆流を防止するために設けられたダイオードである。
そして、この電子制御装置の電源バックアップユニット6においては、補助電源3を起点とした昇圧回路8が設けられており、この昇圧回路8によって昇圧された電力は第3のスイッチ9および抵抗10を介してダイオード4のアノード側に接続されている。また、このダイオード4に対しては電圧検出回路11が並列に接続され、さらにこの接続点より補助電源3側に第2のスイッチ12が接続された構成となっている。
この構成は、第3のスイッチ9、第2のスイッチ12のオン・オフを制御回路13によって制御することでダイオード4の故障診断を行うものであり、ダイオード4が導通状態のままで非導通状態に戻らない、いわゆるオン故障の場合には昇圧回路8から電圧を印加してもダイオード4が導通状態であるため電圧検出回路11の両側部分に電圧差は生じず、また、ダイオード4が非導通状態のままで導通状態に戻らない、いわゆるオフ故障の場合には昇圧回路8から電圧を印加することでダイオード4が非導通状態であるため電圧検出回路11の両端部分に電圧差が発生することになり、この電圧検出回路11に生じた電圧をモニタすることによりダイオード4の故障診断が行われるのである。
すなわち、従来であれば図3に示されるように主電源1の故障時における補助電源3からの給電を保証するためダイオード4に別途ダイオード5を並列接続することでその信頼性を高めていたのであるが、本発明のように主電源1が正常な動作状態において、補助電源3からの電力を供給するダイオード4の故障判断を行う形とすることで、電源バックアップユニット6の異常を使用者に示すことができ、その時点で電子制御装置の駆動中止の判断を促せるようになり、結果として使用者の安全を確保できることから、電源バックアップユニット6、ひいてはこの電源バックアップユニット6を用いた電子制御装置の信頼性を高めることができるのである。
なお、ダイオード4と補助電源3との間に設けられた第2のスイッチ12はダイオード4に対する補助電源3からの電圧の印加を強制的に中断させるために設けられたものである。
また、電子制御装置内に昇圧回路8を配置したことにより、装置内に主電源1の電圧より高い電圧を発生させることができるので、ダイオード4と補助電源3との間に設けられた第2のスイッチ12にNチャネルFETを用いることができ、PチャネルFETを用いる場合より導通抵抗を10分の1程度に低減できる。従ってこの第2のスイッチ12により補助電源3の電力消費を抑制することができるので、主電源1の故障時に給電される補助電源3に蓄えられた電力を効率よく使用することができるのである。
なお、FETはそれ自体に破線で囲む寄生ダイオード成分14を有するため、昇圧された電力が寄生ダイオード成分14によって補助電源3側に帰還することを防ぐため、第2のスイッチ12は図2に示されるように2つのFETの向きを反転した状態で接続することで解決できるものである。
また、上述した一実施の形態における昇圧回路8は補助電源3を起点とした接続形態として説明したが、主電源1を起点とした接続形態においても同様の効果を奏するものである。
さらに、補助電源3は充放電が可能なバッテリーで構成すれば良く、例えば電気二重層コンデンサを多数組み合わせたキャパシタユニットを用いることで実現できるものであり、また、第3のスイッチ9、第2のスイッチ12に接続される制御回路13や電圧検出回路11はマイコンなどの制御装置を用いて集中制御することができるものである。
本発明にかかる電源バックアップユニットおよびこれを用いた電子制御装置は、信頼性を向上できるという効果を有し、特に高信頼性が要望される車載用途において有用である。
本発明の一実施の形態における電子制御装置を示すシステムブロック図 同電子制御装置の第2のスイッチの形態を示す回路図 従来の電子制御装置を示すシステムブロック図
符号の説明
1 主電源
2 電子制御部
3 補助電源
4 ダイオード
6 電源バックアップユニット
7 第1のスイッチ
8 昇圧回路
9 第3のスイッチ
10 抵抗
11 電圧検出回路
12 第2のスイッチ
13 制御回路
14 寄生ダイオード成分

Claims (6)

  1. 電子制御部に駆動電力を供給する主電源の出力が規定電圧以下となった時に前記電子制御部に対して補助的に電力を供給する補助電源と、前記電子制御部にカソードが接続されアノードが第2のスイッチを介して前記補助電源に接続されたダイオードとを備え、前記補助電源と前記ダイオードのアノードを昇圧回路を介して接続するとともに、前記ダイオードに電圧検出回路を並列に接続したことを特徴とする電源バックアップユニット。
  2. ダイオードと第2のスイッチの間に昇圧回路を第3のスイッチを介して接続したことを特徴とする請求項1に記載の電源バックアップユニット。
  3. 第2のスイッチは2つのNチャネルFETの向きを反転して接続することで構成したことを特徴とする請求項2に記載の電源バックアップユニット。
  4. 電子制御部と、この電子制御部に第1のスイッチを介して駆動電力を供給する主電源と、前記主電源の遮断時に前記電子制御部に対して補助的に電力を供給する電源バックアップユニットからなる電子制御装置であって、前記電源バックアップユニットは補助電源と、前記電子制御部にカソードが接続されアノードが第2のスイッチを介して前記補助電源に接続されたダイオードとを備え、前記補助電源と前記ダイオードのアノードを昇圧回路を介して接続するとともに、前記ダイオードに電圧検出回路を並列に接続したことを特徴とする電子制御装置。
  5. ダイオードと第2のスイッチの間に昇圧回路を第3のスイッチを介して接続したことを特徴とする請求項4に記載の電子制御装置。
  6. 第2のスイッチは2つのNチャネルFETの向きを反転して接続することで構成したことを特徴とする請求項5に記載の電子制御装置。
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