JP2014183705A - 2電源負荷駆動システム及び燃料電池自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電電圧を、昇圧コンバータを構成する逆流防止ダイオードを通じて出力する燃料電池と、蓄電装置とにより負荷を並列的に駆動する2電源負荷駆動システムの前記逆流防止ダイオードの短絡の有無を、前記昇圧コンバータの昇圧動作をさせずに検出する2電源負荷駆動システム及び燃料電池自動車を提供する。
【解決手段】ECU24は、昇降圧コンバータ22に対し降圧機能により回生充電、すなわち降圧動作を行わせているとき昇圧コンバータ21を構成する第1スイッチング素子51をオンオフスイッチングさせて、逆流防止ダイオード210の短絡の有無を検出する。
【選択図】図3

Description

この発明は、並列的に接続した第1及び第2電源装置により負荷を駆動する2電源負荷駆動システムに関し、特に、いずれか一方の電源装置を燃料電池にし、他方の電源装置を蓄電装置にし、前記負荷が車両走行用の駆動モータである燃料電池自動車に適用して好適な2電源負荷駆動システム及び燃料電池自動車に関する。
従来から、この種の燃料電池自動車では、特許文献1に示されるように、第1電源装置である燃料電池で発電された電圧を、昇圧コンバータを介して昇圧しモータ駆動回路の入力端電圧として印加し、前記入力端電圧を前記モータ駆動回路により交流電圧に変換して車両走行用の駆動モータを駆動する燃料電池自動車が提案されている。
前記昇圧コンバータで昇圧するのは、前記燃料電池のセルの積層枚数を低減して小型・軽量化・低コスト化等を図るため等である。
この種の燃料電池自動車では、始動用等の第2電源装置であるバッテリの電圧を他の昇圧コンバータにより昇圧して、前記モータ駆動回路の入力端電圧とすることにより、並列的に接続した前記第1及び第2電源装置により前記モータ駆動回路を通じて前記駆動モータを駆動するように構成されている。
特許文献1には、前記他の昇圧コンバータを昇降圧コンバータとし、前記駆動モータで発生した回生電力による前記モータ駆動回路の入力端電圧(回生電圧)又は前記昇圧コンバータにより昇圧された発電電力による前記モータ駆動回路の入力端電圧を、前記昇降圧コンバータにより降圧して前記バッテリに充電するように構成してもよいと開示されている。
再公表2010/146688号(図1、[0020]〜[0024]、図3、[0036]〜[0038])
ところで、並列的に接続した燃料電池とバッテリとにより負荷を駆動する特許文献1に示すような2電源負荷駆動システムでは、燃料電池側昇圧コンバータを構成する正極側に挿入されるダイオードが、燃料電池に対する負荷側からの逆流防止ダイオードとしての機能を有する。この逆流防止ダイオードが故障により短絡状態(閉故障状態)に至ると、バッテリの昇圧電圧や駆動モータの回生電圧が燃料電池に印加されてしまい、燃料電池が故障状態に至る懸念がある。
このため、特許文献1に係る2電源負荷駆動システムでは、バッテリ側昇圧コンバータ及び燃料電池側昇圧コンバータの両方の入力直流電圧を監視する電圧監視部と、前記バッテリ側昇圧コンバータの昇圧動作中に前記燃料電池側昇圧コンバータについて前記電圧監視部で監視された入力直流電圧が前記バッテリ側昇圧コンバータによる昇圧後電圧に上昇すると、前記燃料電池側昇圧コンバータの前記逆流防止ダイオードが短絡していると判定する判定制御部と、を備えた、コンバータの出力ダイオード短絡検出装置を搭載している。
しかしながら、特許文献1に係る技術では、いわゆる力行時等に、燃料電池側昇圧コンバータを構成する逆流防止ダイオード(出力ダイオード)の短絡の有無を検出するように構成していることから、燃料電池側昇圧コンバータを構成する逆流防止ダイオードの短絡故障を検知する際に、バッテリ側昇圧コンバータの昇圧比を変化させる昇圧動作をさせる煩雑さがある。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、発電電圧を、昇圧コンバータを構成する逆流防止ダイオード(出力ダイオード)を通じて出力する第1電源装置と、蓄電電圧を、昇降圧コンバータを通じて出力する充放電可能な第2電源装置と、により負荷を並列的に駆動する2電源負荷駆動システムの前記第1電源装置側の前記逆流防止ダイオード(出力ダイオード)の短絡の有無を検出するとき、前記第2電源装置側の前記昇圧コンバータの昇圧比を変化させる昇圧動作をさせずに検出することを可能とする2電源負荷駆動システム及び該2電源負荷駆動システムが適用された燃料電池自動車を提供することを目的とする。
この発明に係る2電源負荷駆動システムは、発電電圧を正極端側と負極端側との間に出力する第1電源装置と、前記第1電源装置の正極端側に一端が接続され他端が逆流防止ダイオードのアノード端子に接続される第1リアクトルと、第1逆方向ダイオードを並列に有し前記第1リアクトルの他端側と前記第1電源装置の前記負極端側との間に接続される第1スイッチング素子と、を備え、前記第1スイッチング素子をオンオフスイッチングすることで、前記逆流防止ダイオードのカソード端子と前記第1電源装置の負極端側との間に、前記発電電圧を昇圧した昇圧発電電圧を出力し、負荷に印加する発電側昇圧コンバータと、前記第1電源装置の負極端に対して負極端が共通に接続され、正極端側に蓄電電圧を出力する充放電可能な第2電源装置と、前記第1電源装置と、前記発電側昇圧コンバータと、前記負荷と、前記第2電源装置と、に接続され、前記発電側昇圧コンバータの昇圧機能を制御する制御装置と、を備える2電源負荷駆動システムであって、前記制御装置は、第2電源装置のみが充放電しているときに、前記発電側昇圧コンバータを構成する前記第1スイッチング素子をオンオフスイッチングさせて、前記逆流防止ダイオードが短絡しているか否かを検出することを特徴とする。
この発明によれば、第2電源装置のみが充放電しているときに、前記発電側昇圧コンバータを構成する前記第1スイッチング素子をオンオフスイッチングさせることで、発電電圧を出力する第1電源装置の出力電流を負荷に供給するための逆流防止ダイオードの短絡の有無を検出することができる。その結果、従来技術のように、第2電源装置側のコンバータの昇圧比を変化させる昇圧動作をさせずに、逆流防止ダイオードの短絡の有無を検出することができる。
この場合、さらに、前記逆流防止ダイオードの短絡の有無の検出時に、前記第1スイッチング素子に流れる過電流を検出したときには、前記第1スイッチング素子をオフ状態にする過電流保護回路を備えることで、第1スイッチング素子を過電流から保護することができる。
さらに、前記第1電源装置と前記発電側昇圧コンバータとの間に接続される電磁リレーを備え、前記制御装置が、前記逆流防止ダイオードの短絡の有無の検出時に、前記過電流保護回路が作動したときに、前記電磁リレーを閉状態から開放状態に制御し、前記第1電源装置と前記発電側昇圧コンバータとの電気的接続を遮断するように構成することで、第1電源装置を保護することができる。
なお、前記第1スイッチング素子を、FETで構成すると、高速スイッチング及び低スイッチング損失の観点等から好ましい。
この発明には、前記負荷が、前記昇圧発電電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記交流電圧により車両の駆動力を発生する駆動モータと、により構成される2電源負荷駆動システムが適用された燃料電池自動車も含まれる。
この発明によれば、第2電源装置のみが充放電しているときに、発電側昇圧コンバータを構成する第1スイッチング素子をオンオフスイッチングさせることで、発電電圧を出力する第1電源装置の出力電流を負荷に供給するための逆流防止ダイオードの短絡の有無を検出することができる。その結果、従来技術のように、第2電源装置側のコンバータの昇圧比を変化させる昇圧動作をさせずに逆流防止ダイオードの短絡の有無を検出することができる。
この発明の一実施形態に係る2電源負荷駆動システムが適用された燃料電池自動車の概略全体構成図である。 図2Aは、逆流防止ダイオードが正常(非短絡)状態であるときの回生時の動作説明用概略ブロック図、図2Bは、逆流防止ダイオードが正常(非短絡)状態であるときの力行時の動作説明用概略ブロック図である。 図3Aは、逆流防止ダイオードが短絡(異常)状態であるときの回生時の動作説明用概略ブロック図、図3Bは、逆流防止ダイオードが短絡(異常)状態であるときの力行時の動作説明用概略ブロック図である。 他の実施形態に係る2電源負荷駆動システムが適用された燃料電池自動車の変形された昇圧コンバータの回路構成図である。 図4に示す燃料電池自動車の動作説明に供されるフローチャートである。 図4に示す燃料電池自動車の動作説明に供されるタイミングチャートである。
以下、この発明に係る2電源負荷駆動システムについて、2電源負荷駆動システムが適用された燃料電池自動車との関係において好適な実施形態を挙げ添付の図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る2電源負荷駆動システムとしての燃料電池システム12(以下、「FCシステム12」という。)が適用された燃料電池自動車10(以下、「FC自動車10」又は「車両10」という。)の概略全体構成図である。
FC自動車10は、FCシステム12と、駆動モータ14(以下「モータ14」という。)と、インバータである負荷駆動回路16(以下、「INV16」という。)と、を有する。
FCシステム12は、2つの電源装置として、1次電圧として第1電圧である発電電圧Vfcを正極端P1fと負極端N1f(基準電位端、0[V]電位端)との間に出力する第1電源装置(発電装置)としての燃料電池40(以下、FC40という。)と、FC40の負極端N1fと負極端N1bが共通に接続され、正極端P1b側に他の1次電圧として第2電圧である蓄電電圧(バッテリ電圧)Vbを出力する充放電可能な第2電源装置(蓄電装置)としてのバッテリ20(以下、BAT20という。)と、を備え、さらに、1次側の正負極端P1f、N1fと2次側の正負極端S2p、S2nとの間に配置されるDC/DCコンバータである昇圧コンバータ21(発電側昇圧コンバータ21ともいう。)と、他の1次側の正負極端P1b、N1bと2次側の正負極端S2p、S2nとの間に配置されるDC/DCコンバータである昇降圧コンバータ22(蓄電側昇降圧コンバータ22ともいう。)と、電子制御装置24(以下、ECU24という。ECU:Electronic Control Unit)と、を有する。
駆動モータ14は、FC40及びBAT20からINV16(負荷駆動回路)を通じて供給される電力に基づいて駆動力を生成し、当該駆動力によりトランスミッション26を通じて車輪28を回転させる。
INV16は、3相ブリッジ型の構成とされて、直流/交流変換を行い、昇圧コンバータ21により昇圧された発電側昇圧電圧及び/又は昇降圧コンバータ22により昇圧された蓄電側昇圧電圧である直流電圧を力行電圧Vinv[V](負荷駆動回路入力端電圧、負荷端電圧)として、3相の交流電圧に変換し駆動モータ14に供給する一方、車両10の降坂時又は減速時に駆動モータ14の回生動作に伴うINV16による交流/直流変換後の負荷端電圧である回生電圧Vregを昇降圧コンバータ22の降圧作用下にBAT20に供給(充電)する。INV16と駆動モータ14とを併せて負荷30という。
なお、この実施形態において、駆動モータ14は、PMモータ(永久磁石同期モータ)を採用している。また、所定トルクでの駆動モータ14の回転数Nmを上げるために弱め界磁制御を適用してもよい。
FC40は、例えば、電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟み込んで形成された燃料電池セル(以下、「FCセル」という。)を積層した構造を有している。
このFC40に対しては、公知のように、FC40のアノード流路に対して水素タンクから水素(燃料ガス)が供給され、FC40のカソード流路に対してエアポンプから酸素を含む空気(酸化剤ガス)が供給される。
FC40において、前記アノード流路を介して前記アノード電極に供給された水素含有ガスが電極触媒上で水素イオン化され、前記電解質膜を介して前記カソード電極へと移動し、その移動の間に生じた電子が外部回路に取り出され、直流電圧である発電電圧Vfcを発生する電気エネルギとして利用に供される。なお、前記カソード電極には、前記カソード流路を介して酸素含有ガスが供給されているために、このカソード電極において、水素イオン、電子及び酸素ガスが反応して水が生成される。
昇圧コンバータ21は、ECU24からのリレー信号Srfのオンオフ状態により接点140aがオンオフされる電磁リレー140を介してFC40の正極端P1f側に一端が接続され他端が逆流防止ダイオード210のアノード端子に接続される第1リアクトル211と、逆方向に接続された第1逆方向ダイオード231を並列に有し第1リアクトル211の他端側とFC40の負極端N1f側との間に接続される第1スイッチング素子51と、を備え、第1スイッチング素子51をECU24からのスイッチング信号S1によりオンオフスイッチングすることで、逆流防止ダイオード210のカソード端子とFC40の負極端N1f側との間に、1次電圧である発電電圧Vfcを昇圧した2次電圧としての発電側昇圧電圧である力行電圧Vinvを出力する。なお、必要に応じて、発電側昇圧電圧である力行電圧Vinvを第1の力行電圧Vinvともいう。
第1スイッチング素子51としては、SiC等のMOSFETを使用している。MOSFETに代替してIGBT等、他のパワースイッチング素子を使用することもできる。第1スイッチング素子51は、ドレイン端子51Dと、ゲート端子51Gと、ソース端子51Sと、ソース端子51Sから分岐した電流検出端子51Sd(センスソース端子ともいう。)と、を備える。電流検出端子51Sdには、第1スイッチング素子51に流れるドレイン電流Idの正確な何分の1かの電流値であって、ドレイン電流Idに比較して微小な検出電流Ipが流れる。
昇圧コンバータ21は、さらに、第1スイッチング素子51の過電流保護回路230を備える。過電流保護回路230は、上述した電流検出端子51Sdから流れ出るドレイン電流Idの一定比率分の検出電流Ipから電圧降下としての検出電圧Vpを発生する抵抗器232と、基準電圧である閾値電圧Vthを発生する基準電圧源234と、検出電圧Vpと閾値電圧Vthとを比較し、検出電圧Vpが閾値電圧Vthを上回る電圧となったときに、ハイレベルとなる保護信号Sqを出力する比較器236と、ハイレベルの保護信号Sqによりオン状態(ドレイン端子がローレベル)にされるMOSFETからなるスイッチ素子237とから構成される。スイッチ素子237がオン状態にされると、スイッチング信号S1がローレベルにされ、第1スイッチング素子51のゲート端子51Gが基準電位(0[V])になるので、第1スイッチング素子51はオフ状態とされ、ドレイン電流Idが流れなくなり保護される。
なお、保護信号Sqが、一度、ハイレベルになると、図示しないリセット操作が行われない限り、ECU24は、スイッチング信号S1をローレベルに保持すると共に、リレー信号Srfをオフ状態に保持し、電磁リレー140の接点140aを開放状態に保持する。
一方、BAT20は、複数のバッテリセルを含む蓄電装置(エネルギストレージ)であり、例えば、リチウムイオン2次電池、ニッケル水素2次電池又はキャパシタ等を利用することができる。本実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。
BAT20に対して、ECU24からのリレー信号Srbのオンオフ状態により接点120aがオンオフされる電磁リレー120を介して接続される昇降圧コンバータ22は、第2リアクトル212と、それぞれ逆方向且つ並列に第2及び第3逆方向ダイオード222、223が接続される第2及び第3スイッチング素子52、53とを備える。
第2及び第3スイッチング素子52、53としては、第1スイッチング素子51と同様にSiC−MOSFETを使用しているが、IGBT等他のパワースイッチング素子でもよい。第2及び第3スイッチング素子52、53は、それぞれドレイン端子52D、53Dと、ゲート端子52G、53Gと、ソース端子52S、53Sとを備える。
昇降圧コンバータ22は、ECU24からのローレベルのスイッチング信号S3により第3スイッチング素子53をオフ状態にし、ローレベルとハイレベルが切り替わるスイッチング信号S2により第2スイッチング素子52をオンオフスイッチングすることで、第3逆方向ダイオード223のカソード端子が接続される正極端S2pとBAT20の負極端N1b(S2n)との間に蓄電電圧Vbを昇圧した2次電圧としての力行電圧Vinv(必要に応じて第2の力行電圧Vinvという。)を出力する昇圧機能と、負荷30の両端に回生電圧Vregが発生したときに、ローレベルのスイッチング信号S2により第2スイッチング素子52をオフ状態に保持し、ローレベルとハイレベルが切り替わるスイッチング信号S3により第3スイッチング素子53をオンオフスイッチングすることでBAT20に回生電圧Vregを降圧して充電させる降圧機能と、を備える。
ECU24は、図示しない通信線等を介して、モータ14、INV16、FC40、BAT20、昇圧コンバータ21及び昇降圧コンバータ22を制御する。当該制御に際しては、メモリ(ROM)に格納されたプログラムを実行し、また、FC40の発電電圧Vfc、発電電流Ifc、BAT20の蓄電電圧Vb、バッテリ電流(充電電流又は放電電流)Ib、INV16の負荷端電圧Vinv、回生電圧Vreg、2次電流I2、モータ電流Im等の各種センサの検出値を用いる。
ここでの各種センサには、上記センサに加え、開度センサ60及びモータ回転数センサ62が含まれる。開度センサ60は、アクセルペダル64の開度θp[度、deg]を検出する。モータ回転数センサ62は、駆動モータ14の回転数Nm(以下「モータ回転数Nm」ともいう。)[rpm]を検出する。
ECU24は、回転数Nmに基づいてFC自動車10の車速V[km/h]を算出する。
さらに、ECU24には、パワースイッチ66(以下「パワーSW66」という。)が接続される。パワーSW66は、内燃機関自動車のイグニッションスイッチに相当するものであり、FC40及びBAT20からモータ14への電力供給の可否を切り替えるものであり、ユーザにより操作可能である。パワーSW66がオン状態にされたことがイグニッション信号Igのローレベルからハイレベルへの移行によりECU24により検出されると、電磁リレー140、120の接点140a、120aが閉状態とされ且つFC40が発電状態になり、オフ状態にされると電磁リレー140、120の接点140a、120aが開放態とされ且つFC40が発電停止状態になる。
ECU24は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリであるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置、計時部としてのタイマ等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段)、例えば制御部、演算部、及び処理部等として機能する。なお、ECU24は、1つのECUのみからなるのではなく、駆動モータ14、FC40、BAT20、昇圧コンバータ21及び昇降圧コンバータ22毎の複数のECUから構成することもできる。
ECU24は、FC40の状態、BAT20の状態及び駆動モータ14の状態の他、各種スイッチ及び各種センサからの入力(負荷要求)に基づき決定したFC自動車10全体としてFCシステム12に要求される負荷から、FC40が負担すべき負荷と、BAT20が負担すべき負荷と、回生電源(駆動モータ14)が負担すべき負荷の配分(分担)を調停しながら決定し、駆動モータ14、INV16、FC40、BAT20、昇圧コンバータ21及び昇降圧コンバータ22に指令を送出して制御する。
なお、BAT20の正極端P1bと負極端N1bとの間、FC40の正極端P1fと負極端N1fとの間に、それぞれ平滑コンデンサが配置されるが、図示を省略している。また、負荷端電圧(力行電圧又は回生電圧)Vinv(Vreg)間に配置される平滑コンデンサ15は、昇圧コンバータ21の昇圧出力側及び昇降圧コンバータ22の昇圧出力側に分割して配置してもよい。
次に、基本的には以上のように構成されるFC自動車10の逆流防止ダイオード210のECU24による短絡検出動作及び、逆流防止ダイオード210の短絡時におけるFC40並びに第1スイッチング素子51の保護動作について説明する。
図2Aは、逆流防止ダイオード210が正常(非短絡)状態であるときの回生時の動作説明用の概略ブロック図、図2Bは、逆流防止ダイオード210が正常(非短絡)状態であるときの力行時の動作説明用の概略ブロック図、図3Aは、逆流防止ダイオード210が短絡(異常)状態であるときの回生時の動作説明用の概略ブロック図、図3Bは、逆流防止ダイオード210が短絡(異常)状態であるときの力行時の動作説明用の概略ブロック図である。
図2Aに示す正常(非短絡)状態の回生時において、ECU24は、モータ電流Imの向き等により駆動モータ14の回生を検出したとき、回生電圧Vregと蓄電電圧Vbとから昇降圧コンバータ22の降圧比(Vb/Vreg)を決定し、第2スイッチング素子52をローレベルのスイッチング信号S2によりオフ状態に維持しながら、決定した降圧比に対応するデューティに基づき、第3スイッチング素子53をスイッチング信号S3によりオンオフスイッチングさせて、回生電流である2次電流I2を充電電流としての蓄電電流Ibに変換してBAT20を充電する。
この回生時に、ECU24は、逆流防止ダイオード210の短絡検出を目的として、昇圧コンバータ21の昇圧比が(Vreg/Vfc)未満の値になるようにオンデューティを設定したスイッチング信号S1によりスイッチング素子51をオンオフスイッチングさせる。このようにスイッチング素子51をオンオフスイッチングさせれば、逆流防止ダイオード210のアノード端子側に発生する電圧は、回生電圧Vreg未満の値になるので、検出電流Ipに基づき発生する検出電圧Vpが閾値電圧Vthを上回ることがなく、逆流防止ダイオード210に短絡が発生していないことを検出することができる。
すなわち、回生時に、ECU24は、逆流防止ダイオード210が短絡しているか否かを検出することができる。逆流防止ダイオード210が正常に逆流防止機能を発揮しているので、回生電流である2次電流I2が昇圧コンバータ21側、すなわちFC40側に流れ込むことがない。
次に、図2Bに示す正常(非短絡)状態の力行時において、ECU24は、負荷30の負荷電流であるモータ電流Im(モータ要求電流)に対応する2次電流I2及び力行電圧Vinvを決定し、昇降圧コンバータ22は、ローレベルのスイッチング信号S3によりスイッチング素子53をオフ状態に維持しながら、昇圧比Vinv/Vbに基づいてスイッチング信号S2によりスイッチング素子52をオンオフスイッチングし、蓄電電圧Vbを昇圧した力行電圧Vinvを発生し、この力行電圧VinvによりINV16を介して駆動モータ14を駆動する。
このBAT20のみでの正常状態(非短絡)の力行時において、ECU24が逆流防止ダイオード210の短絡検出動作を実行する際には、昇圧コンバータ21の昇圧比を(Vinv/Vfc)未満の値になるようにオンデューティを設定したスイッチング信号S1によりスイッチング素子51をオンオフスイッチングさせる。このようにスイッチング素子51をオンオフスイッチングさせれば、逆流防止ダイオード210のアノード端子側に発生する電圧が、力行電圧Vinv未満の値になるので、検出電流Ipに基づき発生する検出電圧Vpが閾値電圧Vthを上回ることがなく、逆流防止ダイオード210に短絡が発生していないことを検出することができる。
すなわち、ECU24は、BAT20の昇降圧コンバータ22側のみによる力行時に、逆流防止ダイオード210が短絡しているか否かを検出することができる。もちろん、逆流防止ダイオード210が正常に逆流防止機能を発揮しているので、力行電圧Vinvに基づき、昇圧コンバータ21側に、すなわちFC40側に電流が流れ込むことがない。
その一方、図3Aに示す逆流防止ダイオード210が短絡(異常)状態であるときの回生時において、ECU24は、上述したように、モータ電流Imの向き等により回生を検出したとき、回生電圧Vregと蓄電電圧Vbとから昇降圧コンバータ22の降圧比(Vb/Vreg)を決定し、ローレベルのスイッチング信号S2によりスイッチング素子52をオフ状態に維持しながら、決定した降圧比に対応するデューティに基づき第3スイッチング素子53をスイッチング信号S3によりオンオフスイッチングすることで、回生電流である2次電流I2を充電電流である蓄電電流Ibに変換してBAT20を充電する。
この回生時に、逆流防止ダイオード210の短絡検出を目的として、上述したように、昇圧コンバータ21の昇圧比が(Vreg/Vfc)未満の値となるようにオンデューティを設定したスイッチング信号S1によりスイッチング素子51をオンオフスイッチングさせる。
逆流防止ダイオード210が短絡状態であるので、スイッチング素子51をオン状態にしたとき、回生電圧Vregによる2次電流I2中、短絡電流IiがFC40側に流れ込もうとし、スイッチング素子51に大きなスイッチング電流Idi(ドレイン電流Idi)が流れ込む。
このため、電流検出端子51Sdから流れ出る前記ドレイン電流Idiの一定比率分の検出電流Ip(図1参照)により、過電流保護回路230の抵抗器232に発生する検出電圧Vpが、閾値電圧Vthを上回り、比較器236よりローレベルからハイレベルになる保護信号Sqが出力され、このハイレベルの保護信号Sqによりスイッチ素子237がオン状態となってその出力がローレベルとなり、スイッチング素子51のゲート端子51Gがローレベルの基準電位にされ過大なドレイン電流Idiが流れ込もうとしているスイッチング素子51がオフ状態に向かい、過大なドレイン電流Idiが流れることが阻止され、スイッチング素子51が保護される。このとき、リレー信号Srfによって電磁リレー140の接点140aが閉状態から開放状態にされるので、回生電圧Vregによる2次電流I2としての回生時短絡電流Ii´(図3B参照)が、短絡状態の逆流防止ダイオード210及び第1リアクトル211を介してFC40に流れ込むことがない。
そして、上述したように、保護信号Sqが、一度、ハイレベルになると、リセット操作が行われない限り、ECU24によりスイッチング信号S1がローレベルに保持されると共に、リレー信号Srfがオフ状態に保持されることで電磁リレー140がオフ状態(開放状態)に保持され、回生時短絡電流Ii´がFC40に流れ込むことが不可逆的に回避される。
次に、図3Bに示す短絡状態の力行時において、ECU24は、負荷30の負荷電流であるモータ電流Im(モータ要求電流)に対応する2次電流I2及び力行電圧Vinvを決定し、昇降圧コンバータ22は、スイッチング信号S3によりスイッチング素子53をオフ状態に維持しながら、昇圧比Vinv/Vbに基づいてスイッチング信号S2をオンオフスイッチングし、力行電圧Vinvを発生させ、この力行電圧VinvによりINV16を介して駆動モータ14を駆動する。
一方、この短絡状態の力行時において、ECU24が逆流防止ダイオード210の短絡検出動作を実行する際には、上述した回生時短絡検出動作と同様に、昇圧コンバータ21の昇圧比がVinv/Vfc未満の値になるように、スイッチング信号S1のオンデューティを設定してスイッチング素子51をオンオフスイッチングさせる。
しかし、逆流防止ダイオード210が短絡状態であるので、スイッチング素子51をオン状態にしたとき、力行電圧Vinvによる2次電流I2中、短絡電流IiがFC40側に流れ込み、スイッチング素子51にも比較的に大きなスイッチング電流Idi(ドレイン電流Idi)が流れ込む。
このため、電流検出端子51Sdから流れ出る前記ドレイン電流Idiの一定比率分の検出電流Ipにより、過電流保護回路230の抵抗器232に発生する検出電圧Vpが、閾値電圧Vthを上回り、比較器236によりローレベルからハイレベルになる保護信号Sqが出力され、このハイレベルの保護信号Sqによりスイッチ素子237がオン状態となってその出力がローレベルとなり、スイッチング素子51のゲート端子51Gがローレベルの基準電位とされ過大なドレイン電流Idiが流れ込もうとしているスイッチング素子51がオフ状態に向かい、それ以上、過大なドレイン電流Idiが流れることが阻止され、スイッチング素子51が保護される。このとき、リレー信号Srfによって電磁リレー140の接点140aが閉状態から開放状態にされることで、力行電圧Vinvによる2次電流I2としての力行時短絡電流Ii´がBAT20から昇降圧コンバータ22、短絡状態の逆流防止ダイオード210及び第1リアクトル211を介してFC40に流れ込むことがない。
そして、上述したように、保護信号Sqが、一度、ハイレベルになると、図示しないリセット操作が行われない限り、スイッチング信号S1がローレベルに保持されると共に、リレー信号Srfがオフ状態に保持され、FC40に力行時短絡電流Ii´(図3A参照)が流れ込むことが不可逆的に回避される。
なお、図3Bの昇降圧コンバータ22による力行時において、スイッチング素子51がオフ状態とされてFC40の発電電圧Vfcが力行電圧Vinvとして、いわゆる直結状態でINV16に印加されているときには、逆流防止ダイオード210が短絡状態であっても、駆動モータ14は、力行される。
このように、図3Bの昇降圧コンバータ22側のみによる力行時に、ECU24は、逆流防止ダイオード210が短絡していることを検出することができる。
なお、図2A、図2B、図3A、図3Bを参照して説明した逆流防止ダイオード210の短絡有無の検出時に、FC40は、アイドル状態、すなわち車両10が所定車速以下であって、FC40の発電が微小発電状態であってもよい。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、上述した実施形態に係る2電源負荷駆動システムとしての燃料電池システム12は、1次電圧としての発電電圧Vfcを正極端P1f側と負極端N1f側との間に出力するFC40と、FC40の正極端P1f側に一端が接続され他端が逆流防止ダイオード210のアノード端子に接続される第1リアクトル211と、第1逆方向ダイオード231を並列に有し第1リアクトル211の他端側と負極端N1fとの間に接続される第1スイッチング素子51と、を備え、第1スイッチング素子51をオンオフスイッチングすることで、逆流防止ダイオード210のカソード端子と負極端N1fとの間に、発電電圧Vfcを昇圧した力行電圧Vinv(昇圧発電電圧、2次電圧)を出力し、負荷30に印加する昇圧コンバータ21と、負極端N1fに対して負極端N1bが共通に接続され、正極端P1b側に他の1次電圧としての蓄電電圧Vbを出力する充放電可能なBAT20と、BAT20と昇圧コンバータ21と負荷30とFC40とに接続され、昇圧コンバータ21の昇圧機能を制御するECU24と、を備え、ECU24は、BAT20のみが充電しているとき又は放電しているときに、発電側昇圧コンバータ21を構成する第1スイッチング素子51をオンオフスイッチングさせて、逆流防止ダイオード210が短絡しているか否かを検出する。
このようにBAT20のみが充放電しているときに、発電側昇圧コンバータ21を構成する第1スイッチング素子51をオンオフスイッチングさせることで、発電電圧Vfcを出力する燃料電池40の出力電流である発電電流Ifcを負荷30に供給するための逆流防止ダイオード210の短絡の有無を検出することができる。その結果、従来技術のように、第2電源装置側のコンバータの昇圧比を変化させる昇圧動作をさせずに、逆流防止ダイオード210の短絡の有無を検出することができる。
この場合、さらに、燃料電池システム12が、BAT20の正極端P1b側に一端が接続され他端が第2逆方向ダイオード222が並列接続された第2スイッチング素子52の正極端(ドレイン端子52D)側及び第3逆方向ダイオード223が並列に接続された第3スイッチング素子53の負極端(ソース端子53S)側に接続される第2リアクトル212と、第2スイッチング素子52の負極端(ソース端子52S)は、BAT20の負極端N1bに接続され、第3スイッチング素子53をオフ状態にし、第2スイッチング素子52をオンオフスイッチングすることで、第3スイッチング素子53の正極端(ドレイン端子53D)側とBAT20の負極端N1bとの間に蓄電電圧Vbを昇圧した力行電圧Vinv(昇圧蓄電電圧)を出力する昇圧機能と、負荷30の両端に回生電圧Vregが発生したときに、第2スイッチング素子52をオフ状態に保持し、第3スイッチング素子53をオンオフスイッチングすることでBAT20に回生電圧Vregを降圧して充電させる降圧機能と、を備える昇降圧コンバータ22を備える場合、この昇降圧コンバータ22にも接続されるECU24は、前記した昇圧コンバータ21の昇圧機能の他に、昇降圧コンバータ22の昇降圧機能を制御する。
ここで、ECU24は、蓄電側昇降圧コンバータ22の前記降圧機能により回生電圧Vregを降圧してBAT20に充電しているとき又は蓄電側昇降圧コンバータ22のみに昇圧動作を行わせているときに、発電側昇圧コンバータ21を構成する第1スイッチング素子51をオンオフスイッチングさせて、逆流防止ダイオード210が短絡しているか否かを検出する。
このように、蓄電側昇降圧コンバータ22の降圧機能により回生充電を行わせているとき、すなわち蓄電側昇降圧コンバータ22に降圧動作を行わせBAT20に充電しているときに又は蓄電側昇降圧コンバータ22のみに昇圧動作を行わせているときに、発電側昇圧コンバータ21を構成する第1スイッチング素子51をオンオフスイッチングさせることで、発電電圧Vfcを出力するFC40の出力電流である発電電流Ifcを負荷30に供給するための逆流防止ダイオード210が短絡しているか否かを検出することができる。
この場合、さらに、逆流防止ダイオード210が短絡しているときに、第1スイッチング素子51に流れる過電流を検出電流Ipに基づく検出電圧Vpにより検出したときには、該第1スイッチング素子51をオフ状態にする過電流保護回路230を備えているので、第1スイッチング素子51を過電流による損傷から保護することができる。
その上に、BAT20と昇降圧コンバータ22との間に接続される電磁リレー120を備え、ECU24が、逆流防止ダイオード210が短絡しているか否かの検出中に、過電流保護回路230が作動したときに、電磁リレー140を閉状態から開放状態に制御し、FC40と発電側昇圧コンバータ21との電気的接続を遮断するように構成することでFC40を保護することができる。
図4は、他の実施形態に係る2電源負荷駆動システムとしての燃料電池システム(FCシステム)12Xが適用された燃料電池自動車(FC自動車)10Xの昇圧コンバータ21Xの回路構成図である。
すなわち、図4は、FC40の発電電圧Vfcを力行電圧Vinvまで昇圧する図1に示した昇圧コンバータ21を、複数、例えば、2〜4個以上、ここでは2個の昇圧コンバータ21a、21bを備える昇圧コンバータ21Xに変形したときの他の実施形態に係る回路構成図を示している。
昇圧コンバータ21Xは、基本的に、それぞれ、リアクトル211a、211bと、逆流防止ダイオード210a、210bと、第1スイッチング素子51a、51bと、この第1スイッチング素子51a、51bに対し逆方向に接続されるダイオード231a、231bと、過電流保護回路230a、230bと、これらを制御するECU24Xとから構成される。過電流保護回路230a、230bとECU24Xは、検出電流Ipa、Ipbに基づく検出電圧Vpa、Vpbにより第1スイッチング素子51a、51bの過電流を検出して第1スイッチング素子51a、51bを保護する。
ECU24Xからのリレー信号Srfa、Srfbによって各接点241a、242aが閉状態又は開放状態に切り替えられる電磁リレー241、242が、各リアクトル211a、211bにそれぞれ直列に接続されている。
FC自動車10Xを構成する昇圧コンバータ21X以外の構成要素(BAT20、昇降圧コンバータ22、INV16、駆動モータ14、トランスミッション26、及び車輪28等)は、図1に示したFC自動車10に示したものと同一であるので図示及びその詳細な説明は省略する。
次に、図4に示すFC自動車10Xを構成する昇圧コンバータ21X及び昇降圧コンバータ22を備えるFCシステム12Xにおける逆流防止ダイオード210a、210bの短絡検出動作等について、図5のフローチャート及び図6のタイミングチャートを参照しながら説明する。
ステップS11において、ECU24Xは、モータ電流Imの向き等から回生時であるか否かを判定し、回生時でない場合には、ステップS12にて通常制御を行う。
このステップS12の通常制御、例えば力行時には、図6の「力行時」のタイミングチャートに示すように、昇降圧コンバータ22用の第3スイッチング信号S3がオフ状態のローレベルに維持され、昇圧比Vinv/Vbとされた第2スイッチング信号S2のオンオフ(ハイレベルとローレベルの切替)に応じてスイッチング素子52(図1参照)がデューティ制御される。時点t0〜t3の時間をPWM(パルス幅変調)の基本周期Tbaseとして、ON時間は、基本周期TbaseにオンデューティDuty_S2を乗算した時間に設定される。オンデューティDuty_S2は、公知のように、次の(1)式で計算される。
Duty_S2=1−(Vb/Vinv) …(1)
一方、昇圧コンバータ21X用の第1スイッチング信号S1a、S1bは、それぞれ基本周期Tbaseの1/2周期ずつずらされ、各オンデューティDuty_S1a、S1bは、公知のように、次の(2)式で計算される。
Duty_S1a、S1b=1−(Vfc/Vinv) …(2)
次に、上述したステップS11の判定が肯定的(ステップS11:YES)である回生時には、ステップS13にて、図6の「回生時」のタイミングチャートに示すように、昇降圧コンバータ22用の第2スイッチング信号S2がOFF状態に維持され、第3スイッチング信号S3が降圧比Vb/Vregに応じてデューティ制御される。
時点t10〜t13(及び時点t13〜t16)の時間をPWMの基本周期Tbaseとして、ON時間は、基本周期TbaseにオンデューティDuty_S3を乗算した時間に設定される。オンデューティDuty_S3は、公知のように、次の(3)式で計算される。
Duty_S3=Vb/Vreg …(3)
この場合、回生時に逆流防止ダイオード210a、210bの短絡の有無を検出するための昇圧コンバータ21X用の第1スイッチング信号S1a、S1bは、それぞれ基本周期Tbaseの1/2周期ずつずらされ、ON時間は、基本周期TbaseにそれぞれオンデューティDuty_S1ra、S1rbを乗算した時間に設定される。オンデューティDuty_S1ra、S1rbは、次の(4)式で計算する。
Duty_S1ra、S1rb<1−(Vfc/Vreg) …(4)
すなわち、上述したように、回生時に、逆流防止ダイオード210a、210bの短絡検出を目的として、昇圧コンバータ21a、21bの昇圧比が(Vreg/Vfc)未満の値になるよう、(4)式に示したオンデューティDuty_S1ra、S1rbを設定した第1スイッチング信号S1a、S1bにより第1スイッチング素子51a、51bをオンオフスイッチングする。
逆流防止ダイオード210a、210bの短絡の有無を個別に検出するために、第1スイッチング信号S1a、S1bのON時間が重ならないように設定制御することが好ましいが、同時にスイッチングしても逆流防止ダイオード210a、210bの短絡の有無を個別に検出することができる。
なお、ステップS13の回生時短絡検出動作は、図6の「回生時」のタイミングチャートに示すような基本周期Tbase毎に行う必要はなく、間引いて行ってもよい。
次いで、ステップS14において、第1スイッチング素子51a、51bのうち、いずれかの第1スイッチング素子51a、51bの過電流保護回路230a、230bによる保護がかかっていることが保護信号Sqa、Sqbのハイレベルにより検出されたとき、ステップS15にて、当該昇圧コンバータ21a、21bの逆流防止ダイオード210a、210bが短絡していると確定し、ステップS16にて、短絡が確定した逆流防止ダイオード210a、210bに直列に接続されている電磁リレー241、242の接点241a、242aを、該当するリレー信号Srfa、Srfbにより閉状態から開放状態に移行させる。
以降、短絡が確定した逆流防止ダイオード210a、210bを備える昇圧コンバータ21a、21bを除く昇圧コンバータ21a、21bによりFC自動車10Xを、例えば最寄りのディーラー等の修理工場まで移動させる。
なお、図4〜図6を参照して説明した他の実施形態に係る逆流防止ダイオード210a、210bの短絡検出動作は、回生時を例として説明したが、図2B及び図3Bを参照して説明したのと同様に、昇降圧コンバータ22のみで力行動作しているときにも、逆流防止ダイオード210a、210bの短絡検出動作を実行することができる。
また、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、10X…燃料電池自動車(FC自動車)
12、12X…燃料電池システム 14…駆動モータ
16…負荷駆動回路(インバータ) 20…バッテリ
21、21a、21b、21X…昇圧コンバータ
22…昇降圧コンバータ 40…燃料電池
120、140、241、242…電磁リレー
210、210a、210b…逆流防止ダイオード
51〜53…第1〜第3スイッチング素子
230、230a、230b…過電流保護回路

Claims (5)

  1. 発電電圧を正極端側と負極端側との間に出力する第1電源装置と、
    前記第1電源装置の正極端側に一端が接続され他端が逆流防止ダイオードのアノード端子に接続される第1リアクトルと、第1逆方向ダイオードを並列に有し前記第1リアクトルの他端側と前記第1電源装置の前記負極端側との間に接続される第1スイッチング素子と、を備え、前記第1スイッチング素子をオンオフスイッチングすることで、前記逆流防止ダイオードのカソード端子と前記第1電源装置の負極端側との間に、前記発電電圧を昇圧した昇圧発電電圧を出力し、負荷に印加する発電側昇圧コンバータと、
    前記第1電源装置の負極端に対して負極端が共通に接続され、正極端側に蓄電電圧を出力する充放電可能な第2電源装置と、
    前記第1電源装置と、前記発電側昇圧コンバータと、前記負荷と、前記第2電源装置と、に接続され、前記発電側昇圧コンバータの昇圧機能を制御する制御装置と、
    を備える2電源負荷駆動システムであって、
    前記制御装置は、
    第2電源装置のみが充放電しているときに、前記発電側昇圧コンバータを構成する前記第1スイッチング素子をオンオフスイッチングさせて、前記逆流防止ダイオードが短絡しているか否かを検出する
    ことを特徴とする2電源負荷駆動システム。
  2. 請求項1記載の2電源負荷駆動システムにおいて、
    さらに、
    前記逆流防止ダイオードの短絡の有無の検出時に、前記第1スイッチング素子に流れる過電流を検出したときには、前記第1スイッチング素子をオフ状態にする過電流保護回路
    を備えることを特徴とする2電源負荷駆動システム。
  3. 請求項2記載の2電源負荷駆動システムにおいて、
    さらに、
    前記第1電源装置と前記発電側昇圧コンバータとの間に接続される電磁リレーを有し、
    前記制御装置は、
    前記逆流防止ダイオードの短絡の有無の検出時に、前記過電流保護回路が作動したときに、前記電磁リレーを閉状態から開放状態にし、前記第1電源装置と前記発電側昇圧コンバータとの電気的接続を遮断する
    ことを特徴とする2電源負荷駆動システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の2電源負荷駆動システムにおいて、
    前記第1スイッチング素子が、FETである
    ことを特徴とする2電源負荷駆動システム。
  5. 前記負荷が、前記昇圧発電電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記交流電圧により車両の駆動力を発生する駆動モータと、により構成される請求項1〜4のいずれかの2電源負荷駆動システムが適用された燃料電池自動車。
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