JP7419876B2 - バックアップ電源 - Google Patents

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本発明は、バックアップ電源に関する。
車両は、電力によって駆動する補機と、補機に電力を供給する第1電源と、を備える。補機は、第1電源からの電力によって駆動する。特許文献1に記載されているように、車両は、第1電源が失陥した場合であっても、補機に電力を供給できるようにバックアップ電源を備えている場合がある。バックアップ電源は、第2電源と、第2電源の電力を変換して出力する電力変換部と、を備える。第1電源が失陥し、第1電源の電力により補機が駆動できない場合、電力変換部を介して第2電源から供給される電力により補機が駆動される。特許文献1では、異常検出部によって第1電源の異常が検出され、かつ、車両の速度が閾値以下の場合に第2電源から補機に電力の供給が行われる。
特開2018-61304号公報
特許文献1では、異常検出部によって第1電源の異常が検出されてから、第2電源の電力が補機に供給される。異常検出部により異常が検出されるまでは、第1電源が失陥している場合であっても第2電源の電力が補機に供給されない。このため、第1電源が失陥してから、第2電源の電力が供給されるまでの間は補機への電力の供給が途絶えるおそれがある。バックアップ電源によっては、第1電源が失陥した場合に、第2電源からの電力の供給を逸早く行うことが望まれる。
本発明の目的は、第1電源の失陥時に逸早く第2電源から補機への電力供給が行われるバックアップ電源を提供することにある。
上記課題を解決するバックアップ電源は、自動運転車両に搭載されるバックアップ電源であって、前記自動運転車両に搭載された第1電源の電力を補機に供給する電力ラインと、第2電源と、前記第2電源の電力を変換して、前記電力ラインに前記第1電源の出力電圧よりも低い電圧を出力する電力変換部と、前記自動運転車両の自動運転の開始を契機として、前記電力変換部を駆動させる駆動制御部と、を備える。
自動運転車両の自動運転が開始されることを契機として、電力変換部が駆動される。これにより、電力変換部から電力ラインに第1電源の出力電圧よりも低い電圧が出力されている状態が維持される。電力変換部から出力される電圧は、第1電源の出力電圧より低いため、第1電源が失陥していない場合、電力変換部からの電力は補機に供給されない。第1電源が失陥した場合には、第1電源の出力電圧が電力ラインに加わらなくなり、出力変換部から補機に電力ラインを介して電力が供給されるようになる。自動運転の開始を契機として電力変換部を駆動させることで、第1電源が失陥してから電力変換部を駆動させる場合に比べて、第1電源の失陥時に逸早く第2電源から補機への電力供給を行うことができる。
上記課題を解決するバックアップ電源は、車両に搭載されるバックアップ電源であって、前記車両に搭載された第1電源の電力を補機に供給する電力ラインと、前記電力ラインに設けられており、前記第1電源から前記補機への電力の供給と遮断を切り替える電力用スイッチング素子と、第2電源と、前記第2電源の電力を変換して、前記電力ラインに前記第1電源の出力電圧よりも低い電圧を出力する電力変換部と、前記補機の駆動が開始されることを契機として前記電力用スイッチング素子をオンにし、前記電力用スイッチング素子をオンにした後に前記電力変換部を駆動させる駆動制御部と、を備える。
補機の駆動が開始されることを契機として、電力用スイッチング素子がオンにされ、電力用スイッチング素子がオンにされた後に、電力変換部が駆動される。これにより、電力変換部から電力ラインに第1電源の出力電圧よりも低い電圧が出力されている状態が維持される。電力変換部から出力される電圧は、第1電源の出力電圧より低いため、第1電源が失陥していない場合、電力変換部からの電力は補機に供給されない。第1電源が失陥した場合には、第1電源の出力電圧が電力ラインに加わらなくなり、出力変換部から補機に電力ラインを介して電力が供給されるようになる。第1電源の失陥を検出してから電力変換部を駆動させる場合に比べて、第1電源の失陥時に逸早く第2電源から補機への電力供給を行うことができる。
本発明によれば、第1電源の失陥時に逸早く第2電源から補機への電力供給が行われる。
バックアップ電源が搭載される車両の一部を示す回路図。 第1実施形態において車両、バックアップ電源、自動運転、及び第2変換部の関係を示すタイムチャート。 第2実施形態において補機、電力用スイッチング素子及び第2変換部の関係を示すタイムチャート。
(第1実施形態)
以下、バックアップ電源の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、車両10は、スタートスイッチSWと、操作部81と、ECU80と、DC/DCコンバータ20と、バッテリ21と、複数の補機30と、バックアップ電源40と、を備える。第1実施形態の車両10は、自動運転車両である。自動運転車両には、自動運転レベル3~自動運転レベル5の車両に限られず、自動運転レベル1及び自動運転レベル2の車両も含まれる。即ち、自動運転車両には、搭乗者による運転操作を必要とせずに運転が行われる車両に限られず、搭乗者による運転操作を主体とし、搭乗者に対する運転支援が行われる車両も含む。
スタートスイッチSWは、車両10の起動状態と停止状態とを切り替えるためのスイッチである。スタートスイッチSWは、例えば、車両10の搭乗者により操作される。起動状態とは、車両10の走行が可能な状態である。停止状態とは、車両10の走行を行えない状態である。
操作部81は、自動運転のオンとオフとを切り替えるためのものである。操作部81は、車両10の搭乗者により操作される。自動運転のオンとは、自動運転が行われる状態であり、自動運転のオフとは、自動運転が行われない状態である。スタートスイッチSWにより車両10を起動状態とした後に、操作部81を操作することで車両10の自動運転が開始される。
ECU80は、CPUや記憶装置を備える電子制御ユニット:Electronic Control Unitである。ECU80は、操作部81の操作を検出する。ECU80は、自動運転がオンにされると、車両10の自動運転を開始する。
DC/DCコンバータ20は、例えば、公称電圧が200[V]のメインバッテリに接続されており、メインバッテリから入力された電圧を降圧して出力する。メインバッテリは、車両10を走行させるモータの電力源となるバッテリである。
バッテリ21は、補機30を駆動するための電力源となる補機用のバッテリである。バッテリ21としては、鉛蓄電池を用いているが、充放電可能な二次電池であれば、どのようなものを用いてもよい。DC/DCコンバータ20とバッテリ21とは互いに並列接続されている。DC/DCコンバータ20及びバッテリ21の出力電圧は、12[V]である。
DC/DCコンバータ20の出力電力は、補機30に供給される。また、DC/DCコンバータ20の出力電力は、バッテリ21にも供給され、これによりバッテリ21が充電される。バッテリ21の出力電力は、補機30に供給される。DC/DCコンバータ20及びバッテリ21は、補機30の電力源となる第1電源として機能している。以下の説明において、適宜、バッテリ21、及びDC/DCコンバータ20を総称して第1電源22と称する。
補機30は、ブレーキモータ、ステアリングモータ、カメラ、ミリ波レーダー等、自動運転を行うために必要となる電装品である。複数の補機30同士は互いに並列接続されている。なお、図示は省略するが、車両10は自動運転に関する補機30に加えて、自動運転に関わらない補機を備える。自動運転に関わらない補機は、当該補機が駆動していなかったとしても車両10の自動運転が行われるものであり、例えば、オーディオが挙げられる。
バックアップ電源40は、第1電源22と、補機30と、の間に設けられている。第1電源22は、バックアップ電源40を介して自動運転に関する補機30に接続されているといえる。なお、自動運転に関わらない補機については、バックアップ電源40を介して第1電源22に接続されていてもよいし、バックアップ電源40を介することなく第1電源22に接続されていてもよい。
バックアップ電源40は、フェールオペレーショナル電源である。バックアップ電源40は、第1電源22が失陥した場合に補機30に電力を供給する。なお、第1電源22の失陥とは、第1電源22の異常、第1電源22と補機30とを接続する配線の故障などにより、第1電源22から補機30に電力が供給されない状態である。
バックアップ電源40は、第2電源41と、電力ラインL10と、2つの電力用スイッチング素子42,43と、第1変換部44と、第2変換部45と、ダイオード50と、電圧センサ47と、電流センサ48と、制御装置46と、駆動回路60と、を備える。
第2電源41は、第1電源22の失陥時に補機30に電力を供給するためのものである。第2電源41は、複数のリチウムイオン二次電池を直列接続したものを用いているが、充放電可能な二次電池を用いたものであれば、どのようなものを用いてもよい。第2電源41は、第1電源22の出力電圧よりも低い電圧を出力する。第2電源41は、例えば、7[V]の電圧を出力する。
電力ラインL10は、第1電源22と、補機30と、を接続している。DC/DCコンバータ20及びバッテリ21から出力された電力は、電力ラインL10によって補機30に供給される。
2つの電力用スイッチング素子42,43は、電力ラインL10に設けられている。2つの電力用スイッチング素子42,43としては、nチャネルのMOSFET:Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistorが用いられているが、pチャネルのMOSFETやIGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor等の他のスイッチング素子を用いてもよい。電力用スイッチング素子42,43としては、ノーマリーオン型のMOSFETが用いられている。2つの電力用スイッチング素子42,43は、それぞれ、ドレイン-ソース間に寄生ダイオードDを備える。2つの電力用スイッチング素子42,43は、互いに直列接続されている。2つの電力用スイッチング素子42,43のうち一方を第1電力用スイッチング素子42、第1電力用スイッチング素子42とは異なる電力用スイッチング素子43を第2電力用スイッチング素子43とする。第1電力用スイッチング素子42のソースは、第2電力用スイッチング素子43のソースに接続されている。第1電力用スイッチング素子42のドレインは、第1電源22に接続されている。第2電力用スイッチング素子43のドレインは補機30に接続されている。2つの寄生ダイオードDのアノード同士は互いに接続されている。2つの電力用スイッチング素子42,43の両方がオンされることによって第1電源22から補機30に電力が供給される。2つの電力用スイッチング素子42,43の両方がオフされることで、第1電源22から補機30への電力の供給が遮断される。電力用スイッチング素子42,43は、第1電源22から補機30への電力の供給と遮断を切り替えている。
第1変換部44は、第1電源22から入力された電圧を降圧して出力する降圧回路である。第1変換部44は、2つのスイッチング素子Q1,Q2と、コイルL1と、を備える。2つのスイッチング素子Q1,Q2は互いに直列接続されている。2つのスイッチング素子Q1,Q2は、電力ラインL10における第1電源22と第1電力用スイッチング素子42との間と、グランドとの間に設けられている。スイッチング素子Q1,Q2としては、nチャネルのMOSFETが用いられている。スイッチング素子Q1のソースとスイッチング素子Q2のドレインとは互いに接続されている。スイッチング素子Q2のソースはグランドに接続されている。スイッチング素子Q1,Q2のゲートには、制御装置46が接続されている。2つのスイッチング素子Q1,Q2同士の間には、コイルL1が接続されている。コイルL1は、第2電源41に接続されている。コイルL1は、2つのスイッチング素子Q1,Q2同士の間と、第2電源41とを接続しているといえる。第1変換部44から出力された電圧は、第2電源41に加わる。
ダイオード50は、電力ラインL10とスイッチング素子Q1との間に設けられている。ダイオード50は、スイッチング素子Q1と直列接続されている。ダイオード50のカソードはスイッチング素子Q1のドレインに接続されており、ダイオード50のアノードは電力ラインL10に接続されている。
電力変換部としての第2変換部45は、第2電源41から入力された電圧を昇圧して出力する昇圧回路である。第2変換部45は、スイッチング素子Q3,Q4と、コイルL2と、を備える。2つのスイッチング素子Q3,Q4は互いに直列接続されている。2つのスイッチング素子Q3,Q4は、電力ラインL10における第2電力用スイッチング素子43と補機30との間と、グランドとの間に設けられている。スイッチング素子Q3,Q4としては、nチャネルのMOSFETが用いられている。スイッチング素子Q3のソースとスイッチング素子Q4のドレインとは互いに接続されている。スイッチング素子Q3のドレインは、電力ラインL10における第2電力用スイッチング素子43と補機30との間に接続されている。スイッチング素子Q4のソースはグランドに接続されている。スイッチング素子Q3,Q4のゲートには、制御装置46が接続されている。2つのスイッチング素子Q3,Q4同士の間には、コイルL2が接続されている。コイルL2は、第2電源41に接続されている。コイルL2は、2つのスイッチング素子Q3,Q4同士の間と第2電源41とを接続しているといえる。第2変換部45から出力された電圧は、電力ラインL10に加わる。第2変換部45は、第2電源41から入力された電圧を第1電源22の出力電圧よりも低い電圧であり、かつ、補機30を駆動できる電圧に昇圧させて出力する。第2変換部45は、例えば、10[V]~11[V]の電圧を出力する。
電圧センサ47は、電力ラインL10に接続されている。電圧センサ47は、第1電源22からバックアップ電源40に入力される電圧を検出する。電圧センサ47の検出結果は、制御装置46に取得される。
電流センサ48は、第2電源41に直列接続されている。電流センサ48は、第1変換部44から第2電源41に流れる充電電流と、第2電源41から第2変換部45に流れる放電電流を検出する。電流センサ48の検出結果は、制御装置46に取得される。
駆動回路60は、制御装置46を駆動させるための回路である。駆動回路60は、内部電源61と、3つのスイッチング素子62,65,71と、2つのダイオード63,64と、3つのゲートソース間抵抗66,69,72と、3つのツェナーダイオード67,70,73と、2つの抵抗68,74と、を備える。
バッテリ21の正極とスタートスイッチSWは接続されている。スタートスイッチSWには、スイッチング素子62とダイオード63とを介して内部電源61が接続されている。ダイオード63のアノードは、スタートスイッチSWに接続されている。スイッチング素子62としては、pチャネルのMOSFETが用いられている。
スイッチング素子62のソースは、ダイオード63のカソードに接続されている。スイッチング素子62のソースは、ダイオード64を介して第2変換部45におけるスイッチング素子Q3のドレインに接続されている。ダイオード64のアノードはスイッチング素子Q3のドレインに接続されており、ダイオード64のカソードはスイッチング素子62のソースに接続されている。スイッチング素子62のドレインは内部電源61に接続されている。スイッチング素子62のゲートとスイッチング素子62のソースとの間には、ゲートソース間抵抗66と、ツェナーダイオード67とが設けられている。スイッチング素子62のゲートは、抵抗68とスイッチング素子65との直列回路を介してグランドに接続されている。
スイッチング素子として65は、nチャネルのMOSFETが用いられている。スイッチング素子65のドレインは、抵抗68を介してスイッチング素子62のゲートに接続されている。スイッチング素子65のソースは、グランドに接続されている。スイッチング素子65のゲートとスイッチング素子65のソースとの間には、ゲートソース間抵抗69と、ツェナーダイオード70とが設けられている。スイッチング素子65のゲートは、抵抗74を介してスタートスイッチSWに接続されている。
スイッチング素子65のドレインと抵抗68との間は、スイッチング素子71を介してグランドに接続されている。スイッチング素子71としては、nチャネルのMOSFETが用いられている。スイッチング素子71のドレインは、スイッチング素子65のドレインと抵抗68との間に接続されている。スイッチング素子71のソースは、グランドに接続されている。スイッチング素子71のゲートとスイッチング素子71のソースとの間には、ゲートソース間抵抗72と、ツェナーダイオード73とが設けられている。スイッチング素子71のゲートは、制御装置46に接続されている。
内部電源61は、制御装置46に接続されている。内部電源61は、入力された電圧を降圧して制御装置46に出力可能である。本実施形態において、内部電源61は5[V]の出力電圧を制御装置46に出力する。制御装置46は、内部電源61から供給される電力によって駆動される。
スタートスイッチSWがオンされると、スイッチング素子65がオンとなり、これに伴いスイッチング素子62がオンされる。スイッチング素子62がオンされることで、バッテリ21から内部電源61に電力が供給される。内部電源61は、バッテリ21から入力された電圧を降圧して制御装置46に出力する。これにより、制御装置46が駆動する。また、バッテリ21から内部電源61までの経路に故障が生じた場合など、バッテリ21から内部電源61に電力が供給できなくなった場合、第2変換部45から内部電源61に電力が供給される。内部電源61は、第2変換部45から入力された電圧を降圧して制御装置46に出力する。このように、バッテリ21及び第2変換部45の両方から内部電源61に電力を供給可能にすることで、バックアップ電源40の冗長性を高めている。
制御装置46は、CPUやGPU等のプロセッサと、RAM及びROM等の記憶部と、を備える。記憶部には、バックアップ電源40を動作させるためのプログラムが記憶されている。記憶部は、処理をプロセッサに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納しているといえる。記憶部、すなわち、コンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。制御装置46は、ASIC:Application Specific Integrated CircuitやFPGA:Field Programmable Gate Array等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。処理回路である制御装置46は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。また、車両10は、制御装置46が読み取り可能な補助記憶装置を備えていてもよく、補助記憶装置に各種プログラムが記憶されていてもよい。
制御装置46は、車両用の通信プロトコルを用いて、ECU80と情報の送受信を行うことが可能である。
制御装置46は、電力用スイッチング素子42,43、第1変換部44のスイッチング素子Q1,Q2、第2変換部45のスイッチング素子Q3,Q4、及び駆動回路60のスイッチング素子71のオンとオフとを切り替えることができる。
制御装置46は、第2電源41の充電率を推定する。第2電源41の充電率は、電流積算法により推定される。制御装置46は、第2電源41の充放電が開始されると、第2電源41の充放電電流と所定周期との積を所定周期毎に積算することで第2電源41の容量の変化量[Ah]を算出する。第2電源41の充放電電流は、電流センサ48により検出される。制御装置46は、第2電源41の容量の変化量を第2電源41の満充電容量[Ah]で除算することで第2電源41の充電率の変化量を算出する。制御装置46は、第2電源41の充放電前の充電率に算出した充電率の変化量を加算、あるいは、減算することで第2電源41の充電率を推定する。なお、第2電源41の充電率は、第2電源41の開回路電圧と充電率との相関から推定してもよい。
制御装置46は、第2電源41の充電率が予め定められた閾値未満になると、第1変換部44のスイッチング素子Q1,Q2をスイッチングさせることで、第1電源22から入力された電圧を降圧させる。第1変換部44から出力される電力によって第2電源41は充電される。閾値としては、第2電源41の充電率が過剰に低くならないように設定されている。
制御装置46は、第2変換部45のスイッチング素子Q3,Q4をスイッチングさせることで、第2電源41から入力された電圧を昇圧させる。
制御装置46は、第1電源22に異常が生じているか否かを判定する。制御装置46は、電圧センサ47の検出結果から、バックアップ電源40に入力される入力電圧が過剰に低くなったり、入力電圧が過剰に高くなった場合に第1電源22に異常が生じていると判定する。例えば、入力電圧には下限閾値と、上限閾値とが設定されており、制御装置46は入力電圧が下限閾値を下回った場合には入力電圧が過剰に低くなったと判定する。また、制御装置46は入力電圧が上限閾値を上回った場合には入力電圧が過剰に高くなったと判定する。下限閾値と上限閾値は、第1電源22が正常な場合の入力電圧の範囲から定められる。
制御装置46は、第1電源22に異常が生じていると判定すると、2つの電力用スイッチング素子42,43の両方をオフすることで、第1電源22から補機30への電力供給を遮断する。電力用スイッチング素子42,43がオフされると、第2変換部45から補機30に電力が供給される。また、電力ラインL10の故障などにより、第1電源22が失陥した場合であっても、同様に第2変換部45から補機30に電力が供給される。このように、バックアップ電源40は、第1電源22が失陥した場合であっても第2電源41の電力により補機30を駆動できるようにすることで、第1電源22が失陥した場合であっても自動運転を継続できるように設けられている。
制御装置46は、車両10の自動運転の開始を契機として、第2変換部45を駆動させる。制御装置46は、駆動制御部として機能している。以下、詳細に説明を行う。
図2に示すように、車両10が停止状態の場合、バックアップ電源40はオフである。なお、図2では、車両10の停止状態をOFF、車両10の起動状態をONで示している。バックアップ電源40のオフとは、制御装置46に電力が供給されていない状態である。バックアップ電源40のオンとは、制御装置46に電力が供給されることで、制御装置46によりスイッチング素子Q1,Q2のスイッチングなどを行うことができる状態である。
時刻T1で車両10が起動状態になると、バックアップ電源40がオンになる。
車両10が起動状態になった後、時刻T2で操作部81の操作により自動運転がオンになると、制御装置46は自動運転のオンを契機として第2変換部45のスイッチング素子Q3,Q4をスイッチングして、第2変換部45を駆動させる。制御装置46は、時刻T1で車両10が起動状態になってから、時刻T2で自動運転がオンになるまで、第2変換部45を駆動させない。なお、制御装置46は、ECU80との通信による情報の送受信により自動運転がオンにされたことを認識可能である。第2変換部45の駆動は、車両10の自動運転の開始を契機として行われればよく、自動運転のオンを検出した時点で第2変換部45を駆動してもよいし、自動運転のオンを検出してから所定時間経過後に第2変換部45を駆動してもよい。
制御装置46は、車両10の自動運転がオンにされている間、第2変換部45を継続して駆動させる。制御装置46は、時刻T3で車両10の自動運転がオフにされると、これを契機として第2変換部45の駆動を停止させる。第2変換部45は、自動運転のオンとオフとの切り替えに依存して駆動と駆動の停止が切り替えられるといえる。
制御装置46は、時刻T4で車両10が停止状態にされると、バックアップ電源40をオフにする。バックアップ電源40のオフは、制御装置46がスイッチング素子71をオンにすることで行われる。スイッチング素子71がオンになると、スイッチング素子62がオフになる。これにより、バックアップ電源40がオフされる。
第1実施形態の作用について説明する。
制御装置46は、自動運転が開始されることを契機として、第2変換部45を駆動させる。これにより、自動運転が開始されると、第2変換部45から電力ラインL10に第1電源22の出力電圧よりも低い電圧が出力されている状態が維持される。第2変換部45から出力される電圧は、第1電源22の出力電圧より低いため、第1電源22が失陥していない場合、第2変換部45からの電力は補機30に供給されない。これにより、第2電源41の電力が消費されることを抑えている。第1電源22が失陥した場合には、第1電源22の出力電圧が電力ラインL10に加わらなくなり、第2変換部45から補機30に電力が供給される。第1電源22が失陥する前から第2変換部45を駆動しておき、第1電源22との電圧差によって第2電源41から補機30への電力の供給を制限することで、第2電源41の電力消費を抑えつつ、第1電源22の失陥時に第2電源41から補機30への電力供給を行うことができる。
第1実施形態の効果について説明する。
(1-1)制御装置46は、自動運転の開始を契機として第2変換部45を駆動させる。第1電源22の失陥を契機として第2変換部45を駆動させた場合、第1電源22の失陥から第2変換部45を駆動させるまでの間は、補機30への電力供給が途絶えるおそれがある。これに対し、自動運転の開始を契機として第2変換部45を駆動させることで、第1電源22の失陥を契機として第2変換部45を駆動させる場合に比べて、第1電源22の失陥時に逸早く第2電源41から補機30への電力供給を行うことができる。第1電源22が失陥しても、補機30への電力供給が途絶えにくく、自動運転を継続させることができる。
(1-2)制御装置46は、自動運転の開始を契機として第2変換部45を駆動させる。車両10が起動状態にされたことを契機として第2変換部45を駆動させる場合であっても、第1電源22の失陥時に逸早く第2電源41から補機30への電力供給を行うことができる。しかしながら、第2変換部45を駆動させている間は、第2変換部45を駆動させるための電力を消費する。自動運転の開始を契機として第2変換部45を駆動させることで、車両10が起動状態にされたことを契機として第2変換部45を駆動させる場合に比べて第2変換部45を駆動させるための電力の消費を抑えられる。
(第2実施形態)
以下、バックアップ電源の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第2実施形態のバックアップ電源40は、自動運転車両に搭載されていてもよいし、自動運転車両とは異なる車両、即ち、搭乗者により運転される車両に搭載されていてもよい。第2実施形態のバックアップ電源40では、2つの電力用スイッチング素子42,43として、ノーマリーオフのスイッチング素子が用いられる。バックアップ電源40を介して第1電源22に接続される補機30としては、例えば、カーナビゲーションシステムが挙げられる。第2実施形態のバックアップ電源40は、上記した点を除いて、第1実施形態と同様のハードウェア構成を備える。
図3に示すように、制御装置46は、時刻T11での補機30の駆動を契機として、電力用スイッチング素子42,43をオンにする。補機30は、例えば、スタートスイッチSWのオンにより駆動される。スタートスイッチSWがオンされると、内部電源61から制御装置46に電力が供給される。制御装置46に電力が供給されると、制御装置46は、補機30の駆動が開始されたと認識できる。制御装置46は、内部電源61からの電力供給による駆動に伴い、電力用スイッチング素子42,43をオンにする。また、車両10が補機30の駆動と駆動停止を制御する制御装置を備えている場合、当該制御装置との情報の送受信により制御装置46は補機30の駆動を検出してもよい。なお、電力用スイッチング素子42,43のオンは、補機30の駆動開始を契機として行われればよく、補機30の駆動開始と同時に行われてもよいし、補機30の駆動開始から所定時間経過後に行われてもよい。
制御装置46は、時刻T11よりも遅い時刻である時刻T12に、第2変換部45を駆動させる。制御装置46は、電力用スイッチング素子42,43をオンにした後に第2変換部45を駆動させるといえる。時刻T11から時刻T12までの時間は、補機30が駆動されてから、車両の走行が開始されるまでに第2変換部45を駆動できるように設定される。時刻T13で補機30の駆動が停止されると、電力用スイッチング素子42,43はオフにされ、第2変換部45の駆動は停止される。
第2実施形態の効果について説明する。
(2-1)補機30の駆動が開始されることを契機として、電力用スイッチング素子42,43がオンにされ、その後、第2変換部45が駆動される。第2変換部45から電力ラインL10に第1電源22の出力電圧よりも低い電圧が出力されている状態が維持される。第2変換部45から出力される電圧は、第1電源22の出力電圧より低いため、第1電源22が失陥していない場合、第2変換部45からの電力は補機30に供給されない。第1電源22が失陥した場合には、第1電源22の出力電圧が電力ラインL10に加わらなくなり、第2変換部45から補機30に電力が供給されるようになる。第1電源22の失陥を契機として第2変換部45を駆動させる場合に比べて、第1電源22の失陥時に逸早く第2電源41から補機30への電力供給を行うことができる。
(2-2)制御装置46は、電力用スイッチング素子42,43をオンにした後に第2変換部45を駆動している。仮に、電力用スイッチング素子42,43をオンにする前に第2変換部45を駆動させた場合、第2変換部45からの電力が補機30に供給されることで、第2電源41の電力が消費される。これに対し、電力用スイッチング素子42,43をオンにした後に第2変換部45を駆動すると、電力ラインL10には第1電源22の出力電力が印加されるため、第2変換部45を駆動しても、第2変換部45からの電力が補機30に供給されない。第2電源41は、第1電源22の失陥時に用いられる電源であるため、極力、第2電源41の電力消費を抑えることが好ましい。電力用スイッチング素子42,43をオンにした後に第2変換部45を駆動させることで、第2電源41の消費電力を抑えることができ、第1電源22の失陥時に第2電源41の残容量が不足することを抑制できる。
実施形態は、以下のように変更して実施することができる。実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○各実施形態において、車両10は、第1電源22として、DC/DCコンバータ20及びバッテリ21のいずれかを備えていてもよい。また、車両10は、第1電源22として、DC/DCコンバータ20及びバッテリ21に加えて、別の電源を備えていてもよい。
○各実施形態において、電力用スイッチング素子42,43として、寄生ダイオードDを備えないスイッチング素子、即ち、MOSFET以外のスイッチング素子を用いる場合、電力用スイッチング素子は1つであってもよい。
○各実施形態において、制御装置46は、内部電源61以外からの電力供給によって駆動するようにしてもよい。
○各実施形態において、第2電源41の出力する電圧は、第1電源22の出力電圧以上であってもよい。この場合、第2変換部45として、昇圧回路に代えて降圧回路を用いる。電力変換部としての第2変換部45は、第2電源41の電圧を降圧させて、電力ラインL10に第1電源22の出力電圧よりも低い電圧を出力する。また、第2電源41の出力する電圧が第1電源22の出力電圧以上の場合、第1変換部44として昇圧回路を用いる。
○各実施形態において、第1変換部44及び第2変換部45の両方を降圧回路にしてもよい。
○各実施形態において、第2電源41として、一次電池を用いてもよい。
○各実施形態において、制御装置46によって行われる各種処理は、複数の制御装置によって行われてもよい。例えば、第2電源41の充電率の推定を行う制御装置と、第1電源22の異常を検出する制御装置と、電力用スイッチング素子42,43のオンとオフとを切り替える制御装置とは別々の装置であってもよい。即ち、制御装置46は、複数の制御装置を含むユニットであってもよい。
○第1実施形態において、制御装置46は、車両10が停止状態にされたことを契機として第2変換部45の駆動を停止してもよい。
○第1実施形態において、制御装置46は、車両10が停止状態にされたことを契機として電力用スイッチング素子42,43をオフにし、かつ、第2変換部45の駆動を停止してもよい。
○各実施形態において、バックアップ電源40は、少なくとも、電力ラインL10と、電力用スイッチング素子42,43と、第2電源41と、第2変換部45と、制御装置46と、を備えていればよく、第1変換部44や駆動回路60は省略してもよい。
10…車両、22…第1電源、30…補機、40…バックアップ電源、41…第2電源、42,43…電力用スイッチング素子、45…電力変換部としての第2変換部、46…駆動制御部としての制御装置。

Claims (2)

  1. 自動運転車両に搭載されるバックアップ電源であって、
    前記自動運転車両に搭載された第1電源の電力を補機に供給する電力ラインと、
    第2電源と、
    前記第2電源の電力を変換して、前記電力ラインに前記第1電源の出力電圧よりも低い電圧を出力する電力変換部と、
    前記自動運転車両の自動運転の開始を契機として、前記電力変換部を駆動させる駆動制御部と、を備え
    前記電力変換部は、前記第1電源が失陥しているか否かに関わらず前記自動運転がされている場合は継続して駆動されるバックアップ電源。
  2. 車両に搭載されるバックアップ電源であって、
    前記車両に搭載された第1電源の電力を補機に供給する電力ラインと、
    前記電力ラインに設けられており、前記第1電源から前記補機への電力の供給と遮断を切り替える電力用スイッチング素子と、
    第2電源と、
    前記第2電源の電力を変換して、前記電力ラインに前記第1電源の出力電圧よりも低い電圧を出力する電力変換部と、
    前記補機の駆動が開始されることを契機として前記電力用スイッチング素子をオンにし、前記電力用スイッチング素子をオンにした後に前記電力変換部を駆動させる駆動制御部と、を備え
    前記電力変換部は、前記第1電源が失陥しているか否かに関わらず前記補機が駆動されている場合は継続して駆動されるバックアップ電源。
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